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今日の米国株式市場・バックナンバー
U.S.A 7月13日・
金 > Japan 7月14日・
土
13日の金曜日となった米国株式市場は、米景気と企業収益回復に期待感が集まり、ナスダック、ダウ指数とも続伸。
しかし、減益警告を発する企業が相次ぎ、収益を懸念する声は依然として強いことから、慎重派の投資家らによる積極的な売買は手控えられた。
ナスダックは、一部のハイテク株に売りが先行し上値は重く、小幅高で終了。
ダウも、前半には上げ渋る場面を見せたが午後にかけ安定した上げを見せ3日続伸となった。
ナスダックは、ジュニパーネットワークスが売られる中、シスコ・システムズやデル・コンピューターなどの大型ハイテク株に買いが集まり小幅高。
9.05ポイント高の2,084.79ドル。
取引高は約15億株。
ダウは、好決算を発表したゼネラル・エレクトリックが本日も引き続き買われ、減益警告を発したアドバンスド・マイクロ・デバイスなどの下げをカバー。
60.07ポイント高の10,539.06ドル。
取引高は約11億株。
◎6月の米卸売物価指数(PPI)は、季節調整済みで前月比0.4%低下し、1999年2月以来最大の下げ幅を記録した。
アナリストらは0.1%低下を予想していた。
一方、振れの大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は0.1%上昇。
また個別に発表された、卸売売上高は0.2%上昇とアナリストらの予想を小幅に下回る結果に。 CNN
◎玩具メーカー大手のトイザラス(TOY:Research,
Estimates)
は、米景気減速を原因に、第2四半期の損失幅見通しを拡大。 CNN
◎アメリカン・オンラインとタイム・ワーナーの親会社であるAOLタイム・ワーナー(AOL:Research,
Estimates)は、英出版社IPCメディア買収に最終合意する模様。
正式な発表は来週を予定。 CNN
◎通信大手ジュニパー・ネットワークスス(JNPR:
Research, Estimates)
の第2四半期における収益は、下方修正された事前予想を1セント上回る1株あたり9セント(2,930億ドル)に。
販売高は昨年同期比79%増しの2.02億ドル。 CNN
U.S.A 7月12日・
木 > Japan 7月13日・
金
木曜日の米国株式市場は、マイクロソフトの明るい業績見通しを受け、米企業の収益悪化懸念が緩和されたことから、ナスダック、ダウ指数とも大幅続伸。
ソフトウェアメーカー最大手のマイクロソフトは、前日通常取引終了後に第4四半期の業績見通しを上方修正し株価を急騰させた。
また、ヤフーやモトローラが、昨年同期からは大幅減収となったものの、事前予想を上回る決算を発表し、先行きに対し比較的明るい見通しを述べたことも買い材料に繋がった模様。
ハイテク株の比率が高いナスダックは、5月依頼初の3桁の上げ幅を記録。
ダウも、収益回復への期待感からブルーチップに買いが優先し200ポイント以上の上げ幅をつけ終了した。
ナスダックは、マイクロソフトを筆頭にシスコ・システムズやオラクル、インテルなどに買いが膨らみ大幅続伸。
103.71ポイント高の2,075.75ドル。
取引高は約18.6億株。
ダウは、好決算を発表したゼネラル・エレクトリックが牽引役となりシアーズやウォルマートなどに買いが優勢。
237.97ポイント高の10,478.99ドル。
取引高は約13.8億株。
◎ソフトウェアメーカー世界最大手のマイクロソフト(MSFT:
Research, Estimates)
は、前日通常取引終了後に第4四半期の業績を上方修正し株価を急騰させている。
同社の発表によると、景気減速にも関わらず、最近発売されたオフィスXPや、10月発売予定のウィンドウズXPなどが製品需要を促進するとし、売上げが事前予想から最大3%上回るだろうとの明るい見通しを述べた。
また、同四半期に投資損失の26億ドルを計上することを発表。 CNN
◎携帯電話メーカー世界第2位のモトローラ
(MOT:Research, Estimates)
,は、第2四半期の売上げが激減したことから、2四半期続けての赤字決算を発表した。
製品需要の低下から、売上げは19%減の75億ドルとアナリストらの予想をも下回る結果に。
しかし損益については、1株あたり11セントと予想より赤字幅を小幅縮小させた。
同社は、経費削減の一環として2万5,000人の人員削減を実施しており、次四半期には黒字決算へ転換できるのではとの前向きな見通し。 CNN
◎インターネット大手のヤフー(YHOO:
Research, Estimates)は、以前として続くドット・コム業界の倒産や経営不振が影響し、第2四半期の大幅減収減益を発表した。
しかし、収益の伸び悩みに苦しんでいた広告事業は、2002年から回復するだろうとの予想に好感が集まり、株価は急反発。 CNN
U.S.A 7月11日・
水 > Japan 7月12日・
木
水曜日の米国株式市場は、米企業への収益悪化懸念が強まる中、積極的な売買は手控えられたもののナスダック、ダウ指数とも小反発。
ソフトウェアメーカーのコンバース・テクノロジーは減益警告を、またPCメーカーのコンパック・コンピューターは人員削減幅を拡大、鉄道会社のCSXについては明るい先行きの見通しを発表。
マーケットには買い、売り材料の両方が揃っていたものの、ヤフーやモトローラなどの大手企業による業績発表を通常取引終了後に控え、上値は重く小反発にとどまった。
ナスダックは、シスコ・システムズやJDSユニフェイスなどが積極的に買い戻される中、クアルコムやワールドコムが下げ、上げ渋り2,000ドル回復には届かなかった。
9.22ポイント高の1,972.01ドル。
取引高は約17.3億株。
ダウは、シティ・グループやボーイングなど一部の銘柄に売りが先行する中、ゼネラル・モーターズやIBMが高く上昇。
65.38ポイント高の10,241.02ドル。
取引高は約13.7億株。
◎AT&T(T:Research,
Estimates)
の取締役会長マイケル・アームストロング氏は、コムキャスト社(CMCSA:Research, Estimates)
が提示するAT&Tのケーブルテレビ事業買収に対し真剣に考慮するとの意を表明。 CNN
◎遠距離通信系ソフトウェアメーカーのコンバース・テクノロジー(CMVT:
Research, Estimates)
は、今四半期と先2年間の収益・販売高見通しを下方修正し株価を急落させている。
ユーロ対ドルでドルが強いことと、通信機器の需要が低下していることを原因に、同社はアナリストらが予想していた1株あたり43セントを大幅に下回る1株あたり28セントへと第2四半期の収益見通しを引き下げた。 CNN
◎PCメーカー大手のコンパック・コンピューター(CPQ:Research,
Estimates)
は、前日通常取引終了後に景気減速が米国にも広まっているため、更なる経費削減が必要であると述べ、1,500人の追加人員削減を発表した。
しかし、第2四半期の収益に対しては、目標利益を達成するだろうとの明るい見通しを述べた。
同社は、今年4月に7,000人の人員削減を発表したばかりで、3,500人はすでに削減済み。
総労働力の13%にあたる計8,500人の人員削減で約9億ドルの経費削減となる。 CNN
U.S.A 7月10日・
火 > Japan 7月11日・
水
火曜日の米国株式市場は、通信大手企業による減益警告を受け、企業収益と米景気回復への期待感が後退し、マーケットには失望売りが優先。
光ファイバーケーブル最大手のコーニングが業績の下方修正と追加人員削減を発表し、ハイテク企業の先行きに不安感を残したことから、通信株を中心に売りが膨らみ、ナスダックは3週間ぶりに2,000ドルの大台を下回り終了。
またダウは、金融株が軒並み安く、マイナス圏での取引に終始した。
ナスダックは、前日堅調だったシスコシステムズやシエナ、オラクルなどの通信株が売られハイテク全般の下げを誘導し急反落。
63.92ポイント安の1,962.79ドル。
取引高は約16.3億株。
ダウは、前日に引き続き買収案を提示されたAT&Tやボーイングなどが高い中、J.P.モルガン・チェイスやアメリカン・エキスプレスなどの金融株が売られ大幅安。
123.76ポイント安の10,175.64ドル。
取引高は約12.4億株。
◎5月の米卸業者の在庫品は、衣類や食料、医薬品などが増え、前月比0.2%増しの季節調整済みの3026億ドルと昨年11月以来最高の伸びに。 CNN
◎石油生産大手のアメラーダ・ヘス(AHC:
Research, Estimates)
は、同業ライバル社トリトン・エナジー(OIL: Research,
Estimates)の買収に最終合意した。
買収額は27億ドルの現金に加えて、推定5億ドルの負債を引き継ぐ方針。
ヘスの広報部によると、合併は今年の第3四半期に終結され、2002年度における収益と石油生産量の上昇が予測される。 CNN
◎光ファイバーケーブルメーカー最大手のコーニング
(GLW: Research, Estimates)
は、高速通信業界の成長減速を受け、人員削減や工場閉鎖などで収益回復をはかる。
同社は、1,000人の追加人員削減と、3工場の閉鎖で第2四半期に約51億ドルの特別損失を計上する見通し。
コーニングは今年に入り、すでに3,500人の従業員を解雇している。 CNN
U.S.A 7月9日・
月 > Japan 7月10日・
火
月曜日の米国株式市場は、米企業の収益回復に期待感が広まり、ハイテク株を中心に買いが膨らんだことから、ナスダック、ダウ指数とも反発。
ここ数日間にわたり、大手企業による減益警告を相次ぎと受け、早急な収益回復は見込めないだろうとの悲観的な声が強く失望感からマーケットは急落。しかし、週明け月曜日の今日は、先週の4日続落を受け割安感から買いが優勢し反発。
しかし、今週から4-6月期の決算発表が本格化されることから、様子見ムードが強く積極的な売買は手控えられた。
市場関係者の間では、ハイテク企業の業績は底入れ対し底入れ感が強まり、との楽観的見解が広まったことも買いにつながった模様。
ナスダックは、シスコシステムズやサン・マイクロシステムズ、オラクルなどの通信関連株が堅調で5日ぶりに上昇。
22.55ポイント高の2,026.71ドル。
取引高は約14億株。
ダウは、買収案を提示されたAT&Tが急反発しメルクやプロクター&ギャンブルなど幅広い銘柄に買いが入り反発。
46.72ポイント高の10,299.40ドル。
取引高は約10.4億株。
◎米ケーブルテレビ会社のコムキャスト(CMCSK:Research,
Estimates)
は、通信大手AT&T(T:Research, Estimates)
が所有するケーブル事業、AT&Tブロードバンドの買収案を提示。
買収額は445億ドル相当の株式交換と、推定される135億ドルの負債を引き継ぐ方針。
本日、AT&Tの株は合併に対し好感を受けてか高く取引されている。一方、コムキャストは10%近く安い。 CNN
◎オンライン食料雑貨店のウェブバン・グループ
(WBVN: Research, Estimates)
は、経営不振から事業を閉鎖する意を表明し、破産保護の申し立てを正式に提出した。
同社は今年4月に経費削減と事業再編成の一環として、900人の人員削減を実施し、新たに最高管理責任者を任命した。
オンラインで食料雑貨品を販売するようになってから約2年間、ウェブバン・グループは収益が伸び悩み、赤字決算に苦しんでいた。 CNN
◎コンピューターシステムメーカーのNCR
(NCR:Research, Estimates)
は、米景気減速を反映し、収益低迷から第2四半期の業績見通しを下方修正した。
アナリストらの事前予想利益は1株あたり57セントだったのを、同社は1株あたり35から37セントになるだろうと、見通しを大幅に引き下げたことが嫌気され、NCRの株は急落。 CNN
U.S.A 7月6日・
金 > Japan 7月7日・
土
金曜日の米国株式市場は、大手ハイテク企業の減益警告を相次ぎ受け、景気回復への期待感が後退し、ハイテク株を中心に失望売りが先行。
ナスダック、ダウ指数ともに10週間の安値を更新して今週の通常取引を終えた。
ハイテク株の比率が高いナスダックは、業績を下方修正したチップメーカー大手のアドバンスド・マイクロシステムズが半導体株の下げを誘導し急落。
またダウも、EMCやBMCソフトウェアなどのハイテク株が大きく下げ、大幅続落となった。
ナスダックは、アドバンスド・マイクロシステムズやインテルなどの半導体株を中心に売りが膨らみ急落し、4月17日に安値を更新した。
75.92ポイント安の2,004.16ドル。
取引高は約14億株。
ダウは、EMCやBMCソフトウェアや好決算を発表したのにかかわらず下げに転じたアルコアなど幅広く売られ大幅安。
227.25ポイント安の10,252.61ドル。
取引高は約10億株。
◎6月の米失業率は、前月比0.1%上昇の4.5%と小幅増しに。
アナリストらは4.6%を予想していた。また、非農業部門における雇用者数は、11万4,000人減と予想されていた4万人を大幅に下回った。
時間当たり平均賃金は、米景気減速を反映し14.29ドルと低い伸びにとどまった。 CNN
◎コンピューターチップメーカー大手のアドバンスド・マイクロ・システムズ(AMD:
Research, Estimates)
は、製品需要の低下と半導体業界の激しい競争を原因に次四半期の業績見通しを大幅下方修正した。
同社の株は発表後急落し、本日は前日終値から25%近く安く取引されている。
また、チップ製造最大手のインテル(INTC)
が連れ安し、半導体セクターを中心に売りが広まっている。 CNN
◎データ保管サービスのEMC(EMC:
Research, Estimates)
は、今月18日に第2四半期の業績発表を控え、前日通常取引終了後に米景気減速を原因に見通しを下方修正した。
アナリストらが予想する1株あたり17セントから大幅ダウンの1株あたり4から6セントとの新しい見通しを発表。
同社は一ヶ月前に、経費削減をはかり総労働力の4%にあたる1,100人の人員削減を発表していた。 CNN
U.S.A 7月5日・
木 > Japan 7月6日・
金
祭日明け木曜日の米国株式市場は、通年以下の取引量の中、複数の企業が相次ぎ業績見通しを下方修正したことが嫌気され、ナスダック、ダウ指数とも続落。
減益警告を発し、株価を半値以下まで下げた英通信最大手のマルコーニが、通信株の売りを誘ったことから、ナスダックは急落。
またダウは、売上げ低迷を懸念した卸売株を中心に売りが膨らみ、マイナス圏での取引に終始した。
ナスダックは、マルコーニを筆頭にシエナやシスコシステムズ、エリクソンなどの通信セクターが売られ大幅続落。
60.68ポイント安の2,080.12ドル。
取引高は約13億株。
ダウは、見通しを下方修正したフェデラル・デパートメント・ストアが牽引役となり、ウォル・マートやホーム・デポなどの大型卸売り株が軒並み安く売り一色。
91.25ポイント安の10,479.86ドル。
取引高は約9.29億株。
◎6月の米企業の労働者解雇者数は12万4,852人と昨年同月から624%の上昇。
通信関連企業の解雇率が一番高く、自動車、コンピューター、電子機器製造業が後に続く。
雇用統計の発表を翌日に控え、アナリストらは6月の失業率は4.6%に上昇するだろうとの予想。 CNN
◎メイシーズやブルーミングデールズ(FD:
Research, Estimates)
などの巨大卸売りチェーン店の親会社であるフェデラル・デパートメント・ストアは、売上高減退と過剰在庫が原因で第2四半期と2001年度における収益見通しを下方修正した。
また、ウォルマート(WMT)やKマート(KM)、ターゲット(TGT)などの同業ライバル社も米景気減速から収益低迷に悩まされている。 CNN
◎英通信最大手のマルコニ(MONI)は、減益警告と人員削減を発表後、株価を半値以下まで急落させている。
同社は、販売高と収益見通しを大幅下方修正し、経費削減の一環として4,000人の人員削減を検討している模様。
マルコニの急落を受け、エリクソン(ERICY)やシエナ(CIEN)、シスコ・システムズ(CSCO)などの通信機器セクターに売りが優先。 CNN
U.S.A 7月3日・
火 > Japan 7月4日・
水
火曜日の米国株式市場は、デュポントやその他の企業による収益見通しの下方修正が嫌気され、ナスダック、ダウ指数とも小幅安。
独立記念日の祭日を明日に控え、本日のマーケットは取引時間を3時間短縮させ午後1時に終了した。
先週の利下げや、最近発表された経済指数が予想以上の強さを見せ、米景気回復への期待感が強まりマーケットには買いが優勢。
しかし、過去24時間内にデュポントを筆頭に、ペイレス・シューズやブロードヴィジョンなどの大手企業が減益警告を発し先行きに対し不安感を残したことが売りに繋がった模様。
ナスダックは、業績見通しを下方修正し株価を半値以上急落させたインターネット・セキュリティーシステムやブロードビジョンがハイテク株全般の下げを誘い、続落。
7.92ポイント安の2,140.80ドル。
取引高は約8.91億株。
ダウは、デュポントや3Mが先日に引き続き売られ反落。
22.61ポイント安の10,571.11ドル。
取引高は約6.22億株。
◎米5月の米工場受注は前月比2.5%の上昇と、アナリストの予想をも大幅に上回る高い伸びに。景気回復への期待感が広まる。 CNN
◎米景気減速がヨーロッパやアジア市場に悪影響を与えたとし、第2四半期と今年度の業績見通しを下方集背いした多角経営の3M(MMM:Research,
Estimates)が株価を急落させ、ダウ指数の下げを誘導している。
また、ソフトウェアメーカーのインターネット・セキュリティー・システムズも、次四半期の収益が予想を下回るだろうとの減益警告を発し、株価を半値近くまで下げている。
金融サービス関連のソフトウェアメーカーのMultex.comも同じく見通しを下方修正した。 CNN
◎欧州委員会は、本日3日、米ゼネラル・エレクトリックス(GE:Research,
Estimates)
とハニーウェル・インターナショナル(HON:Research, Estimates)の合併計画を公式に認めない決定を下した。
米司法省では42億ドル規模の合併案に対し、すでに許可は下りていたものの、欧州委員会側は、GE社がハニーウェルを買収することによりヨーロッパにおける航空機エンジン市場の自由競争が阻害される疑いがあるとし差し止めを決定した模様。 CNN
U.S.A 7月2日・
月 > Japan 7月3日・
火
週明け月曜日のマーケットは、米景気が先6ヶ月で回復に向かうだろうとの期待感から、ブルーチップに買いが先行しダウは急反発。
先週水曜日に発表された利下げ幅が0.25%にとどまったことや、今朝方発表となった経済指数が予想以上の強さを見せたことが、買い材料につながった模様。
一方、システム不調から金曜日に取引時間を1時間延長したナスダックは、不安感から積極的な売買が手控えられたせいか、買いが持続せず、6日間続伸に歯止めをかけ6月22日以来初めてマイナス圏で終了した。
ナスダックは、薄商いの中、利益を確定する動きが目立ち小幅安で取引を終えた。
11.82ポイント安の2,148.72ドル。
取引高は約14億株。
ダウは、業績見通しを下方修正したにも関わらず3Mが急騰し、キャタピラーやジョンソン&ジョンソンなどのブルーチップに買いが優勢。
91.25ポイント高の10,593.72ドル。
取引高は11億株。
◎米6月の全米購買部協会景気指数(NAPM)は、前月5月の42.1から大幅アップの44.7と高い伸びに。
エコノミストらの予想も上回ったことから、米景気は最悪期を越えたのでは、との声も強い。 CNN
◎多角経営の3M(MMM:Research,
Estimates)は、米景気減速がヨーロッパやアジア市場に影響し、第2四半期と今年度の業績見通しを下方修正。
同社は4月にも2001年度の収益見通しを下方修正し、経費削減の一環として総労働力の7%にあたる5,000人の人員削減を発表した。 CNN
◎ユナイテッド航空(UAL:
Research, Estimates)は、43億ドルにのぼるUSエアーウェイズ・グループ
(U:Research, Estimates)
買収計画を断念する意を表明。
両社の合併を巡り、航空業界の市場独占を懸念し、米当局が買収の認可に難色を示していたことが原因の模様。
ユナイテッド航空は本日月曜日に正式に契約破棄を発表する見通し。 CNN
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