2001 1001-


 

1010 Wed.

自転車の季節

最近、自動車雑誌のかわりに、自転車関連の雑誌を買うようになってしまった。

影響を受けるのは当然で、まあ子供っぽいかもしれないけれど、いいと思うものは素直に受け入れるタチ。

最近影響を受けた記事に、ツールドフランスで優勝したアームストロングは、他の選手よりペダルを漕ぐ回転数が高いのだというのがあった。

フムフム。

早速実践。

というわけで、最近はギアを軽めにして、回転数を上げて漕いでいるのだが、これを少し続けると結構心拍が上がる。

こうして走ると、朝夕はとても涼しくなってきた今日この頃でも、オフィスへ着く頃にはかなり暑くなる。

まあ自己満足の世界だけど楽しいなあ。ははは。

 

自転車乗りにとっては、ほんといい季節になってきた。

食欲の秋、運動の秋であります。

そこで今日はシアトルの自転車おやじ推薦の、本格的な運動方法をご紹介。

ちなみに私はこんな疲れることは、やらない。

紹介するだけであります。(笑)

 

ママチャリで始めるジョギング乗り

有酸素運動でござんす

どんなに気取った生活を振る舞っても、どんなに気取ったブランドで身を包もうと、ママチャリに乗っている限り、気取りの部分は所詮きれいな玄関的な気取りでしかなく、裏口にまわったライフスタイルはママチャリ程度じゃあないか、ザマア見やがれ!と、六本木のカローラさえ所有することができない僕が、ここで一度まるくなってママチャリを使った有酸素運動をオススメします。

この変貌度は、日本人の運動やらなさ加減に、結構あきれかえっているからなのであります。

ママチャリで、ただ散歩とか、朕鱈30分走ったというのでは運動にはなりません。

ママチャリを運動の道具とする為にはやり方があるのです。

 

 

ママチャリは単スピードですから、チョイスがないのですが、変速ギヤーの場合は軽めのギヤーに入れて下さい。

何れの場合でも脚の回転数を高くすることを心がけて下さい。

この乗り方は、筋力をそれほど使いません。

高回転なので血行を高める心拍運動となるのです。

血行が高まれば、

1)心臓が強くなるだけでなく、2)血液中に大量の酸素が送られるので、身体の隅々まで酸素が送られて細胞を活性し、3)体脂肪を燃焼し、4)血管内の不純物を除去します。

更には、軽いギヤは重いギヤーと違って極端な筋力を必要としないので、5)運動やり初めの時でも筋肉痛は軽く、6)何よりも良いことは膝への負担が少ないことです。

膝への衝撃が極端に少ないということです。この点で、自転車の高回転運動は自転車上(膝衝撃なし)のジョギングということができます。

早朝、交通が少なくて、信号が点滅しているような時間帯をねらって、自転車の高回転運動をしましょう。

ほぼ立ちこぎの状態でジョギング姿勢が良いのですね。

脚・ペダル回転を止めないようにして下さい。

自転車は、その構造から、ある程度スピードが出るとペダル回転をとめてコーストすることができるのですが、それをやってはいけません。

足の回転をとめてコーストしていたのでは駄目なのです。

従って、回転をひと時とも休まない運動にする為にも、交通量が少ない早朝にやることが良いのです。脚を高回転でスピンして、最低でも40分間、回転をとめずに続けることです。

最初は、一日おきくらいがいいと思います。

 



このスケジュールが負担とならないように、やることが成功(継続)の秘訣です。

ちなみに、成功とは英語でsuccess、継続とはsucceedといいます。

ペダル高回転運動は有酸素運動。

血行が高まり、酸素が各細胞に送られるので、脳などを刺激します。

念のために知っておいてください。

酸素供給量の少ないオツムは、フンズマリのトコロテンと変わるところがありません。

アイディア、好奇心、情熱もなにもでてきません。

毎日を刹那的に生きるだけの興味範囲の好奇心はあっても、何かを生み出す好奇心は生まれないから、フンズマリのトコロテンなのであります。

元々アタマの良い皆さんの頭脳も詰まったトコロテンではもったいないですよね。

酸素は、不況に喘ぐ現代の日本人に必要な"食事"ということができます。

身体が必要としているものは、何も食べ物だけではなかったのです。

食べ物、水、そして大量の酸素などが身体の維持の為には必要なのです。

基礎代謝に必要な酸素は最低限のもの。

身体の各細胞が必要としている酸素はそれだけでは不十分。

運動や激しい動き、そして繰り返しの腹式呼吸などをしないと取り込むことができません。

その意味で、運動が一番簡単です。自転車が一番てっとり早い道具ということができます。

 

 

ママチャリ独特のドテ座りがたのこぎ方は、ミットモナイだけでなく、筋肉と膝に負担をかけることになります。気をつけてください。

ただし、角度の微調整をしないと、男はペニス下部にプレッシャーがかかり、一時間も乗りつづけるとチンポがシビレて感覚がなくなります。

アメリカでは、サドルのデザインがインポチンポの原因を作ることになると、 TVの一時間番組で問題提起されたことがありますが、それはシート調整をまったっくやないで乗るからなのです。

僕は自転車ハードライド歴30年になる知る人ぞ知るチンポハード派であります。

そんな僕だから、自転車が直接の機能障害の原因となっているのではなく、サドルの角度と高さが問題であると言い切ることができるのです。

自転車による有酸素運動によって、血管内にこびりついているの不純物がクリーンアップ。

そのおかげで、海綿体も簡単に充血してくれるようです。

かくして、自転車運動は、子孫繁栄行為の上でもかなりのお役立ちトレーニングということができるでしょう。

女性でも同様です。

きちんとチョーセーしないと、時速20マイルでエクスタシーを感じてしまうことがあります。

僕は、数人のアメリカ人女性ライダーたちからこの話を教えられています。

走行中に失神でもしてしまったら、さあ大変。二ヶ月前、当社の実習生を時速30kmで走らせていて自転車の上で失神してしまったのですが、彼女の名誉の為に"あえて"言えば、スピードへの恐怖感だったと、僕は“とってつけた”説明をしております。

実習生とこんな話をするわけにはいかないので、失神の原因が絶対に恐怖心であったと繰り返しております。

何しろ、ハンドルを乗越えたことや、路面が近づいてくることを憶えていなかったので、転落する前に失神していたことだけは確かなのです。

 


 
高さと角度調整は簡単です。
 

高さ:
ママチャリのスタンド上でサドルに座り、両足のカカトをペダルにおいて、脚を逆回転させて片足が一番下の位置にきた時、膝がまがらずに脚が真直ぐになる高さが良い夫々の脚を踏み込んだ時、踏み込んだ側に身体が揺れないこと
角度:
サドルの取り付のペダルを 、利き足側のペダルを前方向7〜8時の位置において、踏み込んでスピードをつけてから座るのです。

けっして、座り発進を試みないこと。


運動に必要な食事と水補給を忘れないで下さい。

水は、咽喉が渇いて(脱水症状)から飲むのではなく、二分毎に少量補給することです。

咽喉を潤す程度でOK。

飲んでしまったらお腹がガボガボになって運動ができなくなります。
既に、皆さんの身体の目に見えないところ(内臓や血管など)には脂肪が付着しているので、炭水化物や脂質を摂る必要はありません。

しかし、蛋白質は必要です。

蛋白質の補給をしておかないと、筋肉内の蛋白質が燃焼され、筋肉が耐え切れなくなったり、筋肉痛からの回復が遅くなります。

出走30分前と、完走後30分以内に蛋白質を摂ることです。

一番てっとり早いものは大豆蛋白質のスポーツドリンク用パウダーです。

納豆や豆腐を食べて蛋白質を摂ったと思わないで下さい。

食事のオカズ程度の蛋白質量では不十分です。
燃焼されるエネルギーの60%が炭水化物系、30%が蛋白質、そして10%が脂質です。

運動をしない一般人の食生活は、基礎代謝に必要なエネルギー以上の食事が摂取されていて、それらが脂肪エネルギー源となって貯蔵されています。

日本人の食生活は炭水化物と脂質が過剰以上に過剰で、蛋白質は少な目です。

炭水化物系は脂肪を燃やせばすむのですが、蛋白質は不足気味なので筋肉を構成している部分から燃焼させてします。

それが筋肉痛や筋肉疲労の原因のひとつとなっています。

更には、人間の細胞が蛋白質によってつくられていることからも、悪い食事によって破壊される細胞を活性する上で蛋白質補給は欠かすことができません。


日本には美味しい食べ物が沢山あって、それらを食べることが生活の中で重要な日課となっています。

夜の酒の付き合いもそうですし、旅行へ行けば朝から酒を飲んでいる人も多くいます。

身体に悪いことばかりをやっているのです。

反面、良いこと(運動を日課)をしている人は極めて少ないですね。

挙句の果てに喫煙までしているのですから、例えクスリ漬けで長生きしても、軟弱な身体や体力で人生を謳歌することは限られています。
ロードバイクでないとミットモナイなんて言いません。

ママチャリでもOKですから、上に説明した方法で運動をしてください。


 

 

1009 Tues.

トレードと柔軟性

最近いろいろな方からメールをいただく。

ユニークなものも多い。

たとえば・・

お忙しいところですみません。

神戸在住の**と申します。

いつか馬渕さんのようにday-traderとして、生計を立てたいと思っています。

私は今カナダに移住の手続きをしていますが、カナダの西か、東かに住むを迷っています。

そこで素朴の質問ですが、シアトルにご在住しているそうですが、朝何時に起きて情報のチェックや、トレードの準備をしているのでしょうか?

二つ目の質問ですが、day-tradeでindexの売買が可能ですか?つまり、どこかの証券会社のonline-tradingで、indexをミラーして、しかも株のように頻繁に売買することができますか?

日本では、上場投資信託(ETF)(例えば、大和日経平均)というものです。

同様なもの、アメリカにもあると思いますが、コードとか、どこで売買できるかを知りたいです。

以上、よろしくお願いします。


まず、シアトルの場合、時差があるため、ニューヨークの朝9時半から午後4時までのトレード時間は、午前6時半から午後1時までということになる。

だから、毎朝起きるのは午前5時半。

私は1997年から、プロとしてトレードを続けたため、こうした時間帯での生活となった。

そして2000年からは、独立したトレードフロアでサービスの仕事も始めたから、起床時間はさらに早くなり、毎朝4時半には起きていた。

当然夜は10時にはベッドに入ってるようになるから、まあ言ってみれば、農民のような時間帯での生活をしていたことになる。

早く起きると、一日がとても長く感じる。

だが、ディナーをはさんで友人と飲んだりしていると、時間の関係で、どうしても私だけ「お先に失礼」と席を立って、さっさと寝てしまうというパターンになってしまうが、トレードは楽しいから、全く苦にはならなかった。

だが儲かるトレードを続けないと、トレードが楽しくなくなるし、情熱もさめてしまう。

そのためには、早く寝て最良のコンディションでトレードに望むというルールを決め、それを守る必要がある。

私は集中力を最高に発揮するためには、十分な睡眠時間が必要なタイプなのだ。

だからそのために、自分で決めたことは、毎日必ず守り続けるというような努力が必要になる。

飲みすぎてボヤーっとした頭では、いい結果を残すことは難しいだろうからね。

私は、あまり事前のリサーチを必要としないタイプのトレードをしていたから、トレードの前やアトで、翌日の銘柄を探し回るということはしない。

私は、自分の生活をできるだけ楽しむために、トレードを利用するという考えだし、毎日やっていれば、大体どの銘柄が今どれくらいの位置にあるかは、わかるものだ。

トレード時間中に、そういったリサーチは済ませてしまい、トレードフロアを離れたら、トレードとは全く違うことをしていた。

トレーダーが30人いれば30通りのスタイルがあるといってもいいように、人によって、また資金量によって、そして目的によっても、トレードのやり方は全く違ってくる。

だから長い時間をかけてリサーチをする人もいる。

どのタイプが一番いいかは、人それぞれ。

自分にあったスタイルを選べばいいのだから、人のことはあまり気にする必要はないと思う。

午後一時までに帰り、昼寝をしたり(トレードが終わるとかなり疲れる)、家族と買い物に出かけたり、普通の仕事よりうんと自由に時間を使うことができるのが、トレーダーのいいところだ。

トレードだけが、私の人生の目的ではないというスタイルだから、質問された方には、あまり参考にはならないかもしれない。

日本の時間だって、悪くはないと思う。

というよりも、日本でなければできない生活スタイルだってあると思う。

夜10時半から、1時間半くらいで結果を出すトレードをすれば、昼は別のことができるのだ。

日本でセミナーを開いているからこそ、神風ギャッププレイのようなアイデアを考えつくわけだし、アメリカではこういう時間帯を使った生活は、やりたくてもできないのだからね。

このように住むところによって、自分の都合に合わせたトレードができる、言いかえれば、自分に合ったオリジナルなスタイルを構築できるという柔軟性が、このトレード方法の素晴らしい点のひとつだと思う。

 

インデックスに関することだが、私はQQQくらいしか知らないから、ロスのK氏へ問い合わせてみた。

彼は、こういうことは詳しいからね。



彼からの返事をまとめてみると・・

インデックス関連の売買については、

DIA (ダウ指数をベースにし、ダイヤモンドが名称)

SPY (SP500がベースで、名称はスパイダー)

QQQ(ナスダック100インデックスがベース)

などが代表的なものだ。

また、ポピュラーな方法としては、SP100(OEX)のインデックスオプションの売買というのがある。

(証券会社に、インデックスオプション用の申し込み用紙があるはず)

もうひとつは、直接SP500を売買するというもの。
これのトレードには、証券会社でなく先物専門の Futures Broker に口座を開設する必要あり。

ETF(Exchange Traded Funds) には色々種類があるというが、ちょっと出来高に難点があり、あまりデイトレードに適した商品とは思えないとのこと。

主な ETF のティッカーシンボル

PPH, XLP, TTH、IYH, IYK, XLU、WMH、IYZ、UTH, ELV、MKH、

IEV、IWD、IDU、FFF、XLY

 

 

 

1008 Mon.

昨日のコラムを書き終えたら、ちょうどアメリカが攻撃を開始した。

TVのチャンネルをいろいろ回してみるが、どうして一局ぐらいCNNと契約するなりして、余計なことは喋らず、最新の映像だけを見せないのだろう。

それに、映像はCNNなどから貰っているのだから、CNN側のスタッフと、直接電話でやり取りして、情報を伝えるとかいうことくらいは、緊急時なのだから、やってもいいのではないだろうか。

アナウンサーで、そこまでの語学力のある人が少ないという事情があるのかもしれないが・・

ほとんどの局は、CNNなどの映像の一部を編集し、アナウンサーは興奮して喋っているというパターン。

土壇場になれば実力がわかるというけれど、みんな普段に比べ、かなり「しどろもどろ」になっているのがわかる。

欧米のメディアの真似かどうかは知らないが、最近は女性のアナウンサーが男性と並んで座っているが、こういう非常時になると、ほとんどが添え物だということがよくわかる。

男のアナウンサーは、勝手に感想などを話しているが、女性はみなさんだんまりで助手に徹しているように見える。

多分自分の意見がないから喋れないのだろうね。

アナウンサーは、コメントを加えないというのなら、男のアナウンサーだって余計な自分の意見を控えるべきだろう。

本来アナウンサーは、事実を伝えるだけで、いわゆるコメンテイターが解説やコメントをするのだけれど、昨日のコラムで書いたが、そういうことができる人があまりにも少ないということなのだろう。

普段のツケが、緊急時に回ってきたということなのだろう。

 

 

 

1007 Sun.

週末なのでトレードから少し離れた話題を。

間もなく米国は攻撃を開始するようだが、日本のニュースショー?やワイドショーには、いわゆるコメンテイターと称する人たちが登場する。

だが、いわゆる目新しい視聴者が知らない数字などのデータを加え、視聴者の心情を代弁し共感を得るための意見が多く、視聴率アップのための意見としか思えないようなものが多い。

テーマについての補足や説明を加え、新しい視点を視聴者に提供するというのが、本来はこうしたコメンテーター本来の使命なのだろう。

だが、一般の視聴者の物の見方や発想ではない「さすがプロ」という意見を期待することは、どうやら間違っているようだ。

とてもアメリカで生活しているようには思えない人もしたり顔で、「アメリカではこうだ」などと持論を展開している。

数日間、物見遊山で渡米しては、さもアメリカの事情や、アメリカ人の心情を知っているような演技をするというケースもあるようで、さすがプロ。

それでも、飲み屋のおかみの方が、説得力のあるセリフをいえるだろうという種類のコメントしか言えないんだなあ。

日本のテレビのコメンテーターの意見を聞いていると、とてもストレスが溜まる。

以下のブルーの部分はシアトルの友人からの意見だ。

読めば、少しはストレスの発散になるかな。(笑)



ラショナルな考え方


テロ攻撃対策に関して、アメリカ国内には様々な反応が出ています。

暴力に対して暴力で応えることは良くないとする人もいれば、アメリカは他文化に対してアメリカ流を押し付けすぎている、という反省もあります。

多くの人たちが、被害者達への救援金を募っております。

献血は四日後には多すぎて、献血を少し待つようにと言ってました。

当家の子供達は自主的に翌日献血してきました。

基本的には、誰もがテロ撲滅という点で一致をみせております。

考え方はとてもラショナルです。

 

国民は、NYへの衝撃的な攻撃がテロリストたちによるアメリカへの攻撃と受け止めております。

被害と犠牲を考えれば、怒りもこみ上げてくるものの、そこからメディアが伝えているような報復という気持ちを感じとることはできません。

それよりも、次におこりうるテロ攻撃からアメリカを守らなければならないという気持ちで団結し身震いをしています。

ブッシュが使っている、報復とか、怒りとかの言葉は、あくまでもプロパガンダでしかありません。

これらのキャンペーンをはることにより、国民の気持ちを一つにし、同時にテロリスト達を威嚇しているのです。

日本の新聞やテレビの報道は、取材陣たちの頭がカーっとなっている状態で、センセーショナルになってしまっているようです。

彼らには、アメリカ流のBSが理解できていません。

アメリカは、ジェスチャー、リップサービス、マーケティング、演出の国です。

スピーチでは、特に、どこで、どんな言葉を、どんなイントネーションで、どんな間の取り方で語るべきかをかのノウハウを、彼等は良く心得ています。

スピーチのテクニックがとても上手です。

アメリカ流のスピーチのテクニックは、リーダーシップをみせる上で効果が大きく、強いアメリカをアピールする上でも大切です。

国民にメッセージをきちんと伝える上では、とても大切なテクニックなのです。

非常時ですので国民の気持ちを一つにするためにセンセーショナルな言葉の使い方をします。

国民はそれほど怒っていないのに、「我々は怒っている」「報復だ!」という言葉で、テンションを高めようとしているだけです。

日本のメディアがこれを真に受けているだけのことです。

 

国民も国家の一大事として、今回のテロ事件を戦争として受け止めているので、彼のリーダーシップを支持していますが、報復や怒りのようなネガティブなものではなく、自由と民主主義を御旗に、テロリストを撲滅しなければならないという気持ちで団結しているのです。

アメリカ人はラショナルなものの考え方をします。

方法論で国民の意見は大きくわかれます。

暴力は解決とならない、と主張する人たちが多くいます。

原爆を使ってアフガニスタンを一掃した方が早く、犠牲も最小限で抑えられるのではないか?という考えもあるのですが、その場合、250万人の難民を巻き添えにすることはできない、というブレーキがかかります。

大半は、アフガニスタンでの長期戦(地上戦)もしかたがないのだろうかという諦観をもっているのですが、それはベトナムの地上戦でアメリカ軍が多くの犠牲を出したという過去があるからです。

今回も地上戦を避けることはできないのですが、ベトナムとの違いは、アメリカ国民がベトナム戦争を支持しなかったことに対し、アフガニスタンでは国民の支持が選られているという違いです。

ベトナムでアメリカは、一般市民とゲリラの区別がつかずに失敗しました。

ロシアも同様な理由でアフガニスタンで大敗しました。

アメリカがベトナムと同じ過ちを繰り返すとは思えないのですが、かなり困難な戦いとなることだけは避けられないものと政府はみています。

難民を助けたたらそれがテロリストやゲリラだった。

そうして多くのアメリカ兵が命を落とすことになるでしょう。

アメリカは自分達の命を張っているのです。

観念論に基づいた日本的な平和論は、現実論を重視するアメリカには通用しません。

現実には被害が出ていて、次の被害が出ないような工夫をしているのです。

そんな状況にいるアメリカに向かって、平和を自分達の手で守ったことがない日本人がしゃしゃり出ていって、愛と無血解決を説いても、アメリカが直面している問題の解決にはならないのです。

日本人がそれ程迄に無血解決を望ならば、言っているだけでなく行動を起こして、アラブからテロリスト達に向けて圧力をかけさせるべきなのです。

しかし、そんなことはアメリカのことですから、報復するぞと脅かしながら、同時進行で手を廻している筈です。

日本人は、観念論を棄てて、もっとラショナルになるべきです。

平和時の言葉のオアソビとは場合が違うのです。

アメリカが悪かったからテロ攻撃を受けたんだ、という批判があります。

特に日本の読書知識人に多い反応です。

そんな人たちに考えてもらいたいことがあります。

歴史を振り返った時、常に正しかったと呼ばれる政治政策がかって存在したのでしょうか。

アメリカにはアメリカの大きなエゴがあります。

共産主義にはひどい専制主義的なエゴがありました。

中国の文化大革命は歴史遺産すら破壊し、賢人達をも処刑にする恐怖政治でした。

日本の軍国主義は、国民を悲しませてきた。

現実的になって考えてください。

どこの体制も正しいことばかりをやってきたわけではありません。

彼ら独自の正義をふりかざしてきただけです。

アメリカにはアメリカの正義があるのです。

おかげで日本はアメリカの正義に守られてヌクヌクとしていることができるのです。

日本人にとっては、アメリカ人が嫌われ役をやることにより、日本に平和と安全が与えられているということです。

嫌われ役をアメリカにやらせておいて、自分たちはその間ふぬけになってきました。

行動がともなわない意見だけはしっかりと持っています。

アメリカが世界の警察であることを非難する知識人が日本に多くいます。

しかし、アメリカが世界の警察の役割を受けおわなかったなら、日本はどうなっていたでしょうか?

中国、ソ連、北朝鮮、韓国、、、、の全てからの攻撃や侵略を受けていたことでしょう。

アメリカが"出すぎたこと"をやってくれたおかげで、同盟国の自由と民主主義が守られているのです。

同盟国の自由を守る為には、アメリカはソ連の進出を阻止しなければならなかった。

それは自らを守るという前提に立ったものでした。

その過程で、アメリカは他の地域で失敗を繰り返してきました。

日本のアメリカ批判は、その失敗だけをとりあげて、鬼の首っ玉でもとったようにしてエラそうに、アメリカのやり方はまずいと非難しているのです。

知識人ぶる人たちに多くいます。

特に朝日新聞の論説委員がそうです。

批判者たちの多くには、日本国家を守る為には何が必要かという意識や、平和と安全を勝ち取る為には裏方の努力も必要なのだという意識が完全に欠落しています。

ラショナルでないということです。

批判者たちは、理想論だけをぶちあげて、知識人をふるまいます。

理想論は普遍性をもつので、理想論好きの日本国民には聞こえがいいのです。

安保によって守られた温室日本の中で、ああでもない、こうでもないとアメリカ批判をしているだけですね。

所詮、嵐の緊張感を知らない温室トマトが、常に風雨にさらされている木々の批判をしているのと同じことです。

防風林のおかげで、温室が吹き飛ばされないのだという知識だけは、彼等も知識人ですから持っています。

しかし理想や知識を現実に結び付けることが苦手なので、その知識が自覚となって身にシミていないのです。

防風林(アメリカ)が立ちつづけるために繰り返してきた試行錯誤の失敗の部分を批判することに、彼等は知識人たる知識人らしさを感じているのでしょうか。

テロ阻止に関しては、攻撃しかないでしょう。

やり方は各論のディテールです。

これを普遍的でジェネラルな方法で語ったら、目の前の問題を解決する具体的な答はでないでしょう。

この点をセパレートしないと、具体策をとることができまないのです。

現実は、次のテロ攻撃を受ける前にテロリストをつぶすこと。

この点、アメリカ人は常に、考え方をラショナルに整理しています。

 


 

日本の重さというか、軽さというか

昨日のこと、CNNニュースを観ていたら、ブッシュ大統領が演説していた。

その後ろには、日米の国旗、演説する大統領の脇には小泉首相が立っていた。

演説は、ブッシュによるアフガニスタンへの姿勢を示すものであった。

CNNなのだから、この日に日本の小泉首相との会談があって、どうのこうの、と報道されるものかと思って期待していたら、ニュースは、小泉という名だけでなく、日本という名詞にも触れることはなかった。

ちょっと変だなと思ってチャンネルを変えてみたのだが、他のテレビ局でも同様であった。

日本では、アメリカの大統領が来日すれば大騒ぎするのだが、アメリカの受け止め方はかなり軽いものであった。

アメリカにとっての日本とは、言うこと(理想論)とやっていること(現実)がいつも異なっている日本は余り期待できる相手ではないと思われているのだろう。

英国が既に軍を派遣したことだとかは逐一報道されているが、日本画援助金を出したことなどには触れられていない。

今朝の日本のニュースでは、野党党首たちがまだまだ小泉首相のあげ足取りのようなコメントをしていた。

なんで彼等には党派を超えた日本として団結し、テロ撲滅に立ち上がろうという気持ちになれないのだろうか。
 

 

僕は基本的には反体制的で、へそ曲がりの性格をしている人間です。

野球ではぜったいに巨人は応援しないし、常に一番弱いチームを応援。

車はトヨタではなく日産を選びます。

強い連中の傲慢さに泣かされている弱いものの側に立ってしまうのです。

そんな僕ですから、過去には自民党なんて大嫌いでした。

しかし、今ほど自民党よりも野党が馬鹿にみえたことはないのですから状況はちょっとかわってきたということができます。

しかし、全体的にみたら日本の政治は政治のアマチュアが政治家を演じている茶番劇でしかありません。

それが世界に知れ渡っているようで、アメリカでは日本の政治なんて話題にものりません。

程度が低いからでしょう。

日本の緊急時に、構造改革をやろうとしている小泉首相の揚げ足トリにはじまり、外務省を変えようとする田中真紀子の揚げ足トリ。

バカ野郎〜と叫びたくなるのです。

野党のアホどもも、構造改革は進めなければいけないと思っているのですから、今、小泉政権で一番困難な部分をやらせておいて、後で自分たちが政権をとった時は、構造改革を進めやすいようにしておこう、というような考え方が出来ないのだろうか。

鳩山のバカずらを見ていると反吐が出そうになります。

今は日本経済の緊急時じゃあないですか。

何で自民党を利用して日本を良くしょようとすることができないんだ!

今回のテロ問題だってそうです。アフガニスタンに自衛隊を派遣しなきゃあならない時に、野党はバッカのひとつオボエで反対の為の反対しかやらん。

何だよ、あの土井バカ子は。

アフガニスタンへの自衛隊の派遣は憲法違反だと。

日本を守ってくれている国が一大事だというのに。

その点、アメリカは国家的な問題があると、党派を乗越えて協力する。

どこの国だって、どの政治家だって試行錯誤の繰り返しをやるんじゃないか。

その失敗だけを、まるで鬼の首っ玉でもとったようにして責める。

じゃあ質問するけれど、テメエ等は失敗したことないのかよ!と叫んで机を蹴っ飛ばしてやりたくなる。

現在の日本の野党のやり方は全くのエゴに基いたもので、国民の利益に反するものでしかない。

日本は、本当に救いようがない国です。

こんな感じだから小泉首相が米国でテレビのニュース番組で映されていながら、大統領と彼との会談はおろか日本の首相が訪米したということさえも報道されなかったのだ。

ところが、英国のブレア首相の顔やユニオンジャックはCNNのアメリカの新しい戦争という繰り返される映像に映されている。

アメリカの報道陣にとっては、行動力のない日本が何を主張(言い訳け)しようが、ブッシュが示す強いリーダーシップの方がニュース価値が高いということだろう。

そして、英国が即座に示した同盟国の態度。

こういうタイミングで日本は動くことをしない。

いつどんなタイミングで相手に向ったら効果が高いかが判っていないのだ。

外国のメディアは、日本のこんなバカさ加減を良く知っている。

だから、どこも真剣にとり扱わない。

それは日本の政治報道が無視されているということなのだ。

この点で日本は大きな損をしている。

何しろ、大不況の中からせっかく莫大な額の援助金を約束したのに、それがアメリカ国民に伝えられることがないのだ。

日本でのエンターテイメント報道馴れしている小泉さんも、アメリカでは政治が娯楽とは別枠で報道されるので、娯楽スターの小泉さんについては、会談内容だけでなく、その訪米すら伝えられないのだ。

それは小泉さんの責任ではない。

歴史的に繰り返してきたバカ丸出し政治と、最近の茶番劇が原因だ。

小泉さんというよりも日本の「政治力」に報道価値がないのだろうか。

日本の国会での駄目加減については、CNNも理解しているので、日米会談も余り真剣に受け止められなかったのだろう。

日本的茶番劇は世界の笑いものになっているということだろうか。

ある青年からのメールの一部を紹介します。

日本には娯楽としての煽動情報が多く、国民達はそこで入力された情報内容に流されているだけ。

それが如何に危険なもことであるのかを思考する力や自主性すらも持ち合わせておりません。

小泉・田中ファンに代表されるように、一般市民は娯楽の部分で政治家たちを応援しているだけなので、それが団結とか政治運動に発展することもないのです。

従って、如何に政治気運が高まろうと、それによって国民が力を示したり、団結するというようなことがないのです。

政治がいけない!国民はバカだ!とブチまくっている新聞知識派オヤジたちは諦めきってるだけのインチキ饒舌家ばかり。

マスコミはこんなオヤジたちの意見を、「街の声でした」として報道しているのです。

この国の頭脳は平和ボケどころか、救いようがないアルツハイマーです。

 

 

 

1006 Sat.

世間知らず

無差別テロという事件で米国は大きなダメージを受けたが、日本にとっても、はからずしも別の意味で決定的なダメージを受けることになってしまった。

ワシントンを訪れた、小泉首相についてニューヨーク・タイムズ誌が触れたのは、一行だけ。

この報復に関連した自衛隊の派遣などについて、TVやメディアでも議論されているようだが、しかし余りにも無知というか、世界の常識からかけ離れた議論が展開されているのはどうしたことか。

 

あなたの子供を無差別に殺した犯人が、洞窟へ逃げ込んだ。

町内の有志で捕まえようということになった。

そのとき一番の親友だと公言していたお隣さんが、「ウチは家訓で相手を攻撃してはいけないことになっているから、おにぎりなんかを差し入れすることはできるけど、一緒に探して捕まえにゆくことはできないんだよ。ごめんね」と言われたらあなたはどう思うだろうか?

あなたは、お隣さんの家訓のために、そして自分のためにも、何かあったら困るからと、夜回りまでして、いままでお隣さんを守ってきたのにだ。

お隣さん、お金だけは持っている。

だから以前も、強盗が立てこもったときに、町内会へ多額の寄付をしてくれた。

でも、一家にはたくさん子供がいるにもかかわらず、誰も逮捕には参加しようとしなかったという前歴がある。

さらに今回の事件で、お隣さんの家族のひとりなんかは、「復讐するなんて野蛮なことをするなんてどうかと思うよねえ」と言い出す始末だ。

武器を集めるのが趣味の、いかにも強そうな長男がいるのにもかかわらず、「おにぎりを差し入れる」ために長男を差し向けるという。

もし長男が襲われたら攻撃してもいいが、自分からは攻撃してはならないと家訓で決められているのだそうだ。

犯人が応戦してきて、有志達の弾がなくなっても、弾を持ってゆくことはできないのだという。

持って行くのはおにぎりしかダメだということに、家族会議で決まったようなのだ。

もし町内の有志が全員撃たれても、長男は「撃たれるまでは、発砲するな」と言われているという。

「あそこは長男を特攻として派遣するつもりなのだろう」というジョークが、町内では流れている。


 

私がお隣りさんだったら、家族に家訓を変えようと提案するだろう。

おじいちゃんが反対するし、そんなことをしている時間がないのなら、今回の事態だけは家訓を適用しないと、独断で決めればいいことだ。

そういう責任を取れないで、一家の大黒柱は勤まらないだろう。

まあ、自分とことろの台所が火の車で、それさえ解決できないでウジウジしているところへは、「犯人逮捕に加わってもらおう」とは、誰も本気で思ってはいないだろうけどね。

こういうときにでも、人の顔色ばかり伺って、何をしてあげれば喜ばれるのかがわからず、見舞金なら出すというお隣さん。

自分は危ないところに行かず、周りを見てから行動するというお隣さん、町内ではどうやら「臆病者」と呼ばれているようだ。

しかしお隣りさんは、そう呼ばれていることさえ気がつかないし、当人達はそう思われているとは思っていない。

中途半端な立場で、おにぎりを届けに行かされる長男も、かわいそうだよなあ。

 

 

よくある質問

これはよく、いただく質問です。

10月のペーパートレードセミナーの予約受付がいよいよ開始されましたね。
 

そこで一つ教えて頂きたい点があるのですが・・・


私、10月13日から15日に開かれる3DAYセミナーに参加させて頂くことになっております。


ついては、3DAYセミナーで学んだ内容を自分なりに消化した後、11月または12月のペーパートレードセミナーに参加したほうが良いのか、あるいは鉄は熱いうちに打てで、連続して参加したほうが良いのか判断しかねています。
 

(私は出来れば連続して参加したいと思っているのですが...)

 

お忙しい中とは存じますが、御教示方宜しくお願い致します。


 

3DAYが終わったくらいに、口座が開設できるように、手配をして、受講後は自分の口座でペーパートレードができるという、段取のよい方なら、11月や12月のペーパートレードに参加されるという選択肢もあると思います。


問題点がある程度わかっている状態で、ペーパートレードに参加する方が効果があるでしょうからね。

 

ご自分で、目標を立てながらペーパートレードの経験を積んで、客観的に問題点を洗い出し、それをトレードに生かすという作業は、書くと2行で済みますから簡単に思えますが、これがなかなか難しいようです。

 

私の経験からいえば、客観的に自分のトレードを分析できる人というのは意外と少ないと思います。

今日の、チャートで見るマーケットでは、まさにこうした難しさがわかる、よい例だと思います。

 

自分では、そのセオリーに合っていると思って、トレードをしているわけですし、ロスを出すということは、どこかでルールを破っているのですが、でもそれがどうしてかということを、正しく把握するのは、トレードを実際にされたことのない方にとっては、理解できないほど難しいことなのです。

 

逆にそれが客観的にわかるようなら、ロスを出すことはないともいえるわけで、こうした側面から考えると、皆さんが全部そうだというわけではありませんがそういう傾向にあることはいえると思います。

 


ペーパートレードセミナーでは、自分のトレードスタイルを、具体的に確立するための場という取り組みができればベストでしょう。

 

ペーパートレードでは、疑問があれば、どこが問題点かがわかるようなアドバイスもしていますから、ご自分の問題点が、ある程度わかると思います。

 

問題点をペーパートレードセミナーが終わってからご自分で克服するという作業が、トレードの成否を分けると大きな要素の一つだと言ってもいいでしょう。

 

ですから、理想としては連続して参加された方が、いいと思います。
 

自動車の運転免許テストにたとえれば、3DAYセミナーは学科試験で、ペーパートレードセミナーは、実技試験のようなものだといえばわかりやすいでしょうか。

F1カーで走った事のない方が、いわゆる学科試験だけを受けて、実際にF1のレースに、いきなり参加してもまず勝てません。

実際のレースと同じコースを借り切って、自分で走ってタイムを出してみると自分の実力がわかりますからね。

そこでどうすれば勝てるようになるのかを、何周も走りながら、コーチと相談しながら訓練をする場が、ペーパートレードセミナーです。

予選通過タイムが出せるかどうかもわからないのに、レースに参加してもまず勝てませんからね。


 


1004 Thurs.

メール不調

昨夜からどうもメールの調子がおかしい。

自分宛にテストで送ると届くのだけれど、他へは送れずに、エラーで戻ってくる。

スタッフへは、届くんだよね。

@マークから後ろが同じだからか?

メールを下さった方、そういうわけで、返事が送れません。

現在調査中。

でもメールが着かないと、どうも落ち着かない。

洒落じゃないけどね。(笑)

 


10万ヒット/DAY達成

最近どうも TOKYO WALK の更新が止まっているので、何とかしなきゃなあ。

PAXNETでも、TOKYOマーケットWATCHの内容を掲載していただいているため、締め切り時間に間に合わせて書かなきゃならない。

自分とこだと、自分の都合でアップできるという気楽さがあるのだけれど、

誤字脱字のチェックや、日付の間違いに気をつけているので、どうしても時間がかかる。

ただ間違っていても、だれも指摘してくれないため、翌日に間違いを発見して、あわてて修正というのが結構あるんだよね。

特にアメリカ時間とのからみで、よく日付や曜日を一日間違うんだなあ。

って自慢にはならないけど。<おいおい。

まあ間違いが減るということはいいことだからね。(笑)

だからみんなあまり見てないのかなあと、久しぶりにヒット数をチェックしたら・・アリャリャ。

米国無差別テロ発生の日には、一日10万ヒットを突破したようなのだ。

事態が事態だけに、あまり喜べないけど。

アクセス記録を見ると、その後は減少しているが、それでも最近の平均は8万ヒット前後。

そういえば、立ち上げたころは、確か一年で100万ヒットくらいだったから、一日2000ヒットくらいだったなあ・・

思えば、ずいぶん増えたようだ。

ヒットが増えたからって、書く方としては同じなんだけど。

それよりも、内容だよねえ。

今日は、TOKYO WALKネタを仕込んだのだけれど、編集に少し時間がかかるので、近日中にアップの予定。

それと、ペーパートレードセミナーのデータが、やはり前のままで、今月も古いデータでやらなきゃならないようなのだ。

セミナーへの新規参加者の方には、問題ないのだけれど。

これもテロの影響だな。

そういうわけで、アメリカサイドと連絡をしたりで、なんだかんだと時間は経ってゆくのであり、年も取ってゆくのであります。

9月ペーパートレード参加者の方用の掲示板をアップしました。

中小企業なもので、社長兼何でも屋。ははは。

でも気楽なのがいい。

 

 

1003 Wed.

Email from Seattle

さて今回もシアトルのマウンテンバイクおやじの意見をご紹介。

彼の友人は、ほとんどがアメリカ人というか日本人以外だから、いわゆるアメリカの生活に根を生やしたライフスタイルを持っているといえるだろう。

日本のマジョリティーとはかなり違う視点からの意見だから、独断と偏見に満ちているように思えるかもしれない。

以下の彼の意見は、アメリカ人の感覚にかなり近い部分もあると思うから、考えるための問題提起と捉えると、とても面白い。

 

許せないことに対しては毅然として立ち向うアメリカ人

先週の金曜日に、ギャングのような20代半ばの黒人から人種的ハラスメントを受けたが、あれは人種的コンフリクトというよりも、むしろ底辺の者がもつヤッカミによる、怒りだったのだと思います。

彼は、過去にもアジア人に向けて同じことをやって、アジア人が反抗しなかったということを知ったのでしょう。

ところが、今回だけは条件が異なった。うちのKayが「黙れ!」と怒鳴った時、タマタマそこを通りかかった僕の自転車仲間(白人)も自ら巻き込まれていった。

僕は思ったのですが、通りかかった知り合いが日本人だったら、「放っておいて行こうよ」となったことでしょうね。

今夕、金髪のジェニースとバイクライドをしたのですが、この話を彼女したら、Kayを褒め称えておりました。

こんな点に、アメリカ人と日本人の対応の違いが感じられました。

アメリカ人は許せないことに対しては毅然として立ち向かいますが、日本人はうまく逃げてしまいますね。

Kayがベッツイーだったら、相手を言い負かしていたと思います。

Kayはまだまだ初心者です。

 

 

実は、以前も僕はそんな現場に居合わせたことがあった。

これはアナハイムのホテルのロビーでおきた小さなできごとであった。

イーボル・カニーバルというオートバイのスタントで有名な男がいる。

たまたま彼がホテルのロビーで飲んでいたところに我々はやってきた。

当時僕が親しく強いたデイルが彼をみつけて、いっしょに飲もうということになった。

我々はラウンジに寛いで、スタントマンとの会話を楽しんでいた。

そこへ他のメンバーの友人がやってきた。

すると、アーカンソー州出身のこのスタントマンは、「このニガー(クロンボウ)をここから追い出せ!」と怒鳴った。

デイルは、この黒人とは面識がなかった。

しかし、彼はこの言葉に怒った。

顔を真っ赤ににして立ち上がり、「ミスター カニーバル、今言った言葉を取り消して、彼に謝ってくれ」と、この有名人に向って言った。

そこから二人とも声高になり、状況を知らない警備員によってデイルはそこから追い出されることとなった。

相手が誰であろうと白黒をつけるDaleの態度もやはりアメリカ人的であった。

改めて思ったのだが、僕のバイク仲間にはこんなアメリカ人が多いのか。

 

 

1980年の頃のことだっただろうか、夜の9時頃、池袋西口の地下道丸井出口のあたりに人垣ができていた。

好奇心では誰にも負けない江戸っ子の僕はそれを覗き見た。

何と何と年老いた浮浪者が3人ほどの不良に痛めつけられていたのだ。

傘の先で頭をつかれてもいた。

あのままだったら殺されていたことだろう。

僕は、中年女性に警察を呼ぶように言って、厳つい顔つきの男三人ほどに声をかけて、止めに入った。

一人は躊躇したが、みんなでかかってとめることができた。

日本は昔から村社会。集団生活を得意とする。

リーダー達、村の長や、ツアーコンダクターなどの指示に従って統制がとれた動きをする。

そんな経験だけの人の方が多いから、自分の判断で行動をとることが出来る人が少ないのだな、と僕はこの時に思った。

僕が、好き勝手に生きている姿を知って、そんなこと私は学校で習わなかった、とか親も教えてくれなかった、と言った大人がいた。

それでは、僕は学校や親から馬鹿な生き方をしなさいと教えられたのであろうか。

そうではない、自分が生み出した考えを強い意志に後押しさせて行動に移しただけだ。

多くの日本人が、誰かに指揮されないと行動をとることができないだけのことだ。

浮浪者イジメを止めたいという思いを持っていても、僕が指揮するまで行動をとることができなかったのだ。

これは彼等が飼い慣らされ過ぎてしまった為に、意志があっても行動に移すことができないだけであろう。

危機意識の低さもひっくるめて、全てが村社会で動いて守られて、村の長からの指示待ちをしていた日本人の個人力の弱さの悪い面だけが表面化している。

安全保障条約というように、日本の安全はアメリカ軍によって保証されていたのだ。

その点をよく考えてみる必要がある。

守られてきた日本人がのたまう平和論なんぞが、米国に通用するとでも思っている人がいるから本当に日本人は島国の小さな井戸に棲む蛙でしかない。

アメリカは、今、テロという悪に立ち向かおうとしているのである。

 

レイオフ 米国企業のすばやい対応

テロによる経済不況に向けた決断
 

ボーイング3万人、ブリティッシュ・エアウエイ5千人、USエアー7千人、NW Airline 1万人。

これらはテロ攻撃に続く警備強化により便数が大幅にカットされた為に受けた、ボーイングの受注減、そして旅行客減少による航空会社のレイオフの数だ。

これはメジャーだけだが、トリックル・ダウンすれば、小さなエアポートや観光飛行会社などは既に倒産の危機に瀕している。

航空規制がひかれ、小型機の運行が禁止されたからだ。

それはそうだ、空からサリンでも噴霧されたらひとたまりもない。

このように、アメリカの企業は傷が深くならない前に、迫って来る危機に対処する。

こちらに伝わってこないだけかもしれないが、日本の企業が米国企業のように敏速(10日後)にこのような対応に出ることは考えられない。

しかし、日本も大々的な影響を受けているのだ。

日本企業はあれ程度の期間は耐えるであろう、しかし、それがどこまで続くものなのだろうか。

 

 

アメリカ企業は、株主の利益を最大限考慮する。

株主へ不利益をだしてはならないということが、彼等にとっての最大の関心ごとである。

株主に配当を出すということは、企業が利益をあげることでもある。

利益追求するという極めてエゴイスティックな正義の上に成り立つ企業は、不利益につながる全てを排除するのである。

それが資本主義の基本姿勢なのだ。

アメリカ人は、経営者でも従業員でもその基本姿勢を心得ている。

共産主義体制は、人件費削減やコストダウンを測ることなしに国が保証したので、国自体が政府倒産の道を歩んだ。

航空会社も、便数が25%減と決まれば、順じて従業員整理をするのである。

その経営内容が直接、株式市場でのパフォーマンスに影響を与える。

それが経営であろう。

 

日本は資本主義経済ベースの上に共産主義企業体制をつくり、従業員とその家族を守る終身雇用制をとっている、と自負していたが、それが95年頃から崩壊してきた。

盲目的に企業のお世話になるつもりでいた従業員たちの多くがリストラに直面して、企業を怨んだ。アメリカでは見られないことだ。

グループ依存度が高い、村社会意識の日本ならばの反応であった。

日本には、企業よりも従業員を守る姿勢がまだまだ残っている。

 いまだ、テロ攻撃が与える経済危機に対する企業のレイオフ計画を耳にしない。

 この姿勢は、一見素晴らしいものであるが、僕はこの姿勢が、日本人の生存力を弱めてきたような気がする。

人々は、日本が平和でいられることが、日本人の平和思想を強く持っているからだと大きな勘違いをしている。

日本が今平和でいられるのは、日本に米軍基地があるからで、それを恐れてどこの国もチョッカイを出さなかっただけのことである。

日本人の平和論は、危機感の上に築き上げられた確固としたものではなく、アメリカに汚れ役をおしつけて、自分達だけが奇麗事をいっているだけのものである。

企業の従業員の多くも同様。 理想の会社論をぶつけれど、本人達は従業員の前の個人向上努力をして会社に貢献しきっていない。

要は、みんなズルイのである。

米軍に守られてきた為に、日本国民は戦争危機感に基づいた自立精神を育てることをしなかった。

その精神は酷く軟弱なものである。

同様に、終身雇用制という概念の中で職を求めてきた日本人は、一度就職すれば雇用不安をもたずに安心が与えられていた。

より有利な企業就職をする為に,ブランド大学熱が上がって、企業も個人の能力で新卒者を採用するのでなく、大学のブランドで押し並べられた平均的学習度を採用してきた。

かくして日本人は、”個”の部分での才能を伸ばすことを怠ってきた。

就職して安泰、こうして個人危機感さえ持たない日本人が作り上げられていったのだ。

同様に、安保によって、我々日本人の心に、自衛精神すら育つことがなかった。

終身雇用にアグラをかいてきた就労者たちの多くは、己を向上させて自立しようとは思っても、その向上したという観念的な部分を現実に応用(行動に入る)する人が少ない。

日本企業は今、このような人材を多く抱えている。

独創的ではないが、指揮さえうまくとれれば高質な労働力となるのだが、今は、独創的な個人力が企業から求められている時代だ。

高質な労働者たちはあふれている。

彼等には、近々下される第一弾レイオフが待っている。

企業は遅かれその決断を下すであろう。

 

1002 Tues.

TV放送の感想

TV東京12チャンネルで、先週土曜日午前10時半から「週間経済王」が放映された。

セミナー中だったので、録画したものを見たのだけれど、実物よりかなりカッコよく映っていたと思う。(笑)

当然製作側はプロなので、撮り方や撮るウデがいいからなのだろうけれど、それなりに気を使ってくださったのだと思う。

ただオフィスでのインタビューは、疲れた顔をしていたなあ。

8月は連続のセミナーでおまけに、昼夜というスケジュール。

そのうえ、久しぶりの日本の夏の暑さは、予想以上にこたえたから、実を言うと、かなりバテバテ状態だったのだ。

夜のバーのシーンは、別の日だったし、アルコールが入っていたので、一転して元気そうだった。(笑)

相当の量を撮影されていたのだが、番組で使われるのはほんのごく一部だということがよくわかった。

トラマなんかだと、さらに大変なんだろうね。

ただ役者はプロだし、こっちは素人という違いがあるから、撮る方は素人の方が大変なのかもしれない。

どのような番組になるかは、こちらは全くわからないので、実は少し心配していたのだ。

日米を問わず、この新しいトレード方法は、ただ興味本位に危ないギャンブルのようなもの、という捉え方での報道が多かったからね。

ディレクターのO氏をはじめ、スタッフの方は、セミナーをほとんど全部といっていいほど聴講されていたから、このトレードをよく理解していただいていたようで、それは番組からもよく伝わってきた。

一般的なメディアが捕らえるようなネガティブな視点ではなく、客観的にこのダイレクトアクセスの持つ魅力を伝えていただけたようで、見終わったあとは、とても嬉しかった。

ただ、製作側の皆さんは、さぞ大変だったろうと思う。

ありがとうございました。

 

TVの反響

セミナー終了後だったので、昨日はオフィスへは行かなかったのだが、スタッフの連絡によると、朝から電話が鳴りっぱなしで大変だったらしい。

土曜は、パラパラと電話での問い合わせがあったくらいだったのだが、テレビを見ている人は、私が想像してたより、うんと数が多いということなのだろう。

ただ、興味をもたれる方が、まったくトレードには馴染みのない方も多いようで、多くの質問をいただきましたが、まとめると以下のような質問に集約されるようです。
 

Q1.実際の取引ではどこの銀行(証券会社)に口座を開けばいいのか?

    City Bankでもいいのか?

長くなるので詳細は書きませんが、専用の証券会社で口座を開きます。セミナーで説明します。

シティーバンクは、銀行なので口座を開いても、このトレードをすることはできません。
 

Q2.利益のバーは幾ら位に設定してセミナーをやっているのか?

   (トレードで幾らぐらい稼ぐことを目標としているのか)

難しい質問です。

資金量と力量と、その人の事情?というか目的によって全く違ってきます。

2万5千ドルが最低資金だと思ってください。

現実問題として、利益を出せる具体的な金額は、夜10時半から、約1時間で、1万円から、30万円くらいというレンジでしょう。

 

Q3.パソコンの習熟度はどの程度必要か?

ウィンドウズの操作ができて、Eメールを送受信できればOKです。

 

Q4.回線速度やパソコンの推奨機種を教えて欲しい。

ADSLの回線なら十分です。

ワイヤレスのいわゆるPITCHを使った64Kでも可能です。


パソコンについては、ここに詳細があります。
 

システム

 

最低限

推薦

ベスト

プロセッサー

ペンティアム Pro 180 MHz

Pentium III 700 MHz

Pentium III 700 MHz or best available at market

RAM

64 MB
(Physical)

128 MB
(Physical)

256 MB 以上

オペレーティングシステム

Windows9x, ME (Y2K compliant version)

Windows NT Workstation 4.0w/Service Pack 4 or Windows 2000

Windows 2000

 

Q5.株取引の知識はどの程度必要か?

全くなくても大丈夫。そのためのセミナーなのですから。

 

Q6.パソコンは2台あったほうがいいのか?

1台でも問題ありません。

2台あれば、より信頼性の高いシステムになります。

 

Q7.専用のソフトは幾らで買えるのか?

毎月の使用料は一ヶ月3万円前後。

トレード回数が、増えると無料になります。

 

Q8.DLJの取引とはどう違うのか?

システムが全く違います。

DLJのようにインターネットのブラウザを使ったソフトはどうしても、レスポンドが遅くなります。

DLJがツーリングカーレースにたとえるなら、このダイレクトアクセストレードは、F1レースのようなものです。

それくらい、反応速度が違うのです。

 

Q9.新潟の島に引っ越すが、回線状況には問題はないだろうか。

ADSLの回線なら十分です。

ワイヤレスのいわゆるPITCHを使った64Kでもできます。

ISDNでも64K以上なら可能です。

 

Q10.セミナー受講〜トレード開始までに必要な資金(証拠金含め)は幾ら 
    ぐらいか?月額固定の部分を含めて。

最低資金は2万5千ドル(約300万円)

 

Q11.英語はどれくらい出来なければ理解できないのか?

セミナー参加者の方のほとんどは、一般的な日本人のレベルですが、問題ありません。

セミナーは日本語ですから、ご心配なく。

ゲスト講師が英語を使用する場合は、通訳が付きます。

もちろん、英語が堪能ならそれに越したことはありませんが・・

トレードのパフォーマンスと、英語が堪能かどうかは、別問題です。

 

 

〜番外編〜

Q1.馬渕さんはテレビでとっても自信に満ちていたけど、いつもそうです
    か?

そういうことは、普段はあまり意識していませんが・・

ただエントリーする時は、当然自信を持ってエントリーします。

 

Q2.馬渕さんは儲かっているんでしょうか?

ははは。いい質問です。

家族4人が楽しく生活できるくらいは儲かっています。

税務署も見ているかもしれませんので、それ以上はちょっと・・(笑)

セミナーへ来ていただければわかります。

 

Q3.何で全国各地でセミナーを開催しないんでしょうか?

いまのところ、東京での開催で手一杯だというのが、理由です。

 

Q4.参加者はエリートの人ばっかりですか?

テレビではそう見えたのでしょうか。

参加者の方は、自分でこういう新しいことにチャレンジしようという前向きな方が多いので、そう映るのではないでしょうか。

 

Q5.獣医さんの電話番号を教えて下さい。

TV東京の方が、間違えて違う番組の問合せも案内していたようです・・。ははは。        

 

 

 

1001 Mon.

3DAYセミナー募集締切

多くのお申し込みをいただき、ありがとうございます。

10月の3DAYセミナーは、金曜に申し込み受付を開始しましたが、定員となったため、締め切らせていただきました。

申し込みを終了した時点では仮受付で、正式受付は受講料の振込みを確認させていただいた順となります。

お申し込みを済まされた方で、ご送金がまだの方は、できるだけ早くご送金ください。

ご送金のない場合や、キャンセルをされた場合などで空きが出た場合、参加再募集をする予定です。

最近は募集開始から数日で定員となることが多く、今回も3日間で締め切らせていただきました。

「申し込もうとしてWEBを見たら締め切られていた」という方のために、参加ご希望の方は、下記へメールをいただければ、空きが出た場合、こちらから連絡を差しあげます。

 





 

 

 



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2001 1001-

 

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