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今日の米国株式市場・バックナンバー
U.S.A 7月31日・
火 > Japan 8月1日・
水
7月最後の米国株式市場は、朝方発表された個人所得や消費支出などが予想以上の強さを見せたことが好感を受け、マーケットは反発。
また一方では、景気動向を示す主要指数の消費者信頼感指数が小幅減退したことから、景気減速が表面化され、それに伴う追加利下げ観測が浮上したことも、買いを誘った。
ナスダックは、大きなゲインは見られなかったものの一部のハイテク株に買いが先行し、小幅高。またダウは、卸売株を中心に積極的に買われ3桁の上げ幅を見せ終了した。
ナスダックは、先行きに不安感を残すマーキュリー・コンピューターシステムズやデルが売られる中、マイクロソフトなどの一部の銘柄に買いが集まり小反発。
9.28ポイント高の2,027.12ドル。
取引高は約16億株。
ダウは、ホームデポや3M、メルクにキャタピラーなどの優良銘柄に押し目買いが入り急反発。
121.09ポイント高の10,522.81ドル。
取引高は約11億株。
◎6月の米消費支出は、前月比0.4%増、個人所得は0.3%増しと、景気減速の中、両指数とも予想を上回る結果に。
予想以上の強気な経済指数発表に好感をうけ、ダウ30種のホームデポ(HD)や3M(MMM)、メルク(MRK)、マイクロソフト(MSFT)などが買われている。
一方、個別に発表された7月の消費者信頼感指数は116.5へと減退。 CNN
◎ローカル電話会社米最大手のヴェライゾン・コミュニケーションズ(VZ:Research,
Estimates)
が発表した第2四半期決算はアナリストらの予想と一致。
しかし、2001年度における収益と純益見通しについては、予想を下回るだろうとの減益警告を発表した。 CNN
◎大型薬局チェーン店全米2位のCVS(CVS:Research,
Estimates)
は、薬品販売が伸び、第2四半期の増収増益を発表。
同社の4-6月期における収益は、昨年同期比6%増しの1株あたり48セント(1.98億ドル)、また売上は11.2%増しの55億ドルと下方修正済みの予想を上回った。 CNN
U.S.A 7月30日・
月 > Japan 7月31日・
火
週明け月曜日の米国株式市場は、大手企業による減益警告を受け、米企業に対する業績悪化懸念が再燃したことから、ナスダック、ダウ指数ともに大幅続落した。
合弁企業大手の3Mとプリンターメーカー大手のレックスマーク・テクノロジーは、景気減速を背景に2001年度後半における収益見通しを下方修正後、株価を急落させた。
ハイテク株の比率が高いナスダックは、2週間ぶりに2,000ドルの大台を割り終了、またダウはブルーチップが積極的に売られたことから150ポイント超の大幅安となった。
ナスダックは、先週に引き続きマイクロソフトが売られ、サン・マイクロシステムズなどの大型ハイテク株全般の下げを誘導。
40.81ポイント安の1,988.56ドル。
取引高は約13.4億株。
ダウは、減益警告を発表した3Mやレックスマーク・テクノロジーが急落し、売り一色。
152.23ポイント安の10,424.42ドル。
取引高は約9.72億株。
◎エンターテイメント最大手のディズニー(DIS:Research,
Estimates)
は、ニュースコープ(NWS:Research, Estimates)とハイム・サバンが所有するフォックス・ファミリー・ワールドワイドを約30億ドルで買収することで合意間近。
推定される23億ドルの負債も引き継ぐ模様。 CNN
◎ポストイットで有名な合弁企業3M(MMM:Research,
Estimates)が発表した第2四半期決算は事前予想を下回る減収減益に。
また、米景気減速が影響し、2001年度の見通しを下方修正した。
収益悪化の発表を受け、ダウ銘柄の1つでもある同社の株は急落。 CNN
◎プリンターメーカー米2位のレックスマーク・インターナショナル(LXK:Research,
Estimates)
は、プリンターやその他の製品の販売が伸び、第2四半期の収益が3%上昇。
しかし、PCやプリンターなどの製品需要の低下や、外国為替の影響を受け、第3と第四半期については予想を下回るだろうとの減益警告を発し、同社の株は急落。
ライバル社のヒューレット・パッカード(HWP)も連れ安し下げに転じている。 CNN
U.S.A 7月27日・
金 > Japan 7月28日・
土
金曜日の米国株式市場は、JDSユニフェイスの大幅な赤字決算を受け、米企業の収益低迷懸念が再燃したことから、ナスダックは上げ渋り、ダウは小反落した。
光ファイバー関連機器メーカー大手のJDSユニフェイスは、4-6月期の損失幅を大幅拡大させ、また7,000人に及ぶ追加人員削減を発表した。
3日間続伸したナスダックは、ハイテク大手の業績悪化懸念を受け同セクターを筆頭に売りが優先し小幅高にとどまった。
またダウも、前日まで堅調だったブルーチップが売られ、小幅安で取引を終了した。
ナスダックは、前半にJDSユニフェイスを筆頭にハイテク株を中心に売りが先行したが、クアルコムなど一部の大型株に買いが集まりプラス圏まで回復して終了。
6.11ポイント高の2,029.07ドル。
取引高は約15.7億株。
ダウは、AT&Tなどの業績不安を抱える大手会社に売りが先行し、小幅安。
38.96ポイント安の10,416.67ドル。
取引高は約10.1億株。
◎第2四半期の米実質国内総生産(GDP)は、速報値で前期比0.7%上昇と過去8年間で最低の伸び率に。
エコノミストらは0.9%増しを予想していた。
また個別に発表された、6月の米新規住宅販売件数は前月比1.7%増しの92万2,000戸に。 CNN
◎米司法省は、UALコープ傘下(UAL:Research,
Estimates)
のユナイテッド航空による43億ドル規模のUSエアウェイズ・グループ(U:Research, Estimates)買収案を否認した。
航空業界大手2社の合併は、競合に悪影響を及ぼし、航空運賃の高騰などにつながる可能性が高いとし、買収案を正式に却下する模様。 CNN
◎光ファイバー関連機器メーカーのJDSユニフェイス(JDSU:Research,
Estimates)は、前日通常取引終了後に予想を大幅に下回る赤字決算を発表。
同社の4-6月期における損失は、1株あたり5.99ドル(79億ドル)を昨年同期から大幅拡大し、発表後のJDS株は10%以上急落。
また、当面の収益回復は望めないとして、7,000人の追加人員削減を実施する方針。
JDSは、先月末までにすでに9,000人の従業員を解雇済み。 CNN
U.S.A 7月26日・
木 > Japan 7月27日・
金
木曜日の米国株式市場は、大手企業による減益警告などの悪材料はすでに市場に織り込まれているとの見方が広まり、ナスダック、ダウ指数とも急反発。
PCメーカー大手のヒューレット・パッカードが、収益見通しを下方修正後、大規模な人員削減方針を発表したことが嫌気され、前半はハイテク株を中心に売りが優勢。
しかし、先週までの下げ基調を受け、売られ続けていたハイテク株に底入れ感が生じ、急反発し、両指数とも二日続伸となった。
ナスダックは、ワールド・コムやサン・マイクロシステムズなどの主要ハイテク株を筆頭に買いが優先し2,000ドルの大台を回復して終了。
38.46ポイント高の2,022.78ドル。
取引高は約17.5億株。
ダウは、減益警告を発したヒューレット・パッカードが急落する中、IBMやコンパックなど同業ライバル社が堅調に推移し、一時は一時は121ポイントもあった下げ幅を縮め、プラス圏に突入して終了。
50.09ポイント高の10,455.76ドル。
取引高は約12.1億株。
◎第2四半期の米労働コストは、前月比0.9%上昇と予想を下回る低い伸びに。
また、個別に発表された、先週の新規失業保険申請者件数は前週から5万1,000件減少の36万6,000件と40万の大台を割り、米労働マーケットの最悪期は越しただろう、との前向きな見方が広まる。
一方、通産省が発表した6月の米耐久財受注は、コンピューター需要の低下から前月比2%減に。
アナリストらは1%減を予想していた。 CNN
◎コンピューターとプリンター製造大手のヒューレット・パッカード(HWP:Research,
Estimates)
は、第3四半期における収益と販売高の見通しを下方修正。
販売高については、昨年同期から最大16%減少するだろうとの大幅減益を警告。
また、同社は収益低迷に伴い、総労働力の6%に相当する6,000人の人員削減を検討している。
同社の株を筆頭に、IBM(IBM)やDELL(DELL)、マイクロソフト(MSFT)やキャノン(CAJ)などの大型ハイテク株が連れ安している。 CNN
◎光ファイバーケーブルメーカーのコーニング(GLW:
Research, Estimates)が発表した第2四半期決算は、昨年同期から減収減益となったものの、アナリストらの予想は上回る結果に。
米景気減速が懸念される中、予想以上の好決算を受け同社の株は6%近く急騰。 CNN
U.S.A 7月25日・
水 > Japan 7月26日・
木
水曜日の米国株式市場は、SBCコミュニケーションズの予想を上回る好決算を受け、企業の収益回復に対し期待感が広まり、ナスダック、ダウ指数ともに急反発。
SBCコミュニケーションズは、米景気減速が進む中、第2四半期の増収増益を発表し、また2001年度における収益見通しを上方修正し株価を急騰させた。
ナスダックは、根強い収益低迷懸念から一部のハイテク株に売りが先行し、小幅高にとどまった。
一方、ダウは前日急落した旧経済株を中心に激しい買戻しが入ったことから急反発し3桁の上げ幅を付け終了した。
ナスダックは、Qロジックが急落する中、ピープル・ソフトやオラクルなどが積極的に買われ上昇。
25.18ポイント高の1,984.42ドル。
取引高は約16.8億株。
ダウは、SBCコミュニケーションズが牽引役となりベライゾンなどの通信からブリストルなどの製薬、テキサコなどの石油株まで幅広く買われ急反発。
164.55ポイント高の10,405.67ドル。
取引高は約12.5億株。
◎6月の米中古住宅販売件数は、0.6%減の年率調整済みで533万戸と前月から減少したが、アナリストらの予想は小幅上回る結果に。 CNN
◎長距離電話会社大手のAT&T(T:Research, Estimates)はとAOLタイム・ワーナーズ(AOL
Research, Estimates)
は、両社のケーブルシステム事業合併案を協議中。
先週、AT&Tはコムキャスト(CMCSA)が提示していた450億ドル規模の買収案を拒否した。 CNN
◎鉄鋼製造のベスレヘム・スティール(BS:Research, Estimates)は、前日取引終了後に予想以上に悪化した第2四半期の赤字決算を発表した。
製品需要と価格の低下や製造コストの高騰が影響し、同社の4-6月期における損失は、1株あたり1ドル(1.2億ドル)と予想されていた1株あたり88セントを大幅に上回った。 CNN
U.S.A 7月24日・
火 > Japan 7月25日・
水
火曜日の米国株式市場は、米景気と企業の収益回復は予想以上に時間がかかるだろうとの観測が強まり、ナスダック、ダウ指数とも続落。
企業収益をめぐる悪材料が相次いだことから、業績悪化懸念に拍車がかかり、「旧経済株」を中心に幅広い銘柄に売りが先行し、ダウは急落、一時は200ポイント以上の下げ幅をつけた。
ハイテク株の比率が高いナスダックは、ダウ指数ほどの変動はなかったものの、4月17日の安値圏まで下げ終了した。
ナスダックは、アマゾンやクアルコムなどの大型ハイテク株を筆頭に売りが膨らみ下落。
29.32ポイント安の1,959.24ドル。
取引高は約16億株。
ダウは、3Mやアルコア、ユナイテッド・テクノロジーなどのブルーチップが軒並み売られ大幅続落。
183.30ポイント安の10,241.12ドル。
取引高は約11.9億株。
◎通信大手のルーセント・テクノロジー(LU:Research,
Estimates)
が発表した第3四半期の赤字決算は、米景気減速が影響し、損失幅を予想以上に拡大させた。
また、大規模な事業再編成の一環として、最大2万人の人員削減を実施する見通し。
業績悪化の発表を受け、同社の株は20%近く急落。 CNN
◎オンライン卸売最大手のアマゾン・ドット・コム(AMZN:
Research, Estimates)は、第2四半期の損失幅を予想以下に縮小させた。
同社の4-6月期における損失は1株あたり16セント(5,800万ドル)と予想の1株あたり22セントを大幅に下回った。
しかし、第3四半期の売上については、予想を下回るだろうとの慎重な見通しを述べ、同社の株は収益低迷懸念から急落。 CNN
◎長距離電話会社大手のクェスト・コミュニケーションズ・インターナショナル(Q:
Research, Estimates)
が発表した第2四半期収益は、昨年同期から50%減の大幅減益に。
アナリストらの予想とは一致した。 CNN
U.S.A 7月23日・
月 > Japan 7月24日・
火
週明け月曜日の米国株式市場は、大手企業による減益警告を受け、米企業に対する業績悪化懸念が再燃したことから、ナスダック、ダウ指数ともに大幅続落した。
合弁企業大手の3Mとプリンターメーカー大手のレックスマーク・テクノロジーは、景気減速を背景に2001年度後半における収益見通しを下方修正後、株価を急落させた。
ハイテク株の比率が高いナスダックは、2週間ぶりに2,000ドルの大台を割り終了、またダウはブルーチップが積極的に売られたことから150ポイント超の大幅安となった。
ナスダックは、先週に引き続きマイクロソフトが売られ、サン・マイクロシステムズなどの大型ハイテク株全般の下げを誘導。
40.81ポイント安の1,988.56ドル。
取引高は約13.4億株。
ダウは、減益警告を発表した3Mやレックスマーク・テクノロジーが急落し、売り一色。
152.23ポイント安の10,424.42ドル。
取引高は約9.72億株。
◎エンターテイメント最大手のディズニー(DIS:Research,
Estimates)
は、ニュースコープ(NWS:Research, Estimates)とハイム・サバンが所有するフォックス・ファミリー・ワールドワイドを約30億ドルで買収することで合意間近。
推定される23億ドルの負債も引き継ぐ模様。 CNN
◎ポストイットで有名な合弁企業3M(MMM:Research,
Estimates)が発表した第2四半期決算は事前予想を下回る減収減益に。
また、米景気減速が影響し、2001年度の見通しを下方修正した。
収益悪化の発表を受け、ダウ銘柄の1つでもある同社の株は急落。 CNN
◎プリンターメーカー米2位のレックスマーク・インターナショナル(LXK:Research,
Estimates)
は、プリンターやその他の製品の販売が伸び、第2四半期の収益が3%上昇。
しかし、PCやプリンターなどの製品需要の低下や、外国為替の影響を受け、第3と第四半期については予想を下回るだろうとの減益警告を発し、同社の株は急落。
ライバル社のヒューレット・パッカード(HWP)も連れ安し下げに転じている。 CNN
U.S.A 7月20日・
金 > Japan 7月21日・
土
金曜日の米国株式市場は、前日取引終了後にマイクロソフトが収益見通しを下方修正したことが嫌気され、ナスダック、ダウ指数とも反落。
同じく減益警告を発表したPC大手のゲートウェイや、半導体大手のインテルなどの主要株が業績悪化懸念から積極的に売られ、ハイテク株全般に安くナスダックは下落、1週間の下げ幅を2.7%に拡大した。
一方ダウも、ブルーチップが安く本日は下げに転じたものの、1週間の統計で見ると0.9%の上昇となった。
ナスダックは、マイクロソフトやインテルなどの主要ハイテク銘柄に売りが先行し、下げ一色。
17.22ポイント安の2,029.34ドル。
取引高は約16億株。
ダウは、メルクやノキアなどの優良銘柄が収益低迷懸念から売られ反落。
33.35ポイント安の10,576.65ドル。
取引高は約11億株。
◎前日取引終了後にソフトウェアメーカー最大手のマイクロソフト
(MSFT:Research, Estimates)
が発表した、第4四半期の収益は6,600万ドルとアナリストらの事前予想と一致した。
しかし世界経済情勢の悪化やPC関連製品の需要低下が影響し、同社は今四半期の業績見通しを下方修正した。
決算発表後、同社の株は急落し、本日は6%近く安く取引されている。 CNN
◎PCメーカー大手のゲートウェイ(GTW:
Research, Estimates)が発表した第2四半期決算は、損失幅を予想以上に拡大させる大幅赤字決算をなった。
同社の4-6月期における損失は1株あたり2セント(900万ドル)、純益は15億ドルに。
また、今年度後半の収益についても予想を大幅に下回るだろうとの減益警告を述べ、株価を急落させている。 CNN
◎オンラインオークションサイトのEベイ
(EBAY: Research, Estimates)
は、米景気減速の中、予想を大幅に上回る第2四半期の増収増益を発表。
4-6月期における同社の売上高は、昨年同期比84%増しの1.809億ドル、収益についてはほぼ3倍増の1株あたり12セント(3,350万ドル)に。 CNN
U.S.A 7月19日・
木 > Japan 7月20日・
金
木曜日の米国株式市場は、予想を上回る大手企業の決算発表を受け、企業収益回復への期待感が再燃したことから、ナスダック、ダウ指数とも急反発。
PCメーカー大手のDELLは、今四半期の収益が目標を達成するだろうとの前向きな見通しを発表。
また携帯大手のノキアは、事前予想を上回る大幅増収増益を発表し、収益悪化懸念が緩和されハイテク株を中心に買いが膨らんだ。
ナスダックは、根強い収益低迷懸念からアプライド・マテリアルズやシーベル・システムズなどに売りが先行したが、マイクロソフトなどの大型ハイテク株が軒並み高く反発。
30.42ポイント高の2,046.59ドル。
取引高は約19億株。
ダウは、一時は安い場面も見せたが、ノキアやエリクソンなどの通信関連株を筆頭に買いが膨らみ上昇。
40.17ポイント高の10,610.00ドル。
取引高は約13億株。
◎5月の米貿易赤字は、283.4億ドルと4月の改定値は319.9億ドルから大幅縮小の、2000年1月以来最低の水準に。アナリストらは320億ドルを予想していた。 CNN
◎PCメーカー米最大手のDELL(DELL:Research,
Estimates)
は、第2四半期の業績がアナリストらの予想と一致するだろうとの前向きな見通しを発表し、株価を上昇させている。
しかし、米景気減速の中、コスト削減の一環として実施された人員削減の経費が予想以上になるだろうとの警告を発し、先行きに対し慎重な姿勢を見せた。 CNN
◎ゴールドマン・サックスは、通信機器メーカー大手のブロードコム(BRCM:Research,
Estimates)の株式評価をマーケット・アウトパフォームへと格上げ。
ブロードコムは、前日に4−6月期の決算で損失幅を予想以下にまで縮小させた。 CNN
U.S.A 7月18日・
水 > Japan 7月19日・
木
水曜日の米国株式市場は、大手企業による減益警告を相次ぎ受け、収益低迷懸念が悪化したことからナスダック、ダウ指数とも反落。
前日に、インテルやアメリカン・エキスプレス、ヴェリタスが先行きの業績に対し、悲観的な見通しを述べたことが嫌気され売りに繋がった模様。
ナスダックは、本日通常取引終了後に決算発表を控えていたIBMにも、収益低迷を懸念する声が広まり半導体株全般が軒並み安く反落。
また、グリーンスパン議長が証言の中で、米景気減速のリスクを指摘したことも売り材料となった。
ナスダックは、ヴェリタスやアップルなどのハイテク株が軒並み安く反落。
51.15ポイント安の2,016.17ドル。
取引高は約17億株。
ダウは、メルクやファイザーなどの製薬株が高い中、IBMやアメックスが売りを誘い急落。
36.56ポイント安の10,569.83ドル。
取引高は約12億株。
◎6月の米消費者物価指数(CPI)は、前月比0.2%上昇と予想外の強さを見せたことから、景気減速が懸念される中、インフレ観測が浮上。
また、振れの大きい食品とエネルギーを除くコア指数も、0.3%上昇した。 CNN
◎6月の米新規住宅着工件数は、前月から3%増しの165万8,000戸とエコノミストらの予想を大幅に上回る結果に。 CNN
◎米銀行大手のJ.P.モルガン・チェイス(JPM:Research,
Estimates)
とフリート・ボストン・ファイナンシャル(FBF:Research, Estimates)は、株式相場の低迷が影響し投資銀行業の収益が伸び悩んだことから、第2四半期の大幅減収減益を発表。
4-6月期におけるJ.P.モルガン・チェイスの収益は、昨年同期の1株あたり89セントから半減以下の1株あたり33セント(6.9億ドル)に。
アナリストらは1株あたり65セントを予想していた。
またフリート・ボストンも、昨年同期比45%減の1株あたり48セント(5.31億ドル)と大幅減益を発表した。 CNN
◎PCメーカー最大手のIBMは、本日通常取引終了後に4-6月期の決算発表を控え、収益低迷を懸念する声が強く売りが優勢。
しかし、アナリストらの予想に反し、IBMは増収増益になるだろうとの前向きな見通しを述べている。 CNN
U.S.A 7月17日・
火 > Japan 7月18日・
水
火曜日の米国株式市場は、本日発表された大手企業の業績が予想以上の強さを見せたことが好感を受け、ナスダック、ダウ指数とも急反発。
ダウの優良銘柄の1つであるキャタピラーは、米景気減速に関わらず予想を上回る収益を発表し株価を8%近く急騰させ、ダウ指数を押し上げた。
また、半導体大手インテルの決算発表を取引終了後に控え、投資家らの間では、半導体業界の収益回復に関する悪材料はすでに市場に練りこまれているだろうとの観測が強く、同セクターを筆頭に買いが膨らんだことからナスダックも急反発した。
ナスダックは、先日軟調だったインテルやアプライド・マテリアルズなどの半導体株に買い戻しが入り上昇。
38.20ポイント高の2,067.32ドル。
取引高は約16億株。
ダウは、業績発表を終えたキャタピラーやインターナショナル・ペーパーを筆頭に収益回復を期待し幅広い銘柄に買いが膨らんだことから急反発。
134.27ポイント高の10,606.39ドル。
取引高は約12億株。
◎6月の米鉱工業生産指数は、米景気減速の影響を受け、前月比0.7%低下し9ヶ月続落。
エコノミストらは0.5%低下を予想していた。 CNN
◎自動車メーカー世界最大手のゼネラル・モーターズ(GM:Research,
Estimates)
は、第2四半期の大幅減収減益を発表。
同社の4-6月期における収益は昨年同期の1株当たり2.93ドルから半減以上の1株あたり1.26ドル(6.1億ドル)に。
純益は昨年同期比73%減の4.77億ドルにとどまった。
北米やヨーロッパでの販売不振が大幅減益につながった模様。
しかし、収益、純益ともアナリストらの事前予想を上回ったことから、収益回復に期待感が残る。 CNN
◎重機メーカー大手キャタピラー(CAT:Research,
Estimates)の第2四半期における収益は、昨年同期から大幅に下回ったものの、アナリストらの事前予想は上回る結果に。
事前予想を上回ったことが好感を受け、同社の株は本日6%以上高く取引されている。 CNN
U.S.A 7月16日・
月 > Japan 7月17日・
火
週明け月曜日の米国株式市場は、今週に業績発表を控えている企業を筆頭に業績悪化を懸念する売りが広まったことから、ナスダック、ダウ指数とも急落。
インテルやサン・マイクロシステムズ、ノキア、IBMの大手ハイテク企業が決算発表を予定しているが、4社とも減収減益を予想している。
マーケット動向が以前として不透明なことから、投資家らは慎重に行動し、利益確定の売りに出るトレーダーが多く目立った。
ナスダックは、アプライド・マテリアルズやインテル、サンマイクロ・システムズなどを筆頭に寄り付きから売りが先行し4日ぶりに反落。
55.67ポイント安の2,029.12
ドル。
取引高は約15億株。
ダウは、好決算を発表したCITIグループやバンク・オブ・アメリカなどの銀行株が堅調に推移する中、キャタピラーやIBMなどが積極的に売られ急落。
66.94ポイント安の10,472.12ドル。
取引高は約10億株。
◎米銀行大手のCITIグループ(C:Research,
Estimates)
とバンク・オブ・アメリカ(BAC:Research, Estimates)は、予想を上回る好決算を発表した。
CITIグループの第2四半期における収益は、1株あたり74セント(38億ドル)と昨年同期の65セントを大幅に上回る結果に。
またバンク・オブ・アメリカについても、収益が1株当たり1.24ドル(20.2億ドル)、純益は昨年同期比9%上昇という増収増益を発表した。
予想以上の業績が好感を受け、両社の株は高く取引されている。 CNN
◎米第5位航空会社、コンチネンタル・エアライン(CAL:
Research, Estimates)
の第2四半期における売上げは、米企業の収益低迷が影響しビジネストリップの数が激減したことから、小幅減退となった。
また、熱帯低気圧による被害や、燃料価格の急騰なども減益の要因として挙げられている。 CNN
◎USAネットワークス(USAI:Research,
Estimates)
は、マイクロソフト(MSFT: Research,
Estimates)
が保有するオンライン旅行サービス、エクスペディア(EXPE)の株3,370万株を買収することに最終合意した。
また、USAネットワークスは、他の会社が保有しているエクスペディア株についても買収を検討している模様。 CNN
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