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今日の米国株式市場・バックナンバー
U.S.A 9月27日・ 金 > Japan 9月28日・
土
木曜日の米国株式市場は、業績悪化懸念が根強いハイテク株が前日に引き続き売られる中、ブルーチップに押し目買いが入り、マーケットは反発。
ゴールドマンサックスが半導体セクターの業績見通しを下方修正した中、メリルリンチやJ.P.モルガンはネットワーク業界に否定的な先行き見通しを述べダウングレードを発表し、ハイテク株は軒並み安。
後半にかけ、一部のハイテク株に買戻しが入り、ナスダックは下げ渋り、結局小幅安で終了した。
一方、薬品や消費製品から工業株まで幅広く押し目買いが入ったダウは急反発し100ポイント超で取引を終えた。
ナスダックは、ソーナスやシスコシステムズなどのネットワーク株が売られる中、ヤフーやEベイなどのネット株が底値を支え小幅安。
3.33ポイント安の1,460.71ドル。
取引高は約20億株。
ダウは、デュポントや3M、ファイザー、プロクター&ギャンブルなど幅広い銘柄に買いが先行し反発。
114.03ポイント高の8,681.42ドル。
取引高は約14.5億株。
◎先週の米新規失業保険申請者件数は、同時多発テロ事件の影響で、前週から5万8,000件増しの45万件と1992年依頼最高の水準に。
アナリストらは、42万件を予想していた。 CNN
◎米商務省が発表した、8月の耐久財新規受注は季節調整済みで前月比0.3%減の1808億ドルに。
また、個別に発表された新規住宅着工件数は、前月比0.6%増しの89万8,0000戸と予想されていた92万戸を大幅に下回った。 CNN
◎モルガン・スタンレイは、ネットワーク大手シスコシステムズの2002年度における収益予想を1株あたり28セントから22セントへと下方修正。
シスコ株は引き下げを受け、7%以上急落。
また、J.P.モルガンも、ソーナス&リバーストン・ネットワークス(RSTN)やファウンドリー・ネットワークス(FDRY)、エントラシス・ネットワークス(ETS)の3社に対し、否定的な見通しを述べ、ネットワーク株全般の下げを誘導している。
CNN
◎電力エナジー会社のレリアント(RRI: Research, Estimates)
は、北東地域における事業拡大を狙い、ライバル社のオリオン・パワー(ORN: Research, Estimates)
を29億ドルで買収することに合意。
オリオン株は30%以上急騰。 CNN
U.S.A 9月26日・ 水 > Japan 9月27日・
木
前日までの堅調な地合いを受け小高く始まった水曜日の米国株式市場は、米景気後退懸念から半導体を筆頭に売りが優先し、マーケットは3営業日ぶりの反落。
半導体大手のマイクロン・テクノロジーは、前日取引終了後に大幅赤字決算を発表し、大幅安。
収益予想の引き下げを受けたインテルも急落し、半導体セクターは軒並み安く、ハイテク全般の下げを誘った。
また、業績悪化懸念はハイテクセクターだけにとどまらず、ダウングレードを受けたキャタピラーを筆頭に工業株全般が売られ、ナスダック、ダウ指数ともに急反落。
ナスダックは、インテルの急落でXilinxやRFマイクロ・デバイスなどの半導体株が連れ安。
37.60ポイント安の1,464.04ドル。
取引高は約17.3億株。
ダウは、IBMやコンパックなどのハードウェア関連から、キャタピラー、ハニーウェルなどの工業株まで幅広く売られ下落。
92.58ポイント安の8,567.39ドル。
取引高は約15.1億株。
◎証券大手ゴールドマン・サックスのアナリスト、テリー・ラグスデール氏は、PC需要の回復にはまだ時間がかかるとし、インテル(INTC:Research, Estimates)
の2002年度における収益見通しを1株あたり60セントから42セントへと下方修正した。
半導体大手収益予想引き下げを受け、Xilinx(XLNX)やRFマイクロデバイス(RFMD)、PMCシエラ、ブロードコム
(BRCM)やKLAテンカー(KLAC)などのチップセクターに売りが先行。
同セクターのマイクロン・テクノロジー(MU:Research, Estimates)
は、損失幅を予想以上に拡大させた赤字決算を発表し、株価を急落させている。
また、ゴールドマン・サックスのローラ・コニグニアロ氏は、コンピューターハードウェアメーカーのIBM(IBM)とサン・マイクロシステムズ(SUNW)、EMC
(EMC) の株式評価を引き下げ、コンパック(CPQ)やDELL(DELL)など関連株の下げを誘っている。 CNN
◎航空会社米第3位のデルタ航空
(DAL:Research, Estimates)
は、総労働力の13%にあたる1万3,000人の人員削減計画を明らかにした。
また同社は、定期便の15%も削減する見通し。
これで、同時多発テロ事件発生から米航空業界大手6社全てが人員削減を発表したことになり、総解雇者数は10万人に達した。 CNN
U.S.A 9月25日・ 火 > Japan 9月26日・
水
前日の地合いから小幅高で始まった火曜日の米国株式市場は、米景気先行きへの不透明感が根強く、もみ合い。
朝方発表された消費者信頼感指数が10年来の下げ幅を記録し、テロ事件の影響で米消費者心理の急速な冷え込みを示す結果となった。
ナスダック、ダウ指数ともに、景気悪化を懸念してか一時は安い場面を見せていたが、来月開催予定の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げが実施されるだろうとの観測が強く、小幅高で取引を終えた。
ナスダックは、Xilinxやアルテラなど一部のハイテク株が売られる中、ASMLホールディングやスカイ・ウェストなどが底堅く小幅続伸。
2.24ポイント高の1,501.64ドル。
取引高は約21.4億株。
ダウは、リーマンブラザーズを筆頭にファイザー、コカコーラ、ウォルマートなど幅広い銘柄が比較的強く続伸。
56.61ポイント高の8,659.97ドル。
取引高は約15.8億株。
◎9月の米消費者信頼感指数は、97.6ポイントと前月の改定値114ポイントから大幅急落し、一ヶ月の下げ幅は1990年10月以来最大に。
エコノミストらは105ポイントを予想していた。
9月11日に発生した同時多発テロ事件の影響で、米景気と企業収益悪化懸念に拍車がかかり、個人消費が激減。 CNN
◎証券大手のリーマン・ブラザーズ(LEH: Research, Estimates)
が発表した第3四半期決算は昨年同期に比べると大幅減収減益に。
しかし、アナリストらの予想を上回ったことが好感を受け、同社の株は本日高く取引されている。 CNN
◎同時多発テロの影響で乗客数激減という深刻な打撃を受けている米航空業界で唯一、人員削減を発表していなかった航空会社第3位のデルタ
(DAL:Research, Estimates)
も、大量解雇を検討している模様。
削減数は総労働力の15%にあたる1万2,000人を上回る見通し。
デルタは、他航空会社同様、運航スケジュールの20%を削減している。 CNN
U.S.A 9月24日・ 月 > Japan 9月25日・
火
週明け月曜日の米国株式市場は、先週の急落を受け幅広い銘柄が割安感から買い戻され、ナスダック、ダウ指数ともに急反発。
先週17日の取引再開から金曜日まで売られ続けたナスダックは、下げ幅が5日間で16%安、ダウは14%安と1930年の世界恐慌以来。
ゴールドマン・サックスの著名アナリストが推奨ポートフォリオの株式比率を引き上げたことをきっかけに、ハイテクから工業、卸売など幅広い銘柄が割安感から押し目買いが先行した。
ナスダックは、JDSユニフェイスを筆頭にデルやアップルなどのハードウェア、オラクル、シーベルなどのソフトウェアなどハイテク全般に買いが広まり反発。
76.22ポイント高の1,499.41ドル。
取引高は約20.3億株。
ダウは、ハニーウェル・インターナショナルやボーイング、ゼネラル・エレクトリックなどが激しく買い戻され反発急騰。
368.05ポイント高の8,603.86ドル。
取引高は約17.1億株。
◎8月の米景気先行指数は、前月比0.3%減の109.6と5ヶ月ぶりの低下。
アナリストらは0.1%減を予想していた。 CNN
◎光ファイバーネットワーク大手のJDSユニフェイス
(JDSU: Research, Estimates)
は、第1四半期の売上が予想を大幅に下回るだろうとの減益警告を発表。
しかし、米景気低迷が続く中、同社は先行きの収益回復に対し前向きな見通しを述べたことが好感され、JDS株は本日高く取引されている。 CNN
◎ゴールドマンサックスの著名アナリスト、アビー・コーヘン氏は推奨ポートフォリオの株式組み入れ比率を70%から75%に引き上げた。
債権については27%から22%へと引き下げ、商品は3%に据え置き。
株式比率を引き上げた理由としては、テロ事件の影響による株価急落で割安感が生じていることや、FRBやアメリカ国会、ブッシュ大統領による米景気の下支え、企業の自社株買戻しなどが挙げられている。
またコーヘン氏は、FEDは今年に入り景気活性化を図り8度の利下げを実施してきたが、景気減速が続くのであれば更なる積極的な金融緩和政策が必要になるだうとし、追加利下げの可能性を指摘した。 CNN
U.S.A 9月21日・ 金 > Japan 9月22日・
土
金曜日の米国株式市場は、米景気や企業収益悪化に対する懸念が強く、ナスダック、ダウ指数ともに5日続落し、1998年秋の安値圏まで下げた。
同時多発テロにより大打撃を受けている航空業界を筆頭に今週に入り、人員削減や業績見通しの下方修正などを発表する企業が相次ぎ、ハイテク株から工業株まで幅広く売りが優先した。
本日21日は「トリプルウィッチング」ということもあり、取引量が増大する中、前半には上下に激しく振られる値動きの荒い場面を見せた。
ナスダックは、ブロケードやエミュレックスなどを筆頭にハイテク全般が売られ続落。
47.54ポイント安の1,423.19ドル。
取引高は約25億株。
ダウは、減益警告を発表したEMCやダウなどが積極的に売られ、大幅続落。
135.28ポイント安の8,240.45ドル。
取引高は約22億株。
◎同時多発テロの影響で米航空業界が経営難に直面している中、ノースウェスト航空(NWAC:Research, Estimates)も1万人の人員削減と運行スケジュールの20%を削減することを発表した。
米主要航空会社の中では、デルタ航空(DAL)とサウスウェスト航空(LUV)だけが人員削減を発表していない。 CNN
◎米議会とホワイトハウスは、業績悪化が深刻化している航空業界に総額150億ドルの支援策を提供することに合意した。 CNN
◎データ保管システムメーカー世界最大手のEMC(EMC: Research, Estimates)
は、ハイテク機材の需要低下を背景に第3四半期の収益見通しを下方修正。
またコスト削減の一環として、総労働力の8%にあたる2,000人の人員削減を発表した。 CNN
◎ダウ銘柄のゼネラル・エレクトリック
(GE: Research, Estimates)
は、テロ事件の影響で米景気減速が進む中、2001年と2002年の収益成長率が2桁を超すだろうとの明るい見通しを発表した。
同社の株は本日3%近く上昇し、ダウ指数の下げ幅を縮小させている。 CNN
U.S.A 9月20日・ 木 > Japan 9月21日・
金
木曜日の米国株式市場は、更なる米企業の減益警告や、先週の同時多発テロに伴う米景気先行きへの不透明感からマーケットは4日続落。
朝方発表された8月の住宅着工件数が予想を大幅に下回ったことも売り材料となった。
対米テロの影響から業績悪化が最も懸念される航空セクターでは、大手航空業者がコスト削減を狙った大量解雇計画を相次ぎ発表し、売りを誘った。
グリーンスパン連邦準備理事会議長による、米景気への悪影響は短期間であり長期には繋がらないだろうとの比較的前向きで明るい内容にも関わらず、マーケットの反応は鈍く、ナスダック、ダウ指数ともに本日の安値付近まで下げて終了した
ナスダックは、マイクロソフトやインテル、デルなどの大型ハイテク株を筆頭に売りが優先し続落。
56.87ポイント安の1.470.93ドル。
取引高は約20億株。
ダウは、娯楽大手のディズニーから航空業者のAMR、航空機パーツ製造のユナイテッド・テクノロジー、減益警告を発したハニーウェルやトリビューンなど寄り付きから幅広く売られ、大幅続落。
382.92ポイント安の8376.21ドル。
取引高は約19億株。
◎8月の米住宅着工件数は、153万戸(季節調整済み)と前月から6.9%減少。
エコノミストらは、163万戸を予想していた。 CNN
◎先週の米新規失業保険申請者件数は、38万7,000件と前週の43万6,000件から大幅減少。
同時多発テロ事件発生後に実施された、航空会社や関連会社の人員削減数は統計に含まれていない。 CNN
◎アメリカン航空とトランス・ワールド航空の親会社AMR(AMR:Research, Estimates)は、総労働力の16%にあたる2万人の人員削減を発表。
ライバル社のユナイテッド航空(UAL:Research, Estimates)も、2万人の大量解雇を検討している。
AMRは、同時多発テロ事件の影響で運行スケジュールの20%を削減していることから、人員削減でコスト節減をはかる見通し。
また、航空業界の業績悪化は米国内だけに収まらず、ヨーロッパ最大のブリティッシュ航空も本日5,200人の従業員解雇を発表した。 CNN
◎出版社のトリビューン(TRB)とナイト・リダー(KRI)は、広告数の減少が影響し今四半期の収益見通しを下方修正。
また、電池メーカー大手のRayvac(ROV:Research, Estimates)も、売上減退を原因に目標利益から半減するだろうとの減益警告を発し、売りを誘っている。 CNN
U.S.A 9月19日・ 水 > Japan 9月20日・
木
水曜日の米国株式市場は、米景気と企業収益悪化懸念が根強く、ナスダック、ダウ指数ともに3日続落。
前日に引き続き、業績見通しを下方修正する企業が相次いだことから、ブルーチップを筆頭に売りが優先し本日もダウは一時400ポイント以上落ち込む場面を見せた。
ナスダックも、前半は大型ハイテク株に売りが集中し1450付近まで下げたが、終盤間際に安値付近を狙った買い、もしくはショートの買戻しが優先したのか、急反発し、下げ幅を縮小させ取引を終えた。
ナスダックは、マイクロソフトやシスコ・システムズなどが安い中、ゼネシス・マイクロチップなどの一部の半導体に買いが入り小幅安にとどまった。
27.42ポイント安の1,527.66ドル。
取引高は約24億株。
ダウは、減益警告を発したイーストマン・コダックを筆頭にアメックスやハニーウェルが売られる中、ノキアやAT&Tなどの通信株に押し目買いが入り下げ幅縮小。
144.27ポイント安の8,759.13ドル。
取引高は約21億株。
◎7月の米貿易赤字は、288.3億ドルと前月の290.7億ドルから縮小。
エコノミストらは296億ドルを予想していた。
世界的に見ると、米景気減速が他国よりも進んでいることから、輸出よりも輸入が影響され赤字幅縮小に繋がった模様。 CNN
◎米ボーイング(BA: Research, Estimates
)は、同時多発テロ事件の影響で受注減少が予想されることから、2万人から最大3万人の大規模な人員削減計画を明らかにした。
民間用航空機部門が削減の主な対象で、2002年末までに実施される。 CNN
◎写真フィルム製造大手のイーストマン・コダック(EK:Research, Estimates)は、第3四半期の収益が下方修正済みの見通しさえも下回るだろうとの減益警告を発表。
米景気低迷が続く中、写真関連機器の需要が低下し売上は大幅減退。
経費削減の一環として人員削減を検討している模様。
減益警告発表後、同社の株は急落し、現在10%以上安く取引されている。 CNN
U.S.A 9月18日・ 火 > Japan 9月19日・
水
同時多発テロ事件からちょうど一週間が経過した本日火曜日の米国株式市場は、景気先行きへの不透明感からナスダック、ダウ指数ともに続落。
前日の大暴落から売られ過ぎの傾向にあったことから、前半には一部の主要ハイテク株や前日急落した航空株に押し目買いが入り反発。
しかし、収益見通しを下方修正する企業が相次いだことから、景気や企業業績悪化懸念は根強く買いは続かず、下げに転じた。
ナスダックは、前半は堅調に推移していたシスコやインテル、サンマイクロシステムズなどが一転して売られ、小幅続落。
24.47ポイント安の1,555.08ドル。
取引高は約18億株。
ダウは、前日急落したデルタやUALなどの航空株が積極的に買い戻される中、減益警告を発したアメックスやハニーウェルなどに売りが優先し続落。
17.30ポイント安の8,903.40ドル。
取引高は約16億株。
◎8月の米消費者物価指数(CPI)は、前月比0.1%上昇とエコノミストらの予想を小幅下回った。
変動の激しい食品やエネルギーを除いたコア指数は、予想通りの0.2%上昇に。
ガソリン価格は2.4%減と急落した。 CNN
◎NYとワシントンDCを襲った同時多発テロ事件により、WTCの側に位置する本社ビルへの立ち入り禁止されたクレジットカード会社大手のアメリカン・エキスプレス(AXP: Research, Estimates)は、今四半期の収益見通しを下方修正した。
新しいオフィス賃貸や、最大5,000人にのぼる従業員の移動などにかかる追加経費から、目標利益は達成できないだろうとの減益警告を発表した。
銀行大手のシティバンク(C:Research, Estimates)
も、前日、同様に収益見通しを下方修正した。 CNN
◎多様製造業大手のハニーウェル(HON:Research, Estimates)は、第3四半期と2001年度における業績見通しを下方修正し、追加人員削減方針を明らかにした。
航空機エンジンからパーツなども製造する同社は、第3四半期の収益見通しを1株あたり53セントから43-45セントへと引き下げた。
更なるコスト削減をはかり、12,000人以上の従業員を年内に解雇する模様。 CNN
U.S.A 9月17日・ 月 > Japan 9月18日・
火
同時多発テロ事件の影響で5営業日ぶりの取引再開となった月曜日の米国株式市場は、市場関係者らの予想どおりナスダック、ダウ指数とも急落。
事件後、アメリカ歴史上初の全国的な空港閉鎖などに伴い、米国内の航空路線は3日ほど運行停止となったことや、乗客数激減などが影響し、航空業界には業績悪化懸念が広まっている。
寄り付きからコンチネンタルやAMR、USエアウェイなどの航空株を筆頭に売りが殺到し、また飛行機製造最大手のボーイングや、パーツ製造のユナイテッド・テクノロジーなどの関連株も連れ安し、出来高急増の中、ダウは史上最大の下げ幅をつけ終了した。
ナスダックも、1600ドルを割り1998年10月以来の安値を更新、最高値からは68%安となった。
ナスダックは、インテルやサンミナなどハイテク全般に売りが殺到し急落。
115.75ポイント安の1,579.55ドル。
取引高は約22億株。
ダウは、AMRやボーイング、ユナイテッドテクノロジーなどの航空関連株からアメリカン・インシュランス・グループなどの保険株、シティグループなどの金融株まで幅広く売られ、暴落。
684.81ポイント安の8,920.70ドル。
取引高は約23億株。
◎連邦準備理事会(FRB)は、米景気と株式市場の回復を図り、史上最悪の同時多発テロ攻撃から6日後の今日通常取引開始前に、0.5%の緊急追加利下げを発表した。
同時テロ事件の影響で先週の火曜日から取引停止となっていたNY証券取引所やNASDAQなどの主要株式市場は、本日から取引再開となり、市場関係者の間では株価急落懸念が広まっていた。
米株式市場が4日間連続休場したのは、大恐慌以来初めて。
5日ぶりの取引再開で、マーケットはナスダック、ダウ指数ともアナリストらの予想どおり急落。 CNN
◎ウォルマート(WMT:Research, Estimates)とフェデラル・デパートメント・ストア(FD:Research, Estimates)
,の米小売業大手2社は、同時多発テロ事件で消費者らが出費を手控えたため、先週の売上げが大幅減退に。 CNN
◎同時多発テロ事件の影響を最も大きく受けている米航空会社は、本日主要株式市場の取引再開に伴い、多くの航空株が寄り付きから急落している。
アメリカン・エアラインとトランスワールド・エアラインの親会社であるAMR(AMR)にUAL(UAL)、デルタ・エアライン(DAL)などの主要3大航空会社は40%以上急落。
また、NYとワシントンDCを結ぶシャトル便を運営しているUSエアライン(U:Research, Estimates)
は、レーガン・ナショナル空港閉鎖に伴い、大きなダメージを受けている。 CNN
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