2000 0515-


0530 Tues.

プロフェッショナル

チャートで見るマーケットでは、いわゆるイントラデイのトレードについて検証している。

つまり掲示板でのライブトレードだ。

しかし、この超短期のトレードを薦めているということではない。

くれぐれも誤解しないでいただきたいのだが、こうした超短期のトレードというのは、非常に難しい。

では何故、チャートで見るマーケットで書くのか?

このトレードで得られるノウハウは、非常にパワフルで、少し長めのタイムスパンでも、もちろん有効に働く。

また、数日の保有によるいわゆるスウィングトレードでは、検証する銘柄の数が、2日から5日で1トレードということになってしまうから、こうした学習のためには、余りにも数が少な過ぎるというのも理由の一つだ。

逆に長めのタイムスパンでのノウハウを持っていても、こうした超短期のトレードが成功すると言う保証はない。


だから、こうした事情をわからない人が見ている可能性の高い掲示板への書き込みは、同じようなタイミングでトレードができないように、少しゆっくりめに書いている。

またセミナーを受けられた方の中でも、日本からこうした1分から数分の超短期のトレードで利益を出そうとされる方がいらっしゃるようだが、これは非常に危険なので、やめておかれた方がいいと思う。

趣味でトレードをされる方や、たまに儲かればそれでいいと言う方は、同じような考えの方が、あちらこちらの掲示板などで議論されたり意見を述べられているから、そちらを参照されるのがいいだろう。

では、プロを目指す場合、どういうことを考えればいいのだろうか。

瞬時に判断できる能力が求められるから、非常に集中力が必要になる。
だから気分転換を含め、自分をコントロールすることもまた必要で、そのためには、まずペーパートレードで確実な利益を出せることが、必須の条件となる。

ここで利益の出せないものが、実際のトレードで利益をコンスタントに出せるはずがないからだ。



ではイントラデイのトレードで、コンスタントに利益を出し、生活をするには、いいかえれば、プロを目指すにはどのような条件が必要だろうか?


条件が簡単なものから並べてみた。


トレードの基礎教育をきちんと受けていること。

シアトルのオフィスのような、高速専用回線を持つ専用のトレーディングフロアでトレードができること。

少なくとも1年間は、利益が出ないという前提で取り組める経済基盤を持っていること。

一日6時間半のマーケットへ、少なくとも一年間は継続してフルタイムで参加してトレードができる状態であること。

家族の理解と支援があること。

利益が出せるようになった時の、明確な目的があること。


これらの条件が満たせない場合は、イントラデイトレードであっても、数10分から、数時間単位の比較的長いスパンでのトレードを考えた方が安全だ。

または、2日から5日位のタイムスパンで保有する、スウィングトレードで利益を出すように考える。

これがコンスタントに利益を出す最短距離だと思う。

ではそれぞれの項目について少し補足を・・

 


トレードの基礎教育をきちんと受けていること。

これはまず最初にクリアしなければならない条件だ。

免許証のない者や、免許をとっても自己流の無免許運転をしてきたものが、いきなりレース場で走って勝てるだろうか。

こうしたトレードはいろいろな理論や考え方がある。

単独では効果がないように思えても、組み合わせることによって、大きな効果をあげることもできる。

実際のマーケットでトレードを続け、勝ちパターンを知っているトレーダーに学ぶのがベストだ。

10位以下のチーム同士が徒党を組んで情報交換しても、トップチームに近づけるはずがない。

勝てないノウハウを数多く持ち寄って、何が生まれるというのだろうか?

S時コーナーのラインの取り方や、マシンの構造についての知識、セッティングを煮詰めるための知識や、メカニックとのコミュニケーション能力がなければ、決勝で走るだけのマシンを仕上げることはできない。

あなたが勝てるセッティングは、あなたにしか作れないのだ。

そのベースになるのが、基礎教育なのだ。



シアトルのオフィスのような、高速専用回線を持つ専用のトレーディングフロアでトレードができること。

何かのアクシデントが起こった時に、即電話で反対売買ができるような環境を予備で持っておくことは、リスクを下げるためには非常に大事なことだ。

専用のトレードフロアなら、何かおかしい時に、NASDAQのシステムの問題なのか、トレードフロアの問題なのかがすぐにわかる。

しかし日本からだと、日本とアメリカの回線の問題という要素と、契約しているプロバイダの回線の状況という余分な不安定要素が増えるのだ。


きちんとしたサポートを続けている実績のあるスタッフを持っているところでトレードをするというのが理想だろう。

この条件がないということは、スペアカーなしで、レースに出場するチームのようなものだ。

何か起こった時に、すぐに別の車で走れる体制がなければ、長いレースでコンスタントに、成績を上げることはできないだろう。



少なくとも1年間は、利益が出ないという前提で取り組める経済基盤を持っていること。

余裕がないと、成功する確率が低くなるし、トレードが思うようにゆかないケースでは、心理的に大きな負担となる。

生活できるだけの利益を、毎月コンスタントに稼ぎ出すというのは、なかなか難しい。

だが、資金が潤沢で、目先の生活資金にゆとりがあれば、こうした利益を出せるまでの「我慢の期間」をしのぐことができる。

スポンサーの少ないチーム、つまり予算がないチームでは、コンスタントな上位入賞はできないということだ。

銀行の口座に潤沢な資金があればあるほど、この項目は有利になる。




一日6時間半のマーケットへ、少なくとも一年間は継続してフルタイムで参加してトレードができる状態であること。

利益が出せるようなスタイルを完成させるまでは、フルタイムでマーケットを見続け、成功するまでは何としてでも成し遂げる、という強い精神力が必要だ。

たとえ上位につけなくても、上位グルームの車に追い抜かれて、離されるまでは後ろにクラいついて、ラインを研究するくらいの心構えがなければ、上位へ食い込むことはできない。

Execute つまり売買の執行は、実際のマーケットで数をこなすしか、上達の方法がないのだ。

だから、こうした経験は大きなアドバンテージとなる。

言ってみれば、トレードの経験時間と言うのは、パイロットの飛行時間のようなものだ。

この経験している時間が長いということは、いろいろな経験を積んでいるということになる。

長期と短期のトレードをどのように組み合わせるのかという判断も、大事になってくる。

マーケットと向き合い、自分の問題点を少しずつでも克服するという姿勢が、成功への扉を開くのだ。

特に成功しているトレードを継続している時間は、あなたのトレードをさらに強固なものにしてくれるはずだ。




家族の理解と支援があること。

家族がいない孤独なトレーダーは、精神的に孤立しているから非常に脆いし多くの角度から物事を見ることが難しくなる。

それに耐えるだけの強い精神力を持続させるというのは、至難のワザだ。

愛し愛されるということは、トレードにとってはポジティブに働く大事な要素だろう。

誰のために頑張るのか?

人は時によっては、自分のためだけでは頑張れない、弱い時が必ずある。

そういうときの、支えが大きな励みとなって、トレードを継続させるための原動力となる。



利益が出せるようになった時の、明確な目的があること。

トレードの先の目的がないと、お金のためのトレードになってしまう。

一番、失敗しやすいトレードだ。

あなたが本当にしたいことは何であり、そのためには、いくら必要で、それはいつなのか?

目的と終わりのないトレードは、エントリーしたが、脱出ポイントを設定しないトレードと同じことなのだ。

目的がないままに、穴を掘っては、またその穴を埋めるという作業を延々と繰り返すと、その結果はどうなるだろう?

トレードはエントリーする前に、脱出ポイントを決めておくことがポイントだが、金額ではないトレードそのものの目的がなければ、トレードそのものがパワーのないものとなる。

一億円貯めたいとか、金持ちになりたいといった目的で、成功するだろうか。

F-1へ参加する目的が、入賞の賞金を狙うようなものや、契約金目当てと言う姿勢で勝てるわけがない。

優れたドライバーは、シーズンが終わると、結果として優れたチームからオファーがあり、巨額の契約金が入るが、レースをする目的とは自分にとって、納得のできるレースをすることではないだろうか。

そして、そうしたドライバーは、その先の目的も持っているものだ。

 

フルタイムのプロトレーダーになるためには、資本や基礎を身に付けるために多くの資金が必要であり、また経験を積むための時間と、それを継続させるためのエネルギーと精神力が必要になる。

だからこそ、成功したときの見返りも大きいものになるが、非常に難しい。
保険もなく、成功の保証は何一つとしてない世界だ。
頼れるのはあなた自身だけという、厳しい世界で、それぞれの要素をバランスよく、マネージメントをする能力が必要なのだ。

そういう意味では、何かの仕事を成功させてきた人が取り組めば、その成功率は高くなると思う。

トレードは、自分をよく知るためには最高の試練の場だ。

真摯な心構えこそが、成功の扉を開くカギなのだと思う。

 

バックロードホーン

昨日、長岡鉄男氏が他界された。

朝日新聞の記事

長岡 鉄男氏(ながおか・てつお=オーディオ評論家、本名冨岡寿一=とみおか・じゅいち)は29日午後4時6分、肺炎のため埼玉県三郷市の病院で死去、74歳。葬儀・告別式は6月2日午後0時30分から埼玉県越谷市蒲生1の15の18の広済殿で。喪主は妻紀代子(きよこ)さん。自宅は埼玉県越谷市下間久里886の51。

クイズやコントの作家からオーディオ評論家に転身。実証に基づく硬派の批評で信頼を集めた。スピーカー工作の権威としても知られる。『長岡鉄男の日本オーディオ史』『長岡鉄男のいい加減にします』など著書多数。(21:31)

何を隠そう、私は彼のファンだった。

音楽が好きだったから、20代からオーディオも趣味として楽しんできたのだけれど、特にスピーカーでは、長岡氏の設計された、FE203Σ2発のバックロードホーンを作ったことがあった。

それまでは、市販のスピーカーを買い換えていたが、JBL L-26 ディケイドの後のスピーカーとして、候補を探していたところ、何かの専門雑誌でその試聴記を読んでいるうちに、このバックロードホーンを聴いてみたくなった。

最初はためしに小さいものを作ってみたが、なにぶん素人なので仕上げがお粗末。

カミサンの「こんなみっともないものを部屋に置くの?」という意見もあり、綺麗に仕上げるには、道具も必要になることから、氏がオーディオ専門誌で書かれたボックスの設計図を専門業者へ送り、箱を作ってもらった。

それにユニットを組み込んで、鳴らしたときの感激を今でも思い出す。

それまで、メーカー製の市販のスピーカーを使ってきたが、その音離れのよさと低音の質の違いに驚いた。

ただ録音の悪いものは、それを正直に鳴らしてしまう。

もちろんいいものは抜群にいいのだけれど、その落差が大きくこれはこれで、また新しい悩みができたのを、懐かしく思い出す。

また彼は、いろいろなことに挑戦し、確か鉛の板をアンプなどの上に置くと音がいいということを考え出したのも確か彼だったように記憶している。

で、ダイビングの店へ、鉛の錘を買いに行ったことがあったが、何しろ重いので、一度にそうたくさん買うことができない。

店の人も、鉛のおもりだけ時々買いに来る変な客だっと思ったのだろう、「何に使われるんですか?」と聞かれたことがあった。

確かに音はよくなるが、あんなものを乗せると確かに見栄えは悪くなるからね。

おまけに、アンプの後ろは線だらけで、カミサンや娘からは、家の雰囲気を悪くする張本人として、かなり白い目で見られていたが、それも今となれば懐かしい思い出だ。

自宅の本棚に氏の本は、今でも並んでいる。

青春の一ページが、また思い出となってゆく・・

合掌。


0529 Mon.

トレードとは関係のない素朴な質問

走り屋

26日のCOOLで「DTは危険か」でメールをいただいた方から、今度は車に関しての質問が・・。(笑)

そういえば 一様は車がおすきでしたね。

私もだいすきです、いまインテグラRを乗っていますけど一時は助手席も無ければ内装も何も無かったヾ(@^▽^@)ノわはは、走り屋仕様(もう死語かも?)でした

ひとつ伺ってもよろしいでしょうか?昔からの疑問だったのですけどアメリカでは走り屋のような人達は存在するのでしょうか? ロードスターを振りまわしておられる方は存じ上げておりますが・・・・

インテグラは一度カミサンのBMWの代車として、ベルビューBMWがインテグラのシフト仕様(マニュアル)を貸してくれたことがあり、エンジンがよく回って、パワーがあったことが印象に残っています。

走り屋仕様ですか・・懐かしい響きですね。

ご質問の「
アメリカでは走り屋のような人達は存在するのでしょうか?」ですが、飛ばしている人は確かにいます。

ただ、他の人に迷惑をかけずに安全なところでという人が多いので、目にすることはほとんどありません。

時々早い車について行くことはありますが、メチャクチャな危ない運転をする人はいないようです。

個人的にハイパワーな車に乗って、一時の加速を楽しむとか、ある特定のコーナーを早くまわるとか言う程度でしょうね。

これには、ある事情があります。

アメリカでは、ミアータのようないわゆるスポーツカーは、特に若い人が乗ると保険料が非常に高いのです。

これはポルシェなどの高性能な車も同じことで、普通の若いアメリカ人はそんなに高い保険料を払ってまで、乗ることはしません。

アメリカは「分相応」という考え方が非常に強いのです。

つまり高校生は高校生の乗る車、いいかえれば若者は自分の収入で無理をしないで乗れる車を選択します。

若いシャコタンにした連中は、ほとんどが一台つまり単独で走っています。(笑)

ガールフレンドを乗せているか、男同士でワイワイやりながら走っていますが、大体はカッコウばっかりで、スピードを出しているのはほどんど見かけません。

若い人がスピード違反で切符を切られると、高い罰金を払うのはもちろんですが、免許の点数を引かれ、地域社会へのボランティアなどの罰則も付加されるうえに、保険料が猛烈に高くなり、時には保険への加入を拒否されることさえあります。

ですから、日本のようないわゆる暴走族はいません。

時々、趣味でハーレーダビッドソンに入れ込んでいる中年のオッサン連中が、集団で走っていますが、周りの人たちから顰蹙(ひんしゅく)を買うような行動はけっしてしません。

ゆっくりと同じ趣味のもの同士で、郊外のドライブを楽しみながら走っています。

シアトル以外の地域では、事情が違うのかどうかはわかりませんが、他の地域でも大体このようなものだと思います。

さらにアメリカには、屋内のカートレース場や、個人が車を持ち込んでやる草レース場が結構ありますから、本格的にスピードを出したい人は、そこで楽しんでいるようです。

日本も、あれだけの数のゴルフ場があれば十分なはずでしょうから、採算の合わない場所を、レース場にして若い人のために提供するような知恵を使ってもバチは当たらないと思いますが・・

高速でのコントロールの難しさや危険性を、スピードを出すことで体験させるという安全教育の方が、隠れてコソコソやる「ネズミとり」より遥かに効果的なのではないでしょうか。

トヨタのような莫大な利益を出している会社は、儲けさせてもらったユーザーと社会のために、こうしたレース場を作り、安全運転のためのドライビングスクールでも開いたらどうなんでしょう。

トヨタも金儲けだけじゃなくて、名実共に世界の一流企業になるためには、こうした発想が必要でしょうね。

自分だけ儲かればいいという考えは、COOL じゃないね。(笑)

 

ホームシック

馬渕さん自身あるいは奥さん、子供さんが、もういやだ日本に帰りたいとホームシックになったことはありますか、もしあればどうやって克服しましたか、教えてください。

私の場合は、住みたくて住んでいるので、ホームシックというのは一度もなかったような気がします。

カミサンや娘などは、最初の4年くらいはいずれ、日本へ帰りたいとうるさくいってました。

カミサンの場合は、その原因は、やはり言葉ですね。

ただ英語を全く話せない人はたくさんいます。住んでいれば、マーケットの買い物くらいは、問題なくできるようになります。

しかしそれでは、アメリカ人の友人を作ったりというのは無理ですが、日本人はかなり沢山いますから、そういうコミュニティーで気の合った人が見つかれば、そういったホームシックは自然となくなるようです。

それと「家を買う」というのは効果があります。

気に入った家を買えば、住み心地というか居心地はとてもいいですからね。
日本の家には住みたくなくなります。(笑)

毎日生活していると、それくらい違います。

あとはどうしてもホームシックになったら、1ヶ月ほど日本へ帰しました。

アメリカに住んでいると、日本のよかった点が、どんどんよく思えてきて、想像の世界でどんどん膨らむことが多いのです。

ですから、実際に日本で一ヶ月も住むと、その幻想は跡形もなく消えてしまうようで、飛行場へ迎えに行くと必ず「もう日本へは戻りたくない。やっぱりア
メリカがいい」っていいますね。(笑)

ちょっと費用はかかりますが、これを繰り返すと、ホームシックは消えてゆきます。



子供は何も問題ありません。

言葉も大丈夫。子供はスポンジのように、どんどん吸収しますからね。

ただ、親がそばにいてうるさく注意して育てないと、つまりお金だけ送ったりして、そばにいないで自由放任で育てると、ほとんどが、後で大変な苦労をすることになります。

それさえ気をつければ、アメリカのほうが人間的に大きくなる可能性の高い教育です。

ただ放っておくと、手がつけられなくなる可能性もまた高いのです。

すべて自由の国ですからね。

長男は障害を持っているのですが、こういった弱者への教育は日本とは、全く比較になりません。

ただ、これは日本の集団主義と関係しているのですが、いずれ日本へ帰って日本で生活をさせるのなら、日本の教育を受けさせたほうが、余計な摩擦を受けずにすむということはいえるでしょうね。

日本の教育は集団を作って、それを守る人間を育てる。

これが基本にあるように感じます。

これは、アメリカと比較してのハナシですよ。

その典型的な例が「会社員」です。

最近は主体性や個性を尊重しているように見えますが、本当に個性的で主体性のある人間は、依然として「自分勝手なヤツ」とか「協調性のないヤツ」として排除されてしまうのが現実です。

日本の教育は、子供に将来金儲けをさせるためのものであり、それに都合のいい大量の「会社員」を作ることに特化されているようです。

修理工・職人・ノーベル賞クラスの突出した科学者を教育するようにはできていません。

日本は、「自由」より「平等」が重視されます。

それも日本の平等というのは、教育を受ける機会が平等にあるのではなく、教育の結果が平等になるようになっているのです。

過酷な入試制度を設け、学力のあるものだけを選択して教育しているため、誰でもが希望する教育を受けることができません。

アメリカでは、日本のような過酷な入試のために子供たちが、大事な青春を勉強だけで過ごすということがないような配慮が、いたるところにあります。

「会社員」だけが幸せな人生を送れるということではなく、他の選択をした者も同じように、幸せな人生を過ごすことができるというのが、本当の平等な教育なのではないでしょうか。

自分の位置というのは、何かと見比べながらでないと正しい判断は難しいもので、これは教育もトレードも同じですね。(笑)



0528 Sun.

スクープ

車にはいつもデジタルカメラを積んでいる。

いつチャンスがあって、世紀の大スクープをモノにできるかもしれないからだ。(笑)

といってもそれほど凄いことは、身の回りでは起こりそうもないが、備えあれば憂いナシというからね。

というわけで、「今日のスクープ」をご紹介。(笑)

皆さんご存知のように、アメリカには車検制度がない。

だから、アメリカに住んでいると、車は日本でいうとちょうど自転車のような感覚に近くなってくる。

だから、日本とは車に対するいろいろなことが、かなり違う。




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ズームで見てもらえば、はっきり分かるが、車体からタイアがはみ出ている。

日本だと整備不良で捕まる。今はどうか知らないが、当時は違法だった。

実は若かりし頃、HONDA-Zという軽自動車に乗っていたことがあって、車好きの仲間がミニにダンロップのG5というセミレーシングタイアを履かせていたのに影響され、このG5に換えたことがあったのだ。

すると、ちょうどこの写真くらいタイアが車体からはみ出る。

当然のことながら、時々白バイに捕まっては、整備不良で切符を切られる。

もちろん車にも「整備不良車」というステッカーを貼られてしまう。

このステッカーを勝手に剥がすのは違法。

で、ノーマルのタイアに戻して、警察で車を見せて、このステッカーを剥がしてもらい、無罪放免となる。

何故こんな面倒なことをしていたかというと、グリップがいいから。(笑)

今は堂々とこういう事ができるのに、こういうことをやろうとは思わない。

当たり前か(笑)

ただ、雨の日は普通のラジアルタイアより、グリップがなくなるため、超安全運転となってしまう。

また、ゴムが柔らかいから、グリップがいいかわりに、すぐにスリ減ってしまう。

まあF1でいえば、予選用タイアといったとこかな。

若いというのはいいものだなあと思う。

ふと、若かりしあの頃を思い出して、撮った写真だ。

 


Zoom

 


パトカーが獲物を捕まえた瞬間で、停止寸前をスクープ。(笑)

容疑は多分スピード違反。

これも昔よくやったなあ・・。(笑)

ピークはヨシムラBチューンの初期シビックを中古で買ったときだった。

とにかく、パワーがすごい。

FFだから、タイアがすぐに丸坊主となる。

当然、スピード違反で捕まる頻度が増えることになる。

つぃには免停を90日まで喰らい、このままでは免許証がなくなりそうだったので車を売って、ホンダのロードパルという当時新発売の、今でいう原付の50CC買い物バイクに買い換えたという思い出がある。

とにかくアクセルを踏むと、勝手にスピードが出るのだから仕方ない。

「いやあ、ちょっと踏むと出ちゃうんですよ。気をつけているんですが・・」なんて言っても効果なし。当然か・・(笑)

ただ場数を踏むと、色々なウラワザを発見するものだ。

ここは絶対に捕まりたくないというようなケースでの検問を突破する、成功率の高かった方法を、ここで特別に公開しよう。

ウデに自信がないと、警官を轢いたりする危険性があり、ヤブヘビになるので、誰にでもお勧めできる方法ではないことを、ここでお断りしておく。


トレードにもセットアップの条件があるように、これにも条件がある。

1・道路が空いていること。

2・追跡の白バイに警官がまたがっていないこと。
つまりすぐに追いかけて来れないということを確認しておくということだ。

3・旗を振るなりして誘導している警官に、止まると思わせること。


つまり、意表をつくということがポイントなのだ。

トレードと同じで、相手の心理をよく考えるということだ。

売るためにマーケットメーカーがギャップアップするのと同じことだ。

違うか・・(笑)

警官がうっかり「素直に止まる」思ったそのスキをつく戦法だ。

車をよく見れば、ヘッドライトがシビエのハロゲンライトであるとか、少し車体が低いとか、タイアが車幅一杯までのものを履いているとかで、普通の車と違うということがわかるはずだ。

だから、余計に逃げられるかも知れないと考えて、対策をした行動をすべきなのだが、ちょっとした油断が失敗を招くのは、どの世界でも同じこと。

 

まず最初の段階で大事なことは、警官が目に入った瞬間に、できるだけスピードを落とすこと。

ただし、後ろの車にオカマを掘られないように、気をつけることは言うまでもない。

すると警官は、「よし、止まるな」と思う。

そうして安心したその瞬間に、思い切りアクセルを踏むのだ。

何しろヨシムラチューンだから並みの車とは、加速が違う。

車はスキール音を残して、どんどん加速をする。

警官は轢かれたくないから、慌てて逃げる。

その場にいる警官は、みな唖然とする。

車はあっと言う間に見えなくなる。

つまり、追いかけるという気持ちを起こさせないようにしながら、視界から消え去ることができるかどうかが、勝敗の分かれ目となる。

当然捕まると、ボコボコにやられるから、根性を据えてやっていただきたい。というのは冗談ですよ。

こういうことは、やってはいけませんということです。(笑)

はるばるシアトルから、日本の交通安全のために書いているのですから、警察関係の方は、ぐれぐれも誤解されないよう、お願いいたします。

またこの方法を真似して、いかなる状況になろうと、当方は一切関知しないからそのつもりで。

最後は、どういうワケかスパイ大作戦のようなフレーズになったなあ。

 


ついでに言わせてもらえば、こうした「若気の至り」を起こさせないようにするためにも、「セコイ」取締りや、市民から反感を買うようなことを極力避けるというような、警察側の配慮も、もっとあっていいと思う。

これはアメリカに来て感じたが、一般的なアメリカ人は、日本よりうんと警官に対して、「好意的」だ。

これは何も、アメリカ人がお人よしなのではない。

警官のレベルが違うといえばいいだろうか。

たとえば、日本でスピード違反で捕まったりするケースを見ていると、先頭の車だけが捕まる。

通常は、数台が同じような速度で走っていることが多い。

それなのに先頭の一台だけを捕まえる。

これは不公平だ。

もちろん、「先頭の車が扇動したから捕まえた」という見方もできるが、そうではなくて、実は扇動したのは後ろの車だったのだ、というケースだってあるはずだ。

おとなしく走っていたのに猛烈な速度で抜かれたので、注意をしてやろうと思って扇動車を抜き返したところで捕まったということだってあるだろう。

するとその捕まったドライバーの怒りは当然自分にではなく、捕まえた警官へ行くのは、人間として当然のことだろう。

アメリカでは、同じ速度で走っている車が、3台いたとしたら、3台ともまとめて捕まえる。

フリーウェイを走っていると、複数の車を捕まえているケースをよく見かける。

だから、「自分だけ運悪く捕まった」という不公平さによる、警察に対する反感を上手にコントロールしているのだ。

アメリカは、株式市場のコントロールもうまいが、こういうコントロールもうまい。

一台だけ回りの車から突出してスピードを出しているのでなければ、「取り締まりのため」の取締りとして捕まえる例は、日本よりうんと少ない。

「こそこそ隠れてスピードの取り締まり」は、原則としてしない。

学校のそばでスピードを出しては危ない場所とか、捕まった側が、「スピードを出して悪かった」という気分になりやすい場所で、取締りをしていることが多い。

また、スピードガンで計っているときも、遠くから見て一発で分かるように、パトカーの頭を突き出している。

あれじゃ、普通誰が見ても一目で怪しいとわかる。

だから、「あれで捕っちゃ前をちゃんと見ていないと言われても仕方ないから、当然捕まっても仕方ない」という理屈が成り立つのだ。

だから捕まえる側も堂々としている。

偉そうにした態度で、捕まえるというのとは、全く違う次元だ。

このへんの大らかさというか、「セコくない」やり方が、警官に対する反感を大いに軽減しているのではないだろうか。

しかし、長くなった・・(笑)

 

景観

今日はあまりに日差しの移り変わりがダイナミックなため、ダウンタウンから自宅への帰りに寄り道をしてみた。


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上の写真は、自宅のそばの道から見える、サマミッシュ湖。

3年前までは、この湖の向こう側に住んでいた。懐かしいなあ・・

 


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実は、I-90といういつも利用しているフリーウェイに、歩道橋が一本架かっている。

上の写真がその歩道橋だ。




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歩道橋からI-90を見る。

シアトル側、つまり西側を撮った写真。

4車線と左右に1車線ずつ、停車のための車線がある。

一番左の車線の白い横線は、飛行機やヘリからスピードを計測するために使う目印。

この線から次の線までの時間を計って、速度を割り出すのだ。

 


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歩道橋から東側、シアトルはこの方向へ町が発展している。
マイクロソフトも、向こうの山の方向へ、本社を移転する計画のようだ。

 


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写真ではよく伝わらないが、雄大な自然を感じる気に入った景色だ。
見るたびに人の気持ちを揺さぶるような、また自然の懐の深さが伝わってくる景観というのは、その国の大きな財産だと思う。

日本は、近代化のためにこれを破壊してきた。
狭い日本だからこそ、こういうものを大事にすべきなのではないだろうか。

国が広いからできるとか、狭いから無理だというのはいい訳であり、要はそういう「志」があるかどうかなのだと思う。

アメリカは、こうした自然を生かした街づくりが非常にうまい。

車をつくるのは、下手だけどね。(笑)

 


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いつも通る、高速峠道での登り車線からの写真。

かなり前に、ここで車が随分渋滞していたことがあったが、この左側の草原に何とクマの親子が出たのだ。

そのアト、株式市場がベアマーケットになったのとは、関係がないとは思うけれど・・(笑)

 


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ちょうどこのあたりにいたが、すぐに林の向こうへ消えていった。

 

0527 Sat.

夏の雲

シアトルはすっかり夏の雲。

光と影のコントラストの強い空が、周りの景色を次々と違う表情へ染めてゆく。




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こういうときは、気に入った音楽をかけながら、この初夏の景色を楽しみながら、のんびりとドライブ・・


3連休

今日から3連休!

なわけで、昨日は夕方から小さなパーティーを開いた。

「チャートで見るマーケット」を途中まで作ったところで、続々来客のため作業は中断。

でアップは、今日起きてからということになってしまった。

飲んで、笑って、歌って、みなさんもストレスを発散されたたようで、楽しかった。

途中でテキーラの一気飲みもあったし・・といってもショットグラスでですけどね。

私はホスト役だから、ベロンベロンにはならなかったけど、それでも頭痛一歩手前の状態。

たまにだからいい
けれど・・(笑)





Windows2000

オフィスのシステムがすべて、Windows 2000 へ変更。

トレードフロアは英語版。私のマシンは日本語版。



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複数のプログラムを走らせても、落ちなくなった。これは大きい。

トレードの画面が表示されている左のマシンが落ちたら困るしね。

フォトショップや、もろもろのソフトを起動しても問題なく快適。

この2000の完成度の高さにもかかわらず、マイクロソフトの株価暴落とは、
事実は、小説より奇なり・・

アンチマイクロソフト派は、ウィンドウズのことをクソミソに言うけれど、それじゃ、そういう人はウィンドウズを使っていないのか?

代わりのものがないから仕方ないよなあ。

他の競合会社も、独走を許してしまったのだから、情けないといえば情けない。

趣味じゃなく、仕事で使うのだから、便利なのが一番。

 


珍しい車

アメリカは珍しい車が結構多い。

もちろん古いアメ車が多いのだけれど、古い日本車も多い。

日本じゃ車検があるから、4年も経つと値打ちがなくなるうえに、自動車メーカーも買い替えを勧めるから、車の実使用年数が短い。



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この黄色い車はアメ車のようだが、きれいに再塗装し、コンディションを見ると、オーナーのこの車への愛情が伝わってくるようだ。

 

 


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ここは、ベルビューにある珍しい外車を扱っているショップだが、何とロータス340Rが置いてあった。

カーグラフィックの2000年4月号で紹介されているが、オールアルミ製のシャシーにエポキシ系の接着剤を使って、組み立てられているという。

この340Rの名前は、1トンあたりのパワー・ウェイト・レシオが、340bhp になるようにと命名され、340台だけ限定製作されるというが、日本では850万円というプライスタグがつけられるという。

177馬力に対して車重はたった600キロ!で、5速ミッションが組み合わされる。

操縦性についても推して知るべしで、針の穴に糸を通すような緻密なコーナーリング楽しめ、またドライバーにそれを意識させるような種類のドライビングプレジャーを提供してくれるそうだ。

ただし、問題もある。

クーラーどころかヒーターもないというし、そのうえ雨が降ってきたらズブ濡れになる・・

冬寒く、雨の多いシアトルでは、実用には使えそうもない。

完全な趣味の車だ。

ガレージに余分のスペースもないし・・

けど、いいなあ・・


F355

ダウンタウンへ本をピックアップに行って、その帰りにいつものCDショップへ行き、DVDとCDを仕入れて店から出たらミアータの斜め前に、F355が止まっているではないか・・


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さすがに、フェラーリはめったに見ることはない。

車に積んであったデジカメで何枚か撮っていたら、店の中から、この車の持ち主らしい日本人ではないアジア人の男性(まだ20台?)が出てきた。





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車のナンバープレートだけは写さないでくれという。

 


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怪しいぞ・・(笑)



0526 Fri.

DTは危険か?

次のようなメールをいただいた。

こういうダイレクト・トレーディングをご存知ない多くの方は、同じような疑問をお持ちだろう。
メール引用の許可をいただいたので、ここで少し説明をさせていただくことにする。


『ディトレーダー』買いました。

すごく興味を引かれるものがありました、最近の投資関係の書籍を見ていてもほとんど同じような内容しか書かれてないものが多くありまして『ディトレーダ』の端的に書かれているのには驚きでした。

私は投資には非常に興味があります、しかし未だに投資は行っておりません、それの理由としましては『ディトレーダー』にも書かれているように未来はわからないという点です。

今でも多くの投資技法の書籍を読みましたがアバウトな結果しか残らないように感じるからです。

しかし、唯一内容に統一性があるのが『ディトレーダー』のように感じています。

私的にもこれなら行けるのではないかと感じるのがDATです、1分や10分先のテクニカル分析であればトレンドに乗って動けるのではないかと切実に感じております。

妙なファンダメンタル分析なども未だに幅を利かせております、はたまた多くのテクニカル分析の技法等かなり頭が混乱しています。

そこで、馬渕様にうかがいたいのですけど株を始めるのにいきなりDATから始めるのは危険なものなのでしょうか?

私はDATを始めることを決意すればトレーニングは必ず受けようと考えております。

お忙しいなかで申し訳ないのですが何かアドバイスいただけたら幸いです。



難問だなあ・・

毎週末にダウンタウンの紀伊国屋へ本をピックアップに行くのだが、そのレジの手前に、最近株の本がたくさん並んでいる。

確かケニーさんもオンラインコラムで、スクールの乱立?について書かれていたが、確かに本の題名を見ても、また内容を見ても、筆者は本当にトレードをして、コンスタントに利益を出したことがあるのか?と思うような本が多い。

売れるのだったら何でもいいから節操なく本にするというのが、出版業界の不況へ、さらに輪をかけているのだと思うが、自分で自分のクビを締めるというよい例だろう。

選択肢が増えて、偽者が分かりやすくなるという意味では、本が増えるのはいいことだが、出版社も大変だろうなあ・・(笑)

日本は以前から「儲かりそう」なおいしいところへ、アリが群がるように皆が殺到する傾向にあり、しばらくしてブームが去ると、あとはペンペン草しか生えていないような状態になってしまう。

デイ・トレードは、個人レベルでダイレクト・トレーディングができるようになって、はじめて可能になったトレード方法だ。

ここで、このご質問への答えをチャートを使って説明したので、ぜひご覧いただきたい。



0525 Thurs.

歯医者

昨日は予約していた歯医者へ行ってきた。


もう少し詳しく書くと、定期点検?というか、歯の歯垢を最近は4ヶ月に一回受けているのだけれど、その時にレントゲンで歯の根元にばい菌が入っている影が発見され、これを治療する専門医を行きつけの歯医者から紹介されていたのだ。

忙しさにかまけて放っていたら、歯の根元の外側の歯茎の外へ膨らんできて、中が膿んでいるようなのだ。

そこで急いで、予約をしたのだ。

マークの無料セミナーを途中で抜け出し、一路歯医者へ。

家へ帰宅途中の場所にあるので、便利だ。

 


Zoom


上の写真のように、こじんまりした規模の綺麗なオフィスだ。

そういえば5年以上前にも、ここへ来たことがあることを思い出した。

歯に小さな縦のクラックがあり、それがが原因のようだという。

歯の根元の影の部分の膿を取り除き、その隣のクラックのある歯のクラックの部分も取り除くというが、どうやってやるんだろうか?

まあ、わかったからって、どうなるものでもないんですけどね。(笑)

治療したら詰め物で充填してそのエリアを塞いでしまうのだそうだ。

一時間で、すべて終了するという。

日本だと、確か歯に穴をあけて、らせん状の金具で、絡めて取り出し、消毒しては、また同じことを何度も繰り返していたような記憶があるから、この一時間だけで、すべて終了というのには、ちょっと驚いた。

日本も今は変わっているのか知らないけれど・・

しかし、驚くのはこれだけではなく、費用を聞いても驚く。(笑)

何と2000ドル近くかかるというが、保険でカバーされるため、支払いは380ドルほど。でも安くはないよなあ。

簡単な手術だという。何?手術?


終わったら、氷で冷やして帰宅後はリラックスし、のんびりと過ごせば問題ないという。

でも「氷で冷やす」ほど、腫れるというか、痛いのだろうかと心配になるなあ。

痛み止めを上げるし、一週間後に縫い目を見るからね、だって。

ええっ、縫うの?(笑)

看護婦さん2人が待機している。どうして二人もいるんだ?(笑)

ナイトレスという「笑気ガス」を吸いながら待っていると、気持ちよくなってきた。これ大好き。(笑)

若い看護婦さんはなかなか美人。アメリカの歯医者って結構美人の女性が多い。

受け付けから各種助手は、ほとんどが女性で、日本は垢抜けないタイプが多いけれど、(すいません。私の経験ではです)アメリカの歯医者の助手はみんな性格がフランクつまり気さくで、なんというか、いいのであります。

こうした美人の看護婦さんは、たいてい、細い管で水を噴射しながら、バキュームのように水分を吸い込管を操作して口の中をクリーンにするというパートを受け持つことが多い。

日本は、コップで水を飲んで口を濯ぐが、アメリカは大体、水を噴射しながら洗って、ミニ掃除機のような仕組みで吸ってしまう。

でもこういうのは、おばさんの方が気がラクなんだけど、どういうわけか、美人の若い看護婦なんだな、いつも。(笑)

 


アメリカの歯医者はなかなか予約が取れない。

だから痛くなってきたら、大げさに騒いで、無理やり割り込まないとダメ。

まあ急がないと、放って置けるからいいけど。

それほど行きたい場所でもないしね。(笑)


アメリカ人は歯がキレイだ。

先生なんかビカビカだし、看護婦さんもビカビカだもんね。

まあキスの習慣があるというのが大きいのではないかなあ・・

それと日本人は口の臭い人が多い。これは残念だが本当だ。

アメリカ人も時々いるけど、ここでの臭いと言うのは、ニンニクで臭いとかいうのとはまた違う種類の臭さのこと。


それとナイト・ガードという、歯軋りから歯を守るマウスピースのようなものをはめろと強制される。

定期点検に行くと、「ちゃんとナイト・ガードはめてる?」と美人の歯垢取り係りのお姉さんが、睨んで聞くんだよね。

一時面倒ではめてなかったら、どうやら分かるようで、しつこく聞くんだな。

「どれくらいの頻度で使ってるのか」

「うーん・・時々忘れるね」っていうと

「半分くらいは、はめてるのか」と具体的に返事をするまで、引き下がらない。

いい根性だ。(笑)

こうした徹底した歯へのこだわりは、日本人にはちょっと理解しにくいかも知れないが、アメリカに住んでみないとわからないことの一つだと思う。

そういえば日本人は、芸能人でも歯の悪い人が多い。

アメリカでは、歯が汚い人間というのは、どの分野でも一流ではないとされているくらい、比較的みんな歯がキレイだ。

こういうのは、日本も真似をした方がいいと思うね。

 


しかし、リラックスできたのはここまで。

先生が歯茎の外側の奥へ麻酔を注射をする。

ゆっくり注入しているが、わかるんだなあ、これが・・(笑)なもので、体が知らず知らずに硬くなる。

そうしてもう少し手前にもう一本打つ。痛くはないけど、痛いようないやな感触だ。

あれれ、こんなトコには今まで注射なんかしたことがなかったのに・・とまた不安になる。

痺れてきた。

そのあとは、当然ながら痛みがないので、どうなったのかわからないが、力を入れて何かしているようだった。(笑)

先生は、「ちょっと力を入れるけど大丈夫だからね」だって。

そうこうしいるうちに、どうやら糸で縫い始めたよう・・。



外へ出ると50分ほどが経過していた。

そのあと、かなりの間痺れていたが、帰ってからWEBをアップし、痺れが切れる前に軽く食事をして、痛み止めを飲み、早めにベッドへ。

しかし慣れないことは疲れるなあ・・そして熟睡。

 



0520 Sat.

一通のメール・その2・素朴な質問

ところではっちさんに質問があります。HPでいつもアメリカのよい所ばかり書いていますが、多分短所より長所の方が多いからだと思いますが、あえて上げるとすればどんなことでしょう。

アメリカの悪いところは、よい所と同じかそれ以上に一杯ある。(笑)

しかし悪いところばかりを見ていては、住むことができなくなるし、住んでいても楽しくない。

短所は日ごろからマスコミが取り上げているから、ここでナンチャラ言ったって、読むほうだってゲンナリするだろうし、進歩のない悪口は単なるグチである。

悪いところばかり取り上げても仕方ないし、一般論で議論し、変えるということは政治家が考えるべきこと。

悪い部分には必ず反対側にいいトコがあるものだから、そこを取り入れればいい、という姿勢が大事なのではないだろうか。

 

治安に関してはどうなんでしょうか

シアトルにしか住んだことがないので、他の都市や州のことはわからないが、シアトルは、ダウンタウンの海側、つまり野球場のある側が比較的危ないとされている。

というのは私は夜に、このアブナイあたりをウロウロしたことがないので、本当に危ないのかどうかは分からない。

パイオニア・スクエアと呼ばれるあたりは、夏になると発砲による死傷事件も起きている。

一般的に Ave. (アベニュー)の数字が小さくまた南側、へ行くほど治安が悪くなると考えておけばいいだろう。

それ以外の場所では、それほど危険なことはない。

襲う側というか悪いことをしようと企んでいるヤツだって、誰でもいいというわけではなく、狙いやすく、やりやすいカモをまず見つけることから始まる。

トラブルに遭うのは、遭う側にも問題があることだってあるわけで、そこを気をつけることも一つの対策。

だから、カモに見えないようにすればいいワケ。

これは、アメリカで生活をする基本。

これにはセオリー(笑)があり

 


日本人の観光客は金を持っている。



狙われやすい。



観光客に見えないようにする。

となる。

 

観光客と現地生活者の違いを挙げてみると・・


◆ 着ているものが、違う。

不思議なことに日本で買ったズボンに、アメリカで買ったシャツやセーターなどは、合わないことが多い。

逆も同じで、これはカミサンや娘さらに服にウルサイギョーカイのヒトも同じ意見だ。

服の持つ微妙な色合いや、素材の質感が違うからだが、これはアメリカに住んで、アメリカ人とつきあって目が慣れていないと、なかなか分からないだろう。

まあ、周りとあまり違和感のある服装は、やめた方がいいだろう。(笑)

場違いな服を着て、とんでもない時間に、そのヒトが似合わない不自然な場所にいるというのが、一番危ない。




◆ 歩き方が違う。

アメリカ人は颯爽と足の付け根から歩き、日本人は、ひざから下で、ヒョコヒョコと歩く傾向にある。

特に、日本の若い女性がよく履いているとされる「カカトの厚い」靴は、構造上の問題で、カカトから颯爽と歩くということが非常に難しいから、どうしても、ヒョコヒョコと歩くようになってしまう。

あれはどう見たって、格好悪い。

靴がカッコ悪いのではなく、歩き方がカッコ悪いのだ。

で、全体の姿勢までカッコ悪く見えてしまうのだが、履いている本人は、「靴がカッコいい」→「本人もカッコいいはず」で履いているから、まあビデオにでもとって見せない限り、自覚がないだろう。(笑)



水泳を始めてから、カミさんもクロールを始めた。

どうすればうまくなるかと聞かれたので、プールサイドの飛び込み台の位置からビデオをセットして回しっぱなしにしておいた。

2時間くらいは連続して撮れるからね。


で、後から見ると、向こうからこちらへやってくる自分の泳ぎが見えるというわけ。

素人はオリンピックの水泳選手と比べると、雲泥の差。

これはゴルフのスウィングにも当てはまるが・・(笑)

泳いでいる本人は颯爽と、カッコいいイメージで泳いでいるかもしれないが、ウチのカミさんは、自分の泳ぎを見てく「カメが這ってるみたい」と、かなりのショックだったようだ。

誰かが矯正すればいいのだが、これがなかなか難しい。

カッコ悪い原因としては、よくあるのは


カラダのセンターで左右へロールをしていない。

頭を上げ過ぎている。

息を吸う側のウデを上げすぎる。(ウデの「掻き」が左右対称でない)

水へ手のひらを突入する左右の位置がクロスしすぎている

水へ手のひらを突入する時に、ひじが手のひらより充分に上がっていない


これがきちんとできていると非常に、カッコよくなる。

あとは自分で意識して変えてゆくしかない。


水泳は、心拍を自由に上げることができるし、筋肉に無理な負担をかけない全身運動だ。

それに深い呼吸を規則的にするから、カラダにも非常にいい。

これぞスポーツ!



まあ、歩き方なんて、他人がとやかく言うことではないかもしれないが、まあせめて親は、歩いている姿がどう見えるかくらいのことは、話してやった方がいいだろうね。

まあ、親が大体そういう自覚がなければ、話にならんけどね。


歩き方がいいか悪いかをを、見分ける簡単な方法がある。

絨毯というかカーペットを歩く時に、カカトを「擦る音がする」歩き方をするヒトは、絶対に歩き方がカッコ悪い。

何がカッコいいかの基準はさておいて、少なくとも大人の洗練された歩き方から程遠いことは断言できる。

この歩き方というのは、そのヒトの内面が出るもので面白い。

顎を挙げて、横着そうに歩くヒトは、やはりそういう性格の場合が多い。

チンピラは、チンピラのように歩くし、本当にできるヒトは例外なく颯爽と歩く。

日ごろの心の姿勢が、知らず知らずのうちに歩き方に出るからコワイ。

だから、モデルは歩き方を練習するのだ。だから、カッコいい。

もちろんルックスもいいけどね。(笑)



犯罪の発生率はどれくらいあるのでしょうか

わかりませんが、危ないところへ行くと限りなく高い発生率だろうし、逆に安全なところへ行けば、これほど快適なことはない。

このギャップの大きさが、日本との一番の違いだ。


GUNの所持に対しての法律、あるいはどの程度までなら正当防衛と認められるのでしょうか(確か州によって違いますよね)

アメリカの庭には、ほとんど塀がない。

一般的に犯罪の多いとされているアメリカなのに、不思議なことに日本のように家の周りを塀で囲むということをしない。

厳重な塀があるのは、マフィアとかヤバイ仕事をしている人と相場が決まっている。

だが、塀がないからといって、勝手にヒトの庭へ入っていいということではない。

入るなと警告されているのに勝手に入れば、銃で撃たれたって、文句はいえないというのが、きまりだ。

自力で開拓してきたという歴史と文化を持つアメリカ人へ、銃を持つのはアブナイからと説教するのはナンセンスだ。

狩猟民族と農耕民族の違いはいたるところにある。

現実に、ものすごい数の銃がすでにあるうえに、政治家だっていろいろやってはいるが、決定的なことはできないでいる。

これがアメリカ人の選択。




何か怖いめにあったことがありますか?

残念ながら、ありません。(笑)




差別に関しては、差別にあったことはあるのでしょうか?

差別にあったという意識をしたことはないが、されているかもしれない。(笑)

まあ気にすれば、トコトン気になるだろうし、私のように気にしなければ別に気にはならない。

差別というより、気に食わないヤツって日本人アメリカ人に関わらずいるもので、そういうのと差別の違いってわかりにくいよね。

差別しますよってやるわけでもないし・・受ける側の意識の問題でもあるし難しいなあ・・



病気になった時には保険のようなものがありますか?
確かアメリカでは生命保険からでるのではないですか?

保険は原則として、個人が自分の意志で決めるもので、日本のような国民健康保険というような強制的な保険はない。

この保険を含めた医療問題は、どの方式にも長所短所はあり、長くなるのでここでは取り上げないが、健康に自信のあるヒト?は安く上げることができるというのがしいて言えば長所か。

まあリスクを個人でどうコントロールするのかという問題にも、関係するからね・・



僕も含め家族の誰も英語を話せませんが(もちろんこれから勉強はしますが)、子供を学校に入れる場合そういう子供を受け入れている所はありますか?

私も、英会話は習っていたけれど、英会話学校などでは、分かるように喋るから、まずヒアリングでコケる。(笑)

ほとんどのケースでは、全く役に立たないといっていいだろう。

よく「聞くだけで、アメリカ人もびっくりするくらい英語が上達する」っていう似たような宣伝を見るが、いい加減にしてほしいよね。

知らなければ、引っかかる類のものが日本は多すぎるぞ。(笑)


普通のアメリカ人は、日本で教えているようなフレーズは喋らない。

切符を買うときに、「恐れ入りますが、TOKYOまでの切符を一枚くださいませんでしょうか」と窓口で言えば、通じているけど相手は「?」と思うだろう。

「TOKYOまで」でいいわけだし、この方が自然。

このような部分もあるから、住んでみて喋らなければならない状況に直面しないと、なかなか上達しない。

子供は吸収が早いし、ESLといって、English is Second Laguage という、プログラムなどが学校にはあるから、通常は親の方が問題となる。

近くのジムにはウエイトトレーニングの設備はありますか?

いろいろな値段の、いろいろなものがあるので、選択肢が多く心配ないというか、かえって迷うほどだ。

 

トレードに関する質問です。DATでアメリカに口座を作るわけですが、その口座のお金にはどれくらいの税金がかかるのですか?

口座を持っているだけでは、課税されないのは当然で、利息が発生すれば所得に合算されて課税される。

納税は日本に比べ分かりやすい。

だから普通のヒトは、パソコンの納税ソフトを使って申告することが多い。

オンラインでも受け付けてくれる。



キャピタルゲインにはどれくらい税金がかかるのですか?
そのお金を日本に送金した場合不労所得とみなされるのでしょうか?

私は税の専門家ではないので詳細は会計士か税理士へ聞いてほしいが、所得税は州税とあわせて、最高税率で確か40%前後。

セミナーでもあらゆることを聞かれるが、私の知っていることは、一部分しかないということを、よく理解していただきたい。


今日本では新しい総理大臣の失言で、蜂の巣をつついたような騒ぎになっています。こういうメンタリティしかない政治家 ばかりでは日本の先行きは不安です。

ある人によれば日本は織田信長の時代は世界でも一流の国でしたが、今は三流かそれ以下だそうです。

ある中国人の政治家は日本はいずれなくなってしまうとまでいっています。

トップの人間の危機管理のなさには、あきれてしまいます。

明治の時代には優れた政治家がいたのですが、明治は遠くなりにけりでしょうか。

私も日本人ですから日本がよくなってくれることを願ってはいますが、いずれ年をとった時のことを考えると、今の日本に希望をもてません(若い時には考えもしませんでしたが)。

どうしてもアメリカのほうが魅 力的で可能性があるように思えます。

 

まあ中国人の政治家の話は別として(笑)、日本の中にいると比較するものが少ないから、どうしても自分が見えなくなるという問題はあると思う。

日本は戦争に一度負けただけで、いいものも捨ててしまった。

自分を客観的に判断するというのは、非常に難しいことだから、いわゆる「信念」が必要になる。

どっちつかずで、誰に対しても八方美人をやってると、誰からも相手にされなくなる。

自分は「こうしたい」という具体的なビジョンが、日本はあまりにも、なさ過ぎる。

バブルのときはあれほど強気だったのに、経済的にダメになったからといって、そこまで自信を無くしてしてしまうのも問題だが、それはさておいても、じゃ「どうしたいのか」がない。

これは自分で決めないと、アメリカに聞いても、アメリカだって答えようがないだろうに・・

それが決まっていないと、都合のいいように誘導されたり、いわゆる「ガイアツ」で方向を決められるという事態が発生する。

自分で考えてこなかったツケは、必ず払うことになる。

これがどれだけの値段になるのかは、わからないが、政治家の責任は大きい。

それを許してきた国民は現に今、そのツケを支払わなければならなくなっているし、将来にわたって払い続けなければならないだろう。



ところで今そちらの講習を受けようかと思っていろいろ考えています。

今日本でもインターネットのホームトレードが増えてきていますが使い勝手の悪さはDATの比 ではありません。

ただ手数料は下手をすればDATより安い所もあります(500から1500円の所も出てきました)、まあ単純に比較はできませんが、後 ソフトの使用料ですが月250ドルと言うの は安い方なのですか、Cyver corpでは99ドルでしかも月に50回以上使うとただになります、しかも手数料も10ドルぐらい安いです。

それなりのサポート料と考えればよいのでしょうか、それなら安い方を使えばいいだろうと言われればそれまでですが。

まだ使った事もないのにこんなことを聞いて失礼かもしれませんがDATではこうゆうコストもばかにならないと思い ますし、疑問を持ったまま習 いにはいけませんのであえて書かせていただきました。


手数料は安いにこしたことはないが、サービスや信頼性とのバランスで決まるものだから、安ければいいというものではないだろう。

肝心の Execute という売買の執行の性能が低ければ、値段の安さは意味がなくなってしまう。

同じように執行されるのに、安い高いというのとは違うから、これは大きい。

大体同じような性能なら、同じくらいの値段帯だと思う。

またソフトもディスカウントで大量に使う消耗品ではないから、特別に安いということは、何か理由があると考えるのが常識だろう。

Cyber Corp は使ったことがないので、現在使っている Real Tick と比較してどうとか、値段が高いのか安いのかは、わかならい。

噂は聞いてますが・・真偽を確かめるために、そのうち試用して、レポートでもしましょうかね(笑)

やはり最後は、トータルのサポートを日本語できちんとできるところでないと、いざというときに大変ですよ。

たとえば、これは実際にあったことだが、回線の状態が悪く、ショートしたあと買い戻しても、その形跡がないというケースがあった。

日本時間で真夜中の3時頃だ。で、今買値を上回って、株価がどんどん上げているという。

すぐに、連絡をとったところ、結局ショートも執行されていなくて、買い戻しも執行されていなかったので、大損しているところを助かったという例がある。

全く笑い話のようだが、マシンを立ち上げなおしたら、問題は直ったようだった。

ネットを使っていると、どの部分が問題なのかの情報がないから、こうした点を含めてきちんとサポートができなければ、安心してトレードをすることはできない。

ウチのトレードフロアで問題が起こっていなければ、後は日本側の接続やプロバイダ、マシン、ソフトの設定などに問題があるということが分かる。

ブローカーがそばにいてサポートしないと、実際のトレードで問題が起こってそれが、サポート側の法的問題が関連してで損失を出し、もし訴えられるようなことがあれば、訴訟に負けてしまうだろう。

セミナーを受けて講座を開設される場合は、以下の点をチェックされることをお勧めする。


アメリカのトレード時間中に、フルタイムでサポートをしているか?

ブローカーライセンスを持っている人間が、サポートセンターにいるか?

日本語がわかるアメリカ人がサポートセンターにいるかどうか?

ヒトの大事なお金をトレードするためのサポートって、責任は大きい。

受講される方は、くれぐれもご注意あれ。



もちろん馬渕さんが値段を決めたわけではないのですが、アメリカはサービスに関しては積極的ですからすこしでも安くなるんでしょうか、それだけ真剣に考えていますのでよろしくお願いします。

現在の Executioner の執行料金は、残念ながら私の一存で決められるようなものではありません。競争が激しくなれば安くなるでしょうが・・

それよりも一回の売買での50ドルの手数料が、大きな影響を受けないトレードを身に付けるというのが、抜本的な解決方法だと思います。

後この前聞き忘れましたが、馬渕さんは大阪生まれですから食べ物にはうるさいと思いますが、アメリカはどちらかといえば食べ物はうまくないでしょうが(本ではおいしい所が結構あったようですが)、特に日本でしか食べられなくて困ったものは何でしょうか、直接メールを出されるのが大変でしたら、全て転載していただいてHP上で答えて下さってもかまいませんのでよろしくお願いします。

20歳台に耐乏生活を経験したので、食べ物に好き嫌いは特にありません。
まあ油モノとか、避けているものはありますがこれは別の理由からです。

日本のビデオ番組のTVCMやドラマの中で、うまそうなものを見ると、日本へ帰りたいなあって思いますね。

食べまくりたいと、飢餓状態の心理になります。(笑)

セミナーで、和菓子系統や日本の名産、たとえば「キビ団子」とか思いがけずにいただきますと、うれしいですね。

別に私は、桃太郎に同行したサル(犬だったかな?)やカニやキジではありませんが・・(笑)


0519 Fri.

ちょっとだけ声優の巻

 


珍しい体験をここで特集


0518 Thurs.


一通のメール・その1

はっちさんこんにちは、いや今晩はかな。

このあいだは突然メールを出して失礼しました。

まず自己紹介させていただきます。

私は名古屋生まれの現在41歳で**で開業医をしています。
名前は****。もちろん結婚して子供もいます。

以前より今の仕事に不満を持っており、やめられたらと考えていました。

しかしこの年でいまさらほかのことをやるのは、医者以外何の技術もないものにとっては大変なことです。

一人前になるには何事もやはり10年はかかるでしょう。

ただこのまま借金を払うためだけに(もちろん子供のためもありますが)働くというのも何かむなしい気がします。

どうも自分はこの仕事に向いてないようで苦痛に感じてます。

まるで自分の時間を切り売りしているような気がします。

皆さん医者というと金持ちで裕福だと思っているみたいですが、そんなのは一部の人だけです。労働時間の割には見合った物はもらえません。

ここ2,3年は何か違う気がしてもっと有意義な人間らしい生活を送りたい、そんなことでいろいろ悩んでいました。

聖書では確か働くことは罪をあたえられていることだと何かに書いてあったと思います。

だからアメリカ人はたくさん休みをとるし、なるべく早くリタイアしたいのでしょうか・・

 

 

そんな時、高田さんの書いたDATの本を読みました。

その中にはっちさんのHPのアドレスもあり、アクセスしました。

HPとはっちさんのデイトレーダーを読み、ああ俺の求めていた物はこれだと確信しました。

もちろんDATが簡単にできるとは思っていませんが、すごい可能性を秘めているのは確かです。

ぜひこれをものにして自分の時間を取り戻せたらと思っています。ただ今は時間的にも金銭的にもとてもアメリカまでいけません。

しばらくは日本で勉強しようと思っています。

はっちさんのHPを見ていると、今の日本はなにかおかしいなと思います。

もちろんどこの国でも長所と短所はあると思いますが、日本は最近短所の方が目立つし、その短所を直そうという気がないように思います。

特に弱者や老人に冷たいように思います。

老人に冷たい国、福祉が充実してない国、はっちさんのHPにもありましたが、老人の顔が暗く元気のない国、老人が多く若者の少ない国は(特に年寄りが政権を握っている国)滅びると思います。

日本にいても思うのですから外から見ればもっとよくわかるのでしょう。

ところではっちさんに質問があります。HPでいつもアメリカのよい所ばかり書いていますが、多分短所より長所の方が多いからだと思いますが、あえて上げるとすればどんなことでしょう。

治安に関してはどうなんでしょうか

犯罪の発生率はどれくらいあるのでしょうか

GUNの所持に対しての法律、あるいはどの程度までなら正当防衛と認められるのでしょうか(確か州によって違いますよね)

何か怖いめにあったことがありますか?

差別に関しては、差別にあったことはあるのでしょうか?

病気になった時には保険のようなものがありますか?

確かアメリカでは生命保険からでるのではないですか?

僕も含め家族の誰も英語を話せませんが(もちろんこれから勉強はしますが)、子供を学校に入れる場合そういう子供を受け入れている所はありますか?

近くのジムにはウエイトトレーニングの設備はありますか?

トレードに関係ない質問ばかりで申し訳ありません。

トレードに関する質問です。DATでアメリカに口座を作るわけですが、その口座のお金にはどれくらいの税金がかかるのですか?

キャピタルゲインにはどれくらい税金がかかるのですか?

そのお金を日本に送金した場合不労所得とみなされるのでしょうか?

何かくだらない質問ばかりして申し訳ありません。

はっちさんのHPで、書くことが精神的にリハビリになるとかいてありましたが、ついうだうだと書いてしまいました。

あまり書くことは好きではありませんが(お嬢さんの様にブラインドタッチができませんから)。

お暇な時で結構ですからわかる事がありましたら教えてください。

真剣にアメリカに住もうと考えていますが、中々生の情報という物が入ってきません。

どちらかといえばセンセーショナルな話題ばかりです(テロとか銃撃戦のことが多いように思います、誰かが情報操作でもしているのでしょうか)。

迷惑メールみたいですがよろしくお願いします。

 

実は、同じような思いや感想をお持ちであろう方から、何通かメールをいただいている。

これだけ書くには、かなり時間がかかるだろう。

それ以上に、いただいたメールで共通するもの・・それは、想いや願望などの、いわゆる心の中にある強い「何か」なのだろう。

文の巧拙に関係なく、伝わってくる。

「それ」は人を駆り立てる。

今の仕事を続ける大きな原動力はこれなのだと思う。

そういうわけで、私も何か書きたい気持になり、了解を得てメールをここへ転載させていただくことにした。





私が始めてシアトルを訪れたのは、8年ほど前だから44歳の時だった。

仕事がらみで、何回か訪れるたびに、「何かはわからないけれど、ここだったら何かできるかもしれない」という思いに駆られた。

私だけでなくこうしたケースでの、人に共通する何かの想いというものは、大なり小なり誰もが持っているものだと思う。

だが、毎日の生活に終われるうちに、心の片隅に追いやられ、やがて埃を被って輝きを失い、そして忘れ去られることが多いのが現実だ。

うっすらと積もりかけた埃を払い、光をよみがえさせるきっかけにつながる「何か」を、私の場合、残念ながら日本の社会では掴めなかった。

人は、自力でできることと、できないことがあると思う。

その国、いや、言い換えればその国の民が自ら創りあげた、空気というか、オーラのようなもの・・環境・常識などが入り混じったその国の「社会」は人へ大きな影響を与える。


アメリカに住むということは、私にすれば、まずい食べ物に慣れ、言葉に不自由しながら、アメリカ人からすれば、「日本人というガイジン」としてアメリカの社会で生きるということになる。

日本人は少なく、ビザや家族など、多くの問題や障害もある。

日本のように治安はどこでも同じというわけではないが、住む場所を選ぶなリの方法はある。

素晴らしい人たちが多い場所にいれば、日本では味わえないまさに天国のような居心地のよさだ。

だが、場所を間違えるとまさに地獄のような思いをするかもしれない。

メリットもあるかわりに、そういうリスクもある。

アメリカの人種差別より、日本の方が、ひどいし不公平な部分もあるがこれは比べることができないだろう。

それよりも、若者の年配者への「思いやりというか、やさしさのなさ」はアメリカにはない種類のものだ。

これは、大人に責任の一旦があるだろう。

 


悪いところを見ればきりがない。

それを克服するのが、知恵であり、生き方にもつながるのだと思う。

「心からそう願う」ことが叶うかもかもしれないという、たとえ「はかない夢」でも、それを持たせてくれ、支えてくれるシステムのある社会こそが、本当に自由な社会なのだと思う。

それは何よりも、人を強くする。

夢に向かって、本気で歩む人間ほど強いものはない。

Star Wars ではないが、それこそが「フォース」なのだろう。

恐れや、あきらめ、憎しみ、嫉妬などが、心を暗黒の世界へ引きずり込み、やがてネガティブなフォースを生み出すことになる。

この違いは、まさに天国と地獄といっていいだろう。

トレードを通じて、 何か手ごたえのあるものを掴んだら、それを人のために役立てることに一生懸命になることで、心が自由になり、幸せになれるのだと思う。

 

0516 Tues.

利上げ発表

今日はFEDの利上げ発表。

利上げ前のNYSEのフロアの様子をCNBCを見ていると、カウントダウンが始まり、まるでお祭り騒ぎ。

その前には、突然株価が急騰したりで、銘柄ごとにバラバラに動き、全く動きが分からない。

フロアに来なかったトレーダーたちも、金利発表の少し前に現われて、利上げ発表を今や遅しと待っていたけれど、フロアの雰囲気が、何となくウキウキして、みんな結構楽しそうだった。

けれど、トレードを控えるトレーダーが多く、今日は手数料のカウントが少なかったと、ジェスは渋い顔をしていた。(笑)

しかし、何となく疲れた。

待ちくたびれるというか、気分的に積極的にイケないから、欲求不満気味の気分で、掲示板の書き込みをあとから見ても、どうも冴えてない。

いつもと一緒?・・そうですか。(笑)

「チャートで見るマーケット」を仕上げる

最近は、「チャートで見る・・」を家へ持ち帰ることが多かったので、オフィスで何とか仕上げようと、モノも言わずにひたすら作業に励んだ。

で、どれくらいの時間でできるかを計ってみた。

どれくらいでできると思います?

もちろん、電子レンジで「チン」というわけにはいかない。(笑)

マーケットが終わると、レベル2のウィンドウが灰色になって、まるで息絶えたように動きがなくなってゆく。

これを見ると、ああ今日も終わったなあ・・という感じなのだが・・

トレーダーだったときは、エクセルですでに損益の計算は終わっているから、後はチャートなどをプリントアウトして、ちゃんちゃん・・なのだけれど。

10分もすれば息絶えるはずのマーケットマインダーという「銘柄リスト」の出来高の数字は、Most Active 銘柄などは、まだ動いているから、30分ほどしてから、掲示板へ今日の結果を書き込む。

最後に、Losers は値下がり率の大きいもの順に書き込むから、マーケットマインダーの項目を並び替えて、書き込んだりでそれなりに手間はかかる。

Real Tick を使っているヒトは、これは簡単に(でもないかな)見ることができるが、ヒットカウンターを見ると、そうでない方がほとんどだから、いちおう毎日これを続けているが、見ているヒトはいるんだろうかねえ・・なんて時々考えることがある。

というより役に立てっるのかなあという、漠然とした疑問はあるのだけれど、まあいいか・・(笑)



これが終わると、ダウとナスダックの一日と年間チャートに抵抗線を引いたりして、キャプチャーソフトで画像部分を取り込んで、ビットマップ形式で、フォトショップへ送り込む。

そうして、GIFなどのファイルサイズの小さい形式で名前を付けて書き出す。

「午後のGO」のチャートパターンを探して、これも同じ手順で書き出す。

アウッチ銘柄も同じことで、これも探すのに結構時間がかかることがある。

そして、一番時間のかかるのが、ライブトレードのチャート作りだ。

掲示板からカットアンドペーストで、HTMの編集ソフト、フロントページへ貼り付ける。

そうして、記録と値段や時間を照合しながら、解説するために最適のタイムフレームを探して、わかりやすい大きさに表示し、その画像を切り出す。

そうしてフォトショップで、エントリーと脱出のポイントにマークをつけ、これを書き出す。

Photoshop のアクションや、自動実行は実に便利。
こういう作業をするものの心理や使い勝手がよく考えられている。いいものはいい・・。


これを繰り返すのだけれど、トレードでかなり疲れているから、気力が続かないときは、画像だけをFTPで転送しておいて家へ戻る。

30分ほど昼寝をしてから、今度は画像を自宅のマシンへダウンロードしてから、フロントページで、編集作業の続きをやることになる。

終わってみると、数が多くても結構覚えているもので、その日のうちならほとんどが記録を見ながらだと思い出せるけれど、時々「なぜそのトレードをしたのか」が、思い出せないときがある。

こういうときは、そう書くしかない。(笑)

あまり見ても参考にならない、1/8くらいを獲るトレードは、最近省略している。数が多いときにすべて書いていると、食事を挟んでサイトへアップしたら、もう寝る時間になってしまう。

難しいのはどこまで書くかで、セミナーを受けた人にだけしか分からないように書くと、何がなんだかわからなくっておもしろくないだろうし、かといってすべてを書いてしまうと、今度はセミナーを受けた人が怒るかもしれない。(笑)

誰もセミナーへ来なくなっても困るしね。

なんだか、一人で時間をかけて損な役回りを演じているようで、バカみたいだなあ・・(爆)

しかし、これを見ることで、少しでも無茶なトレードが減って損をするヒトが減るのなら、時間をかける値打ちもあるというものだ。

また、セミナーを受けた方への、フォローにもなるかも知れないということもあって続けているのだけれど、今日は、午後3時には終了。

所要時間はきっちり2時間。

なわけで、気力がないときや、他の仕事が忙しいときは当然ナシ。

まあしかし、こんな面倒なことを考えたのは誰だよ全く。

自分だろ。( --)/~~~~~(>_<) 



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2000 0515-

 

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