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今日の米国株式市場・バックナンバー
U.S.A 1月14日・
月 > Japan 1月15日・
火
月曜日の米国株式市場は、先週金曜日にグリーンスパン連邦準備制度理事会(FRB)議長が米景気先行きに対し慎重な見通しを示し、景気悪化懸念が一段強まったことから、ナスダック、ダウ指数ともに続落。
証券大手のメリルリンチが推奨ポートフォリオにおける株式の配分比率を引き下げたことも、売り材料の1つとなった模様。
決算発表が本格化され、今週内に発表を予定しているIBMやシティーグループ、ヤフーなどが先行き不透明感から軒並み安く、ナスダックは小幅安、ダウは6日続落となった。
ナスダックは、決算発表を間近に控えているサン・マイクロシステムズやヤフー、Eベイなどの大型ハイテク株を筆頭に売りが優先し、続落。
31.72ポイント安の1,990.74ドル。
取引高は約17億株。
ダウは、需要低下を理由に投資評価を引き下げられたエリクソンやノキアなどの携帯電話メーカーが安く、6日続落。
96.11ポイント安の9,891.42ドル。
取引高は約12億株。
◎証券大手のメリル・リンチ(MER:
Research,
Estimates)
は、ポートフォリオに占める株式の推奨配分比率を60%から50%へと引き下げた。
配分比率の引き下げを受け、ABNアムロやリーマン・ブラザーズなどがそれぞれエリクソン(ERICY:
Research,
Estimates)
やノキア(NOK:Research,
Estimates)
などの携帯電話メーカーや、ネクステル(NXTL:Research,
Estimates)
などのワイヤレス会社の投資評価を引き下げ、関連株の売りを誘っている。
メリル・リンチは、2000年から続いている株価急落と昨年から深刻化している米景気後退を背景に、先週9,000人の追加人員削減を発表しており、自社株にも売りが優先している。 CNN
◎天然ガス・石油生産会社のアンダルコ・ペトロリウム
(APC: Research,
Estimates)
は、景気後退を背景に需要低下が影響し、第4四半期と2002年度における収益見通しを下方修正した。
1年前の第4四半期には1株あたり1.88ドルだった収益が、今四半期は1株あたり25セントと大幅急落する見通し。 CNN
◎今週から昨年10-12月期の決算発表が本格化され、シティグループ(C)やIBM(IBM)、ユナイテッド・テクノロジー(UTX)
、サン・マイクロシステムズ
(SUNW)、ヤフー(YHOO)、Eベイ
(EBAY)
などの大手企業による決算が注目されている。 CNN
U.S.A 1月11
日・ 金 > Japan 1月12日・
土
金曜日の米国株式市場は、グリーンスパン連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を午後に控え、ナスダック、ダウ指数ともに前半は様子見ムードから前日終値を挟み上下する展開が続いた。
しかし、講演の中でグリーンスパン議長が、米景気回復は長期戦になるだろうと述べ、近い未来での一段の減速兆候を警戒し追加利下げを示唆すると、先行き不安感からか売りが先行。
ナスダックは、半導体株がまちまちの展開となり小幅安、ダウは、通信から卸売株まで幅広く売られ5日続落した。
ナスダックは、シスコ・システムズにインテル、デルなどの大型ハイテク株を筆頭に売りが優先し小反落。
24.78ポイント安の2,022.46ドル。
取引高は約13億株。
ダウは、ウォルマートやIBM、イーストマン・コダックなどセクターに関係なく売られ、10,000ドルの大節目を割り終了した。
80.33ポイント安の9,987.53ドル。
取引高は約9.2億株。
◎昨年12月の米卸売物価指数(PPI)は、季節調整済みで前月比0.7%減と事前予想の0.2%減を大幅に上回る下げ率に。
値動きが激しい食品やエネルギーを除いたコア指数は、0.1%減だった。
これにより、2001年度は年間で1.8%減と1986年以来最大の大幅下落となった。 CNN
◎本日の米国株式市場は、昨年10月以来初となるグリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を午後1時45分に控え、様子見ムードから小動きの展開となっている。 CNN
◎自動車メーカー第2位のフォード
(F:Research,
Estimates)
は、大規模なコスト削減と収益回復を図った、3万5,000人の人員削減と、北米の5工場閉鎖計画を明らかにした。
2000年に発生したブリジストン・ファイアストンの欠陥タイヤを巡る事故が原因で、スポーツタイプ車の販売が低迷していることから、エスコートなどの人気車種を含めた4車種の製造を廃止する模様。
U.S.A 1月10日・
木 > Japan 1月11日・
金
◎先週の新規失業保険申請件数は、前週から5万6,000件減の39万5,000件とエコノミストらの予想をも大幅に下回る結果に。
しかし、先週発表された5.8%の米失業率を見ると、米労働市場は依然として厳しく、自動車メーカー大手のゼネラル・モーターズやフォード、また米証券最大手のメリル・リンチが今週に入り追加人員削減を発表している。
一方商務省により個別に発表された昨年11月の米卸売在庫については、2,904億ドルと前月10月から1.1%低下した。 CNN
◎証券大手のメリル・リンチ
(MER:Research,
Estimates)
は、米国市場低迷から一層のコスト削減を図り、総労働力の14%にあたる9,000人の人員削減を実施することを明らかにした。
同社は既に昨年6,000人の従業員を解雇している。解雇している。同社は既に昨年6,000人の従業員を解雇している。
◎巨大ディスカウントチェーン店のウォルマート(WMT:Research,
Estimates)
は、昨年12月の売上高が1年前の同期から8%増となり、米景気後退が懸念される中、好調な売上を発表した。
その他、J.Cペニー
(JCP:Research,
Estimates)
やコストコ(COST:Research,
Estimates)
の売上も上昇した。
一方、経営不振に悩むKマート(KM:Research,
Estimates)
は、1%減少し、第4四半期の収益は目標を達成しないだろうとの減益警告を発した。
証券大手のプルーデンシャル・セキュリティーズは、Kマート株の投資評価を「売り」へと引き下げ、同株の売りを誘っている。 CNN
木曜日の米国株式市場は、卸売物価指数(PPI)の発表を明日に控え、積極的な売買が手控えられ、ナスダック、ダウ指数ともに小動きの展開となった。
朝方発表された先週の新規失業保険申請件数が予想以上に減少し、米景気早期回復への期待感から買いが予想されたが、材料不足のためかマーケットは反応薄。
半導体やネットワーク、ソフトウェア関連が売られ上値は重くナスダックは小幅高、ブルーチップが比較的安かったダウは小幅続落で取引を終えた。
ナスダックは、サン・マイクロシステムズやアップル・コンピューター、インテルなどが引き続き売られる中、シスコ・システムズやブロケード・コミュニケーションズが堅調で底値をかため、かろうじてプラステリトリーで終了した。
2.35ポイント高の2,047.24ドル。
取引高は約17.4億株。
ダウは、好調な売上を発表したウォルマートが買われる中、3MやIBM、GMなどのブルーチップが売られ続落。
26.23ポイント安の10,067.86ドル。
取引高は約12.7億株。
U.S.A 1月9日・
水 > Japan 1月10日・
木
◎サン・トラスト銀行
(STI: Research,
Estimates)
は、低金利で個人や企業への融資が増えたことから、第4四半期の純益は1株あたり1.24ドル(3.567億ドル)と前期比8%増しに。
経済緩和を図り昨年1月から数回に渡り実施されている利下げで、銀行に融資を頼む個人や企業は増えているものの、貸し倒れ数も急増している。 CNN
◎証券大手のメリル・リンチ
(MER:Research,
Estimates)
は、米国市場低迷から一層のコスト削減を図り、総労働力の14%にあたる9,000人の人員削減を実施することを明らかにした。
同社は既に昨年6,000人の従業員を解雇している。
メリル・リンチだけではなく、昨年12月にはライバル社のモルガン・スタンリー
(MWD:
Research,
Estimates)
が、8月にはシティグループ(C:
Research,
Estima
tes)、9月にはJ.P.モルガン・チェイス(JPM:
Research,
Estimates)
がそれぞれ事業再編成の一環として、人員削減を実施している。 CNN
◎ネットワーク機器メーカー大手シスコ・システムズ(CSCO:Research,
Estimates)
の社長兼最高経営責任者であるジョン・チャンバー氏は、米景気と株式市場低迷が続く中、同社の業績見通しは視野が限定的と述べ、先行き不透明感を示唆した。 CNN
水曜日の米国株式市場は、明るい収益見通しを発表したオラクルやインテルなどを中心に買い優勢で始まったマーケットは、午後にかけ下げに転じナスダック、ダウ指数ともに小幅安で取引を終えた。
市場関係者の多くは、今日の下げを、2002年の上昇基調の中、利益確定や戻り待ちの売りが先行したために発生した一時的なプルバックであると述べ、今後の方向性に対し前向きな見方を示している。
一方では、米空中給油飛行機がパキスタン南西部で墜落し海兵隊員7人が犠牲になったとの報道が市場心理を冷まさせ、上値を重くしたとの声も強い。
ナスダックは、シスコ・システムズやPMCシエラなど終盤間際にかけ一斉売りが先行した銘柄が多く、小反落。
10.85ポイント安の2,044.89ドル。
取引高は約23.0億株。
ダウは、ヒューレット・パッカードやユナイテッド・テクノロジーなどが買われる中、IBMやウォルマートなどが売られ、続落。
56.46ポイント安の10,094.09ドル。
取引高は約14.4億株。
U.S.A 1月8日・
火 > Japan 1月9日・
水
◎昨年11月の米工場受注は、10月に比べると軍用飛行機受注が激減したことから、季節調整済みで3,217億ドルと前月比3.3%減となった。
エコノミストらの予想は2.6%減だった。 CNN
◎メディア最大手のAOLタイム・ワーナー
(AOL:Research,
Estimates)
は、世界的な景気減退と広告収入の減少を最大理由に2002年度の業績見通しを下方修正した。
同社は、今四半期に米企業史上最大の400億から600億ドルの特別損失を計上する見通し。
昨年2001年度の業績については、アナリストらの予想と一致していた。 CNN
◎アルミニウム製造大手のアルコア
(AA:Research,
Estimates)
は、米景気後退と価格急落を原因に第4四半期の収益が大幅減に。
同社の昨年9-12月期における収益は、1株あたり11セント(9,900万ドル)と昨年同期の1株当たり45セント(3.92億ドル)から大幅ダウンし、株価を急落させている。 CNN
火曜日の米国株式市場は、ハイテク株に買いが先行する中、先日に引き続きブルーチップが売られ、ナスダックは上昇、ダウは続落というまちまちの展開となった。
業績底入れ感からネットワークや半導体、コンピューター・ソフトウェアメーカーに買いが膨らみ、ナスダックは小反発した。
一方ダウは、メディア最大手のAOLタイム・ワーナーが2002年度の業績に対し慎重な見通しを述べたことが嫌気され、金融や携帯電話セクターに売りが集中し2日続落となった。
ナスダックは、アルテラやシンプレックス・ソリューションズなどのハイテク株全般が買われ小幅高。
18.64ポイント高の2,055.74ドル。
取引高は約17.7億株。
ダウは、AOLタイムワーナーを筆頭にキャタピラーやアルコア、ゴールドマン・サックスなどのブルーチップに売りが優先し続落。
46.50ポイント安の10,150.55ドル。
取引高は約14.6億株。
U.S.A 1月7日・
月 > Japan 1月8日・
火
◎コンピューターメーカー大手のコンパック(CPQ:Research,
Estimates)
は、アナリストらの事前予想を上回り、第4四半期は黒字決算になるだろうとの明るい見通しを述べ株価を急騰させている。
また、同社は大手ライバル社ヒューレット・パッカード(HWP:Research,
Estimates)との220億ドル規模に及ぶ合併計画は依然として、ヒューレット・パッカードの創業者一族らによる反対意見で難航している模様。 CNN
◎ゴールドマン・サックスは、ソフトウェアメーカー、BEAシステムズ(BEAS:Research,
Estimates)
の2002年度における収益見通しを上方修正した。
また、著名アナリストのロバートソン・ステファンズは、コンピューターメーカー最大手DELL(DELL:Research,
Estimates)
の目標株価と株式評価を引き上げた。 CNN
◎光ファイバー機器メーカーのコーニング
(GLW:Research,
Estimates)
は、光ファイバー/通信機器製品の需要回復を見越して、昨年11月にコスト削減の一環として一時閉鎖していた4つの工場を再開することに。 CNN
月曜日の米国株式市場は、先週の3日続伸から利益確定の売りが目立ちナスダック、ダウ指数ともに小反落。
ダウ銘柄のコカ・コーラはJ.P.モルガンにより投資判断を引き下げられ、またフォードは事業再編成の一環として8,000人から1万人の人員削減を検討していることを明らかにし、コカコーラ、フォード株ともに先行き不透明感から売られ、ダウは4日ぶりに反落。
また、先週は堅調だったハイテク株全般にも、半導体や通信株を筆頭に売りが先行しナスダックは小幅安で取引を終えた。
ナスダックは、半導体大手のインテルや通信大手のJDSユニフェイスが軟調で小反落。
22.27ポイント安の2,037.11ドル。
取引高は約16.7億株。
ダウは、投資判断を引き上げられたDELLやコンパックが買われる中、自動車メーカーのフォードや通信大手のルーセント・テクノロジーなど幅広く売られ反落。
62.69ポイント
安の10,197.05ドル。
取引高は約10.1億株。
U.S.A 1月4日・
金 > Japan 1月5日・
土
◎昨年12月の米失業率は、5.8%と1995年5月以来最高の水準となったが、非農業部門における雇用者数は12万4,000人減少と前月11月の37万1,000件から大幅縮小した。
アナリストらの予想はそれぞれ5.8%と13万5,000件減だった。
米景気後退に不安が募る中、注目されていた雇用統計が予想以上の強さを見せたことが好感を受け、本日のマーケットは寄り付きから買いが優勢。 CNN
◎航空大手のボーイング(BA:Research,
Estimates)は、昨年第4四半期にジェット機を144機受注し、2001年の統計は527機と9月11日のテロ攻撃後に予想していた数字から5機上回る結果となった。
ボーイング株が牽引役となり、関連株のユナイテッド・テクノロジー(UTX:Research,
Estimates)
も高く取引されている。 CNN
◎メリル・リンチは、昨年の売上高がアナリストらの予想を上回ったコーヒー大手スターバックス(SBUX:Research,
Estimates)
の株式評価を格上げし、同株の買いを誘っている。 CNN
金曜日の米国株式市場は、今朝方発表された雇用統計が予想ほど悪化しなかったことを買い材料に、前日に引き続きハイテク株を中心に買いが膨らみ、ナスダック、ダウ指数ともに3日続伸し約4ヶ月間の高値を更新した。
昨年12月の失業率は5.8%と米雇用情勢は依然として厳しいものの、解雇者数が前月に比べ大幅縮小したことが好感を受け買いに繋がった模様。
また、著名アナリストらが相次ぎハイテク株に対し肯定的な見方を示していることから、米景気は最悪期から脱出したのでは、との楽観的見解が広まっている。
ナスダックは、格上げを受けたスターバックスや、デル、シスコなどの大型ハイテク株に買いが先行し続伸。
15.11ポイント高の2,059.38ドル。
取引高は約21億株。
ダウは、ボーイングやインターナショナル・ペーパーなどの工業株から、J.P.モルガン・チェイスやアメックス、シティグループなどの金融株まで幅広く買われ大幅続伸。
87.60ポイント高の10,259.74ドル。
取引高は約14億株。
U.S.A 1月3日・
木 > Japan 1月4日・
金
木曜日の米国株式市場は、先日に引き続きハイテク株に買いが先行したことから、ナスダック、ダウ指数ともに2日続伸し、2002年幸先の良いスタートとなった。
昨年は世界的な景気後退を背景に、需要低下や収益低迷などで株価を急落させたシスコ・システムズやインテルなどの大型ハイテク株に対し、アナリストらが相次ぎ前向きな見通しを示したことが買い材料となった。
ダウは約4ヶ月間の高値を更新し、ナスダックは年明け2日間で4.6%上昇し2,000ドルの大台を回復した。
ナスダックは、シスコ・システムズやリバーストン・ネットワークスをはじめとしたネットワーク株や収益発表を目前に控えているインテルなどハイテク株全般が積極的に買われ続伸。
65.02ポイント高の2,044.27ドル。
取引高は約21億株。
ダウは、投資評価の引き上げを受けたEMCやルーセント・テクノロジー、ノーテルネットワークス、ノキアなどが強く上昇。
98.74ポイント高の10,172.14ドル。
取引高は約13億株。
◎先週の新規失業保険申請件数は、前週から3万6,000件増しの44万7,000件と予想を大幅に上回り労働市場の厳しさから景気後退の深刻化を再確認させられる結果となった。
明日発表が予定されている失業率などの雇用統計に注目が集まっている。 CNN
◎データ保管大手のEMC
(EMC:Research,
Estimates)
は、サロモン・スミス・バーニーから投資評価の格上げを受け株価を11%近く急騰させている。
また、クレジット・スージー・ファースト・ボストンはレッドバック・ネットワークス(RBAK:Research,
Estimates)
やジュニパー・ネットワークス
(JNPR:
Research,
Estimates)
などを含めたネットワーク株に対し前向きなコメントを述べ、同セクターに買いが集まっている。
J.P.モルガン・チェイスは、投資家らに今月内に収益発表を控えているインテル株(INTC:Research,
Estimates)
の保有を推奨し、買いを誘っている。 CNN
◎家具販売大手のピア1インポート(PIR:
Research,
Estimates)
は、年末商戦の売上が好調だったことから第4四半期の収益見通しを上方修正した。 CNN
U.S.A 1月2日・
水 > Japan 1月3日・
木
◎12月の米供給管理協会景気指数(旧全米購買部協会指数)は、48.2ポイントと前月の44.5から大幅上昇した。
アナリストらの予想は45.8ポイントだった。
しかし、依然として50を下回っていることから景気後退懸念は根強い。 CNN
◎昨年11月の世界半導体売上高は、前月比1.6%増しの106億ドルと2ヶ月連続で上昇した。
2002年の初取引となった本日のNY株式市場では、製品需要と収益回復への期待感からインテル(INTC:Research,
Estimates)
をはじめとした半導体大手に買いが集まった。 CNN
◎メリル・リンチは、通信大手のAT&T株(T:Research,
Estimates)
における中期投資の株式評価を「買い」へと引き上げた。
格上げを受け、AT&T株は3%近く高く取引されている。 CNN
年明け2日の米国株式市場は、米景気の最悪期は超えたとの楽観的見解が広まり、ナスダック、ダウ指数ともに上昇し2002年の初取引を終えた。
朝方発表された米供給管理協会景気指数や世界半導体売上高が予想以上の伸びを見せ、製造業やチップメーカーを筆頭に買いが優先し、寄り付きから力強く上昇したナスダックは小幅高で終了。
一方ダウは、格下げを受けたKマートやAOLタイムワーナーなどが売られ一時は昨年12月20日以来の安値を更新したものの、後半にかけ半導体大手を筆頭に積極的な買いが入り、急反発した。
今週一杯は休暇を取っている市場関係者が多いことから、取引量は少なく、来週までは薄商いが予想される。
ナスダックは、インテルやアプライド・マテリアルズなどの半導体が堅調で上昇。
28.85ポイント高の1,979.25ドル。
取引高は約13億株。
ダウは、KマートやAOLタイムワーナーズが売られる中、マイクロン・テクノロジーなどの半導体やコンパック、ヒューレット・パッカードなどのPC株が買われ急反発。
51.90ポイント高の10,073.40ドル。
取引高は約10億株。
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