Market Back Number


Back Number 011115


今日の米国株式市場・バックナンバー


U.S.A 12月31日・月  > Japan 1月1日・火

今年最後のマーケットは明日に新年を控えて、参加者の少ない静かな一日が予想される。

金曜(28日)のマーケット終了後、オラクル(ORCL)は約840人の従業員削減を発表。 CNN

2001年度は株式ミューチュアルファンドにとって、ここ30年来最悪の年となった。

特にライデックス・ベロシティー100、そしてプロファンドウルトラOTCの2ファンドは90パーセントを越える大きなロス。

大手ファンドの成績はフィデリティー・マジェラン(-12.4%)、ピムコ・トータルリターン(+8.4%)、ワシントン・ミューチュアル(+0.3%)、そしてバンガード500(-12.5%)といった成績。(SP500は-12.4%)
thestreet.com

ここ25年間で最悪のマーケットにふさわしい引け方で2001年の幕を閉じた。

マーケットのバロメーター、SP500は今年約13%の下落となり、これは1974年以来の低迷ぶり。

ファースト・アルバニーのポートフォリオマネージャー、ピーター・ゴットリーブ氏は「多くの投資者達が明るい2002年を願っているのは周知の通りだが、11回におよんだ金利引下げの効果が来年の第1、第2四半期に表れることを期待したい」と述べている。

 

あくび連発のナスダックマーケットだったが、引け間際にアプライドマテリアルズ(AMAT)、シスコ(CSCO)、インテル(INTC)、マイクロソフト(MSFT)、そしてサンマイクロシステムズ(SUNW)などの大手テクノロジー銘柄に売りが集中し、急落安値引けとなった。

NASDAQ: -36.84

出来高は14億株



  

大引け一時間ほど前から、ダウ銘柄のインテル(INTC)、そしてマイクロソフト(MSFT)の二銘柄に売りが殺到し、マーケットはほぼ今日の最低レベルで終了となった。

ダウの水準は2001年度の頂点から約14%ほど下に位置するが、9月のテロ攻撃からは21%以上の回復を見せている。

来年の見通しの中で、リーマンブラザースのジェフリー・アップルゲート氏は「低金利、そして低インフレ環境が企業収益回復に弾みをつけるだろう」と言っている。

DOW:
-115.42

出来高は
9億5千万株

 



U.S.A 12月28日・金  > Japan 12月29日・土

寄り付き30分後に発表された予想を上回る消費者信頼感、そして住宅販売数がマーケットに火をつけたかのように見えたが、まったく後押しがなく、だらだらと方向性を欠いての終了となった。

エコノミスト、ビル・サリバン氏は「今朝発表された経済指標はアメリカ経済の底打ちプロセスを示すものであり、これらは全く来年の経済回復の強さを示唆するものではない」と述べている。


ヤフー(YHOO)の収益上方修正、また大きな上昇を見せた消費者信頼感が10時半頃までナスダックマーケットを引っ張ったが、年末に見られる税金関連の売り物に水をさされ、ほぼ午前中の上げを全てはき出しての引けとなった。

ナノメトリクス(NANO)は日米半導体業界の不振を受けて第4四半期の収益を下方修正。

この修正でNANOは売り物が殺到し22%の大幅下落となった。

NASDAQ:
+10.84

出来高は
13億株



  

予想を超える経済指標の発表でラリー展開の場面もあったがまったく長続きせず、方向性が定まらないまま終了となった。

来週の見通しについてストラテジストのピーター・ブックバー氏は「マーケットは現実と直面することになるだろう。経済回復はあくまでも予想であり、来月から本格的に始まる決算シーズンが経済状態の実状を見せてくれるだろう。」と言っている。

DOW:
+5.68

出来高は
9億株



金曜のテーマは原油価格、そしてマーケット開始30分後に発表されるシカゴ購買指数をはじめとする数々の経済指数。

トリムタブス社長、チャールズ・ビダマン氏によると「ここ四日間のうち三日は株式ミューチュアルファンドから資金が流出しており、三ヶ月間のマーケットラリーにもかかわらず一般投資家達はまだ積極的に市場に戻っていない。」

去年と比較をすると、年末から1月4日までの二週間の間に200億ドルの資金が株式ファンドに投入されたが、今年は今月20日から26日までに29億ドルの資金がファンドから逃げている。 CBS


U.S.A 12月27日・木  > Japan 12月28日・金

アクションのあったのは、寄り付き直後と引け間際、そんな一日だった。

マーケットは既に来年の経済回復を織り込んで、9月からラリーを続けているが、はたしてまだこの水準から買っていけるだろうか?

「明らかに株は割高になっている。たぶん一月の終わり頃に修正が来るだろう。」とサンズブラザースのジム・ワゴナー氏は述べている。

活気にあふれる寄り付きだったが、だらだらと下げ始め、一時マイナスに転落する局面があった。

しかし引け間際に半導体銘柄が回復を見せ、たるんだマーケットに気合を入れての引けとなった。

特にチップメーカー、アトメル(ATML)は13パーセントの上昇を演じ、半導体銘柄の牽引車となった。

NASDAQ:
+15.72

出来高は
12億株



  

午後3時頃からラリーが開始され、ダウは終値ベースで最近四ヶ月間の最高レベルを更新して引けた。

メリルリンチはアドバンスト・マイクロデバイス(AMD)の格付けを現状に据え置いたものの、第4四半期の収益を上方修正した。

この動きが半導体銘柄に好影響となり、半導体指数は約2%の上げとなった。

DOW:
+43.17

出来高は
8億8千万株


明日にOPEC会議(石油輸出国機構)を控え、ロンドンでは原油価格が急騰(+5.5%)し1バーレル20ドル40セントで取り引きされている。Nightly Business Report

FACエクイティーズのアナリスト、マット・バゾウスカス氏はシスコシステムズ(CSCO)に関して「最悪の事態は過去のものとなり、もちろん目先的にはまだ不安材料はあるが、既にシスコはライバルからマーケットシェアを奪いつつある。」と述べている。

時間外取引でシスコは16セント上げて、18ドル40セントで売買されている。

昨日13パーセントの派手な上昇を演じたアマゾン・ドット・コム(AMZN)についてUSBパイパージャフレーのアナリスト、サファ・ラスチー氏は「アマゾンは我々の予想している一株収益を達成できるだろう。」と言っている。
CBS


U.S.A 12月26日・水  > Japan 12月26日・木

クリスマスぼけで軟調な寄り付きが予想されたが、ダウ、ナスダックとも好調なスタートを切った。

半導体、インターネット、そしてオイル株がマーケットを引っ張ったが、終了間際ビンラディン氏健在の報道で、上げ幅の約半分以上を帳消しにしての大引けとなった。

ヤフー(YHOO)のクリスマスセール大幅向上、そしてアマゾン・ドット・コム(AMZN)の収益の明るい見通しがナスダックマーケットの買い材料となった。

しかし午後に入ってインド・パキスタン情勢の緊迫から警戒感が膨らみ利益確定売りが続出となった。

NASDAQ:
+16.22

出来高は
11億株



  

予想を越える大手ディスカウントストア、ウォルマート(WMT)のクリスマスセールが懸念されていた小売銘柄に一筋の希望をもたらす結果となった。

マーケットは快調に上昇を見せたが、昼頃には頭打ちとなり、ビンラディン氏健在の録画テープが売りの材料に使われ、冴えない大引けとなった。

DOW:
+52.73

出来高は
8億株


来月まで休暇を決め込む投資者が多く、今日のマーケットは軟調なスタートが予想される。

今週予定されている決算、また重要な企業会議はほとんど無いため、市場関係者達は来年の経済見通しに焦点を合わせる模様。

現在時間外取引ではオラクル(ORCL)が3セント安、そしてサンマイクロシステムズ(SUNW)が8セント高で売買されている。

10年物国債は5.14%、また30年物は5.48%でそれぞれ取り引きされている。 CBS 


U.S.A 12月24日・月  > Japan 12月25日・火

半日だけのクリスマスイブのマーケットは、要約すると「閑散」の一言につきる。

ファーストアルバニーのピーター・ゴットリーブ氏は「今日のマーケットから何かを読み取ろうとするのは無駄なことだ。」と述べており、正にクリスマスムードの一日。


全く市場参加者が無く、静かな一日。

シスコ(CSCO)の株価は正当評価額をかなり上回っているといった意見があったが、マーケットには何ら影響を与えることなく終了。

NASDAQ:
-1.35

出来高は
5億6千万株



  

アメリカンエクスプレス(AXP)、インターナショナルペーパー(IP)、そしてフィリップモリス(MO)といったところに買いが集まり小高く寄り付いたダウだが、引き間際に崩れて変わらずでの終了となった。

またOPECによる石油生産量の削減の可能性が報道されエクソン(XOM)などのオイル株が注目された。

DOW: --

出来高は4億4千万株。


クリスマス直前の週末は、多数のデパートにとってガッカリの結果になった。

華やかなコマーシャル、大幅なディスカウントを実施したが、客数は先週末とほとんど変わりがなく、明らかに去年のクリスマスを下回る売り上げになりそう。

Nightly Business Report

サンフォードバーンスタインのアナリスト、ポール・サガワ氏はシスコ(CSCO)の大幅割高を警告。

「現在の株価水準は成長率が20%以上ないと正当化することができない。」と述べている。

CBS


U.S.A 12月21日・金  > Japan 12月22日・土

ここ二日間ほど冴えなかったテクノロジー銘柄に買いが入り、ダウは1万ドルに復帰しての引けとなった。

またミシガン大学発表の消費者信頼指数の最終結果は予想を上回り、国民の経済回復に対する希望が上がっている。

マーケットストラテジストのアラン・アッカーマン氏は「米国経済はリセションから抜け出しつつあり、次の数四半期でどれほどの回復をみせるかが鍵になる。」と述べている。

半導体、インターネット、そしてバイオテクノロジー株に引っ張られて小高く寄り付いたナスダックだが、ほぼ一日中横ばいのおとなしい展開となった。

ソフトウェアのマニュジスティクス(MANU)、そしてチップメーカーのシーラスロジック(CRUS)の明るい売り上げ見通しなどの材料があったが、相場全体に影響を与えるだけのインパクトはなかった。

NASDAQ:
+27.19

出来高は
22億株



  

ノーテル(NT)の第4四半期収益は「思ったほど悪くない」が好材料となり、ニューヨークは強く寄り付いた。

11時頃からマーケットはだらけたが、終了二時間程前からラリーが展開されて、ダウは1万ドルに返り咲いて大引けをむかえた。

株の好調で国債が売られ10年物債券は5.09%、そして30年物は5.45%で終了。

DOW:
+50.16

出来高は
17億株

株式指数先物、個別銘柄、そしてインデックスの三つのオプションの12月限が今日満期を迎え、マーケットは寄り付きから大きな商いになりそう。Nightly Business Report

アルゼンチンの政治経済不安によって打撃を受ける四銘柄がメリルリンチより発表された。

それらはAvon Products (AVP)、Clorox Co (CLX)、Dial Corp (DL)、そしてRayovac (ROV)の四社で、約2%から6%の減収になりそう。CBS

Research in Motion (RIMM)の第4四半期の売上、そして収益が下方修正され、現在時間外取引で1ドル55セント安、19ドル75セントで売買されている。CNN


U.S.A 12月20日・木  > Japan 12月21日・金

マイクロソフトの新製品XPの欠陥、ジュニパー(JNPR)の暗い収益見通し、そして二日連続の半導体銘柄の不調で、ダウ、ナスダックとも安値引けとなった。

また経済促進案は、民主党の反対圧力で上院を通過することが出来ず、売りに拍車をかける結果となった。

ギャップダウンでの寄り付き、そして安値引けと全く良い所のない一日。

ネットワーク関連、ジュニパー(JNPR)の第4四半期の収益は予想を50%以上下回りそうの警告、マイクロソフト(MSFT)ウインドウズXPの欠陥ニュースは、投資者にテクノロジー株離れを起こさせる結果となった。

NASDAQ:
-64.37

出来高は
20億株



  

五連勝の期待がかかっていたが、寄り付き直後から売り物が入り、1万ドルを割っての安値引けとなった。

下院は通った経済促進案だが、上院議会では民主、共和両党の合意が得られず、これは投資者達に株を投げさせる引き金となった。

またゴールドマンサックス(GS)の第4四半期は大幅な減益、そしてJPモルガン(JPM)がエンロン(ENE)破綻で受ける被害は予想の倍以上になりそうのニュースもマーケットに売りを呼ぶ結果になった。

DOW:
-85.31

出来高は
14億株

AT & T (T)はブロードバンドビジネス部門を約720億ドルでコムキャスト(CMCSK)へ売却。

この結果コムキャストは、ライバルのAOL Time Warner (AOL)、そしてCox Communications (COX)を抜いて業界のトップに踊り出る。CBS

ゴールドマンサックス(GS証券)の第4四半期の一株収益は、去年の同時期を大きく下回ったが、結果は93セントでアナリストの予想90セントを上回った。
CNN

先週の失業保険申請者数は、予想された44万人よりかなり少ない38万4千人。 CNN


U.S.A 12月19日・水  > Japan 12月20日・木

好調なブルーチップ(優良株)に助けられ、ダウは四連勝、しかしテクノロジー株に覇気が無くナスダックは約22ドル安で終了。

また、ブッシュ大統領の経済促進案は依然民主党からの完全合意が得られず、短期経済回復の見通しが不透明となった。

ギャップダウンの元気ないスタートだったが、すぐ反発を見せ、ニューヨークの昼頃までこのラリーは続いた。

しかしトライクイント(TQNT)などの半導体銘柄に格下げが相次ぎ、ナスダックは午後から値を崩し始め、ほぼ安値引けとなった。

NASDAQ:
-21.87

出来高は
19億株



  

携帯電話の大手、モトローラ(MOT)の悲観的な収益見通しを受け、ニューヨーク市場は軟調な寄り付きとなった。

しかし予想を上回る経済先行指数の発表がマーケットの起爆剤となり、ダウは四連勝。

またブッシュ大統領の経済促進案の了解が未だ議会で得られず、先行き不透明感を嫌った投資者は俗に言う「オールドエコノミー銘柄」に買いを集中させた。

DOW:
+72.10

出来高は
14億株

シティーグループ(C)は損害保険部門のTravelers社を2002年の第1四半期にグループから切り離しを計画。

モトローラ(MOT)は収益の落ち込みを理由に、更に9400人の従業員の削減を発表。 

Nightly Business Report


世界最大のアルミニュームプロデューサー、アルコア(AA)の第4四半期収益は、アナリストの予想を大幅に下回る見込み。

モルガンスタンレー(MWD)の第4四半期収益は、去年の同時期と比べると大きな減少となったが、アナリストの予想していた一株収益の66セントを上回る78セントの結果。

CNN



U.S.A 12月
12日・水  > Japan 12月13日・木

マーケットは午後遅くから回復を見せ、午前中の下げをほぼ全て取り戻しての終了となった。

リッテンハウスのディレクター、ジョン・ウォーターマン氏は「今日の午後のラリーは、投資者達の米国経済回復に対する信頼の表れ」と述べている。

また、パシフィックグロースエクイティーのスティーブ・マソカ氏は、「度重なる金利引下げの効果は見え始めており、投資者達は資金を株に移動させている。」と語っている。

 

ナスダックは小高く寄り付いたものの、シエナ(CIEN)の2002年度の収益が下方修正されそうな見込みが報道され、マーケットは急落となった。

しかし午後から半導体セクターが反転を見せ、ナスダックは、ほぼ高値引けとなった。

大引け後、半導体装置の大手アプライドマテリアル(AMAT)が更に10%の人員削減を発表。

またヤフー(YHOO)も引け後、ホットジョブズ(HOTJ)を4億3千6百万ドルで買収すると報道している。

NASDAQ:
+9.46

出来高は
18億株。



  

プロクター&ギャンブル(PG)の前向きな収益見通しが起爆剤となり好調なスタートを切ったマーケットだが、昨日悪材料を発表したメルク(MRK)と同セクターの製薬関連が軟調な動きを見せ、全体の足を引っ張る形となった。

しかし、不調の続いていたユティリティーセクター(電力)に午後から買い手が現れ、ニューヨークマーケットは、ほぼ午前中のロスを帳消しにして引けた。

ダウ銘柄のアメリカンエクスプレス(AXP)は、第4四半期の収益はアナリストの予想を下回る見込みを報告後、5500から6500人のトラベル部門の人員を削減すると発表。


DOW: +6.44

出来高は14億株。

昨日第11度めの金利引下げ後、メルク(MRK)の2002年度収益下方修正ニュースはマーケット急落の引き金となったが、今朝はプロクター&ギャンブル社(PG)の明るい収益見込みが新たな希望を投資者達に与えている。CNN

ソフトウェア開発、コミュニケーションシステムのコンバーステクノロジー(CMVT)は予想通りの第3四半期決算報告後、コスト削減のため900人の従業員解雇を発表。

リーマンブラザースは昨日の収益下方修正の結果、メルク(MRK)の株価目標を90ドルから74ドルに引き下げ。 Reuters

現在時間外取引で、マイクロソフト(MSFT)は23セント高、インテル(INTC)9セント高、そしてオラクル(ORCL)も4セントの上昇でナスダックはやや強めの寄り付きになりそう。CBS


U.S.A 12月11日・火  > Japan 12月12日・水

予想通り金利は0.25ポイント引き下げられ た結果、短期金利はここ40年来最低の水準の1.75%となった。

既に今年11度目の金利引下げだが、依然として、金利政策は引き下げ方向の姿勢を変えていない。

ドゥルー・マトゥス氏(リーマンブラザース、エコノミスト)は、「あともう一度最後の0,25ポイントの利下げがあるだろう。」と述べている。

マーケットは、利下げ発表後から値を崩し、「行って来い」というパターンで展開、終了した。

 

マーケットは、インテル(INTC)を筆頭とする強いセミコンダクターセクターに引っ張られ る形でのスタートとなった。

金利引下げ発表直後から売り物が入り、ほぼ安値引けの展開とな り終了。

バイオテクノロジー関連銘柄も同様に、午後に入ってから値を崩し売り物が先行する展開となった。

NASDAQ:
+9.81

出来高は
約19億6千万株。






  

今年11度目めの利下げ発表直後 、マーケットはラリーを展開する乱高下気味の展開となった。

しかし、大手製薬会社(ダウ銘柄)メルク(MRK)が3時過ぎに発表した収益下方修正ニュースはマーケット上昇に釘をさしただけでなく、一転急落の原因となった。

この報道によると、メルク社の2002年度の一株収益は予想の3ドル41セントを下回る、3ドル12セントほどになる見込み だ。

DOW:
-33.08

出来高は
13億6千万株。

金利の行方はFOMC(連邦公開市場委員会)の終了後、ニューヨーク時間の午後2時15分ころ発表される。

予想は、フェデラルファンドが更に0.25ポイント引き下げられて1.75%になる見込みだという。

携帯電話大手Nokia (NOK)は、第4四半期の売り上げがアナリストの予想を上回る可能性を発表し、現在時間外取引で1ドル66セント上昇 。

FOMC会議を控えた時点で、国債先物市場では現在10年物国債が5.07%で取り引きされている。(昨日の終了は5.13%)

リーマンブラザースは狂牛病などを理由にマクドナルド(MCD)をストロングバイ(強い買い)からマーケットパーフォーム(マーケットと同程度の成績)に格下げをした。  CNN


U.S.A 12月10日・月  > Japan 12月11日・火

月曜のマーケットは明日の金利動向が懸念され、突然の反転を嫌う投資者達の売り物が続出した。

明日のFOMC会議では0.25ポイントの利下げが予想され、短期金利のフェデラルファンドは1.75%になりそうだ。

メリルリンチのチーフマーケットアナリスト、リチャード マカーブ氏は「マーケットは9月の後半から順調に回復を続けており、この上昇は小さな下方修正を伴ないながら更に継続するだろう。」と述べている。

全米国債マーケットアソシエーションの発表によると、米国経済の縮小は2002年の第1四半期まで続くだろうが、後半は回復のスピード加速が期待できそうとの見解だ。

バイオテクノロジー、テレコミュニケーション、ソフトウェア、そしてコンピューターハードウェアと幅広く売り込まれた。

明日の金利動向が懸念される一日となり、2000ドルを割って終了 。

特にバイオテクノロジーセクターは4.2%の下落。

売り圧力の強さが顕著となっている。

またJD ユニフェーズの暗い売り上げ予想もナスダック下落の一因となった。 

NASDAQ: -29.14

出来高は16億7千万株。




  

 

心理的に大きな影響となる1万ドルを切っての大引けとなった。

ダウ30銘柄で上げたのは、プロクターエンドギャンブル(PG)、マクドナルド(MCD)、フィリップモリス(MO)そしてSBCコミュニケーション(SBC)の4銘柄だけ。

ヒューレットパッカード(HWP)のコンパックコンピューター(CPQ)買収に疑問が広がりCPQは14%の下落。

DOW:
-128.01

出来高は11億株。

明日の連邦公開市場委員会で今年11度めの利下げが予想され、本日(月曜)のマーケットは静かな動きになりそうだ。

(アナリスト達は0.25ポイントの金利引下げを予想している。)

現在SP 500は約6ポイントの下げで、株式市場は弱めの寄り付きになりそう。 CNN

金曜(7日)の引け後AMC Entertainment(AEN)は、倒産したゼネラルシネマを1億7千5百万から1億9千5百万ドルで買収すると発表

ユナイテッドスチール(X)は、ナショナルスチール(NS)との合併を計画中との意向を昨日(日曜)明らかにしている。

バロン紙は、政府はカイロン(CHIR)の新薬品(HIVを血液から発見する)を許可する可能性は低いであろうと週末に報道している。 CBS Market Watch

ヒューレットパッカード社の株を10%保有するパッカードファウンデーションは、重役会議でヒューレットパッカード(HWP)のコンパックコンピューター(CPQ)買収の反対の決定している。CNN
 


U.S.A 12月7日・ 金   > Japan 12月8日・ 土

予想より悪い雇用統計発表でスタートとなった金曜のマーケットだが、難無くテクニカルサポートレベルを維持して終了となった。

来週火曜に連邦公開市場委員会が控え、マーケットには利益確定売りの動きも目立った。

2000ドル以上で引けるのは8月以来のことになる。

来週の課題は、はたしてこのレベル
が維持できるかだ。

NASDAQ: -33.01、出来高は19億株。




  

10000ドルのサポートは守られ、今週は2%の上昇だ。

DOW: -49.68、出来高は12億4千万株。

◎11月の米失業率は、5.7%へと急上昇し1995年8月以来の最高水準に。

米景気後退を受け、収益低迷に苦しむ企業らが33万1,000人の人員削減を実施したことが失業率急伸に繋がった模様。

アナリストらは、失業率が5.6%、解雇者数が20万1,000人を予想していた。

予想以上に悪化した雇用統計を受け、マーケットには失望売りが優先している。  CNN

◎半導体大手のインテル(INTC: Research, Estimates)とアドバンスド・マイクロ・デバイス(AMD: Research, Estimates)は第4四半期業績が予想を上回るだろうとの前向きな見通しを発表た。

チップメーカー最大手のインテルは、売上が昨年同期から2億ドル増しの69億ドルを上回るだろうと述べた。

同業2位のアドバンスド・マイクロ・システムズ(AMD)は、今四半期には目標売上げを達成し赤字幅を縮小させるとの見通しを示した。

またAMDは来年度からは黒字決算が期待できると付け加え、株価を13%近く急騰させている。  CNN 



U.S.A 12月6
日・ 木  > Japan 12月7日・ 金

木曜日の米国株式市場は、雇用統計とハイテク大手の業績見通し発表を目前に控え、積極的な売買が手控えられたことからマーケットは小動きで推移。

半導体最大手のインテルとユニックスサーバーメーカー大手のサン・マイクロシステムズが、本日通常取引終了後に第4四半期の収益見通しを更新する。

アナリストらの間では、インテルは見通しを上方修正するだろう、との見方が強い。

前日の急騰を受け、開始直後には利益確定の売りが目立ちマイナス圏に転じる場面もあったが、景気回復への期待感が下支えしナスダックは小幅高、小売り株に売りが先行したダウは小幅安で取引を終えた。

ナスダックは、前日急進したデルやサン・マイクロシステムズなどのハイテク株全般に利益確定の売りが先行したが、ハイテク企業の収益回復への期待感は底堅く、小幅高で取引を終えた。

7.43ポイント 高の2,054.27ドル。

取引高は約20.5億株。 

  

ダウは、JPモルガンやシティグループなどの金融株が高い中、ウォルマートやKマートなどの小売り株が安く小反落。

15.15ポイント 安の10,099.14ドル。 

取引高は約13.8億株。

◎先週の米新規失業保険申請者件数は、47万5,000件と前週比1万8,000件減少した。

アナリストらは46万件を予想していた。  CNN

 

◎商務省が発表した10月の向上受注は前月9月の6.2%減から大幅上昇の7.1%増とアナリストらの予想をも上回る結果に。

また第3四半期の労働生産性については、速報値の2.7%から1.5%へと改訂された。 CNN

 

◎クリスマス商戦の真っ直中、米小売業者の売上げは各社により好悪まちまちの結果となっている。
 

ディスカウント大手ウォルマート(WMT: Research, Estimates)の売上高は前月比4.5%増し、ターゲット(TGT:Research, Estimates)は11.4%増しに。
 

ギャップや、オールドネイビー、バナナ・リパブリックなどの有名衣類ブランドを所有するギャップグループ(GPS: Research, Estimates)は、急速な人気停滞から前期比25%減に。
 

Kマート(KM:Research, Estimates)やシアーズ(S:Research, Estimates)もそれぞれ前月比2.6%減、1.3%減と売上げの伸び悩みに苦しんでいる。  CNN

 


U.S.A 12月5日・ 水  > Japan 12月6日・ 木

水曜日の米国株式市場は、米景気と企業業績の回復期待感が強まり、マーケットは続伸。

オラクルやシスコシステムズが比較的明るい見通しを発表したことや、アナリストらがインテルやサン・マイクロシステムズなどの大型ハイテク企業の先行き業績に対し前向きな見方を示したことが、米企業業績の底打ち感に繋がりハイテク株を中心に楽観買いが優先した。

取引量が27億株超という大商いとなったナスダックは8月7日ぶりに節目の2,000ドルを、ダウは9月5日ぶりに1万ドルを回復して取引を終えた。

ナスダックは、シスコシステムズやオラクル、サンマイクロ・システムズなどのハイテクリーダー株を筆頭に買いが膨らみ続伸。

83.74ポイント 高の2,046.84ドル。

取引高は約27.3億株。 

  

ダウは、前日に引き続きIBMやGEなどのブルーチップから、AOLタイムワーナーズやディズニーなどのエンターテイメントまで幅広く買われ急騰。

220.45ポイント 高の10,114ドル。 

取引高は約17.3億株。

◎通信大手ルーセント・テクノロジー(LU:Research, Estimates) から独立した半導体メーカーのアジレ・システムズ(AGR.A:Research, Estimates) は米景気減速を背景に、950人の追加人員削減を実施することを明らかにした。

同社は、収益回復を経費削減をはかり、今年に入り既に6,000人の従業員を解雇している。 CNN

◎自動車メーカーのフォード・モーターズ(F: Research, Estimates)は、第4四半期の損失が事前予想から大幅拡大するだろうとの警告を発表した。

景気減速の深刻化や昨年のブリジストン・ファイアストンタイヤのリコール問題、製品コスト急騰などを赤字決算の理由として述べ、利益をあげるのには難しい時期に突入していると付け加えた。  CNN

◎ソフトウェアメーカー大手オラクル(ORCL:Research, Estimates)の最高経営責任者(CEO)ラリー・エリソン氏は、テクノロジー・コンファレンスにてソフトウェア業界は安定してきていると述べ、2002年度からの収益回復に期待感を示した。

米企業の底入れ感が広まり、本日のマーケットではオラクルを筆頭にハイテク株全般に買いが優先している。  CNN

◎ゴールドマン・サックスは、UNIXサーバーメーカー最大手サン・マイクロシステムズ(SUNW:Research, Estimates)の先行きに対し前向きな見通しを述べ、同社の株に買いが集まっている。  CNN

 


U.S.A 12月4日・ 火  > Japan 12月5日・ 水

火曜日の米国株式市場は、景気回復への期待感を背景に、半導体やブルーチップを中心に買いが膨らみ、ナスダック、ダウ指数ともに急反発。

格付け会社のUBSワーバーグが半導体機器業界の底打ち感を示唆し、ノベルス・システムズやバリアン・セミコンダクターなどの半導体株が牽引役となりハイテク全般に買いが集中した。

またシスコ・システムズが11月の受注が目標を達成し先行きにも自信を示したことから、通信株も積極的に買われ、相場の値を押し上げた。

ナスダックは、ノベルスやバリアン、インテルなどの半導体株が軒並み高く反発上昇。

58.20ポイント 高の1,963.10ドル。

取引高は約18.9億株。 

  

ダウは、破綻と買収破棄騒動で急落していたエンロンや、JPモルガンなどの金融、小売りのホームデポや、ブルーチップのIBMにユナイテッド・テクノロジーまで幅広く買われ急反発。

129.88ポイント 高の9,893.84ドル。 

取引高は約13億株。

 

◎ソフトウェアメーカーのサイノプシス(SNPS: Research, Estimates)は、経営不振に悩む同業者のアバント・コープを7.69億ドルで買収することに合意した。

アバント・コープ(AVNT: Research, Estimates)は、ライバル社のキャデンス・デザイン・システムズのソースコードを盗んだ疑いで有罪を宣告され、返還金の1.95億ドルと管理職の数人はそれぞれ最低800万ドルの罰金を支払うことを義務づけられている。

その上、もし合併が成功に至らなければ、アバントは契約破棄金として450万ドルをキャデンス社に支払うことになる。 CNN

◎通信大手のAT&T(T: Research, Estimates)は、広告収入の激減などで業績が悪化し、今年9月に事実上破綻したエキサイト・アット・ホーム(ATHMQ: Research, Estimates)におけるネットワーク関連資産の買収入札を取りやめた。

先週の金曜日に、破産裁判所が強制的にエキサイトのブロードバンドインターネットサービスを停止したため、85万人ものAT&T顧客は一時的にサービス利用不可となった。 CNN

◎格付け会社大手のUBSペイン・ウィーバーは、世界的な景気減速が影響し収益低迷に苦しむ半導体機器セクターに底入れの兆しが見えていることを示唆。

ノベルス・システムズ(NVLS)やバリアン・セミコンダクター(VSEA)などの同セクターに買いが優勢している。 CNN

 


U.S.A 12月3日・ 月  > Japan 12月4日・ 火

週明け月曜日の米国株式市場は、中東情勢の緊迫化やエネルギー大手エンロンの破綻が嫌気され、ダウ、ナスダックともにほぼ全面安となった。

朝方発表された全米購買部協会指数(NAPM)はテロ攻撃以来初めて回復の兆しを見せ事前予想を上回る結果となったものの、以前として景気後退への警戒心は強く、買い材料には繋がらなかった。

ナスダックは、アプライド・マテリアルズやシスコ・システムズなどのハイテクリーダー株の一角に売りが優先し小幅続落。

25.68ポイント安の1,904.90ドル。

取引高は約14.8億株。 

  

ダウは、IBMやユナイテッド・テクノロジー、ゼネラル・モーターズなどのブルーチップが軒並み安く急反落。

87.60ポイント 安の9,763.96ドル。 

取引高は約11.9億株。

◎11月の全米購買部協会指数(NAPM)は、前月10月の39.8から44.5へと大幅上昇しアナリストらの予想を上回る結果に。

9月11日のテロ攻撃以降、初の上昇とはなったものの、依然として指数が景気後退をを示唆するとみなされている50を下回っていることから、米景気先行きへの不安感は強く、本日マーケットには失望売りが優先している。

また個別に発表された、10月の製造業消費指数は、前月比1.9%増しと6ヶ月ぶりに上昇し、製造業界に底打ち感が広まっている。 

個人所得は前月比0.1%減とほぼ変動なし。  CNN

◎ダイナジーとの買収計画が破棄され株価を急落させたエネルギー大手のエンロンは、先日日曜日に米連邦破産法11条の適用を裁判所に申請し、事実上倒産となった。

またエンロン(ENE: Research, Estimates)は、破産法のもと経費削減で経営再建を図り、手始めに4,000人の人員削減を実施する見通し。 CNN

 


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