Back Number 020415
今日の米国株式市場・バックナンバー
U.S.A 5月9日・
木 > Japan 5月10日・
金
◎米労働省が発表した先週の米新規失業保険申請件数は、41万1,000件と前週から1万1,000件減少したもののエコノミストらの予想を小幅に上回った。
また引き続き雇用創出分岐点である40万を下回ったことから、米雇用情勢に対する警戒心は強い。
一方、同省から個別に発表された4月の米輸入価格は、前月比1.4%上昇と高い伸びを見せた。
輸出価格も0.4%上昇した。 CNN
◎本日の米国株式市場は、前日の急伸を受け、寄り付きから利益確定の売りが先行していたが、米連邦準備理事会(FRB)の関連郵便施設から炭疽菌の付着した郵便物が発見されたとの報道を受け、一段安となっている。 CNN
木曜日の米国株式市場は、米景気先行きに対する警戒心が根強く、売り一色の展開となった。
前日の急伸を受け利益確定の売りが先行し下落してはじまったマーケットは、炭疽菌報道を受け下げ幅を拡大。
これといった買い材料が見当たらなかったことから、反転の兆しを見せることなく、ナスダック、ダウ指数ともにマイナス圏での取引に終始した。
ナスダックは、前日堅調だったシスコシステムズを筆頭にハイテク株全般が安く反落。
45.81ポイント安の1,650.48ドル。
取引高は約17億株。
ダウは、ゼネラル・エレクトリックスやウォルマート、IBMにJ.P.モルガンと幅広く売られ急反落。
104.41ポイント安の10,037.42ドル。
取引高は約11億株。
U.S.A 5月8日・
水 > Japan 5月9日・
木
◎通信機器メーカー大手のシスコ・システムズ(CSCO:Research,
Estimates)は、前日通常取引終了後に予想を大幅に上回る第3四半期決算を発表した。
同社の2-4月期における収益は、1株あたり11セントと昨年同期の3セントから大幅増益に。
また最終収益は、昨年の27億ドル赤字から7.29億ドルの黒字となった。
売上は28億ドルと予想を小幅に下回ったものの、世界的なハイテク設備投資低迷が続く中、堅調な伸びを見せた。
予想以上の好決算を受け、シスコ株は急騰しジュニパーネットワークス(JNPR)やファウドリー・ネットワークス(FDRY)、エクストリーム・ネットワークス(EXTR)などの通信関連株に買いが集まっている。 CNN
水曜日の米国株式市場は、シスコシステムズの予想を上回る業績発表が好感され、ナスダック、ダウ指数ともに急騰。
前日通常取引終了後にシスコ・システムズは増収増益の好決算を発表し、ハイテク業界に底入れ感が広まったことから、ここ数日売り込まれていたハイテク株全般が積極的に買い戻された。
ハイテク株の比率が高いナスダックは史上8番目の上昇率を記録し、ダウは1万ドルの大節目を回復して終了した。
ナスダックは、シスコ・システムズを筆頭にジュニパーネットワークスやエクストリーム・ネットワークスなどの通信株を中心に買いが膨らみ急反発。
122.47ポイント高の1,696.29ドル。
取引高は約19.6億株。
ダウは、明るい見通しを述べたゼネラル・エレクトリックスやJ.P.モルガン、シティグループ、メリル・リンチなどの金融株に買いが優先し、大幅続伸。
305.28ポイント高の10,141.83ドル。
取引高は約12.8億株。
U.S.A 5月7日・
火 > Japan 5月8日・
水
◎米労働省が発表した第1四半期の非農業部門における労働生産性は、季節調整済み年率で前期比8.6%上昇した。
事前予想を大幅に上回り、約19年ぶりの高水準を記録した。
また、米商務省が発表した3月の小売在庫は前月比変動なしに。
本日は米連邦準備理事会(FRB)が連邦公開市場委員会を開催しており、金利は据え置かれるだろうとの声が強まっている。 CNN
◎航空機エンジン製造のユナイテッド・テクノロジー(UTX:
Research,
Estimates)は、2002年度の収益予想達成に自信を示し、自社株をはじめとしたハニーウェル・インターナショナル(HON:Research,
Estimates)などの航空関連株に買いが集まっている。 CNN
◎モルガン・スタンレイは、需要回復を見込みコンピューターメーカー大手ヒューレット・パッカード(HPQ:Research,
Estimates)の投資評価を格上げした。 CNN
火曜日の米国株式市場は、朝方発表された米労働生産性が約19年ぶりの高水準を記録したことが好感され、上昇してスタート。
しかし、米連邦準備理事会(FRB)は本日開催された連邦公開市場委員会にて、米景気は急速に回復に向っているものの、失業率悪化や米企業収益の伸び悩みなど米景気先行きに対する懸念材料が多く見られると述べ、金融政策方針を現行維持とし、利下げを見送った。
金利据え置きは予想通りだったものの、先行き不透明感が嫌気され後半にかけ売りが優先し、ダウは一時111ポイントあった上げ幅を大幅縮小、ナスダックは小幅安で取引を終えた。
ナスダックは、シスコ・システムズやマイクロソフトが買われる中、デルやインテルなど売られる銘柄も多く、続落。
4.66ポイント安の1,573.82ドル。
取引高は約19.6億株。
ダウは、ハニーウェル・インターナショナルやIBM、ウォルマート、ホームデポなどが堅調に推移し、3日振りに反発。
28.51ポイント高の9,836.55ドル。
取引高は約12.8億株。
U.S.A 5月3日・
金 > Japan 5月4日・
土
◎米労務省が発表した4月の失業率は、季節調整済みで年率6.0%と前月から0.3%上昇し、7年8ヶ月ぶりの高水準となった。
新規雇用者数は4万3,000人と予想されていた6万人を大幅に下回った。
予想以上に悪化した雇用統計を受け、米景気回復は急速に進んでいるものの、米雇用情勢は依然として厳しい状況が続いていることを再確認させる結果となった。 CNN
◎4月の米ISM非製造業景気指数は、55.3と前月の57.3から大幅低下。
依然として景気拡大を示唆する基準の50を上回ったものの、予想以上の急低下に先行き不安が広まっている。 CNN
◎ソフトウェアメーカーのオラクル(ORCL:Research,
Estimates)は、複数の大手証券アナリストから業績予想の下方修正を受け株価を急落させている。
それぞれアナリストらは、インターネット・テクノロジーへの投資削減や同社の事業拡大の勢いに欠けていることなどを下方修正の理由として挙げている。 CNN
金曜日の米国株式市場は、予想以上に悪化した経済指標の発表を受け、マーケットには売りが優勢。
朝方発表された米失業率は7年8ヶ月ぶりの高水準を記録、またISM非製造業景気指数は予想外の急低下となり、雇用情勢や企業業績の悪化を背景に米景気回復への期待感が後退され、売りに繋がった模様。
大手証券アナリストらから相次ぎ業績見通しの下方修正を受けているソフトウェアメーカーのオラクルを筆頭に、先行き不透明感からハイテクや小売株など警戒売りが先行する銘柄が多く、ナスダック、ダウ指数ともに下げに転じた。
ナスダックは、オラクルが牽引役となりインテル、ワールドコムなどのハイテクリーダーを中心に売りが膨らみ続落。
31.79ポイント安の1,613.03ドル。
取引高は約19.6億株。
ダウは、ウォルマートなどの小売株からプロクター&ギャンブルなどの消費者グッズまで幅広く売られ反落。
85.24ポイント安の10,006.63ドル。
取引高は約12.8億株。
U.S.A 5月1日・
水 > Japan 5月2日・
木
◎4月の米ISM製造業景気指数は、53.9と前月の55.6から小幅低下した。
エコノミストらの予想をも下回ったものの、景気拡大を示唆する基準の50は3ヶ月連続で上回っている。 CNN
◎サン・マイクロシステムズ(SUNW:Research,
Estimates)の代表取締役兼最高執行責任者、エドワード・ザンダー氏が辞任を表明。
最高経営責任者のスコット・マクニアリー氏が現在の業務と平行してザンダー氏の業務を引き継ぐ模様。
突然の代表取締役辞任の発表を受け、サン・マイクロシステムズ株は10%近く急落した。 CNN
◎ソフトウェアメーカーのオラクル(ORCL:Research,
Estimates)は、リーマン・ブラザーズの証券アナリストから第4四半期と2003年の業績予想を下方修正を受け、株価を急落させている。
価格競争の激化から当面の収益回復は難しいだろう、との慎重な見通しも。 CNN
水曜日の米国株式市場は、予想以上に弱気だったISM製造業景気指数の発表を受け、ナスダック、ダウ指数とも急落して始まった。
しかし、前日堅調だった通信や消費者製品関連株が引き続き買われ、ダウは午後から一転反発し2日続伸となった。
一方、サン・マイクロシステムズやオラクルなどのハイテクリーダー株の一部に売りが優先したことから、ナスダックは終始上値の重い展開となった。
ナスダックは、サン・マイクロシステムズやオラクル、ワールドコムなどに売りが先行し、小反落。
10.70ポイント安の1,677.53ドル。
取引高は約20.9億株。
ダウは、AT&Tやコムキャスト、コカコーラにコンパックなどブルーチップに押し目買いが入り大幅続伸。
113.41ポイント高の10,059.63ドル。
取引高は約13.7億株。
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