2001 0915-


0930 Sun.

土曜のペーパートレードセミナー

今日でペーパートレードセミナーは終了。

今回はペーパートレードがはじめてという方も多く、この9日間である程度の成果を上げるため、タイミングや読み方を実演しながら説明するというカリキュラムを大幅に増やした。

昨日の執行の記録を見ると・・

番号 2 と 3 は神風ギャッププレイの説明のためのプレイを実演。

プロセスを話しながらなので、エントリーが少し遅れているけれど。(笑)

 


番号 4 からは、30分ギャッププレイの実況付きサンプルトレード

同じデータなので、毎日違う銘柄を選んでいるが、今日はORCL。

3分チャート

緑のマークの位置で1000株を買い。

赤いマークの位置でまず500株を売り。

上昇しないことを確認して、すぐに残り500株を売っているのがわかる。

売りのマークの位置は、わかりやすいように、ずらしてある。


1分チャート

これは上のトレードを、1分チャートで見たもの。

 


で次に、2分後に AMCC がちょうどいいタイミングだったので、エントリー。

エントリーの理由とタイミングの解説付きのため、喋りながらだから、なんとなくやたら忙しい。(笑)


上級プレイ

午後は、自習というか各自がそれぞれ銘柄を選択し、テーマを決めてのペーパートレード。

そして、WEBを編集しながら、チラチラとチャートを見ながら、ちょっと上級プレイをやってみた。
 


ローソク足の組み合わせだけを見てのトレード。

水平線は、エントリーの値段を表示しているだけで、抵抗線の役割はない。

どういうプレイかということだが、抵抗線を見てトレードをしているのではないというのがヒント。

エントリーの理由と仕組みがわかれば、あなたは上級トレーダー。
 



反転するかどうかは、途中の赤い水平線のレジスタンスを、上へ抜かないので、ホールド。

理由もないのに、恐怖感から脱出してはいけない。

脱出は3分のローソク足3本分待っていることがわかるはず。

1分足だと、10本目の位置で買い戻している。

こういうプレイを組み合わせると、トレードのチャンスが増える。

 

セミナーでは、確実性の高いパターンがどういうものかという例を、できるだけたくさん見ていただいている。

自分の目で見て、その感触をつかむことが大事だ。

私だけがわかっても仕方ないからね。(笑)

参加者の方からの質問は、とても参考になる。

こちらとしては、すでにわかっているから(あたりまえだが・・)、一度説明したものは、みなさんもわかっているという前提で進めている。

だが、どの程度わかっているかによって、その後のものが身につく度合いが全く違うから、人それぞれ。

レベルを分けてセミナーをするというアイデアもあるが、問題はクラス分けをしても、開催できるだけの人数が集まるかどうかだ。

日本では、メジャーなトレード方法ではないからねえ。

 

セミナーの内容が、日本株のトレードにも十分に有効だということが、手ごたえとして感じるようになってきたのは、参加者の皆さんからのフィードバックのおかげだ。

受講者専用の掲示板をみると、あるクラスでは、まるで日本株の掲示板のようになっている。(笑)

セミナーでも、今回はかなり積極的に質問をしてくださるので、参加者の方の理解度を知る上で大いに役に立っている。

 

 

0929 Sat.

マージン規制変更の最新情報

マージンを使用したトレードについての詳細です。


資金が2万5,000ドル以下の場合: 選択肢は2つ。

@キャッシュ口座

バイイングパワーは資金の1倍

(例:資金が2万ドルの場合、購買力も2万ドル)

キャッシュ口座はマージンを全く使えないため、ショート(空売り)はできない。

購買力を超えない限り、無制限回数でイントラデイトレードができる。

(5営業日内4回以内、のような制限はなし)

 

Aマージン口座

バイイングパワーは資金の2倍

(例:資金が2万ドルの場合、購買力は4万ドル)

ショートは可能だが、マージンを使ってのイントラデイトレードはできない。

もしマージンを使ってイントラデイをした場合、その時点でマージンコールを受ける。

必ず1晩以上保有する必要がある。

保有期間が1日以上であれば、何度でもトレード可能。


上記の選択は、自分で設定するのではなく、RealTickという専用のソフトが自動的に分別する。

ご質問等などは、直接ご自分のブローカーまでお問い合わせください。

 

ペーパートレードセミナー > 7日目/全行程9日

最初は神風ギャップの銘柄選定のプロセスをリアルタイムで練習。

やはり慣れないと、少し難しいようで、まずはソフトの使い方を完全に把握するということが前提条件になる。

このソフトを使ったことのないという初めての方は、操作に戸惑っていらっしゃるようだ。

だが、7日続けて練習すると、だんだんできるようになるもので、何事も努力の積み重ねということだな。

神風の練習が終わると、ページを切り替えて、30分ギャッププレイの練習。

毎日銘柄を変えて、勝率のいいパターンを見つける練習だ。

そして午後は、抵抗線プレイの練習。

私が何銘柄か候補を挙げて、実況をやりながらエントリー。

次がそのサンプル。

3分チャート

下値抵抗線、つまりサポートを切るところでショートをかけるという例だ。

この例では、JDSUのマイナーサポートを利用している。

その後のレベル2の読み方や、違うタイムフレームをどう使うのかといったことを喋りながらだから、同じ銘柄を見ていれば、詳細がわかるというわけだ。

下のチャートは上の銘柄の同じ時間帯の1分チャート。



1分チャート

 

これは現在テスト中のプレイ。

3分チャート

赤いラインは、抵抗線ではない。

エントリーした値段。

 

1分チャート

これは抵抗線つまりサポートやレジスタンスは基本的に関係がない、いわゆる上級プレイだ。

昨日は2銘柄を実際にテスト。

両銘柄とも、うまくいったが、細かいところのルールを、もう少し詰める必要ありだな。

ショートしたタイミングや脱出したタイミング、それに値段は皆さんに告知?しながらだったが、「どうしてエントリーしたんですか?」という質問には、「まだお答えできません」というわけで、もう少し待ってください。

このプレイはエントリーする頻度が多いのが特徴だ。

だが、信頼性のテストを1千例以上は続けないと、正式採用とはならないのだ。

まあ自分だけがプレイするには、別に信頼性が低くても自分が損をするだけだから一向に構わないけれど、公開するとなるとそうはいかないからね。

理論的に大多数の人が納得できるロジックを持つ必要があるわけだし、さらに実際のマーケットで執行して、勝率が相当高くなければならない。

このように、理屈がわかると、自分でプレイを開発できるのが、こうしたトレード方法の楽しいところだ。

動くデータで検証できるから、いろいろ試してみるというのもアイデアだ。

オーダーメイドのプレイができればそれだけ、トレードが楽しくなるし、自分のプレイを見つけるというのは、とても勉強になるからね。


 

0928 Fri.

TV東京12チャンネル「週間経済王」明日放映

延び延びになっていた、放映が決まったようです。

今週の土曜日午前10時半からの予定だそうです。

ディレクタ−のO氏から次のようなメールをいただいたので、大丈夫だと思います。

ご連絡が遅くなりました。

現段階では、今度こそ、本当に、よほどのことがない限り(朝起きたら空爆だったとか)土曜日放送予定、するつもり、絶対やりますという気持ちだけはあります。

まぁ、今のところ大丈夫だとは思います。

取材のご依頼をしてから一ヶ月以上たち、心苦しい限りですが、ようやく日の目を見ることができそうです。

内容については、当事者としていろいろご意見もあろうかと思いますので、ご覧になった後、遠慮なくご指摘下さい。

私としては、できるだけ、セミナーの趣旨に則った形で創ったつもりなのですが・・・。

セミナー期間中だと思います。

ご自愛を。

時の経つのは早いもので、取材を受けたのは、まだ暑いときだったので随分昔のような気がします。

多分前に乗っていた自転車が登場するはず。

撮ったらよくなかったので「没」!ということになっていなければのハナシですが・・ははは。

ブッシュさん、今週は空爆をしないでくださーい。m(_ _)m

 

10月セミナー募集開始

まだ9月のセミナーが終わっていないうちから、10月セミナーはいつか?というメールをいただいていたので、早くアップしなければとは思っていたのですが、いろいろスケジュール調整などがあって、今日ようやくここで、告知することができました。

セミナーに関してですが、8月のセミナーくらいから、参加者の方のプロフィールが少し変わってきているようです。

早期退職の方や、現在無職という方の比率が多くなってきているのは、現在の雇用情勢の変化の現われでしょうか。

また、職種も客室乗務員の女性の方や、プロの日本株とレーダーの方など、以前では見られなかった職種の方が増えているようで、より広範囲な職業層に、ダイレクトアクセストレードが、じわじわと浸透しているようです。

さらに日本株の世界からも、一般の方がかなり多く、参加されています。

セミナーのメソッドは、基本的にトレードをする人間の心理に基づいた部分がかなり比重を占めているため、日本株のトレードにもとても効果があるようです。

買ってから値段が下がれば、言葉・肌の色・国籍に関係なく、恐怖心にとらわれますから、まあ当然といえば当然なのですけどね。

最近では一般的なトレード手法に加え、日本から米国マーケットでトレードをするという時差や、熟練度についてかなり考察したうえでのメソッドに変えています。

ですからより具体的な方法として、ギャップを徹底的に利用した、いわゆるプロの「ギャッパー」達がよく使う方法をモディファイした、いわゆるカスタムメイクのトレード手法2パターン を徹底的に検証しながら、トレードの基礎を学んでいただけるようなカリキュラムにしてあります。

こうしたことも、最近ではセミナー初日に懇親会を開いて、皆さんからいろいろな忌憚のない意見を聞けるからで、いいかえれば、幹事をしていただいているTさんや、受講者の皆さんからのご意見 が、セミナーの内容を、参加者の方にとって、うんと身近なものにしているのだと思います。

おかげさまで、参加者の方をはじめとして、TV局やメディア関係の方からも、とても高い評価をいただいているようで、嬉しい限りです。

今回もペーパートレードでは、参加者の方にトレードされた銘柄のエントリーポイントやその理由を、みなさんの前で、プロジェクターを通したチャート上で発表していただいていますが、ホント人様々。

どういうアイデアを使って、どんなプレイでトレードするのかが、考え方によって大きく違うわけですから、ある意味では小説を読むよりうんと面白い。

役得というか、大いに楽しませていただいています。

 

 

0927 Thurs.

セミナー中盤

昨日は前日と違う銘柄で30分ギャッププレイのサンプルトレードを受講生の方に解説付きで実施。

その前に、神風ギャップをみんな揃ってエントリーする練習。

このプレイはかなり忙しいけれど、最初の3分間で、まず落ち着いてアクションを起こすことことに集中できるかどうかだ。

そのためにはソフトの使い方に習熟することと、絶対的な自信を持ってプレイできるように、自分を鍛えてあるかどうかだ。

最初の10分間で銘柄を何段階かに分けて、スクリーニング。

これができれば、あとはそれほど難しくはない。

何よりも、反対方向へ動く銘柄をつかんでしまうリスクが、非常に低いことが特徴だ。

 

さて30分ギャッププレイ実演銘柄と、そのエントリーと脱出ポイントは以下のとおり。


グリーンのマークが、買いのポイントで $59.96。

赤いマークが500株ずつ売却したポイント。

値段は、$62.13 と $63.30 。

これは最もベーシックな方法だ。

 

1分チャートで見ると・・

最初にナローレンジになったところで、まず、半分売却しているのがわかるはずだ。

レベル2も見ながら、どうすればベストなポイントで売却できるかの、考え方と、チャートの見方を解説しながらのトレードだったが、すべてセオリーどおり淡々と実行。

利益は、手数料を引いて約1700ドル。(20万円弱)

所要時間は、約18分。

 

乱高下気味のマーケットであっても、方向感のわからないマーケットであっても、相当高い確率で、獲れるのがこの方法の際立った特長だ。

もちろん理論的にも、信頼性の高いロジックだから、日本からトレードを希望されるセミナー参加者の方には、最適のトレード方法のうちのひとつだろう。

 

 

0926 Wed.

GT 5.0 ロードインプレッション

新しい自転車には大分慣れてきた。

今日途中で、同じグレードの同じカラーのGTが止めてあるのを、偶然にも発見。

しかしタイアのカラーリングが違うから、全く印象が違っていたなあ・・

最初ドライビングポジションの違いに驚いたのだけれど、数日も乗ると全く違和感がなくなった。

しばらくこのGTに乗ってから、先日新しい乗り手に引き渡すため、古い自転車のGIANTに乗る機会があったのだけれど、まず剛性が非常に高いというのが印象的だった。

さらに、サスペンションが路面の凸凹を非常に効果的に吸収しているのが、サスペンションなしの自転車に乗ると、とてもよくわかる。

また、変速機のタッチが値段相応に洗練されているのが乗り比べると、よくわかる。

ただ、この変速機なのだが、前のと今度のとでは、シフトアップ・ダウンが全く逆でこれには参った。

前のは、人差し指がシフトダウンで親指がシフトアップ。

今度のは、人差し指がシフトアップで親指がシフトダウン。

まあこれは数日で慣れたけど、チャートのアップダウンの色が違うとパニックになるのと同じで、とっさの場合は必ず間違う。(笑)

しかし人間の順応力とは、すごいもので、すぐに慣れてしまった。ははは。

細かいところをいえば、サビが出るようなクロ−ムメッキのパーツが皆無に近いので精神衛生には大変よろしい。

ビスナットの類は、防錆剤を綿棒で塗っておけばOK。

前の自転車の5倍の値段するわけだから、乗り味にも価格差があって当然なのだけれど、これだけ違うのなら、最初からいいのを買っておけばよかったかなと、ふと思ったりもする。

だが考えてみれば、前の自転車での経験があるから、今度の自転車のよさがわかるわけで、ステップアップというのは、人間の学習能力を磨くためには必要なことなんだな。

免許を取っていきなりフェラーリを買っても、ネコに小判、豚に真珠、馬の耳に念仏ということ。

漕いでもあまり暑くなくないといういい季節になってきたし、セミナーが終わったら、少し他のエリアへ足を伸ばしてみようと思う。

 

 

0925 Tues.

ペーパートレードセミナー4日目

今回のペーパートレードセミナーは、連日秋晴れの素晴らしい天気が続いている。

今回、最新の情報を使用してのペーパートレードの予定が、米国無差別同時テロによるマーケットの混乱で、以前と同じデータを使用してのセミナーとなってしまった。

以前のデータを使ったペーパートレードの参加者は、今回皆無だったので、全く問題なく少しヤレヤレ。(笑)

今回は終わる時間少し前に、時間があったので、スカルピングの実演をしたが、久しぶりに楽しかった。

昔を思い出すなあ・・

だが私だって昔よりは進歩しているのだ。

今回のはローソク足の組み合わせを利用した、いわゆる上級プレイの応用によるスカルピング。

マーケット開始直後は、神風プレイの手順を説明しながらみんなで、渡れば怖くないの実践で、「せーのー」と一緒にエントリー。

手数料を指し引いて +875ドル

脱出ポイントの探し方について、1分チャートと、レベル2の見方を解説しながらこれもタイミングを話しながら、脱出の練習。

百聞は一見にしかず

実際にやってみるのが一番よくわかる。

そのあと、すぐに30分ギャッププレイへ移行。

上がりそうな銘柄を見つけ、何故それがいいのかを説明。

その後実際にエントリー。

TYPE

QTY

SYM

PRICE

TIME

Buy

1000

ORCL

17.17

20:43:52

Sell

500

ORCL

17.59

20:49:23

Sell

500

ORCL

17.44

20:51:02

Buy

1000

MSFT

68.28

21:07:05

Sell

500

MSFT

68.9

21:12:06

Sell

500

MSFT

68.7

21:13:39

サーバーがシカゴにあるため、時間はシカゴタイムになっているようだ。

ORCL +275ドル(手数料差し引き)所要時間約6分

MSFT +450ドル(手数料差し引き)所要時間約6分

2種類のギャッププレイの合計は 1600ドル。

1時間かからずに 18万円の収入は悪くないはず。

セオリーにしたがい、ルールを守れば結果はついてくる。

至って当たり前のことなのだけれど、欲やエゴ、恐怖などといった人間の持つ煩悩が邪魔をする。

この煩悩に打ち勝つためには、正しいメソッドに従い、情熱を持って繰り返し訓練をすることだ。

 

 

0924 Mon.

パターンデイトレーダー対象のマージン規制最新情報

パターンデイトレーダーを対象としたマージン規制が9月28日より変更されることは先日ここでも書きましたが、それに伴い RealTick は最新版へとアップグレードされました。

古いリアルティックを起動すると、新しいバージョンへ更新するように、自動的にメッセージが出ます。

改正案が実施される9月28日までに、最新バージョン(RealTick7.4)をダウンロードしてセットアップしておくことを、お勧めします。

最新バージョンがダウンロードされていない場合、たとえ資金が2万5,000 ドル以上あったとしても、全てキャッシュトレードへと強制的設定されてしまいますからご注意ください。

http://www.realtick.com/support/download_center.asp

上記の場所から、最新バージョンのRealTick7.4をダウンロードすることができます。

ダイレクトアクセストレードのすべて

最新バージョン Real Tick Ver.7.4のダウンロード
 

も最新のものがダウンロードできるよう、最新情報へアップデートしました。

詳細は、お使いのブローカーへ直接お問い合わせください。

 

 

0923 Sun.

秋の足音

昨日はとても涼しい一日だった。

セミナー初日が無事終了してから、セミナー参加者の皆さんと懇親会。

食事が終わってから有志とバーで一杯。

腹一杯だったので、あまり飲めなかったが・・

酒は少し空きっ腹の方がうまい。

当然いろいろな話が飛び出した。

当然トレードの話が多かったのだけれど、音楽の話でも盛り上がり、楽しいひと時を過ごし、10時半頃には散会。

薄着をしてきたため、一杯飲んで帰るときは、寒いくらいだった。

 

今日は朝から、抜けるような青空。

早めに起きて、自転車で公園の脇を抜けて走ると、冷たい空気が心地よい。

 

オフィスへ着いてメールをチェックすると、ロスの鎌田氏から、メールが入っていた。

面白い記事がアップされていたので、早速彼のチョイスにチャートをつけてみた。
 

流れに逆らう7銘柄

相場が悪いと、やはり悲観論者が多くなる。
 
実際の統計、データに裏付けされて得た暗い見通しなら、それはそれで有効な武器になる。
 
例えば、こんな数字が発表されている。
 
1996年に海外からアメリカの株式市場に流れ込んだ金額は、合計で110億ドル。
 
97年が660億ドル、98年は430億ドル、99年には940億ドル、そして2000年は1740億ドルと史上最高になった。
 
もちろん言うまでもなく、これらの海外からの豊富な資金がアメリカのブルマーケットに大きく貢献していたわけだ。
 
ここからが推測となる。
 
テロリストによる世界貿易センターの破壊、そして下げ続ける株式市場といった状況は、はたして外国人投資者の姿勢をどう変えるだろうか。
 
ここが底値とばかり、さらに海外から米国株式市場に資金が流入するだろうか。
 
ほとんどのアナリストは、これからは流出が先行と見ているらしい。
 
当たり前だが、株価が上がるには多量の資金が必要になる。
 
ここで、このキビシイ相場環境の中で、資金が流入している7銘柄を紹介したい。(アルファベット順)


CACI International (CACI): 軍事産業銘柄のひとつとして脚光をあびている。
 
実際の戦闘状況シミュレーターソフトウェアを開発し、ペンタゴンとの契約がある。
 

 


Cholestech (CTEC): 医療機器を開発、製造している会社だが、きのう(金曜)新高値を記録し、買い手に力が入っている。

 


FLIR Systems (FLIR): サーモグラフィー用の、精密なカメラを製造している。
 
熱に敏感に反応して映像化するわけだが、軍事関連銘柄としても人気を集めている。


 
Frontier Oil (FTO): ちょと期待外れのオイル株なのだが、日足を見ると、まだ上値挑戦のエネルギーが残っていそう。
 

 
IlluminetHoldings (ILUM): コミュニケーションサービスに属する銘柄だが、金曜日に見せた反発は、9月7日の高値に向けての行進が始まったかの感がある。

 
Merit Medical Systems (MMSI):特に心臓病患者に使われる、使い捨て医療機器の製造をしている。
 
見事なアップトレンドだ。

 
Pediatrix Med Group (PDX): 赤ちゃん専門の治療施設を経営している会社だ。
 
これもすばらしい上げ基調、10日の高値攻略が目先の課題だ。

 
   
株の基本は、強いものを買い、弱いものを売ることだが、悪環境の中で踏ん張る株は、今日の社会情勢を忠実に反映しているような感じがする。
 
(注: これらの銘柄は買い推薦ではありません。現時点で、流れに逆らっている銘柄の例としての紹介です。)

 みなさん、よい週末をお過ごしください。
 

 

 

0922 Sat.

マウンテンバイクおやじからのメールその3

危機管理意識 安全への認識 自己責任

先日、明石花火見学事故で10人の命が失われた。

幼児を連れた両親そしてご老人たちが寿司詰状態の中にいた。

この事故のすぐあとで、私は自己の安全管理はどうしたのだろうか?と問いかけた。

知り合いの編集女史も「君子危うきに近づかず」の精神が希薄であると指摘した。

管理者側の責任問題を避けて通ることは出来ないが、私は事故が発生するやもしれない場所だという危惧をもたなかった見物客の自己責任を問う。

日本人に危機管理意識が希薄であるということは今までに語り尽くされてきたことだ。

明石の事故もそうである。

昨日、私は実習生とともに32キロのサイクリングをやった。

トレールから道路に出る時やターンをする時に、彼女が前後の確認を怠っているようなので、彼女に聞いたら、確認をしていなかったと応えた。

リーダ―としての私の後についていれば安全だと思ったのだ。

彼女に説明をした。

リーダ―が示すエキスパートな部分は彼女にとっての目安でしかない。

最終的な安全判断は彼女自身がしなければいけない、ということだ。

20分後に同じことを説明した。

再度確認を怠ったからだ。

三度目は大転倒をした。

 

自己責任の自覚認識能力は各自の生活パターンによって異なるものなのだろう。

私の場合、独りでジャングルの中に住むような生活をしているから、危険に関しては敏感で、危険が迫る前に感知して対策を考えている。

大企業に自分の命を託して身を守ろうとする考え方したことは今までにもなかった。

企業には企業の都合があって、歯車のひとつでしかない社員の命運はその都合の内にあることを若年ながら理解できていた。

企業の都合というのは株主に対する責任である。

その責任をマットウする上では工場閉鎖や従業員のレイオフも含まれるし、不要社員のレイオフもある。

企業の命は30年と言われていたが、70年代からアメリカの経済を見ていた私には企業と従業員の関係がギブ・アンド・テイクの関係の上に成立することを具体的なものとして知っていた。

ギブができない社員はテイクすることは許されないのだ。

ギブできない社員にもテイクさせる企業は崩壊する。

共産主義社会の中の企業は国家に支えられてきたから成り立っていたものの、企業自体そのものが国からテイクし続けて国家経済を崩壊させた。

世の中には絶対ということはありえないのである。

絶対の対極にあるものは不確実である。

不確実性へ準備できるか否かは個人の責任である。

究極的には国からも裏切られた華僑やユダヤ人の生き方に自己責任のあり方を学ぶ事ができる。

しかし日本人は、余りにも観念的すぎて、具体性が求められる危機管理の能力に欠ける。

今でも、黒人を悪のバスケットに十羽ヒトカラゲでいれて、善意の黒人の心を傷つけて、キリストのような風貌の白人を奉って挙句の果てに酷い目にあっている。

これは黒人が悪で白人が善人という普遍的な考え方の結果である。

 

 

アメリカ人はレイオフをされても会社を恨むことをしない。

アメリカは共産主義ではないのだ。

不要社員の面倒をみていたら投資家達の利益に反するだけでなく、間違えば企業の屋台骨をおかしくしてしまう。彼らはそのことを良く理解している。

会社からレイオフされた時、自分の力が至らなかったことを自覚する。

そして次の勤め先で至らなかった点を改める。

アメリカでは、企業の買収や合併そして倒産が日常茶飯事である。

その度に職を失う可能性が高まることを自覚している。

その為にも、彼らは従業員としてのプロに徹する。

彼らは勤め先の悪口や上司の悪口を言わない。

陰口が間違って経営者の耳に届けば即刻職を失う事を知っているからだ。

それも自己責任のうちだ。

その点、日本のサラリーマン諸氏は会社の悪口を肴に酒を飲むことが多い。

勤め先がそこまで厭ならば辞めればいい。

今辞めないのなら、会社に良いアピールができるような仕事ぶりに変身すべきなのだ。

それが自己責任というものである。

こんな甘さが彼らの自己責任能力を低下させている。

 

話し合いで解決? 寝ボケている場合じゃない!

読書オンリーで世界を知った平和論には現実性がゼロ
 

読書Onlyで世界や哲学を知ったつもりになっているだけで、見聞度が極めて低い知識人たちが日本に蔓延しています。

彼らが、愛、平和、だなんて絵空事の理想論だけをぶちあげて、話し合いで解決を!だなんて主張しています。

僕の知り合いの高名な経験社会学者は、このような人たちのことを知的マスターベーターと呼んで毛嫌いしています。

僕は、この三月に、この社会学者にともなってアンデス山脈からアマゾンジャングルまで旅をしてきました。

そして二人とも、ジャングルの子供たちの里親になる約束をしてきたのです。子供たちの両親から頼まれたものでした。

アマゾン、それもペルーとの国境近くでは今までにも何人もの人たちが殺されています。

両親が死ねば子供達は、奴隷として搾取される人生を送ることになるか、殺されて臓器密売されるという結果になるから両親たちは真剣です。

僕は中南米をオートバイで制覇した後、シルクロードも走る計画を持っておりました。

コロンビアが怖い、と僕の事務所のおとなりさんのアフガニスタン人に言いました。

昨年の会話です。

確か、キリギスから彼の従兄弟が移住してきた時のことでした。

二人ともシルクロードだけはやめておけ、と言いました。

幾らコロンビアが怖いとは言っても、コロンビアの怖さは麻薬組織が反米軍事勢力となっているからだけのこと、しかし西アジアから中近東にかけて、特にアフガニスタンあたりは、生まれて成人するまで遊びが人殺しという殺戮が日常の出来事の人生を送っている集団が山賊をやっている。

コロンビアの危険度はアフガニスタンに比べたら幼稚園のようなものだ。

こんな風に言われました。

確かに、コロンビアは危険だけれど、コロンビアの麻薬集団は国際テロ活動はしない。

失うものを持たないテロリストたちには、銃を使うことだけが人生だったのです。

彼らの得意技は銃を使った殺人であり、テロ攻撃をすることです。

そんなことに満足感を得ている狂気集団なのです。

我々とは価値観を隔てています。

 



アフガニスタンに内戦があった頃は、反対勢力と戦って政権を取るとことまでいきましたが、政権をとった今、彼らは攻撃目標をアメリカとその同盟国に焦点をあてたのです。

銃撃殺人をすることしか知らない連中にヌクヌク生活の日本人の戯言は通じません。

僕はグアテマラの危険地帯を旅したことがあります。

内戦が終わって三年後でしたが、銃をうつことだけが仕事となっていたゲリラや兵士たちは、国の平和が安定すると、機関銃と山刀を手にした山賊と誘拐組織になりました。

彼らの人生がそのように形成されてしまったのです。

彼らは、死人をみても驚きません。

血や、もぎとられた腕や脚などは見慣れています。

山賊たちはグアテマラジャングルを貧乏旅するバックパッカーたちが所持する10ドルのキャッシュやカシオの安時計を目当てに殺人さえやるのです。

誘拐組織は、同胞の子供を誘拐し、解体して臓器を闇の業者に売りつけます。

そんな国では両親の命さえ定かではなく、両親が死ねば子供が路頭に迷い臓器輸出の為に殺されたり乞食組織でオモライの為にこき使われるだけです。

第三国の危険地帯とはそういう場所なのです。

 

 

そんな危険地帯や狂気集団を資料から知っただけの日本のオピニオン・リーダー、知識人や評論家の多くは、知ったつもりになっているだけ。

そんな似非知識人たちが、愛だとか、心だとか、そして話し合いだとか言ったって、それは全くのドンキホーテの的外れと変わることがないのです。

ボケ人たちの夢見ごとです。

的外れな観念論者たちは、ニューヨークであれだけの大人数が虐殺されたにも拘わらず、左の頬を打たれたことほどにも感じていないのですね。

日本人も80人だか殺されたことをただ悲しい事件として受け止めているのでしょうが、彼らに国家意識があるならば、今回の出来事を自分のこととして受け止めたと思うのです。

死を恐れないところに生を与えれらただけのヌクヌクとした人生を送ってきた彼ら理想論者たちには、死を厭わないテロリストの怖さが理解できないだけなのです。

世界には一億人口均一価値観を持つ日本人には理解も及ばない価値観だって多くあるのです。

タリバンでは仲間同士でも話し合いの解決はなくて、同胞か敵かの価値観しかないわけです。

彼等にとって、敵は殺戮の対象でしかありません。

タリバンは、怒りと殺戮の喜びだけにドライブされています。

彼等にとって、今回のニューヨーク攻撃はとても痛快だった筈。

この味をしめて今は、次の手を練っているところでしょう。

それはインドパキスタン人が多くて隠れやすい英国かもしれないし、米軍を抱える日本かも知れません。

きっとガスを使うことでしょう。

観念論者たちが話し合いだなんて人類愛的なことを言っている間に彼らは日本国内の都市テロリズムの準備中かもしれないのです。

これを未然に防ぐ上で、攻撃は最大の防御となるわけです。

平和ボケの頭には、日本が今平和でいられるのが在日米軍であるということが理解できていないようです。

日本は敗戦によって腑抜けになりました。アツモノに懲りてナマスを吹いているわけです。

 

 

1960年代に韓国と北朝鮮が日本にみせていた敵対心はとても強いモノ。

あの頃、日本にアメリカ軍がいたから彼らの怒りは日本海を超えることがなかったことを日本人は知るべきなのですが、それを肌で知ることがなかった。

よって日本人は安全と平和馴れの結果、生存に関してかなりボケでしまった。そのボケ頭はとても重症で、彼らの今の頭では理想と現実の区分けすらできなくなっているのです。

これが一般知識人の頭の程度です。

そんな頭で何でも判断するようになっています。

だから危機意識も低く、日本の一番大切なパートナーである米国があれだけの攻撃を受けながら、夢のような平和論をぶっているのです。

理想論者たちの戯言は、自己愛の最たるもの。

マスターベーションがセックスであると勘違いしている性的不適格者の言葉に他ならないのです。

余りにも現実(テロリストやゲリラの陰湿さ)を知らなすぎます。

 

 

誰だって戦争には反対です。

しかし、盲目的に反対しているだけで祈りと愛だけで戦争が避けられるなら、その人たちの力で次のテロ攻撃を阻止してもらいたいものです。

それが避けられないと判断すればこその攻撃は、最大の防衛なわけです。

それが現実というものです。

話し合いは常に平行して進められるのです。

攻撃なしの話合いは、相手の進行を促すものでしかありません。

日本がアメリカの同盟国である以上、我々日本人も、好むと好まざるにかかわらず、この戦争の当事国になっているという自覚を持っていたら、もっと恐怖心を持ってもいいはずです。

今回のテロ攻撃は、麻原オウムによる地下鉄サリン事件を拡大したもののようであり、これが世界の一般市民への挑戦であると僕は受け止めております。

日本が受けた被害はとてつもなく大きいものであり、それでなくともどん底に向っている日本経済は、加速して21世紀初のDarkAgeに突入していく筈です。

日本はここまで影響を受けているのです。

当然、日本内でのテロだって充分にありうること。

日本の知識人屋や評論家屋達にはそんな危機感もないのでしょうか? 

今はアメリカの過去の失策を責めている場合もありません。

日本はアメリカの同盟国。

しかし、そんな理由だけでなく、戦略上からも、日本で化学ガスか細菌兵器テロをおこし、日本国内の反米反報復攻撃感情を高めることは、彼らにとって効果が高い戦略です。

アラブ人が日本人の優柔不断さやヒステリックさを知っているならば、最高の戦略となるでしょう。

僕は日本は狙われていると思っています。

アメリカは、世界に向っては強気の即攻撃の姿勢をジェスチャーで見せていますが、すぐに攻撃をしなかった。

準備期間中に話し合いでの解決を求めているからでしょう。

周知のように、パキスタンを通じてもやっています。

当然、この期間に、アフガニスタンに潜伏している味方側の移動も行っているはずです。

イラクがクウェイト侵略をした時に見せたアメリカの機動力は、まさに武田信玄を称えた風林火山そのものでした。

疾きこと風のごとし
徐かなること林のごとし
侵掠すること火のごとし
動かざること山のごとし

そんなアメリカが、テロの後、まだアフガニスタン攻撃を開始していないのですから、パキスタンのみならず、協力的なアラブ勢力を通じて攻撃に入らなくても良い結果を出そうと交渉努力をしていることは明らかです。

そうした外交が効を発しなかった時、外交の最終手段の戦争に入るものと思います。

アメリカにとって、それは後に親米派のアラブ諸国から出るであろう批判に対しての反論材料を揃えるものでもあるでしょう。

湾岸の時は、クエイトというイスラム国を援助するという大義名分があったので、即攻撃に出ることができたもの。

今回とは状況が異なります。

現実感のない理想論者たちが、愛と話し合いによって解決を!と言ってますが、ああいう人たちこそが、自分や家族が被害にあった時に、警察はなにをやっていたんだ!と責めるのでしょうね。

朝日新聞の論説委員たちは、「日本の役割は、アメリカに攻撃をやめさせるように説得することだ」と主張しています。

彼等は、本気で、荒野のカウボーイのアメリカが,温室トマトの優柔不断な日本の意見に耳を傾けるとでも思っているのでしょうか?

日本の都市部がテロ攻撃を受けた時には、「政府の危機管理能力を問う」とでもやるのでしょうね。

朝日の論説委員たちは、今までにもそんな正反対の主張を繰り返してきました。

欺瞞に満ちた知識人屋さんたちです。


 

 

0921 Fri.

口座規則変更についての最新情報

先日、米国のダイレクトアクセストレードでのマージン、つまりバイイングパワーと資金についての規則が、今月末から変更になることを書いたが、今日はその追加情報を!

 

資金が2万5,000ドル以下の場合

2万5,000ドル以下の資金でも、今までどおり資金の2倍のバイイング・パワー(購買力)でスイング重視のトレードが可能と書いたが、新しい情報によると、2万5,000ドル以下の口座は全てキャッシュ口座となるようだ。

つまり、バイイングパワーは資金×1 になる。

(例:資金が2万ドルの場合、バイイングパワーも 2万ドル)

 

資金が2万5,000ドル以上の場合=パターンデイトレーダー

パターンデイトレーダー(5営業日内に4から5回以上イントラデイトレードをするトレーダー)の最低資金は2万5,000ドル。

イントラでのバイイングパワー(購買力)は、その日の資金の4倍。

オーバーナイトでのバイイングパワーは、2倍となる。

(例:資金がマーケット開始時に2万5,000ドルある場合: 

イントラデイに使えるバイイングパワーは4倍の10万ドル

オーバーナイトに使えるバイイングパワーは2倍の5万ドルとなる。

 

もし、口座の残高が 2万5,000ドルを下回ってしまった場合、その時点で自動的に口座はマージン口座からキャッシュ口座へと変更されることになる。

つまりマージンが全く使えない、キャッシュ取引となる。

詳細は、ブローカーへ直接お問い合わせください。

 

 

0920 Thurs.

危機管理

米国の無差別テロを機に、多くの人が危機管理の重要性を考えるようになるだろう。

個人レベルでも、自分の身の回りを見回してみれば、できることはたくさんあると思う。

たとえば、住むところを例に挙げてみよう。

たとえば、家。

無理して家を買う人がほとんどだ。

家は本来経済的な余力があれば買うものだろう。

アメリカのように、家族構成が変われば簡単に買い換えることができるシステムがなければ、単に家に縛られた生活だけを送る羽目になる。

家賃を払うより、ローンで買った方が「得」だという考えが動機の場合が多いようだが、一方で毎日の生活での経済的な余力がなくなってしまうというリスクを抱えて生活することにもなる という「損」を忘れがちだ。

つまり経済的な危機に、個人レベルで直面しやすくなるということだ。

生活レベルにマージンがなくなってしまうと、毎日の生活が苦しくなってくるし第一楽しくないよね。

現在のように環境や社会情勢の変化、たとえばリストラで転職をしなければならなくなれば、通勤距離がうんと遠くなってしまうことだってあるはずだ。

ローンがあるため、その家に住まなくてはならず、毎日の生活での通勤時間の比率が長くなってしまえば、その時間のしわ寄せがどこかに来ることになる。

毎日を快適に過ごすという事は、お金と同じかそれ以上に大事なことだろう。

そのためには、まず、毎日の生活の中で無駄な時間を省くことだ。

短くできるものとしては、まず仕事のための通勤時間だ。

ゆっくりとしたリズムで生活するためには、まず無駄な時間をカットすること。

具体的な例を挙げれば、通勤で満員電車を避けるというのも、選択肢の一つだろう。

東京の生活でリスクの高いものひとつが地震。

乗っている最中に、もし地震でもあったらどうなるだろうか。

だからといって、電車に乗ることを皆無にするというわけにはゆかないのだけれど、まあ乗る機会をできるだけ減らすということ だ。

最近マッサージも四谷三丁目の「韋駄天」から自宅そばへ変更。

まあこれは、自宅から、自転車で1分のところに、とても上手なところを見つけたから、という理由もあるのだけれどね。

というわけで、電車に乗る時間をさらに減らすことができた。

住処を探すには時間がかかったけれど、その甲斐はあった。

自分のペースで、自宅からオフィスへ移動できるというのも気に入っている点だ。

そういう選択ができるという特典?は利用した方がいいだろうね。

歩いて3分のところに新宿南公園があるから、避難場所としても一応OKだ。

先日も新宿の向こう側の歌舞伎町で、痛ましい火災があったが、ああいう混み合ったところへは、できるだけち近寄らないことにしている。

自宅以外の場所、つまりレストラン、スポーツクラブなど、すべて安全性を考えて選ぶのは当然で、アメリカでは、ドアを開けるときでも、向こう側に誰か隠れていないかどうか、常に気をつけていたほどだ。

まあこう書いてしまうと、ちょっと大げさに思えるかもしれないが、日本は、平和で安全な社会だったから、いってみれば安全ボケ状態がいたるところに見られる。

自分だけは大丈夫と思っていても、保障はないのだからね。

自分が選んだ銘柄だから必ずそっち方向へ動くと思い込む、というのと同じようなものかもしれない。(笑)

人生は一回しかないし、命も一つしかないわけで、その管理責任はすべて自分にあるのだ。


 

マウンテンバイクおやじからのメールその2

今日も昨日に引き続き、彼の考えをご紹介。



神が何故テロを許すのか?

日常の出来事は神の知るところではない
 

宗教的デノミネーションが何であろうと神の存在は一つ。

イスラム、クリスチアニティー、仏教、ヒンズー教と形を変えているだけで、宗教とは神からのメッセージを伝道する為のメディア=媒体でしかない。

どんな形をとろうと、求めるものは人間愛であり、人民の平和だ。イスラムとて求めるものは同じである。

一番危険なことは、伝道師たちが宗教の名の下に信者たちを権力争いに巻き込むことだと思う。

歴史的にみても宗教戦争は後を絶たない。

そして今、宗教の名の下にテロリストたちが無実な一般市民たちの命を奪った。テレビのニュースで、イスラムの伝道師たちが、イスラム教は戦いを望まないと、アメリカ国民に向かって繰り返し訴えていた。

本日の黙とうの為に各地で集会が行われたが、そこへももイスラムの司教たちに発言のチャンスが与えられて、集会に集まった人々は大きな拍手を送っていた。

神がいるならば、何故テロが許されたのであろうか?

神が本当にいるのなら、何故アメリカ同時テロが起きるのだろうか?と疑問に思った人が多くいたと思う。

僕には、神の前に人間の生死とはそれほど重要なことではないような気がする。神が善意の人々を応援して、悪を滅ぼすものであるならば、今までに余りにも多くの人々が無残な死をとげて、今でも多くの人たちが苦しみの底に残されていることの説明がつかない。

多くの悪人をはびこらせてきたことはどう説明するのだろうか。

先日、アンデス山脈3000mの高度にあるエクアドール国キト市に行ってきた。

植民地時代の面影がそのまま残されている旧市街の大聖堂を日曜日の朝訪れた。

そこで僕が目にしたものは、寡黙に祈るカトリック信者たちの姿だった。

深い皺に刻まれた顔は土色に焼けていて、彼等の生活が決して楽ではなく、苦しみの毎日であることを伝えていた。

彼等の人生で、抑圧と貧困の苦しさから抜けた場所に幸せがあるのだとしたら、敬虔な信者である彼等が今でも苦しみの中に置かれているのかの説明がつかない。

神が訓える幸せは、苦しみや楽、そして愛や平和といった日常の煩悩的なものに探すことはできないだろう。

それは生死に求めることもできない。

神が信者に与えるものは、耐える力と生きる勇気ではなかろうか。煩悩的なものは耐えと勇気の結果でしかない。

神はそんな諸事に幸せがあるとは思っていないのだ。神が与える最大の力とは信仰心であり、その気持ちを強く持つ限り、信者たちは道を誤らないのである。

神は信者たちの行く手に光を与えるだけだ。神にとって煩悩とは些細なことで、生死さえも宇宙の中では日常の繰り返しにすぎない。

神が与える勇気こそが、信者達にとって、自分の力で幸せを求める為の道具となるのだ。

人間の命とは大河の一滴のようなものであると志賀直哉は言った。

彼はナイル川のほとりに立って、気泡と消える川面の泡を人間の命に例えた。

人の命が生まれようが消えようが、大河は悠々として何千年も流れ続けてきたし、これからも何千年と流れ続けると言った。

神の前では人間の生死とはそのようなものでしかないはずだ。

信仰深い人が幸せになるとしたら、それは信仰が信者達に勇気を与えるからだ。その勇気が信者たちを幸せに向かわせる。

神の目の前における人間の幸せは、社会的な価値観とは別のところにあるのだ。

それを理解しないで、神から具体的な幸せを求めるとしたら、信仰から得られるものは何もないであろう。

 

戦争の論理

戦争は外交の手段
 

観念論者たちはアメリカが犯した過去の非を批判して、対岸の火事であるがごとく今回のニューヨーク攻撃を論じているが、日本は厭がオウでもこの戦争の当事者となっています。

日本人は、日本も攻撃によって被害を受けた当事者なのです。

その自覚を強く持って欲しいのです。

理想と現実の違いを理解しない日本の腑抜け評論家がいかにアメリカを批判しようが、アフガニスタン攻撃は戦争の論理によって進められるのです。

戦争とは、理想追求の為の現実論なのです。

広島長崎に関して僕が思っていることは、日本がタマタマその場にいた Convenient target of the week だったからだと思っています。

原爆投下の目的は次の三つでした。

 

ソ連への威嚇:

冷戦が始まったばかりだった。

威嚇とは米国を侮るなよ!と見せつける為の演出です。

アメリカ人は戦略としての演出やジェスチャーが上手。

これが日本の政治家でこれが出来たのは中曽根さんと小泉さんくらいなものでしょう。

 

臨床実験:

実際にどの程度の効果が出るのかの実験だった。

だから事のツイデにドサクサにまぎれて二つ目も投下した。

ドサクサにまぎれてというのは、大量虐殺への批判がアメリカ国内や世界から出る前にということ。

当時のアメリカ人の感情は、真珠湾奇襲として受け取ったアメリカ人にとっては今回のテロへの怒りと変わることがなかったのです。

日本人の命を実験台に使うことに、ルーズベルト大統領は厭わなかった。

当時の国民感情に黄色人種蔑視があって、特に日本人を悪魔のように思っていた為に、日本は実験台として都合が良かった。

 

アメリカ兵の中からこれ以上死傷者を出さない為という大義名分:

オキナワ、硫黄島、本土空爆、米軍は日本に反撃の力が残されていないことを知っていた。

従って、終結のために原爆は不要であることも知っていた。

臨床実験を遂行する上でとても便利な大儀名文であったのだ。

原爆は、戦争の論理に従って落とされただけに過ぎません。

クラウゼビッツの戦争論に、戦争とは外交の手段という有名な言葉があります。

悲しいことに、日本軍には戦争論がが欠如していました。

したがって大和魂という精神論で戦い゛抜こう"としたのです。

玉砕は後世に子孫を繁栄させるものではありません。

精神論と玉砕の行く手には死と絶滅しかないのです。

外交とはより良い結果を導くものであれば、戦争の果てに子孫繁栄につながらない絶滅があってはならないのです。

その認識が日本軍になかったのですから、戦争を外交の手段とする合理性にはかなわないわけです。

面白いことは、西欧の論理は常に戦争を外交とする現実論でした。

しかし、日本は今も昔も理想論だけで現実に対応してきました。

軍国日本の精神論を大和魂という理想論であったし、現在はびこる観念論者たちも理想論だけを語り、現実との接点をむすぶことができないでいます。

戦争とは対戦国に打撃を与えることです。

威嚇と打撃が外交の最終手段なのです。

それが殖民地化であったり、過去には共産主義勢力拡大の阻止でもありました。

侵略戦争は対戦国の利権を奪おうとするものです。

「右の頬を打たれたら左の頬を出せ」という理想論は、国民の死を意味します。

これは理想論だけでしかありません。

右の頬を打たれたら、次に左が打たれる前に、相手が次の手を出さないような外交が必要となります。

話し合いという外交の席での解決が可能かどうかの方法は誰でもとることですが、それが見えなければ戦争という最終的な外交が手段となるのです。

左の頬を打たれる前に相手を打ち返さなければならないのです。

国民がどのように批判しようが、それが政治家たちに与えられた仕事です。

今、正に自国民がニューヨークで被害を受けたのですから、次の攻撃を受けるまでに理想論に酔っているだけでは国は滅ぼされるだけです。

歴史上に消滅した国や文明はいくらでもあります。

世界は現実論によって廻っているのです。

仮に攻撃目標が東京だったなら、日本の理想論者たちは、みんなで懸命に平和を祈れば第二の攻撃を防げるとでも信じているのでしょうか?

そうではないはずです。

偽善者(理想論=観念論者)の仮面をすぐにはいで、政府が反撃に出で、これ以上自分たちに被害が降りかからないように願うのでしょう。

サリン事件が良い例ではないでしょうか。

地下鉄サリン事件は日本を震撼させました。

人々は、警察が彼らを逮捕することを強く願ったのです。

警察権こそが戦争行使と同じことなのです。

何人の理想論者たちの祈りが届いたのでしょうか?

理想論者たちの言い分だけではオウム退治もできないわけです。

日本人は寝言ばかり言ってないで、目を醒ます必要があるのではないでしょうか?

米国国民の感情的団結はとても感動的です。

それをみていて胸に込み上げるものがあります。

日本にはそれがないという貴兄のご意見に僕は同感いたします。

カナダや英国などの同盟国の国民たちから彼らが気持ちをアメリカ人と共にするというメッセージが送られてきています。

日本はどうなんでしょうか?

意識ある人たちからはお悔やみの気持ちが入ります。

しかし、テロリストたちが、日本人の我々にとっての共同の敵と認識するまでに至っている意見が送られてくることは僅かです。

あくまでも対岸の火事です。そこには、太平洋という大きな溝があるから日本人の心に臨床感が伝わってこないからでしょう。

これは日本人の責任ではありません。

しかし、ひとつだけいえることは日本人の心に国家意識が少ないということでしょうか。

国家意識が強ければ、日本という国家がアメリカを軸として回っていることを意識する筈です。

ニューヨークが攻撃されたことを知って、日本の経済と安全がかなりの直進型の打撃を受けることを理解する筈です。

残念乍ら、その認識が日本人の間には少ないのではないでしょうか。

テロリスト達によるニューヨーク攻撃が日本攻撃に他ならないという気持ちが感じられません。

日本経済は、今回の攻撃を期に拍車をかけて悪化するでしょう。

しかし、新聞に掲載されている馬鹿な評論家たちの意見を読むと、彼らの心には同盟意識もなく、ただただ知的ぶって無責任なアメリカ批判をするだけです。

日本国民は、この禍を期にしてアメリカ国民に向って日本国民はアメリカ国民の感情を支持するというメッセージを送るべきです。

しかし、現実には国家意識が少ない日本では難しいかもしれません。

僕のまわりでは、あちこちのビジネスや近隣の人たちが率先して募金や寄付を募っています。

そして僕の事務所のまわりでもリボンが飾られ半旗がかかげられています。

車に星条旗をつけて走る人が増えました。

とても感動的です。

アラブ人と思われるひとたちも星条旗を掲げて走っています。

自衛隊を連合軍に組み入れるべきでしょう。

非現実的な無責任理想論者たちは無視すればいい。

いつものように、彼方此方の目を気にしながらドッチつかずの外交をやった時、日本は、アメリカや EUなどの同盟として、今後共に時代を歩むことはできなくなると思います。

日本人は対岸の火事の気持ちでいていいんですかね?

今回のテロ攻撃の当事者意識がなさすぎますね。

今回の攻撃を知った日、それでなくとも最悪の状態に向っている日本経済が、この攻撃によって半身麻酔を受けた状態になることに、僕は危惧しました。

しかし、評論家たちは、無責任な知性をご披露しているだけ。

僕の怒りはテロリストだけに向けられているのではなく、そんなヒョーロン家たちにも同様に向けられています。

アメリカ軍は地上戦に入っても、ベトナムでの反省があるから、すぐに空爆に移ることでしょう。

下手をすればイランとイラクを同時に敵に回すことも考えられます。

すると中近東から西アジアにかけてのWWIIIともなりうるわけですが、これはNATOと米軍にとっても悪魔のテロリストたちを一気にかたずける良いチャンス(国民の支持が大きい)なので、大変なことになります。

なにしろアメリカ人を怒らせたのですから、誰がどんな批判をしようが、政府の大義名分はテロリスト絶滅に向うはずです。

アメリカ国民を怒らせた日本は、政府に原爆の大義名分を与えています。

この戦争で原爆が使用されることはないと思いますが、在米の一部の反米アラブ人に隠れたテロリストがアメリカ国内や日本そしてヨーロッパで細菌や有毒ガスを使った反撃にでることも考えられるのです。

参考までに、シアトルは既にテロリストに狙われたことがあります(2000年正月)。

幸いにテロリストが逮捕されて難にならなかっただけです。

当地は、米国の要のひとつです。

太平洋艦隊の要塞であるだけでなく、ボーイング、そして宇宙防衛センターマイクロソフト、いろいろと抱えています。

テロリストは、太平洋第七艦隊を擁する日本もテロ攻撃の的となることは必定。

最後に、曽野綾子は「旅立ちの朝」の中で次のように書いています。

「日本人は理想と現実の承認とのう別が出来ない。それは生を与えられるだけでそれを勝ち取ろうとしたことがないからだろう」。

太平洋戦争の反動で、アツモノに懲りてナマスを吹いているだけ。

理想主義としての平和を語ることはするが、現実(現実には戦争がおこる)への対応ができないでいる、という意味です。

作者は、次のようにも書いています。

「日本人は、生だけをぬくぬくと考えてくることができたのは長年の教育の結果、いや無教養の結果」。

これはなにを意味するかというと、知識を詰めることをしただけで、その知識を頭脳で消化して生活に応用する術を知らない、という意味です。

これらのことは僕のHPで理想と現実について言及しています。

理想論くそくらえ!ということです。

生を与えられただけの日本人は、死を意識して生を生きないから、心に宗教心すらも育てません。

 

 

0919 Wed.

マウンテンバイクおやじからのメール

シアトルの友人である、マウンテンバイクおやじからのメールが少したまってきた。

気分転換にちょっとご紹介。

 

> ついに自転車買い換えました。

> 顛末はこちら・・

> https://www.daytradenet.com/Cool/Car/GT.htm

 

I-Drive 6.0ですか?

日本でいくらしました?

ブリジストンの車でも、日本でいいコンタクトも何軒かありますので、おっしゃっていただければ、ある程度安く入りますから、次回は何でもご遠慮なく。

 

> 私は基本的に歩道を走るライダーなので、あまり

> あおらないでね。(笑)

 

歩道フルサス・ライダーですか?

フムフム。

まあ、マシンが良ければ気分も良し。

僕の友人が東京でテスタロッサに乗っていて、カローラに抜かれていますが。

 


> いやあ乗り心地がいいです。

> 毎日楽しくて仕方ない。

 


やはり、道具は良いものに限ります。

一月ほど前にLeeOskarとの会話で
 

私: ハモニカは練習したけれど一向に上達しない

LeeOskar: どこのやつ持ってんの?

私: ホーナーだよ、全てのキーひとそろえ ベンディングはできるようになった。

LeeOskar: 道具は良いものを使わなきゃだめよ。

私: どこのがいいの

LeeOskar: LeeOskarというのがある。

初対面の時の会話でした。

 


土曜日にLeeOskarの家に行ってきました。

CDなどを頂いてしまいました。

壁にはビルボード#1のプラックやGoldenアルバムが沢山。

レコーディング・スタジオもみせてもらいました。

彼が所属していたWARというグループは、Animals解散後EricBurtonらといっしょになってつくったそうですね。

彼のソロ活動のCD(ハモニカ)が日本では9マイほどでているそうです。

TVコマーシャルもかなりてがけています。さらには6才だかのハーモニカ

少年、太郎、のDreamなどの作曲も。

いっしょに自転車を走らせたのですが、かなりハーハーやってました。

ハーモニカ奏者なのだから肺活量なんぞもあっていいんだと思うのですが。

 

NY市場がクローズしていたら貴兄も仕事になりませんでしたね。

大恐慌以来の長期閉鎖を経て本日、NY株式市場Open APはダウジョーンズの平均が、過去最悪の下げをみせたと報道しています。

9,000以下でしめたのですが、これは二年半ぶり(Dec. 21, 1998)のことだとか・・

ところで株式市場関係で、オフィスや犠牲者による金融市場への影響はどれほど甚大か。

モルガン・スタンレーなどは「大丈夫だ」ということを事故直後に発表するなど、防戦に必死ですが、本当は内部的には大変なのでしょうね。

そんなことはどこで調べたらわかりますでしょうか?

もし大兄が御存知でしたら、お教えねがえますでしょうか。

 

朝日新聞の社説は、日本の役割は、アメリカに向って攻撃なんてするな!と諭すことだと言っているそうです。

アメリカは激怒しているのに、そんな平和ボケ論に耳を傾けることなんぞをするとでも思ってんですかね。

まったく現実性に欠けています。

僕のお隣さんのアフガニスタン人ですら、アフガンのテロリストは怖い。

テロ集団の連中は子供の頃から機関銃を玩具代わりにして育ち、何にでも宗教上の大義名分をつけて殺傷だけを学んできた。

仮にアフガニスタンに平和が訪れても、殺傷しか知らないテロリストたちは姿を変えて殺戮を続けるだけだろう、と言っています。

アメリカはそれを知っているのです。

死の恐怖も知らずに、安全に与えられた生をヌクヌクと生きている日本の知識人や評論家たちは、本当に的外れなことばかりを無責任に言っています。


今回の米国への無差別テロ事件についての彼の意見をご紹介。

日本に住んでいる、日本人とはかなり視点が違うことがよくわかる。

いろいろな考え方があっていいのだと思う。
 

 

アフガニスタン戦争は避けられないだろう

空爆ではなく対テロリストのゲリラ戦



アメリカと連合軍がアフガニスタンを攻撃することは時間の問題であろう。

相手が国家ではなくテロリストの為にイラクで行ったような空爆は難しい。

ゲリラ相手の地上戦となることは明らかだ。

アフガニスタン人はシルクロードを旅することに慣れている。

隣国のイランやタジキスタンに逃げ込むことはそれほど難しいことではないだろう。

イランに逃げ込んだ時、アメリカとしては打つ手をもたない。

パキスタンでは国境警備が厳しくなる筈だ。

いずれにしてもこの戦争は長期戦になるかもしれない。

そうした時、アメリカ国内での彼等によるテロ活動が懸念される。

次は薬物やガスを使用するであろう。

乳製品他の生鮮食品を扱う流通業に入り込まれたらひとたまりもない。

テロリストへの報復攻撃は避けられず、これはNATO北太西洋条約機構と一致団結した動きをとることになるので、かなり大規模な攻撃となることは避けられませんが、湾岸とは異なって空爆ではなく、対テロリストのゲリラ戦になるでしょう。

この為、多くの一般市民が双方の犠牲となって、NATO軍と米軍に向けられるアラブ人の憎しみは強いものに膨れ上がるものと予想されます。

それがアメリカ国内でのテロ活動を活発化させることにならなければ良いと思っています。

アメリカ政府は、11日に受けた攻撃のあと、二次攻撃を案じて、人が集まる場所の全てを閉鎖しました。

野球の試合は全て中止となり、シアトルではシアトルセンター、モールなどが閉鎖されました。

飛行機や爆弾を使わずとも、ガスと細菌でアメリカの機能を麻痺させることは簡単にできるからです。

今後はアメリカ国内で、オウムによる地下鉄サリン事件のように、有毒ガスや細菌を使った攻撃がアメリカの主要都市で繰り広げられることになると思います。

世界貿易センター攻撃は、テロリストによる宣戦布告でしかなかった?

アメリカ本土内での二次攻撃があったとした時、アラブ系アメリカ人への監視の目は強化され、それでも継続すれば、全てのアラブ系市民にあってはならないことが始まることも考えられます。

一般市民の間に隠れるテロリストの識別がつかない為、政府としても背に腹は代えられなくなるのです。

そうなった時、アメリカ在のアラブ人の多くがアメリカに怒りを示すことになり、全てが悪循環にはまります。

そして、この国はテロリストたちの思う壺にはまってしまうのです。

しかし、アメリカはそこまでする前に、パレスティナをアラブに解放するようにイスラエルに圧力をかけることも考慮に入れます。

しかし、テロリストに屈することはしないといという、強いアメリカのイメージを守ろうとするので、この方法もなんともいえません。

アフガニスタン戦で、自由と民主主義を御旗に掲げるアメリカは、無差別殺戮を避けます。

テロリストたちは赤子の手を捻るように連合軍を撹乱し続けてダメージを加えつづけます。

したがって、ゲリラ戦が深みにはまるにつれて連合軍は苦戦を強いられる筈です。

ベトナムで苦い経験を積んでいるので、その二の舞は考えられないのですが、下手すると長期戦になり、早い話がアフガニスタンが消滅する恐れすらあります。

日本の評論家たちを含めて、火の粉がとんでこない場にいる人たちから言いたい放題のアメリカ批判が出ることが考えられますが、今のアメリカにはニューヨークが攻撃を受けたという大義名分があって、その攻撃に怒りをもやすアメリカの国民感情があります。

日本の評論家たちのそれように、リーダーシップのない反対意見は外野席の野次と変わることがありません。

五月の蝿とかわるところなし。アメリカ批判効果は考えられないですね。

アメリカは今、アメリカの正義をかざして、テロリスト達を壊滅的に攻撃しても尚許されるベースを持っているのです。

ブッシュにとっては強い大統領のイメージを作るチャンスでもあるわけです。

この勢いが先細りになる前にかなり強烈な攻撃を加えることが充分考えられます。

米国政府は既にこれは戦争であると認識しています。

強いアメリカ、そしてテロに屈しないアメリカを徹底的に示すことは確かです。

ジェスチャーや演出は、アメリカ人が先ずとる戦略のひとつです。

こうしている間にも、太平洋極東地区にベースを置く米海軍第七艦隊はすでにアラビア海に向けて出航準備をしているのではないでしょうか。

 

 

ヘイト・クライム気の毒な一般アラブ人たち

すでに始まった無差別なアラブ人への嫌がらせ
 

アラブ人に二通りいる。

アメリカ寄りと反アメリカ寄りだ。

反アメリカの中の過激なグループがアメリカに狙いをつけたテロ行為を繰り返してきた。

1993年におきた世界貿易センタービル爆破テロの時はそれほどではなかったが、今回の攻撃で一部のアメリカ人の間に反アラブの声があがってきた。

このヒステリアは、真珠湾攻撃をした時、日系アメリカ人に向けられたヒステリアに似ているのであろう。

アメリカ人は、日系人を強制収容所に送った。政府はヒステリックになったアメリカ人から日系人の身を守る為に必要であったと釈明したが、これはアメリカ人が頻繁に使うブルシットであった。

今、一部のアメリカ人が当時の日系アメリカ人に見せたのと同様な憎しみをアラビア系アメリカ人に向けはじめた。

僕の事務所のおとなりさんはアフガニスタン出身者。

とてもナイスな男で奥さんはアメリカ人(白人)、アメリカに同化している。

彼の影響で奥さんはモスラムになっている。

彼のようなアフガニスタン人だけでなく、シアトルといわずアメリカの大都市には、インド、パキスタン、イラン、そしてサウディ・アラビアの人たちが多く住んでいる。

彼等は平和な生活を求めてアメリカに移ってきていて、平和な生活を送っているのだが、テロリストたちは彼等の中にブレンドして隠れている。

その為、一部のヒステリックな反アラブ感情が全てのイスラミックを一つのカゴにいれて敵対視してしまう。

昨夜テレビのニュースを観ていて我が息子がそんなアメリカ人に怒りの感情を隠せないでいた。

昨日、シアトル郊外で集会があり、ワシントン州知事が、アラブ系アメリカ人に向けて過去日系人を迫害したようなことはやらないように冷静にしていて欲しいと熱弁していた。

他の州でも同様な演説が繰り返されていた。

シアトル地域だけでもアラブ系の団体に嫌がらせの電話やEmailが後をたたなくて、アメリカ生まれのアラブ人たちが対応に苦労していた様子がニュースで報道されていた。

タクシードライバーにインド人が多いのだが、インド人の運転手が客から嫌なことを言われたと証言した。

一部の無知なアメリカ人がヒステリックになっているのだが、彼等にはインド人とアラブ人との違いすらわからないのだ。

安全のため、多くのインド人たちが仕事を休んでいる。

シアトルはそれでも平均水準の高い知的な都市なので、無教養無許容なアメリカ人の数は他の大都市ほど多くない。

だから攻撃事件はまだ耳にしていないが、テキサスのヒューストン、カリフォルニアのLA、そして現場となったニューヨークでは特にアラビックの数も多いしオカシナ連中も多いので何らかの事件が発生するのではないかと僕は危惧している。

平和を望むアラブ人たちの心中が思いやられる

 

アメリカの盲点をつかれたハイジャック

ポケットナイフは凶器でないという一般認識

 

僕は常にポケットナイフを持ち歩いている。護身用ではない。

あくまでも便利な道具だからだ。アウトドアー活動が多い僕にとってナイフは欠かすことができないツールである。

アウトドアーでなく、日常生活でだって、CDを包装のプラスティックを切ったり、ランチのターキー・ラップを半分に切ったり、商品の包装箱などを開梱する為の使用頻度に至ってはかなり高いものがる。

僕独特の使用場所は日本飯屋。日本飯屋の中には、小さく切らないで肉を出す店ががあるので、大きな肉にかじりつくことが得意でない僕は、肉を小さく切ったりする時にナイフの便利さをありがたがる。

飲み屋で出る焼きハマグリの貝柱を切る上では至極便利な道具である。

このように、ポケットナイフは、僕がサクセスフル日本食イーティングをする上で、使い勝手の良いシルバー・ウエアーでもあるということができる。

ポケットナイフは旅行中なども便利である。

従って僕は何処へゆく時でもこのツールを身から離すことをしない。

僕のポケットにナイフが離れるのは台湾や成田発の便に乗る時だけだ。

成田では過去に何度もナイフを取り上げられたという経験を僕は持っている。ポケットにナイフを容れておくことに慣れ過ぎていている為についウッカリと取り出してチェックインのバッグに移すことを忘れてしまうのだ。

銃が禁止されているからか、日本にはナイフは凶器という認識がある。

しかし、アメリカにはそれがない。

ポケットナイフとはあくまでも、ドライバーやプライヤーなどと同列の道具でしかないのだ。

その為、ポケットナイフがアメリカ国内の空港のセキュリティーで取り上げられることはない。

時おり、セキュリティーの探知ゲートをくぐる際にナイフと取り出すことを忘れてブザーが鳴ることがあるが、そんな時にはナイフを取り出して、係官が差し出す小物皿にのせて、再通過する。

そこでビープしなければそれでOK。ナイフに関してとやかく言われることはない。

これは鋭利なカッターナイフでも同様だ。

カッターナイフをポケットにいれて持ち歩くことはしないが、僕の書類かばんにはカッターナイフがころがっている。

空港セキュリティーのX線画面にも映し出される。

しかし、係官達はそれがカッターナイフだと確認されると、それでOK.

淀号ハイジャックは日本刀であったが、アメリカ人の経験では、過去のハイジャックの全てが銃や爆弾によるものだったので、ナイフがハイジャックの凶器になるとは考えもしなかったに違いない。

これこそが盲点だったのである。

 

 

 

0918 Tues.

米国マーケット再開

昨夜は、3DAYセミナーの最終日。

7時から10時までのセミナースケジュールが終わり、10時半からは、実際のマーケットを見てもらうというスケジュール。

だが、実演するためのペーパートレードのデモがどうも動かない。

早速電話したら、向こうもてんてこ舞いの様子なので、後でメールで連絡をくれといって、電話を切る。

Update:

Hajime...

All demos have been temporarily suspended because Townsend is giving data to professional firms that lost their ability due to the bombings...I don't know when they will be back up....how did your seminar go?

Today (so far) the market hasn't sold off as sharply as one might have believed.....so not too bad but we must wait for the next week or so to pass before we really know how things will go...... I'm glad business is well for you in Japan...you worked hard and I hope you become more successful with your new relationships....as always, let me know how I can help.......
 

即このようなメールが届いた。

ありがとね。

どうやら、現場はまだかなり混乱しているようで、仕方ない。

自分の口座を使って、受講者の方には、見てもらうことにした。

今回はほとんどの方が、初めて受講される方で、たとえばレベル2ウィンドウがどういうものかということを説明するには、実際に動いているレベル2ウィンドウを見てもらうのが一番。

マーケットが始まると、神風ギャッププレイと30分ギャッププレイをどのような手順で、どこを注意しながら実行するのかを説明しながら、セミナーは熱い興奮とともに進行。

こういう場合のペーパートレードの方法も説明しながら、12時前には無事終了。

米国マーケットを含めた様子はこちらをどうぞ。

そのあと、有志の皆さんと、焼肉屋で、「しこたま」食べた。

夜中までやってると、結構おなかが空くからね。


 

PAXNETでチャート分析を連載開始

上ののメールに、I hope you become more successful with your new relationships....とあるのは実は、パックスネットがその中の一つなのであります。

この会社はここを見ればわかるように、株式会社パックスネットインプレスというのが正式な名称。

先日から日本株でおなじみのこのサイトへデータ提供話をいただいていたのだが、昨日から、ここで連載が開始されることになった。

TOKYOマーケットWATCHが、PAXNETでも読んでいただけるようになることで、より多くの方に、チャート分析の考え方を知っていただけたらと願っている。

 

 

 

0917 Mon.

ゆっくりとしたリズム

久しぶりに日本で数ヶ月余り生活してみた印象は、とにかく慌しいというか、忙しい社会だということ。

みんな顎が上がって歩いている。というとちょっと大げさだけど。

時間がもったいないのか、タバコを吸いながら歩いている人も多い。

そんなにうまいのなら、どこかでゆっくりと落ち着いて吸えばいいのにと思うのだけれど、忙しいからつい歩きながら吸うということになるのだろう。

それにきちんとした姿勢で、ちゃんと歩ける若者の何と少ないことか・・

いわゆるビジネスというか商売が、若者をターゲットにしているということも影響しているのだろう。

前にここでも書いたけれど、決まった時間の中に詰め込もうとする風潮が社会全体にどんどん浸透しているようだ。

まあこれは日本に限ったことじゃないだろうけど、特に東京ではその傾向が強いと思う。

ハイテクはたくさんの情報を提供してくれるが、本当に大切なものを見分けて、その時間をどう使うかということまでは教えてくれない。

トレードでもそうだよね。

ニュースを鵜の目鷹の目で探して、いい銘柄を探そうとする人が多いけれど、私が見るのはチャートだけ。

セクターだって、私のメインのトレード方法では、面倒なのでいちいちチェックしたりはしない。

これはスタイルの問題で、どちらがいいとかいうことではない。

余計なことはしないで、大事な時間は自分がじっくり取り組みたいことのために使うというスタイルを大事にしたいと思うからだ。


 

本が売れなくなっているという。

みんな忙しくて、じっくり読んでいる暇がないのだろう。

携帯電話などの費用に予算をとられて、そっちまで回らないということもあるという。

WEBだって玉石混合だから、賢く選ばないと、時間ばかりとられることになる。

いつも忙しいと言っている人は、「あれもこれも・・」という自分の欲望を満たすために、自分でただ忙しい思いをしているだけなんだけれど、そういうことにさえも気づかないほど忙しいのだろう。

こうしてスピードアップしてくると、まず集中力がなくなってくる。

これは多くの人が誤解をしている点だと思うが、集中する時間が短いという、いわゆる忙しい人は、長い間の集中力に欠けるようになる。

テレビというマスメディアがこの状況に拍車をかけている。

面白くない1時間番組を見れば、視聴者の注意をを引くために、あらゆる手段が使われていることがよくわかるはずだ。

それも、今ではあからさまにわかるようなレベルで使われていることがよくわかって、これはこれで別の意味で面白い。

面白くもないのに、ヤラセのような笑い声を入れて、面白いと錯覚させる。

必要もないのに画面にわざわざセリフを字幕で出すと言うのにも驚いた。

裏返せば、面白い内容の番組じゃないことを告白しているようなものだ。

すぐにつまらなくなるため、視聴者を釘付けにするための方策として、目と耳へ訴えかけるように使われているとしか思えないものが多い。

本当に面白ければ、何とかして一生懸命に聞こうとする人間の心理を、製作側は忙しくて忘れているのだろう。(笑)

そのうえ聴覚障害者のためという大義名分を振りかざせば、誰も文句を言わないだろう。

興味を繋ぎ止めることのできる番組が少ないという事実が、退化している集中力に重くのしかかり、次から次へと番組を切り替えることになる。

何故、スイッチを切れないのか?

 

集中する時間が短い、テンポの早い忙しい毎日を過ごすという生活を、進歩と勘違いしている人が増えているのかもしれない。

一つのことに対して長い時間をかけてじっくり取り組むのではなく、素早く短い時間で済ませてしまうのは、創造力が高いからではない。

本当に創造的で、素晴らしい仕事をする人は、ズバ抜けた集中力を持っている。

そしてそれを持続させることができる。

音楽・絵・科学などあらゆる分野での、いわゆる本当のプロは、何時間も、また何年もかけて集中し、そして素晴らしい結果を残していることがそれを証明している。

少ない時間へ多くを詰め込もうとする悪い習慣を身につけてしまったら、そこから抜け出すことはとても難しくなる。

ではそうした方向へ進むためにはどうすればいいのだろうか?

すべてをやろうとする、自分の欲望を抑えることだ。

見たいもの、食べたいもの、そして楽しみを最大限に手に入れるという欲望に打ち勝てるかどうかだ。

そうしたことを続けることは不可能なことに気づき、ゆっくりとしたペースに変えると、確実な変化が始まる。
 


シアトルには多くの日本からの駐在員が住んでいる。

しかし、いずれ日本へ戻るためのいわゆるカイシャでの出世コースのなかの一つの場所ととらえ、生活をしている人が多い。

その子供たちの多くは、日本に帰ってから、いわゆる「いい学校」へ入れたいと言う親の希望で、土曜日に日本人学校と称する、いわゆる塾へ通わされている。

子供たちに機会を与えることは悪いことではないが、その正しい選択はまず親が最初にするべきなのだが、これを間違えている親が多いようだ。

子供には時間の管理がまだ十分にできないだけなのだから、それを考える方法を教えることだ。

子供の生活にバラエティーが多ければいいと、単純に考えている親が多いようだが、愛情と関心を持っていれば、それで十分なのではないだろうか?

学校、日本人学校、ピアノ、サッカーの練習、誕生会、買い物と忙しい毎日を送らなくても、子供たちが損をすることは何もない。

子供が自分で何をしたいのかを決めることができる時間的余裕と、やりたいことが見つかったときに、それをできるだけの時間的な余裕を持ったスケジュールで毎日が過ごせるように考えてやるだけでいいのだ。

肝心の大黒柱はどうかといえば、ウィークデイの仕事が終わると、カミサンや子供たちを家に残し、早朝からやれゴルフだ付き合いだと、忙しい休日を過ごすという生活 だ。

アメリカにいるのに、典型的な日本でのスタイルをひきずりながら、過ごしている人が多い。

大人ができることは、まず子供たちのために、食べ物・生活環境・愛情のある教育・遊ぶ時間をバランスよく考え、ゆっくりと毎日を生活できるように、子供の時間を管理してやることだ。

親が自分の夢を託して、子供にプレッシャーを与えたり、急がないとこなせないようなスケジュールを与えてはいないだろうか?

少しも難しいことではない。

少し考え方を変えることだ。

親が生活のスタイルを少し変えることで、子供によい影響を与えることだってできるのだ。

 

 


0916 Sun.

(@_@)

昨夜はセミナー終了後、5時過ぎから飲み放題の親睦会で夕食を楽しみながら、セミナー参加者のみなさんから、いろいろな想いを聞かせていただきました。

私はすでに酔っていたので、何を喋ったかはよく覚えていませんが、<オイオイ>それはさておいて、とても参考になりました。

店の都合で7時半にはお開きになったので、そのあとバーで二次会。

二次会の前に、ジョッキでビール三杯も飲んでしまって、結構酩酊していましたねえ。

思い出してみると・・

3杯ほど飲んだあたりで、気がついたら、私の両隣がいないではありませんか。

相次いでスピンし、コースアウトしたようです。(笑)

何か悪酔いするようなこと言ったのかもしれないが、こちらもかなり酔っていたので、何を喋ったのかはよく覚えていない。ははは。

そういうわけで、そうだったらすみません。<意味不明?


幹事役のTさんが、明日もセミナーなのでそろそろ・・という声が聞こえたので時計を見たら何と11時。

明日のことなんて忘れていたなあ・・という気分で楽しい時間を過ごしました。

リタイヤしてコースを外れた場所にいたお二人にも声をかけて、安否確認をしてから、お開きとなった。

酒気帯び運転(自転車です)で、チンタラと漕ぎながら帰りました。

帰りは都合のいいことに、下り坂なんですねえ。

あまり一生懸命ペダルを漕ぐと、酔いが回るしというよりも、アルコールに吸収されたのか、あまりエネルギーは残っていなかった。

ちょっとハードだったけれど、楽しい一日だった。

 

 

祈り

昨日の米国は「祈りの日」。

まだ発見されない行方不明者に対して「ひょっとすると・・」という望みを捨てずに希望を持ち続けようと、全米が祈りの一日となったようだ。

昨日のセミナー初日、シアトル、ロスアンジェルスから国際電話を通じてアメリカの様子を聞いてみた。


Mr. Mabuchi

さきほど話しました「みんなで株を買え」のコメンタリーのアドレスです。

また月曜に避ける銘柄として、下記のものが頻繁に上げられています。

UAL, AMR, CAL, U, NWACなどの航空会社

AIG, CB, AZ, HIGに代表される保険会社


買い人気がつきそうな銘柄として、下記の銘柄を上げるアナリストが多いようです。

軍事防衛関連:NOC, RTN, EDO, DRS, BA,

オイル関連:AHC,XOM,P,RD

あと買えそうなものとして、地味ですが、家庭必需品を製造しているP & G (PG), Coca-Cola (KO)のような食品飲料品関係です。

セミナー出席者の方々は、月曜のニューヨークはどうなると見ておられますか。
 

多くのアメリカ人は、無差別テロに大きなショックを受け、今必死に立ち直ろうとしているようだ。

では、具体的にどうすればいいのか?

みんなで株を買えの記事を書いたのは、MarketWatch.com の創立者で最高経営責任者の Larry Kramer 氏。

そのヒントのひとつとして彼は、記事の中である提案をしている

その趣旨は「株を買うことでテロリストと戦おう」というもの。

テロリストの目的のひとつ、米国の金融システムを崩壊させようという狙いを挫折させるために、金融システムをゆるぎないものにしようというものだ。

一部の記事を引用すると・・

 

American flags fly everywhere.

We will find them.

And we will punish them.

We will send a message.

Well, let me propose another way to send a message.

Actually, it's not really my idea.

I've been hearing it over and over again from our readers.

Buy!
 

記事では、犯人へあるメッセージを送ろう、つまり「株を買うことでマーケットを買い支えよう」と投資家へ呼びかけている。

 

これは私(この記事を書いたコラムニスト)のアイデアではなく、多くの読者からのメッセージなのだ!

株を買おう!

月曜に株価が上がれば、我々の真剣さが世界中に伝わるはずだ。

あなたが信頼するすべての会社をサポートしてトレードすることは、犯人に対して引き金を引くことと同じ効果があるのだ。

 

彼らの心中は、「外国のただ金儲けの取引だけを考えている連中は、ショートをかけてくるだろうけど、アメリカ人ならロングで行こうぜ!」といったところか。

個人レベルでも、一人一人が力を合わせ、それが集まればアメリカ経済を支えられるという信念を持つというのは、アメリカ人らしい発想だと思う。

私も、しばらくは、ショートサイドでのトレードはしないつもりだ。




昨日の
「週間経済王」

昨日土曜日の朝10時半から、12チャンネルのテレビ東京で、デイトレードに関する特集が放映の予定だと書きましたが、留守録したのを見ると、米国無差別 同時テロの特集でした。 ( --)/~~~~~(>_<)  コラ

ごめんなさい。m(_ _)m  

放送日が決まり次第また、書きます。

 

 


0915 Sat.

買い替え

ボクスターを売った。だって乗らないからね。

カミサンも娘もスティックシフトの車を運転できないのだ。

飾っていても仕方ないし、慣らしも終わりかけているといういいコンディションだから、誰かに乗ってもらったほうがいいだろうということで、私のボクスターSは第二の人生を送る事になったわけだ。

そのかわりといっては何だけれど、新車をついに買ってしまった。

興味のない人もいると思うので、こちらに詳細をアップ。

さあ、これからセミナー初日です。

 


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2001 0915-

 

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