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Back Number 010915


今日の米国株式市場・バックナンバー


U.S.A 10月12日・ 金  > Japan 10月13日・ 土

金曜日の米国株式市場は、4人目の炭疽菌感染者発見の報道をきっかけに、景気やテロ再発への不安感に拍車がかかりマーケットは急落。

朝方発表された前月の小売売上高が、予想以上に悪化していたことも売りに繋がった模様。

しかし一方では、通信大手のジュニパーが予想を上回る好決算を発表し、同セクターを中心に一部のハイテク株に押し目買いが入ったことから、ナスダックは小幅高で取引を終えた。

ダウは小売株が軒並み安く、3営業振りに反落した。

 

ナスダックは、好決算を発表したジュニパーやライバル社シスコ・システムズなどの一部のハイテク株が買われ、小幅続伸。

1.93ポイント高の1,703.40ドル。

取引高は約21億株。 

    

ダウは、ウォルマートやホームデポなどの小売株が積極的に売られ、急反落。

66.01ポイント安の9,342.50ドル。 

取引高は約13億株。

◎9月の米小売売上高は、前月比2.4%減少と過去9年間で最大の下げ率に。

エコノミストらは、0.7%減を予想していた。

また、労働省により個別に発表された米卸売物価指数(PPI)は、前月比0.4%増と予想を大きく上回り、インフレ懸念に拍車をかけた。

振れの大きい食品やエネルギーを除いたコア指数も、0.3%増と予想を上回る高い伸びに。 CNN

◎経営不振に悩むコピーメーカーのゼロックス(XRX:Research, Estimates) は、第3四半期の損失が予想の倍以上に拡大されるだろうとの警告を発表した。

同社は、9月11日のテロ事件発生前までは、目標利益を達成する見通しだった。 CNN

◎米企業の業績悪化が急速に進む中、通信機器メーカー大手のジュニパー・ネットワークス(JNPR:Research, Estimates) は、予想を上回る好決算を発表した。

ライバル社の好決算を受け、シスコシステムズ (CSCO)株にも買いが優先している。 CNN

 


U.S.A 10月11日・ 木  > Japan 10月12日・ 金

木曜日の米国株式市場は、予想を上回る好決算を発表する企業が相次いだことから、ナスダック、ダウ指数ともに続伸し、9月11日の同時多発テロ前の水準を回復した。

世界的な景気減速で収益悪化が懸念される中、ゼネラル・エレクトリックスやヤフー、Eトレードなどの大企業が先行きに自信を示したことが好感を受け、買いに繋がった。

また、朝方にはオサマ・ビンラディン氏が逮捕されたとの噂が広まり、買いに弾みをつけた。

 

ナスダックは、ヤフーを筆頭に、マイクロソフトや、シスコ、インテルなどの主要ハイテク株が軒並み高く、1700ドルを上回り終了した。

75.21ポイント高の1,701.47ドル。

取引高は約24億株。 

    

ダウは、好決算を発表したゼネラル・エレクトリックスが牽引役となり、ゼネラル・モーターズやシティグループ、ホームデポなどの景気敏感株に買いが先行し大幅続伸。

169.59ポイント高の9,410.45ドル。 

取引高は約16億株。

◎先週の米新規失業保険申請者件数は、前週から6万7,000件減の46万8,000件と予想外の大幅減少。

予想を大幅に下回る結果に、エコノミストらの間では、先月の同時多発テロ事件に伴い実施された人員削減数がまだ統計に加算されていないとの見方が強い。 CNN

◎ウォールストリートジャーナルの出版社、ダウ・ジョーンズ(DJ: Research, Estimates)は、テロ事件後の広告収入激減を理由に、第3四半期の収益見通しを下方修正した。

また同社は、第4四半期の収益についても予想を大幅に下回るだろうとの悲観的な見通しを述べた。 CNN

◎家電製品製造大手のゼネラル・エレクトリック(GE:Research, Estimates)は、米景気減速が進む中、予想を小幅に上回る第3四半期の好決算を発表。

また、先行きの収益見通しについても、目標利益を達成するだろうとの自信を示た。 CNN

◎インターネット大手のヤフー(YHOO:Research, Estimates) が、前日通常取引終了後に発表した第3四半期決算は、アナリストらの事前予想通りに。

収益が1株当たり1セント(840万ドル)、売上は昨年同期かあら43.8%減の1.661億ドルに。

第4四半期には事業再編成の一環として追加人員削減の可能性を明らかにした。 CNN

 


U.S.A 10月10日・ 水  > Japan 10月11日・ 木

水曜日の米国株式市場は、相次ぎ発表された予想を上回る米企業決算が好感を受け、ナスダック、ダウ指数ともに急騰。

巨大ソフトドリンクメーカーのペプシコは、世界的な景気減速が進む中、増収増益を発表し買いを誘った。

消費者グッズ製造のダイアルは、第3、第4四半期は収益予想を上回るだろうと明るい見通しを述べ、自社株、関連株ともに急伸。

また、アフガニスタンでの米国の軍事攻撃が4日目に突入し、計画は順調に進んでいるとの味方から、対テロ戦の長期化や米国への更なる報復テロの可能性、世界経済の混乱・悪化などの不安感が緩和され、買い圧力に繋がった模様。

 

ナスダックは、マイクロソフトやシスコ、インテルなどハイテク株全般が引き続き買われ続伸。

56.06ポイント高の1,626.25ドル。

取引高は約18億株。 

    

ダウは、好決算を発表したペプシコや明るい見通しを述べたダイアルを筆頭に、ウォルマートなどの卸売株からアメックスなどの金融株まで幅広く買いが膨らみ、急騰。

188.42ポイント高の9,240.86ドル。 

取引高は約13億株。

◎8月の米卸売在庫は、前月比0.1%減の2,986.8億と小幅ながら減少した。

卸売売上高は、0.6%増しの2293.1億ドルとテロ事件や対テロ戦争勃発で景気先行きへの不透明感が強まる中、卸売統計の予想外の強い結果に、マーケットには好感買いが先行している。 CNN


◎タイヤ製造最大手のグッドイヤータイヤ&ラバー(GT:Research, Estimates) は、タイヤ需要低下を原因に北米を対象とした総労働力の5%にあたる1,400人の人員削減を実施することを発表した。

同社は先月に、第3四半期の収益は予想を下回るだろうとの減益警告を発し、年内にはアジアとヨーロッパを対象とした7,800人の人員削減を計画していることを明らかにした。 CNN


◎米通信機器メーカー大手のモトローラ(MOT:Research, Estimates) は、世界的な半導体業界の需要低下と業績悪化を理由に、第4四半期の赤字決算を予想。

また同社は、収益回復を図り最大7,000人の追加人員削減を実施する模様。 CNN

 


U.S.A 10月9日・ 火  > Japan 10月10日・ 水

火曜日の米国株式市場は、マイクロソフトが牽引役となりハイテク株全般に売りが膨らみ、ナスダックは6営業日ぶりに反落した。

再審理棄却の報道を受け、マイクロソフト株は急落し、先週から堅調だった主要半導体株を筆頭にハイテク全般が連れ安。

ハイテク株の比率が高いナスダックは反落し、1600ドルを割り終了。

また、ダウも、米景気と収益悪化を懸念して卸売株が積極的に売られたことから、小幅続落となった。

 

ナスダックは、マイクロソフトを筆頭にインテルやブロードコムなどのハイテクリーダー株が軒並み安く反落。

35.78ポイント安の1,570.17ドル。

取引高は約15億株。 

    

ダウは、ホームデポや、ノードストローム、ウォルマートなどの卸売株に売りが先行し続落。

15.50ポイント安の9,052.44ドル。

取引高は約11億株。 

◎米玩具販売大手のトイザラス(TOY:Research, Estimates) は、9月11日の同時多発テロ事件の影響を受け、第3四半期の損失が予想の2倍以上になるだろうとの業績悪化警告を発表。 CNN

米連邦最高裁は、6月に受けた判決に異議があるとし再審理を求めていたマイクロソフト(MSFT:Research, Estimates)の請求を棄却した。

同社は6月に連邦地裁にて独占禁止法違反有罪の判決を受けたが、事業2分割の是正命令は取り消された。

訴えが棄却されたとの報道を受け、マイクロソフト株は急落しインテル(INTC)やブロードコム(BRCM)、テキサス・インストルメント (TXN)などの主要株を筆頭にハイテク株全般の下げを誘導している。 CNN

◎ペプシブランド飲料水製造・販売最大手のペプシ・ボトリング・グループ(PBG: Research, Estimates) は、世界的な景気減速の中、予想を小幅に上回る第3四半期の好決算を発表した。

また、今年度の収益についても目標利益を達成するだろう、との前向きな見通しを述べた。 CNN

 


U.S.A 10月8日・ 月  > Japan 10月9日・ 火

 

週明け月曜日の米国株式市場は、米国の対アフガニスタン報復攻撃開始で、世界経済への悪影響が懸念され先行きの不透明感に拍車がかかったことから、マーケットは急落。

米英軍によるアフガニスタン空爆は、ある程度予測されていたものであり、株価に及ぼす影響は先週までの下げで既に市場に織り込み済みとの観測が強く、マーケットは一時は下げ渋り。

しかし、対テロ戦争の長期化や、米国に対する報復テロの可能性が懸念され、終盤にかけ防御関連株に押し目買いが入る中、景気敏感株や金融株が軒並み安く、ダウは急落、ナスダックは小幅高というまちまちの展開で取引を終えた。

 

ナスダックは、デルやマイクロソフトなど大型ハイテク株の一角に買いが優先し小幅高で終了。

0.65ポイント高の1,605.95ドル。

取引高は約14億株。 

    

ダウは、3Mやキャタピラー、アメックスなどの景気敏感株に売りが先行し急落。

51.76ポイント安の9,068.01ドル。 

取引高は約9.64億株。

◎米英軍のアフガニスタン空爆開始から2日目、米国市場では懸念されていた急落は見られず、まちまちの展開。

3M(MMM)やキャタピラー(CAT)、アメックス(AXP)などの景気敏感株が売られる中、ロックヒード・マーチン (LMT)やゼネラル・ダイナミックス(GD)、ノースロップ・グルーマン(NOC)などの防御関連株に押し目買いが入っている。

マイクロソフト(MSFT)やIBM(IBM)などの主要ハイテク株も比較的堅調。 CNN

◎携帯電話会社大手のAT&Tワイヤレス(AWE:Research, Estimates) は、テレコープPCS(TLCP:Research, Estimates) の一部を240億ドル相当の株式交換で買収することに合意した.。

発表後、テレコープ株は37%急騰。 CNN

◎米ラジオ最大手のクリアーチャンネル・コミュニケーションズ(CCU: Research, Estimates)は、事業拡大を図り、野外広告と放送大手のAckerleyグループ(AK: Research, Estimates)を4.95億ドル相当の株式交換で買収する予定。

合併が成功にいたれば、クリアーチャンネルはAckerleyグループの傘下であるボストン、シアトル、ポートランドの3都市における野外広告を出すことができる。

シアトルは米ラジオ業界トップ25の1都市である。 CNN

 


U.S.A 10月5日・ 金  > Japan 10月6日・ 土

金曜日の米国株式市場は、ブッシュ大統領の景気刺激法案が好感され、ブルーチップに買いが先行。

朝方には、サーバー大手のサン・マイクロシステムズが業績見通しを下方修正し、ハイテク株を中心に売りが膨らみ、ナスダック、ダウ指数ともに軟調なスタート。

しかし、ブッシュ大統領が議会に要請している大規模な景気刺激策の一環である企業や消費者を対象とした減税が好感を受け、ブルーチップに押し目買いが入り、一時は100ポイント以上の下げ幅をつけていたダウは急反発、ナスダックも小幅高で取引を終えた。

 

ナスダックは、前日に引き続きデルやオラクルなどの大型株が堅調に推移し小幅続伸。

8.08ポイント高の1,605.39ドル。

取引高は約14億株。 

    

ダウは、プロクター&ギャンブルやインターナショナル・ペーパーなどのブルーチップが積極的に買われ急反発。

58.40ポイント高の9,119.28ドル。 

取引高は約9.85億株。

◎9月の非農業部門における米失業率は、前月比変動なしの4.9%に。

しかし、同時多発テロ事件の影響で、先月の米企業解雇者数は、19万9,000人と湾岸戦争が勃発した1991年2月以来、最大に。

一方では、この統計は数千人の人員削減を実施した航空業界における解雇者数が加算されていない可能性が強く、テロ事件の影響は完全に反映されていないとの声も。

一ヶ月後発表の10月雇用統計に注目が集まる。 CNN

◎サーバーメーカー大手のサン・マイクロシステムズ(SUNW:Research, Estimates) は、テロ事件の悪影響で販売高が激減し、第1四半期の損失が予想を大幅に上回る見通しを発表した。

また、同社は総労働力の9%にあたる3,900人の人員削減を検討していることも明らかにした。 CNN

◎インテル(INTC)に続く半導体業界第2位のアドバンスド・マイクロ・デバイス (AMD: Research, Estimates) は、PC用チップ価格の急落が原因で第3四半期の損失幅見通しを拡大させた。

半導体業界は、激しい価格戦争で収益低迷に悩んでいた。 CNN

 


U.S.A 10月4日・ 木  > Japan 10月5日・ 金

木曜日の米国株式市場は、DELLの明るい見通しを受けハイテク株が堅調に推移する中、悲観的な経済指数の発表でブルーチップに売りが優先し、マーケットはまちまちの展開となった。

減益警告を発する米企業が相次ぐ中、PCメーカー最大手のDELLは目標利益の達成に自信を示し、ハイテク株全般の上げを誘導、ナスダックは3日続伸。

一方、朝方発表された新規失業保険申請者件数がテロ事件の影響で急増し過去9年間で最高の水準を記録し、景気先行きへの警戒心は根強く、ブルーチップが軒並み売られ、ダウは急反落した。

 

ナスダックは、デルを筆頭に前日業績見通し維持を発表し急騰したシスコや、その他、ブロケード、ジュニパーなど関連株が高く、続伸。

16.50ポイント高の1,597.31ドル。

取引高は約25.2億株。 

    

ダウは、プロクター&ギャンブルやゼネラル・モーターズなどブルーチップに売りが先行し反落。

62.90ポイント安の9,060.88ドル。 

取引高は約15.5億株。

◎先週の米新規失業保険申請者件数は、前週から7万1,000件増しの52万8,000件と過去9年間で最高の水準に。

エコノミストらは、46万6,000件を予想していた。

9月11日に発生した同時多発テロ事件の影響で、収益に大打撃を受けている旅行・航空業界における相次ぐ人員削減が原因。

また、米通産省が個別に発表した、8月の米工場新規受注は、前月比変動なしの3.326億ドルと、予想されていた0.4%減少よりは強い結果に。  CNN

◎ワールドトレードビルを襲ったテロ事件で、NY市の損害額は1050億ドルを上回る見通し。

ブッシュ大統領は、テロ事件の被害を受けたNY市、ワシントンDCとペンシルベニアに対し、200億ドルの援助金を与えることを誓約している。 CNN

◎PCメーカー最大手のDELL(DELL: Research, Estimates) は、第3四半期が今までかつてない好決算になるだろうと、前向きな見通しを述べ株価を急騰させている。

アナリストらの多くは、PC需要の低下を懸念し、ライバル社コンパック(CPQ)のように同社も目標利益を達成しないとの減益警告を発表するだろうと予想していた。

また、米証券取引委員会(SEC)に提出された用紙によると、デルの会長であるマイケル・デル氏が、先月末に自社株430万株を購入し株価を買い支えていた。 CNN

 


U.S.A 10月3日・ 水  > Japan 10月4日・ 木

水曜日の米国株式市場は、ブッシュ大統領の景気回復対策と、予想以上の強さを見せた主要経済指数が好感され、ハイテク株を中心に買いが膨らみナスダック、ダウ指数とも大幅続伸。

今年9回目の利下げが発表された翌日の今日、ブッシュ大統領は同時多発テロ事件で急減速している米景気を激励するために、最大750億ドル規模の景気刺激策を検討していることを明らかにした。

また、朝方発表された全米購買部非製造業景気指数が予想を大きく上回ったことも、買い材料になった。

 

ナスダックは、目標利益を達成するだろうとの前向きな見通しを発表したシスコが牽引役となり、アプライドマテリアルズやDELLなど主要ハイテク株に買いが優先。

88.49ポイント高の1,580.82ドル。

取引高は約26.7億株。 

    

ダウは、前日に引き続きボーイングやユナイテッド・テクノロジー、ハニーウェル、3Mなどのブルーチップが高く続伸。

173.19ポイント高の9,123.78ドル。 

取引高は約16.5億株。

◎米製薬大手のリリー(LLY:Research, Estimates) は、主力である抗鬱薬「プロザック」の販売高激減から、第4四半期と来年度における収益見通しを大幅下方修正した。

リリーは昨年、同社開発の抗鬱薬「プロザック」の特許権更新を要請した裁判が敗訴に終わった。

それに伴いバー・ラバトリー (BRL) などのライバル社が相次ぎプロザックに代わる総合抗鬱薬を開発し、破格で販売していることがリリー社の大幅減益につながった。

しかし、第3四半期については、目標利益の1株当たり66セントを達成する見通し。

同業大手の減益警告を受け、メルク(MRK)やファイザー(PFE)、ブリストル・マイヤーズ(BMY)などの関連株に売りが優先している。 CNN

◎通信大手のノーテル・ネットワークス(NT: Research, Estimates)は、前日通常取引終了後に第3四半期の損失幅見通しを大幅拡大させた。

また、景気減速が進む中、コスト削減をはかり1万5,000人以上の追加人員削減方針を明らかにした。 CNN

 


U.S.A 10月2日・ 火  > Japan 10月3日・ 水

火曜日の米国株式市場は、今年に入り9回目の利下げを受け、景気回復への期待感が広まり、マーケットは反発。

しかし0.5%の利下げ実施は、市場関係者のほとんどが予測していたことから、通常の利下げ後のような激しい値動きは見られず取引量も比較的少なかった。

依然としてインテルをはじめとした主要ハイテク株は安く、上値を重くしナスダックは小幅高にとどまった。

一方ダウは、ブルーチップに買いが先行し、終盤にかけ急反発、100ポイント以上の上げ幅をつけ終了した。

 

ナスダックは、インテルやシスコなどが引き続き売られる中、BEAシステムズやシーベルなど一部のハイテク株に押し目買いが入り小幅高。

11.83ポイント高の1,492.29ドル。

取引高は約17.7億株。 

    

ダウは、中国への大量受注に最終合意したボーイングを筆頭に、ユナイテッド・テクノロジーやアルコア、ウォルマートなどのブルーチップが軒並み高く、急反発。

113.76ポイント高の8,950.59ドル。 

取引高は約12.6億株。

◎米連邦準備制度理事会(FRB)は、本日開催中の連邦公開市場委員会(FOMC)にて、今年9回目の利下げに踏み入る模様。

9月11日に発生した同時多発テロ事件の影響で、米景気後退に拍車がかかり、多くの企業が業績見通しを下方修正していることから、利下げ幅は、0.5ポイントになるだろうとの声が強い。

声明のNY時間午後2時15分を目前に、様子見ムードから積極的な売買は手控えられマーケットは小動き。 CNN

◎経営不振に悩むコピーメーカーのゼロックス(XRX:Research, Estimates) は、4つの工場を2.2億ドルで製造大手のフレックストロニックス(FLEX:Research, Estimates) に売却することに最終合意した。

また同社は、米国内の2工場閉鎖と、ヨーロッパの施設の売却もしくは閉鎖を検討している。 CNN

◎同時多発テロ事件の影響で、収益に大打撃を受けているボーイング(BA:Resea rch, Estimates)は、旅客機737型を30機、中国に販売する見通し。

販売合意についての正式発表はまだされていない。

同社は先月、大規模なコスト削減と収益回復を図り、最大3万人の人員削減を発表した。

大量受注の報道が好感を受け、ボーイング株は急騰している。 CNN

 


U.S.A 10月1日・ 月  > Japan 10月2日・ 火

週明け月曜日の米国株式市場は、米景気と企業業績に対し悲観的な声が強く、マーケットは下落。

市場関係者の間では、明日開催予定の連邦市場公開委員会(FOMC)にて、景気と企業収益回復を図り更なる追加利下げが発表されるだろうとの観測が広まっている。

収益見通しの下方修正を受けた半導体株が全般的に安く、ナスダックは軟調。

また前半には100ポイント以上安く取引されていたダウは、製薬、タバコ株に押し目買いが入り、下げ幅を大幅縮小させ終了した

 

ナスダックは、インテルを筆頭にXilinxやブロケード、ネットワーク・アプライアンスなどのハイテク株が軒並み安く下落。

18.38ポイント安の1,480.42ドル。

取引高は約14.8億株。 

    

ダウは、3Mやボーイングなどの工業株に売りが優先する中、フィリップモリスやメルクなどの景気動向に左右されにくい銘柄に買いが集まり小幅安。

10.73ポイント安の8,836.83ドル。 

取引高は約11.6億株。

◎9月の全米購買部協会景気指数(NAPM)は、47.0と前月8月の47.9から小幅低下した。


エコノミストらが予想していた45.0を大幅に上回ったことから、9月11日に発生した同時多発テロ事件の影響は完全に影響していないとの声が強い。 CNN


◎米金融大手のU.S.バンコープは、PCハードウェアメーカー、DELL(DELL:Rese arch, Estimates)の収益見通しを下方修正。


引き下げを受けたのにも関わらず、DELLは本日小幅高の展開で推移。


一方同業ライバル社のヒューレット・パッカード(HWP:Research, Estimates)には売りが優先している。


また、証券大手のメリル・リンチは、半導体業界世界最大手、インテル(INTC:Research, Estimates)の第4四半期における収益予想を下方修正し、同社を筆頭にテキサス・インストルメント(TXN)やXilinx(XLNX)など同業株の下げを誘導している。 CNN


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