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今日の米国株式市場・バックナンバー
U.S.A 11月30日・
金 > Japan 11月31日・
土
金曜日の米国株式市場は、好悪材料が入り乱れ、方向性を失ったマーケットは前日終値を挟み上下し小動きで推移したが、結局ダウは上昇、ナスダックは下落というまちまちの展開となった。
小売大手のホーム・デポが先行きに自信を示し収益予想を据え置いたことが好感され、小売り株に押し目買いが先行、ダウは小幅高で終了した。
一方、赤字決算を予想したノベルスを筆頭に半導体株が急落したことから、ナスダックは上値が重くマイナス圏で今週の取引を終えた。
ナスダックは、ノベルスが牽引役となりアプライド・マテリアルズやアナログ・デバイスなどの半導体株が軒並み安く小反落。
2.68ポイント
安の1,930.58ドル。
取引高は約17億株。
ダウは、金融株が全般的に安い中、ホームデポやゼネラル・モーターズに買いが優先し小幅続伸。
22.14ポイント
高の9,851.56ドル。
取引高は約13億株。
◎商務省が発表した第3四半期の米国内総生産(GDP)は、1.1%低下と速報値の0.2 %から大幅下方修正された。
1.1%の下げ率は1991年第1四半期以来最大となり、米景気のリセッション(後退)入りが裏付けされる結果となった。
エコノミストらは、0.8%低下を予想していた。
9月11日のテロ攻撃の影響が予想以上に大きく、経済悪化を防ぐためFEDが更なる利下げに踏みいるだろうとの観測が強まっている。 CNN
◎チップ機器メーカーのノベルス・システムズ(NVLS:
Research,
Estimates)は、半導体業界の低迷が続く中、2002年の第1、第2四半期は赤字決算になると見ている。
また、第4四半期の売上は予想を下回るだろうと発表し、株価を急落させている。
半導体大手の減益警告を受け、アプライド・マテリアルズ(AMAT)
やKLAテンカー(KLAC)
、マキシム・インテグレイテッド(MXIM)、アナログ・デバイス(ADI)などの関連株が連れ安している。 CNN
◎小売大手のホームデポ(HD:Research,
Estimates)が、第4四半期は目標利益を達成するだろうと述べ収益予想を据え置き、小売株の買いを誘っている。 CNN
U.S.A 11月29日・
木 > Japan 11月30日・
金
木曜日の米国株式市場は、前日までの下げを受けハイテク株を中心に積極的な買い戻しが入り急反発。
朝方発表された10月の米耐久財新規受注が予想を大幅に上回ったことや、企業業績の明るい先行き見通しを受け、収益低迷懸念が緩和されたことなどが、買いに繋がった模様。
また、エンロン社を巡る買収交渉の破談や経営破綻などのニュースで急落した金融株にも買いが先行しダウは100ポイント以上の上げ幅をつけ終了、ナスダックも寄りつき後には一時下げに転じる場面を見せたが午後にかけ力強く上昇し3日ぶりに反発した。
ナスダックは、ブロケードが牽引役となりXilinxやマキシム・インテグレイテッドなどの半導体株に買いが優先し上昇。
45.29ポイント
高の1,933.26ドル。
取引高は約19.2億株。
ダウは、J.P.モルガンやシティバンク、バンク・オブ・アメリカなどの金融株に押し目買いが入り急反発。
117.56ポイント
高の9,829.42ドル。
取引高は約13.5億株。
◎商務省が発表した、米耐久財新規受注は前月9月の6.4%から12.8%へと急上昇し、アナリストらが予想していた2.1%を大幅に上回った。
1992年3月以来最大の上げ幅となり、米景気回復の兆しを見せた。
先週の米審気質業保険申請者件数は、前週比3万4,000件増しの48万8,000件と5週間ぶりに上昇した。
アナリストらは43万件を予想していた。 CNN
◎書籍販売米最大手バーンズ&ノーブル(BKS:
Research,
Estimates)が発表した第3四半期の損失は、1年前から拡大したものの、アナリストらの事前予想は下回った。
売上は7.91億ドルと昨年同期の7.68億ドルから小幅上昇した。
また同社は、第4四半期の収益見通しを下方修正し、先行に対し慎重な姿勢を示した。 CNN
◎ダイナジーによる買収計画が破談となり、前日株価を85%以上急落させたエネルギー卸売り大手エンロンの経営破たんはほぼ確実となった。
スタンダード&プアーズ(S&P)などの大手格付け会社が相次ぎエンロン(ENE:
Research,
Estimates)の信用格付けをジャンク株へと格下げし、エンロン株はS&P500指数から除外されることに。
一方、エンロンに融資しているJ.P.モルガン(JPM)やシティグループ(C)などの金融株は前日は軟調だったものの、今日は積極的に買い戻され反発している。 CNN
U.S.A 11月28日・
水 > Japan 11月29日・
木
火曜日の米国株式市場は、前日の地合いを引継ぎ利益確定の売りが優先し、ナスダック、ダウ指数ともに大幅続落。
通信から半導体までハイテク株全般が軒並み売られ、ナスダックは1,900ドルの節目を割った。
また、エネルギー大手ダイナジーが経営不振から倒産の危機にある同業大手エンロンの買収契約を破棄し、エンロン株は70%以上急落。
エネルギー株を筆頭に、石油株から携帯株まで幅広く売られ、ダウは3桁の下げ幅をつけ取引を終了した。
ナスダックは、買われすぎの傾向にあったアプライド・マテリアルズやインテルなどの半導体株に利益確定の売りが殺到し、続落。
48.00ポイント
安の1,887.97ドル。
取引高は約18億株。
ダウは、エンロンの急落が牽引役となり、ノキアやエリクソンなどの携帯株からギャップ、シアーズなどの卸売株、Exxonやシェブロンなどの石油株まで売りが優先し、大幅続落。
160.74ポイント
安の9,711.86ドル。
取引高は約13億株。
◎半導体メーカーのテキサス・インストルメント(TXN:Research,
Estimates) は、先日取引終了後に第4四半期の赤字決算予想を発表した。
しかし、最高管理責任者(CEO)であるトム・エンジボウス氏は前四半期で半導体業界における売上は底を打ち最悪期を脱出していることから、同社は確実に収益回復に向かっているとの前向きな姿勢を示した。 CNN
◎携帯電話メーカーのノキアは、2001年度における売上高見通しを下方修正し株価を急落させている。
携帯大手の減益警告を受け、エリクソン(ERICY:
Research,
Estimates)
やモトローラ(MOT:Research,
Estimates)などの関連株に売りが優先している。 CNN
◎プルーデンシャル・セキュリティは、カジュアル衣類販売のギャップ(GPS:Research,
Estimates)における株式評価を「売り」へと格下げした。
景気減速が続く中、オールド・ネイビーやバナナ・リパブリックなどの同業ライバル者との競合が激しく、期待される売上回復は望めないことが格下げの原因としてあげられている。
ダウングレードを受けたギャップ株は急落している。 CNN
U.S.A 11月27日・
火 > Japan 11月28日・
水
火曜日の米国株式市場は、朝方発表された消費者信頼感指数が予想以上に悪化したことが嫌気され、ナスダック、ダウ指数ともに反落。
半導体最大手のインテルが先行きに対し前向きな姿勢を示したものの、米景気後退と企業収益悪化懸念は根強く、ハイテクリーダー株の一角を除き幅広い銘柄に売りが先行。
ナスダックは、一部のハイテク株に押し目買いが入り小高い場面を見せたが結局小幅安で終了、ダウは携帯・通信株や小売株が軒並み売られ3日ぶりに急反落した。
ナスダックは、インテルを筆頭にアプライド・マテリアルズやKLAテンカーなどの半導体は高かったものの、Eベイやヤフーなどのオンライン販売が安く、小反落。
5.27ポイント
安の1,935.96ドル。
取引高は約20.8億株。
ダウは、減益警告を発したノキアや、小売のKマートに売りが先行し急落。
110.15ポイント
安の9,872.60ドル。
取引高は約12.5億株。
◎11月の米消費者信頼感指数は、82.2ポイントと前月10月の85.3ポイントから急低下した。
9月11日のテロ攻撃が影響し、同指数の低下はこれで3ヶ月連続となり、景気後退懸念が一層強まった。
アナリストらは86.5ポイントを予想していた。
一方個別に発表された中古住宅販売は、前月比5.5%増加の517万戸と予想を大幅に上回る結果となり、米住宅市場については回復の兆しを見せた。 CNN
◎乗客数激減で経営不振に悩む米航空グループのUS・エアウェイズ(U:
Research,
Estimates)は、同社の最高経営責任者(CEO)であるラケッシュ・ガングウォル氏の退職を明らかにした。 CNN
◎携帯電話メーカー世界最大手のノキア(NOK:Research,
Estimates)は、2001年度における収益がアナリストらの事前予想を大幅に下回るだろうとの減益警告を発表し、株価を5%近く急落させた。
しかし、2002年販売開始予定の新種電話が15%の売上増大に繋がるだろうと、来年度以降の収益回復に対し前向きな姿勢を示している。
携帯大手による収益見通しの下方修正を受け、パーム(PALM)
やエリクソン(ERICY)、モトローラ(MOT)などの通信機器セクターに売りが優先している。 CNN
U.S.A 11月26日・
月 > Japan 11月27日・
火
月曜日の米国株式市場は、景気関わらずハイテク株全般に押し目買いが優先し、ナスダック、ダウ指数ともに続伸。
証券大手のアナリストらが米景気と株式市場の先行きに対し警戒心を示し、ハイテク株へのネガティブなコメントを述べ、株式の投資配分比率を引き下げたにも関わらず、インテルやタイワン・セミコンダクターなどの半導体を筆頭にハイテク株に買いが膨らんだ。
世界的な石油価格急落で、石油・エネルギー株は先週に引き続き安かった。
ナスダックは、インテルやデル、ヤフーなど半導体からハードウェアー、インターネット株まで幅広く買われ上昇。
38.03ポイント
高の1,941.23ドル。
取引高は約17.1億株。
ダウは、Exxonモービルやエンロンなどの石油・エネルギー株が安い中、IBMなどのブルーチップが底値を支え小幅続伸。
23.04ポイント
高の9,982.75ドル。
取引高は約10.8億株。
◎米民間調査団体の全米経済調査局(NBER)は、米経済が今年3月から景気後退入りしたとの判断を下し、本日エコノミストらや投資家らを集め、リセッション突入を正式に宣言した。
予測されるリセッション期間は10年とされ、これは歴史上最長である。
米国では、国内総生産(GDP)が2四半期以上連続でマイナス成長となった場合に、リセッション突入として定義づけられており、今週金曜日には第3四半期のGDP発表を控えている。
CNN
◎航空機製造大手のボーイング(BA:
Research,
Estimates)は、9月11日のテロ攻撃以来、受注数が激減していることから、コスト削減と収益回復を図り、旅客機製造部門を対象とした2,900人の追加人員削減を実施することを明らかにした。
同社は先月、ペンタゴン史上最大規模と言われた戦闘機受注でライバル社ロッキード・マーティン(LMT:Research,
Estimates)に敗北したばかり。 CNN
◎半導体最大手のインテル(INTC:Research,
Estimates)は、トランジスタ製造における最新技術を開発したことを明らかにし、株価を急騰させている。
また、同業大手のIBM(IBM:
Research,
Estimates)はより小さい高速コンピューター販売開始に向け準備を進めている模様。 CNN
U.S.A 11月23日・
金 > Japan 11月24日・
土
金曜日の米国株式市場は、感謝祭の翌日で連休を取っている投資家らが多く取引量は少なく、ナスダック、ダウ指数とも小動きでスタート。
しかし、今日からホリデイ商戦シーズンに突入し、売上回復への期待感から小売株を中心に押し目買いが優先、両指数とも上げ幅を拡大して今週の取引を終えた。
ナスダックは、シスコシステムズやマイクロソフトなどハイテク株全般に買いが広まり上昇。
28.15ポイント
高の1,903.20ドル。
取引高は約5.84億株。
ダウは、ウォルマートやシアーズ、ターゲットなどの大型小売株を中心に買いが膨らみ急反発。
125.03ポイント
高の9,959.71ドル。
取引高は約4.1億株。
◎9月11日のテロ攻撃以来、売上減退に悩まされていた米小売業は、来月のクリスマスに向けホリデイ商戦が本格化し、売上回復への期待感からウォルマート(WMT:
Research,
Estimates)やKマート(KM:Research,
Estimates)、シアーズ(S:Research,
Estimates)などの大型小売株に買いが優先している。
CNN
◎米タバコ製造第2位のレイノルド・タバコ(RJR:
Research,
Estimates)は、サンタフェ・ナチュラルタバコを3.2億ドル相当の現金と株式交換で買収することに合意した。
これにより、9月から同社買収の交渉を進めていたレイノルドのライバル社ロスマンは、競売に敗れたことになり、5日以内に新たな買収条件を提示するか、または正式に交渉撤回となる。 CNN
◎ロシアが決定した石油減産量がOPECの予想を大幅に下回ったことから、Exxonモービル(XOM:Research,
Estimates)やシェブロンテキサコ(CVX:Research,
Estimates)、BP(BP:Research,
Estimates)などの石油株に失望売りが先行している。 CNN
U.S.A 11月21日・
水 > Japan 11月22日・
木
水曜日の米国株式市場は、感謝祭の祝日を前に買いが手控えられナスダック、ダウ指数ともに売り一色となった。
半導体大手2社による減益警告を受け、米企業収益悪化懸念が再燃し、同セクターを中心に売りが膨らみナスダックは小幅安。
またダウは、薬品や小売株の一角が底硬かったものの、株式評価を格下げされたマイクロソフトやエンロンなどに売り優先し2日続落となった。
ナスダックは、減益警告を発したトリクイント・セミコンダクターが牽引役となり関連株に売りが先行し小幅続落。
5.46ポイント安の1,875.05ドル。
取引高は約15億株。
ダウは、マイクロソフトやエンロン、ベライゾンなどの特定銘柄が積極的に売られ続落。
66.70ポイント安の9,834.68ドル。
取引高は約10億株。
◎先週の米新規失業保険申請者件数は、前週比1万4,000件減少の42万7,000件とエコノミストらの予想を下回る結果に。
また個別に発表された、ミシガン大学消費者信頼感指数は前月の改定値82.7ポイントから83.9ポイントへと急上昇した。 CNN
◎半導体メーカーのアナログ・デバイス(ADI:Research,
Estimates)とトリクイント・セミコンダクター(TQNT:Research,
Estimates)
は今四半期における収益が予想を下回るだろうとの減益警告を発表した。 CNN
◎ソフトウェアメーカー最大手マイクロソフト(MSFT:
Research,
Estimates)は、サロモン・スミス・バーニーにより株式評価を「アウト・パフォーム」へと格下げされ、株価を急落させている。 CNN
◎製薬大手のアムジェン(AMGN:Research,
Estimates)は貧血症と関節炎の新治療薬における売上が好調なことから、今四半期と来年度における収益が予想を上回るだろうとの明るい見通しを述べた。
景気減速が懸念される中、先行きへの前向きな姿勢が好感を受け同社の株は大幅高で取引されている。 CNN
U.S.A 11月20日・
火 > Japan 11月21日・
水
火曜日の米国株式市場は、前日の上昇を受けハイテク株を中心に利益確定の売りが先行しナスダック、ダウ指数ともに反落。
米景気回復への期待感から、ダウは前日の相場で、9月11日以来はじめて節目である1万ドルに急接近し、またナスダックは3ヶ月の高値圏まで回復していたが、米企業収益に対する懸念は根強く、不透明感を嫌う投資家らが今週木曜日の感謝祭祝日を目前に利益確定の売りに出た模様。
ナスダックは、連日堅調だったシスコ・システムズやオラクルなどの大型ハイテク株を筆頭に売りが先行し下落。
53.91ポイント
安の1,880.51ドル。
取引高は約19億株。
ダウは、収益悪化が懸念されるエンロンやディアーが急落し、反落。
75.08ポイント
安の9,901.38ドル。
取引高は約12億株。
◎米商務省が発表した9月の貿易赤字は、9月11日のテロ攻撃が影響し前月の271億ドルから187億ドルへと大幅縮小。
これは1999年3月以来の最低水準で、アナリストらの予想も下回った。
84億ドルの1ヶ月の縮小幅は過去最大となった。
一方、個別に発表された景気先行指数は、前月比0.3%上昇の109.4ポイントと予想を上回り、景気回復に期待感が広まった。 CNN
◎オフィス製品販売大手のステープル(SPLS:Research,
Estimates)とターゲット(TGT:Research,
Estimates)は、米景気減速が進み多くの小売業者が収益伸び悩みに苦しむ中、好調な売上から事前予想と一致した第3四半期決算を発表した。
また、同業全米第2位のオフィス・デポ(OPD:
Research,
Estimates)も、8-10月期の収益が1株あたり20セント(9,130億ドル)とアナリストらの予想と一致した。 CNN
◎米クルージング大手のローヤル・カリビアンクルーズとP&Oプリンセス・クルーズの2社は、9月11日のテロ攻撃以来、旅行者が激減していることから大規模なコスト削減をはかり合併を検討している。
合併が成功に至れば、世界最大クルージンググループ誕生となる。 CNN
U.S.A 11月19日・
月 > Japan 11月20日・
火
週明け月曜日の米国株式市場は、2002年以降の米景気や企業収益回復への期待感が強まり、ハイテク株から工業、卸売、金融まで幅広く買いが膨らみ上昇。
ナスダックは節目の1,900ドルを回復し、ダウは10,000ドルの大台まで24ポイントという近さで終了した。
アフガニスタンでの米軍事行動進展が先週に引き続き好感されていることも買い材料に加算された模様。
ナスダックは、マイクロソフトやデル、シスコ・システムズなどのハイテクリーダー株を筆頭に買いが優先し急反発。
35.84ポイント
高の1,934.42ドル。
取引高は約18億株。
ダウは、キャタピラーやホームデポ、アメックスなどのブルーチップに買いが先行し急騰。
109.47ポイント
高の9,976.46ドル。
取引高は約12億株。
◎商務省が発表した10月の米新規住宅着工件数は、155万戸と前月の157万戸から小幅減少した。
また、着工許可件数は147万戸と1997年12月以来の最低水準にまで落ち込んだ。 CNN
◎フィリップ・ペトロリウム(P:Research,
Estimates)はライバル社コノコ(COC:Research,
Estimates)を152億ドルで買収することに合意した。
買収が成功に至れば、米第3位の石油生産会社誕生となる。
フィリップ、コノコ株ともに本日は高く取引されている。 CNN
◎需要低下から石油価格が急落し2年間の安値を更新した。 CNN
◎住宅向上製品販売全米第2位のLowe's(LOW:
Research,
Estimates)は、予想を上回る好決算を発表した。
同社の第3四半期における収益は1株あたり32セント(2.525億ドル)と昨年同期の1株あたり26セントや事前予想の31セントを上回る増収増益に。
販売高も昨年同期比21%増しの55億ドルと好調な売上を示した。 CNN
◎アルミニウム生産世界最大手のアルコア(AA:
Research,
Estimates)は、金属価格急落と需要低下を背景にコスト削減をはかり、総労働力の5%にあたる5,400人の人員削減を実施することを明らかにした。 CNN
U.S.A 11月16日・
金 > Japan 11月17日・
土
金曜日の米国株式市場は、好悪材料が入り乱れ、先行き不透明感から積極的な売買が手控えられマーケットは小動き。
アフガニスタンにおける米軍事行動の進展が、マーケットの底値を支えているものの、コンピューター大手のDELLが減収減益を発表し収益悪化懸念は根強く、ハイテク株に売りが優勢。
朝方発表された消費者物価指数(CPI)は石油価格急落で低下したものの事前予想と一致し、マーケットの反応は薄く、ナスダック、ダウ指数とも前日終値圏の小幅安で取引を終えた。
ナスダックは、ヤフーやパルム堅調に推移する中、スターバックスやハイテク株の一角に売りが優先し小幅安。
1.99ポイント安の1,898.58ドル。
取引高は約17.1億株。
ダウは、IBMやシティグループなどのブルーチップが比較的軟調で小反落。
5.40ポイント安の9866.99ドル。
取引高は約13.2億株。
◎10月の米消費者物価指数(CPI)は、エネルギー価格急落と景気減速が影響し前月比0.3%低下した。
エネルギー価格は6.3%減と1986年3月以来最大の下げ幅を記録。
振れの大きいエネルギーと食品を除いたコア指数は0.2%上昇した。 CNN
◎コンピューターメーカー大手DELL(DELL:
Research,
Estimates)が前日取引終了後に発表した第3四半期決算は、予想を上回ったものの昨年同期から大幅減収減益に。
第4四半期については、目標利益を達成するだろうとの前向きな姿勢を示した。 CNN
◎インターネット大手のヤフー(YHOO:
Research,
Estimates)は、大規模なコスト削減の一環として総労働力の13%にあたる400人の人員削減を実施することを明らかにした。 CNN
◎米景気後退懸念が強まる中、コーヒー大手のスターバックス(SBUX:Research,
Estimates)
と、フレッシュドーナツで有名なクリスピー・クリーム・ドーナツ(KKD:Research,
Estimates)の8−10月期における収益は、昨年同期から増収増益に。
また両者とも、今四半期と2002年度の収益は更なる成長が期待できると述べ、先行きに対し自信を示した。 CNN
U.S.A 11月15日・
木 > Japan 11月16日・
金
木曜日の米国株式市場は、アフガニスタンにおける米軍事行動の進展や石油価格急落などの好材料と、企業収益悪化懸念に拍車をかける半導体大手による大幅減収減益の悪材料が入り乱れ、方向性の掴みづらい不安定な動きとなった。
チップ機器メーカー最大手のアプライドマテリアルズが昨年同期比82%減という予想をも下回る第4四半期決算を発表し、先行きへの警戒心から半導体株を筆頭に売りがふくらみナスダックは反落。
一方ダウは、テロ攻撃後急落した航空株が割安感からか積極的に買い戻され、続伸。
ナスダックは、アプライドマテリアルズを筆頭にインテルやKLAテンカーなどの半導体株が軒並み安く小反落。
2.56ポイント
安の1,900.63ドル。
取引高は約19.6億株。
ダウは、メリルリンチやリーマンブラザーズなどの金融株が安い中、AMRやデルタ航空、UALなどの航空株に押し目買いが入り続伸。
50.58ポイント高の9,874.19ドル。
取引高は約14億株。
◎先週の米新規失業保険申請者件数は、44万4,000件と前週から3万1,000件減少したものの、依然として過去19年の最高水準を維持。 CNN
◎ネットワークソフトウェアメーカーのノーベル(NOVL:
Research,
Estimates)は、大規模なコスト削減と収益回復を図り、総労働力の20%にあたる1,400人の人員削減を実施することを明らかにした。
また同社は、第4四半期の収益は事前予想と一致するだろうとの前向きな姿勢を示した。 CNN
◎半導体機器メーカー大手、アプライド・マテリアルズ(AMAT:Research,
Estimates)の第4四半期収益は1株あたり3セント(220億ドル)と昨年同期から80%減の大幅減益に。
アナリストらは1株当たり4セントを予想していた。
予想以上に悪化した半導体大手の決算発表を受け、ゴールドマン・サックスなどの大手証券会社は同社の収益見通しを株式評価を下方修正した。
インテル(INTC)やKLAテンカー(KLAC)などの半導体株が連れ安。 CNN
◎マイクロソフト(MSFT:
Research,
Estimates)の新型家庭用ゲーム機「Xボックス」が本日販売開始となった。
Xボックスの価格はライバル社SONYのPS2(プレイステーション2)と同じ299ドルで、年末までに100万から150万台の出荷を見込んでいる。 CNN
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