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今日の米国株式市場・バックナンバー
U.S.A 3月14日・水 > Japan 3月15日・木
水曜日のNY株式市場は、米景気の急減速や日本金融システムの悪化懸念を背景に、米企業業績への影響が懸念されたことから、ナスダック、ダウ指数とも急落。
格付け会社のフィッチが邦銀19銀行の格下げを検討しているとの報道から、日本金融システムの悪化が世界の金融機関に大混乱を及ぼすとの懸念が広まり、金融関連株を中心に売りが先行。
銀行、証券などの金融株を中心に売りが集注したダウは、1万ドルの大台を割り約2年間の安値を更新。
また、前日反発したナスダックも、主要ハイテク株が売られたことから、再び2.000ドルを割って終了した。
ナスダックは、一部のハイテク株に買いが入る中、マイクロソフトやシスコシステムズなどの優良ハイテク株が安く、下落。
42.69ポイント安の1,972.09ドル。
取引高は21億株。
ダウは、シティグループやJ.P.モルガン・チェイスなどの金融株やウォルマート、ホームデポなどの小売・景気敏感株が積極的に売られ全面安。
317.34ポイント安の9,973.46ドル。
取引高は12億株。
◎1月の米企業在庫は、季節調整済みで前月比0.4%の上昇と、消費者らの需要低下を象徴する結果に。
企業売上は前月比変動なし。 CNN
◎ファーストフード最大手のマクドナルド(MCD)は、欧州の狂牛病とに対する懸念を原因に、第1四半期の収益見通しが予想を4から5セント下回るだろうとの減益警告を発表。 CNN
◎米第5位航空会社のノースウェスト航空(NWAC)は、第1四半期の見通しを大幅下方修正。同社の損失見通しは1株あたり1.55ドルとエコノミストらが予想していた59セントを大幅に上回る見通しを発表。
ライバル社のデルタ航空(DAL)も前日に見通しを下方修正したことから、本日は航空関連株が軟調な展開。 CNN
◎家庭用品製造のクロロックス(CLX)は、売上高減退や原材料、燃料価格の高騰が影響し、第1四半期の収益が予想を下回るとの控え目な見通しを発表。
米国とラテン・アメリカでの売上高が急激に落ち込んでいることが、減益につながった模様。 CNN
U.S.A 3月13日・火 > Japan 3月14日・水
火曜日の米国株式市場は、前日大幅下落したハイテク株に割安感が生じたことから、コンピューターや半導体、通信関連株を中心に買いが膨らみナスダック、ダウ指数とも反発。
ナスダックは、シスコシステムズなどの大型ハイテク株を筆頭に押し目買いが入り前日割り込んだ2,000ドルの大台を回復し終了。
また過去5番目に大きい下げ幅で前日取引きを終えたダウも、製薬・景気敏感株が売られる中、ゼネラル・エレクトリックスやIBMなどのブルーチップに買いが先行し反発上昇。
ナスダックは、数日売り込まれていたシスコシステムズなどの優良ハイテク株に積極的な買戻しが入り上昇。
91.40ポイント高の2,014.78ドル。
取引高は20.8億株。
ダウは、IBMやマイクロソフトが堅調に推移する中、フィリップモリスやメルクなどの製薬・タバコ関連株が売られたことから一時安い場面を見せたが午後にかけ反発。
82.55ポイント高の10,290.80ドル。
取引高は13億株。
◎2月の米小売売上高は、前月比0.2%減と予想外の減退。エコノミストらは0.3%の上昇を予想していた。 CNN
◎世界第2位携帯電話メーカーのモトローラ(MOT)は、パーソナル通信部門における7,000人余りに人員削減を発表。同社は、先月に半導体部門における4,000人の従業員を解雇したばかり。 CNN
◎米3位航空会社のデルタ航空(DAL)は、飛行便数の減少や米景気後退を原因に、第1四半期の収益見通しを下方修正。
赤字決算を予想していた同社の損失幅は、1株あたり46セントの損失から70-90セントと損失幅を拡大。
パイロットらによるストの可能性が消費者らに懸念され収益悪化につながった模様。 CNN
◎電化製品やセキュリティーシステム、薬品などを幅広く製造し、その他多様なサービスを提供するタイコ・インターナショナル(TYC)は、金融サービス業のCITグループ(CIT)を92億ドル相当の株式交換で買収する予定。
発表後、タイコ株は10%以上急騰し、高く取引きされている。 CNN
U.S.A 3月12日・月 > Japan
3月13日・火
月曜日の米国株式市場は、大手ハイテク企業による減益警告が相次ぎ、米景気減速が企業業績に与える悪影響が見直されたことから、ダウ、ナスダック指数とも大幅続落。
業績不振から先週金曜日に大規模な人員削減を発表した通信大手のシスコ・システムズが急落し、通信セクターを中心に売りが広まった。
ナスダックはとうとう、2,000ドルの大台を割り、27ヶ月の安値を更新。
またダウは、景気と企業業績の先行きに対し不安感を示し、金融、小売、景気関連株が軒並み売られたことから、過去5番目に大きい下げ幅をつけ終了した。
ナスダックは、シスコシステムズを筆頭にジュニパーやJDSユニフェイスなどの通信株が軒並み売られ大幅安。アマゾン・ドット・コムなどのネット株も安い。
129.40ポイント安の1,923.38ドル。
取引高は21.2億株。
ダウは、ゼネラル・エレクトリック、ボーイング、マイクロソフトなどの優良株を中心に、製薬、金融、タバコ関連株が売られ急落。
436.37ポイント安の10,208.25ドル。
取引高は12億株。
◎通信大手のシスコ・システムズ(CSCO)は、先週金曜日の取引終了後に、当初計画していた規模を大幅に上回る総労働力の16%にあたる最大8,000人の人員削減を発表。
米景気後退から通信機器や設備への投資が低下していることを原因にあげている。
同社は先月に、過去7年で初めての予想を下回る四半期決算を発表したばかりで、人員削減はコスト削減と事業建て直しの一環として実施される模様。 CNN
◎証券大手のサロモン・スミス・バーニーは、通信機器メーカーのPMCシエラ(PMCS)とアプライド・マイクロ・デバイス(AMCC)を通信業界の需要低下から両社の株式評価を格下げ。 CNN
◎英保険業大手のプリューデンシャルは、米ライバル社のアメリカン・ゼネラル(AGC)を保険業界で最大規模にあたる265億ドル相当の株式交換で買収する予定。
買収計画の発表を受け、アメリカン・ゼネラルの株は軟調なマーケットの中、5%近く高く取引きされている。 CNN
◎通信機器世界最大手のエリクソン(ERICY)は、米景気後退と販売高低迷を原因に第2四半期決算の損失が5.1億ドルを上回るだろうとの見通しを発表。 CNN
U.S.A 3月9日・金 > Japan 3月10日・土
金曜日の米国株式市場は、前日に発表された半導体最大手インテルの業績下方修正が嫌気され、ハイテク株を中心に売りが先行。
1年前の同日に5,048ポイントの最高値を記録したナスダックは、12ヶ月で3,000ポイント(59%)近く下げ、本日は1998年12月以来の安値を更新。
また、朝方発表された雇用統計では、雇用者数や平均時間給が予想以上の伸びを見せ、10日後に予定されているFEDミーティングでの大幅利下げ懸念が後退したことから景気敏感株や金融株に売りが膨らみ、ダウは200超ポイント安という大引けとなった。
ナスダックは、インテルが牽引役となりマイクロソフトやデル、ヤフーなどの主要ハイテク株に売りが優先したことから大幅続落。
115.95ポイント安の2,052.78ドル。
取引高は19.8億株。
ダウは、ウォルマートなどの小売株、J.P.モルガンやアメックスなどの金融株が積極的に売られ急落。
213.63ポイント安の10,644.62ドル。
取引高は10.7億株。
◎2月の米失業率は4.2%と前期比変動なし。非農業部門における新規雇用者数は13万5,000人の増加。
平均時間給は7セント増しの14ドル10セントと予想を上回る高い伸びに。 CNN
◎半導体最大手のインテル(INTC)は前日、半導体需要の低下から第1四半期の売上が予想を下回るだろうとの減益警告を発表。
またコスト削減のため総労働力の6%にあたる5,000人の人員削減計画を明らかにし、株価を大きく下げている。 CNN
◎6日に事前予想を下回る決算を発表した、高速通信大手のシスコ(CSCO)は、事業建て直しの一環として総労働力の5%にあたる2,000人の人員削減を来週に実施する予定。
予想を下回る業績を発表したのは、同社にとって7年ぶり。 CNN
◎米トラック運送業のUSフレイトウェイズ(USFC)は、景気後退を原因に第1四半期決算がエコノミストらの予想を大幅に下回るだろうとの見通しを発表。
減益警告を受け、同社の株は10%近く急落。 CNN
U.S.A 3月8日・木 > Japan 3月9日・金
木曜日の米国株式市場は、ダウが3桁の上げ幅を見せ5営業日大幅続伸。
一方ナスダックは、ネット関連株を筆頭にハイテク株全般が軒並み売られ反落。
インターネット大手のヤフーが業績見通しを下方修正したことが嫌気され、ヤフー株は発表後20%近く急落し52週間の安値を更新する場面も見られた。
ハイテク企業への先行き不透明感を背景に投資家らが旧経済株へと資金を移動する動きが目立ったことから、ナスダックは上げ、ダウは下げるというまちまちの展開となった。
ナスダックは、減益警告とCEOの退任を発表したヤフーが急落し、アマゾン・ドット・コムやeBayなどのネット関連株が連れ安。
55.19ポイント安の2,168.73ドル。
取引高は17.3億株。
ダウは、3M、ジョンソン&ジョンソン、プロクター&ギャンブルなどのブルーチップが積極的に買われ大幅続伸。
128.65ポイント高の10,858.25ドル。
取引高は11.1億株。
◎先週の米新規失業保険申請者件数は、前週から4,000件減少の37万件と2月17日以降最低の水準に。 CNN
◎米景気後退が影響し、2月の米小売売上高は伸び悩み。ウォルマート(WMT)やシアーズ(S)、Kマート(KM)などの大型小売店の販売高は昨年同月を大幅に下回る結果に。 CNN
◎インターネットメディア大手のヤフー(YHOO)は、前日取引き終了後に第1四半期の業績見通しを下方修正。
また同社は事業建て直しのためティム・クーグル最高経営責任者(CEO)がCEOを退任し、現在社外で後任を探している。
クーグル氏は退任後会長職にとどまる予定。 CNN
◎オランダ保険業者アエゴンNVは、米小売大手J.C.ペニー(JCP)のダイレクト・マーケティングサービス事業を約13億ドルで買収することに合意。
J.C.ペニーは、現在進行中である事業再編成の一環として交渉に合意した模様。
買収が成功に至れば、J.C.ペニーは15年間のアエゴン社とマーケティング同盟を結び、顧客に幅広い金融サービス製品を提供することが可能になる。 CNN
U.S.A 3月7日・水 > Japan 3月8日・木
水曜日の米国株式市場は、前日に引き続き割安感が生じたハイテク、小売、金融株など幅広い銘柄に買いが先行しナスダック、ダウ指数とも続伸。
大手証券ゴールドマン・サックスのストラテジスト、アビー・コーヘン氏が朝方、株式保有比率の引き上げを推奨したことが好感を受け、ダウはブルーチップを中心に買いが膨らみ4営業日目の大幅続伸となった。
しかし、光通信最大手JDSユニフェイスや半導体大手ブロードコムによる業績見通しの下方修正が一部ハイテク株の下げを誘導したことから、ハイテク株の比率が高いナスダックは小幅高にとどまった。
ナスダックは、一部ハイテク株が軟調に推移する中、インテルやワールドコムなどが底値を堅め小幅続伸。
19.94ポイント高の2,223.92ドル。
取引高は16.7億株。
ダウは、ホームデポやキャタピラーなどのブルーチップが寄り付きから買われ続け終始堅調に推移。
138.64ポイント高の10,729.86ドル。
取引高は10.5億株。
◎米第2位玩具小売のトイザラス(TOY)
は、売上の伸び悩みにも関わらず予想を1セント上回る第4四半期の収益を発表。
販売高は1年前の50億ドルを下回る48億ドル。収益は1株あたり1.23ドル(2.51億ドル)と前年同期の1株あたり98セントを大幅に上回る結果に。 CNN
◎光ファイバー通信最大手のJDSユニフェイス(JDSU)は、前日取引終了後に米景気後退と光通信機器の低下を原因に第3、第4四半期の業績見通しを下方修正。
同社は先月ライバル社のSDLを買収した際、第3四半期の収益低迷警告を発表。最大顧客であるノーテルネットワークス(NT)の減益警告が影響した模様。 CNN
◎証券大手のベア・スターンズ(BSC)は、事業再編成の一角として総労働力の3%にあたる400人の人員削減を発表。
フロリダ州のIT開発センター閉鎖に伴い同部門職人120人が解雇された。
同社は昨年12月にも63人のリストラを実施したばかりで、米景気後退や市場の先行き不透明感から経費削減の動きが強い。 CNN
◎米第2位長距離電話会社のワールドコム(WCOM)が、業績の伸び悩みや株価低迷を原因に身売りを検討しているとの噂が広まっている。
同社の株は先週52週間の安値を更新し、本日は17ドル付近で取引きされている。ワールドコムの広報担当は売却に対してのコメントを拒否している。 CNN
U.S.A 3月6日・火 > Japan 3月7日・水
6日の米国株式市場は、半導体大手数社による減益警告や大手証券による投資判断の引き下げなどが相次いだにも関わらず株価が下落しないことから、悪材料はすでに市場に練りこまれたとの観測が広まり、堅調な展開で推移。
割安感から大型優良ハイテク株に買いが先行したナスダックは、2200ドルの大台を回復して終了。
またダウもブルーチップが買われ3営業日目の続伸となった。
しかし複数のアナリストらは、先日と今日の反発からハイテク株が底値を拾ったと見るにはまだ早すぎると述べ今後の先行きに警戒心を示した。
ナスダックは、半導体大手の業績悪化懸念にも関わらず、同セクターのXilinx、トライクイント、ヴァリアン・セミコンダクターが牽引役となりハイテク株全般の上げを誘導。
61.51ポイント高の2,204.43ドル。
取引高は19.3億株。
ダウは、IBMやヒューレット・パッカードなどの大型優良株に買いが先行し、続伸。
28.92ポイント高の10,591.22ドル。
取引高は10億株。
◎第4四半期の非農業部門における米生産性は、季節調整済みで年率2.2%上昇と、速報値の2.4%から下方修正された。
また昨年9月から12月までの単位(ユニット)労働コストは、4.1%増しと1999年第2四半期以来高い伸びに。 CNN
◎ディスカウント小売大手のターゲット(TGT)とBJ'sホールセールクラブ(BJ)は、アナリストらの予想以上の好決算を発表。
ターゲットの第4四半期における収益は予想より2セント増しの1株あたり61セント(5.52億ドル)。
BJ'sの同四半期における収益は1株あたり74セント(5480万ドル)に。
米景気後退から消費者らがディスカウント店へ移動したことから増益につながった模様。 CNN
◎オフィス用品小売大手のステープル(SPLS)とオフィスマックス(OMX)は、それぞれ第4四半期の業績に対し明るい見通しを発表。
米第2位を誇るステープルは、アナリストらの予想から1セント増しの1株あたり21セントの収益を予想。販売高は18%増しの31億ドルの見通し。
オフィスマックスは、赤字決算を予想しているが損失が1株あたり12セント(1320万ドル)と予想された損失幅を小幅縮小。
両社とも、予想を上回る好決算となる見込みだが、米景気後退が売上率に悪影響。 CNN
U.S.A 3月5日・月 > Japan 3月6日・火
週明け月曜日の米国株式市場は、大雪を伴う低気圧が米北東部を襲い、売買高が減少。
半導体大手3社による業績見通しの下方修正を受け、関連株への売りが予想されたが、金曜日に27ヶ月の安値を更新して終了した主要ハイテク株に押し目買いが入りナスダックは反発上昇。
ダウも、天候悪化から積極的な売買は差し控えられたものの、ブルーチップが堅調に推移し100ポイント近い上げ幅を見せ終了した。
ナスダックは、インテルやアプライドマテリアルズなどの大型ハイテク株を筆頭に買いが先行し反発。先週減益警告を発し急落したオラクルも買い戻された。
25.29ポイント高の2,142.92ドル。
取引高は14.9億株。
ダウは、社長兼COOの辞任発表が嫌気されコカコーラが急落する中、アルコアやデュポント、ボーイングなどのブルーチップに買いが膨らみ大幅続伸。
95.99ポイント高の10,562.30ドル。
取引高は9.26億株。
◎チップメーカー大手のサイプレス・セミコンダクター、Vitesse・セミコンダクター、LSIロジックの3社は業績見通しを下方修正。
サイプレス(CY)は、今四半期の販売高が当初予想していた4-9%減を大幅に上回る24%減へと修正。
Vitesse(VTSS)は通信と情報記憶装置部門が伸び悩み第2四半期の収益低迷を予想。
またLSIロジック(LSI)は、大規模な在庫調整が要因となり、減益警告を発表。3社の株は業績悪化懸念にも関わらず本日小幅高で推移している。 CNN
◎ソフトドリンク最大手コカコーラ(KO)の社長兼最高執行責任者(COO)ジャック・スタール氏が、新たな経営方針のため、辞任へ。
スタール氏は約1年前に就任したばかり。近年、販売高の伸び悩みが原因で増益率が低迷していたことから大規模な再編成を計画。
米州、アジア、欧州/アフリカ、新ビジネス・ベンチャーの4つの業務部門を新たに設立しそれぞれの部門責任者を据える予定。 CNN
◎オンライン販売業大手のアマゾン・ドット・コム(AMZN)は、小売最大手のウォルマート(WMT)と戦略上の提携・同盟に向け交渉中。提携が実現すれば、アマゾン・ドット・コムはウォルマートの4,500店舗に窓口を設置する予定。 CNN
U.S.A 3月2日・金 > Japan 3月3日・土
大手企業による業績見通しの下方修正を相次ぎ受け、金曜日の米国株式市場はハイテク株を中心に売りが膨らみ軟調な展開で推移。
オラクル、SBCコミュニケーションズ、ギャップなどの大手3社が各社の製品需要の低下から業績見通しを下方修正し、収益低迷懸念が悪化したハイテク株に売りが先行。
ナスダックは開始直後2100ドルの大台を割り込む程下げたが、午後にかけ回復し一時100ドル高まで上昇。しかし買いは続かず26ヶ月の安値を更新して今週の取引きを終えた。
一方ダウは、ハイテク株が軒並み売られる中、早期利下げ実施を窺わせるグリーンスパンFRB議長によるコメントが好感を受けブルーチップが急騰、小幅高で終了した。
ナスダックは、オラクルを筆頭にシエベルシステムズやBEAシステムズなどの同セクターに売りが先行し大幅下落。
65.74ポイント安の2117.63ドル。
取引高は22億株。
ダウは、金融株のアメックスやJ.P.モルガン、工業株のボーイングや3M、石油、タバコ関連などに押し目買いが入り、午後に入り反発。
16.17ポイント高の10466.31ドル。
取引高は12億株。
◎フィルム最大手のイーストマン・コダック(EK:
Research, Estimates)は、借金返済と検討中の買収資金に向け、20億ドル相当の自社株買戻し計画を一時保留に。
コダックは昨年10月にベル&ハウェル社(BHW:
Research, Estimates)の映像部門を1.5億ドルで買収することに合意。 CNN
◎製薬大手のジョンソン&ジョンソン(JNJ:
Research, Estimates)は、経営不振のオンライン小売業eToysから育児教育・情報をオンラインで提供するベイビーセンター(ETYS:
Research, Estimates)を1,000万ドルで買収する予定。 CNN
◎前日取引終了後に発表された、ソフトウェアメーカー、オラクル(ORCL:
Research, Estimates)
の第1四半期における営業利益は、1株あたり10セントと事前予想から2セント下回る結果に。
米景気後退でパソコン関連機器の需要が低下し、販売高減退につながった模様。同社の株は本日20%近く下げ取引されている。 CNN
◎ケーブルテレビ大手2社のAT&T(T)とAOLタイムワーナー(AOL)は、言動の自由を訴え米連邦通信委員会(FCC)を相手どり起こした起訴に勝訴した。
FCCが提示し規制する1企業が保持することのできる顧客数の割合が言動の自由に違反し、極めて独断的であると異議を申請。新規制はまだ発表されていない。 CNN
U.S.A 3月1日・木 > Japan 3月2日・金
根強いハイテク企業の業績悪化懸念や緊急利下げ観測の後退から1日の米国株式市場は大きく下げて開始。
前日取引終了後に大手ハイテク企業のゲートウェイや3Mが収益見通しを下方修正したことが嫌気され朝の売りにつながった模様。
しかし、大手証券アナリストらがIBMについて前向きな業績見通しを発表したとの噂が広まり、終盤間際にかけハイテク株に押し目買いが入りナスダックは3営業日ぶりに反発。
ダウも製薬・タバコ関連株が底堅く小幅安でひけた。
ナスダックは、引け際にオラクルやシスコシステムズなどのハイテク株が軒並み買われ急反発。
31.54ポイント高の2183.37ドル。
取引高は22億株。
ダウは、J.P.モルガンなどの金融株が軟調な中、フィリップモリスやジョンソン&ジョンソンに買いが集まり下げ渋り。
45.14ポイント安の10450.14ドル。
取引高は12億株。
◎1月の米個人支出は0.7%増し、個人所得も0.6%増しと昨年9月以来の高い伸びに。
また個別に発表された2月の全米購買部協会景気指数(NAPM)は、41.9ポイント増しと伸び率は低く、米景気後退を反映する結果に。 CNN
◎先週の米新規失業保険申請者件数は、前週から3万9,000件増しの37万2,000件と急増。 CNN
◎光ファイバー大手のコーニング(GLW:
Research, Estimates)は、通信業の伸び率鈍化から光子技術部門における825人の人員削減を発表。
コーニングは先月、通信機器の需要低下から同部門の収益見通しを下方修正していた。 CNN
◎PCメーカー大手のゲートウェイ(GTW:
Research, Estimates)は、前日取引終了後に第1四半期の業績見通しを再び下方修正。同社の今四半期における運営利益は損益ゼロのブレークイーブンになる見通し。
アナリストらは1株あたり17セントの収益を予想していた。 CNN
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