2001 0815-


0831 Fri.

レギュレーション変更大歓迎

NASDAQ のレギュレーションの変更、というより、改良と呼びたいくらいだがこうした、規制の変更は大歓迎だ。

「1万ドルでデイトレードができなくなった」なんていう、ちょっと的外れな意見も出てくるだろうが、そもそも1万ドルでイントラデイのトレードをして確実に利益を出そうとするのは非常に危険で、私に言わせれば自殺行為だ。

プロのトレードをするトレードフロアでは、少なくとも5万ドル以上ないとトレードできないという条件を決めているところが多い。

これは、いってみれば成功するための最低条件なのだ。

バイイングパワーが10万ドル以上はないと、プロとして生活して行くのは難しいという背景があるからだ。

理想を言えば、成功するためには、バイイングパワーは20万ドル、今までのレギュレーションで言えば、口座開設時には10万ドルは欲しいところだ。

今回のレギュレーション変更は、こうした危ない条件でのトレードをしようとするトレーダーをマーケットから遠ざけるという効果があると思う。

そのかわり、バイイングパワーは4倍になった。

これは素晴らしいことだ。

5万ドルで口座を開けば20万ドルのバイイングパワーになる。

理想を言えば、成功するためには、バイイングパワーは20万ドル欲しいという基準に、5万ドルで到達できるのだ。

このマージンの4倍という変更は、トレードを実際にしている人なら、大歓迎のはずだ。

ただし、基本がわかっていない人にとっては、すこぶる危険な誘惑となる。

イントラデイトレードは、基本を知らずに参加して、簡単に儲けが出るほど甘い世界ではないのだからね。

危険な部分には、きちんと制限を設けるかわりに、真剣に取り組む人にはチャンスをさらに与える。

4倍パワーという「アメ」と最低金額が2万5千ドルという「ムチ」を上手に組み合わせた、アメリカらしいレギュレーションの変更だといえるだろう。

経済を活性化させる方法は、知恵を使えばいくらだってあるだろう。

日本の証券界も、見識のある規則の改定をすれば、個人投資家にとって魅力のあるマーケットにできると思う。

その鍵を自分たちが持っているのだ、ということをもっと自覚することから、真の改革が始まるのではないだろうか。


 

 

0829 Wed.

デイトレーディングのトレード条件の大変更

2001年9月28日から、すべてのNASDAQメンバー企業、ブローカーに対しての、デイ・トレーディングに関する規制が大きく変更されることになった

詳細は、口座をお持ちのブローカーへ直接問い合わせていただきたい。

今回の新しいレギュレーションでの大きな変更点としては「パターン・デイ・トレーダー」が定義されたことがあげられる。

そしてその条件に当てはまれば、最低資金・バイイングパワーやトレード方法に影響する「マージン規制」についての新しいレギュレーションが適用される。

つまり、これらの新しい規制は、「パターン・デイ・トレーダー」にのみ適用されるということだ。

「パターン・デイ・トレーダー」とは、5営業日内に4または5トレード以上のイントラデイトレード(1日内に売買を終了するトレード)を執行、または口座内で実行される全トレードの6%またはそれ以上がイントラデイトレードであるトレーダーのことを指す。

 

新しいマージン規制の内容

@「パターン・デイ・トレーダー」の口座を維持するために必要な最低資金は2万5,000ドル。2万5,000ドルの最低資金を割った場合は、デイトレードができなくな

これはセミナーでも話していることにも通じる変更だ。

できれば5万ドル以上の資金で始められることをれることを、お勧めしているが、これに一歩近づいたということだ。

トレードは、資金量が多いほど有利なのだ。

 

Aバイイングパワーは自己資金の4倍。(今までは自己資金の2倍)
 

例:最低資金の2万5,000ドルが自己資金の場合:25,000×4=100,000ドルが新しいバイイングパワーとな

トレードは、資金量が多いほど有利なのだが、これは確実にトレードで利益を出せる人には非常に有利になる反面、利益を出せないトレーダーにとっては、マージンコールを受けるリスクが増えるということになる。

つまり、トレーダーの力量がそのまま、リスクの大きさに反映されるということになる。

無知のままでトレードをすれば非常に危険だということになる。

ポートフォリオの組み方やロスカットについて、十分な知識が必要になる。

 

「パターン・デイ・トレーダー」の口座内で、万が一バイイングパワーの限度を超えてしまった場合、マージンコールが発生する。

 

以下がマージンコール発生時の対処法等だ。

@マージンコールの期限は5営業日間。

土日をはさむ場合は、土日は日数に勘定されない。

金曜にマージンコールを受ければ木曜までが期限となる。

 

Aマージンコールが発生した翌日のバイイングパワーは、自己資金の2倍に縮小され

例:マージンコール発生翌日:自己資金は2万5,000ドルだった場合、その2倍の5万ドルがその日のバイイングパワーにな

これは、5営業日もしくはコールが解消されるまで有効。

 

Bマージンコールの期限である5営業日を過ぎてもコールが解消されない場合は、口座は90日間もしくはコールが解消されるまでの間、強制的にキャッシュ口座へと設定され

 

Cマージンコールを解消するために送金された追加資金は、最低2営業日間、口座内に保管される必要があ

例:月曜日に入金が確認された追加資金は、翌日火曜日に引き落とすことはできない

小切手(チェック)でコールを解消する場合、10営業日間保管される必要があ

 

Dマージンコールは口座名義の本人がコールを解消しなくてはならない。

保証人(個人が他の個人のコールをカバーする)ことは認められない。

これは、以前オールテックが支店単位でトレーダー同士の保証人の斡旋をしてSECの調査を受けたことがあったのだが、こうしたことを防ぐための規制だろう。

どちらにしても、きちんとした知識を身につけたトレーダーにとっては、今回の変更は、バイイングパワーの増大で有利になる。

しかし、無知なトレーダーにとってはリスクが増えることになる。

マージンのことや、ポートフォリオ、利益の確定方法やロスのコントロールについて、よりしっかりとした基礎知識が要求されることになるだろう。

 

 

0828 Tues.

先週から今週にかけてOFFのはずが、なんだかんだとバタバタして結局あまり休んだ気がしなかった。

まあ自分で決めたことだからなあ。

この10日間、いろいろありましたが今日は書くのがちょっと面倒なので早送り。

 

週間経済王の取材

8月セミナーからずーっと取材を受けていたもうひとつのTV番組、「週間経済王」の取材が今日完了。

ビデオカメラは、想像していたより、とても近くに寄ってくるので、インタビューとなると、なんだかちょっと緊張したので、今になって思えば大丈夫だったのかなあとちょっと気がかりだ。<しかし後の祭り。

慣れないことは、なんだか随分長 く感じるもので、さらに、もうちょっと落ち着いてしゃべればよかったなあとか、まあいまさら遅いのですが、もう一回やり直してくれないかなあ。<おいおい。

とにかく、クルーのみなさんお疲れ様でした。

そしてありがとうございました。

番組のOディレクターをはじめスタッフの皆さんは、3DAYセミナーをほぼ全部聴講された。

セミナー内容が怪しかったら、取材を中止されるつもりだったのか?(笑)

だが、セミナー日程途中でスタッフの方からは、セミナーをぜひ受けたいという嬉しい発言も飛び出すほど。

このトレード方法がどういうものかをよく理解していただけたようで、さてどういう風に放送されるのか、とても楽しみ でもあり少しばかり不安であります。

 

今日は、行きつけのバーでの取材だった。

ご承知のようにバーというのは照明が暗いため、余り明るくライティングをすると雰囲気を壊すから、ライトにカバーをかけての撮影となった。

しばらくしたら、なんだか焦げ臭くなってきたのだが、原因は熱でカバーが焦げたからだった。

危うく火災報知器が作動して水をかぶるところだった。(笑)

というのはちょっと大げさか。ははは。

一杯飲みながらの取材というのは、ディレクターの方によると初めてだとのこと。

どうやら私の本音を聞きたいようだったので、こちらも酔った勢いで、本音を喋ってしまった。

企画は成功か?

とにかく無事終了できたのは、協力していただいた多くの皆さんのおかげです。

東京12チャンネルで9月8日(土曜)の午前10時半から、私の酔っ払った様子が放送される予定だそうです。(笑)

しかし、土曜の昼間から、酔っ払った醜態が放送されるかも知れないというのは、よく考えると余り愉快ではない気もするな。

 

9月セミナーのお問い合わせをたくさんいただいています。

必ずやりますからね。

募集まで、もう少しお待ちください。

 

 

0826 Sun.

新シアトルオフィス

シアトルのトレードフロアが引越しした。

ネクステルからのサブリース契約期間が終了して、どうしても引越ししなくてはならなくなったため。

場所はカークランドのダウンタウン。

以前のオフィスと比べると、アットホームな雰囲気がする。

 

0821 Tues.

今週はオフ。

涼しくなってきたこともあって、昨夜は爆睡した。

疲れを取るにはよく寝ること、そして運動、そしてマッサージ(笑)

もちろん食事も大事。

お盆の期間は超多忙だったから、これから2週間はプライベートな生活を充実させるため、いろいろなアイデアを実行の予定。

 

Gappers

今回のセミナーでは、大きな手ごたえがあった。

今年になってからのセミナーはオリジナルメソッドによるもので、その成果が出てきたということか。

特にペーパートレードセミナーではギャップについて、数百例を解析しながら、さまざまなパターンをお見せしたので、受講された方は、ギャップについてのエキスパートになったといっても差し支えないだろう。

セミナーでやったような、主にギャップを利用してトレードするトレーダーを、米国では「ギャッパーズ・Gappers」と呼ぶ。

フォトショップ使いの達人をフォトショッパーと呼ぶようなものかもしれない。

だがこれを実マーケットで実行できるようになるには、努力に加え、時間がかかる。

セミナーについては、近いうちにレポートをアップしますので、お楽しみに。

 

筋違い

疲れてくると寝違いで首が痛くなったりすることがある。

これは疲労が蓄積して筋肉に柔軟性がなくなり、硬くなることも原因している。

同じように、考え方もこのような寝違いというか、筋違いの考えになってしまうことがある。

セミナーでは手ごたえのある人が増えてきた反面、シアトルで2000年に開催したセミナー受講後、残る人が少ないのはおかしい、どれくらいの人が成功しているのかがわからない 。

だからそのセミナーは信用できない。

というロジックだ。

こういう考え方をする人が、いわゆる「筋違い」の考えで、これからどんどん出てくることは想像に難くない。

たとえば自動車教習所で習ったからといって、路上で事故を起こせばそれは、自動車教習所のメソッドが悪い、または教え方が悪いからなのだろうか?

そうではないだろう。

アクセルとブレーキの踏み方を逆に教えたというなら、こうした主張にも一理はあるだろうけど(笑)そうでない限り、事故を起こすのは運転者の責任だ。

トレードの世界であれ、どの世界であれ常識だろう。

2000年のメソッドは米国のプリスティーン者のテキストを使用した、ベーシックなものだから、具体的に、実際の直近のマーケットでは、それをどう使えばどうなったのかというような検証の部分がなく、初心者の方からは焦点を絞りにくいという指摘もあった。

だから損をしたというのも、それは全く筋違いというものだ。

2000年のマーケットでは多くのファンドが崩壊しているのを見ればわかるように、ファンドマネージャーでさえ、大損を出しているという難しいマーケットなのだ。

儲かる人は、ほんの一握りだという現実がそこにはある。

むしろセミナーを受けたことにより、大多数の人はその損が少なくて済んだという考えができないのだろうか?

このように筋違いの考えをする人は、損そのものをセミナーのせいにしてしたくなるのだろう。

そういう人に限って、大きなロスを出しているのだけどね。(笑)

こうしたセミナーで大事なことは、それではその中のどういう部分をどのケースで適用すればいいのかといった、さらに具体的な例を数多く見てもらうことだと考え、あと、今年から始めたオリジナルメソッドではそれを実行している。

損をしてトレードを続けられなくなったのは、ロスカットをしなかったうえにポートフォリオの原則を破ったからなのだ。

それでも、教えたほうがどうのというのは、筋違い。

こうしたメソッドのそれぞれの構成要素、例を挙げれば移動平均線などに代表されるものは、すでに昔からあるものばかりだ。

何十冊かのテクニカル分析の本を買って研究すれば、このことはよくわかるはずだ。

だがそれを実際のマーケットで運用するにはどうすればいいのか?

ここが一番難しいわけだ。

本を読んだだけで、簡単に儲かるのなら、あれだけの本が本屋に溢れるわけはないのだからね。

だから、セミナーではトレードの基本に加え、最近ではトレードのためのいろいろな「アイデア」を公開している。

シアトルのプロトレーダーたちのセミナーでも、こうしたさまざまなアイデアを皆さんに知っていただきたいから実施したのだ。

セミナーとは、魚を釣るところの実演を見せるという、いわゆる見世物小屋でないのだ。

考え方の筋が違っているというか、ポイントを履き違えている人が、多くなってきているのではないかと思う。

景気が悪いうえに、商売がうまく行かなくなったり、いろいろあれば、原因を人のせいにしたくなる気分はよくわかるけどね。

真のトレーダーは、自己責任でマーケットに参加している。

損をしたからって、人のせいにはできないマーケットで戦っているのだ。

この姿勢を持ち、実行しない限り、トレードで成功することはできない。

そういう厳しい世界から見れば、なんだかんだといえる人がうらやましいね、なんて皮肉を言いたくなってくる。

 

 

先日とうとう自転車の雑誌を買ってしまった。(笑)

ツール・ド・フランスの特集があったので、ついフラフラとレジへ。

自転車の世界も奥はかなり深そうで、少しずつ知ったアイデアを自分に役立つように、モディファイするのが楽しい。

今の自転車も、最初に比べ、少しずつサドルの位置が高くなってきている。

またこうしたサイトも見つけたが、かなり充実した情報がある。

興味のある方はどうぞ。

 

 

0820 Mon.

ハンガリーGP

シューマッカが安定した走りで優勝。

アランプロストに並ぶ優勝記録51回に並ぶとともに、早々とコンストラクターズチャンピオンをフェラーリにもたらし、自己のドライバーズチャンピオンをも勝ち取った。

後続をブロックしてシューちゃんを助けた同僚バリケロは二位。

以下クルタード、シューマッカの弟、と続き5位はハッキネン。

6位以下は周回遅れという速さで、彼を追い落とせるものは今のところ見当たらない。

15位あたりを低迷していたアレジにとっては、ジョーダンホンダへ移籍した第一戦だが、そのかいがあって10位。

これだけ図抜けていると、スリリングなトップ争いが見られないから、そういう意味では、最近のF1はあまり面白くない。

マクラーレンがあれじゃあなあ・・

 

OFF

ようやくセミナーが終わった。

全力投球の後の充実感とともに、久しぶりの休みへ突入。

今は正確には月曜の午前1時半。

遅めに近くのバーへ出向いて帰ってきたら、こんな時間になってしまった。

明日もOFF。

しかしウィークデイに休みを取れると、昼間はどこもガラガラに空いているから、ゆっくり買い物できるし、ホント最高。

日本の場合、土日は特に混むからね。

人と同じパターンをできるだけ避けるというのは、人口密度の高い日本ではいろいろな方面でかなり効くようだ。

多くの日本人は人と同じパターンを好むという傾向があるから、こちらにとっては好都合?


 

0819 Sun.

台風が近づいていることもあるのだろうか、今日の朝も涼しくてとてもいい気持ちだ。

自転車はホントいい。

エンジン音がないからとても静かだし(当たり前田のクラッカー)、聞こえるのは風の音だけ。

自力で走るから、自分の肉体を意識できる。

ちょっと足は凝るけど。(笑)

有酸素運動だしね。

涼しくなってくると、ほんと自転車買ってよかったなあって思う。

 

一の鳥

こういうメールをいただいた。

〜馬渕様へ〜

先日、PCのサーチエンジンで一の鳥を検索していた所

馬渕様の『Cool に過ごそう 』にたどりつきました。

そこでうちのお店が紹介されていたので驚きました。

このように御紹介して頂きましてありがとうございます。

社長夫妻も大感激しております。

私共も今夏、お店のHPを立ち上げることができました。

URLはこちらです。→http://www.ichinotori.com/

又、お会いする日を楽しみにしております。

 

                  ★一の鳥スタッフ一同★

                    

COOLで書いたかなあ・・ああ思い出した。ここで書きました。

まだ記憶力は大丈夫なようだ。<おいおい。

いやあ月日の経つのは早いものだ。

どおりで歳をとるわけだ。(笑)

いまだに焼き鳥で、あそこよりおいしいところで食べたことはない。

社長ご夫妻も喜んでくれるかな?

でもホント。

それに、新宿のオフィスへ来るきっかけになった「あること」があった、私にとっては思い出の場所だ。

また行きますからね。

WEBへアクセスしたら、今日は一番乗り。

掲示板もありますので、何か書き込んであげると喜ばれると思います。

一日一膳じゃなかった一日一善。

IMEではこの単語がないぞ。<MSどうした(笑)

冗談はともかく、WEBを立ち上げたとき、来てもらえるとうれしいですからね。

しばらく行ってないなあ。

カウンターで、シアトル・アメリカ人と一緒というキーワードを言えば、多分私のことを思い出してもらえると思うから、焼き具合くらいは最高に仕上げてもらえるかも?

 

 

今日はお盆のセミナー3種類のいよいよ最終日だ。

最終日ってリキ入るんだなあ。(笑)

みなさん、よい週末を!

 

 

0817 Fri.

ブルースカイ

今日は、朝から青空。

そして自転車で公園のそばを駆け抜けるときの風も心地よく、先日までの暑さがウソのような爽やかさだ。

なんだかとてもいい気分だなあ、とオフィスへ着いたら、プライベートなことなんだけれど、素晴らしいことがあった。

ちょっと大げさな表現だけれど、生きててよかったと思う瞬間を、時々体験できるというのは、とても幸せなことだ。

こういう思いを他の人にも分けることができれば、それこそ生きている価値があるのだと思う。

まあ気分がいいので、ちょっと怪しい教祖のたわごとみたいなことを書いてしまった。(笑)

今日は金曜日!<ははは。当たり前だろ。
 


昨夜はスタッフの一人と、久しぶりに食事をして、これからのことについていろいろ話したのだけれど、面白そうなことができそうだ。

また昨日から新しいスタッフが加わり、9月からは米国サイドからも素晴らしいスタッフがチームへ参加してくれる。

これから運がよくなりそうな予感だな。

と、まあファンダメンタルな予想をしている。(笑)

ということで、今日はかなり早くオフィスで、すこし溜まっている用件を済ませて、あと3日のセミナーでは、いつものようにベストを尽くすつもり。

 

昨日のペーパートレードセミナーでは、とても面白い出来事があった。

パソコンのソフトって、ウィンドウズをはじめとして、何かのアクションを起こすときは、マウスでダブルクリックをすることが多いのは、皆さんもよくご存知のはず。

我々が使っているトレード専用ソフトも、このダブルクリックを多用し、とても便利な機能を使うことができるのだけれど、あるセミナー参加者の方が、オーダーの執行時にもダブルクリックをして大変な目に会ったと告白?(笑)

そうすると、他の参加者の方も「私も同じことをやりました」と、大爆笑。

「セミナーを何回受けても、ロスカットだけができないんだな」などという発言が口火となって、こちらが驚くような、それでいて思わず笑ってしまうような失敗談が続出。

案外、こうした簡単そうに思えることが、人によっては難しかったりして、ロスにつながるのかもしれないね。

オーダーのダブルクリックは体験がないけれど、そのときの「しまった」という気分はよくわかる。(笑)

何回もセミナーに参加される方と、何日もセミナーで顔をあわせていると、なんとなく情が移っちゃって、身内というか親戚のような気分になり、なんとか儲けさせてあげたいと言う気分になってくる。

何回もセミナーへ参加されるというのは、そういう意味では、感情のロジックに訴えかける効果があるのだと思う。

さすが何回も参加される方は、考えが深い?(笑)

冗談はさておいて、でもよく考えれば、そういった情熱や感情の交流がなければ、ただ教える側と教えられる側だけというのでは、お互いに楽しくないだろうし、こちらにしたってセミナーなんてやってられないよね。<おいおい。

調子に乗った失言をお詫びします。


 

0816 Thurs.

うれしい話

先日のナイトセミナーでのいやな出来事を書いたら、激励のメールを何人かの方からいただいた。

その中から、一通をご紹介。

こんにちは!!

3DAYセミナーを受講させて頂いた**です。

本日のCOOLを拝見させて頂いてつい筆を(?)とらせて頂いた次第です。

今回の内容は本当に信じられないよう話で激しい怒りを感じています。

上手くいかない理由を他人のせいにするどころか、ナイトセミナーにまで参加してとんでもないことをするやつ。

許せませんね。

一体、セミナーを何だと考えているのでしょうか?

実は私も月曜日に参加させて頂いたのですが、確かにハッチさんが実口座でトレードをしていないのはすぐに気がつきました。

深い意味はなく「何でかな?」と思って私も自分の口座を立ち上げてみてマーケットを見ていましたが、とてもトレード出来るような雰囲気ではないですよね。

テレビの取材もあり、多くの受講生もいて、なおかつ回線速度もちょっと心配?

集中力が持続できるような状況では無いはずです。

無理をすれば必ずマーケットから手痛いお返しを受けます。

「実口座じゃないからおかしい」などと言う上手くいかなかった人たちはきっと夕飯でも食べながらテレビでも見ながら家でトレードをしていたのではないでしょうか?

最初から真剣さが足りないのです。

真剣に立ち向かってもそれでもなかなか上手くいかないのがトレードだと思います。

それでも自分を信じて立ち向かう勇気や、時にはエントリーしない決断。

ロスが続いても自分の決めたルールを信じてただ確実にトレードする不断の努力。

そして自分がなぜ上手く出来なかったのか冷静に自分を省みる勇気。

これらがどれだけ大変かは自分の口座でトレードをして実際に体験した後で、始めて本当に理解できるものなのです。

そしてそこから更にトレードを確実にするために努力を続けなくてはいけないと思う。

これは決して楽な道じゃないと思います。

罵詈雑言を言う奴らは気軽にワンクリックで月に何万ドルも稼ぎ出せると思っていたのでしょう。

来日したトレーダーを見て、その説明を受けてまだまだ今の自分ではすべてを理解は出来ませんが。

トレードに対する情熱は本当に伝わってきますよね。

そういう目に見えないエネルギーが自分に伝わってきただけでもナイトセミナーに参加できた意義はあると思う。

(そう言っても解からない奴らには一生解からないのでしょうね)

彼らがリッチかどうか?

時差ぼけを無視してまで朝から過去のマーケットやその動きを真剣に見つめているのはとてもいい加減な人間に出来ることじゃないですよね。

そういうことも解からずに人を勝手に判断するような人間がそもそもトレードで勝てる訳がない。

私もまだ始めたばかりで確実にロスを出しました。

それはなぜか?

自分が未熟だからです。

間違ったルールでトレードを続ければ必ず負けます。

しかし、ロスを出さなければ本当に自分の間違いに気づかないんじゃないでしょうか?

誰だって負けるのはいい気がしません。

ましてや自分の間違いを自分で認めるのは大変なことです。黙っていれば誰も自分を責めたりしないし、ましてや他人のせいにすれば、本当に楽な道ですものね。

でも今回セミナーを再受講して自分の間違いに気づくと本当に冷静にトレードできるようになってきましたね。

(神風はまだまだ心臓バクバクしますけどね)

大切なことは利益を追いかけることではない。

正しいセットアップで、正しいトレードをすること。

例え負けても関係ない。

そしてその正しいトレードを自分を信じて続けることこそが最も大切なことだと思っています。

そしてその先には間違いなく豊かな人生が待っていると信じています。

大事なことは今の自分をどれだけ乗り越えていけるか。

トレードの結果はあくまでも結果でしかないのですから。

ついつい長くなりましたが一方では真剣にトレードをしようとしている受講生が数多くいると思いますので、どうか今後とも頑張ってください。

メールをありがとうございました。


トレードの本当の難しさは、生活のためにトレードをやっている人や、真剣に取り組んでいる人には、よくわかるはずで、いただいたこのメールはまさに、トレードについての難しさについてわかっているから書ける内容だろう。

まあ、ハナから勝手な考えをする人には何を言っても無駄なことは、例の参加者のWEBを見てよくわかった。

私にバレていたと謝りながらも勝手な理屈を、また展開していた。

懲りないヤツだなあ・・(笑)
 

 

0815 Wed.

情けない話

結局、ナイトセミナーでは、シアトルのトレーダーたちは、実トレードはしなかったのだけれど、まあこれは当然だろう。

月曜は、カークが受講席の後ろでトレードをやって少しロスを出していたけれど・・(笑)

説明しながらトレードするというのは、集中力の問題で無理だろうと思っていたけれど、やはり誰もやらなかった。

実口座でトレードをすると告知した覚えはないのだけれど、勘違いして実口座でトレードをするところを見る事ができる、と思っていた人もいるかもしれない。


セミナーをやっていると、いろいろな人がいる。

受講後トレードがうまく行かない理由を、人のせいにするような考えを持つ連中がいるようで、そういう考えによると、私の教え方が悪い ということになるらしい。(笑)

そうして自分でWEBを立ち上げ、仲間とコソコソ人の悪口を言う。

そうしてサイトを閉鎖しては、また新しいサイトを仲間で立ち上げたりと、まあ、ご苦労なことをしている連中もいるようだが、そんな暇があったら、自分の腕を磨けばいいのにね。

 

トレードで儲かっているのに何故セミナーをやるのか?

そんな必要はないじゃないか。なんて情けないことを言う。

大きなお世話だ。

おまけに自分が、そんなに儲かるのなら、わざわざセミナーをやって人に教えるわけはない、という考えしかできないようだ。

みんなが、みんなそういう考えしかできないわけではないことを知らないのかもしれない。

人に教えても、自分が損をしないのだったら、人に教えてもいいのではないだろうか?

人に教えれば、その中からチャンスを手に入れる人が出ることになる。

人に対して、そうしたやさしさのない人なのかもしれないが、私から見れば、気の毒な人だ。

そういうわけで、こうした大きなお世話を考える人も、多くの受講者の中から出てくるのは仕方ないことなのかもしれない。

人のことを気にしないで、自分がやるべきことをやれば、こうした考えには、ならないと思うのだけれど。

 

というわけで、昨夜もあることで、とてもいやな思いをした。

私から見て左側に座っていた受講生だが、どうもおかしい。

何故わかったかって?

だって、一人だけ異質な動きをしていれば目立つからね。

私はパターン認識のスペシャリストだ。

当然わかりますよ。

だから、カークのセミナー中に彼の斜め後ろに座って、見ていたら、ウィンドウを小さくしてなにやら一生懸命書き込んでいる。

言っていることをちゃんと聞いていないものだから、言葉の表ヅラだけを聞いて、勝手な理屈をタイプしている。

第一私が斜め後ろに座っていれば、見られているかもしれないということを考えていなかったのだろうか?

だからといって堂々としているわけではない。

書き込むウィンドウを小さくして、コソコソと書いていた。

あとで、履歴を調べたら、彼は自分のWEBの掲示板へ、このセミナーのことをライブ?で書き込んでいるのだ。

パソコンには、すべての痕跡が残っている。

このセミナールームには、マシンのスペシャリストがいるけれど、彼に頼まなくても、私にもこうした痕跡を調べることくらいはできる。

そうしてその受講者のWEBへアクセスしてみると、アレアレ・・(笑)

悪口、邪推のオンパレード。

シアトルのトレーダーたちは、特にギャラをもらって来日しているわけではない。

儲からないから、セミナー代を稼ぎに来ているなんてことを、聞いたら彼らは何て思うだろうか。

飛行機代などの費用を私が負担するのだが、それでも100万円近い費用がかかる。

だから、今回のナイトセミナーは、満員でも儲けなんてないのだ。

基本的には、このトレード方法を、まったく知らない人のためのものだ。

彼らはそれを知っているから、私と日本のトレーダーのために、いわゆるノーギャラで来てくれているのだ。

言っておくが、服装だけでその人が、リッチかどうかを判断するなんてことはやめたほうがいい。

問題の彼は、塾の先生だというが、生徒が彼の掲示板を読んだら、どういう気分になるだろうか?

そういうことを、考えたことがないのだろうか?

わざわざ、セミナーを受けに来て、「こんなセミナーなら俺だってできる」などと書いているが、それなら、セミナーへ来ないで、自分でやればいいだろう。

どちらにしても、常識のない失礼な態度だ。

セミナー料金さえ払えば、会場で何をやってもいい権利があると思っているのだろう。

彼のサイトのアドレスを公開するようなことまでは、いまのところする気はないけれど、 善意をベースにセミナーをやっているこちらとしては、終わってからホント気分の悪い思いをした。



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2001 0815-

 

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