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今日の米国株式市場・バックナンバー
U.S.A 11月14日・
水 > Japan 11月15日・
木
水曜日の米国株式市場は、朝方発表された小売売上高が予想を大幅に上回ったことや、アフガニスタンにおける米軍事行動の進展などが好感され続伸。
また、PCメーカー大手のヒューレットパッカードが米景気後退が懸念される中、事前予想を大幅に上回る好決算を発表したことも買い圧力に繋がった模様。
ナスダック、ダウ指数ともに中盤にかけて、利益確定の売りが先行し下げに転じる場面も見せたが、米景気回復への期待感から2日続伸となった。
ナスダックは、半導体大手のアプライド・マテリアルズやソフトウエアメーカーのビーシステムズなどが売られる中、デルやシスコ・システムズなどのハイテクリーダー株が下値を支え小幅高で取引を終えた。
11.08ポイント高の1,903.19ドル。
取引高は約21.5億株。
ダウは、ヒューレットパッカードや小売株のウォルマート、ホームデポ、金融株のアメックスにメリルリンチなどが堅調で続伸。
72.66ポイント高の9,823.61ドル。
取引高は約14.1億株。
◎10月の米小売売上高は、季節調整済みで3068億ドルと前月比7.1%増加した。
テロ攻撃の影響で前月9月は2.2%と急低下した反動から、10月は過去最大の上げ幅となった。
エコノミストらは2.5%上昇を予想していた。 CNN
◎食品メーカー大手のキャンベル・スープ(CPB:Research,
Estimates)は、第1四半期の減収減益を発表した。
キャンベルの8−10月期における収益は、昨年同期比16%減の1株当たり42セント(1.71億ドル)と、最近の食品製造業界における缶スープなどの価格競争の厳しさを裏づけする結果となった。
アナリストらは、1株あたり41セントを予想していた。
また同社は、9月11日のテロ事件後、国内における缶スープの需要が急増したことから、次四半期の収益は目標利益を達成するだろうとの前向きな見通しを述べた。 CNN
◎携帯電話メーカー世界最大手のノキア
(NOK:Research,
Estimates)と日大手のNTTドコモは、携帯機種に関係なく、世界各地で様々なサービスが利用できるように、超高速通信技術の標準化に向けて協力することを本日明らかにした。
新技術は3Gサービス、または第3世代と名づけられ、新サービス提供が実現すれば、情報収集速度が現在から40倍の速さになることから、携帯電話でビデオや音楽をダウンロードすることが可能となる。 CNN
U.S.A 11月13日・
火 > Japan 11月14日・
水
火曜日の米国株式市場は、アフガニスタンの反タリバン勢力「北部同盟」が首都カブールを制圧したことが好感を受け、急反発。
また、前日の航空機墜落はテロではなく、エンジンの不具合による事故の可能性が強いとの見方が広まり、半導体やPCメーカーなどのハイテク全般から金融まで幅広い範囲に安心買いが先行した。
また前日急落した航空、ホテル、旅行会社や航空機製造株が積極的に買い戻され、ダウは200ポイント近い上げ幅をつけ終了した。
ナスダックは、アプライド・マテリアルズやインテル、デルなどのハイテクリーダー株を筆頭に買いが優先し、続伸。
51.98ポイント高の1,892.11ドル。
取引高は約21.6億株。
ダウは、AMRやデルタ、プライスライン・ドット・コムなどの航空・旅行関連株からゼネラル・モーターズに3Mなどの工業株まで幅広く買いが先行し、急反発。
196.58ポイント高の9,750.95ドル。
取引高は約13.3億株。
◎ソフトウエアメーカーのオラクル(ORCL:Research,
Estimates)は、9月11日のテロ攻撃が影響し、今四半期の収益は予想を下回るだろうとの減益警告を発表。
しかし、社長兼最高経営責任者(CEO)のラリー・エリソン氏は、来年には収益回復が期待できると述べ、先行きに対し前向きな姿勢を示した。 CNN
◎アメリカン航空の旅客機墜落を受け、先日急落した航空、ホテル、旅行会社や航空機製造株が本日は積極的に買い戻され反発。
AMR(AMR)、デルタ航空(DAL)、プライスライン・ドット・コム(PCLN)にマリオット・インターナショナル(MAR)などを筆頭に買いが膨らんでいる。 CNN
◎メディア大手のAOLタイムワーナー(AOL:
Research,
Estimates)とソニー(SNE:
Research,
Estimates)は、次世代高速オンライン・エンターテイメントシステム提供に向け家庭用ネットワーク事業を共同開発することを明らかにした。
具体的な共同開発における技術や日程は明らかにされていない。
本格的なブロードバンド時代に向け各メディア企業が家庭用ネットワーク技術の開発に急ぐ中、大手メディア2社の合併は、今週木曜日に発売予定のマイクロソフト社開発、「Xボックス」に対抗しているのでは?との声もあがっている。 CNN
U.S.A 11月12日・
月 > Japan 11月13日・
火
週明け月曜日の米国株式市場は、アメリカン航空機墜落を受けテロ再発懸念から大幅安で始まったが、事故の可能性が高いとの見方が強まり、急反発するという乱高下の激しい不安定な展開となった。
航空機墜落はエンジンの不具合による事故の可能性が強いとし、テロ再発への恐怖心が緩和されたことから、目標利益を達成するだろうと明るい収益見通しを発表していたシエナなどの大型ハイテク株を中心に押し目買いが入り、ナスダックは小幅高。
一方ダウは、テロ攻撃での航空機墜落に続き新たな惨劇の発生で、一般人の空の旅に対する不安感に拍車がかかり、ホリデイシーズンを目前に乗客数激減が予想されることから、航空株を筆頭に売りが集中し、ダウは小反落した。
ナスダックは、シエナやシスコ・システムズなどが牽引役となり急反発。
11.65ポイント高の1,840.13ドル。
取引高は約15.8億株。
ダウは、AMRからデルタ航空、コンチネンタルなどの航空会社からトラベルシティーやプライスラインなどのオンラインディスカウント旅行販売など幅広く売られ、小反落。
53.63ポイント
安の9,554.37ドル。
取引高は約9.76億株。
◎ネットワーク機器メーカー、シスコ・システムズ(CSCO:Research,
Estimates)
の社長兼最高経営責任者(CEO)であるチャンバース氏は、現在の景気減速期が終了するころには、より多くの市場シェアと現金を保有することになるだろうと、同社の業績に対し強気発言を述べた。
シスコ・システムズは、今月5日に前期比を上回る決算を発表し、収益底入れ感が強まっていた。 CNN
◎アメリカン航空の旅客機墜落のニュースを受け、本日の米国株式市場には航空関連株を中心に売りが先行している。
アメリカン航空とトランスワールド航空の親会社であるAMRコープ(AMR:Research,
Estimates)を筆頭に、アラスカン航空やデルタ、コンチネンタル、ノースウェストなどの主要航空会社が売られている。 CNN
◎製薬会社のバイロファーマ(VPHM:Research,
Estimates)は、C型肝炎の治療薬開発から手を引くことを正式に発表し、株価を8%以上急落させている。
アメリカン・ホームプロダクト(AHP:Research,
Estimates)との共同開発として進められていた、新薬開発は2度にわたり期待はずれの結果を出したため、開発中止せざるを得なかった模様。 CNN
U.S.A 11月9日・
金 > Japan 11月10日・
土
金曜日の米国株式市場は、朝方発表された卸売物価指数(PPI)が大幅低下しデフレ懸念が強まったことからマーケットは急落してはじまった。
開始直後に、反タリバン連合(北部同盟)がアフガン北部の都市に侵攻したとの報道を受け、マーケットは一時急騰。
しかし業績見通しを下方修正する企業が相次いだことから、景気失速への不安感から上値は重く、ナスダック、ダウ指数ともに小幅高で今週の取引を終えた。
ナスダックは、小型端末機メーカーのパームや半導体のNvidiaに押し目買いが入り上昇。
0.72ポイント高の1,828.49ドル。
取引高は約15億株。
ダウは、Exxonモービルが牽引役となりジョンソン&ジョンソンやフィリップモリスなどのブルーチップに買いが先行し、9月11日のテロ前日の水準にまで回復した。
20.48ポイント高の9,608.00ドル。
取引高は約10億株。
◎10月の米卸売物価指数(PPI)は、前月比1.6%減と1947年以来最大の下げ幅に。
エコノミストらが予想していた0.3%減を大幅に上回り、米景気悪化の深刻化を裏づけする結果となった。
振れの大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は、0.5%低下した。 CNN
◎11月のミシガン大学消費者信頼感指数は、前月比0.8ポイント増しの83.5となり9月11日のテロ攻撃依頼、初めて上昇した。
エコノミストらは78.5への急低下を予想していた。 CNN
◎エンターテイメント最大手のウォルト・ディズニー(DIS:
Research,
Estimates)は、予想を下回る第1四半期決算を発表した。
また今四半期と2002年度における収益も、テロ事件の影響で広告数やテーマパークの動員数が激減し、目標利益を達成しないだろうとの減益警告を発した。 CNN
◎ケチャップやツナ缶で有名な食品メーカー、ヘインズ(HNZ:
Research,
Estimates)
は、テロ攻撃と世界的な景気悪化を原因に、第2四半期と2001年度の収益見通しを下方修正した。 CNN
U.S.A 11月8日・
木 > Japan 11月9日・
金
木曜日の米国株式市場は、欧州中央銀行(ECB)と英中央銀行の大幅利下げが好感を受け、ブルーチップを筆頭に買いが優先しダウは続伸。
一方、6日続伸で買われすぎの傾向にあったハイテク株全般に利益確定の売りが目立ち、ナスダックは小幅安で取引を終えた。
リセッション突入への不安感が募る中、好調な売上を発表したディスカウントショップ大手のウォルマ−トなどの小売株が堅調で、ダウは9月11日の同時多発テロ前の水準まで回復した。
ナスダックは、ソフトウェアのアドベ・システムズから半導体のアルテラ、インテルまでハイテク全般に売りが広がり小幅安。
9.76ポイント
安の1,827.77ドル。
取引高は約22億株。
ダウは、ウォルマートが牽引役となり、コストコやピア1インポートなどの小売株に押し目買いが入り上昇。
33.15ポイント
高の9,587.52ドル。
取引高は約14億株。
◎先週の新規失業保険申請者件数は、前週比4万6,000件減少の45万件に。
エコノミストらが予想していた50万件を大幅に下回ったものの、依然として数字は高く、米雇用マーケットの厳しさを物語っている。 CNN
◎10月の米輸入価格は、ガソリン価格の急落で前月比2.4%減と過去最大の下落幅を記録した。
また輸出価格も、前月比0.7%減と下落した。 CNN
◎欧州中銀と英中央銀行は、米連邦準備制度理事会(FRB)が2日前に決定した今年10回目の利下げに協調するかのように、0.5%の大幅利下げを決定した。
テロ影響による景気悪化の深刻化は米国内だけでなく、ユーロ圏にも広まっているとし、世界的な景気後退入りを防ぐため追加利下げに踏み切った模様。
本日のマーケットには、欧州と英中銀による追悼利下げが好感され買いが先行している。 CNN
◎卸売り世界最大手のウォルマート(WMT:
Research,
Estimates)は、テロ攻撃の影響で主要卸売り店の多くが収益低迷に苦しむ中、10月の好調な売り上げを発表した。
同社の10月における売上高は前月比6.7%増しと1年前の3.4%増しからほぼ倍増した。
また新店舗の売上を含めた総売上高については、14.6%増しの166億ドルと高い伸びに。 CNN
U.S.A 11月7日・
水 > Japan 11月8日・
木
水曜日の米国株式市場は、前日に大幅利下げが好感を受け急伸したが、米景気リセッション入りへの懸念は根強くダウは反落。
一方ナスダックは、ハイテク株全般が比較的強く、大きな動きは見られなかったものの9週間の高値付近で終了した。
景気悪化の深刻化を防ぐために実施された今年10回目の利下げで、前日には景気回復への期待感から幅広い銘柄に買いが先行したが、アナリストらの多くはマーケットはレジスタンス圏に突入していると述べ、上値の重さを指摘している。
以前として予想を下回る業績を発表する企業も多く、買い材料は乏しい。
ナスダックは、シスコシステムズやサン・マイクロシステムズ、オラクルなどのハイテクリーダー株が堅調で小幅続伸。
2.45ポイント高の1,837.53ドル。
取引高は約20億株。
ダウは、ハニーウェルやウォルマート、ホームデポなどの小売株を筆頭に売りが優先し反落。
36.75ポイント
安の9,554.37ドル。
取引高は約14億株。
◎第3四半期の非農業部門における米労働生産性は、季節調整済み年率で2.7%上昇した。
前期改定値の2.2%とエコノミストらの予想2.0%をともに大幅に上回る結果に。
リセッション懸念が強まる中、米企業が従業者の労働時間を削減したことが大幅上昇に繋がった模様。 CNN
◎携帯電話会社大手のクアルコム(QCOM:
Research,
Estimates)は、先日通常取引終了後に予想を下回る第4四半期決算を発表した。
また2002年度の収益についても、目標利益を達成するのは難しいとの慎重な見通しを述べ、自社株の売りを誘っている。 CNN
長期に渡る戦いに終止符が打たれることになったが、歴史的な和解として歓迎を受け、マイクロソフト株には買いが優先している。 CNN
◎報道大手のニュースコープ(NWS:
Research,
Estimates)は、9月11日のテロ攻撃以降、新聞やテレビの広告数が激減し、第1四半期決算が大幅減収減益に。
同社は、先月長期にわたり交渉を進めていたGE社傘下のヒューズ(GMH)買収提案を正式に撤回した。 CNN
U.S.A 11月6日・
火 > Japan 11月7日・
水
火曜日の米国株式市場は、0.5%の大幅利下げが好感を受け、ナスダック、ダウ指数ともに急騰。
米連邦準備理事会(FRB)は本日開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)で、テロ事件の影響で深刻化している米景気悪化への更なる金融緩和対策として、0.5%の大幅利下げに踏み切った。
FRBは今年に入り計10回、利下げ幅は累計で4.5%に達し、フェデラルファンド(FF)金利は40年間の最低水準にまで落ち込んだ。
利下げ決定のニュースを受け、大型ハイテク株を中心に押し目買いが先行しナスダックは1,800ドルを回復、ダウはテロ事件前日の終値付近まで上昇して取引を終えた。
ナスダックは、予想を上回る決算を発表したシスコシステムズやマイクロソフトなどのハイテクリーダー株を筆頭に買いが優先し急反発。
41.43ポイント高の1,835.08ドル。
取引高は約19億株。
ダウは、
ヒューレット・パッカードやメットライフ、フィリップモリスなど幅広い銘柄に買いが膨らみ大幅続伸。
150.09ポイント高の9,591.12ドル。
取引高は約13億株。
◎本日開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)にて、米連邦準備理事会(FRB)が景気悪化の深刻化を防ぐため今年10回目の追加利下げを実施するとの観測が強い。
しかし、利下げ幅に関しては、0.25%と0.5%と意見が分かれておりNY時間11時15分の発表時間を目前に、マーケットには売買手控えムードが広まっている。 CNN
◎保険会社のメットライフ(MET:Research,
Estimates)は、9月11日の同時多発テロ事件の影響で第3四半期の収益が昨年同期から大幅減益したものの下方修正済みの事前予想には一致した。
また、第4四半期については目標利益を達成するだろうとの前向きな見通しを発表し、株価を急騰させている。
同社は、先月に3.56億ドルの経費削減を図り1,900人あまりの人員削減を実施していた。 CNN
長期に渡る戦いに終止符が打たれることになったが、歴史的な和解として歓迎を受け、マイクロソフト株には買いが優先している。 CNN
◎ネットワーク機器メーカー大手のシスコ・システムズ(CSCO:
Research,
Estimates)は、予想を上回る第1四半期決算を発表した。
同社の8−10月期における収益は、1株当たり4セント(3.32億ドル)と昨年同期の18セント(14億ドル)から大幅減退したものの、下方修正済みの事前予想を2セント上回った。 CNN
◎ダウ銘柄のエンターテイメント最大手ディズニー(DIS:Research,
Estimates)は、ゴールドマン・サックスから株式評価のダウングレードを受け株価を急落させている。
ディズニーは2日後に決算発表を控えている。 CNN
U.S.A 11月5日・
月 > Japan 11月6日・
火
月曜日の米国株式市場は、景気後退(リセッション)懸念が強まる中、大幅追加利下げへの期待感が広まり、ナスダック、ダウ指数ともに上昇。
明日火曜日に開催される米連邦準備制度理事会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOMC)で、景気悪化の深刻化を回避するための処置として、今年10回目の利下げ実施が確実視されている。
収益回復に前向きな姿勢を示したシスコシステムズを筆頭に大型ハイテク株が堅調で、ナスダックは9週間の高値を更新。
またダウは、3Mやシティバンクなどの景気敏感株を中心に買いが膨らみ大幅続伸となった。
ナスダックは、シスコシステムズやマイクロソフトなどに押し目買いが入り上昇。
47.92ポイント高の1,793.65ドル。取引高は約16億株。
ダウは、3Mからシティグループ、ゼネラル・モーターズなどの景気敏感株が積極的に買われ続伸。
117.49ポイント高の9,441.03ドル。取引高は約11億株。
◎米景気はリセッション入りを目前にし、更なる金融緩和対策として大幅追加利下げが近く実地されるだろうとの観測が強い。
追加利下げへの期待感から、3M(MMM)やシティグループ
(C)、ゼネラルモーターズ(GM)などの景気敏感株に買いが先行している。 CNN
◎景気減速から業績不振に悩まされていたネットワーク機器メーカー大手のシスコ・システムズ(CSCO:Research,
Estimates)
は、ハイテク業界は着実に回復に向かっているとし、同社業績の先行きに対し前向きな姿勢を示した。
シスコは本日通常取引終了後に8-10月期決算の発表を控えている。 CNN
◎エンターテイメント最大手のウォルト・ディズニー(DIS:
Research,
Estimates) は、先週末公開となったアニメーション映画の最新作、「モンスター・インク」が6,350万ドルの売上で初登場一位を飾り、株価を急騰させている。
一方、同映画の合同制作社のピクサー・アニメーション・スタジオ(PIXR:
Research,
Estimates)は、株式評価のダウングレードを受け5%近く急落。 CNN
U.S.A 11月1日・
木 > Japan 11月2日・
金
水曜日の米国株式市場は、朝方発表された米国内総生産(GDP)が予想ほど悪化しなかったことが好感を受け、ナスダックは4日ぶりに反発。
また、米財務省が30年物米国債の新規発行を取りやめるだろうとの報道も、ハイテク投資家らに買い材料を与えた模様。
一方、今週には依然として雇用統計や工場受注などの重要経済指数の発表を控えていることから、景気動向に左右されやすい景気敏感株は上値が重く、ダウは小幅安で取引を終えた。
ナスダックは、サンマイクロシステムズやデル、インテルなどのハイテクリーダー株を筆頭に買いが膨らみ反発。
23.19ポイント高の1,690.60ドル。
取引高は約18.1億株。
ダウは、イーストマン・コダック、フィリップ・モリスにクェストなどブルーチップが幅広く売られ続落。
44.35ポイント安の9,077.63ドル。
取引高は約12.3億株。
◎第3四半期の米国内総生産(GDP)伸び率は、前期比マイナス0.4%となり、予想されていたマイナス1.0%を大幅に下回った。
GDP統計が予想ほど悪化しなかったものの、下げ率は10年前の湾岸戦争以来最大となり、景気後退期(リセッション)に近づいているとの声も多く浮上している。 CNN
◎米航空第5位のコンチネンタル航空(CAL:Research,
Estimates) が発表した、第3四半期の損失は予想を下回る結果に。
損失幅縮小の理由として、同時多発テロ事件の影響で一時は激減していた乗客数に回復の兆しが見え始めたことがあげられている。
また同社は、任意早期退職者や連邦政府による資金援助などのお陰で、予定していた3,500人の人員削減を回避できそうだ、との朗報を発表した。 CNN
◎長距離電話会社のクェスト・コミュニケーションズ(Q:
Research,
Estimates)は、予想を上回る第3四半期の損失を発表した。
景気減速に伴い、顧客の多くが同社が提供するブロードバンド契約を破棄したことが損失幅拡大に繋がった模様。 CNN
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