Back Number 010515
今日の米国株式市場・バックナンバー
U.S.A
6月14日・ 木
> Japan 6月15日・
金
CNBC Market Watch ではタイトルを、Blue chips go over edge とマーケットの状況を報じている。
トリプリウィッチ前日にあたるマーケットは、悪い企業業績ニュースや、GEの合併立ち消えなどという、ネガティブなニュースによって投資家の心理が冷え込んだようで、ダウ・ナスダックとも大きく下げた。
バイオ、ペーパー、輸送機関、化学物質、天然ガスなど多くのセクターが下げ特に、ソフトウエアやチップセクタは特に軟調。
経済関連のニュースによる景気後退に対してFEDは、6月26日と27日に政策のミーティングを予定している。
ウォール街ではこの6月下旬のFEDによる利下げ幅は4分の1ポイントカットだろうと期待している。
ナスダック総合指数は、77.59ポイント( 3.7%)下げ 2,044.07 ポイントで終了。
取引高は約18億株。
ダウ指数は、181.49ポイント(
1.7%)下げ 10,690.13で終了。
取引高は約12億株。
◎今日5月の卸売価格と、失業手当請求数売指標
が発表された。労働省の報告によると、生産者価格指数は、4月の0.3%上昇に比べ5月は0.1%と低い数字。
食品と燃料を除いた生産者価格指数は前月と同じ0.2%の上昇。
インフレーションの圧力は、アナリストの予想より弱いという結果となり、インフレーションの心配は薄れてきている。
Briefing.com の調査では先週の失業手当請求数 432,000から今週は 425,000 へ低下すると予想。
労働省発表の失業手当クレーム数は先週の44万件から42万8千件へと減少したが、ここ4週間の平均は1992年8月8日以来の高い水準となっている。
また企業の4月の在庫状況については、3月の0.3%の下落に比べ、4月は0.1%と予想されている。
金曜日には小売価格が発表される。
明日金曜日はトリプルウィッチング。
◎エリー・リリー(LLY:NYSE
- news)は、坑鬱剤のプロザックに対抗する新製品 Xigrisの認可待ちだが、プルーデンシャル・セキュリティーズのティム・アンダーソン氏は、FDAによる認可が遅れるとの観測を発表したが、株価の目標価格は98ドルと強気な設定は崩していない。
◎コーニング (GLW:
news,
msgs,
alerts)は、メリルリンチにによる格下げで、大きく値を下げた。アナリストはマージンの高いファイバー市場での売り上げがしばらく低調になるうえに、この価格がアジアのマーケットにも大きく影響すると予測している。
◎JDSユニフェーズ(JDSU:
news,
msgs,
alerts) は、第4四半期の売上げを6億ドルと、1億ドル低い売り上げ予想で、軟調な展開となった
U.S.A
6月13日・ 水 > Japan 6月14日・
木
今日発表されたFRBのベージュブック(地区連銀経済報告)によると、小売販売が依然弱く、4月・5月の経済活動減速を示唆したため、マーケットは軟調な展開となった。
ベージュブックは各連銀の地域の経済報告をまとめたもので、FRBの金融政策決定の判断材料として使用されている。
セクター別に見ると、製造業は弱く、個人消費も低調で、唯一強いのはエネルギー関連。 ベージュブックの内容
ナスダック株価指数は48.29ポイント安の2121.66。
出来高は、15.3億株。
ダウ平均は76.76ポイント安の10,871.62。
出来高は、10.6億株。
◎今日の朝方発表の5月小売指標は継続的に経済成長の鈍化を示唆。
小売指数は、小売業全体の動向、特に個人の消費動向を知る上で重要な指数と見られている。サービス業の数値は省かれている。通常、月末から2週間後に発表される。
全体的な指数として、0.2%の予想が発表では0.1%。
ちなみに先月4月は1.1%の上昇。
自動車を除いた指数を見ても、予想0.4%が実際には0.3%と低い数字となっている。
4月は0.8%上昇の上昇。
◎リーマンブラザーズは携帯電話大手エリクソン(ERICY:
news,
msgs,
alerts)の2002年予想として、短期的にはヨーロッパと日本のマーケットはまだ弱いという見解を発表。
◎エキストリームネットワーク(EXTR
news)は、第4四半期の業績がおおむね好調という観測を発表。
◎マイクロテスト(MTST
news)は、Danaher (DHR:
news)による買収のニュースで急騰。
マイクロテスト社は、コンピュータ・ネットワークのマネージメントのための製品の開発会社。
U.S.A
6月12日・ 火
> Japan 6月13日・
水
マーケットは、ノキアやルーセントなどの企業業績の先行き不安から大きく売られて始まったが。マーケットだが、NYのFED高官ウィリアム氏が減税による経済の活性化を予想したことを好感、午後には大きく値を戻した。
キアの業績懸念の影響で、通信機器メーカーや関連業種をはじめとして、一時ハイテク株が売り込まれた。
しかし、午後から買戻しが入り、ほぼ昨日と同じ水準まで戻し、ナスダック総合指数は0.83ポイント安の2169.95ドルで終了した。
取引高は17.1億株
ニューヨーク市場の銘柄は、ボーイング
(BA
Research,
Estimates)、プロクターアンドギャンブル
(PG
Research,
Estimates)、3M
(MMM
Research,
Estimates)などが堅調で、ダウ平均は26.29ポイント高の10948.38で終了。
取引高は11.3億株
◎携帯電話大手ノキアNokia
(NOK
Research,
Estimates)は、第二四半期の業績が業績予想の0.2ユーロ/株の予想より悪い0.15-17ユーロ/株の業績予想を発表。
◎モーガン・スタンレーのアナリスト、ディーン・ウィッターはデルコンピュータ(DELL:
news,
msgs,
alerts)をニュートラルからアウトパフォームへとアップグレードし、目標価格を33ドルに設定。
◎SG Cowen氏は、Tibco Software(TIBX:
news,
msgs,
alerts)をニュートラルから、バイへ格上げ。
◎GE(GE:
news,
msgs,
alerts)は、欧州共同体委員会と、ハネウェル社(HON:
news,
msgs,
alerts)の購入について依然協議中。
◎米国と南米へサービスを提供してる、衛星放送のDirectTVは第2四半期の加入者増加の伸びが予想より悪くなりそうだと発表。
◎ゼネラル・モータース
(GM:NYSE - news),は、年間売り上げ予想を下方修正。
◎クラフト食品(KFT:
news,
msgs,
alerts)はIPO史上2番目という規模のIPOとなり、通常の8倍もの取引高を記録、2億8千万株の取引が行われた。
◎ルーセント (LU
news)は、S&Pによって、電話市場の先行き不透明感と、キャッシュフローの減少という理由で、格付けをトリプルBマイナスからダブルBプラスへと格下げされた。
U.S.A
6月11日・ 月 >
Japan 6月12日・火
ダラス連邦準備銀行のRobert McTeer氏が、合衆国経済が底を底を打ったが、反面失業率が今後何カ月もに上昇するであろうという矛盾した要素のコメントを述べたことも影響してか、投資家は売買を手控える傾向となり、マーケットは軟調に推移。
さらに日本の経済が低迷するというニュースも加わり、グローバルにビジネスを展開している銘柄も軟調で終始した。
ewlett-Packard
(HWP: down $0.74 to $27.80,
Research,
Estimates)
Microsoft
(MSFT: down $1.07 to $72.12,
Research,
Estimates)
Applied Materials
(AMAT: down $1.65 to $53.62,
Research,Estimates)
Qualcomm
(QCOM: down $1.46 to $59.78,
Research,
Estimates)
ナスダック株価指数は44.32ポイント安の2,170.78。
取引高は13.9億株と今年に入って4番目に少ないボリュームを記録した。
ダウ銘柄も、オイル、ユーティリティー、天然ガスを除き、薬品株をはじめとして、以下のように幅広いセクターの銘柄が軟調な展開となった。
Johnson & Johnson
(JNJ: down $0.64 to $101.37,
Research,
Estimates), Merck
(MRK: down $1.97 to $72.25,
Research,
Estimates), Honeywell
(HON: down $1.26 to $45.25,
Research,
Estimates)
Caterpillar
(CAT: down $0.97 to $53.36,
Research,
Estimates)
ダウ・ジョーンズ工業株平均指数は54.91ポイント安の10,922.09。
取引高は8.55億株。
◎フォトショップでおなじみのアドベシステムズADBE,
News,
Boardsは、木曜日の業績発表を控え、業績見積りを上回ることが予想されている。
アナリストは3億4500万ドルの収入と、1株あたり29セントの利益を予想している。
◎Harbour Report によると、ジェネラルモータース・(GM:
Research,
Estimates) は、昨年の労働生産性が8%増加したことで、4%下落したライバルメーカーのフォード社(F:
Research,
Estimates),との生産性のギャップが縮小したと報じた。
ウォールストリート・ジャーナル誌は、過去十年間にフォードがこの労働生産性のギャップによって、何十億ドルもの利益を上げていたと報じた。
現在では、2社間の労働生産性のギャップは労働者一人の1時間分にまで縮まっているという。
◎Juniper
Networks (JNPR:Nasdaq - news)は金曜に業績警告を受けて値を下げたが、同社だけではなく、コンピュータサーバーメーカーのサンマイクロシステムズ
(SUNW
news)
PC メーカーのヒューレットパッカード (HWP
news)
金融関連のJPモーガン(JPM
news),
ネットワークのブロードコム(BRCM
news)
スリーコム (COMS
news)
ハンドヘルドデバイスノメーカー、ハンドスプリング(HAND news)
チップメーカーの Lattice Semiconductor (LSCC
news) なども、第二四半期の業績が懸念されている。
◎マーケット開始前は、比較的フラットで今日は、株価が動くきっかけになる、ニュースが不足気味の状態での、オープンとなりそうだ。
U.S.A
6月8日・金 >
Japan 6月9日・土
週末のマーケットは、朝方にニューヨーク株式取引所でソフトウエアの不具合によるシステム不調が発生。
約80分間取引ができない状態となり、正午前には復旧したが、週末を控えていることもあって取引量は少なく、薄商いのまま終了。
ナスダックは、Juniper
NEtwork や3Comなどのセミコンダクター会社による需要の低下から、販売減少の傾向は引き続く模様とのニュースで、軟調な展開となった。
48.9ポイント安の2,215.10ドル。
取引高は14.4億株。
ダウは、金融、薬品、航空、バイオ工学関連が軟調で値を下げたが、ユーティリティーやオイル、天然ガス関連は下落の影響を受けずに堅調に推移した。
113.74ポイント安の10,977ドル。
取引高は7.16億株で2001年の最低の取引高となった。
◎ジャニパーネットワークスは第二四半期の一株あたりの利益予想を当初の24セントから8-9セントとの見積もりを発表(JNPR:
news, msgs,
alerts)
収入は当初予想の3億3000万ドルから減少し、2億ドル前後と予想されている。
同社は、この予測に対して、8-9%の経費削減を計画しているという。
◎同じくネットワーク機器の大手シスコの株価は6.1%下落したが、ジャニパーネットワークス(JNPR)は18.5%の下げを記録。
◎世界最大のチップメーカーのインテルは現在の第4四半期の販売の低調さは、予想通りでボトムにある状態だという見解を発表、また今後の見込みについては、依然不透明であるという。
◎マーケットの資金の流れだが、6月6日現在で資金流入が109億ドル、資金流出は36億ドル。
◎前週の合衆国株式の自己資本は、資金流入が72億ドル、資金流出は12億ドル。
U.S.A
6月7日・木 >
Japan 6月8日・金
木曜日の米国株式市場は、半導体需要の回復期待感から同セクターを中心に買いが膨らみ、マーケットは急反発。
米半導体工業会が、半導体業界は最悪期を脱し回復に向かっているとの前向きな見通しを述べたことが支援材料になった。
ハイテク株全般が底高くナスダックが力強い上げを見せる中、ダウも反発はしたものの金融株やタバコ起訴に敗訴し多額の賠償金を支払うこととなったフィリップモリスが下げに転じ、小幅高にとどまった。
ナスダックは、サイプレス・セミコンダクターやアルテラ、ナショナル・コンダクターなどの半導体株が牽引役となり急反発。
46.27ポイント高の2,264ドル。
取引高は16億株。
ダウは、ハイテク株が堅調に推移する中、フィリップモリスや金融株のJ.P.モルガン・チェイス、バンク・ワン、アメックスなどが軒並安く、上値は重い。
20.03ポイント高の11,090.87ドル。
取引高は10億株。
◎赤字決算を予想されていたチップメーカー大手のナショナル・セミコンダクター(NSM:Research, Estimatesにおける第4四半期決算は収支トントンの収益なしに。
アナリストらは1株あたり3セントの損失を予想していた。販売高は、昨年同期から32.3%減少の4.012億ドルに。
本日のマーケットでは半導体セクターに買いが先行している。 CNN
◎米大手卸売店における5月の売上高は、米景気減速と例年より気温が低く降水量が多い悪天候が影響し、低い伸びに。
最大手のウォルマート(WMT:
Research, Estimates)
が唯一、前月比3.8%増しの好調な売上げを発表したが、シアーズ(S)、J.C.ペニー(JCP)、フェデレイテッド・デパートメント・ストア(FD)などは、揃って予想を下回る減益を発表した。 CNN
◎ボーイング社(BA:Research,
Estimates)
は、本日同社が製造中のジェット機737の機体7機に故意に加えられたと思われる損傷を発見。
営業妨害を狙い、何者かがワシントン州レントンにある工場に侵入し、ボーイング側の製造ミスを装った損傷を機体に加えた模様。
現時点では容疑者はあがっていない。
損傷は機体の性能そのものに影響を与える程大きなものではなかったことから、厳密な検査後、依頼者に配達する模様。 CNN
U.S.A 6月6日・水 >
Japan 6月7日・木
水曜日の米国株式市場は、相次ぎ発表された大手企業の減益警告が嫌気され、ナスダック、ダウ指数とも約1週間ぶりの下落。
証券大手のJ.P.モルガン・チェイスとPC関連機器メーカーのヒューレット・パッカードは、景気減速を理由に収益見通しを下方修正し、両社の株は下げに転じ、前日100ポイント以上高騰したダウは急反落。
またナスダックも、前半一時小高い場面を見せたが、半導体関連株を中心に売りが膨らみ小幅安で取引を終えた。
ナスダックは、半導体製品の需要低下から今四半期の収益と販売高見通しを下方修正したATMIを筆頭に半導体株に売りが優先し反落。
15.93ポイント安の2,217.73ドル。
取引高は17億株。
ダウは、J.P.モルガン・チェイスとヒューレット・パッカードが下げを誘導し大幅下落。
105.60ポイント安の11,070.24ドル。
取引高は10億株。
◎経営不振に悩む通信機器メーカー大手のルーセント・テクノロジー(LU:
Research, Estimates)は、経費削減をはかる大規模な人員削減として、10,000人の従業員に対し条件付の早期退職プランを提示する。
対象者は、米在住で勤務期間が最低15年の年齢は50歳以上の従業員。
同社は今年1月に事業再編成の一環として1万人のリストラ計画を発表していた。 CNN
◎コンピューター関連機器メーカー大手のヒューレット・パッカード(HWP:Research,
Estimates)は、世界的なテクノロジーへの投資減退を原因に、次四半期の収益見通しを下方修正。
目標収益を達成するためにも、更なるコスト削減をはかる模様。 CNN
◎証券・銀行大手のJ.P.モルガン・チェイス
(JPM:Research, Estimates)
は、2001年度における残り3四半期の業績が第1四半期を下回るだろうとの減益警告を発表し、株価を急落させている。
複数の証券アナリストらは、同社の株式評価を格下げし、割安感が生じている。
ダウ銘柄のアメックス(AXP)やシティグループ(C)などの同金融株が連れ安している。 CNN
U.S.A 6月5日・火 >
Japan 6月6日・水
米国マーケットは4連続日で上昇を記録した。特にダウ平均株価は100ポイント以上の強い上昇を示し、ここ15ヶ月間で最大の損失を記録したナスダックも、堅調に株価が上昇している。
あるアナリストは、マーケットの底は打ったのではないかという、見方も出はじめ、Bear
Stearns のチーフ・インベストメント・ストラテジスト、Elizabeth
Mackey氏は、4月18日の連邦準備銀行による利率削減で投資家を驚かせた効果が波及して、マーケットの調子を変化させたのではないかと述べている。
ナスダック総合指数
ルーセントテクノロジーやザイリンクの利益目標を好感し、ナスダック銘柄の特定のセクターによる、堅調な推移も影響して、ナスダックは
3.6% 上昇。
取引高は、18.4億株。
ダウ総合指数
ダウ銘柄は、小売、エネルギー、薬品関連セクターが堅調
取引高は、11.1億株。
◎第1四半期の非農業部門における米労働生産性は、季節調整済みで前期比1.2%減少と過去8年間で最大の下げ率を記録。
前期の第4四半期は2%の上昇。米景気回復への期待感を減退させる結果となった。
また、個別に発表された、4月の新規工場受注も前月比3%減と予想を上回る下げ幅に。
FEDは金融緩和をはかり、今年に入り5度にわたる利下げを実施。
しかし依然として、米景気回復が見込めないことから、6月26から27日に予定されているミーティングでの追加利下げの可能性も強い。 CNN
◎ドット・コム企業が経営不振に悩む中、オンライン販売最大手のアマゾン・ドット・コム(AMZN:Research,
Estimates)は、第4四半期に初の黒字決算を発表する見通し。 CNN
◎ピザ専門チェーンレストランのカリフォルニア・ピザ・キッチン(CPKI:
Research, Estimates)
は、売上げ激減から第2四半期の収益が予想を下回るだろうとの減益警告を発表。 CNN
U.S.A 6月4日・月 >
Japan 6月5日・火
週明け月曜日の米国株式市場は、米企業に対する収益低迷懸念が根強い中、市場関係者の間では景気回復への期待感が広まり、ナスダック、ダウ指数とも3営業日続伸。
しかし、先行きの不透明感から積極的な売買を手控える投資家らも多く、出来高は少なく先週に引き続き薄商いとなった。
ナスダック総合指数
ナスダックは、インテルやアプライドマテリアルズなどの一部の半導体株が安い中、シスコシステムズやオラクル、ノーテルネットワークスなどの主要ハイテク株に押し目買いが入り、小幅続伸。
6.49ポイント高の2,155.93ドル。
取引高は13億株。
ダウ平均指数
ダウは、ゼネラル・モーターズやウォルマートなどの景気敏感株が売られたが、Exxonモービルなどの石油株やジョンソン&ジョンソンなどの製薬株に買いが先行し、5月29日以来はじめて11,000ドル台を上回った。
71.24ポイント高の11.061.65ドル。
取引高は8.38億株。
◎チャレンジャー・グレイ&クリスマス社が統計した5月の米企業解雇者数は、前月4月から52%減の8万140人にと5ヶ月ぶりの減退。
通信、コンピューター、インターネットなどのハイテク関連企業における人員削減が全体の39%を占めている。 CNN
◎ソフトウェアメーカー最大手のマイクロソフト(MSFT:
Research, Estimates)
と、インターネット大手のアメリカン・オンライン(AOL: Research,
Estimates)
を巡る提携案は、依然として議案中。
マイクロソフト社が新しく発表する、ウィンドウズXPに、AOLのソフトウェアを搭載するための交渉が難航している模様。 CNN
◎半導体メーカー大手のサイプレス(CY:Research,
Estimates)
は、半導体製品の需要低下を原因に、第2四半期の収益が当初の事前予想を下回るだろうとの減益警告を発表。
サイプレスが予想する次四半期の収益見通しは、1株あたり2セントと昨年同期の1株あたり50セントを大幅に下回る。 CNN
U.S.A 6月1日・金 >
Japan 6月2日・土
金曜日の米国株式市場は、朝方発表された雇用統計が予想以上の強さを見せたことから、米景気回復への期待感が強まり、ナスダック、ダウ指数ともに続伸。
労働省が発表した前月の失業率が8ヶ月ぶりに低下し、労働マーケットに明るい兆しを見せたことが、買い材料につながった模様。
しかし、個別に発表された購買部協会指数が予想を下回る結果となり、業績悪化を懸念する声も根強く、一部の銘柄には売りが先行し、ナスダック、ダウ指数とも一時上げ渋る場面も見せた。
ナスダックは、インテルやJDSユニフェイス、ヤフーなどの大型ハイテク株を筆頭に買いが優先し、小幅続伸。
38.95ポイント高の2,194.44ドル。
取引高は15.1億株。
ダウは、ボーイングやシティグループ、ゼネラルモーターズなど幅広い銘柄に買いがふくらみ大幅続伸。
78.47ポイント高の10,990.41ドル。
取引高は10億株。
◎5月の米失業率は、前月の4.5%を予想外にも下回る4.4%と昨年9月以来初の低下。
また、非農業部門における雇用者数は、前月比1万9,000人減少。
アナリストらの予想は、失業率が4.6%、雇用者数は2万5,000人の減少を予想していた。
また、個別に発表された、米購買部協会景気指数は、42.1ポイントと前月の43.2ポイントもエコノミストらの事前予想をも下回る弱い結果に。
平均時間給は4セント増しの14ドル26セントになった。 CNN
◎フランスの合弁企業、ビベンディ(V:Research,
Estimates)
は、教科書販売の老舗ヒュートン・ミフリン(HTN:Research, Estimates)
を17億ドル相当の株式交換で買収する予定。
ビベンディは先月、オンライン音楽配信大手のMP3ドット・コムの買収を発表したばかり。 CNN
◎半導体メーカー大手のアルテラ(ALTR:
Research, Estimates)
は、米景気後退とチップ製品の需要低下を原因に収益見通しを下方修正。
同社の第1四半期における売上高見通しは当初予想されていた20%減を上回る、25%減と大幅減退に。 CNN
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