2007 0815-


0831 Fri.

ドラゴンスピーチ

皆さんは音声認識ソフトを使われたことがあるだろうか?

音声認識ソフトを初めて使ったのは、2004年10月に聴覚障害の方がセミナーへ参加されたことがきっかけだった。

日本語版はこれに似た赤いパッケージだ。

こちらにその時の記録がある。

ドラゴンスピーチは、その後毎年改良されていたようで、最新の製品名は、Dragon  Naturally Speaking 2005

当時のドラゴンスピーチSelectに比べると、音声入力の精度は、よくなっているようだ。

この音声認識ソフトは、言葉によって様々なコントロールが可能で、文章が入力されてから「改行」したい場合には、言葉で「改行」と話すと自動的に改行させ などという、いわゆる音声によるプログラムの操作も可能だ。

だが、慣れないとかなり煩雑に感じるため、多くのこうした機能はオフにして使っている。

依然として微妙な発音の違いによって、あたかも違った発音のように認識され、全く違った漢字に変換されることがあるのだが、こうした問題点を解決させるために、いくつかのプログラムが用意されている。

最も効果的なのは、ツールメニューにある「認識向上センター」というメニューの、ボキャブラリエディタの表示と編集というメニューから、「トレーニング」を選択してプログラムに話し方のクセを覚えさせるというもの。

おおよそのやり方というのは次のようなものだ。

 


 

4種類の文章を指示に従って読み上げることで、精度を上げることができる。

結構長いので、一度に1つしか無理だ。


 

文章をヘッドセットのマイクに向かって読み上げると、矢印が移動する。

 

 

すべての文章を読み終えると、処理が始まる。

 

 

ディクテーションョンと呼ばれるこの作業の処理も結構時間がかかるのだが、ここをしっかりやっておくと、認識率はかなり高くなるから、面倒がらずにやっておいた方がいいだろう。

 

 

今回導入した理由は、ネットエイドの口述タイプを頼んでいる娘が休暇のため、自分でタイプしなければならなくなったからだが、チャートの貼り付けや銘柄コードの打ち込みなどを一人でこなさなければならないため、タイプで文字を打ち込 むのは大変なため、音声認識ソフトを利用しようというわけだ。

ネットエイドの場合は、こまぎれの短いフレーズばかりで構成されているため、長い文章と違って手間が少ないだろうというわけだが、テストをしてみるとダウントレンドやアッとトレンドなどといったトレードしか使わない言葉がうまく変換できない。

そういう場合に効くのが、いわゆる単語登録。

「認識向上センター」の「表示と編集 (ボキャブラリエディタ)」で、トレード独特の用語を追加登録しておくと、変化の効率は劇的に良くなる。


先物が落ちていますね

ちょっと弱いです

気をつけてください


などといった言葉は難なく変換させることができる。

ただし銘柄名や、銘柄コードだけはキーボードから入力をしなければならない。

実際に昨日の東京マーケットと、米国マーケットで使ってみたが、ほとんど問題なく使うことができた。

多少の誤変換は、キーボードから打ち込んで修正したが、その方がはるかに早い。
 

英語版ではこのような医療用もある。


考えながら書くような日記の場合は、しゃべり言葉と書き言葉の違いがあるため、ざっと言葉で入力をしておいてから、表記が気に入らない部分などの編集は、キーボードで行うというのが、効率のいい方法だ。

今日のこの日記も、ドラゴン君で入力をしているが、キーボードから打ち込むよりも、はるか速い速度で、入力することができるので、肩こりにもとてもいい。

言い回しを考えるため一度話すのを停めたり、「間」を空けると自動的に句読点が入力されてしまうため、妙なところに「。」や「、」が入ってしまうのは仕方のないところだ。

こうした点は、後で編集すればいいわけで、とにかくキーボードから大量の文字を打つという作業から解放されるのは、非常にラク。

 

 

ただしタイプする「リズム」が損なわれると書きにくい、という場合は向かないかもしれない。

上のセンテンスは、言語だけでテキストを打ち込み、句読点を修正しただけだが、これぐらい正確に変換してくれるのであれば実用上、ほとんど問題ないと言えるだろう。

いくつかのアプリケーションでは文字入力が、うまくいかなかったりするが、これはドラゴンスピーチを終了すれば、解決することが多い。

どちらにしてもそれほど高いソフトではないし、ソースネクストのパートナー版ならICレコーダーの文字変換などの機能が落とされているが、音声をテキストへ変換するだけであれば十分だ。

使ってみるとなかなか面白いし、肩こりにはとてもいいし、おまけに変換精度を上げていくという楽しみもあるので(笑)一度試してみる価値はあると思う。
 

 

テストをしてみました。

パソコン入力スピード認定試験規則によると・・

日本語では5段で1分間に200字、4段で175字、3段で150字となっています。

先ほど(9月3日)ドラゴンくんで、変換テストをやってみましたが、1分間に336文字でした。もちろんある程度修正は必要ですが、速く入力をして、肩凝りを避ける。という。部分のメリットを考えると、これは十分に、使える製品だと思いますね。

これも、音声入力だけで、全く修正をしていません。下の文章は、その336文字のテストの時に入力したものそのものです。

こうした音声認識の製品は、一度使ってみたのだけれども、そのままになってしまって忘れ去られてしまうという製品の宿命なのでしょうか。私も今回のようなニーズが無ければ、もう一つ買おうとは思わなかったのですが。現在のレベルになれば、テキストとしてざっとラフに入力するときにはけっこう疲れます。入力レベルを示すインジケータが、メニューについていますから、赤いレベルまで触れない程度のボリュームとマイクの1にセットすれば、交換制度はかなりのものです。ただ、声に出しては入力できないような場所では使えないでしょうし。文字なる言葉を通して喋ると言うのは、やってみると意外に難しいものです。9月は日本株ラブトレドセミナーの予定です。セミナーに参加されると、ヘッジファンドも使っている。いわゆるプロ用のチャート

http://www.geocities.jp/ino_hideki55/dragonspeech.htm#hirorinsansite

このサイトが参考になりました。

 

 

0828 Tues.

残暑

暑かった夏も峠を過ぎ、早いものでもうすぐ9月。

引っ越し先での新しい生活にも少しは慣れてきたのだけれど、オフィスの稼働が急務だったので、自宅にはまだ段ボールの箱がいくつか点在しているというありさま。



かなりのモノを捨てたのだが、新しく買うものを中途半端なものにしたくないというのと、できるだけ、モノを増やしたくないという相反する状況のため、なかなか前へ進まないという意外な展開。

まだまだ捨てられるようなので、少しずつ整理中なのだが、一方で普段の生活や、毎日開催している朝晩のネットエイドと、その結果の整理などで、拘束される時間が ジリジリと増えている。
 


でも相変わらずランチは毎日外でカミサンと食べているし、夜も時々はフラフラと街へ出かけるくらいの時間はある。

というか意識して時間に追われないようにしないと、流されてしまうからね。

忙しくなってくると「やりくり」の工夫というかスキルを上げてゆかないと、忙しく走り回らなければならなくなる。

そして一旦時間に追いかけられるようになると、そのサイクルから逃れることが難しくなってしまう。



 

この間見たDVD「 デジャヴ」じゃないけど、できることなら過去へ戻って何かを変えたくなくなってしまうというわけだが、映画じゃないのでそんなことはできないしね。

対策としては、転ばぬ先の杖じゃないけど、適切なタイミングで判断してアクションを起こすことかな?

アトはあれもこれもと、欲張らないことだね。要らないモノはバッサリと切り捨てること。

何だかトレードと似ているぞ。だから対策は簡単。早くジャッジして、早くアクションを起こす。

これに尽きる。かな?(笑)

 

先日曜の夜は久しぶりに一人で「流石」へ。

店内は盛況。

このクラスの蕎麦を提供している店としては、ほとんど類を見ない土日営業店。

自転車で10分ほどの距離に、こういう店があるというのはホントありがたい。

 

深夜まで営業を延長し始めたようだ。

 

「ゆば」は通常のと黒豆入りとのコンビネーション。

 

細めの十割蕎麦は、流石の味・・

勘定を払うときの会話から、ここのママに時々、自転車でフラフラ走っているのを目撃されているようだ。

 

食後のハラごなしに、みゆき通りへ。

夜は照明とディスプレイが美しい店が多い。

 

たまにお洒落なジャケットなどがある。

でも買うときは女性同伴でチェックして貰う。独りよがりを避けるためには、これ大事ね。

 

帰りは山野楽器で食後の腹ごなしを兼ねてCDをチェック&ゲット。

この時間帯って意外と空いている銀座。

晴海通りがこの状態だからねえ。

昼間のあの混雑からは信じられない光景だ。

 

 

 

0826 Mon.

デジャヴ

デジャヴ とは既視感(きしかん)。実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じることで「デジャヴ」、「デジャブ」、「デジャヴュ」(フランス語: Déjà vu)などとも呼ばれる。 by Wikipedia

映画の内容は、本来持っているデジャヴ の意味とは直接関係ないが、見終わってみると実にうまいタイトルだと思う。

デジャヴは、説明が難しい映画だ。

ストーリーだが、フェリーがテロ目的で何者かに爆破され たため、複数の偵察衛星を組み合わせた極秘開発の衛星地上監視システムを使った捜査チームに、デンゼル・ワシントン扮するやり手の地元ベテラン捜査官が加わるというもの。

このシステムだが現実には依然SFの世界レベルなのだが、手を伸ばせば届きそうに思えるアイテムで構成されているため、観客は映画を見ているうちに絵空事とは思えなってしまうという寸法 。

このあたりの設定の案配は実にうまい。

それもそのはずで、ディレクターとプロデューサーはあのトニー・スコットとジェリー・ブラッカイマーのコンビによるもの。

Director :Tony Scott (トニー・スコット)

トップガン・ビバリーヒルズ・コップ2・デイズオブサンダー・ラストボーイスカウト・クリムゾンタイド・エネミーオブアメリカ・マイボディガードなどで知られる
 
Producer:Jerry Bruckheimer(ジェリー・ブラッカイマー)

フラッシュダンス・トップガン・ビバリーヒルズコップ2・ザロック・アルマゲドン・パールハーバー・パイレーツオブカリビアン呪われた海賊たち・ナショナルトレジャーなどが主な作品


 

このシステムは各種センサーと偵察衛星の情報で構成されているのだが、 取得した膨大な情報処理のため、約4日前の映像しか見られないというシバリがあり、さらに一度に見られるのは1カ所だけ。

巻き戻しも早送りもできないという のがミソで、こうした制限を設けることで、制作陣はこの映画の魅力をさらに際だたせることに成功している。

エリア内であれば、相手に知られず、どの角度からでも自由自在に その相手の映像を鮮明に映し出 せるという、「ストーカーなら泣いて喜びそうな性能」を持っているというシステムを使うというアイデアが、またストーリーにうまくマッチしている。

映画ではヒロインの女性がシャワーを浴びているところを、まさにストーカーのように覗き見るシーンがあるのだが、観客も思わずデンゼルや捜査陣と一体となってのめり込んでしまう。

このあたりの観客の掴み方が秀逸。

冒頭から意味ありげな音楽と画面展開によって、観るものを一時たりとも飽きさせず、知らず知らずのうちに、制作陣のペースに嵌めてしまうという手腕は実に見事。

現在から過去へ戻るという、いわゆるSFモノの定番ともいえるシークエンをベースにしているのだが、冒頭からしばらくはそうした素振りを感じさせない展開となっている。

だが、映画が進むにつれ、この作品のジェリー・ブラッカイマーとトニー・スコットは、観客が抱いているであろう、この手のSFものの「暗黙の了解」ともいえる常識を盾にとり、観るものの心理を実にスリリングに揺さぶってくるのだから堪らない。

4日前のどこの誰を監視すれば解決の糸口が見つかるのか?

といろいろやっているウチに、それはタイムマシンとしても使えることがわかり、物語は一気にSFの世界へ突入する。

このあたりでの細かいアラはいくつかあるのだが、観ているウチにそうしたことが全く気にならなくなるのは、面白さによって帳消しになるからだろうか。

 

音楽がまた実にいい。

ビーチボーイズのDon't Worry Baby が効果的に使われているうえ「ボーン・スプレマシー」で確立された、ストリングスを中低音で重ねたメロディーラインをリズム楽器と組み合わせるという手法を取り入れ、映像をさらに際だたせている。

スピード感のある 映像とストーリー展開に加え、100億円以上もの資金を投入したリアリティーの味付けはまさに圧巻で、粒の粗い独特の色調もこれまた印象的。

最後に用意されている「観客への裏切り」というどんでん返しで、一気にクライマックスへ持ってゆく脚本は、まさにため息が出るような興奮を掻き立て、息つく暇なく観るものを楽しませてくれる。

死んでしまったヒロインの過去を眺めるうちに、恋愛にも似た感情を抱き始める Denzel Washington(デンゼル・ワシントン)の表情は、彼のファンならずとも魅了されるはず。

それだけでなく制作陣は、ヒロインの新人Paula Patton (ポーラ・パットン )と悪役 Jim Carviezel (ジム・カヴィーゼル)から、デンゼルに負けない魅力を引き出すことにも成功している。

二度目は計算され尽くして張られた伏線を味わいながら楽しむことができる希有な作品、といえば、この映画の味がおわかりいただけるだろうか。

 

 

0825 Sat.

米国株ライブトレードセミナー終了

新しいオフィスでの米国株のライブトレードセミナーは、昨夜無事終了しました。

プロジェクターを使わず、受講者の方の3枚目のディスプレイへ、私のディスプレイの内容を表示するという、全く新しいシステムでの、はじめてのセミナーでした。

解説する側にとっては、ディスプレイとプロジェクターとの間の目線の移動がないうえ、拡大表示などの余計なアクションが不要のため、とてもラクでした。

また受講された方にとっても、プロジェクターよりも遙かに精緻な画面表示を見ることができるうえ、ディスプレイとプロジェクターとの間の目線の移動がないため、やはりラクだったと思います。

今回のセミナーへ参加された方から、早速感想のメールをいただきました。早いですね。さすがデイトレーダー?!^^
 


1週間お疲れ様でした、フリットこと**です。目的はHatch3 GapPlayのホールドで1週間どうかってのを体験したかったのですがマーケットに恵まれずでした。

ですが1週間のセミナーの中で自分のダメな部分を見つけられたので、今後の明確な課題が見つかりとても貴重な時間を過ごさせていただきました。今回のセミナーで見つけた課題は欲と恐怖、それに自信のなさでした。

スペシャルゲストのオサムラさんの話もとても参考になり、ありがたく思っております。オサムラさんが言っていた「これ以上狙うのは神の領域なんで、ここを狙ったらバチが当たる」って言葉が印象的でした。

これで少し欲から開放された感じがしました。

そしてハッチ先生をはじめスーパートレーダーの皆様は、本当にルール通り淡々とやっているんだなぁと感じました。

セミナーで何度も聞いていることなんですが、わかっているつもりで全然できていなかったってことですね。わかっていることと、それができることは全然違うってよく先生が言っているのがよくわかります。

この課題をなんとか克服できるようにこれからも頑張っていきたいと思います。1週間ありがとうございました。


一週間お疲れ様でした。

今回はセミナー中の先日、5年以上の経験のあるトレーダーが、彼女同伴でフラっとオフィスへ来られたので、彼の手法や経験などを話していただいたのですが、彼の視点からもわかるようにトレードには様々な方法があります。

成功されているトレーダーの方に共通しているものは、やはりトレードに対する情熱です。

トレード手法というものは、マーケットの状態によってはある程度の得意不得意があります。

そのため、どのようなマーケットでも臨機応変に対応して一定の結果を出すためには、基本となるスキルをしっかりと身につけ、それを実行させる心理面での強さが必要になります。

昨夜の米国マーケットが始まる前には恒例の銘柄チェックをしたわけですが、幸か不幸か「はっち3号」には全く一銘柄も表示されないというマーケットとなりました。

そうした予期せぬ事態が起こったときに、どのように取り組めばいいのか?

ネットエイドで解説しましたが、マーケットへ臨むときは、Aプランという予想が外れたときのために、BプランやCプランという別のシナリオを想定しておくと、より安定した成績を出すことができます。

昨日のネットエイドの過去ログをご覧になるとおわかりだと思いますが、事前チェックでこうしたバックアップのプランも明確な指針で解説、マーケットが始まってみると、幸か不幸かこれがうまく機能することになりました。
 

2007-08-24 22:12:17 はっちshadow
ハッチ3号いいものがなければ

2007-08-24 22:12:21 はっちshadow
ブレイクスキャンプロを見ながら。

2007-08-24 22:12:37 はっちshadow
もしくは事前に選んでいたトレンドの強い銘柄が抜け出してきたところをたたくというやり方をしてみようかなと思います

2007-08-24 22:12:46 はっちshadow
作戦を3つくらいは持っておきたいですね

2007-08-24 22:13:03 はっちshadow
まずはハッチ3号でてくればよし、出てこなければ事前チェック銘柄、そうでなければブレイクスキャンプロ銘柄

2007-08-24 22:15:26 はっちshadow
今日は、先ほど、表示した銘柄を基本的にチェックしてトレードすることになると思います

2007-08-24 22:21:49 はっちshadow
今日はAPOL WFMI STLD この三つを待ち受けるということですね

 

今日の鎌田氏のコラム「47才の新人デイトレーダー」では、非常に参考になる事が書かれています。

ラリー・ウィリアムズ氏は、新人トレーダーに、こうアドバイスしている。

「トレードで成功したいなら、このことを良く理解してください。信号が、完全に青信号になるのを待ってはいけません。誰が見ても青信号なら、その株は既に天井近辺です。新人トレーダーは慎重すぎるあまり、チャート上に、これとあれとこれの条件が、全て揃ったら買おうとします。そんな全ての条件が出揃った状態では、大きく儲けることはできません。」

トレードの世界ではある程度シナリオ通りの条件が揃えば、思い切った行動をとる、つまりロスを恐れず、恐怖に打ち勝って自分の計画通りに実行するという勇気を持つ必要があります。

つまり石橋をたたいて渡るだけではダメなわけで、様々な要素をバランスよく組み合わせることも必要となるのです。

マーケットでの経験の蓄積によって、どういう状況に直面しても、冷静なメンタルコントロールができるようになります。
 

2007-08-24 22:22:32 はっちshadow
この難しいところをいかに勝つかが楽しいわけでね

ネットエイドではこうしたことも書きましたが、マーケットが難しいときほど「トレードを楽しむ」という気持ちを保ち続けることが大事です。

本来トレードという仕事は、他の仕事に比べると、ゲームのようなスリリングな側面を併せ持つという点では、比類がないものです。

2007-08-24 22:37:06 はっちshadow
おお、きた!

2007-08-24 22:37:18 はっちshadow
セミナールームから歓声あがってますが・・

というような、エキサイティングなスリルをも味わえるという「楽しみ方」ができる仕事が他にあるでしょうか?

恐怖心や余計な心配をするよりも、ルール通りに淡々とこなし、そのプロセスを楽しむという、心の余裕を持ちながら、取り組めばこれほど楽しいことはありません。

そうすれば結果は自然とついてくるものなのです。

こうした心理状態が、カラダから余計なチカラを抜くことにつながり、結果としてニュートラルな状態でマーケットへ取り組むことができるのではないでしょうか。

それができないというのは、大き過ぎるポジションや基本的なシミュレーションの不足などといった根源的な理由が障害となっている場合が多いのです。

 

ライブトレードセミナーでは、技術的なこともさることながら、こうした考え方やマーケットが始まる前の気持の整理の方法や、どのような目線でみればいいのかなどについて、マーケットの状態にあわせた考え方を知ることができます。

「はっち3ギャッププレイ」はスキャンシステムを使うため、最も難しい「勝つための銘柄選択」がオートマチックでできるという、大きなアドバンテージがあります。

こうした強力なツールを使いながら、10年の経験に裏打ちされた「ネットエイドのガイド」という指針があるわけですから、淡々と事前の予定通り思い切って行動に移すことです。

こうした訓練を5日間繰り返すことで、ご自分のスキルの変化の課程を体験し、一人で取り組む場合の指針を創り上げることが可能になるのです。

昨夜は、一分以内のエントリーというのを、実際に実演したわけですが、トレンドをしっかりと見ておけば、こちらに詳細な全記録をまとめましたが、こうした成績が出せるのです。

 


東京マーケットは非常に難しい地合いが続いています。

公正なデータを公表しているところがないため、参考までに Kabu Robo をご紹介。

トップページに掲載されているのは、バックテストの時の成績。

コンテストでの上位10名に5億円を振り分けての実トレードでは、こちらにあるように、惨憺たる結果となっています。

この間まではトップページにこのリストがあったのですが、トップペ時に掲載するには余りにも成績が無惨なので、こういうレイアウトに変更したのでしょうか?

さらに対トピックス比という、苦し紛れのファンドがよくやる「指数に比べると、ほらこんなにいいのです」という目眩ましのデータを掲載して繕っていますが、マネックスとIBMとの共同プロジェクトなのにねえ・・^^

まあバックテストでは予想しなかった実際のマーケットでの結果に「なりふり構ってはいられない」ということなのかもしれません。

WEBサイトでは「カブロボ・ファンドおよび助言サービスは、2007年中に事業化予定です。」ともありますが、全体で5億円の資金が、6千万円ほど減少している中、本気でやるつもりなのでしょうか?

なにしろ資金が元本から増えているのは何と一体だけなのですからね。

その一体のパフォーマンスは5000万円の資金をもとにして、6ヶ月弱で利益が433万2千円ほど。

つまり年利で8.6%ほどの単純利回りということになります。

短期の移動平均を逆張りに用いた運用手法で運用しているとのことですが、どうしてトレンドに逆らうやり方をするのか私にはよくわかりませんが、それはともかくとして、まあそれだけ難しいマーケットなのだということは、よくお分かりになると思います。



日本株での「はっち3ギャッププレイ」の場合、先週までの4月からの5ヶ月の集計では単純月利で29.6%。年間単利では355%。

仮にカブロボと同じ5000万円の資金なら、計算上の利益は1億8千万弱となるわけですが、こうして数字で比較してみると、大きなトレンドを掴み、そのトレンドに沿ってトレードをすることが、どのようなマーケットでも通用することが、良く理解できると思います。

ネットエイドでは日本株の場合、はっち3号が銘柄を選択しない場合、5円抜きという方法を組み合わせるのですが、ネットエイドの記録をご覧になればおわかりのように、先週1週間のマーケットでも、負けた日は一日もないという、非常に勝率の高い方法です。

株価が下げ続けようと、トレンドが転換するマーケットであろうと、確実に利益を出せるこの手法は、私がマーケットと向き合い10年の歳月をかけて編み出したものです。

良く訓練された人間の裁量判断のもと、トレードの基本通りに実行すれば、結果はおのずとついてくることが、よくおわかりになると思います。

こちらで募集を開始した9月のセミナーでは、はっち3号を使いながら確実に勝てる方法を、身につけることができます。

ちまたにある不安定なトレード方法を根底から覆すかのような、このトレード技術を身につけたい方は、ぜひご参加ください。目から鱗が落ちるはずです。

 

0824 Fri.

切磋琢磨

新オフィスでの、長い米株ライブトレードセミナーも、いよいよ今日で終わる。

朝夜のネットエイドとのコンビネーションは、その結果の記録や整理に費やされる時間と労力のため、若くない肉体にかなりの負荷となっているのは確かだ。

一方で頭の中はいわゆる研ぎ澄まされた、独特の高揚感に満ちあふれているように感じる。

予想しなかった、ちょっと不思議な感覚だといっていいだろう。

トレーダー や、そこを目指して輝いている人たちには、ある共通した点があると思う。

毎日マーケットで勝ち負けを繰り返しながら、トータルで勝ち抜くという、ある意味で の修羅場を体験しているからだろうか、よく磨き込まれた石のような風情を感じることがある。

一方組織に属するいわゆる「エリートサラリーマン」も難しい入社試験を通っているのだろうから、彼らも本来は選りすぐられた石なのだ。

だがその光り方は、時間と共に微妙 に低下してゆく事が多い。

組織の中での勝ち組というのは、クオリティーの勝負だけで勝ち抜いてきたわけではない。

卒業した大学名、入社面接の印象、上司の引き、相対的な人間関係などが複雑に絡み合うからだ。


 

組織では、弁護士、役人、医者と同じように、真の実力や資格を試すための厳しい試練を受けることは、二度とないのが普通だ。

つまり、一度そこでのランクと評価を得られれば、経済的には一生保障される構造の中で生活をすることになる。

そうしたシステムのもとでは、優秀だった人間の真のポテンシャルが時間の経過と共に下降線を辿るようになるのは、仕方ないことではないだろうか。

元来、磨き続ければ光る素質に恵まれているわけだから、適切なタイミングで切磋琢磨の機会に巡り会うことができれば、必ずや良い仕事ができるはずなの にだ。

だがそうした人材も、こうしたシステムの下では十分な能力を発揮することができず、まじめに働くだけでは、だんだんとその光が失われてゆく宿命を背負っている。

安定を約束され、人間関係をうまく泳ぎながらポジションを上り詰めるという生活では、誰だってユルんでしまうだろう。

 


組織というのは、本来優秀な能力を持っている人間を、このようなヤバい状態へ変えてしまう、罪作りな一面も持ち合わせている。

ヒトが真の能力を発揮し続けるためには、持って生まれた才能もさることながら、その才能を発揮し続けなければ生きてゆけない「必然性」のようなものに 直面していなければならない。

組織力とは無縁のトレードという仕事は、構造的にこうした部分を見失うことがない、という点が大きな魅力なのだと思う。

なぜなら「必死さ」という部分が抜け落ちると、失われてゆくものが厳然として存在することを、マーケットを通じ身をもって体感しているからだ。

だからこそ、こうした恵まれた特性を与えられているトレーダーは、これをうまく 利用し、バランスを取るメリットを生かすことを考えるべきだと思う。

どんな仕事でもそうだが、緩いままでチョロく稼げるようにな ると、堕落し、腕は確実に落ちてゆく。

ネットエイドを続けている理由は、本能的にこうした部分を研ぎ澄ませたいという、内なる声によるものなのかもしれない。

 

 

0822 Wed.

運動を続ける秘訣

暑くなってくると、プールが気持ちいい。

梅雨時のジメジメした季節でも、水から上がると、ジトジトが気にならなくなるから不思議だ。

健康に毎日を過ごすためには、適度な運動が欠かせない。

なわけで、今日は運動がテーマ。



 

自宅の部屋で自転車マシンのペダルを踏んだり、自宅のそばを走る人、あるいはスポーツクラブへ通う人などひとそれぞれだろうが、大事なのは続けることだ。

ではどうすれば続けることができるのか?

その工夫のあれこれについてですが、基本的なことは以前書いた「リッチになるための運動」をご覧ください。

私は気分転換も兼ねて、スポーツクラブへ通っているが、仲間がいるため続けやすいというメリットがある。

だが自宅から遠いと通うのが面倒になって結局行かなくなり、そのスポーツクラブの会費だけを払い、運営に寄与する「名誉会員」になってしまうのがオチだ。

ランニングというのは手軽にできる運動だが、気をつけなければならないのは、カラダが十分にメンテナスされた状態でないと逆効果になるという点だ。

走るというのは、足の筋肉や関節にかなりの負担がかかるため、筋肉や関節がきちんとメンテナスされ、足下からの負荷を受け入れられる良い状態で走らないと、バランスの悪い部分を体が「かばう」ことになる。

そしてカラダのバランスを崩してしまう。

特に30歳を過ぎてから運動を始める人は、まず指圧や整体で体の状態をチェックしてから始めた方がいいだろう。

基本的には走らなくても、しっかりと歩くだけでも十分な運動になるのだから。

 

私は最初走っていたのだが、ランナーになりたいわけではないので、健康のためには、水泳の方がいいだろうということで、スイマーに転向。

健康のための運動で大事なのは、一定の時間、心拍を上げるという点だ。

心拍を上げ、心臓から送り出される血液をカラダの隅々まで駆けめぐらせることが目的なのだから、心拍のコントロールが簡単にできる運動がいいだろう。

こうした点から見ると、水泳というのは、カラダの一部に余計なチカラを加えることなく、心拍を自由にコントロールするためには最適の運動だといえるだろう。

心拍を上げたいときは、手のカキを強くしたり、足を強くキックすればいいわけだからね。

 

平泳ぎは下手すると、腰に負担がかかる危険性があるので、泳ぐのならクロールがいいだろう。

カラダを左右に均等に「ひねる」という運動に加え、ストレッチの要素もあり、背筋腹筋、手や足と、すべての筋肉をバランス良く使いながら、心拍をコントロールできるからだ。

慣れてくると、泳ぐだけなら心拍はほとんど上がらなくなってくる。

つまり200メートルをノンストップで泳げるようになれば、あとは何キロでも泳げるようになるというわけだ。

心拍を上げたいときは、少しペースを上げて泳ぎ、元のペースへ戻せば心拍も、もとの状態へ戻るというわけだ。

 

私が泳ぐようになったきっかけは、ちょっとしたことからだった。

ソフトウエアの会社を経営していたときに、営業を担当していた従業員が、国体へ出場したことのある元水泳選手だったのだ。

ランチの時に、ひょんなハナシから私が「泳ぎ」を始めたことをハナしたのがきっかけだった。

その頃私は泳ぐのがダメで、25メートルプールの向こうまでたどり着くのがやっと、という状態。

それもたどり着くと、息も絶え絶えで「もうダメです、これ以上泳げま仙人!」という有様だったのだ。

 

「やはりフォームが悪いからかなあ・・」というと私への彼の最初のアドバイスは「まずは黙って足を付かずに200メートルを泳げるように頑張ってください」というものだった。

つまりバランスが悪いため、無駄なチカラが入り、心拍が上がると同時に息も上がってしまい、25メートルで力尽きてしまうという状態だったのだ。

つまり、200メートルをノンストップで泳げるようになれば、自然にフォームは良くなり、あとはいくらでも泳げるようなカタチになるから、余計なことは考えずに、まずは目的の距離を泳げるようになれというわけだ。

こうして彼とのランチタイムの「クチ」コーチの指導があったため、継続するためのモチベーションが途切れることはなく、続いたというわけだ。

そういう意味では、ラッキーだったといえるだろう。

 

コーチに見て貰うため、あるとき8ミリビデオを飛び込み台の上において、自分の泳いでいるフォームを前と後ろから撮影したことがあった。

再生してみると、そこに映っていたのは、カッコ悪くギッコンバッタンと泳ぐ姿だった。

つまり自分でイメージしていた泳ぎとは、似てもに似つかない泳ぎだったわけだ。

なるほど、反対側の手の肘が上がっていないのが問題なのだな、と自分の泳ぎを客観的に見ることができる、とても良い機会だった。

こうして、一年後には一キロを水泳選手のようにカッコよく泳いでいる自分の姿を、ビデオに収めることができるようになったというわけだ。

 

彼と一緒に泳いだのは後にも先にも一度だけ。

クイックターンといって、ターンの前に回転し、壁を足を蹴ってターンするという方法のコツを教えて貰うためだった。

コツは「ちょっと近すぎるかな?」と思う位置で回転することだった。

最初は慣れないため、水中で回転すると方向がわからなくなって慌てるため、水を飲んだりするが、すぐに慣れてやがて気持ちよくターンできるようになる。

しばらくして彼はマイクロソフトへ引き抜かれたため、その後疎遠になってしまった。

確か名古屋でのあるセクションの部長にまで出世した、という風の噂を聞いたことがあるが、今頃彼はどうしているだろうか?

 

今通っているところはスチーム・サウナがあるので、気が向かないときはサウナへ入るつもりで出かけることにしている。

そうして身も心も温まり、ほぐれてくると、やっぱり一泳ぎしようかな・・ということになるわけだ。

もちろんジャグージーもあるため、気分転換プラス、リラックスプラス、一泳ぎという感覚で楽しむことができる。

続ける秘訣は、「頑張らない」ことにあるのだと思う。

物足りないくらいの、もっと泳げるけど・・という状態で、切り上げることだ。

つまりハラ八分目ということになるだろうか。
 

 

 

0819 Sun.

ボクスターとの生活

引っ越した先に駐車場が一台しか確保できず、ボクスターを手放したのが6月の終わり。

ほぼ2ヶ月を経過したので、改めてボクスターとの生活を振り返ってみよう。

2000年10月にシアトルで購入したのが黒いボクスターS。もちろんスティックシフト。

つまりマニュアルミッション。

https://www.daytradenet.com/Cool/Car/Boxter/0012.htm

顛末などはこちらにまとめてあるのでご覧あれ。

https://www.daytradenet.com/Cool/Car/Boxter/0102.htm
 


でこちらからは、日本でのシルバーのボクスター。

私にとっての初めてのオートマチック車。

https://www.daytradenet.com/Cool/Car/Boxter/Index.htm

その車に乗っているときは、思い入れがあるから、いいところばかりに目が行くのは当然のこと。

というわけで、2ヶ月間ミニクーパーSカブリオレに乗った今、改めてボクスターについて書いてみよう。

 

ポルシェに嵌ったのは、1987年の911がきっかけだった。

車を購入後、車のポテンシャルを十分に味わうために、まず自分の腕を磨かなければと、ポルシェのドライビングレッスンに3回ほど出席。

たしか2回目のタイムトライアルで、911部門で優勝。

総合優勝は944ターボを操るセミプロのドライバーだったが、実に見事なドライビングだった。

パイロンで組んだショートコースを2回走り、トータルタイムで競うのだが、最も違っていたのは、360度のターンのところ。

サイドブレーキを使った、見事なスピンターンに、参加者全員が唖然としたことを覚えている。

こうしたタイムトライアルには、スタッフから販売店の社長まで、全員が参加していたが、こういうところがポルシェを好きになる要素の一つなのかも知れない。


こういうドライビングレッスンに参加してみると、ポルシェの凄さというか、限界の高さが実感できるうえ、公道を走るときに、自分の能力のうちのどれくらいを使って走っているのかを知ることができる。

たとえばプログラムでは、水を撒いた滑りやすい路面状態で、100キロほどから急制動をかけ、目標となるパイロンを避けるというレッスンがある。

タイアをロックさせて急制動をかけるため、そのままだとパイロンにぶつかってしまう。

そのため、40キロほどに速度が落ち、パイロンにぶつかる寸前にブレーキから足を離すのだが、これが意外とできないのだ。

つまり避けなければならない目標へ近づいているときに、ブレーキから足を離すというのは、本能に反する行為だからね。

だが訓練をすれば、足を離して、グリップを回復させ、パイロンにぶつかる手前でステアリングを切り、その障害物を避けることができるようになるというわけだ。



 

クラッチやアクセルワークの練習では、ゼロ発進でフル加速をするのだが、コーチはスタート地点から双眼鏡で車の挙動を観察しているのだ。

つまりクラッチミートの瞬間の車のブレから、アクセルワークやクラッチのミートの具合を看取しアドバイスをしてくれるというわけだ。

こうしたプログラムで腕を磨き、ポルシェを走らせてみると、ますますその魅力を実感できることになるわけで、こうした催しを積極的に開催するところなどは、さすがポルシェ。

ということで、レースもやってみたが、カミサンとか娘が余り興味がないようなので、本格的にやるとなると自分一人だけが参加するというスタイルになるのでパス。

このあたりはゴルフをやらない理由でもあるんだけどね。
 

渡米してからは、ミアータ(当時のマツダロードスター)、そしてボクスターSということになったのだが、フリーウェイが整備され素晴らしいワインディングロードが至る所にあるアメリカでのポルシェは実に生き生きとしていた。

そのため日本へ戻ってから始まった2005年からのボクスターとの生活が、どうしても色褪せているように思えてしまったのは、仕方のないところかもしれない。

カミサンや娘も運転できるようにと、ポルシェでははじめてのオートマチック車を購入したのだが、彼女たちには不評で結局、ほとんど乗らずじまい。

こうした理由で3年で走ったのは、9,000キロに満たない距離だったが、車の出来はいいものの、銀座に住んでいるとポルシェのポテンシャルは、ほとんど使うことがないのが実情だった。


 

私は車を足代わりに使うため、そうなると、どうしてもミニの出番が多くなってしまう。

日本ではミニの右ハンドルはボクスターの左ハンドルよりもいろいろな場面で、圧倒的に便利だ。

いざとなれば4人が乗れるうえ、カブリオレとしては秀逸なサンルーフの機能を備えた幌は、道具としての車の魅力でいえば、遙かにボクスターを上回っていた。

だから売る事を決めても未練はなく、売ったアトも「売らなければ良かった」と感じることが全くないというのがちょと意外だった。

ボクスターを持っているときに余り乗ることがなかったミニを毎日運転してみると、意外といい車だということに気がつき始めたこともあって、今ではすっかりミニが気に入ってしまっているのだ。

この点については、また改めて書いてみようと思う。

 

 

0818 Sat.

肌荒れとアトピー性皮膚炎の撃退法

余計なお世話シリーズ。(笑)

今日は肌荒れとアトピーについて。

といってもこれは、甲田先生の「朝食を抜くと病気は治る」マキノ出版 ISBN4-8376-1196-6 の該当箇所から一部引用し、まとめたものですので、さらに詳しいことを知りたい方は、この本の購入をお勧めします。



この朝食抜きの一日二食という食生活を続けると、確実に効果があがるうえ、実行するのは比較的簡単なのですが、「正しくきちんと続ける」のが、実はなかなか難しいのです。

たとえばひどい症状だと、いわゆる「背に腹は代えられない」状態のため、かなりきちんと実行することができます。

ですが症状が良くなったり完治すると、どうしても気が緩みます。

そのため、他の人より健康なのだから「ちょっとくらいいいかな・・・」と、ついついルールを破ってしまいがちになるのです。

 

私はソフトクリームで失敗しました。

他の悪いモノは食べていないので、ソフトクリームくらいは食べても大丈夫だろう、と甘い考えがその始まりでした。

食後においしいソフトクリームをデザートとして食べるという、夢のような生活のツケはやがて回ってくるとも知らずに、食べ続けたのです。

そうしてある日気がつくと、首のツケ根あたりから、アトピー性皮膚炎が広がり始めたのです。

それなのに「ちょっとまずいなあ・・」と思う状態になるまで、食べるのをやめられなかったのです。

あーあ、何と意志が弱いのでしょうか・・

ですが、意を決して、ある日きっぱりと食べるのをやめました。

ソフトクリームのお店の人は、一体どうしたのかと思ったはずです。(笑)

 

やると決めたら、徹底してやりますから、アトピー性皮膚炎は2週間ほどで完治しました。

このように、健康になってきたときこそが、この一日二食という食習慣を守るときに、最も気をつけなければならないのです。

今日はそういう反省も含めて、あるマイミクさんの日記を拝見して、まとめてみることにしました、

 

肌荒れ

これは効きます。冒頭の本での有効率は何と95%です。

肌荒れに悩む144名のうち、朝食抜きでの「著効」は108名。「有効」と「やや有効」を合わせた「有効」の割合は何と全体の95%。

一方、「著しく悪化」と「悪化」「やや悪化」を合わせた「悪化」の割合は2%で、「不変」が3%ですから、非常に高い効果が得られると断言していいでしょうね。

若い女性の方は特に肌には気をつけられていると思いますが、朝食を抜くだけで、劇的に肌は美しくなります。

その理由は「腸の粘膜の傷が治ると肌まできれいになる」からです。

肌の状態は腸の状態を反映しているのです。

肌が荒れているということは、宿便によって腸の粘膜が荒れているということに他なりません。

宿便がたまると、宿便に含まれる有害物質によって腸の粘膜が傷つけられます。

腸が慢性的に荒れている人は、かかとがザラザラしています。

昔は、かかとの荒れを気にして、軽石などでこすったりしたものですが、いくらそういうことをしても治りません。

ですが、朝食を抜いて一日二食の食生活に変えるだけで、いとも簡単に肌荒れは解消し、かかとの荒れも改善してゆきます。

ザラザラしていたかかとがツルツルしてきますが、それは腸の粘膜の荒れが改善した証拠でもあるのです。

ちなみに、肌をさらにもっと美しくしたいのなら、白いご飯を発芽玄米に変えることです。

うまい白米を食べて荒れた肌で我慢するのか、発芽玄米を食べて玉の肌になるのかはあなた次第と言うことです。



アトピー性皮膚炎

有効率93%で、アトピー性皮膚炎の症状がある41名のうち、「著効」が31名。

「有効」と「やや有効」を合わせた「有効」の割合は全体の93%と、非常に高い効果が得られています。

「著しく悪化」と「悪化」「やや悪化」を合計した「悪化」の割合は2%で、「不変」は5%。

朝食を抜いて一日二食の食生活に変えることにより「腸の粘膜が修復されると、過剰な免疫反応が治まる」というのがそのメカニズムです。

基本的には「肌荒れ」と同じですね。

腸の粘膜に傷がつくと、腸管内にある異種たんぱく(いわゆる抗原)などが侵入して、全身の血中を回ります。

そして、抗原であるたんぱくに免疫抗体が過剰に反応した結果、アトピー性皮膚炎の症状が起こるのです。

朝食抜きの一日二食にすると、宿便が排泄され、腸の粘膜が修復されてゆきます。

すると、腸管内にあるアレルゲン物質が体内に侵入できなくなり、過剰な免疫反応がおさまって、アトピー性皮膚炎の症状も改善してゆきます。

甲田先生の病院の患者さんも、アトピー性皮膚炎がよくなった人はたくさんいらっしゃるとのことで、次にアトピー性皮膚炎が劇的によくなった方の体験手記を転載させていただきます。


1年八カ月間の朝食抜きの生菜食療法で重症のアトピー性皮膚炎が完治

37歳・三重県・男性
 

ステロイドも効かずに悪化の一途

私は小学校三年生のときからアトピ在皮膚炎をわずらい、悪化の一途をたどり、ほぼ全身にアトピー性皮膚炎の症状が広がっていました。

現代医学の治療沫つまりステロイド剤(副腎皮質ホルモン剤)の塗布ではもはやどうにもならず、塗る薬の量だけがふえていき、百にチューブ一本を使い切るありさまで、病気が快方へ向かうことはありませんでした。

アトピー性皮膚炎を起こしやすい食べ物(卵肉など)にはもちろん気をつけるようにしました。

しかし、食べられるものが減っていくだけで、だからといって症状が緩和するわけでもないし、リンゴを食べただけでアトピーがこるほど悪化してしまいました。

また、頭痛、頭重、不眠がひどいし、毎日体がだるく、倦怠感に悩まされていました。

この病気を治す食事療法がわからないまま、ただただ悪化するばかりでした。

甲田光雄先生の療法を知って、その指示にしたがって実行し、完全に治すことができました。
 

頭痛、頭重、不眠、倦怠感もなくなった

昭和62年5月、大学二年生のとき、初めて甲田先生の診察を受けました。

最初、玄米普通食(玄米、豆腐、青汁)を指導されましたが、この時点でステロイド剤の使用をやめたため、リバウンド(薬の離脱による反動)で症状が一挙に悪化しました。

そこで先生に相談して、玄米食に替えていただきました。

朝食を抜いて、炊いた玄米を昼食、夕食の二回食べます。

この食事を続けて翌年の五月から三カ月間、甲田医院に入院し、すまし汁断食(昼と夜にすまし汁をとるだけの断食)と生菜食を経験しました。

退院後は生菜食を続け、翌年の11月に一カ月間、二回目の入院をしました。

このときは、二週間の断食を二回行いました。

この二度目の入院のあと、アレルギー反応の指標のIgEの値が正常値になりました。

何を食べてもアトピー性皮膚炎が出ない体になったのです。

退院後は、翌年三月の大学卒業まで、生菜食を続けました。

こうして、アトピー性皮膚炎をほぼ完治させることができました。

体調もすっかりよくなり、頭痛、頭重、不眠などもすべて改善され、倦怠感もまったくなくなりました。

朝食抜きの生菜食を1年8カ月続け、卒業後は普通の食事に戻し、なんでも食べるようになりましたが、朝食抜きだけは現在までずっと続けています。

もちろん、アトピー性皮膚炎の症状は起こっていないし、体の不調は何もありません。


甲田光雄医師からのアドバイス

アトピー性皮膚炎は、宿便がたまって腸の粘膜が傷つくことが原因です。戸締まりがきちんとできないので、異種たんぱく(いわゆる抗原)などが粘膜を通して血管に入り、皮膚でアレルギ簸応を起ごます。

ですからそれを改善するには、朝食抜きの二食にして宿便の排泄を促すのが最善の方法です。

この方は、自由を謳歌できる大学生という立場にあるなかで、意志を強く持ってそれをやりとげました。

現在も朝食抜きを続けていますが、なるべく動物性食品を避け、植物性食品を中心とした食事を心がけてください。

アトピー性皮膚炎でも甲田療法で完全に治してしまえば、IgE抗体も正常値になり、除去食(卵や肉などを除く特殊な食事)をする必要がなくなり、なんでも食べられるようになるのです。

 

 

0817 Fri.

目が気持ちいい!

「視力低下抑止の特効薬?」の続きですので、こちらを先にご覧ください。

使い始めてからほぼ2週間が経過したのですが、結論から言えば「こんなモノがあったのか・・」

これはソーケンを知ったときも同じで、自分の知らないことも、まだまだあるんだなということを、思い知らされることになったというわけです。

基本的な使い方は、ヘッドセットの耳にあたる部分がソフトな電極となっているのですが、その部分を「こめかみ」にあてて、レベルのボリュームを上げながら最適の場所を探します。

そしてこめかみの部分が「ヒクヒク」と痙攣するあたりで、適当な強さに調節して、あとは5分刻みのタイマーをセットするのですが、私はいつも最長の30分を選択しています。
 


とにかく使っていて気持ちがいい。

これに尽きます。

ソファに座ってTVを見ながら使い始めると、必ず横になって目を閉じたくなります。

気持ちがいいので、目を閉じてその快感に身を委ねていたくなるというわけですが、とにかくディスプレイを長時間見る仕事の人には、これは必需品と言い切っていいでしょうね。

この製品にはタイマーで使用する時間を選択できるのですが、最も長い時間は30分なので、いつも30分を2回続けていますが、とにかく これを使ったアトは目がとてもラクなんですね。

使用直後にPCのディスプレイに向かうと、その効果がよくわかります。

こんなに体感効果が高いのは、嬉しい驚きでした。

ソーケンなどの磁気治療器は、こうした体感効果はなくても効くのですが、これは「気持ちよさ」が伴うために「使ってみたい」という気になるわけで、これは、この機械の効果を高める要因になるはずです。

指圧の際に「こめかみ」のあたりを押してもらうと、意外に固く「頭が凝っている」感じがよくわかるのですが、これを使い始めてからは「こめかみ」のあたりを押されても、そういう感じがしなくなったところを見ると、やはり効果があるのだなと思います。

 

というわけで、使用前と使用後のが余りにも違うため、再度この製品を取り扱っている会社へ出向きました。

この機械についての効果について根拠となる説明を聞きがてら、参考になる資料を見せてもらったのです。

早速社長さんから直々に、あるデータを見せてもらいました。

それは、平成13年頃から,18年までの約5年間に、この製品を販売されている会社の体験室や、東方医学会、税理士共同組合、防衛庁自衛隊、デパートなどで行なわれた体験者約200名以上の方の使用前と使用後の視力の変化を測定したA4用紙6枚ほどのデータ でした。

そこには、にわかには信じがたい、驚くべき数字が並んでいました。
 


何と約98%の方々の視力が向上しているのです。

理由の一つは「脳内の血流量」の増加によるもので、これが集中力が強 くなる事にも関係しているらしいのです。

この機械を使うと目の周りのツボを刺激するため、網膜色素変性症の改善や色盲・色弱 、飛蚊症、白内症等の視力・視神経に関係した障害の改善が見られつというのですが、使ってみると、体感効果からも、なるほどという気がします。

聴覚にも有効な例があり、耳鳴りや難聴等にもかなりの効果がみられてい るというのです。

ウツ病やパーキンソン・手のしびれ等の症状の改善なども臨床例があり、かなり著効を示すことが あり、認知症やアルツハイマー・欝病・引きこもりなどの大半の原因となるのは、脳内血流量の 現象も影響していることから、こうした症例でも改善例が見られるとのことでした。

こちらにその会社のWEBサイトがあります。

http://www.palpulse.com/

お値段は25万2千円と少々張りますが、分割で買えば一ヶ月1万円位で買えるわけですし、ソーケンと同じで一度買えば、一生涯使えるわけですから、効果を考えると安いモノ 。

とにかくこういう風に、目がラクになるモノが他にない以上、私にとってはこれは、まさに青天霹靂というか、こうしたものがあるということ自体が、嬉しい驚きです。

PCのディスプレイを見る時間の長い方は、ぜひ一度体験してみることを、お勧めします。

 

 

0816 Thurs.

Love - Till Bronner

毎日こう暑いと、涼しいサウンドを聴きたくなるというもの。

というわけで、先日の「8月の日曜日」という日記で書いた、Till Bronner のアルバム「Love」をご紹介。

ドイツの若手トランぺッター、ティル・ブレナーは、9才からトランペットを始め、ベルリン・ドイツ交響楽団に籍を置いていたという実力派。

以前こちらにある「ティルブレナーの新作・オセアーナ」という日記でもご紹介したが、彼の最大の魅力は、パット・メセニーが絶賛したという、彼ならではの音色だろう 。

灼熱のアスファルトに描かれた、木々の影と太陽の光が織りなす木漏れ日模様が、 Till Bronner のトランペットのサウンドと交錯すると、そこには別世界が・・

バラードを集めた、アルバム Love の2曲目、Till のオリジナルナンバー「What Stays」は、フェンダーローズのバッキングと、ゆったりとした4ビートのリズムでもって、こういうシーンで最高の舞台を演出してくれる。

ストレートなトランペットのメロディーに、フェンダーローズのエレピのサウンドが溶け合い、リラックスした至福の一時を味わうことができる。

2コーラス目には、コントロールされたフレージングによるTill のアドリブが展開され、短いエレピのサウンドが、アクセントの光を放つコンビネーションが素晴らしい。

この1曲のために、このアルバムを買ってもいいと思うほど、気に入ったナンバーだ。

午後の日差しが持つメローでアンニュイなトロけるような雰囲気が、さらに際だつ4曲目の Brazil は、ゆったりと流れるスローボサのリズムが絶妙。

鋭すぎないミュートトランペットの音色は、彼ならではのものだということがよくわかるナンバーだ。

スローミディアムのボサのリズムをバックに、この名曲は彼のスタイルに生まれ変わるのだが、途中のアクースティックギターのアドリブに続く、Till のアドリブのバッキングコードの色合いの変化によって、デリケートにアレンジされていることを知ることになる。

エンディングにかけては、フェンダーローズがテーマをソロで演奏するのだが、そこからのリズムの入りが、ちょっとヒネってあり、その案配がお洒落だ。

7曲目は「I thought about you」。これもスローなナンバーで、Till びストレートなトランペットのサウンドが堪能できる。生ピアノのソロも落ち着いた中にも、リリカルなエモーションが感じられ、Till のソロへの受け渡し部分も、しっかりと味付けされている。

甘さを抑えたジャズのフレーバーもたっぷりと、堪能できるはず。

こちらで試聴可

 


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2006 0815-

 

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