2006 1115-
1130 Thurs.
昨夜の米国マーケットはギャップアップオープン。
ナスダック総合指数の日足チャートではまだロングサイドのゾーンではないので、スイングは我慢だ。下がナスダック総合指数の日足チャート。
イントラデイのプレイでは事前チェックの銘柄が炸裂。BIDU RIMM UAUA
どれでもそれなりに獲れるパターン。ただそれぞれの銘柄の日足チャートがが悪いから、長居は禁物。ということで前日よりも素直な展開。詳細はこちらからどうぞ。
ご質問が多いのでここでまとめて回答しておきます。
イントラデイは難しいか?
ライブトレードセミナー後NetAidのない1週間をおくってますが、ほとんど勝ててません。目標の1日1Pがなかなか達成できません、イントラ難しいですね。
負ける日はだいたい-1Pくらいでしょうか。オープニングのオーバーシュートの感じはわずかですが掴めてきたのですが、指数を見ながらのブレイクアウト狙いがまだまだできません。他力本願で申し訳ないのですが次回のNetAidで頑張りたいと思います。
イントラトレード中心のDVDの発売予定はないのでしょうか?
ハッチ先生がどのようにマーケットを監視しているのか、どこを見てどのタイミングでエントリーOR脱出しているのかみたいな内容だとありがたいです。
実際のマーケットを撮影したようなハッチ先生視野「ハッチビジョン」みたいなのもあると面白いかと^^
来月3日のセミナーにも参加することになりました。当日よろしくお願いします。
ここ三日ほどは確かに難しいかもしれません。指数を見ながらのブレイクアウト狙いですが、オープニングのオーバーシュートでホールド保有している最中に次のターゲットとなる銘柄を探すことができれば、監視状態に余裕があるということになり、次に狙いをつけるのが容易になるのですが、最初はなかなかそうはゆかないでしょうね。
どのようにマーケットを監視し、どこを見てどのタイミングでエントリーOR脱出しているのかは、ライブトレードセミナーで、かなりやりましたからね。
それにそういうガイドをするためにネットエイドをやっています。
来週からは3日のセミナーのために、夜ネットエイドを10日間連続開催をしますので、まずはそこで取り戻してください。
イントラデイは、流れが次々に頭に浮かび、躊躇なく次のアクションができるようになる必要があります。コンスタントに勝てるようにならないと自信も生まれないし、リズムも掴めない。これができるようになると躊躇なく入れます。
ですがほとんどの人はいいところで入らず、遅く入るためもう出なければならない位置あたりで入ってしまい、カットロスになるというパターンに嵌ります。ここが難しいところかもしれませんが、ガイドがあると思い切って入ることができるはずです。
今回のネットエイドのガイドではその辺のところも少し詳しく解説しようと思います。3日のセミナーの特典で参加される方も、経験の少ない方が多いと思いますし・・
呑み込みパターン
一つ質問があるのですが、飲み込みブルの場合、次の日足はどのように動くのが多いのでしょうか?例えば、長い陰線の次に短い陽線になった。ただ、その陽線は長い陰線の中での動き。その場合、次の日のスタートがギャップアップして、陰線の上から始まっている場合、そのまま陽線になるのですか?それとも陰線になる確率が高いのですか?一応、他のパターンでの動きも教えて頂ければ助かります。
よろしくお願い致します。
呑み込みのフォーメーションは、トレンドラインに沿って動いているかどうかで、信頼性が決まります。
この例では平均的なローソク足の長さの3本分の陽線で前日の赤い陰線を呑み込んでいます。当然プルバックが来ます。ですがトレンドラインに沿っていれば、そのアトもその方向へ動くと見ていいでしょう。
このパターンでは陽線がそれほど長くないので、そのアトも陽線が続いています。
もっと儲けるには?
ハッチ先生 こんにちは。いつもお世話になっております。札幌でのセミナーの後、Hi-Loを中心にトレードしています。ネットエイドに何度か参加させてもらいましたが、
MCはまだ僕にはできないようです(入るのも出るのも間に合わない...)
もう少し観察と、環境の整備が必要なようです。いまは、できるだけいいポイントでHi-Loで入り、かなりいいもの意外は1日で脱出しています。それでも、なんとか週4〜5万円の利益を出せるようになりました。
ただ、今日のようなshort日和でも、陰線続きや、前日が陰線のものばかりだと入れません。自分のルール的にはそれでいいのですが、ここのところなかなか入れる銘柄が少なく、もうちょっと入る本数を増やしたい、とも思っています。もしできましたら、今日のはっち2号の選択銘柄を解説していただけないでしょうか?
指数の動きもあると思いますが、前日陰線、または陰線が続いていても、前日DOJIの形をしているならリスクをとって入ってもOKでしょうか?今日のはっち2号の選び方を見ると、その辺くらいが他銘柄との違いかなということしか僕にはわかりません。
前日は短い陰線だからOK。
前日は短い陰線だからOK。
陰線が続いているのでパスですね。
前日陽線でもこうなることもあります。マーケットで100%はないことがよくわかりますね。
でもホールドすると下のようにプラスになるんですね。これがハイローバンドギャッププレイの凄いところでしょう。ルールどおりホールドすれば、機械的にトレードをするハッチ二号よりよい成績を出せることがお分かりになると思います。
これはDOJIだからOK。
ハッチ二号のパターンから、3つ選ぶと全勝。ローソク足のフォーメーションは大事だということがよくわかる事例ですね。
それから、ブレイクスキャンも同時に見ているのですが、ダブルスキャンと逆の意味で、ブレイクスキャンがHi-Loで入る銘柄選択のヒントになることはあるでしょうか?
来月からは、スイングスキャンだけもいいかなと思っているのですが。
トレードはより長いタイムフレームのチャートを見ることが大事なので、3分足を基準にしたブレイクスキャンがHi-Loで入る銘柄選択のヒントになることはないでしょう。
ですがブレイクスキャンプロなら30分足チャートでの情報がありますから、はっち二号のようにハイローバンドギャッププレイで、丸一日ホールドするイントラデイのプレイでは、リスクを減らすことができます。それが「30分マジッククロス8プレイ」の方法なのです。覚えていますよね?
この仕組みを組み込むと、はっち二号の成績は飛躍的に高くなります。
いまは、Hi-Loで入るにしても、30分ギャッププレイも使って、というか、だいたい30分くらい見てから、いいポイントで入るようにしています。(逆に言うと頭っからいっちゃう時は、その30分ぶんを損していますが...)
エントリーすると決まれば、始まってから逆方向に動いている場合、下がりきって上がるところで入れば、安い値段で買えるので勝つ確率は高くなります。これは私もよく使う手です。(笑)
最後にもうひとつ僕の妻は、ひどい片頭痛持ちなのですが、ソーケンは効くでしょうか?それと、妻は1歳半の息子と一緒に寝てるのですが、妻の頭のところでソーケンを一晩作動させておいても大丈夫でしょうか?本当は、ソーケンさんに尋ねればいいのでしょうけれども....よろしくお願いします。
偏頭痛の原因は多くの場合肩こりが原因のことが多いのですが、ソーケンは効きますよ。ためしにレンタルされるといいと思います。こちらでは分割払いでの購入もできるようになりましたしね。
頭のところでソーケンを一晩作動させておいても大丈夫です。というかそのほうがはるかにいいでしょうね。タイマーは不要です。メーカーでは、タイマーを使ってくれというでしょうが、これは万が一の場合の責任のためであり、実際の使用では全く心配ありません。
連続使用はすべてにおいてプラスに作用し、副作用とかは全くありませんから安心してください。ウチの家族で実験済みですし、今までの24年間、37万台を販売して副作用があったことは全くないそうですが、これは本当だと思います。
騙されたと思って、一度使ってみてください。効果を実感するには連続して使用する必要はありますが、これほどカラダのすべてに有効なものは、いまだかって見たことがありません。
1129 Wed.
昨夜の米国マーケットは難しかったはず。というのは事前には動きが読めないからだ。下がナスダック総合指数の日足チャートで、緑のマークの位置がオープニングの位置。ここから陽線になるか陰線で終わるかを予測できるだろうか?
これがこの日のポイントだったはず。私はわからなかった。前日の陰線が長すぎるということは、当然プルバックが来る可能性は高い。だが20MAを切っているので、さらに大きく下がる可能性もある。何色のローソク足で終わるのかは、終わってみないとわからない。
つまり多くの人もわからないだろうということで、オープニングは迷走するはず。ということで事前にロングサイドへギャップアップしている数少ない銘柄にロックオン!どちらにしてもアップティックルールがあるので、特にこういう日に、いきなりショートは通らないだろうからね。
ということでマズロングサイドはAAPL。株価の割りに値動きは悪いので避けたいところだが、他にないから仕方ない。これをカタに30分ギャッププレイを狙うが、先物の動きが、なかなか個別銘柄と合わない。GOOGで細かめに刻んだアトで狙ったのがBIDU。
下のチャートのように先物の動きがリングサイドへ動くタイミングで、BIDUが十分にブレイクアウトしたのを確認してロングサイドへ。
詳細はこちらからをどうぞ。
スイングのエントリーは当然見送りだ。はっち二号は当然こういう読みはできないから、ショートをしてやられている。やっぱりね。^^
マーケット終了後のナスダック総合指数の日足チャート。
戦略
というわけで昨夜は「戦略的な考え方」ができた人は、それなりに獲れただろう。
では「戦略的な考え方」というのは、どういうものなのだろうか?
北風は旅人のマントを脱がせようと、強い風を吹かせるが、旅人は狙いとは逆にマントが脱げないように必死でがんばることになる。
太陽は暖かく照らすことで、旅人は自然にマントを脱ぐことになる、という有名な逸話があるように、何かをさせるためには直接そのことに対して「チカラ」を入れるよりも、相手の心理をよく理解
することを前提に考える方がうまく行くことが多い。
子供がダダをこねて、何かを買ってほしいとせがむのが、最もわかりやすい交渉の基本となるパターン
で、いわゆる戦略を考える上での基本となるわけだ。
泣くことで親へ圧力をかけるわけだが、甘い親は屈するだろうが、ほとんどのケースで失敗することになる。
仮に運よくほしいものが買ってもらえたとしても、以後買い物へ連れて行ってもらえないという「報復」を受けることになる。(笑)
言い換えると子供側からすれば、最も効果な戦略というのは「いい子だったから何か買ってあげよう」と親に思わせることなのだ。
戦略とは最善の結果を得るために「最悪のケースに備える」のが基本で「相手はこちらの希望通りには動かない」ことを前提にしなければならない。
トレードではまさにこのことを肝に銘じて作戦を立てる必要があるのだが、儲けることばかりに精一杯になると、その結果は不利になることが多い。
そこそこの利益を狙い、こちらが主導権をにぎるための、複数の条件を設定して、そのとおりに事を運ぶことが成功への近道なのではないだろうか。
早く書く技術
どうやったら早く書けるようになるのか?今回は映画評論の書き方がテーマです。まず調べておいたほうがいい部分は、きちんと抑えておくということです。ある映画についての感想を書こうと思ったら、ネットで調べればストーリーや感想を書いたものは山ほど見つかります。
ですが、そうした膨大な情報というのは逆に、何が必要かを選び出すだけで、時間がかかってしまうことになります。
普段からある程度映画を見ているのであれば、それらの作品と比較をしたり、そのときの面白さを知っているため
、調べるほどのことをしなくても、こうした点について書けば、ある程度の分量を書くことができるでしょう。
調べるのは、意外なスタッフやキャストというような、普通みんなが知らないと思われる情報です。そして、その作品の監督や俳優が関わった作品にどういうものがあるかなどといった自分の知らない部分に絞り、間違いがないかを念のために確認しておきます。
よく見られる映画評論で、ここは面白くなかったとか、自分ならこうするのにといった主張をしているだけというものがあります。面白いとか面白くないなどというのは、個人的な好みの問題であり、面白くないと書けば、面白いと思っている人から共感を得ることはできません。
興行収入的にいってコケた映画は、多くの人が面白くないと思ったわけですから、そうした映画を面白くないと書いても、それは当たり前のことであり、わざわざ書く必要がないものとなってしまいます。
ヒットした作品を面白くないと書くと、感性の外れたヤツだと思われるのがオチですから、興行成績という点については、あらかじめ調べておいたほうがいいでしょう。面白くないと主張するためには、かなり説得力のある論点が必要になり、早く書くという目的からは外れてしまうことになります。
また自分が監督でもないのに「自分ならこうするのに」などと、映画を撮ったことのないものがいくら書いても説得力に欠けることになります。
監督というのは、予算や周りの人間関係などさまざまな問題が発生する要素も処理をして公開にまでこぎつけているわけですから、そうした点を踏まえた書き方をしないと、逆に「そういう種類の仕事をしたことがない」ことがバレバレになるだけです。
それよりも、ここの場面では、こういう考え方からいえば、こう言う解釈ができるのではないかという分析をすれば、自分が面白いとか面白くないと思った理由をアブリ出すことができるため、自分の主張を多くの人と共感できる可能性は高くなります。
ただし全編これをやるといくら時間があっても足りませんから、自分が最も感動した部分に的を絞ることです。^^
面白かった映画を素直に「面白さをどう伝えるのか?」というアプローチで書くほうが、欠点をあげつらって文句を言うよりも、遥かに簡単で時間がかからない方法なのです。
大きな流れから外れたことを考え、書こうとすると、確実に時間がかかるということです。
つまり「トレンドに逆らうな」ですね。
何だかトレードと同じになってしまいました。(笑)
では面白くなかった映画に対してはどう書けばいいのでしょうか?
自分がなぜ見る前に面白いと思ったかを、きちんと書いておくことです。
この映画は面白いに違いないという予測がなぜ外れたのか?
こうしたことを客観的にわかるように書くことは、次回の失敗を避けるためにも有効なはずですし、読む人の心の中の笑いを誘うことにもなり、それは共感を生むことにつながるのです。
社会的意義
SHAT さんが、考えさせられるテーマについて書かれているので、ご紹介。
CQGテクニカルセミナー SHAT
CQGのテクニカル分析セミナーに行ってきました。正直、CQGセミナーはどうでも良くて(爆)、桜木花道さんが東京に来るという連絡をもらったので、はっちさんと桜木さんの顔を見に行ったような感じですね〜。
はっちさんの講義は1時間程度しかなく、CQGを使ったトレードの紹介という感じで私としては特に目新しいものはありませんでした。まあ、無料ですからね。でもチャートソフトを使ったトレードとはどういうものか、初心者の方に理解してもらうには良いセミナーだったと思います。
昼にはっちさんや桜木さん達と昼食を取り、はっちさんと分かれた後は桜木さん達としばらくトレードの話をしましたが、用事もあって私は午後の部のカリキュラムは出席しませんでした。なんと言うか、自分なりのトレードのやり方が確立してしまうと、あまり知らない人のトレード手法とか聞きたくないんですよね〜。
でも、もう他人の手法なんか知りたくもないというのは、トレードに対してちょっと倦怠期が入っているかな〜、とも感じます。ボサーとあまり緊張感なくトレードやってても、生活費くらいはラクに稼いじゃうので、どうもモチベーションが下がりがちなんですよね。あまり楽しくないっていうか、燃え尽き症候群にかかってるというか。
だいたいトレーダー稼業ってのは、気を付けていないと社会から隔絶して生きてゆけてしまうので、なるべく自分から意識して社会と関わっていこうとしないと、ホント孤独になっちゃいますよね〜。孤独は嫌いじゃないんですが、その状況ばかり続くと自分の存在感や社会的意義を求めたくなってきます。
もうちょっと何かしらの方法で、社会と関わることをしていきたいという欲求が出てきますね。はっちさんがなぜセミナーをやるのか、今になって理解できる気がします。
ということで、私も来年から新しい事業をやってみようと思います。トレードをやり始めの頃は、時間とお金に余裕のあるお気楽な生活ができればそれで良いと思ってましたが、どうも人間は停滞というものに耐えられないようですね〜。
トレーダーという仕事で、社会とどう関わって行くのかという点は、コンスタントに儲けられるようになると、大きく浮上してくる問題なのかもしれませんね。
私の場合、大体時間の半分は「自分との関わり」に対して時間を割いています。
これは主に運動不足にならないようにする時間や、マッサージなどでのカラダのコンディション作り。
トレーダーはどうしても運動不足になりますし、目や腰に負担がかかりますから、コンディションの調整は、トレードの成績を上げるためにも、大事な要素だと思っています。
おまけに保証の無い仕事ですから、健康を害して病気になってしまうと、リスクという点からはかなりヤバイ状態になるわけですし。
モチベーションは、メンタルだけではなく、筋力とも密接に関連していますから、自分の肉体のコンディションを強く強靭なものに保っておくことは、モチベーションの向上のためには絶対に欠かせません。
私と同世代の多くは、カラダにチカラがないため覇気を感じられない人ばかり。
この点において、アメリカ人はかなりレベルが高いですね。日本人は完全に負けています。
第一姿勢がみんなとても悪い。あれじゃあ女性にはそっぽを向かれますね。
ってまあ余計なお世話ですけど。(笑)
自由になる時間・必要なお金・健康で調子のよい体調という、3拍子が揃わないと、どれかひとつが欠けても「幸福感」は低下するものなのですね。
そのうえで、自分のやりたい仕事をやりながら、社会に貢献できるというのが、ひとつの理想的なカタチなのだと思います。
ですが、目指せ理想に向かって!・・・というのは疲れますのでほどほどに。^^
1128 Tues.
12月3日(日)にこちらで講師を務めることになりました。
デイトレードネットの読者には、10名限定で特別50%オフの招待枠をいただいています。
⇒特別申込み(現金振込)でのお申し込みはこちら
締め切りは今日ですのでお急ぎください。
ブレイクアウトのタイミングの計り方
30分ギャッププレイについて、次のようなご質問をいただきました。
いつも NetAid ありがとうございます。フリットこと**です。
毎日が新鮮で吸収することがたくさんあり、大変ですがコンスタントに利益が出せるように頑張っていきたいと思います。
現在実トレ4回目ですが2勝2敗で利益は出たり出なかったりで+-0くらいですかね^^;。
先程(11・24米国株)のNetAidで最後に質問したやつなんですが、ブレイクアウトし、エントリーしようとしたらすでに長い陽線になっていた場合どうすればいいのか教えてください。
仮にこのそれぞれのブレイクした陽線の高値付近でブレイクに気づきエントリーしようとした場合でございます。
AKAM・RIMMのチャートですと赤と青の線がギャップ幅の線で、水色が高値の抵抗線です。
長いローソク足が形成されたら、そこの時点ではもうエントリーは遅すぎるということになります。
遅くならないようにするためには、先物とのタイミングを合わせることです。
上の銘柄の中では RIMM がタイミング的には一番いいでしょうね。
下はNASDAQ100Eminiという先物の1分足チャートですが、上のRIMMとのブレイクアウトのタイミングが合っています。
これだと抵抗無く入れるはずです。
下は昨夜の実トレードでの例です。
狙った位置で確実に執行していることがおわかりになるはずです。
上のFFIVのブレイクアウトのタイミングと、下のNASDAQ100Eminiという先物の3分足チャートのタイミングが一致していることお分かりになるでしょう。
これはいつもネットエイドで解説していますね。
キーは先物の動きをよく見ることです。
頑張ってくださいね。
1127 Mon.
27日の東京マーケット
今日は日本株ライブトレードセミナーの最終日だったので、恒例のライブWATCH。マーケットが始まると解説付きでガイド。負けるわけには行かないのだが、今日はどちらへ行くかはわからない。まあいつもだけどね。(笑)
ギャップダウンで開始。こういうだれもがショートだろうと思うときは、1分待ってから方向を見極めるというのがマル。という作戦は見事にヒット。
その手は桑名の焼きハマグリ。^^ リバーサルでロングサイドへ動き始めたので、まずは住友商事(8053)。
見事にロングサイドへ動き、ファナック(6954)も所定のゲインがなかったので、ブレイクイーブンで出た後は、またロングで今度はナイスな展開。
弾数を撃てるつまり資金の多いトレーダーは、どんどんロングサイドへエントリーできたはず。ヤマダ電機(9831)は30分ギャッププレイ。
多くのデイトレーダーにとっては、難しかったはず。受講者用掲示板を見ても、デイトレードでウハウハの人は見当たらず。まあ仕方ないよね。だけどこういう地合いで真価を発揮できたので気分よし。当然のことながら「はっち二号」はあえなく撃沈。わかりやすいヤツだな。^^
知識と技術と情熱
先日の日記でこういうコメントをいただきました。
はっちさんにリクエストですが、技術がなくても、知識さえあればお金もうけできる方法あったら、教えてください。
私も教えてほしいですね。(笑)
トレードの世界では、知識として知っているだけでは儲けることはできません。
それを実行に移す技術を訓練する必要があります。
その知識が正しいのか間違っているのかは、それを実行してみればある程度はわかるものです。
ですから、知識が正しいのかどうかを知るためにも、実行するための技術が必要になるのです。
面白い日記を書く技術がなくても、知識として面白さを知っていさえいれば、面白い日記を書ける手立てがあるものでしょうか?
その前に、ブログや日記で面白いかどうかを知るためには、それを検証する技術が必要になります。
mixi の場合はコメントの数で即座に検証できますね。
ですが、面白いものを書きたいと思った場合、面白い日記を知識として知っているだけでは、面白い日記を書けることにはなりません。
面白さにはいろいろな種類があると思いますし、ブログや日記を読む動機は人それぞれだと思いますが、書き手の魅力というのはきっとあるはずです。
ですが、日記を定期的に読みに来るのは、必ずしも書き手に興味があるからというわけではないでしょう。
書いてる人がどのような人なのかを殆ど知らなくても、内容さえ面白ければ読みたいと思うわけです。
そしてそうした積み重ねが、書き手への興味へと繋がってゆくことになり、それが書き手の魅力として感じるようになるのではないでしょうか。
ですから面白い日記を書くには、ある程度の技術が必要になるのです。
面白くない日記というのは、いつまでたっても人気のない、客のあまり来ない店のようなもので「魅力のなさ」に加えて書き手の問題として「需要のないテーマ」を選択しているケースも多いのです。
テーマ自体が面白くないと、読んでもつまらないし、ためにもならないし、つまりは得るものが少な過ぎることになり、また読みたいと思わなくなるわけです。
そうなると自分がなぜ書くのか、という理由がよく判らなくなってきます。
まあ、単なる落書きだと思えば、いいのかもしれませんが、そうなると書きたいというモチベーションが湧かなくなってしまいます。
自分の為に書、自分の考えを並べなおして、メモするだけの日記が、なかなか続かないのはこうした心理的な理由があるからだと思います。
面白くない日記でも、面白い日記を書きたいという情熱を持ち続けることで、だんだんと面白くなってくることは十分にありえると思います。
ですから、技術がなくても、知識の代わりに情熱さえあれば、お金もうけができるかもしれませんね。
1126 Sun.
チャレンジ
ブログの面白さのひとつは「自分が好きなものを好きだ」とか「俺はこう思う」と大声で言える快感ではないでしょうか。
例えばいままでは、トレードが得意な人に対して、多くの人は「株なんか危ないからダメじゃないか」とか「そんなギャンブルみたいなものは・・」なんて言ってたわけです。
でもそう言われても、勝てない人はそこをどう説明して説得すればいいかの、具体的な手法を持っていないものだから、言い返すことはできません。
だけど、勝った実績のある人は、ネットを通じてダイレクトにそこで反論できます。
「そんなのダメだ」と言われても「じゃあこれを見ろよ」とか「どうしてダメなのかかを説明してくれ」って誇りをもって言えるわけです。
そうしたやり取りの中で、自分がやっていることの意味や価値がより具体的に見えるようになるわけです。
自分の持っている知識や体験は、一度アウトプットしてみることです。
自分のトレード手法を他の人が使うと、どんなふうに使われ、何が要求されるのかを人の目に晒し、チェックすることで、さらに磨きがかかります。
アウトプットしなければ「10万円の価値がある」と思っていても、形のないものだけに、本当にどうなのかはわからないのです。
「10万円出してもいい」という人が沢山いれば、それが本当の価値なのかも知れないと考えても、当たらずとも唐辛子なわけです。^^
こうした考え方を応用すれば、毎日の日記をつけることで、自分の生活を少しずつ変えてゆくこともできます。
一日のという限られた時間で、どれだけの時間を本当に自分のやりたいことに費やしているのかとか、自分の方向性をチェックするなどということも、日記を通じてアウトプットすることで、客観的な反応を知ることができます。
自分の仕事を客観的に見ることができるという面白さは、アウトプットするからこそ得られるのだと思います。
ネットを使って「情報」を探し回るにはホントに便利な環境になってきました。
それだけに「今までに知らなかった新しい情報」を探し回る傾向に、一層拍車がかかってしまいます。
月刊のマネー雑誌などでは、定期的に「これから有望な銘柄一覧」などという特集を組んでいることがよくあります。
じゃあ、米連邦準備理事会(FRB)の公開市場委員会(FOMC)方針も分かった上で決断しているの
でしょうか?
たとえば、ファンドマネージャーたちが「これから有望な銘柄」をどれにするかを議論しているとします。
カイシャでどの銘柄を今週はセールスしようと、多くのファンダメンタル要素を検討し始めるわけです。
そうすると「上がると推薦して下がったらどうするのか」とか「
そのときに上司へ納得できる理由が必要になる」とかをみんなで考え始めるわけです。
投資家たちがそういった実情を知ったら「そんなことしか考えてないのか」と仰天するかもしれませんが、その程度のものなんですね。
「この決算の数字があって、こうした新製品を売り出すのに、上がらなかったらしかたないよなあ」というように、ダメだったときのエキスキューズ
、つまり上役が納得できるストーリーが、彼らにとっては一番必要なのです。
損をしたって所詮自分の痛みではないわけです。
大きな組織に属していると相対的な自分のポジションが、どうしても気になるものなのです。
実際にその銘柄が、上がるかどうかよりもね。
業績の数字、市場動向、最新技術、人事労務問題などの多くのファンダメンタル情報を集めれば集めるほど、プラスやマイナスになるいろいろな要因を組み合わせて考えなければいけな
くなってしまいます。
結局は情報の多さが仇となって、身動きが取れなくなってしまい、他のところを考えざるを得なくなるわけです。
それはほとんどの場合、組織においての自分のポジションなのです。
ネットエイドでは、いわゆる「ファンダメンタル情報」は「なし」で決断をしています。
それでも、これはその方向へ動く、ということは非常に高い確率でわかります。
資金の投資効率で言えば、投資信託などのファンドの利回りなどは、比較にならないレベルでです。
私は、マーケット開始前に、この銘柄の決算がよかったのか悪かったのかなどといったファンダメンタル情報は全く持っていません。
買えばいいのか見送ればいいのかなどいうことは、実際のマーケットが始まってみないと、正確な答えなんて出せないんですよ。
それでも決断しないといけない。
決算やアナリストの評価などは考えずに、チャートだけを見て、どんどん決めているのですが、何も問題はありません。
それよりも決算の数字を知っていると、「これは上がらなさそうだ」などといったバイアスがかかることになります。
そうしたバイアスは、肝心な瞬間にマウスボタンをクリックすることをためらわせることになり、チャンスを逃すことになるのです。
トレードの世界では、自分にとって何が「影響を受ける情報なのか?」をよく考えることです。
情報のやり取りが簡単にできるネット環境が整ってくると、情報や知識を集めやすくなります。
ブログ機能もそうした傾向に拍車をかけるわけです。
せっせと集められた単なる情報っていうのは、一体その人個人にとって本当に必要な知識なのかなって、思いますね。
新しい情報ばかりを集めていると「知らない」ことへの危機感というか焦りが、背景に生まれてくるものです。
そんなことよりも、限られたエネルギーを使って、結局、自分がやりたいことをやっているかどうかのほうが大事なのだと思います。
何をしたいのか、という部分が見えていないものや、行動が伴わないただの知識だけでは、ちっとも面白くありませんしね。
トレードについての議論って楽しいものです。
「円が強くなるから、この業種は上がるはず」とか「企業業績は織り込み済みか?」とか、そんなことで議論をはじめると、もういくらでも膨ら
んでゆきますからね。
飲み屋の話だったら、いろんな情報を集めているそうした「物知り系」のハナシは面白いと思います。
でもね、それはプロの仕事としてのレベルではないですよね。
それよりもロジカルなアプローチでシンプルに考え、そして結果を出せれば「デイトレードは楽しいよね」とか「本当にわかってい
るかどうかを知りたければ、友達や奥さんにわかりやすく説明できるかどうかをやってみるといいね」っていうことになります。
そういう人の話の方が、うんと楽しいし、面白いですよ。
なぜなら単なる情報を集めただけではなく、実際のマーケットを通じて具体的にアクションを起こした人だけが持ちえるアイデアや情熱が伝わってくるからです
。
こうしたことは実際に自分で何かアクションを起こし、そしてそれをやり続けることによって初めて実感として分かることなんだと思います。
自分でオリジナルのメソッドを考えるって結構大変なんですが、でもそういう何かにチャレンジするって言うのは、本当に楽しいことなんですね。
これが限界だと思っていたラインを突破すると、急速に新しい展開が開けるというのは、トレードの世界ではよく起こります。
ですからそういう体験をしたことがないと、こうしたことにチャレンジするモチベーションっていうものはなかなか湧いてこないのです。
会社の組織というのは、個人の力でそうしたことを体験するには不向きです。
自分と同じ組織に属している人が書いた本を読むよりも、その世界のトップはどのような方法で進歩しているのかを知るほうが、うんと生産的なのです。
トレードがうまく行かない人というのは、せいぜい3万円までのセミナーしか参加したことがない人がほとんどです。
でもそういう人が、25万円のセミナーを受けると、その後は「新しい世界」や新しい考え方による「全く違った」世界が見えてきます。
3万円までのセミナーでは見えなかったはずの世界です。
高いものは高いだけの理由があります。
これは高ければ高いほうがいい、という意味ではありません。
高い理由を知るには、それを買うなり体験してみるのが一番で、その世界での目利きになりたければ「今まで見えていなかった世界」の幅を広げるのがもっとも効果的なのです。
1000万円クラスの車を買って毎日乗っていると、400万円クラスまでのクルマしか乗ったことがない人には見えなかったことや、感じなかったクルマの味や感覚に「気づく」ようになります。
金銭感覚というのは、普通のものを安く買う体験だけでは、磨くことはできません。
金銭感覚を磨くには、反対サイドの世界にもチャレンジすることです。
プレッシャーに感じるほどの負荷をかけてはじめて得られるものというものがどういうものかを知ることも、次のレベルへ到達するには必要なのです。
1125 Sat.
明日からまたセミナーなので今日は、カラダのメンテをしておこうとO先生に予約を入れようとしたが、今日は予約で一杯だという。
ということで同じA店のチェーン店でよりオフィスに近い京橋支店の、K先生へ予約を入れる。
先生が休みとか、予約で一杯だったりとか、週末で店自体が休みというケースがあるので、日頃からきちんとメンテをしておこうとすると、自分にあった上手な先生のいるところを3箇所は確保しておく必要がある。
もう一箇所は以前オフィスのあった西新宿のR店。いつもお願いしているA先生以外にもS先生やY先生など上手な先生が3人いるうえ、年中無休の店なので、3つの店すべてでダメということはないのが有難い。
それと先生によって微妙に攻めるというか手入れをする場所が違うことに加え、タイプも違うから、ある程度のレベル以上の先生であれば、時々違う先生にケアしてもらうのも新鮮でいいものだ。
O先生はタイプで言うと、いわゆる忍者。
ほかの二人の先生はどちらかというと「武士」。
普通のいわゆる必要な場所のコリをバッサリとやっつけるといえばいいだろうか。
K先生はアタリが強く、グイグイやってくれるので、アトがさっぱりするし、A先生はもうすこし繊細で丁寧に片付けてくれる。
O先生は、思わぬところへ意外な方法で攻め込んでやっつけるという、どちらかというと珍しいタイプ。
K先生いわく、私の筋肉は強く押すと、中へもぐりこんで行くタイプで、腕の内側をこんなに強く押すのは私だけらしい。
普通は痛くてダメでしょうということなのだが、コリも強く押すと中へ逃げてゆくので、施術する側としては、結構タイヘンなタイプに属するのだという。
K先生も、O先生と同じように鍼ができるので、首周りは鍼でほぐしてくれるのだが、目のツボがターゲット。
動くチャートを追いかけたり、タイプもかなりの量を打つのでどうしても目に疲れが溜まるようで、いわゆる職業病だね。
どちらにしても、腰は随分よくなって、昔のアノ痛みはいずこへというほどの変わりよう。
O先生以外は、磁気シャワーのことはあまり話していないため、すこし不思議に思っているようで、随分前よりも体全体が柔らかくなっているという。
つまり血流の流れが悪くなるタイプの凝り方はしていないのだが、化学物質の伝播や、筋肉自体の疲れで、それなりに使えばどうしてもメンテが必要になるのはクルマと同じなのだが、「凝っている」というツラさをどんなときにも感じなくなったのは有難いことだ。
だからといって、凝っていないということはないので、やはり使えば使ったなりのメンテンスは必要だということなんだけどね。
音のよいCD
「ライブのチカラ」という日記で「カーオーディオを新調したので、解像度の高いお勧めのフォーカルのスピーカーに合うような音源を教えてください!!」
というコメントをいただいた。
「音がいい」といっても普段聴いているシステムや好きな音楽のジャンルによって、その評価は変わるため、厳密に言えばチョイスをするといってもかなり難しい。
そういう意味では「好きな女性のタイプは?」という質問と似ているかもしれない。
たとえばロックというジャンルでは、メッセージ性とか社会に対する主張といったテーマの占める割合が高いため、どちらかというと録音の良否をリスナー側から要求されることは少なくなる。
一方でジャズ系の場合は、ロックのジャンルより聴く年齢層が比較的高くなり、楽しみ方も、音やフレーズのコンビネーションといった要素が重要視されるため、必然的に制作サイドも録音状態に神経を使うことになる。
今回は、次のような基準で選択することにした。
まず演奏そのものが高いレベルであること。
これで日本の国内録音のものは、ほとんどすべてが落ちてしまう。
録音では最終段階で、マスタリングという作業が行われるのだが、日本のミュージシャンでも音にこだわる人は、欧米のマスタリングスタジオに依頼することが多い。
ラジカセや iPod
で音を聴けばそこそこなのだけれど、よいオーディオ装置で聴くとダメというアルバムは多く、一方単に音がいいだけで、アルバムとしては凡作、というのは山ほどあるわけなのでこれもパス。
ということになると、非常に数が限られてくる。
というわけで今日はまず一枚のアルバムをご紹介。
Renee Olstead
1989年6月18日にテキサス州ヒューストン生まれ。
つまり今16才の高校生だが、デビューアルバムのリリースは何と15才というレネ・オルステッド。
アカデミ−賞授賞式後の舞踏会で唄い、独立記念日の大統領夫妻向けの祝賀コンサ−トで唄っているのがTVで中継されるというから、その実力はレベルの高いアメリカのミュージックシーンでも折り紙つきといっていいだろう。
歌の端々から感じるコケティッシュさは、演じているのではなく、まさにその年齢が持つテイストなのだから、またたまらない。
プロデューサーは、あの David Foster。
参加ミュージシャンもブライアン・ブロンバーグ、ヴィニー・カリウタ、ディーン・パークスといったビッグなジャズメンがバック演奏。
デュエットでは、コンコードから鳴り物入りで新人デビューした、ジャズ・シンガー・ソングライター、ピーター・シンコッティの歌声も聴ける。
あのトランペッタークリス・ボッティも参加している。
当然のことながら、素晴らしい状態の録音で、日本のミュージシャンのCDでは聞くことができないレベルの音だといっていいだろう。
とにかく個性的。
15歳とは思えないセクシーさも持ち合わせ、歌そのものに、自分のスタイルを既に持っていることがわかる
。
ということでセカンド・アルバムがいつリリースされるのかが気になるのだが、Producer
は一作目と同じ David Foster でタイトルは「SKYLARK」。
前作同様、オリジナルの他にカバーもあるということなのだが詳細は不明。
現時点でのリリース予定は2007年2月だという。
だがガッカリするのはまだ早い。
DVDで彼女の歌が一曲だけだが楽しむことができる。
2005年12月にロスのウィルシャー・シアターで行われたクリス・ボッティーのコンサートを収録したDVDで、ゲストシンガーとして
レネ・オルステッドが登場して一曲歌っている。
10才後半ば過ぎという年齢が、にわかには信じられない堂々としたステージングと、自信溢れる物腰はまさに圧巻だ。
良くコントロールされて通りのよい歌声は、それまで登場していた実力派のシンガーたちの顔色を失わせるに十分値するものだと断言していいだろう。
ホーンの入ったオーケストラの分厚いサウンドに一歩も引けをとることなく、ビッグバンドのサウンドをリードするかのような彼女のスイングする歌声は、聴衆を興奮の坩堝に叩き込むだけの
魅力に溢れている。
彼女の前に、ポーラ・コールは二曲歌ったのだけれど、何としても一曲にして、レネ・オルステッドにもう一曲、バラードを歌ってほしかった。
ライブでこのような「鳥肌の立つような興奮」を味わわせてくれる歌手というのは、めったにお目にかかれるものではない。
カミサンも絶賛!
我が家で最も来日を望まれている歌手の筆頭に挙げられている。
私が知る限り、現在入手可能な音源はこれだけしかないので、ファーストアルバムで我慢するしかないのだが、とにかく全曲がすばらしいアルバムなどというのは、数年に一枚あるかないかだからね。
とにかく二年間聴き続けても、飽きない魅力のあるアルバムだ。
1124 Fri.
放熱フィン
先日ここで書いたが、トレーダーであり友人の、O氏自らのオーダーメイド作「スーパー・ソーケンベッド(空冷)」の
ベッドは家の構造を利用するというものだったが、ウチではせっかく買った磁気シャワーマクラや、健康ふとんがあるので、これを何とかしようと思案。
やる気が伝染してというわけだが、構想1分、制作日数丸一日(笑)でチューンアップした空冷枕をご紹介。
ウチでは最近、指圧のO先生のアドバイスで、頭部はソーケンを枕に入れずに頭の「てっぺん」から足へ向けてシャワーを放射するように、ベッドボード
の上に載せて、壁に「ソーケン」の底部をくっつけてセットしている。
「ソーケン」の底部は壁面に接触しているため、放熱効果がよく、寝ている間中、止まらずにフルで動いている。
上の写真がセットした状態で「磁気シャワーマクラ」はカバーをはずした状態で中には「ソーケン」がもうひとつ入っている。
障害のある息子の頭部にはダブルで放射したいのだが、磁気シャワーマクラの中の「ソーケン」は、マクラが密閉されている構造のため、1時間も経たないうちに熱のためにサーモスタットが働いて止まってしまう。
もちろん温度が下がれば、また動き出すのだが、止まっている時間がもったいないので、これを連続で動くように、ある程度の温度以上に上昇しないよう、放熱効果を高めようというわけだ。
ポイントは「放熱」なので、温度の上がった「ソーケン」の熱をどのように逃がすかだが、熱を空気に触れさせ、またベッドのマットレスにも伝導させて熱を逃がすことにした。
これはマクラを持ち上げた状態。
まず東急ハンズで、30センチ×20センチサイズで、厚さ1.2ミリのアルミ製の薄い板を購入。
これを「ソーケン」の底部へ両面テープで貼り付ける。
つまり熱はこのアルミの板を伝わって30センチ×20センチの広さに拡散し、シーツを伝わって放熱されることになる。
そしてアルミの角棒1メートルを80センチと20センチに切ってもらい、(切断の費用は一箇所510円くらいだった)20センチの角棒3本をこのアルミの板の下へ両面テープで貼り付けた。
上の写真のようにアルミの板にアルミの角棒でフィンをつけることで、アルミの板とシーツの間に空間ができる。
その空間に入り込む空気へも熱が放射されるというわけだ。
上の写真のようにソーケンの底部に両面テープで貼り付けられた、アルミの放熱フィンのセットに、マクラ部分を被せると下の写真のように完成だ。
「健康ふとん」も基本的には「磁気シャワーマクラ」と同じ構造なので、角棒1メートルを80センチに切ってもらった方と、30センチ×40センチサイズのアルミの板とで、同じように冷却フィンを作り、健康ベッドへセット。
これで、ノンストップで磁気シャワーを浴びることができるようになった。
「ソーケン」はマクラにひとつと、ベッドに2つを使い、頭部のヘッドボードの上にもうひとつというラインアップ。
カラダは、ある程度健康なら、普通は腰の部分と、足の2つで十分だろう。
頭にソーケンを当てるという効果は、脳が関係する「自律神経」に関する部分にも及ぶので睡眠中は「ソーケン」2つを、後頭部と、頭頂部からの二方向でダブルに磁気シャワーを浴びるという作戦だ。
効果とコストパフォーマンスを考えると、バランスのよいセットだろうと思う。
このセットのアルミ関係の材料費は、アルミ棒6本(切断するので12本になる)と、アルミの板3枚で約1万円少し。東急ハンズ新宿店の7階で調達。
さて、果たしてチューンアップした放熱効果のほどは?
続く・・
ご注意
ソーケンの製造元では、タイマーを使うことを推奨されています。
こうした工夫をされる場合、磁気シャワー発生装置を連続動作させることで、温度が上がり続け、故障の原因になるリスクがあることをご承知おきください。
また、私はこうした改造を薦めているわけではありません。
トラブルが起こった場合は、改造した本人の責任となります。
こちら
から分割払いで購入できます。 こちらにオンラインショップがあり、こちらで会員登録をされると簡単に購入することができます。
PS
こういうメールをいただきましたがラッキーですね!^^
「何だいきなり」と思われるかもしれませんが、題名の通り創健の磁気シャワーことですw
実は今日祖母の家の二階を片付けていたらひょうたん型の機械を発見しまして、「もしや、これは!!」と思い、見たら何と創健の磁気シャワーではありませんか!!(サイクルタイマーもありました)
早速、祖母に聞いてみたところ今は亡き祖父が10年(もしかしたらもっと前かも(^_^;))くらい前に購入して使っていたそうです。
祖母がくれると言うので使おうと思ったのですが、流石に10年近く経っているので心配になり登録番号?を調べて創健に問い合わせてみました。
創健の人曰く10年前も今も性能的には差はないそうです。(ある意味凄いw)軽量化とかはされてるみたいですが・・・
長くなりましたが、結局何のメールかというとお礼のメールですw
馬渕さんの磁気シャワーの耳タコセールスがなければ、僕はソーケンの存在に気付けなかったでしょうw
僕もこれから磁気シャワーライフを満喫したいと思います。ありがとうございました(^^♪
1123 Thurs.
22日の米国マーケット
オープニングはリバーサルを警戒して1分待ちで GOOG NVEC ロングで2連勝。そのあと BIDU GOOG が下がるところを30分ギャッププレイでショートという読みは見事的中。ネットエイド参加の皆さんもよい結果を出されていた。詳細はこちらからどうぞ。今夜は祭日のため米国マーケットは休場。
CQGテクニカル分析セミナー・レポート
CQGセミナーの様子を、写真入でレポート。こちらからどうぞ。
1122 Wed.
21日の米国マーケット
オープニングはGOOG SNDK とあまりゲインがなくRIMMは上がらずという展開。デイトレードとしては、かなり難しい地合いだが、こういうときは細かく刻むことだ。こうした作戦が、即立てられるようになれば、トレードはかなりラクになるはず。
少し時間が経つと、ADBE NTAP BIDUまどがなかなかいい展開となり、トータルではなかなかいいゲインのマーケットになった。
一発のゲインは少ないが、数多くチャンスがあったマーケットになったが、しかしナスダック総合指数の日足を見ると、このあたりでプルバックが来そうだけどなあ・・
ハイローバンド・ドロナワ練習
今年のクリスマスパーティーは、23日の土曜日ということになったので、急遽メンバー全員がスタジオに集まって練習。
一名が急用でダメ。
こういうこともあろうかと、急遽ピンチヒッターとしてH氏を誘っておいたので、ツインキーボード体制。
まあ当日の前座だし2曲だけなので、何とかなるでしょう。^^
でその23日なのだが、ピアノのOさんは予定があってダメなので、結局はH氏に頼むことになるのかな、という按配。
一応バンマスなので、当日までにもっとレベルを上げるためにはどうすればいいのかを、練習を聞きながら思案。
とどのつまりは、練習不足ということなんだけど、1曲はアドリブを楽しむためのものなので、効果的な練習をする必要があるかな。
リズムセクションには、あらかじめオケが入っているため、それをよく聞きながら、自分の楽器が他の楽器とケンカしないように、そしてそれぞれの合間を縫って、自分が聴かせたいフレーズをちりばめてゆくということを考えながら、やったほうがいいよ、とアドバイス。
つまりは他の楽器が何をやっているのかとかを、よく聞くことなんですけどね。
特にバッキングというのは、音の空間ができるように、ムダな音はできるだけ出さないというのがコツ。
つまり下手な演奏ほど、無駄な音が多く、そのために結局はウルサくなってしまうわけです。
ギターのMヤマ氏がICレコーダーで録音されていたようですが、私も一部を録っていました。
アトで聴き返すと得るものが多い、というのはトレードと同じです。
だって演奏している最中は、客観的に聴くことはできないわけですからね。
アマチュアにとって大事な点は、聴いている人に、どのように聴こえているのかを知っておくことです。
「こう聴こえているはずだ」と思って、得意げに独りよがりな演奏をすると、それは聴いて側へ確実に伝わるのです。
全員が合うスケジュールとなるとなかなか難しいので、オフィスでヘッドセットを使いながら、個別レッスンというか、どうやれば効果的に練習できるのかというテーマでやろうかなと。
アドリブの練習というか簡単なレクチャーですね。
一応昔、YAMAHAとかで教えてたもので・・^^
今の段階では、スタジオに集まってやる意味があまりないというか・・(笑)
で最後にスタジオで一回合わせればいいでしょう。
なんだかドロナワだけど・・
注>ドロナワは「泥棒とらえて縄をなう」の略で、泥棒を捕まえてからその泥棒を縛る縄を、藁をなって作るという意味で、コトが起きてから慌てて準備をするたとえ。
1121 Tues.
20日の米国マーケット
東京マーケットとは対照的に強いナスダック。
久しぶりの Net Aid では、ド頭でいきなり、RIMM ISRG にロング。5分で4.6ポイントという荒稼ぎが可能でした。
入った人は、500株でも2.3ポイントつまり2,300ドル。
やめられない止まらないモードになりそうでしょ?(笑)
詳細はこちら
からどうぞ。
さて今日の午前中はCQGのセミナー。
外はお天気がいい! 気持ちのいいBlue Sky !
1120 Mon.
20日の東京マーケット
やっぱりね・・
日経225インデックスの日足
明日書いたけど明日の無料「CQGテクニカル分析セミナー」でもネタとして使えるかな?^^
簡単なマニュアルを用意しましたが、一応書下ろしです。使いまわしはしないというか、CQGのセミナーなのでそういう味付けになっています。無料でこのマニュアルは、サービスし過ぎ?^^
今夜はバンドの練習のアト、米国株の Net Aid。どうなるか楽しみ!
情報の価値
ほとんどのアマチュアトレーダーが犯す間違いとはどういうものでしょうか?
それは売買をする会社のいわゆるファイナンシャル情報をしっかりと把握するという行動なのです。
そして、これから動く株を探し回るというパターンに嵌り、自滅するわけです。
これは書店で売られている本が、理由を探すための後付けとして、わかりやすいニュースなども併用し、すでにそうなったチャートを元に、そ
ういう考え方をそれらしく解説をしているからなんですけどね。
多くの人は、あれだけ儲かった(らしい)人が書いているのだから間違いないだろうと、時間をかけて自分の目で確かめることをせずに、手っ取り早く信じてしまうのです。
人より先に情報を読むだけで、有利に展開しようというわけですが、それじゃ無理というもの。
ですが、タチのわるいことに、間違ったことをしても運よく勝つことがあるのです。
実はこれがクセモノなのです。
間違ったことをすれば必ず損をして、正しいことをすれば必ず儲かるのなら、損する人は出なくなるのですけどね。
たとえば、間違っていてもまぐれで勝つことがあると、そのやり方が正しいと思ってしまいます。
まあ当然といえば当然の心理です。
Aというやり方の勝率が、5勝20敗であるとします。
今回は、その1勝をしただけなのかもしれません。
でもBという20勝5敗という確率のある方法での1勝をしただとしたらどうでしょうか。
どちらも同じ1勝ですが、その後の結果は大きく違ってきます。
その1勝の確率がどれくらいのものなのかががわかっていない人は、運に任せるしかなくなるわけで、結局はギャンブルをしているのと同じことになります。
一定の訓練という努力をすることなく、「欲」による「情報のかき集めモード」へ突入すると、情報を探し回る訓練をしているだけですから、結局実際の
肝心なところでは、何もできなくなってしまいます。
懸命に集め、自分だけがこれだけのことを知っていると思うことができるほどの溢れるばかりの情報をもとに、いろいろ考えてはいるのですが、いかんせん真偽のほどはわからない、所詮は人の知識がもとになっているわけです。
ですから、結局は薬局で、自分でそこから勝てる方法を見つける、なんてことは、ほとんど起こらないわけで
、万が一見つけられたとしても、それを実際のマーケットとで実行して利益を出せるかどうかは、また別の問題なのです。
ですがうまくゆかないと「自分にはまだ知識や情報が足りないんだ」と思い込み、さらに情報を集め回ることになるという悪循環を繰り返すことになります。
膨大な情報を知るだけはアクションへ結びつけようがないため「あれはもう古くなったから・・」とか「賞味期間はもう終わったかもしれない・・」などと勝手に自分で判断を下し
ているうちに、気が付くとどんどん時間だけが過ぎてゆくというわけです。
私はその銘柄の企業情報を見ることはありませんし、業績発表も全く見ません。
なぜなら業績がよかったからといって、株価が上がるとは限らないからです。
業績発表はよかったけど、アナリストの予想ほどではなかったから、ガッカリだという理由で下がってしまうことなんて、日常茶飯事で起こる世界です。
業績がよかったら上がるなんて単純なことで儲かるのなら、なぜみんな株で損をするのでしょうか?
少し考えればわかることなのですが、本に書かれていることが、正しいと信じているために、見えなくなっているのです。
トレードというのはやり方を、人に教えても、自分が損をすることはありません。
これが他の仕事との大きな違いです。
そう簡単にはできないその難しさと、だからこそその価値があるのだということを知っていれば、全部タダで教えても全くかまわないわけです。
ですから私がセミナーで教えている知識の部分は、私のWEBではすべて無料で公開しています。
セミナーに来て成功した人の中には冗談半分で、セミナーへ来ても、無料で書かれていたことばかりで、すでに知っていることしか教えてくれなかった、って
言う人がいます。
でもじゃあどうして何度もセミナーを再受講するのでしょうか?
知っていることと、できることとは全く別物です。
知っていることをどのように訓練をして、それを実際にアクションとして実行させ、利益に結びつける手順や注意点を、セミナーでは教えています。
直接会話をしたり、実際にトレードをする現場を知ることで、ただ知っている知識に命を吹き込み、使えるようにな
り、売買のアクションを実際に行い、利益を出せるようになるのです。
アメリカのマーケットは、トレードでチャートを見るということは、日本より50年も早くから行われてきました。
ですから儲けるための方法や技術というのは、すでに確立されています。
方法や技術を一から苦労して発見するよりも、教えてもらう方が早いのです。
トレードの世界では普通の利益率のトレード方法なら、プロなら誰もが知っているという共通の考え方や技術があるのです。
すでに欧米のトレードの世界では、プロたちはそういうレベルに達しているのです。
昨日書いた無料の「CQGテクニカル分析セミナー」に参加されれば、このことがよくおわかりになると思います。
設ける方法のオリジナルを、自分で見つける必要はありません。
試行錯誤するだけ時間の無駄です。
人がすでに開発している「ホントに使える技術やノウハウ」はラクして手に入れることができる時代なのです。
それを自分一人で実行できるように訓練することに、時間をかけたほうが、はるかに合理的でスマートです。
マーケットは生きています。
常に変化しているのです。
ですから儲けるための確率をさらに上げるためには、その変化を知ることも大事な点です。
ですがそれには、専業で時間を割いて、かなり注意深く観察しなければなりません。
それには時間とコストがかかるわけです。
それが「経験」の価値なのです。
これから買うのならどんな銘柄がいいのでしょうか?
これは永遠に繰り返される質問です。
答えはチャートにあります。チャートを見てください。これが答えです。
どれくらいの期間で、どれくらいの資金を投入して、どれくらい儲けたいのか?
と聞かれて、即答できない人は勝てません。
そによって適切なチャートのタイムフレームを選択する必要があるからです。
適切なチャートのタイムフレームを見て、沢山並んだチャートから、アップトレンドのものを探し、そのチャートの銘柄名を見る。
これが儲けるための銘柄の探し方なのです。
その銘柄の企業情報や業績などを知っているとか、知らないとか、それが新しいのか、古いのかなどといういわゆる「情報格差」は
、トレードの世界ではとっくの昔にビジネスにならなくなってしまっています。
昔はネットがなかったためにそうした、業績などの企業情報を早く知らせることで、儲けるというタイプのビジネスはある程度は機能していました。
勿体つけてブラックボックス化して、そこに値段つけて儲けるというのは、そもそも中身に価値が何もないからやるわけです。
そういったやり方をしている人たちには、なんでみんな高いお金を払って、WEBを見ればやり方を公開しているメソッドのセミナーを受けに来るのか
と、不思議に思っているかもしれません。^^
こうした「知っている、知らない」といった単純な情報格差を利用したものっていうのは、ネットの時代
、とくにリアルタイムでチャートが見える時代では、ビジネスにはならなくなってきているのです。
ですが生きているチャートを見たことがない人は、こうした情報格差がビジネスになると、今の時代になってもまだ信じているのです。
そういう人たちは、今後も今まで以上に「新しい情報」を知るため、本を買い、カイシャ四季報などを躍起になって読み漁ることでしょう。
ご苦労なことです。^^
1119 Sun.
CQGテクニカル分析セミナー
CQGテクニカル分析セミナーで講師を務めます。お時間のある方はどうぞ。
参加費は無料です。
聞きたいプログラムの時間にあわせて、直接会場へお越しください。
Elite Trader .com によるCQGの評価はトップランク。私も愛用していますが、素晴らしいチャートソフトで、日本はもちろんのこと、欧米のヘッジファンドもみんな使っているプロご用達のソフト。
http://www.elitetrader.com/so/?action=view&SR_ProductID=74
■ 日時:2006年11月21日(火)10:00〜18:30
■ 会場=東京駅丸の内南ロ・三菱ピル10F「コンファレンススクエアM」
http://www.tokyoipo.com/event/map/emplus.htm
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル 1F、10F
(JR東京駅丸の内南ロ、地下鉄東京駅、二重橋駅より徒歩3分)
■ セミナー内容:
@「個人トレーダーのためのCQG活用法(株式編)
講師:馬渕一氏(デイトレードネット代表取締役) 10:30-11:30
A「CQGでみるトレンド分析(為替・先物編)」
講師:今井雅人氏(マットキヤピタル代表取締役) 13:30-14:30
B「トレーディング・タイム」(新しい分析手法を使った的確なトレードのタイミングとは?)講師=(ShaunDowney Mr.ショーン・ダウニー;CQGロンドン)
15:00・17:00※英語での通訳付講演
C「CQG基本機能と多く寄せられるご質問」
講師=CQGスタッフ 17:15-18:15
2004年のCQGテクニカル分析セミナーの様子はこちらhttps://www.daytradenet.com/Cool/2004/05/CQGSeminar.htm
言ってみれば、CQGはチャートソフトのフェラーリ?!
http://www.cqg.com/
そういう一流の持つ世界をタダで垣間見ることができるチャンスですぞ!^^
CQGの特徴はマクロプログラムを使って、トリプルセットアップやクアトロセットアップなどという名前の条件に適合したゾーンに色をつけることができるという点です。
リアルタイムのマーケットで一瞬のうちに視覚認識できるチャートを使うというのは、早い決断が必要なデイトレードでは、大きなメリットだといえるでしょう。
買った(ロング)場合に利益が出る可能性が高いゾーンのバーチャートへ青い色、売り(ショート)では赤い色をつける、などといったことができるわけです。
いわば信号を見るのと同じことで、視覚的に短時間でゾーンの判定が可能になるというわけです。
プロトレーダーを養成するセミナーでは、このようなチャートを使って説明しているのですが、トレードが未経験の場合でも、短期間でトレードメソッドの仕組みを理解することができるのは大きなメリットでしょう。
誤解のないようにお断りしておきますが、こうしたシステムなどなくても、熟練したとレーダーなら、トレードには何も困らないはずです。
現に今の時点でよい成績を上げているトレーダーの皆さんは、リアルティックというマクロを使わないチャートソフトを使い、トレードをされています。
では何故、こうしたシステムを使うのでしょうか?
それはストレスを軽減し、時間を節約して、効率のよいトレードが可能になるからです。
人はひたすら歩けば、どこへでも行けるわけです。
歩くのに特別な訓練は不要だからです。
ですが、自転車やオートバイや車を使うと、より早く目的地へたどり着くことができます。
そのかわり、使い方を間違うと、事故を起こし人命を奪うこともあります。
これは程度の差こそあれ、道具に共通する、メリットとデメリットでしょう。
トレーディングシステムも同じことなのではないでしょうか。
トレードシステムの基本的な仕組みや、メソッドそのものは、すでにWEBサイトでいろいろな角度から書いていますし、セミナーでも説明しています。
CQGのバックテスト担当者の方によると、基本的にこうしたシステムで50%以上の勝率があるのは、何らかの数学的な計算ミスが必ずある、というのが定説になっているといいます。
これは難しいシステムでなくても、簡単なシステムでテストしてみれば、すぐにわかることです。
どんなマーケットでも継続してコンスタントに高い勝率を持続できるシステムなどというものは存在しないのです。
だからといって勝率の高い、いわゆる勝てるシステムを作ることは不可能なのでしょうか?
そんなことは有馬温泉。<出た!^^
たとえば、トレンド・時間・銘柄という3条件で絞り込んだ別の「トリプルセットアップ」条件に嵌ったときだけ、システムを走らせるようにすればいいわけです。
こうした発想と手法は、システムを使って探したわけではありません。
経験によってすでに手に入れているもので、勝てる条件のときだけに、動作をさせればいいだけの話です。
どんなときに勝てるのか?ということを知らずに、勝てるシステムをセッティングすることはできません。
なぜならどんなシステムでも、トレンドがはっきりしていないときは大きなゲインは望めないからです。
ですから、トレンドがはっきりしている時にだけ、エントリーをする。
これだけで相当の確率を上げることができるのです。
時間帯を特定して動作させる。これも大事な点でしょう。
セットアップに適合している時間帯や、イベントが起こりやすい時間帯をピンポイントにターゲットとすれば、成功の確率は高くなります。
クイックマジックプレイなどは、まさにこの要素をうまく利用しているプレイです。
そして「パターンに嵌りやすい銘柄」を選択。
どんな銘柄でも、その銘柄の動きには、独特のクセを持っています。
ですからシステムが得意とするパターンに嵌りやすい銘柄かどうかを、CQGのバックテストという機能を使えば、探し出すことができるのです。
私が使っているシステムは私がセミナーで教えている基本を忠実に守るような条件を、システムにプログラミングしただけです。
つまりすでに確立されている方法を、プログラム化しただけに過ぎないのです。
ノーベル賞学者たちが作りあげたシステムでもって巨額のファンドを動かし、見事に失敗したエピソードはトレードの世界では有名な話です。
一般的にトレードをしたことのないものが、研究室で、ああでもない、こうでもないと考えて作ったシステムは脆さを内包しています。
またトレードは経験が非常に役に立つ世界でもあるのです。
ですからこうした経験をうまくシステムに取り入れることがポイントだといっていいでしょう。
システムは、人間の考えたこと以上のことはできないのです。
システムが創造をしてくれたりはしません。
いまのところそれはSFの中だけでの話なのです。
1118 Sat.
17日夜の米国株マーケット
こんどこそプルバックが来るかもしれないということで、今日もイントラデイは長居は無用という作戦。オープニングは ADSK SEPR
、30分ギャッププレイは HCEPH KLAC とわかりやすいパターン。米国株ライブトレードセミナー最終日だったが、実トレード組なみなさん、ニコニコ。
米国株ライブトレードセミナーでお世話になった**です。毎回そうなんですが今回もとても充実した内容でした、ありがとうございます。
年内はペーパートレードでシミュレーションしようと思っていたのですが、今回のセミナーでオープニングの事前準備、執行方法がだいぶわかってきたのであとはシミュレーションでは味わえない実践経験を積んでいこうかと思い実トレに移行してみました
モチベーションも高まっているし今がいい機会かと。
おかげさまで実トレ初日は利益を出すことが出来ました!感謝です。とても楽しい1週間だったので次回休みの都合がつけば利益が出ようが出ていまいがまたセミナーに参加したいと思います。この度はありがとうございました。
というメールもいただきました。うれしいっす。^^
ということですので、来週は米国株 Live Aid 開催で援護射撃をします。
COSTCOその2
日本じゃあコストコって呼ぶけど、間抜けな響きに感じるのは私だけ?(笑)
ちなみに、英語での発音はコスコゥ(またはカスコゥ)という発音。
日本では既に中華人民共和国の国営海運会社"COSCO"(中国遠洋運輸集団)が「コスコ」を商標登録していたため使用できず、やむなく商号をコストコとしたという。
日本では1999年に福岡県糟屋郡の久山店が第一号店として開店し、2006年時点で5店舗を展開している。
行ったのは、多摩境店(東京都)
コストコとは何かというと、各種商品を低価格で提供している会員制倉庫型店舗。
アメリカ合衆国とプエルトリコで346店、カナダ68店、メキシコ28店、イギリス17店、韓国5店、台湾4店、日本5店。
2004年には480億ドルの年商を上げた同社のビジネス・モデルは、他の小売業とは一線を画している。
コストコで買物をするには、会員になる必要があり、年会費が必要。
会員は2種類から選択。ゴールドスターメンバー(年会費税込み3,675円)とビジネスメンバー(年会費税込み4,200円)の2種類。
商品も箱売りが基本だが、現在、米国のみならず、英国、メキシコ、日本、韓国などに4,400万人の会員を抱えている。
全商品について満足できない場合は、商品と引き換えの上、代金を全額返還してもらえるという商品保証制度あり。
ひとつの単価はや安いのだが、1パッケージに入っている数が多いため、支払う金額は決して安くはないのがミソ。
日本の小売店は、80%が問屋経由による販売だが、コストコは問屋を使っていないというか、コストコ自体が「ホールセール=問屋」であり倉庫がそのまま店舗だからだ。
中小企業相手に商売をしているため、少量多品目でなく多量少品口でパレットごと商品を購入しているのだという。
コストコは、4000坪の広大な売り場面積に商品を4000種類にしぼり、質のいい物を低価格で提供する努力をしている。
世界中のコストコと一括して同じ商品を大量に購入することにより、大幅なコスト削減に成功しているが、GMS、スーパー、コンビニなど、一種類の業態に直接影響を与えることがないというのも成功の要因なのだろう。
写真はカートに置いてあるいは、腰の位置でファインダーを覗かずに、シャッターを押しているため、水平が出ていないのはご容赦を。^^
入り口付近にはTVオーディオなどが置いてあるという、レイアウトもアメリカの店そのまんま。
店員のほとんどいない店舗は余分な装飾など一切なく、まさしく倉庫。
基本的に商品説明はないし、店員も少ないので、パッケージの裏をひっくり返したりしながら、自分で確認する必要あり。
クリスマスシーズンなので、人形やデコレーション関係は、山ほど積んであるが、店の天井がハンパではなく高くまた広いため、商品がすべて小さく見える傾向にあるため、サイズには要注意だ。
コストコのダイソンの掃除機は安いのが有名なのだそうで、そこから更にクーポン券で7350円割引、とのことで、そりゃあドカドカと売れよなあ。
山積みの掃除機が一気に売れる風景というのは、コストコでしか見れられない。
ダイソンの掃除機を購入するためにコストコに入会する人もいるとのこと。(笑)
このフライパンも巨大だった・・(笑)現物が見えるパッケージデザインは秀逸。
ポータブルマッサージテーブル・キャリーケース付スーパーライト
36,380円なので、置く場所があったら欲しいね。^^
これはトランポリン。ハードウエア系は、こういった別になくても全く困らないけど、「あったら楽しそう」というものが大半を占めている。
だから、我慢に我慢を重ねていると、実用品の安いものに出会うと、イチコロで買ってしまうという、買いマクリサイクルに陥りやすくなるという、絶妙の心理状態をうまく利用した創業者はエライ。(笑)
ちなみにシアトルのビルゲイツの家のあるエリアに、コスコ社長の豪邸がある。
これも電動ドライバーのアタッチメントばかりのセット。
数を考えると単価は安いが、こんなにあってもなあ・・というほど各種サイズがそろっている。ちなみにアメリカでは買ってガレージに置いていたけど、ほとんど使わずだった・^^
クリスマス用品?は入り口だけではなく専門のコーナーが設置され、これでもかとばかりに品種が揃えられているから、うっかり買ってしまう人は多いはず。
ウチのカミサンも買った、服用のローラー。ホームセンターで売っている値段を考えると、うんと安い。
ものの値段を知っている人ほど、安いのがわかるため、買ってしまうという、絶妙な罠に嵌りやすいのでご注意を。
というのはコスコは物がいいため、安かろう悪かろうではないため、ある意味で困るのである。
アメリカでは肉は驚くほど安いので、お客さん用に肉のスライサーとコスコの肉があれば、シャブシャブをいやというほどご馳走できる。
2006年8月9日、輸入再開後初めてとなる米国産牛肉の販売を、首都圏3店舗で販売を開始したことでも知られているが、そのせいだろうか日本でも肉は安い。
手前のが1,598円。奥の大きいのが1,999円。
味は知りません。
アメリカで売っていた寿司は激マズでしたが・・
ワインは安いものばかりで、ウイスキーは12年物まで。
柿は安買ったので買ってしまった。
12個で確か980円!
カミサンや娘が必ず買う、リボンと包装紙のセット。
こういうのはホント安いけど、量が多過ぎ。
人形の箱のサイズと、人を比べると、その大きさがわかるだろう。
こうしたいらない本も山ほどあるが、写真がきれいなので、買う人は多いかもね。
その辺で売ってなくて、子供が欲しがりそうなものも多数あり。
お菓子を買おうとしていた子供が「そんなに買ってどうするの!!」と、お母さんに怒られていたが・・
だってお母さんっ。10個セットからしか買えないのに!?って暗に「ばら売りはないので仕方ないのに・・」って言いたそうで、我慢しろと言われている子供がちょっとかわいそうだった。(笑)
娘とカミサンは前に食べたらしいが、ピザはまずかったとのこと。
「北海道」の文字につられてソフトクリームを食べてみたが、クレムリの味を知ってしまった舌には、甘すぎてまずいとしか感じなかったので、一口食べてポイ。
ごめんなさーい・・
コークは飲み放題。84円という値段が絶妙。
カミサンは、ミニで来ればよかったわ・・って後の祭りというか、だからボクスターで来たんだけどね。ってここだけのハナシですが・・(笑)
前後のトランクは満杯。
閉まらなかったら、紐で蓋が開かないようにして走らなければならなかったかもしれなかったのだが・・セーフ。(笑)
懐かしかった。^^
店内に入ると、アメリカのあの「ニオイ」がたまらないというか、ディスプレイ、暗い照明などすべてひっくるめて、ほとんどアメリカのコスコをそのまま持ってきたという感じ。
クーポンをマメにチェックすれば、かなり安く買えると思うけれど、しかしコスコはいつ来ても楽しいな。
使えるお金がたくさんあれば、これほど楽しいところはないかもね。
駐車場を出るときの、カミサンや娘の満足度はストップ高になるはず。(笑)
お勧めです。
1117 Fri.
16日夜の米国株マーケット
チャート的にプルバックが来るかもしれないということで、イントラデイは長居は無用という作戦だが、やはりあまり上がらず、すぐにプルバックが来たので、モタモタしていた人はせっかくのゲインを失ったはず。というわけでほとんどの銘柄は、ここで終わってしまった。オープニングの30分が勝負だけど昨夜は15分で終わり。終わってみるとナスダック総合指数は待ちに待ったナローレンジデイ。ということは金曜は陰線?(笑)
あと残すところ一日となった米国株ライブトレードセミナーだが、今回のセミナーではReal Tick の新しいワザをいくつか披露。
タイムフレーム変更のショートカットは、ピリオッド、つまりテンのあと Intraday の I でイントラデイのタイムフレーム。period +
D で日足,period +Wが週足,period +M
で月足。これは偶然に発見したのだけどね。イントラデイチャートでは、P1で1分足チャート、P3で3分足チャート。
チャート表示やレベル2の表示が遅い場合 の解決法なども、こちらのリニューアルしたページに掲載しています。
COSTCO
コスコに行ってきた。
ちょうど昼前だったので、蕎麦を食べてから行こうということで、前に一度寄ったことのある「車屋」へノーズを向け、首都高から中央道へ。
「車屋」はどうやら COSTCO から10分くらいのところに位置するらしい。
途中でこういう光景を目撃。
なかなかこういうアングルで撮る機会がないので、パチリ!^^
いつもも持ち歩いているEOS-5D
には普段は28ミリ標準ズームレンズEF28〜135ミリF3.5-5.6ISUSM をつけているのだが、今回は広角のEF16-35mm F2.8L USM
を持参。
なわけでバッグはズッシリと重い。
以下の写真は EF16-35mm で撮ったもの。
しかしこの日はお天気が良かった。
EF16-35mm F2.8L USM の威力はこのように引いた場合に、駐車場の広さが表現できるという点だ。
ズームインするとこうした画角にまで寄ることができる。
木々からも秋の気配が感じられる。
都内にはこのような庭のある蕎麦屋はない。
逆光でフレアが出ているが、秋の木漏れ日の雰囲気がよく出ているショットだ。
茨城産の「新そば」を使った蕎麦が供されている。
待合室には風情のある炭火が炊かれている。
暗い室内がまた古きよき日本家屋の雰囲気を醸し出している。
山芋でつくった豆腐。
卵焼きは、味付けのない素朴なタイプ。
前回はコースを頼んだが、今回は「もりそば」をいただく。
これは大盛り。
喉越しや歯ごたえなどのバランスを考えると絶妙な麺の固さ。
蕎麦湯には、さりげなく「ゆず」が数滴落とされているようだ。
こうしたちょっとした工夫が嬉しい。
勘定もこうした冊子に挟まれてテーブルに置かれる。
レジのある入り口はこういう雰囲気。
腹ごしらえもおわったので、ここから車で10分くらいだというコストコへ。
続く・・
1116 Thurs.
15日夜の米国株マーケット
事前チェックでの筆頭は GOOG これしかないでしょうという候補銘柄だったが、始まってみると
上がるものは上がり、ダメなものは上がらないという、わかりやすい展開。どちらかというと最初の一撃で終わりというマーケット。
ナローレンジまたはプルバックで終わるかと思えばなんと長い陽線。強いなあ・・でも、もうそろそろ上げ止まるよね?^^
詳細はこちらからどうぞ。セミナーで、Gapper's Eye をチェックしていたら、一部に記載の誤りを発見したので訂正。
こちらで今年最後の1Dayジャンプアップセミナーの募集を開始しました。
団塊ジュニア世代
私の娘はいわゆる団塊ジュニア世代に属している。子供を客観的に見るためには、その世代の特性をまず一通り知っておくことが必要だ。
ということで今日は、団塊ジュニア世代を分析してみよう。
団塊ジュニア世代は1970年前半の第二次ベビーブーム(1971年〜1974年)で生まれた世代だ。第二次ベビーブーム世代とも呼ばれている。
そのため団塊世代をメイン・ターゲットにしたマーケティングを行なう際には、団塊ジュニアもターゲット層として想定することが多い。
出生数の過半数が団塊世代の子どもによって占められる世代こそが本当の団塊ジュニア世代だ」という考え方から、1973年から1980年に生まれた世代を「真性団塊ジュニア世代」とも呼ばれている。
具体的に団塊ジュニア世代というのは、現時点での26才から35才の世代の人たちを指し、その総数は2000年時点で約980万人。
団塊ジュニア世代でも特に女性は、親と共に消費活動を行なうことが多い特性があるのだという。
社会問題になっているパラサイト・シングルもその特性を表わす事象の1つと言えるだろう。
団塊ジュニア世代は人口の多さから、子供の頃より入学試験などの競争を強いられてきた。
また学歴と実力がもっとも釣り合わない世代でもあり、これは行き過ぎた競争率の負の産物と見られている。
そのため学力の底辺レベルが高い半面、世界進出が可能なクラスがどの分野においても著しく低いのもまた特徴だ。
大学卒業間近には就職氷河期が到来し、不況による厳しい就職活動を強いられた結果、現在でもフリーターあるいは派遣労働者といった不安定な生活を余儀なくされている人が多い。
「かろうじてどの科目でも平均点+α」で問題を乗り切る癖がついてしまったため「個性とは何か」を見つけられないまま年齢を重ねるというパターンも多く見受けられる。
そのために、縦割り化が行き届いてしまった後の世代よりコミュニケーションが比較的どの階層に対しても容易に行える半面、自分の同世代が今どこでどのように活躍しているのかに対しては口をつぐむものが多い。
良い点として「真面目で仕事熱心」「気配りが上手」「家庭を大事にする」などの、いわゆる「地味」が美点としてが挙げられる。
日本では新卒者や同業界からの転職者以外の採用に消極的な会社が多いため、新卒採用に失敗して定職につけなかった団塊ジュニアの将来が心配され、若年者雇用の問題の一つとなっている。
就職難によって社会で活躍する機会を十分与えられていないせいか、「横並びで目立たずに生きる」のか「人を倒して生きる」のか判断できないままで結婚適齢期も過ぎてしまい、競争力に欠け趣味も平凡という研究結果もあるくらいだ。
しかし、これはこの世代が無能というわけではなく、30歳を過ぎてから実力を見出したものも少なくないことから、「晩成型」の人間が多いのではないかという見方も多い。
事実、団塊ジュニア以降の世代は10代から20代前半で目覚めている人間の比率が高い。
これは日本のみの現象ではなく、世界的にも類似の現象がドイツやイタリアなどの潤ったヨーロッパの地域でも見られる現象のようだ。
不況下を生きた団塊ジュニア世代は団塊の世代に並び、これからの住宅市場の有望な消費者層として注目されている。
では団塊ジュニア世代の価値観はどこにあるのだろうか?
キーワードは「自己最適化」だ。
昭和ヒトケタから団塊世代までは1950年代の黄金時代であるアメリカ中流家庭のような豊かな生活を目指そうという「グッドライフ」志向だった。
次に、団塊世代がニューファミリーを築き、新人類世代が若者になった70-80年代になると消費の志向は「ベターライフ」志向になる。
つまり70年代前半までにほぼ「グッドライフ」の基礎ができたため、よりよい「ワンランク上」の生活を目指そうという価値観だ。
コロナをクラウンに買い換えるだけでは足りずベンツを買ってしまう、国産のバッグからルイ・ヴィトンのバックにランクアップしようなどという価値観といえばわかりやすいだろうか。
グッドライフ、ベターライフと来れば最後はザ・ベストライフとなりそうだが、団塊ジュニア世代は「みんなにとって最高」というものは求めないのだ。
それよりも、自分にとって一番よい My Best Life が団塊ジュニア世代のキーワードだといっていいだろう。
人から見てどうではなく、自分にとって最適な生活が重視される。
だから、どちらかといえば、生活全体をレベルアップしようという志向ではない。
古着志向、中古家具的なインテリアやカフェ、コギャルなど、消費の新トレンドは団塊ジュニア世代から本格的に生まれている。
この世代は若者消費の柱となってきた車やファッションなどモノ自体への関心が非常に薄い。
女性のファッションは着ていて楽なブランドが人気で、海外旅行も子供の頃から親に連れて行かれているため、いつでも行けるという感覚だ。
だからそれほど積極的ではない。
関心領域は居住や部屋で、最大の関心対象は「自分自身」なのだ。
自己肯定意識が強く、自分を認めてくれて、支えになる友人関係がもっとも大切になり、地元で遊ぶのも、携帯電話に時間とお金をつぎ込むのも、友人関係を維持したいから。車も友人関係を強化するタイプを求める傾向が生まれる。
団塊ジュニアには自分らしさ志向、リラックス志向、レトロ志向、ミックス志向があるというわけで、自分にとって最適なものを求めている。
「自分が好きだから、自分に似合うから」という価値観が非常に強い。
あるいは、自分が関与していく余地のあるものを好む。
完成された100パーセントのものよりも、ある程度未完成でもそれが面白くてそこに自分が関与していくことを楽しむ世代。
だが「これが自己最適化だ」という商品は簡単には作れない。
そこで重要になるキーワードが「自己関与性」だ。自己関与性とは消費者が自分で商品に関与することで、自分にとって最適なものを作っていくということだ。
企業側が「これが最適です」と提案しても、消費者が乗ってこない。
それより7割ほどできている商品を出して、「あとの残りの部分は、自分で加えていってください」という余地を残しておくほうが、消費者にとっては魅力的なのである。
すでに多くを持っている人間は、そもそも自分が何が欲しいかをあまり自覚できない。
そういう彼らに物を買わせるには、意図的に「これがない」と感じさせるしかない。
あえて飢餓感を創出するわけで、その手法の一つが「限定品」という売り方だ。
たとえばブランドもののシューズで、今回は世界で1000点しか生産しないといった商品を売るという方法だ。裏原宿のショップのTシャツもそういった商法をなぞらえたものだ。
「100着限定」としてでも売れば、今しか買えないという状況が発生するため「今買おう」と思ってしまうのだ。
デザインに対しては非常にこだわりが強い。
カフェブームという空間消費願望からもわかるように、空間への欲求が非常に強いのも特徴だ。
さらに、仲良し親子願望、暮らしのんびり志向、豊かさエン
ジョイ志向、女性の自立志向、自分へのこだわり、社会への不安、プライド志向があげられる。
何事にも距離を意識的にとった上で「自分らしさ」というものに深くこだわり、「個」を重視しつづけるマイペース型の淡白人間といえばわかりやすいだろうか。
肩肘張らない自己の身にあった生活を切望するため、先のことについてはあまり深く考えない傾向が見られるという。
団塊ジュニアに属する各界の有名人
1971-74年生まれ
仁志敏久(1971年)、高橋尚子(1972年)、堀江貴文(1972年) 、イチロー(1973年)、松井秀喜(1974年生まれ)
川原亜矢子(1971年)、中村獅童(2代目)(1972年)、浅野忠信 (1973年)、SMAPの香取慎吾を除く4人のメンバー(1972年〜1974年生まれ)
お笑い−ココリコ、ロンドンブーツ1号2号、オセロ、青木さやか、友近
1115 Wed.
14日夜の米国株マーケット
事前チェックでは候補銘柄はそれなりにあったのだけれど、始まってみると意外と上がらないものが多く、最初の一撃で終わりという難しいマーケット。
終わってみると上のようにナスダック総合指数は、長い陽線。遅い時間に急騰したようなので、日本からのトレーダーには縁のない展開となってしまった。まあ、こういう日もあるさ・・ということか?^^
詳細はこちらからどうぞ。
女性のハートを掴め!
2000年の国勢調査では、首都圏、愛知圏、大阪圏に居住している1947〜49年に生まれた団塊世代は、約530万人。
世代全体の50%を超える人口が大都市圏に住んでいるという。
1950年には、35%弱だったということは、15%以上の人々が地方から都会へと移住してきたというわけだ。
つまり出身地から都会へと移動したわけだが、定年を迎え退職した後に、この世代の人たちはどのような行動を取るのだろうか?
こうした行動には、二つの大きなパターンがある。
この二つのどちらのパターンを選択するのかによって、その後の人生が大きく影響されることになるわけだが、これは団塊ジュニア世代にも少なからず影響を与えることになる。
まずひとつは、出身地が大都市のため都市部に残るケースだ。
当然のことながら既に親世代から家を引き継いでいたり、親と同居しているはずだから、これから親の家を遺産として引き継ぐ人々もかなりの数になるだろう。
ということは、退職金を資産運用や消費の拡大に向けることが可能になるわけだ。
また地元ならすでにそこのコミュニティーでの人間関係はできているはずだから、退職後にカイシャの人間関係と縁がなくなっても困ることはないだろう。
さて二つ目は、出身地から都会へと移動した人たちが都会に残るケース。
この人たちは自力で住宅を確保せざるを得なかったため、大多数は家を購入するという選択をしている。
そのため退職金の最大の使途はローン返済となる。
そのため資産運用や消費の拡大という「おいしい」思いをすることができるのは、一部の高所得層だけで、ほとんどのケースでは収入がなくなるため、退職前よりさらに切り詰め、堅実な消費生活を送ってゆかなければならない。
また、仕事人間として長年生活をしてきたため、その地域や趣味のとしての人間関係は、退職後に、時間をかけて構築しなければならない。
またこの世代は、日本では恋愛結婚の割合が見合い結婚の割合を上回った最初の世代のため、上の世代と比べると、夫婦で行動する割合が高いのが特徴だ。
ある調査によると「今後誰と一緒に時間を使いたいですか?」という問いに対して「配偶者」と答えた人の割合が高いという結果が出ている。
旅行業界では「新婚旅行」「卒業旅行」と並んで、中高年向けのカップルツアーが一大分野に育ってきていることから見ても納得できる話だ。
つまりこの世代の男性にとっての「退職後の時間の使い方」については、配偶者の女性の影響がかなり大きいといえるだろう。
団塊男性をターゲットとして創刊された「ノジュール」(JTBパブリッシング)という雑誌では、都会居住者の地方への移住をテーマに多くのページが割かれているが、最も関心を呼んだのは「どう妻に話すのか」という部分なのだという。
カミサン連中は、子育て終了後、我々が仕事に投下している時間を、友人や地域の中での人間関係の構築に費やしているわけだ。
それを亭主の退職後に亭主の都合だけで「一から覆えされたらたまらない」と考えるのは当然のことだろう。
ノジュール誌の狙いは「将を射んとすれば馬を射よ」というわけで「家に雑誌があれば、奥さんも興味を持って読んでくれるはずだ」と、書店ではなく自宅配達という販売方法を採っているのだという。
このように、この世代を見据えたビジネスを成功させるためには、トレードと同じで、大きな流れやトレンドを掴んでおくことが大事になるわけだが、結局は「女性」のハートをガッチリと掴めるかどうかという、他の世代と同じ結論になるのだけどね。(笑)
どちらのケースであろうと、退職後も収入を得る手段を持てるかどうかによって、その後の生活のレベルが大きく変わってくるだろうことは想像に難くない。
経済的に完全に自立できるトレードの技術を身につければ、キャッシュマシーンになるパソコンを所有するのと同じことになるわけだから、退職後の生活の余裕度が全く違ったものになる。
特に出身地から都会へと移動した人たちが都会に残るケースでは、生活を切り詰めることなく、余裕を持って都会の生活を楽しむことができるだろう。
経済的に完全に自立できる手段を持つことは、金銭面だけではなく、残り少なくなってくる時間を自分のために自由に使える、というお金では買うことができないものをも手に入れることができるのだ。
これは配偶者である女性の将来に対する生活の不安を取り除くためには最も有効であり、お互いの絆をよりしっかりとしたものにするための時間を持てるという点からも、不可欠の要素といっていいだろう。
Home /
Index
of Cool
2006
1115-