2000 08-
0814 Mon.
お盆と蝉
そういえば日本だと今日はお盆にあたる。
日本は多分30度前後あるようだから相当暑いだろう。
だが、シアトルでは今日の朝、後ろの窓を開けたままオフィスへ向かったら、あまりの寒さにヒーターを入れたくらいだ。
今で21度くらいだから、日の当たらない室内では少し肌寒いくらいだから、お盆とは程遠い雰囲気だ。
さらに大きな違いは、セミの声だ。
あのうるさいセミの声は、夏を象徴するような騒音?だけれども、お盆はあれも込みなのだから、セミが鳴いていないのも、お盆を忘れる原因の一つだろう。
アメリカには、蝉はいないのだろうか?
ゼロ金利
ゼロ金利を解除と騒いでいるが、企業倒産は7月が史上最高だったそうだ。
「そごう」の倒産が込みだからとはいうものの、決して景気がよくなっているのではないだろう。
政府は黙っていても、時間がたてば、そのうち民間のチカラで景気がよくなるとでも思っているのだろうね。
金利を上げれば、企業の金利負担が大きくなって、倒産の危険が大きくなるというが、このあたり、政府が金融政策をどうするのかということが、一般国民にわかりにくいというのが一番の問題だ。
最初から借金のある会社は、倒産しても仕方ないという政策をとっていれば何もこんなに、経済の混乱が長引くことはなかったろう。
一方でそうさせないというのなら、徹底してやるべきで、いまさら抜本的な方策がない状態で、「景気が上向きそうだから金利を上げるか」なんて感覚で決められちゃあ、企業としちゃたまらんよな。
アメリカでゼロ金利なんてやったら、年金生活者から総スカンを喰って、政権交代だが、それもなく平穏無事に10年近くが過ぎた平和な国ニッポン。
蛙は、熱いお湯が注がれれば飛び出して生き延びるのもいるけれど、ゆっくり温度を上げてゆくと、全部死んでしまうというが、こういう真綿で首を締めるようなやり方は、いかがなものか。
このあたりの方針がいい加減だということは、解除するとかしないとかの騒動を見ていれば、部外者でもわかるよな。
総選挙が終わっても、またこういう経済政策が続くということは、根本的には何も変わらなかったということだ。
選挙に行った国民は、バカを見たと怒るわけでもなし・・
最近勃発している、若者の常識を外れた行動の原因は、こういう社会の持つやり場のない「矛盾」の噴火なのかもしれない。
0813 Sun.
水泳
今日たまたまケーブルTVで、アメリカのシドニーオリンピックへの水泳の選考会がライブ中継されていたので、しばらく見ていた。
毎週泳いでいるから、水泳となるとつい見てしまう。
まあゴルフをやる人が、ゴルフトーナメントを見るようなものだけど、水泳はめったにやってないからね。
しかし、日本の電車の駅で、ゴルフの素振りのマネをするように、水泳の手を掻くように手を回していたら、不気味だよなあ。(笑)
多くの選手が、奇妙な水着を着ている。
男子でも、いわゆる「ぴっっちりしたモモヒキ」のように足の部分まで覆われた水着で、何でも「サメの皮膚」と呼ばれる新しい素材でできているという。
要は、水の抵抗を減らすらしい。
開発には4年かかったらしいが、この「効果」で12の新記録が出たというから、かなり効果があるのだろう。
ここが、米国ナショナルチームのホームページ。ここにかなり詳しい記録やスケジュールがある。
日本水泳連盟・ここなどに日本に関連したものあり。
日本は4月に選考会を終えたようだけど、アメリカのように、今頃やったほうが、季節感があっていいのにねえ。
あたりまえだが、このクラスになると速い。
私なんかの倍以上の速度!
100メールの男子バックストロークで、53秒84を切るくらい。
日本の選考会での一位は56秒76だから、3秒弱違うが、この違いは大きいなあ。
しかしオリンピックでは、だんだん日本の選手を見かけなくたっているような気がするが、水泳はまだ他のスポーツより、日本人が活躍しているようだ。
千葉すず選手の件のように、代表選手選出の基準があいまいで、何だかいろいろあるようだけど。
とにかく見ているとあんなに蹴ったら、足が痙攣を起こすよなあ、というくらい、みんなすごいキックだ・・(笑)
日頃鍛えた成果だろうが、まあすごいものだ。
選手の上半身はみんなスリムな逆三角形をしている。
ボディービルの選手なんかのムキムキに筋肉がついたのより、スリムでカッコいいと思う。
水泳は、腹筋背筋を鍛え、さらに皮膚も強くし、左右同じように筋肉を使ううえに、深い呼吸という健康にはとてもいいスポーツだ。
他のスポーツだと準備運動をする必要があるが、水泳ならゆっくりと準備運動として泳ぐこともできるから、まあ私のようなものぐさにはぴったりだ。
アメリカのプールの水は、ちょっと冷たいけど・・
足腰の強化
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数週間前、家族全員で夕食後のドライブがてら、レンタルビデオを借りに、ベルビューまででかけたことがあった。
帰りにとても空いた 148th. を走っていたら、黒のミアータが右折して現われた。
黒人の女性がオープンにして、タバコを左手に持って運転している。
娘が、「パパ、あのミアータなんかカッコいいね」という。
なるほどよく見ると、何かが違うのだが、よく見るとタイアとホイールが違っていた。
どれどれと近づいて見ると、アフターマーケットのホイールを履いているようで、結局 カミサンも加わり、私のミアータをあのようにしたらという話が、突然持ち上がった。
まさに晴天の霹靂、というよりもこのケースでは棚からボタ餅かな・・(笑)
で、早速マフラーを注文してある、例のショップへ出かけた。
ホイールのカタログを見せてもらうと、日本のメーカーのもたくさんある。
値段もピンからキリまであり、シュニッツアーなんてのは、普通のよりゼロが一つ多かったりする。
気に入ったのがあったので値段を聞くと、一本200ドル以下だというので即決。
店のニイチャンと相談をしたがやはり、16インチの45とかにするとちょっとやりすぎだろうということで、14インチから15インチにインチアップすることになった。
タイアは 60/185 から 50/195。
ちなみに、最初の数字だが、60より50の方が、ホイールの直径に比べ、タイアのリムから外周の幅が少なくなる。
つまりタイアが薄く見えることになる。
基本的に、これが薄いとカッコよくなるし、ホイールの値段もグンと高くなる。
フェラーリとかポルシェとかは40とかを履いている。
それじゃ薄ければ薄いほどいいのかというと、そうは問屋が卸さない。
たとえば、クラウンなんかに40のタイアを履かせると、下品となりかえってカッコ悪い。(と思う)
50を切るのは、車のデザインがそれなりにカッコよくないと似合わない。
それとホイールが大きくなるしタイアも太くなるから、サスペンションにぶら下がるものが重くなるわけで、そのままだと、足回りがドタドタしてくる。
だからサスペンションとのバランスが大事だ。
185はタイアが地面と接するタイア幅のこと。
これが195になると接地するタイア部分が太くなる。
そうすると一般的にブレーキをかけたときに、短い距離で止まることができるし、接地面積が増えるわけだから、グリップつまりトラクションが増えてドリフトしにくくなるというわけだ。
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60/185 14インチ
↓
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50/195 15インチ
このミアータは、ビルシュタインを組み込んだスポーツサスペンションにメーカー側であらかじめ設定してある限定車だから、この変更は大正解だった。
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黄色いのがビルシュタインのダンパー
変更から、一週間以上乗ってみた感想だが
悪くなった点
低速で悪い路を走るとドタドタする。
アメリカの道路は日本より路面状態が悪い。
スポーツサスペンションのミアータは、もともといわゆる乗り心地がカタイ。
カミサンなんかは、酔って乗ると、ミアータだと上下動で気分が悪くなることがあるという。
低速で路の悪いところを走ると、確かに少しドタドタ気味ではある。
しかし、幸いなことに?アバタもエクボになりやすいという性格もあってか、一週間も乗ると全く気にならなくなってきたから、慣れと思い込みは、恐ろしくもあり、また素晴らしいものであります。
ドリフトができなくなった。
エンジンが非力なことも手伝って、ドリフトしようとアクセルをどう踏んでも、ドライでは全くドリフトしなくなってしまった。
ホイールを変えてから、まだ雨には遭遇していないから、雨の日はわからないけれど、峠道のコーナーでも、ドリフトする前にドライバーの限界が先に来てしまう。
まあプロのレーシングドライバーなら別だろうが、私のウデでこれをドリフトさせようとするのは、はっきりいって無理。
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よくなった点
60マイル以上で、足回りがより安定するようになった。
60マイルから90マイルのレンジで非常に安定するようになった。
これだけ変わるのは、正直言って予想だにしなかった点だ。
どの速度域でもエンジンよりシャーシーが勝つようになったから、そういう意味では、非常に安全になったといえるだろう。
もともとのスポーツサスペンションのキャパシティーが、かなりあったというべきだろうか。
ブレーキパッドからの黒い粉がホイールについて汚れるのだが、ホイールのデザインの違いで、この掃除がしやすくなった。
以前のデザインはBBSのメッシュ状のものだったから、掃除が結構大変だった。
歯ブラシを使ってすき間を磨く必要があったのだが、今回のはとてもラク。
ホイールの外側とフェンダーがツライチとなりカッコよくなった。
普通のサスペンションで、この組み合わせのタイアとホイールでは、もっとドタドタするはずだし、ダンパーが役不足となるだろうから、こういうことをするミアータはごく少数だろう。
若者の注目を俄然浴びるようになった。
といってもオトコどもからだけどね。
もともとは、ウチの家族のオンナどもの提案で始まったことだから、この見栄えという点には気を使った。
ショップのニイチャンともこの点はかなり詰めたけど、その甲斐があったというべきか。
うーん若返った気がするなあ。
車だけ見ているとね。
中のオトーサンが、低速での下からの強くなった突き上げに、いつまで耐えられるか・・それがこれからの一番の問題だな。
こっちの足腰も鍛えないとナア・・
0812 Sat.
みょうが
ここんところ、シアトルも暑い毎日が続いていた。
先週はそういえば、ブルーエンジェルスを見に行ったなあ・・
今日も同じように快晴だけれど、随分涼しくなったものだ。
相変わらず、 帰って昼寝をしてから、シャワーを浴びて、食前と食後に庭の水撒きをするのが日課となっている。
この水撒きっていうのは結構楽しいというか結構楽しんでやっている。
ひたすら何も考えずに、木や芝生に水をやるというのは、とてもいい気分転換になるからね。
その一角に、水をたっぷりやらなければならない部分がある。
ウチの家は両側に庭があって、もちろん裏にもあるんだけれど、左右にある方が広い。
その片側に、「みょうが」が植えてある。
前の家の持ち主が植えていたようなのだ。
「みょうが」には水をたっぷりやらなければならない。
この「みょうが」に、水をやっていると、思い出すことがある。
私の音楽の師匠にあたるM氏の邸宅は、東京代々木のど真ん中のすごーく広い敷地にあり、約25年前も同じ場所に住んでいらっしゃった。
このM氏はジャズの世界でも、ちょっとうるさいプロとして通っていたが、お金持ちのため、いわゆる「売れる」ための音楽は一切やらず、そういう意味では珍しく「純粋なミュージシャン」だった。
だから、有名なミュージシャンとセッションをしては、ズケズケとモノをいう。
カネのためにヘラヘラしないというなかなか硬派のため、あまり有名にはならなかったが、それでもスウィングジャーナルの人気投票に登場するくらいだったから、まあ大したものだよね。
本物の追求のため、一般的にいう「営業」をしない人だった。
この頃は、ヨシムラチューンのシビックと右足の踏みすぎで、免停90日まで喰らっていたため、意を決し、HONDAのロードパルといういわゆる50CCの「買い物バイク」を足にしていた。
このロードパルは、エアークリーナーを外して、吸気効率を良くし、混合気を調整して、より速度が出るようにしてあった。
私が音楽の仕事をしているあの赤貧の頃、M氏から「一杯やりにこないか」と、よく声をかけてもらった時期がある。
笹塚のアパートから裏道を通って代々木まで、ショアーっという気持ちのいい吸気サウンドを撒き散らしながら15分くらいの道を、よく走ったものだ。
M氏の家の庭は何百坪もあり、その庭の一角に畑があった。
夏ごろになると、奥さんがこの畑からとってきた「みょうが」を刻み、オールドパーの「あて」に出してくださるのだ。
この奥さん、実はタダモノではなく、あとで判明したのだが、日本グラフィックデザインなんちゃらの偉いさんだったのだ。
AGFとかEVEのタバコのパッケージデザインなどの仕事などをされていたようで、M氏と奥さんとは、アメリカ留学時に知り合われて結婚されたようなのだ。
でも全然そういう「エラい」風を吹かさないから、当方としては一切関知できなかった。
私は当時オーディオに凝っていたので、M氏のシステムのまあ調整役のようなもので、飲んではいじって、シンバルの音がどうやらとか、ベースの低域がナンチャラとか言いながら、お互い楽しいひとときを過ごしていた。
氏は、オ−ダーでハンドメイドのスピーカーシステムに、ハンドメイドの真空管アンプで、コルトレーンやマイルスあたりを中心に聞かれていた。
私はもう少しモダンなものを聞いていたが、自分とは違う世界に触れるのはとても興味があった。
私は当時、ブラック・ニッカあたりを飲んでいた。
だから、このオールド・パーは非常においしかった。
「いつもおいしいのを飲んでるんですね?」というと「いやあ僕はアルコールなら何でもいいんだよ、マブチくん」という返事がいつも返ってきた。
しかし、私はM氏が安い酒を飲んでいるのを一度も見たことはなかった。
また、そういうわけか、私にはいつも好きなだけ飲ませてくれていた。
まあ、私はもともとそれほど大酒飲みではなかったけれど、それでも楽しく飲むのは好きだった。
まあこんなわけで、M氏はフトコロのとても大きい方だったのだけれど、ただ物事の「けじめ」には当然だけれど厳しかった。
私がレッスンを受け始めた頃、名古屋から東名のバスを使ってジャズのレッスンを受けに来る人がいて、このバスのスケジュールの都合で、私の前にレッスンを受けることに急遽変更となった。
人のレッスンを見ておきたいと思い早めに行くと、スタジオではレッスンの真っ最中だった。
しかし、変則のシンコペーションから入る曲で、どうやらうまく入れないようなのだ。
ワン・ツー・ア・ン・ン♪パ・タリレロ・ルーリレラという按配で入るのだが、このシンコペーションに乗れなくて、彼はイントロで立ち往生していたのだが・・。
3回ほど失敗すると、M氏は「いいか?ここは練習するところじゃないんだ、また、君の練習に付き合っているヒマはない。ちゃんと練習して曲が吹けるようになってからレッスンを受けに来い」と剣もホロロで追い返してしまった。
またある時、招待された音大の学生たちが、調子に乗ってベロンベロンになり、奥さんの目の前でゲロを吐いたことがあって、さすがに以後、彼らに声のかかる頻度は限りなく減少したようだ。(笑)
オールドパーの「あて」として庭で採取された「みょうが」には、どこやら産の鰹節を削ったのがパラパラとかけてある。
そして、どこやら産の醤油をたらして、いただく。
この「みょうが」が、どれくらいうまかったかは、ご想像にお任せするとして、とにかくそういうワケで、「みょうが」畑に水をやるたびに、「みょうが」をあてに飲んでから食事をごちそうになり、ご機嫌な気分でロードパルを駆って「ショアーっ」と裏道を通って帰ったいた、あの至福の時を思い出す。
余談だが このロードパルは、約1年後、甲州街道の下り坂で、エンジンを回しすぎ、異音と共にクランクシャフトがイカれ、お釈迦になってしまった。
今日も多分、あてに「みょうが」が出るだろう。
カミサンが、まだしばらく「出せる」といってたからな。
0811 Fri.
アメリカ携帯電話事情
Date & Time 08/11/2000 15:20:23
Posted by ST<iijiij@yahoo.co.jp>
ありがとうございました&指の文化
先日はアウッチ銘柄の謎をお答え頂きありがとうございました。
今日のcoolはとても面白い記事でした。
私の意見ですが、日本を始め、アジアでははお箸を使い
ますから、指の力がとても発達しているのだと思います。
だから細かい作業が得意とも言えるわけで、精密機械の職人
的な技術のみならず、ケータイの「運指」はアジア独特とも
言えるような気がします。
そこでお伺いしたいのですがアメリカのケータイ事情は
どうなっているのでしょうか?世代的な差や、日本のように
i-modeのようなモバイルサービスは発達しているのでしょう
か?あとは料金も気になります。
お時間ございましたら、教えてください
というご意見をいただきました。
なるほど指リキですかあ・・そういわれればそのような気がするなあ。
確かに細かい作業は日本人の方が得意。
これは体格の違いも大きな原因でしょうね。
日本人は平均を乱暴にいえば、大体アメリカ人の70%くらいの大きさですから、携帯のボタンを押しやすいということはいえるでしょう。
アメリカでも携帯からメールも送れますが、私の知る限りほとんどの人は使っていません。
ネット関係はパソコンの普及率が高いため、みんなパソコンでやるようです。
ビジネスの場合カイシャでは特にパソコンは一人一台必ずといっていいほどありますし、よほど出張が多い人は、すでにラップトップや3Comの小さいザウルスのようなものをすでに持っています。
携帯の料金ですが、私のエリアではATTの場合、一ヶ月300分/$59.99。
これで充分ですね。600分だと$89.99。
アメリカ国内だと、長距離近距離関係なくこの値段です。
普通は家の電話なら、いわゆる基本料金を払えば市内はタダですから、家から電話しますね。
アメリカでも、アジア人のほうがどういうわけか、携帯の所有率は高いようです。
流行すると、右へ習えで持つという傾向が強いですから、そういうのも関係しているのではないでしょうか。
それと光るアンテナとか、キティーちゃんのケースとか、そういう方向へアメリカ人は行きません。
深く考えると不思議ですね。
週末だ!
今日は待望の金曜日。というわけで、頭の中はすっかり休みモード。
トレードにも、あまり気合が入らない。まあその方がリラックスしていいのかもしれないけれど。
こういうときは始まりにガサっと獲って、あとはのんびりという作戦がいい。
まあ最近はいつもそのパターンで、まあ地の利を生かした作戦ともいえるな(笑)
朝方の集中力の最も高いときに、勝負をかけるということができるのも、このトレードのよさだろう。
融通が利くというのはどの分野でも大事なことですからね。
トレードフロアも、ちょっとざわざわとしてきたぞ。
早速、今晩どこかへ飲みに行く相談を始めたが、さてどうするかな・・
i モードは世界で通用するか
米国では、携帯電話こそが次のブームだと考える多くの起業家が新しいアイディアを持ち込んでいるが、日本でのNTTドコモの「iモード」の成功には、注目しているという。
こうした傾向に対し、モバイルコンピューティング分野に特化したニュースレターの編集長Andrew Seybold氏は、懐疑的な見解を持っているという。
氏は「iモードは多くの点で文化的な成功によるもので、携帯電話としての成功ではない」とまず文化の違いをあげている。
米国へ i モードを持ち込んでも、成功できないだろうという、その理由の一つとして「インターネット体験の違い」を指摘している。
米国の若者やビジネスに関わる人たちは、主にデスクトップパソコンからインターネットにアクセスしている。
接続速度は最低でも33kbpsで、さらにほとんどの人はDSLやケーブル接続のスピードを経験ずみだ。
一方日本での、i モードの利用者の85%以上は携帯電話の画面以外でインターネットを利用したことがない。
確かにこの違いは大きいだろう。
だから、こうした便利なネット環境で、すでにネットを実用のものとして使っているアメリカ人が、iモードを使っても日本人ほど感激する事はないだろうというのは納得できる話だ。
一つのサイトから他のサイトへ移行するときにメニューへ戻らなければならないというiモードの操作性も、パソコンを使った快適な操作性を知らないうちは問題ないとしても、一度でもパソコンを使えば、それが非常に使いにくいものであるということがわかるはずだ。
iモードを使用している彼らは、大きな画像を見た経験もほとんどない。
iモードでのWEBサイトの情報は限られているから、Eメールを中心としたものにならざるを得ないだろう。
そうなれば英語圏ではアルファベットだけを使用するため、漢字変換が不要というアドバンテージは非常に大きくなる。
さらに、外出先から急いでメールを送らなければならないほどの用件が、どれだけあるのかというのも気になる点だ。
さらにそれが必要な場合、アメリカでは、すでにそういう環境ができつつある。
3ComやIBMのハンドヘルドコンピュータを使えば、自動的にネットへ接続して、iモードよりはるかに快適に、また効率よくEメールを送ることができる。
また、携帯電話でのサービスもアメリカでもすでに始まっている。
しかし、それがどれほど、アメリカ人にアピールするかは未知数だ。
二つ目の問題として、日本では、ほとんどの人々が携帯電話を室内で使うことに慣れているという点だ。
データ通信は電話のもう一つの使い方に過ぎない。
しかし米国の場合、室内は通話エリアに入っていない。
米国では電話の料金に関する環境が日本と全く違う。
室内においては、基本料金でかけ放題の電話を使い、そしてネットへも接続するから、携帯電話を使ったインターネットを使うことはない。
だから、料金の問題も含め、室内で使えるようになるまでには長い時間がかかるだろうと予測されている。
携帯電話をインターネットアクセスに使うのなら、料金を含め外出先と同じように室内でも使えるようにならないと、大きくは成長しないだろう。
米国では、携帯電話の成長というものは、通話エリアの拡大によってそれが「主要な電話」となった時だけに起こるものなのだ。
アメリカの会社と提携して、アメリカの社会とニーズに合わせた仕様を提供できるかどうかが、成功のカギとなるだろう。
0810 Thurs.
世界共通規格と携帯電話
世界第三位の通信会社ドイツテレコムが、米国携帯電話の大手ボイスストリームを500億ドルで買収するというニュースは様々な憶測を呼んだ。
米国長距離通信の大手、AT&Tやスプリント、地域通信最大手のベライゾンなどは、この買収をかなりの脅威と感じているはずだ。
現在、欧州を初めとする世界の大半は、GSM(グローバル移動体通信システム)という規格の携帯電話が使われているという。
現在世界の4億6000万人の携帯電話ユーザーのうち、GMSは43%のシェアを占め、2003年には18億7000万人に増えたユーザーの57%がこの方式を使用するだろうと予想されている。
このGSM方式の唯一の欠点は、アメリカでは主流ではないということだ。
アメリカでは、様々な規格が乱立している。
ボイスストリームはその中で、唯一GMS規格を採用する大手携帯電話会社だ。
また、現在の第二世代の携帯電話の次の規格は、毎秒56キロビットのデータ通信が可能になり、さらにインターネットにも適した速度を持っている。
この新しい規格の実用化でも一歩リードしているのも、このGMS規格。
ドイツテレコムとボイスストリームは、アメリカで携帯電話を使ったインターネットサービスをどこよりも早く提供できるという。
GSMの欠点だった、全米をカバーするネットワーク網を整備するために、ドイツテレコムは、ボイスストリームへ50億ドルの頭金を現金で支払う。
◆
米上院の保守派議員たちは、国営の企業に買収を許すと米国の通信市場の競争を妨げ、ひいてはアメリカの安全保障にも関わると危惧している。
一方、ドイツテレコムのCEOとして就任したゾンマー氏は、大胆に人員を削除しながら、ドイツ政府の持ち株比率をどんどん引き下げ、現在の比率は58%。
ボイスストリームの買収などにより、さらにこの比率は下がることになる。
このゾンマー氏は、キャリアをアメリカで始め、ドイツテレコムへ就任前にはソニー・アメリカの社長も務めている。
アメリカの通信法では、政府資本が25%以上の外国企業がアメリカの通信会社を買収することを制限している。
しかし連邦通信委員会(FCC)が「消費者の利益になる」と判断した場合は例外として認可をすることができることになっている。
ドイツテレコムは、ワシントンでロビイストを動員して、「ドイツ国営の独占企業」というイメージの払拭を始めている。
買収が実現すれば、太平洋と大西洋の両岸で携帯電話サービスが提供されることになる。
アメリカからヨーロッパへ、またヨーロッパからアメリカへ出張しても、携帯電話がそのまま使えるとすればこれは、大きなアドバンテージとなるのではないだろうか。
少なくとも英語圏で生活する大多数の人は、このサービスを利用するだろうということは想像に難くない。
日本のNTTドコモは、こうした世界標準規格への動きに対して、どのような戦略をとるのだろうか?
アメリカから日本へ行ってもまた、日本からアメリカへ行っても、そのまま携帯電話が使えるというのは、ほんとナイスです。
Iモードもいいけど、NTTドコモさん、頑張ってくださいね。
0809 Wed.
株価と心理
掲示板へ次のような質問がありました。
どなたも回答されていないようですし、長くなりますので、ここで説明させていただきます。
Date & Time 08/08/2000 17:07:00
Posted by ST<iijiij@yahoo.co.jp>
アウッチ銘柄の疑問
突然ですが質問させてください
Market By chart で、Ouch!銘柄を見ていて気になることがあります。移動平均を割ったら、下へ向かうという古典的セオリーは理解できるのですが、"Ouch!"のように極端に下げる理由がわかりません。
マーケットにはチャーチストだけではなくてファンダメンタル第一主義の方もおられるはずですが、収益を上げている株まで"Ouch!"してるのが理解できません。
あの異常とさえ言える下げ方の理由をご存知の方教えてください。よろしくお願いします。ちなみに私はテクニカル第一主義です :>

上の銘柄の例で説明します。
この銘柄はここ2ヶ月の高値をつなぐラインを引いてみると、右下がりになっています。
積極的にマーケットメーカーや、投資家が積極的に買わない、何かの理由があるからですね。
本当に業績が良くて、将来性があるなら、マーケットメーカーが大量に買うわけですから、株価は右上がりに上昇するはずです。
マーケットメーカーがひそかに、少しずつ、わからないように売っているからかもしれないのです。
そうして、最後にどーんと売るというシナリオだってありえますね。
さらに、極端に下げる理由としてはいくつかの原因があります。
アウッチ銘柄に起こるような大きなギャップダウンを突然起こせるのは、マーケットメーカーだけです。
彼らが大量に売るからです。
たとえば上のチャートで見ると、一般の個人投資家は、この5日前のブルーのローソク足の後の、赤いローソク足のところで、大量に売る理由はありませんね。
ここで売られたのは、何らかの理由で、マーケットメーカーが大量に売ったからです。
これはボリュームをみればよくわかります。
この3日間の下落時に大きなボリュームを伴っています。
この売った理由は、我々個人トレーダーがまだ知らない何か非常に悪いニュース、たとえば業績が悪くなりそうな要因があるからです。
すでに発表されている数字がよくて、あたかも収益を上げているように見えていても、こうしたまだ我々の知らない部分で、悪いニュースがすでに起こっていることは良くあることです。
たとえば重役がやめるとか、どこかの工場で事故が起こったとかいう理由などですね。
通常我々個人レベルでは、そこまでの情報を得ることはできません。
こうした株価の下落が起こってからしか、知ることができないのです。
そうして、悪いニュースが流れると株価は一気に下がります。
その理由は次の人間の心理によるものです。
株価が下がるのは業績が悪いだけではなく、トレーダーや投資家の心理によるところが非常に大きいのです。
業績が良かったのに下がるのは、こうした理由からです。
業績は良かったけれど、「期待したほどではなかった」という漠然とした要因で株価が大きく下げるのは、こうした人間の心理によるものです。
3日前に起こったギャップダウンを見て、42ドル以上の値段で保有している人はどういう心理状態になるでしょうか?
売ろうかどうか迷うはずです。
また迷わずにこれ以上被害を少なくしようとする人は、損切りをしますから、また売られるわけですね。
2日前の下落は多分、こうした人たちの売りでしょう。
そうして、39ドルを切ったら、42ドル以下で持っていた人も、たまらずに、売ります。
38ドル以上の値段で持っている人の多くが、最後の下落の日に、たまらずに投げ売りを始めます。
またさらに、それ以下の値段で持っていた人も、利益があるうちにと売りに回ります。
そうして3日目の大きな下落が起こります。
このような心理状態を含む人間の行動は、すべてチャートにその足跡として残ります。
これは人種・国籍・性別を問わず、人間すべてに共通するものです。
ですから、こうしたチャートには、プロのアナリストの考えや、マーケットメーカーの動きなどの、ファンダメンタルな要素は必ず現われています。
こうしたそのマーケットにかかわる、すべての人間の心理の足跡を見ながら下落のパターンを予測する方が、ニュースだけをもとに予測するより、はるかに信頼性の高い予測ができるのではないでしょうか。
サマーコンサート
朝は霧もかかっていたのだけれど・・
とにかく、午後からはピカピカに晴れるというのが最近のパターン。
7月26日のCOOLに引き続きサマー・コンサートのレポート。
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
オフィスから歩いて30秒ほどのところにある、ウッドマークホテルの前、Plaza at Carillon Point で、昼をはさんで繰り広げられた。
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ベッキーはまめに、忘れずチェックしている。
で、早速偵察に・・
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今日8月8日は、Mainstream というバンド。
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Zoom
4ビートっぽいのからレゲエまでアリでした
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サックスはなかなかよかった
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歌も雰囲気
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ドラムとベースがもう少しでしたが・・でも、楽しくやっていました。
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キレイどころのお姉さん方も・・
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Zoom
どこかで見たことのあるような・・
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ベッキーでした
22日のスケジュールは Top Brass。
0807 Mon.
The Green Mile
昨夜は久しぶりにビデオを見た。正確にはDVDディスクを借りたのだけれど・・
最近ブロック・バスターでは、新作でDVD版があるものは同じ値段でレンタルをしている。
このビデオはDVD版があったので、DVDのレンタルとして初めて借りてみたけれど、キャプチャーで英語の字幕が出るうえに、映像はもちろんビデオとは比較にならないレベルで楽しめる。
ウチは、TVもボーズのサブウーファーにJBLのスピーカーシステムだからサウンドも画像には負けない。
DVDの素晴らしいサウンドを聞くと、これからはDVDだなあ・・
ソフトの普及がカギだけれどね。
さて、肝心の作品だが、ステファン・キングの原作の映画化で主演はトム・ハンクス。
ストーリーは、1935年頃の出来事を中心に展開する。
この題名だが、死刑囚独房のある刑務所にある、E棟の床が黒い緑のリノリュームのため「 The Green Mile 」という題がついているのだそうだ。
その所長という設定のいたトム・ハンクスとある黒人とのからみでストーリーは展開する。
夢と、アメリカ社会の持つ人種差別をうまく組み合わせて、見るものをグイグイとひきつける展開のうまさは、やはり原作がいいからだろうなあ・・
まだ見ていらっしゃらない方はぜひご覧あれ。
ブルーエンジェルスのショーが終わると、夏も峠を過ぎたという気分になる。
今日はそんな気分を象徴するように。午前中は雲が出ていたのだけれど、午後からはまた快晴。
だけどそれほど暑くない、特に夜はとても涼しい。
午後8時半で21度くらいかな・・
ようやく金曜までの写真をアップした。
正直いって編集にちょっとゲンナリしています。(笑)
金曜までの分は、ここからどうぞ。
Hama さんから激励のメールをいただき、さらに新しいデジタルカメラの情報を送っていただいた。感謝!
肝心のアクロバット飛行本番の、土曜の分がまだ結構あるのだけれど、こういうメールをもらうとまた頑張らなくっちゃと思ってしまう。
まあ、まんまとその手に乗ってしまったようだけれど、こういう手を差し伸べてもらえるのも、ネットのよさかな。
少しずつですが、頑張ってアップしますからね。
0806 Sun.
ブルーエンジェルスのショー Watch
昨日は家族全員で、マーサーアイランドへ。
男は大体にこういうのは好きだけれど、女性はどうなんだろうか?
家族のオンナどもは、最初あまり気が進まないようだったけれど、土曜は晴れの本番の日だったこともあって、ショーは盛り上がり結構楽しかったようだ。
やっぱり、リハーサルとは違うな。
ただ、直射日光と結構な距離の歩きで、帰ってからドット疲れが出たよう
で、全員昼寝。(笑)
しかしよく歩いたもんだ。
昨日の様子は、写真の数が多いので、アップに時間がかかります。
まずは、金曜の様子の続きはここからどうぞ。
その続編はここから。
さらに金曜の最後のは、明日アップの予定。
さすがに今日は、行かなかった。(笑)
日焼けで、ヒリヒリ状態。なんせ丸3日間だからねえ。
午前中はカラダが熱っぽいのでダラダラと過ごし、ときどきアイスノンのようなもので冷やしながら、時間を見ては写真の編集。
午後は、のんびりと昼寝。
そのあと夕方に、カラダを冷やしがてら?プールで泳いだのだけれど、鏡で見ると首から上が黒く、スパイ大作戦で顔をベリベリと引き剥がす前に被っているマスクを被ったようで、かなり間抜け(笑)
しかし、日曜の夕方は空いていた。
先週は確か土曜だったから、プールも一杯だったけれど、今日はコースが2つほど空いていたから、のんびりと無理をしないで流しただけ。
カラダの表面は水で冷えたけど、中から暑くなってきたので、何となく火照るんだな。
さっき友人宅で、ちょっとワインを一杯飲んで帰ってきて、これから軽く食べたら、ベッドで本でも読むかな。
明日から、反動でバテないようにしないとなあ・・
まあ食欲があるから大丈夫だろう。
0805 Sat.
ブルーエンジェルスのリハーサル2日目 Watch
ここからです
やはり写真が多いので、さらに重くなりそうなので、分けることにした。
で、今日は「その一」をアップ。
マーサーアイランドの近辺は、だんだん渋滞がひどくなる。
この島は、詳しい地図がないんだなあ・・
まあアメリカってそんなに詳しい地図はないんだけど、大体こっちだろうなって行くと、とんでもないところへ行ってしまう。
3年程前に、行き当たりバッタリ走っていたら、迷いまくって大変な目に合った。
やはり地図を見ながらでないと、カンなんてのはあてにならないものだ。
基本的に住宅地だから、通り抜けができないようになっているうえに、少し古めの高級住宅地だから、道が入り組んでいる。
だから今回のように混んでいると、下見をしておかないと、適当にこっちへいけば何とか・・なんてのは甘いあまい。
えらい時間を食うことになる。
昨日の帰りは反対車線、つまり、シアトル方面行きの車線は通行止めになっているものだから、ファクトリアあたりまでぎっしり。
10キロはあるだろうね・・いやあ、あそこにはまったら最悪。
だけど、平日だからトラックの運転手なんかにすればいい迷惑だよなあ。
たかが飛行機のアクロバット飛行のために通行止めにするなんて全く・・という不平が聞こえてきそうだけれど、ここはアメリカ。
まあ、のんびりと細かいことはさておいて、人生を楽しむ。
どのみち一回こっきりなんだからね。
あくせく働きすぎて、病気にでもなったら、それこそかえって回り道。
とはいえ渋滞に巻き込まれるのは、ご免こうむりたい。
しかし、夏はオープンで走っているとはいえ、どちらかといえば普段日にあたらないものが、二日連続で直射日光にさらされたから、ヒリヒリ。
当然だ。こりゃ、皮がむけるな。
そういえば、結構サンオイルの匂いが充満していた。
女性はぬかりなく対策をしているようだ。
いまさら遅いけど・・(笑)
車での移動を前提としたところをとにかく歩き回るのだから、結構な距離を歩くことになる。
帰ったらクタクタ。で、ぐっすり昼寝。
40台の日本人に聞くと、子供が小さい時は行ったけど・・という人が多い。
くたびれて、「一回行ったらもういい」ということになるよな。
まあ写真を見ても、若い人が多いけど当然だろう。
しかし私は今日も、行ったんだな。
それも「凄いから行こう!」って、気が進まない家族みんなを引き連れてね。(笑)
というわけで、その顛末はまた明日。
0804 Fri.
ブルーエンジェルスのリハーサル Watch
ここからどうぞ
写真が多いので、重くなりました。すみません。
しかし、写真は沢山あった・・
全部の写真は、フォトショップでかなり調整が必要。
しかし、トリミングといって画面の一部を切ったりとかいう面倒なことは一切なしです。
小さいサイズは、マクロを使って全部自動。
どうしても、この自動でダメなのは、トーンカーブで明るさを調整して、あとは必要があれば、カラーバランスをいじるだけ。
大きいサイズのは手動。マニュアル操作。オートマチックでは有馬温泉。
枚数が多いので、基本的に時間のかかることはやりません。(笑)
しかし炎天下は暑かった。
日中の炎天下では、このデジカメ液晶画面というのはほとんど役に立たないということがよくわかった。
日陰で撮るとよく見えるのだけれど、そうするとアングルが限られるしなあ。
これだけ近いと、被写体が速いから、ズームを引いて画面に捉えたら、そのままズームインしないと、被写体を捉え続けることができない。
ズームであまり近づくと、今度は画面に捉え続けるのが難しくなる。
一瞬のタイミングを捕まえてシャッターを押さなくてはいけないのに、ピントが合うまでに時間がかかるから、その間に小さくなってしまう。
なわけで、クローズアップ写真は無理。
ビューファインダーがついていないので仕方ないけれど、長く使っているので、大体の見当で何とか撮ったけれど・・
こうなると一眼レフのいいデジカメが欲しいけれど、ハイエンド一眼レフカメラの最高峰、EOS DCSシリーズの後継機EOS D2000だと、確か198万円。
これだけのために買うのもねえ・・
こういうのって待てば安くなるしなあ。
日光が充分当たっているため、ピンボケはほとんどなし。
ただ撮った後、フロッピーへ書き込んで、次が撮れるようになるまでの時間が5秒くらいかかるので、次の飛行機が来るとシャッターチャンスを逃したりすることがある。
やはり下見と経験は必要で、これはトレードも同じだな(笑)
フロッピーは大体3枚で少し余るくらいで収まる。
問題は、バッテリー。
ピントを合わせるのと、ズームをかなり使うため、バッテリーを喰う。
フル充電したカメラについてきたのは、15枚くらい撮ったらアウト。
予備に買ってある、長時間持つやつは3時間ほど持つから、これに変えれば楽勝だ。
それでも2時間ほどだろうね。
来ていた人で黒人は二組くらい。アジア人も多分10人くらいだろう。
あとは全部白人系統。
みんな気さくで、デジカメで撮ってると、「それいいね」とよく声をかけられる。
それとみんなフレンドリーで、楽しくやろうというのが根底にあるから、人ごみでも快適だ。
あとは、あっちの方が見やすいからいいよとか、とにかく気軽にお互いが声をかけあう。
こちらから聞く前に声が飛んでくる・・という感じだ。
いい意味での余計なおせっかいが氾濫している。(笑)
車が混んでいても、お互いに譲り合うし、信号がなくても交互に入るというのは当たり前になっている。
交通整理とかの警官も、動きというか、どこにどういうように配置をすればスムーズに進行するのかということが、非常に効率よく考えられているようで、見物人としてそういう面で不満やイライラすることはない。
みんなピクニック気分でとても楽しんでいた。
おまけに一切費用がかからないからね。
今日の分は、明日アップします。
Have a nice sunshine !
みなさんよい週末を!!!
0803 Thurs.
ブルーエンジェルスのリハーサル
アクロバット飛行は、今まで土・日の本番しか見たことがなかったので、今日はリハーサルを見てみようと、10時半頃オフィスを抜け出して、一路マーサーアイランドへ・・
スケジュールは、正午 - 12時45分 ・ 午後 1時30分
- 2時45分なので、一応11時前には公園の駐車場へ到着。
ところが、学生達が公園の芝生で何やら練習中のため、駐車場は満員。
仕方ないので、住宅地へ駐車し、自転車専用路へ歩いて行くと、向こうの公園側から、本と折りたたみ椅子を持った、20代後半から30台半ばまでくらいの東洋人が歩いてくる。
ここからは英語。
「やあ、リハーサルを見に行くの」と声をかけて、言葉を交わしながら「何の本なの?」と聞いたら、見せてくれた本は見慣れた日本語。(笑)
なーんだ。最初から、日本語を話せばよかったな。
しかし、韓国人や中国人ということもあるし、かといって、いくら見極めるためとはいえ、初対面でジロジロ見るのもねえ・・
かといって、いきなり日本語で話しかけるというのは、アメリカでは普通しない。
「日本語大丈夫?」と聞くと「Yes」だったので話してみると、どっちも日本語はペラペラなので(当たり前)以後の会話は順調に進行するのでありました。
ははは。
素朴な疑問
lこの I さんは、この場所へどうして?
普通の日本人にはなかなか分かりにくい場所なのにと思っていたら、なんとすぐそこに住んでいるという。
世間話をしながら、橋の方へ下って行ったのだが、特に根掘り葉掘りお互いに仕事のことなどは聞かなかった。
まあ彼も聞いてこなかったので、こちらもいきなり私立探偵のような会話は避けるというか、まあ普段からそういう習慣になっているからね。
日本から来たばかりの日本人なら、ヘンなヤツだと思われるだろうね(笑)
というのは帰りに、そこまでの話になったのでわかったのだが、私のことは、どうやら先刻ご承知のようで、「どこかでお目にかかったと思ったら・・」と、本も買って読まれていたようでした。
うーん、シアトルでは悪いことはできないなあ・・
といっても、別にそういうことをするというんじゃないけれど(笑)
I さんは、シアトルには5年くらい住んでいて、レストランのマネージメント関連の仕事をやっていて、来週キャリフォルニアへ引っ越すという。
で、この I さんとは、また明日このあたりで会いましょうと、いうことで別れたのでありました。
帰りは少し渋滞があったけれど、1時半過ぎにはオフィスへ戻ったら、マーケットは、随分今日は強かったようだ。
というわけで、何となく気分のいい木曜でした。
今日のリハーサルの様子は明日、アップします。
シアトルにお住まいの方は、明日時間があれば見に行くといいですよ。
場所などは、ここにあります 明日は
ということですから、私も明日はまた行きますよ。
SONYのデジカメを持ってウロウロしているのが私です。(笑)
ではでは。
0802 Wend.
ブルー・エンジェルス
長く重くなるため
見物に最適の場所・スケジュールなど
別ページに特集しました
このテーマの続きはこちらをご覧ください
帰宅してから少し加筆訂正しました。
0801 Tues.
週末日記
実は昨日アップしようとしたら、自宅のDSLのプロバイダーが工事のため、使えなくなる時間帯に突入していた。
というわけで、今日まとめて書こうかな・・といっても、こういうのは書きたいという気分のときに書かないと、スラスラというわけにはいかないのが、不思議・・。
だから思いついたときに、下書きというかとりあえず書いておいて、後から書き足すということもやるんですが、書こう!と思ったときに書くのがやはり一番なんですね。
そうそう、その前に表の掲示板へも書き、また、セミナーを受講された方にはメールを送付しましたが、以下のような状況ですので、不便をおかけしますが、よろしくお願いします。
サーバー移転は、本来金曜のEメールのサーバー変更と同時という予定だったのですが、それだとマーケットの時間中になってしまうため、担当のSさんと相談のうえ、マーケット終了後に変更。
Eメールの変更の件は、念のため継続して告知させていただきます。
サーバー移転
Daytradenet サイトのプロバイダがデータセンターへのサーバー移転作業のため、明日2時間ほど接続できなくなります。
シアトル時間、8月2日午後2時から4時ごろまで。
つまりマーケット終了後です。
日本時間8月3日午前6時から8時までとなります。
この移転後はアドレスが変わりますので、通常のアドレスでホームページの表示ができない場合のみ、次の絶対アドレスを直接URL(アドレスバー)へ打ち込んでください。
216.217.219.101
なお、これに関連し、Eメールは、8月4日金曜日午前9時から午後2時ごろまで、4-5時間程度使えなくなります。
日本時間5日午前1時-6時に該当。
この間のご連絡は、次のアドレスまでお願いします。
Daytradenet@hotmail.com へご連絡ください。
ブランド
いわゆるブランド品メーカーが競って日本に出店攻勢をかけるとのことらしいが、これだけを見ると、日本は不景気ではないようだ。
不景気の反動でせめて・・という気分なのか?
「ルイ・ヴィトン」は、消費不況でも高級品は好調で、「日本は世界最大のお客様」らしい。
2002年の春に「ルイ・ヴィトン館」を東京・表参道にオープンするそうだが、地上6階、地下1階という、世界最大規模となるようで、販売・修理部門だけではなく、ブランドを紹介する美術館なども設けるというから、全く商魂たくましい。
不景気のため、一時のようにパリの本店へ買占めに行けなくなった?日本人のためかもしれない・・というのはちょっと考えすぎか。
まあ、ヴィトンはモノが頑丈だから、少々高くてもそれほどの割高感はないのかもしれないが、2000年3月期の売上は何と前期比14%増の863億円だって・・うーん。
エルメスも世界最大のパリ本店と並ぶ規模の店を出店し、イタリアブランドのベネトン、マックスマーラも年内に東京に新しい店を開く予定だという。
そういえば、一時車でもポルシェに乗って銭湯へ行く、っていうライフスタイルが日本で勃発したことがあったけれど、どちらにしてもアメリカ人が聞いたら驚くだろうなあ・・(笑)
ダイアナ・クロー
週末は久しぶりに野外コンサートへ行って来た。
詳細はここにありますが、日頃から聴いているアーティストをライブで見るというのは、年齢に関係なく、いくつになってもいいものだ。
彼女も15歳から歌い始めて、今年で20年だから、まあ少なく見ても、15年は下積みの時代を過ごしてきたという勘定になるが、一つのことを長く続けた結果としての説得力というのは凄いものだ。
これだけ続けられるというのは、売れるためとかお金のための前に、好きだからという純粋な動機があるからだろうし、さらにそれを理解して、育てられる周りとか環境とかの影響も大きいのだろうね。
つい先日も、ケーブルTVで、カントリーミュージック専門のチャンネルを少し見ていた。
私はあまりカントリーミュージックは好きじゃないので普段は聞かないのだけれど、中年の男性シンガーの歌声に思わず聴き入ってしまったというか見入ってしまった。
なんとかブラックという歌手で、オースチンという街でのライブコンサートの様子をやっていたのだが、ゲストが次々と登場する。
これがまたうまいんだなあ。
チャンネルを変えるのを忘れて見ていたら、同じくカントリーは聴いたことのないカミサンも台所から見ていて、「うまいわねえ」だって。
私は、カントリーはいわゆる門外漢で、どちらかというと積極的に聴こうとは思わないのだけれど、リモコンのチャンネルボタンを押させないだけのパワーを持っているというのは、よく考えればすごいことだ。
よく聞くと、今風のリズムをうまく取り入れているし、バックバンドも年季の入ったいわゆるオッサンばかり。
最近のいわゆる日本の音楽番組を見て、現状を知るものとしては、大きな「ため息」が出るばかりでありました。
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2000
08-