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今日の米国株式市場・バックナンバー
U.S.A 2月28日・
木 > Japan 3月1日・
金
◎米商務省が発表した第4四半期の米実質国内総生産(GDP)は、年率換算で前期比1.4%上昇と速報値の0.2%から大幅上方修正された。
エコノミストらの予想を大幅に上回った上に、2四半期ぶりのプラス成長となり、米景気底打ちはほぼ確実となった。
昨年3月に米経済調査局が米経済のリセッション(景気後退)入りを宣言したが、今回のGDP成長率を受け、リセッション終了が正式に宣言される可能性も。
また、労働省が個別に発表した先週の米新規失業保険申請件数は、前週から1万7,000件増しの37万8,000件と上昇したが、事前予想は下回る結果に。
2月のシカゴ購買部協会指数も、前月の45.1から53.1へと大幅上昇し、景気拡大を示唆する目安となっている50を上回った。 CNN
◎巨大ディスカウント小売店全米第3位の、ターゲット
(TGT:Research,
Estimates)
は、米景気減速にも関わらず、好調な売上から予想を上回る第4四半期決算を発表した。
同社の11-1月期における収益は1株あたり73セント(6.63億ドル)と1年前の1株あたり61セントから20%上昇。
売上は1年前から7.2%増しの132億ドルとなった。 CNN
木曜日の米国株式市場は、実質国内総生産(GDP)が大幅上昇修正され、米景気底入れへの期待感が強まったにも関わらず、下落。
米国は昨年3月から続いているリセッション(景気後退)から確実に脱出しつつある、との楽観的観測を背景に、前半は買いが優先した。
しかし、エンロン破たん以来広まっている米企業会計に対する不信感が根強いことや、業績見通しを下方修正する企業が相次いだことから、ハイテク株を中心に一斉売りが先行し、急反落。
これにより、2月のナスダックの下げ幅は10.5%とテロ攻撃を受けた昨年9月以来最大となった。
ナスダックは、チップメーカーのジェネシス・マイクロチップや通信機器メーカーのリバーストンなどハイテク株全般が売られ、続落。
20.36ポイント安の1,731.52ドル。
取引高は約19億株。
ダウは、ディズニーからゲートウェイまで幅広い銘柄が売られる中、ハニーウェルやシティグループなど買われる銘柄も多く、小幅安で取引を終えた。
21.45ポイント安の10,106.1ドル。
取引高は約13億株。
U.S.A 2月27日・
水 > Japan 2月28日・
木
◎米商務省が発表した1月の米耐久財受注は、前月比2.6%増しの1,792億ドルと予想を大幅に上回り、2ヶ月連続で上昇した。
一方、個別に発表された新築住宅販売は前月比15%減の83万3,000件と大幅ダウンし、エコノミストらの事前予想を下回った。 CNN
◎グリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は本日議会証言にて、昨年9月のテロ攻撃で受けた大打撃にも関わらず、米景気循環は正常に戻りつつあり、経済活動にも堅調の兆しが見え始めている、との見方を示した。
しかし今後の見通しについては、米景気回復は一時的に抑制されるだろう、付け加え先行きに警戒心を残した。
これにより、期待されていた3月19日開催予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げは実施されないだろう、との見方が広まっている。
議長の証言後、予想されていた市場への反応は薄く、ナスダック、ダウ指数ともに小動きに推移。 CNN
◎米食品医薬品局(FDA)は、製薬大手イムクローン(IMCL:Research,
Estimates)
が開発したがん治療薬「エルビタックス」の販売許可を巡り審査を進めている。
一時は申請を却下されたものの、大規模な臨床試験を行う必要がないことが認められれば、来春にもエルビタックスが市場に出回る可能性も。
提携相手のブリストル・メイヤーズ(BMY:Research,
Estimates)
も、本日高く取引されている。 CNN
水曜日の米国株式市場は、善悪材料が入り乱れ、ナスダックは下落、ダウは上昇というまちまちの展開となった。
グリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の、回復のスピードは一時的に減速するが、確実に米国は景気後退(リセッション)から脱出しつつある、との証言を受け、大幅上昇する場面を見せた。
しかし、通信機器メーカーのシスコ・システムズの利益予想を引き下げたことをきっかけに、ハイテク株全般に売りが優先し、引け際にかけナスダック、ダウ指数ともに急反落し、それぞれ小幅安、小幅高で取引を終えた。
ナスダックは、収益見通しを下方修正し利益予想の引き下げを受けたシスコ・システムズを筆頭にハイテクセクターに売りが広まり小反落。
14.98ポイント安の1,751.88ドル。
取引高は約18億株。
ダウは、フィリップ・モリスやホームデポなどが売られる中、ボーイング、ハニーウェル・インターナショナル、ユナイテッドテクノロジーなどが底値を固め、かろうじてプラス圏で終了した。
12.32ポイント高の10,127.58ドル。
取引高は約13億株。
U.S.A 2月26日・
火 > Japan 2月27日・
水
◎米民間調査会社大手の協議委員会(コンファレンス・ボード)が発表した2月の米消費者信頼感指数は、94.1と前月の改定値97,8から急低下した。
エコノミストらが予想していた97をも大幅に下回ったことから、米景気回復には困難を要するとの見方が広まり、マーケットには売りが優勢。 CNN
◎電化製品メーカーのフレクストロニックス・インターナショナル(FLEX:Research,
Estimates)
は、今四半期の収益が予想を大幅に下回るだろうとの減益警告を発表。
また、ビデオ会議会社のMCSI(MCSI:Research,
Estimates)
も減収減益見通しを発表し、本日ナスダックで最も売られている銘柄の1つとなっている。 CNN
◎日曜大工や家屋の手入れ用の建材や器具などの生活向上製品を手広く販売するホーム・デポ(HD:
Research,
Estimates)
は、予想を上回る第4四半期決算を発表した。
同社の11-1月期における純益は、1株あたり30セント(7.1億ドル)と一年前から53%増しとなり、1989年以来最大の増益幅となった。
売上も29%増しの135億ドルと事前予想を大幅に上回り、今四半期の業績についても目標利益達成に自信を示した。 CNN
火曜日の米国株式市場は、朝方発表された消費者物価指数が予想以上に大幅低下したことが嫌気され、売り優勢の展開となった。
前日は業績見通しを発表した企業が相次ぎ、ハイテク株全般に押し目買いが先行したが、エンロン破たん以来広まっている米企業会計への不信感は根強く、早期の景気回復期待が交錯し上値は重く、ナスダック、ダウ指数ともに反落。
また、フランスやドイツから反発が強まっている米国の対イラク軍事行動計画に関して、米軍が既にイラクに展開しているとの誤った噂が広まったことも、売り材料となった。
ナスダックは、マイクロソフトやシスコシステムズなどの一部ハイテク株に売りが先行し、下落。
3.02ポイント安の1,766.89ドル。
取引高は約16億株。
ダウは、ウォルマートやユナイテッド・テクノロジーなどが堅調に推移する中、3Mやプロクター&ギャンブルなどが売られ、小反落。
30.45ポイント安の10,115.26ドル。
取引高は約13億株。
U.S.A 2月25日・
月 > Japan 2月26日・
火
◎1月の米中古住宅販売件数は、季節調整済み年率で前月比16.2%増しの604万戸とらとエコノミストらの予想を3倍以上に上回る高い伸びを見せた。
低金利と暖冬が、米住宅市場全体の活況につながっている模様。 CNN
◎自動車メーカー大手のゼネラル・モーターズ(GM:Research,
Estimates)
は、第1四半期の売上が予想を上回るとの見方から、同期の業績見通しを上方修正した。
また、2002年度の見通しについても、目標利益を達成するだろうと述べ、GE株に買いを集めている。
◎フィルム製造大手のイーストマン・コダック(EK:Research,
Estimates)
は、好調な売上から第1四半期と通年における業績目標の達成に自信を示し、ゼネラル・モーターズに加え、ダウ指数を上昇させる支援材料となっている。 CNN
◎携帯大手のクアルコム(QCOM:
Research,
Estimates)は、需要回復を理由に第2四半期の業績見通しを維持し、同株を筆頭に関連株に好感買いが先行している。 CNN
週明け月曜日の米国株式市場は、ゼネラル・モーターズやイーストマン・コダックが業績見通しに自信を示したことが好感され、買い優勢で終始した。
携帯大手のクアルコムも、目標利益を達成するだろうとの明るい見通しを述べ、ハイテク株全般の買いを誘った。
また、朝方発表された米中古住宅販売件数が事前予想を大幅に上回ったことも支援材料となった模様。
ゼネラル・モーターズやコダック、キャタピラーなどのブルーチップに押し目買いが入り、ダウ指数は6営業日ぶりに1万ドルを回復し、1月8日の高値を更新して終了した。
ナスダックは、クアルコムが牽引役となり、サン・マイクロシステムズやマイクロソフトなどハイテクリーダー株を中心に買いが膨らみ、続伸。
45.34ポイント高の1,769.88ドル。
取引高は約16億株。
ダウは、業績見通しを上方修正したゼネラル・モーターズやイーストマン・コダックを筆頭にブルーチップに買いが先行し、大幅続伸。
177.56ポイント高の10,145.71ドル。
取引高は約13億株。
U.S.A 2月22日・
金 > Japan 2月23日・
土
金曜日の米国株式市場は、エンロン破たんをきっかけに広まった企業会計不信感が根強く、週末を目前に控え積極的な買いが手控えられマーケットは小幅安でのスタートを切った。
しかし、相場終盤にかけ、証券大手が相次ぎプロクター&ギャンブルやIBM、ゼネラル・モーターズの株式評価を格上げを発表すると、ダウは一転反発し大節目の1万ドル付近に大接近。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダックは、前日の地合いを引き継ぎ一部のハイテク株が売られたことから上値は重く、小幅高にとどまった。
ナスダックは、JDSユニフェイスやデルが売られる中、シスコ・システムズなどの大型ハイテク株に買い戻しが入り小反発。
8.30ポイント高の1,724.54ドル。
取引高は約17.5億株。
ダウは、プロクター&ギャンブルやゼネラル・モーターズ、Exxon、3Mなどのブルーチップに押し目買いが入り、大幅反発。
133.47ポイント高の9,968.15ドル。
取引高は約13.2億株。
◎ウォールストリートジャーナル紙によると、ニューヨーク連銀は経営破たんしたエンロンとJ.P.モルガン・チェイス(JPM:
Research,
Estimates)
の間に商品関連の取引を巡り不正会計処理が行われていた可能性が高いとし調査を進めている模様。
エンロン絡みの調査は、J.P.モルガン・チェイス社だけではなくメリル・リンチやファーストユニオン、シティグループ、ドイツ銀行などと米金融・証券業界全般に広まっている。
不正会計疑惑を受け、J.P.モルガンは大幅安となっている。 CNN
◎光ファイバー機器メーカー大手のJDSユニフェイス(JDSU:Research,
Estimates)
は、CIBCワールド・マーケットに株式評価を「買い」から「ホールド」へと引き下げられ、売りが優先している。
またUBSワルバーグは、通信大手シスコ(CSCO:Research,
Estimates)の2002年と2003年度における業績見通しを下方修正し、シスコ株を筆頭に通信株にも売りが膨らんでいる。
シスコは、シリコンバレー売却を巡り重要情報の開示を怠っていたとの疑惑が浮上し、先日から売りが先行している。 CNN
U.S.A 2月21日・
木 > Japan 2月22日・
金
木曜日の米国株式市場は、シエナとベルサウスからの減益警告を受け、ハイテク株を中心に売りが膨らみ急反落。
光通信大手のシエナと電話会社大手のベル・サウスはそれぞれ先行きに対し慎重な姿勢を示し、通信株に売りが殺到した。
また、半導体最大手のインテルがを理由に業績予想を下方修正されたことや、通信大手のシスコがシリコンバレー買収に伴い重要な情報開示を怠った可能性があるとの疑惑が浮上したことなども売り材料となった。
前日には景気回復への期待感から急騰したダウは、終了間際1時間前から一気に下げ幅を拡大させ取引を終えた。
ナスダックは、シエナやインテル、シスコなどの大型ハイテク株を筆頭に売りが優先し、約4ヶ月の安値水準まで下げた。
59.33ポイント安の1,716.24ドル。
取引高は約18億株。
ダウは、ベルサウスやIBM、J.C.ペニーにAOLタイム・ワーナーまで幅広く売られ急反落。
106.49ポイント安の9,834.68ドル。
取引高は約13.2億株。
◎米労務省が発表した先週の新規失業保険申請件数は、前週から1万件増しの38万3,000件とエコノミストらの事前予想を上回った。
一方、米商務省が発表した昨年12月の貿易赤字は、253億ドルと予想されていた285億ドルから大幅縮小。
これにより2001年の貿易赤字は、年間統計で前年比7.8%減の3,462.7億ドルと1995年以来初の減少となった。
昨年9月の同時多発テロ攻撃や米景気後退入りが輸入の大幅減少につながった模様。 CNN
◎光ネットワーク大手のシエナ
(CIEN:
down $0.50 to $8.20, Research,
Estimates)
は、予想を上回る第1四半期決算を発表したものの、先行きに対し慎重な見通しを述べた。
同社の11-1月期における損失は、1株あたり17セントと予想以上に縮小幅を縮小させた。
しかし、今四半期は目標利益を達成できないだろうとの減益警告を発表し、自社株の売りを誘っている。 CNN
◎半導体最大手のインテル(INTC:Research,
Estimates)
は、バンク・オブ・アメリカから第2、第3四半期と2002年度における収益見通しの下方修正を受け、急落している。 CNN
U.S.A 2月20日・
水 > Japan 2月21日・
木
水曜日の米国株式市場は、前日までの下落相場を期に値ごろ感から買戻しが殺到し、ナスダック、ダウ指数ともに急反発
。
米国連邦裁判所が本日、ケーブルや放送事業に対する規制緩和を決定し、ウォルト・ディズニーを含めたメディアやエンターテイメント株に押し目買いが入った。
一方、決算操作疑惑が挙がっているIBMは引き続き売られ、米企業会計処理に対する警戒心は根強い
が、朝方発表の消費者物価指数が数ヶ月ぶりに上昇するなど、景気回復への期待感も高まっている。
3Mやゼネラルモーターズなどの景気敏感株が積極的に買われ、ダウは200ポイント近く上昇した。
ナスダックは、投資判断を引き上げられたオラクルを中心にハイテク株全般が比較的強く反発。
24.96ポイント高の1,775.57ドル。
取引高は約19億株。
ダウは、ウォルト・ディズニーや3M、ゼネラル・モーターズ、ユナイテッド・テクノロジーなど幅広く買われ、大幅反発。
196.03ポイント高の
9,941.17ドル。取引高は約14億株。
◎米労働省が発表した1月の消費者物価指数(CPI)は、前月比0.2%上昇と昨年9月のテロ攻撃以来、約4ヶ月ぶりにプラスに
。
振れの大きい食品とエネルギーを除いたコア指数も0.2%上昇。
両指数ともにエコノミストらの予想と一致。 CNN
◎エンターテイメント大手のAOLタイム・ワーナー(AOL:Research,
Estimates)
は、リーマン・ブラザーズから投資判断の引き下げを受
け、急落している。
また、ネットワーク関連機器メーカーのシスコ・システムズ(CSCO:Research,
Estimates)
も、クレジット・スージー・ファースト・ボストンに目標株価を24ドルから20ドルへと引き下げられ売られている。
ソフトウェアメーカーのオラクル(ORCL:Research,
Estimates)
はバンク・オブ・アメリカ証券から「買い」へと投資判断を引き上げられ買いが優先している。 CNN
◎複合企業大手のゼネラル・エレクトリック
(GE:Research,
Estimates)
は、エンロン破たん以来広まっている企業会計への不振払しょくをはかり、同社の金融情報に関する開示方法を見直す方針を明らかにした。 CNN
U.S.A 2月19日・
火 > Japan 2月20日・
水
連休明け火曜日の米国株式市場は、エンロン破たんをきっかけに広まった企業会計不信感が一層強まり、ナスダック、ダウ指数ともに売り一色となった。
決算操作疑惑の報道を受けて以来、急落しているIBMは、プルーデンシャル・セキュリティーから目標株価の引き下げを受け、本日一段安となった。
また通信大手のネクステルが事業再編成に伴い最大20億ドルの巨額債務を負うこをと明らかにし、先行き不安感から同セクターを筆頭に売りが膨らみ、ナスダックは約2週間ぶりに1,800ドルを割り、ダウは2月7日以来の安値水準にまで落ち込んだ。
ナスダックは、ネクステルからシスコ・システムズやサン・マイクロシステムズなどの大型ハイテク株を筆頭に売りが優先し、続落。
54.59ポイント安の1,750.61ドル。
取引高は約17.3億株。
ダウは、先週に引き続きIBMが牽引役となりシティグループから3M、ウォルマートまで幅広い銘柄が売られ大幅続落。
157.90ポイント安の9,745.14ドル。
取引高は約11.8億株。
◎1月の米新規住宅着工件数(季節調整済み年率)は、暖冬と低金利が影響し、前月比6.3%上昇の168万戸と2000年2月以来最高の水準を記録した。
エコノミストらは160万戸を予想していた。
また、住宅着工許可件数も前月比3.1%と高い伸びを見せ、米景気減速が懸念される中、住宅市場には回復の兆し。 CNN
◎ニューヨークタイムズ紙が掲載した記事をきっかけに、決算操作疑惑が浮上しているIBM(IBM:Research,
Estimates)
は、先週に引き続き売りが優勢。
同社は、光トランシーバー部門売却を巡る情報開示が疑問視され、問題の第2四半期決算における利益細目を提出することを明らかにした。 CNN
U.S.A 2月15日・
金 > Japan 2月16日・
土
木曜日の米国株式市場は、エンロン破たんをきっかけに広まった企業会計不信感が再燃し、ハイテク株を中心に激しく売られた。
マイクロソフトの新ゲーム機「Xボックス」にグラフィックプロセッサを提供し過去最高の売上を記録したnVidiaや、ビデオゲームメーカーのTake-Twoに不正会計処理疑惑が浮上し急落。
半導体大手のIBMも、本日出版されたニューヨーク・タイムズに前四半期の利益を過剰計上していた可能性があると報道され、株価を5%近く下げた。
また、朝方発表されたミシガン大学調査の消費者信頼感指数が予想外の大幅低下となったことも、売り圧力として加算された。
来週月曜日は、ワシントン誕生日(大統領の日)の祭日のため、米国市場は休場となる。
ナスダックは、不正会計疑惑で調査をうけているnVidiaやTake-Twoを中心にハイテク株全般に売りが広まり、続落。
38.18ポイント安の1,805.19ドル。
取引高は約15億株。
ダウは、IBMやミューチュアル・リスク・マネージメント、ゼネラル・モーターズなど幅広く売られ、前日回復した1万ドルの大台を割って終了。
98.95ポイント安の9,903.04ドル。
取引高は約13億株。
◎米商務省が発表した1月の米卸売物価指数(PPI)は、前月比0.1%上昇した。
振れの大きい食品やエネルギーを除いたコア指数は、0.1%低下し、それぞれアナリストらの予想範囲内の結果となった。
一方、個別に発表された2月のミシガン大学消費者態度指数は、90.9ポイントと前月の93ポイントから急低下。
エコノミストらの予想していた94ポイントを大幅に下回り、米景気先行き懸念が再燃され、マーケットには売りが優勢。
同月の米鉱工業生産指数も前月比0.1%低下した。 CNN
◎本日出版されたニューヨーク・タイムスの記事の中で、IBM
(IBM:Research,
Estimates)
の第4四半期決算における不正会計処理疑惑を挙げている。
同紙のレポートによると、IBMは昨年末に光トランシーバー部門をJDSユニフェイスに売却したが、売却によって得た約3億ドルを先日発表された決算発表にて、その他の利益として計上せず、同社製品、サービス等の販売からくる通常利益として計上していたため、1株当たり利益を上げる為に情報を隠蔽していたのでは、との疑惑が記述されている。
不正会計処理の疑惑報道を受け、IBM株は急落、IBMからの正式なコメントは発表されていない。 CNN
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