2001 0615-


0630 Sat.

ナスダックシムテムダウン

昨夜は、珍しくナスダックの電子システムにトラブルが発生。

SOESとSelect net のシステムの不具合が影響して、1時間20分にわたって、混乱したようで、珍しく取引時間が1時間延長されたようだが、来週は独立記念日もあるため、長期休暇をとるトレーダーも多く、個人とレーダーにはそれほど大きな影響はなかったようだ。

こういうことがあるので、どうもシステム任せという気にはなれない。

自分のポジションがクローズされるまで、自分の目で見て確かめるのが一番確実だ。

ライン一本で、繋がっているだけなのだから、何が起こっても不思議ではないのだが、トラブルが起こらないとどうしても、こうしたリスクを低く見てしまいがちだから、たまにはこういうことが起こるのも悪くないね。

なんて書くと不謹慎かな。(笑)

6月セミナー受講者の方の掲示板を設置しましたが、数人の方から、メールが戻ってきています。

IDとパスワードの連絡がない方は、私宛にメールをください。

 

昨夜の話では、7月のペーパートレードセミナーは予定通りできそう。

正式発表は来週になりますが・・

 

今日はセミナールームで、回線の予備工事があるため、早くからオフィスヘ来ているのだが、終わり次第街へ出てみよう。

元気一杯なので、ちょっと走ってくるかな。

 

シアトルの友人からメールがまた来た。

ココに掲載しているのは、彼から来るメールの10%くらい。(笑)

とにかく、すごい量だ。

だから文は荒いけど面白い。

まあひとつの話だと思って読んでください。



マリナーズ人気が異常に高くシアトルのレストランはどこもあがったり。

日本人や日系アメリカ人だけでなく、普段から野球をみないアメリカ人までもがテレビにかじりついているので、ナイターが始まる夜7時にもなるとレストランはガラガラになる。

あるチャイニーズレストランオーナーが菊寿司のオーナーに向って言った言葉が「イチローを日本に返せ!」

平日のゲームで4万人を超す観客が詰めるのだから、今年のマリナーズは凄い。

例年の平日ゲームだったら16000〜20000のところだ。

いつ行っても負けゲームのマリナーズは、今年はうって変わって勝ちゲーム。

これはイチローもさることながら、全体的に選手の質が上がったことによる。

昨年前まではチーム編成をスター選手一人に高い契約金をつかってその他の選手は安めに抑えておいたのに、今年はスター選手ひとりに高い契約金を払うことをやめて全体的に質の高い選手にその分わりふった為だ。

ケン・グリフィーJrが去って翌年二年はアレックス・ロドリゲスがスターの旗を振っていたが、彼はお金に目がくらんで、べらぼうな契約金を提示した。

強いチームに入ってワールドシリーズで戦ってみたいとも言っていた。

マリナーズが彼の提示した金額はのめないと返事したら、テキサスへ移籍。

テキサスとは最下位のチームだ。シアトル時代は良い子ぶっていたエイロッド(AlexのAにRodoriguezのRod)だが、お金に目がくらんで最下位チーム。

アレックスのテキサスは同じAmericanリーグ。

シアトルへ来たらタダじゃおかないぞ、とマリナーズファンは彼がくるのを心待ちにしていた。

そして彼の登場、、、セイフコ・スタジアムに響きわたるブーイングは大リーグ始まって以来のノイズレベル。

これは彼を神経質にさせたに違いなかった結果、彼はシアトルでは打てなかった。

ファンは、アレックスが登場する度に愉しんでブーイングをしている。

中には、予めドル札と同じ大きさに切断した紙切れ札束を沢山持参して二階席からばらまいてみたりしていたが、これはお金に目がくらんだアレックスにたいする嫌がらせ。

まあ、超高給トリのアレックスがいなくなって、逆にその分全体の質をあげる事ができた。

これが幸いした結果だ。

イチローは三年契約だったと思うが、どうなんだろうか、もう彼は日本の野球では退屈すぎるので帰れないだろう。

他の優秀な選手が、欲を出さなければいいが。

今年のマリナーズの成績はイチローだけによるものではなく、チーム全体の質向上によるものだ。

ホームランの数からすればイチロー以上の選手を多くかかえている。

ジョン・オルルードは二年目だがとても輝いている。

僕の友人の兄貴、捕手のトム・ランプキンはいまいちだ。

彼は二年程前マリナーズに移籍した時に、僕のコンドを借りようと思ってみにきたことがある。

僕は彼と友人の結婚式(13年前)とコンドの時の二度会った。

 

「タイムプラス、電話料金」の事で別にEmailを頂きました。

「東京都内での都内通話料金よりもアメリカから日本への国際電話料金の方が安いことを先日知ったのですが、面白くないですね。」との話も、どうしてそうなるのか、実に不可解です。

都内のローカルコールよりもこちらからの国際電話の方が安いなんてふざけてますよ。

今まで、国が専売公社などを守りすぎてきた為に、国鉄がよい例ですが、努力しなかったのですね。

コストダウンもはからず改革やらず、、、国が守って競争がないというのは駄目です。

日本の電電公社解体はアメリカに20年遅れましたね。

それが現在の不可思議な価格です。

最後の共産主義体制(国から守られている)は外務省を始めとする役所です。

当社のインターンの女の子は国際電話が一分間二セント=2.4円という料金の会社を探し契約しました。

この料金はシアトルから東京へ60分の電話をかけて$1.20=160円ということです。

僕は、先日都内の公衆電話で1000円のテレフォンカードをつかっていて、30分くらいしたらきれてしまったような気がしました。

もしそうだとすると都内通話は一分間で33円くらいなんでしょうか。

これは都内通話代がシアトルー東京の国際電話料金の約14〜5倍ですか?

おかしいですよね。

日本人ビジネスマンがアメリカ人を見誤っていることが目立つので、ここに簡単な説明をします。

日本ですと、教育や価値観がみんなドングリですから、かなりの部分までステレオタイプしても誤ることはないのですが、多民族国家、そして才能教育のこの国では、右の隣人が拠りどころにする社会基準、価値観、情緒などは左の隣人のものと異なります。

結果、日本的な人をみる眼鏡でアメリカ人をみると判断を誤る事になります。

才能教育とは、僕がこの文章用に勝手に定義するものです。

日本の平均点教育とは異なるという意味に限って使いましたが、日本は全科目にわたって個々そしてクラスや学校全体の平均点をあげることに力をいれ、クラス全体を引き上げる教育を施していますが、アメリカでは伸びる子はどんどん伸ばし、落ちコボレの子は伸びる子と分け隔てます。

伸びた子の結果が、スタンフォード大で石を投げれば7回に一度はノーベル賞をはじめとする世界的権威のある賞の受賞者にあたるとされているほどまでに優秀な頭脳を生み出しています。

ビルゲイツしかりです。

反面、落ちこぼれの子が犯罪に走ったりするという社会問題の原因にもつながっています。

概して、平均点層は薄く、出来るか出来ないかに社会階層が分かれています。

専門分野で優秀な人の層は世界でも群を抜いてトップですが、社会問題も世界に群を抜いています。

日本は、平均点が高いので社会階層の平均値も高い。

ここいら辺にアメリカと日本の違いがあるのですが、アメリカで出来るといっても一つの得意分野ですぐれているだけで、日本のように全科目の平均点が良いというものではありません。

アメリカ人の考え方は、音楽が優れているなら、算数をやらなくとも音学で伸びればよい、数学ならば英語ができなくても数学力を伸ばせ、物理学者は物理、宇宙航空なんでも一点教育の結果が、アメリカのズバヌケタ技術です。

反面、日本は、本当は数学を伸ばせば良い筈の生徒の時間を、彼が一番興味をもたない歴史や漢文に費やさせるので数学力を向上させる機会を逸しています。

面白い事は、日本は平均点教育に力をいれてバランスを図るくせに体育、音楽、美術を軽視しています。

ところが、アメリカではアカデミックな分野は一つに集中させながらも、体育や情操教育にはその枠を与えています。

教育が異なるのだから、出来上がる人間もことなります。

日本的な尺度でアメリカ人には計算もできないバカが多いなどと判断するとアメリカを完全に見誤る事になります。

 

一昨日まで短パンにTシャツだったのですが、ここ二日は涼しくてジーパンに長袖のシャツです。

こちらは真夏の晴天の日でも木陰に入ると寒いのです。

しかし晴天下は最高です。湿気はあるのですが不快ではなく、車のエアコンは必要でも建物では不要です。

緯度は47度でこれは樺太と同じだと思います。


 

0629 Fri.

あやうく風邪

おとといの夜、あまり暑いので目が覚めて、夜中にエアコンを入れ、うっかりしていたら、風邪を引きかけてしまった。

数年風邪をひいたことがなかったのだけれど、鼻水が出て止まらない。

こりゃまずい。

やはり何となく元気が出ない。

ここんとこちょっと忙しかたからなあ・・

ちょうど、昨日の午後、例の「韋駄天」で予約していたので、鼻水を気にしながら出かけ、マッサージと鍼で調整してもらった。

たまたまいつもの先生のスケジュールが一杯だったため、ここでの3人目の先生に初めて治療してもらったのだけれど、この先生は不思議と痛くない。

かといって利いていない訳ではない。

しっかりと力は入っている。

風邪のせいで感じないのか、それとも余り凝っていないのか、とにかく気持ちよくウツラウツラしてしまった。

気がつくと、心なしか鼻水の具合もよくなってきていた。

「右の太腿が少し張ってますねえ」なんていわれたくらいだから、ちゃんとわかっているようだ。ははは。あたりまえか。プロだもんね。

初めての先生だったけれど、調子が悪かったのでほとんど話をしなかったのもあって、最後の方で突然「何か、運動をやってます?」と聞かれてギクッ。

「うーん、最近泳いでないし、運動不足がバレタかなあ」と内心焦ったのだが、そうではなく、「しっかりした強いカラダなので何か運動をしているのかと・・」となかなか元気の出るお言葉。

自転車が効いているのか?

確かに少しの上り坂なんかでも、少しは有酸素運動になっているようだし、足はもちろんのこと、背筋腹筋も使うから、普段座りっぱなしで車ばかりのシアトルでの生活より、運動はしているのだろう。

確かに、足は少し張っているからね。

ここの患者?さんは、プロのマラソン選手をはじめとして、ランナー系の人が多いので、そういうところの先生からいわれて、すっかり気分がよくなってしまった。

こういうフレーズも治療のうちか?ははは。まさかね。

だが、オフィスへ戻ってからもやはり調子が悪く、早めに帰宅。

9時前には、メラトニンを飲んで睡眠モードへ。

途中トイレに起きて、また寝たら、何と12時間も寝てしまった。

が、起きたら風邪は完治。

睡眠に勝る薬なしということか。

というわけで、まずはヤレヤレ。

 

 

梅雨なのに、だよね? ほとんど雨が降らない。

たしか自転車を使えない日は3日くらいしかなかったが、梅雨ってこんなものだったのだろうか。明けたのか?まあどちらでもいいけれど、明けるといよいよ夏。

自転車に乗るようになってから、最近本屋でマウンテンバイクの雑誌をよく立ち読みするようになった。

そして、不思議と車の雑誌は読まなくなった。

というよりも最近は、本を読む時間がない。

だからもっぱら立ち読み専門。私は読むのが早いのでこういうときは便利。

いわゆる、ママチャリ以外では私のは一番安いのに属するようで、10万円の値段帯になると、うんと軽くなるのだそうだ。

人力で走るため、この重さの違いは、特に上り坂で劇的に違うらしい。

うーん。どうも気になる。

しかしまだ買ってから1ヶ月しか乗ってないのに、ちょっとまずい症状だ。

あんまりラクになっても運動にならんしなあ・・といろいろ考える今日この頃。

マーケット今日は、開始から上げてるなあ。

なかなかおいしそうなパターンが多い。

なわけで、今日はこれで・・

 

 

0628 Thurs.

利下げ

FEDによる、今年6回目の利下げが実施された。

0.25%の利下げで、その前後はマーケットが乱高下。

まあいつものことだけれど・・

0.5%下げてしまい、マーケットが思わしくなければ、次が難しくなるから、まあ順当なところだといえるが、マーケットは0.5%を期待していたようで、今日のここのチャートを見ればわかるように、発表後は株価が大きく下がったが、トレーダーたちの興奮が冷めると、また元の水準にほぼ戻るという展開となった。

 

今後も、FED当局はマーケットの様子と、全米の経済関連指標を見ながらの舵取りとなるだろうが、いくつかニュースを拾ってみると・・


CNNファイナンシャルニュース

メリルリンチのチーフ・エコノミストは、"The U.S. economy has yet to show convincing signs of a bottom but that doesn't mean monetary policy isn't working," というように、「まだ底かどうかはわからないが、だからといって金融政策がうまくいってないということではない」と述べている。

CBSマーケットWATCH

Read his latest column.Goldman Sachs and Merrill Lynch economists are forecasting another 25 basis point cut in August.

ここの記事にあるように、ゴールドマンサックスやメリルリンチのエコノミストは、8月にはまた利下げがあるだろうと、述べている。

The Street.com

Ahead of today's Fed meeting, 15 of 25 primary dealers in government securities, including Merrill and Morgan, were betting the Fed would cut by 50 basis points today.

とあるように、 主要ディーラーの15人は Fed の今日の利下げを0.5%と踏んでいたようだ。

It was a tactical decision.

とあるように、今回の0.25%は、戦術的な利下げとも述べている。


 

FEDは、今年に入り、1月3日、1月31日、3月20日、4月18日、5月15日と利下げを実施している。

Typically, changes in monetary policy take six to nine months to be fully felt in the economy.

記事では、通常、こうした利下げの効果が出るまでには、6ヶ月から9ヶ月が必要だと述べているが、そうするとそろそろ、利下げの効果が出てくる時期だといえるだろう。

しかし、1913年のFED設立以来、連続した利下げは、たったの7回。

前回の6回連続の利下げというのは、あの1929年から30年の大恐慌の時だけで、このときは効果がなかったのは、歴史が証明している。

さてどうなるのか?これからのマーケット・・

あなたはロング?それともショート?

 

7月セミナー予定

多くの方から7月セミナーのお問い合わせをいただいています。

返事を出せなくて、申し訳ありません。

実は、現在調整中です。

 

今回6月のセミナーでは、システムのスペシャリストがNYから来日、回線速度をチェックしてくれました。

特に問題はなく、米国に比べ、特別早くはないが、トレードには全く問題ないということで、一安心。

彼がメンテをしている、グレートイースタンのトレードフロアは、何とタウンゼントというリアルティックのデータを送り出しているところへの直結の専用線を引いているので、米国で最速だろうと豪語していました。

この回線の使用料は一ヶ月6千ドル!72万円強!

シアトルのオフィスも、リース契約が切れるため、7月には引っ越しますが、2本の1.5メガの専用線(一本はインターネットライン)で、1000ドル少しつまり12万円くらいという安さ。

安いなあ・・まあこれは仕方ない。(笑)

 

ハナシがそれましたが、肝心のエステックのフロアの回線ですが、7月5日までに現在の予備線(ほぼ専用線)から専用線に切り替わります。

ますます安定して、高速になる予定。

今回の6月セミナーでの成果を、実マーケットでシミュレーションできるペーパートレードセミナーをとの要望が多く、現在各方面と調整中。

これはまた決定ではありませんので、そのつもりで・・(笑)

その新しい回線を使ったペーパートレードセミナーは、7月14日(土曜)から22日(日曜)まで、連続9日間の開催を予定しています。

時間はNYと同じ朝9時半から夕方4時まで。

このスケジュールでは、14日(土曜)・7月15日(日曜)14日(土曜)・20日(金曜・祭日)21日(土曜)22日(日曜)と、丸5日間は休日のため、一日6時間半(5日間合計32.5時間)の過去の実マーケットのデータを使用して、あらゆるシミュレーションを経験していただけます。

お勤めの方でも参加しやすいような日程を選びました。

16日(月曜)から19日(木曜)の4日間は平日ですが、新宿のフロアへ参加できない方は、この間ペーパートレードができるパスワードを、そのままお使いいただけますから、ご自宅からとか、職場は・・まずいですが(笑)お好きなところから、このシミュレーションのトレードを試していただけます。

新たな参加者の方の料金は据え置きますが、以前ペーパートレードセミナーを受けられた方で再受講される方の料金は、以前3万円でしたが、今回からは6万円とさせていただきます。

(このペーパートレードセミナーは通常の3日セミナーとは違うものです。)
 

5月ペーパートレードセミナーのレポート
 

ペーパートレードは、再参加の方の割合が多く、フロアの使用時間や私の拘束時間が長いため、3万円では全く採算があわないのです。

9日間ですから、それでも一日6000円台の使用料金で、依然割安だと思います。

どうか事情をご理解いただき、ご了承ください。

まだ正式決定ではありませんが、現時点での予定です。

 

 

0626 Tues.

ご意見

6月24日に掲載した友人の意見に対して、ある方からご意見をメールでいただいた。

そのメールの趣旨だが、沢山の日本人が毎日見ているのだから、平均的な日本人を話題にした部分は、多くの人にとって、気分が良くなかったのではないだろうか。

また、もし掲載するのなら、スポンサーもついているわけだから、「きちんとしたもの」を掲載すべきだ。


日本の読者には刺激的かなと思える時は、何か、注意書きや配慮があればもっと良い。

 

そうすれば、日本のスポンサーも沢山ついてくるはずだ。

独り善がりな思いこみの強い、意見の掲載は、考えるべきで、もっと健全な意見やご感想を期待する。

という内容のご意見だった。
 

こういう文章ではほんの少しのニュアンスの違いが、受け取る側のフィルターによって、より大きくなるという傾向にあるだろう。


友人の物言いを日本の方がご覧になれば、気分を害される方がいらっしゃるかもしれない。

 

だからこそ彼はあれだけの長文で、あれやこれやと書いているのだと思う。

 

読む人がどう感じるかというのは確かに大事な点だろう。

だが、私がなぜ掲載したのかという理由は、大多数の日本人が、日本の教育と日本の文化によって持っているだろうという考え方とは大きく違う意見を読 み、なぜ不快になるのか?

これを考える、よい「きっかけ」になると思ったからだ。

彼の考え方には、言葉の細かい部分はさておいて、何を言いたいのかという大きな論点に関してはとても共感するものがあった。

友人の論点についてだが、日本の国会のやり取りを見て、米国での議論の方法とを比較するというところから、始まっているが、日本人は、コレだけはっきりと 、論理的に主張ができない人が多いだろう。

 

今読み返してみても、常識から考え、彼は事実と違うことは書いていないようだし、論点もしっかりしていると思う。

日本では、議論を始めると、つい感情的になりすぎて、論点そのものより、相手に対して特別な感情になることが多い。

これはやはり学校の教育の方法が違うからで、もちろん日本の方式のよい点もある。


だが、議論について、特に諸外国との交渉という点に絞ってみればよくわかるが、日本は多くの問題点を抱えていると思う。

 

「掲載の際に、配慮する」というのは具体的にどうすればよいのか私にはわからない。


もし、そうしたコメントを私がつければ、読まれる方へバイアスをかけることになる。

 

読まれた方がご自分で、どう感じるのか?

 

それが大事だと思う。

  

日本のスポンサーさん・・の件についてだが、協力はしていただいているが、資金提供というスポンサーというのは、現時点では不要なのでそういうスポンサーは一切い ない。

 

「ひも付き」で、いいたいことが言えないのでは、何のためのサイトかわからないからね。

メールをいただいた方は米国の学校を卒業されているようで、私が掲載した友人の意見に対して、積極的に意見を述べられているが、こうして思ったことを、すぐにメールで出すといったアクションは、なかなかとりにくい ものだと思う。

メールの内容も相応の時間を割かれて書かれたようで、このような積極的なご意見をいただけるのはとてもうれしいことだ。

友人もこうしたリアクションがあって、喜んでいると思う。

 


 

0625 Mon.

重複効果

最近の傾向として、繰り返しセミナーを受講され、スキルをアップされている方が増えている。

その効果は絶大といっていいようだ。

先月のセミナーからは、特に開始後2時間くらいで利益を上げる方法に特化したメソッドも取り入れ、具体的に説明していることも、相乗効果として効いてきているの かもしれない。

さらに、ライブマーケットで検証、そして翌日には多くの銘柄で、昨夜のマーケットの銘柄を集中して分析しながら、予測と比較しながら、繰り返しパターン認識 を見ていただくというような、より実践的で具体的なプログラムも加味している。

こうした「能力のスキルアップ」のノウハウは、 回数を重ねることで蓄積され、それがようやく大きな効果を挙げてきているのが実感できると、またそれが「やりがい」につながるという、よいサイクルができてきているのだろう。

自分の能力を向上させるための教育は、ダイレクトアクセストレードの世界だけではなく、日本の一般の会社でも、いろいろな方法で、アプローチが行われているようだ。

 

本末転倒

今日のasahi.com に次のような内容の記事があった。

日興証券は7月から、社員が費用の一部を自己負担で(1講座当たり5000円程度の費用)、休日に講義を受ける社内研修を導入するという。

この「日興ビジネス・カレッジ」という研修は、経営戦略、財務、マーケティングなど7コースあり、経営コンサルタントらによる週末の1日か2日間、午前10時から午後6時までの集中講義で、希望者が多ければ抽選になるらしい。

将来の経営陣の育成を狙い、通常の仕事とは別の能力や知識を身につけてもらおうという趣旨だという。

会社がすべての面倒をみる時代は終わり、自分のキャリアは自分の努力で磨いてくださいということのようだ。

だが、こうした経費は地方の支店から参加した場合でも交通費は本人負担で、また、ネット上で受講できるコースを受ける場合も、社内のパソコンや電話回線の使用を禁じ、「自宅での自己負担」を徹底するという。

だが、将来の経営陣の育成を狙うというのなら、こうした費用も会社が持つべきだろう。

勤務中に受講されては困るということのようにも受け取れるが、仕事が終わってから、はたして、費用と時間を自分持ちで、どれだけの人間が受けるだろうか?

それなら、自由に社外で自分の好きなスキルをアップできるように、残業をさせないようにするとかという方法だってあるはずだ。

選択肢を多くするということを、もう少し考えてもいいのではないだろうか。

日興証券は、全管理職に年俸制を導入し、総合職社員の月給を一律30万円にしてボーナスで大きく格差をつける業績連動型の給与を導入しているという。

能力主義を徹底させ、能力開発を自己責任ですすめ、会社側では、社外でも通用する「市場価値」の高い人材を育てようという狙いのようだ。

ただ、社外でも通用するようになると、会社も魅力のある企業に変化してゆかないと、育った人材が社外へ流出ということになってしまうだろう。

 

このように日本も少しずつだが、社会の大きな流れが、本当の能力を要求するように変わってきているようだ。

小泉政権の打ち出している「骨太構造改革?」が実施されれば、ここ2,3年は、リストラされるリスクがますます高くなってくる。

景気や雇用の先行きが不透明な状況では、サラリーマンの夫のみの所得に全面的に依存する家計のリスクも大きくなることになる。

そうすると、母親も働かなくてはやってゆけなくなり、サラリーマン、専業主婦、子供というような今までのような家庭は必ずしも経済的に安定的ではなくなってくるわけだ。

そのため専業主婦を優遇する配偶者控除や年金制度を見直す動きが報じられ、自立を促す意味でも選択的夫婦別姓制度を導入すべきだという意見も出てきているようだ。

だが、忘れてはならないのは、リストラされた後に、経済的基盤を支えるだけの能力を今から身に着けておくことが、最もリスクの少ない解決方法だということだ。

無駄な政府関連の赤字事業の穴埋め費用を、こうしたスキルアップのための補助金として使うとか、政府でしかできない効果のある方法を考える必要もあるだろう。

その次が、こうした制度の見直しだということを忘れては、本末転倒となってしまう。

 

 

0624 Sun.

セミナー終了

昨日は、セミナー終了後、有志一同で飲みに。

しばらくぶりのハードリカー・・

名幹事さんがいると、とてもラク。

そのためか、アルコールがいつもより、心地よくカラダに回ってゆくという至福の時を過ごすことができた。

受講者の方とも、もっと話せばよかったなあと思いつつも、ビールとマティーニ2杯で、すっかり酩酊。

早い時間にお開きになったので、早い時間に寝入ってしまい、今日は早くに目が覚めた。

セミナー中というのは、何となくメールがたまり、WEBも更新できないうちに、時は過ぎ去ってゆく。

友人からのメール、アゲイン。


ところで馬渕さんは何時まで日本なんですか?

先日夕食にお邪魔しました時に、22歳だかの * *ちゃんという女の子が同席でした。

彼女のボーイフレンドが建築士で、その事務所が宇和島屋の新社屋の建設に関わったとか。

本日、宇和島屋のオープンハウスで、市長などがきて挨拶当然、TV取材もあり。

このプロジェクトを手がけた人が僕のアマゾンの仲間だったのです。

これは後になって判明したこと。

彼女から、このオープンハウスに誘われたのですが断りました。

ローリーは三人の共同経営で大型商業物件のデベロッパーの会社のオーナーのひとり。

シアトルは狭いっすね。 

ローリーは、カナダ人なのですが、自宅の冷蔵庫にラッキョウあり。

彼女(英国系)のおばあちゃんも伝統的につけていたそうです。

彼女はアマゾンで僕等と合流する前に自転車でキューバ一周をしました。

その足でアマゾンに来たのです。

その時に、ビデオカメラを盗まれてしまったので、僕のものを使って彼女がアマゾンビデオを撮ってくれました。

キューバで、彼女は自転車エベントに参加しております。

アメリカやカナダのそれと同じに考えていたのですが、翌日の朝刊に大々的に彼女の写真が掲載。

自転車のデモで、政治的なものだったそうです。

そこにカナダ人が参加したというので話題になった。

しかし、彼女は未だあれが何のデモだったか分かっていないようです。

その時に知り合った自転車ライダーからッキューバ音楽のCDを貰ったのですが、

それが全曲とも元中南米ゲリラの指導者で、キューバ革命後、財務大臣を務め、その後ボリビアのゲリラ戦で戦死したチェ・ゲバラをまつる音楽だそうだから、きっとアメリカの何かに反対するデモだったのだろうと言っております。

昨日、健志と彼の友人のチャックとの三人で昼食をしました。

チャックは一月にキューバ一週間のジャズ演奏旅行をしました。

パスポートに出入国のスタンプが押されなかっただろう?

押されなかった・・

何故だか分かるかい?

何故?

それはアメリカ政府がアメリカ人のキュウバへの入国を禁止しているからだ。

へえ、知らなかった

だから、アメリカからの直行便はない。

君は、カナダかメキシコの何れかから入国したんだろう?

カナダでした。

キュウバ政府は、アメリカ人にキュウバに来てドルを落としてもらいたので、

アメリカ人の入国を、こういった形で歓迎しているのだ。

チャックは、**の高校生の時のジャズ仲間

木べがとても上手です。

 

カミサンから聞いています。

日本でやることがいろいろあるうえに、どんどんいろいろな話が進んでいる。

さていつになったら帰れるでしょうか・・(笑)

こんど日本へ来られたら、ぜひとも連絡を!

 

彼のこういう視点や考え方を理解することが、今の日本に欠けている点の一つだと思う。

誰も書かないからねえ。

日本人としては、何となく複雑な心境になってしまうけど・・(笑)

長いけど、同感。

 

よりよい会話のために    

焦点を話題からそらさないことが必要


国会の酷さを見てこれを書くことにしました。

アメリカの教育では国語(英語)のほかに、習得した言葉の応用の仕方をいろいろな形で教えています。

ディベイとだけではなく、自分の考えを整理して伝達する方法も含めてアメリカの教育は高度です。

アメリカ人は年少でありながらも、自分の意見をしっかりと述べる事が上手です。

それに反して、平均的な日本人は大人であっても話し方が苦手です。

本来ならばディベイとなどで論理力をつけた人だけが議員となる国会ですら、討論の仕方が拙劣です。

話題の飛躍や転換,脱線そして揚げ足とりが目立ちます。

会議なども、焦点からすぐに外れて相手の性格攻撃や批判にまで発展します。

これは言い手たちのアタマの整理程度の表れなのですが、現在もっとも注目されている国会の場で毎日のようにこんな拙劣さが繰り返されていことを思うと、日本人頭脳の未開発度が恥ずかしくて仕方がないのです。

特に、知的アメリカ友人が多い僕にしてみれば隠れる穴もないので開き直るほかありません。

勉強やらない留学生、日本人村Onlyの駐在員などなど、公共マナー無視してモクモクタバコの日本人グループなど等、こちらでは開き直らなきゃ日本人をやっていくことができません。

 

日本的会話の例

A: 自宅で使っているファックの機械は安い割にはとても性能がいい。

B: コンピューターの方が良いんだから、コンピューターがもっと普及すべきだ。

この会話の問題点が貴方におわかりになりますか? この会話のどこが悪い?と反論が出るようでしたら貴方は合格です。

ただし平均的日本人として。

Aさんがファックスの価格と性能について語っていたところで、Bさんがコンピューターの良さという話題に話を発展させました。

二人の話の内容が異なっていることが理解できます。

Aさんはファックス価格と性能の客観的判断について語っているのですが、Bさんはコンピューターは普及すべきだという主観的理想に話題を移しています。

Aさんはコンピューターの善し悪しではなくファックスについて語りたがっていたのです。

この人はコンピューターの方が便利なことを既に知っているかもしれないし、知らないかもしれない。

しかし、そのことはファックスの価格と性能という話題には直接的な関連はないのです。

Aさんは焦点を絞ってファックスについて語りたいだけなのです。

しかし、BさんはAさんが提供した話題に応えるのではなく、関連はしているが別の話題に即座に切り替えました。

即座にというのは、ファックスに関してのBさんの意見を確認すらしないで、という意味です。

Bさんは提案された話題から反れて、「通信道具のあるべき姿がコンピューターにある」と、「分析」ではなく「理想」を語って反応したのです。

 

会議や会話そして討論のあるべき姿は次の通りです。

A: 私が使っているファックの機械は安い割にはとても性能がいい。

B: そうですね。本当にファックスも安くなりましたよね。コンピューターの普及で、ファックスは性能を上げて価格を下げなければ売りにくいのでしょう。

A: コンピューターの性能はファックスの比ではありません。

B: コンピューターこそ、情報伝達手段として理想的ですよね。

会話はこのように発展させるべきなのです。

このような会話には飛躍も脱線もなく、Aさんが提供した話題もきちんと終了させています。

しかし現実の会話では、途中がスキップされることが多く冒頭の例のようになります。

何も生み出さないカジュアルな会話ではこれも許されるのですが、会議などでは別です。情報をキチンと整理して確認をとりながら進行すべきです。

同じカジュアルなEmailではなお更の事といえます。

性格、表情、声の調子、考え方も未知な人ばかりが相手ですから、途中通過をしない会話の方が誤解をさける上でも望ましいでしょう。

相手の意見を認めた上で、それに対して自分の意見を述べることは大切です。

アメリカ社会では日常会話でも常識となっていることです。

それはアメリカ人の思考が常に論理に従うからなのです。

ファックスが安くなりました、とAが言えば、Bはそれを確認しながら次を語るのです。

AはB、BはC,AはC,BはDでない、という条件の中で、AはDであるというアメリカ人が頻繁にでてきます。

そんなアメリカ人を見て、日本人の多くは怒ります。

アメリカ人は無茶をいう。

しかし、これはアメリカ人特有の戦略なのです。

相手がアメリカ人であろうと日本人であろうと、駄目元でこれをぶつけます。

こんなアメリカ人をケシカランとコボス日本人を僕は今までに何人もみてきました。

この時、日本人が論理的な会話をすることに慣れていたら、冷静に対応することができるのです。

AはB、BはC,AはC,BはDでない、だからAはDではありませんね?

この論理を展開するだけでいいのです。

しかし、それが出来ないために、過去にも日本政府はアメリカにNOと言えないでアメリカの言いなりでバカにされ続けてきました。

 

日本人がグルになって、日本語発音が可笑しくて仕方がないと、アメリカ人青年を赤面させている現場に居合わせたことがあります。

一般のアメリカ人は、日本人の英語発音がどんなに稚拙なものであろうと、相手の発言を理解しようとする気持ちを優先させます。

その発音を可笑しく笑う事はしません。

話し手へのリスペクトを示します。

ところが、一般的な日本人は“ガイジン”による日本語発音を面白がります。

僕はそういった点を彼等に注意したことがありますが、返ってくる応えは一様です。

この程度で喜んでいるのだからカワイイではないか、というものばかり。

そのクセ、本人の英語の発音を笑われでもすれば、彼等はオデコに青筋をたてて怒るのです。

普段から、取るに足らないことで怒り狂っている彼等をみてきている僕には、それが想像つくのです。そんな人を何人か知っています。

アメリカ人は揚げ足とりもしません。

国会で揚げ足とりが目立ちますが、アメリカではそれをやったら会議に参加するだけの資格なしと判断されてしまいます。

発言者の言っていることが理解できなかったら、頭越しに相手をどやしつけるのではなく、「もう少し判りやすく説明してください」とリクエストすることが会議などのやり方です。

「攻撃」ではなく「会議内容」に関心があるのなら当然そうなる筈です。

「行革」についての話を宙ぶらりにしたまま、「貴方の行革案は何を言っているのかわからん」、「では、情報産業についてはどう思っているのか」という話題転換は、日本の企業内会議でもよくあることです。

これは「行革」という話題を提供した相手を無視しただけではなく、結局のところ相手の揚げ足をとって攻撃していることと変わらないのです。

これを国会という場で、野党議員たちが毎日繰り返しています。

国民の税金を使ってアラ探しをされるのも困るもんです。

 

日本のリーダーたちの資質の全てを米国政府は分析しています。

アルゴアーのアドバイザーだった男が自転車仲間にいて、米国未来研究所というシンクタンクの所長をつとめています。

彼から聞いた公知の情報ですが、米国政府は日本の議員ひとりひとりの発言内容とその意図するところまで掴んでいるそうです。

その結果、どのように日本と交渉すべきか決めています。

日本の揚げ足とり喧嘩国会は、国際的に恥ずかしいだけでなく、国家的損失にもつながっているのです。

結果が、NOと言えない日本だったのです。

 

 

0621 Thurs.

トレードを始めるのに最適の国は?

先日、アメリカから来られた方と、話す機会があったのだが、彼は今トレードを、どこでやろうかと悩んでいるという。

現在彼は、アメリカ東部に住んでいる。

ということは、トレードをするなら、朝の9時から、午後4時という時間帯になる。

当然、本業である現在の仕事をしながらというのは無理。

2足のワラジを履くのは無理だから、最初からプロとしてやってゆくつもりで取り組むことになる。

米国のように、転職に抵抗がなく、また失敗を認めてくれる社会というバックボーンがないと、 決心をするには相当の勇気と家族やまわりの理解が必要になるだろう。

では西海岸なら?

西海岸のシアトルを例にあげると、午前6時半から午後1時まで。

本業をやりながらということになれば、6時半から8時半までトレードして、会社へ行くということになる。

トレードのあとの時間、つまり本業の時間に遅れてはいけないという、条件付があるから、精神的な強さが必要だろう。

シアトルのオールテックにいた頃、一時私の向かいに座っていた、コスコのマネージャーがそうしたスタイルに挑戦していたが、やがていなくなってしまった。

やはりかなり難しいといえるだろう。

まあ、彼はきちんとした教育を受けないでやっていたからね。


 

次は日本に住む場合だ。

今だと夜の10時半から、5時まで。

冬時間だと、11時半から、6時までということになる。

これだと、昼間の仕事が終わってから、仮眠をとるなりして、10時半から12時半ごろまでトレードをするという2足のワラジを履くことができる。

こうした時間帯に本業以外で収入を得る道というのは、ビルの警備員とか、コンビニのバイトくらいしかないわけだから、こうした点を考えると、日本からの米国株のトレードというのは、非常に現実性の 高い選択選択肢ということになる。

こうして冷静に考えてみると、入り口が広いのは、日本ということになる。

特に40歳代から上、特に私のように50歳を超えると、リストラなどで失業してから新しく何かを始めようとしても、選択肢が全くないとってもいい。

またあったとしても、それでもって、今までのような収入が入るようになることは、まずないといっていいだろう。

しかし、ダイレクトアクセストレードなら、今までの収入以上のものが手に入る可能性は遥かに高いといえるだろう。

 

ただ、どこでトレードをするにしても、最初は基礎を勉強するのが結局は一番の近道だ。

私は身銭を切って試行錯誤というよりも悪戦苦闘したのだが、その経験からいえば、自分だけで成功する方法を見つけ出すというのは、非常に成功率が低い。

トレードの世界では、始めたばかりのものが、何が正しく何が間違いなのかを見極めることがとても難しいのだ。

アマチュアの世界では、方法論としてあれがいいとか悪いとかという類の話は、株式関連サイトに渦巻いている。

検索すれば、そうしたサイトが見つかるはずだ。

しかし、このとれーどの方法論を客観的に検証し、誰にでもわかるように説明し、理解してもらおうという努力をしているサイトは皆無に近い。

というより、確固とした利益を出す方法が実践できないからこそ、みんなでああでもないこうでもないといいいながら、楽しくやりましょうということになるのだが、いわゆる精神論を中心としたものになってしまいがちだ。

本業があるから長く続けるのは相当な情熱が必要で、たとえよほどの情熱があっても、まずトレードで自らが本当に成功する体験がなければ、なかなか続かない のが現実だ。

つまりは、人をあてにはできないということだから、自力で挑戦し、道を切り開かなければならない。

 

まず、きちんとした教育を受ける。

そうして方法論がわかれば、そこから先は、自分でそれを身につけるための努力を続けるだけだ。

それさえできれば、成功率はうんと高くなる。

今回のセミナーでは、前回のセミナー以後、努力を続けられ、そういうレベルまで来られている方と、お目にかかることができた。

これは何よりもうれしいことだ。

 

ポジティブ

長文です。

友人からのメールをご紹介。


ポジティヴには思い込みや信念だけではなく行動が必要

ということを、ある青年に語りました

ポジティブに考えているだけです。

現実はそう簡単ではないと承知しています。

が、思いではなく信念になれば、通じることはあります。

盲目蛇を恐れず、 橋を叩くもなにも先ず飛び越えて河におちてから後のことを考える何度も水に落ちて濡れてる僕であります。

取り敢えず機械を壊して、その後で説明書を読む。

始めに行動ありき故の結果は冷たいし痛いし高くつきます。

こんなバカなことの繰り返しをしておりますので参考にはならないと思いますが、 観念的になってComfortableでいる人たちの逆側の極におります。

恥ずかしがって躊躇することが皆無。

心の赴くところがあったら従うのではなく、それを引っ張ってしまう。

一度しかない人生じゃあないかといって己を納得させてグアテマラで殺されたらそれまでのこと。

身に付けた知識は応用した時にはじめて価値が出る。

アタマは使い物にならないから身体は動くうちに使え。を主張してやまないポジティブ実践の痛々しいおしえです。

「シアトルに行ってどうして収入を得るつもり?」、との質問に、何も考えずに「自転車」と応えたことがキッカケで、それを何年もしないうちに実現させてしまったのですが、これは「自転車三昧の生活」、「湖畔の生活」などの願望とは別次元の願いでした。

しかし、誰に向ってもベラベラと大きなことを(自分ではそうではなかった)言ったり、主張したり、夢見たりしたことの実現には変わり> がありません。

 

僕の場合、語ったり夢見たりするだけでなく、「やるぞー」と皆に公言してから実行 に移します。

70年代からマーフィーの法則をバイブルのように信じていたからこそ ならばなのです。

考え方ひとつで、プラス方向にもマイナス方向にも作用を及ぼす思考の力を知っていたから出来たこと。

現実には、そのパワーを知らない人が大多数です。

この力に気がつかない、又は馬鹿にする人もいるのですが、私はは彼等を気の毒とおもいながらも、だからこそ社会のバランスが保たれていると思っているのす。

思考とはポジにもネガにも働きますので、前向きのポジに限ります。

しか し、現実には、ネガにおぼれている人ばかりが目立ちます。

僕はそういう人たちを避 けます。

何故ならば、僕までがネガで染まりそうになるからです。

白ペンキに赤インク一滴たらしただけで、白に赤みがかかってしまいます。

僕がいくらポジを保とうとしても、ネガに触れれば、多少なりともその色が染まるのです。

人間は他者やそれを囲む環境からの影響なしで生きていくことは

できません。良い環境に身をおくことは大切です。

写経を考えてみてください。

試験前の暗記でも良いです。

教えや単語を身につける為に、誰でも繰り返し読み上げたり書き込んだりします。

この作業は心理学でいう「刷り込み」であるし「暗示」なのであります。

「刷り込み」や「暗示」を”繰り返す”ことによって、我々は”何でも“頭に刻み込んでいきます。

歴史の年賦、ギターのコード、外国語会話なども含めて全てがそうなのです。

赤ちゃんが言葉をおぼえていく過程そのものが母親から聞かされる言葉の繰り返し・・

考え方にしても同じなのです。

いつも他人の悪口を繰り返す仲間をもっていると、他人の悪口をいうことが当たり前の自分ができあがります。

そして他人を悪くしかみることができない自分の性格が出来上がります。

刷り込みを繰り返していくうちに、ネガティブに人をみることがアタリマエのご自分の像を成型していくことに成功します。

恐ろしいことですね。

僕は、この怖さを「マーフィーの法則」を読んで学びました。

26歳の頃のことでした。

信じ込みのパワーですね。

僕には幼い頃から思い込みによって何かを実現させる力がありました、というかこの力は誰にでも備わっているのですが、僕の場合は他人よりも願望に熱がこもっていたものと思うのです。

モノが無い 時代で、家庭が必ずしも幸せな場所ではありませんでした。

幼い子供達は、多くのことを夢みて成長していきます。

僕もそんな子供の一人でした。

いつも苛められていたから柔道で強くなって見返してやろうとも思って真っ黒な帯を貰いました。

アメリカへの憧れが高まっていた時、スタンフォード大学で教えていた従兄弟とひょっこりと出会ったのです。

それですんなりとアメリカにわたることができました。

彼と出会った時に、アメリカへ渡りたいという強い願いがなかったなら、僕のポジティブな信号も彼には伝わらず、結果、彼も僕にアメリカ行への道を提供してはくれなかったと思うのです。

この他にも、様々な願いを現実のものとしてきたのですから、Mrphyと出会った時に過去の全ての説明ができたのです。

ですから、三十代に向う僕は、この本で理論(?)武装して、前向き思考を実行することの大切さを自覚することができた。

いい歳した大人がやることではない、という分別をもった”大人“の友人たちはそんな僕の話を苦笑して聞いているだけでした。

なんと馬鹿な奴だろうと思われていたのに違いがありません。

山手線通勤でいつもイライラしていた僕は自転車通勤にスイッチして一気に環境を変えました。

同僚達との酒飲みもやめました。

何故ならば会社や上司の悪口、詮索、他人の人物評論などで盛り上がるだけだからです。

僕の貴重な時間をこんなことで過ごすことの悪影響も考えるようにもなったからです。

自転車通勤とジムの組み合わせで、ストレス発散からイライラしない自分に変身することができたのです。

それからというもの、上司や客と喧嘩することも少なくなった。

評論好きな連中から自分を離すことによって、ネガテイヴなことを嫌う自分に変身。

ポジティブ環境におくことによって、自分自身の前向き思考に力がついていくことが感じられておりました。

 

でも、この思考だけでは何をやってもダメです。

ポジ思考をエネルギーとすれば、好奇心も旺盛となり、同じエネルギーが、興味をもった事柄を追うパッションを生み出しやすくしてくれるのです。

全てが良い方向に動くようになります。

ネガを避けて、ポジに身をおいた僕は、ポジばかりを語るので、オジサン年齢に達した友人たちは、僕のパワーの前でツキアイキレナイで困っているようです。

頭脳明晰な人ほど、僕の言っていることを認めたくないようです。今では若者達の相談相手になることが多くなりましたが、彼等は僕の手紙から強いパワーを感じ取ってくれている様子。

そんなメールをもらうことが多いです。

何はともあれ、ネガを避けてポジにしておくと、一ヶ月や二ヶ月の単位では変化を感じとることはできませんが、それが半年とか一年になると変化がくっきりとうかびあがるようになります。

友人や同僚たちとの間にもその差が如実に分かるようになります。

これが三年五年ともなると、その差を詰めることはとても困難なものとなってしまうのです。

「怠らぬ、歩みおそろし、かたつむり」とは僕の中三の担任からの言葉ですが、この意味を良く理解することができる今の僕であります。

こんな前向き態度がポジティブな行動となって、自転車業界を相手に「俺はシアトルに移住したいのでお前さんのところの子会社を創業させてくれ!」というメクラ蛇に怖じず的とまでいえる遠慮なしの前向き行動にはしらせたのでありました。

まあ、明晰とはいえない頭脳の持ち主の僕ですから、他の御威力などに頼る他ないですよね。

シアトルにSAKAE USAを創業したことは、僕の自転車好きの延長であったのです が、基本的にはポジティヴ思考がそれを上手に押してくれたものだと思っております。

日本時代には「湖畔に家をもつぞ!」と叫んでおりましたが、それも同様。

他人に向って大言壮語を吐いているように思われても仕方がなかったのですが、現実には自分自身に向けての暗示(自己暗示)であって、その繰り返しは刷り込みという行為そのものでありました。

城に入り込みたかったら城に近づかなければなりません

遠くにいて「ああ入りたいなあ」とか「はいるぞ〜」と観念的になっていることがポジティブだと勘違いしている人が多くいます。

それではプレイボーイのCenterFoldをみながらシコシコしているのと同じです。

城に入りたかったらモンをあけることが一番。

虎穴に入らずんば虎児を得ず。

アナに入れたキャ穴に近づくこと。

遠くで天の星に願いを込めて悦にいっていてもダメです。

城門にきて、モンを開けてキャロと頼んでも、門前払い。

虎穴にちかづけば、ギャオウと脅かされるだけ。

アナに近づいて入れてさせてと頼んだところで水をぶっかけられるだけ。

アナタは拒絶を恐れて観念的な夢だけをいだいて満足してるんですか?

それともやり方がわからない?

それとも行動をおこすエネルギーがない。

理由はどうであれ、行動がともなわない限り、実現するものは何もないんです。

それでは塀を越えるか、城壁を崩すか、城塞360度方向アプローチの仕方は全方角にあるのです。

ただ、入りたいなあ、と思っているだけでは入ることはできません。

どうしたら入ることが出来るのですか?と聞いているようでもダメです。

どこまで本気で入りたいのやら、、と相手からも真剣に受け止めてもらえません。

しつこく迫れば落ちる女だっているんです。

その雰囲気につつまれて、私にはこの男がちょうどいいのかもしれないと納得してしまい、あとで結婚を後悔している女性を何人か知っています。

でも、彼女らが落とされたことは事実です。

男たちが行動をおこしたからこそ、彼女らはオチタのです。

これだけ私のことを思ってくれているんだから、と女達が自分を納得させる(オトサレル方向に)努力するようになる。

熱意が伝わった証拠です。

遠くにいて、満天の空を眺めながら、気を昂揚させて俺は彼女を愛しているぞーと叫んでいるだけではだめなのです。

ダメモトでアタック(行動)、これが必要です。

 

 

昔の歌手がそうでした。

坂本九でも誰でも、歌手になりたいと強い願望を持った時、端っこでも良いから、音楽の世界に食いつくことをしました。

正道がなければ、藪を切り開いても近づくわけですよね。

藪はやだ、崖もやだ、モンをひらいてくれないかな程度の思いだけではダメ

僕はシャイだから彼女に近づくことができない、そんな程度では、 そういう希望があるだけで、熱意とは異なります。

そういう願望がある、ということだけで、ポジティブではないのです。

ポジティブには行動が必要です。

願いだけでは実現がないのです。

実現は行為の結果です。

実現させたいと熱意に裏打ちされた行為の結果なのです。

シアトルの青年、スポーツライターになりたいんだと皆に語っておりました。

しかし、かれは今クロネコヤマトの社員。

ライターになることはできませんでした。

スポーツライターになりたい若者は星の数より多くいます。

熱意だけでは実現しないという良い例です。

彼には壁をぶち破ろうとする行動がなかったのです。

観念的な思いを募らせるだけで、行動力がともなっていない人ばかりですね。

 

僕は行動が先にでてしまう方なので、その点でアタマの悪さをカバーしている部分が強いのですが、一般的には、観念が全てで行動の無い人ばかりです。

誰もやり方を教えてくれなかったからなんですとの言い訳を耳にすることが多いバカなことを言うなといいたいですね。

いても立ってもいられない衝動が勝手に壁を壊そうとハンマーを手にするのです。

学校で教わらなかったから・・母も教えてくれなかったから・・

こういって何故やらなかったか、説明しようとする大人がいるから話にもなりません。

ふむふむふむ。

ご飯の食べ方をお母さんに教えられなかったら、この人は餓死するのだろうか。

何かをやりたいという強い熱意は動物的なもので、それは餌を得ル為の攻撃と同じなのです。

私はそんなこと習わなかったわ、なんて言わないで欲しいね。

それはダメの証明でしかないのです。

好奇心が弱かった。

インスピレーションがなかった。

熱意がなかった。

エネルギーがなかった。

そんなのはお母さんだとか先生の責任ではないんです。

 

好奇心があって何かと出会う。

出会ったものにインスピレーションを感じる。

インスピレーションに従って出会ったものを追いつづける。

そう、心の赴くところに従って情熱を傾けるのです。

この時、シガラミを後ろに置いていかなければならないこともあります。

若者にはシガラミが少ないのでやりやすい。

オヤジになればなるほど失いたくないものが多いので難しい。

若いうちにやっておかないとシンドイよ。

情熱にうらうちされた行動が出たとき、そこで初めて強い熱意が相手に伝わるのです。

そこで初めて、高い城壁だけれども、登りたきゃ登んなよと言ってもらえるのです。

そこまできたらこっちのもの。

登りきってハイってしまったら、それが評価されて次のチャンスが来た時に、コンドは君がやってみないか?

という機会を与えてもらうことができるのです。

真剣さが買われたことになります。

願望だけでは、相手も真剣に受け止めてくれません。

坂本九は、強い熱意でバンドに食い込みました。

そしてチャンスが来たときに歌わせてもらったのです。

僕の場合でも似ています

強い熱意が伝わって、アメリカに子会社を出すべきか出さぬべきか悩んでいた役員達の考えをヤルという方に押し倒したのです。

もしやらして頂けるのでしたら、是非お願いします、そんなに嬉しいことはありません・・だけではダメだったでしょう。

という訳で、貴殿も準備をその気になって進めてしまうことです。

周りのキーパーパーソンたちをその流れに引き込んでしまうことです。

時の経過とともに誰もがそうすることが決まりごとという雰囲気につつまれます。

そしてタイミングをみて、重要な点の確認をすることです。


 

 

0618 Mon.

ルマン24時間
 

土曜にたまたまTVを見ていたら、ルマン24時間レースのスタートを中継していたが、昨日はゴール前の様子をやっていた。

今年のルマンは、スタート早々に雨が降り出して、クラッシュ続出という大波乱で始まった。

その後どうなったのかはよく知らないが、ゴール直前の映像では、本命アウディが強かったようだ。




上の写真の手前はキャディラック。

この2台は、先頭がゴールしたあとで、ゴールしようと、ゴール手前で待機している、つまり止まって待っているわけだ。

いつ止まるかわからないので、何とか完走だけはしたいということで、苦肉の策というかナリフリかまわずといったところだ。

 


旗を振りながらゴールへ向かうトップのアウディ。

 

今年もアウディは強かった。

トヨタ、ニッサンも一時はファクトリーチームを送り込んだが、優勝できず撤退してしまい、その後は参加せず。

このルマンはマツダのように何年もかかってやっと優勝できるというような、難しいレースなのだ。

それを2,3年挑戦してダメならやめてしまうという姿勢から何とかしないと、あきまへん。

 

これはポルシェ。
 

プロトタイプではない、いわゆる市販車のカタチをした車の中では、ポルシェが参加台数も多く、また上位に多数食い込んでいた。

さすがだ。

 

 


ゴールの瞬間。

 


上位5台はプロトタイプ。

 

市販車ベースの最高位はポルシェで、何と6位。

10位までに何と4台ものポルシェが入っている。

 

日本人クルーのチームの最高位は11位(ポルシェ)

 

トヨタは、利益が一兆円だとか騒いでいるが、そのメーカーの実力がわかるような、まともな2座スポーツカー一台、ラインアップに揃えられないのはいかがなものか。

これがトヨタの実力だと世界にアピールできるスポーツカーを世に問うことができてこそ、本当の一流メーカーと言えると思う。

トヨタも、ニッサンも、まともな2座のスポーツカーが作れないというのは、車好きにとっては何とも残念だ。

技術だけで作れるものではないのが、こうしたスポーツカー作りの難しさなのだけれど。

トヨタはイメージアップのためにF1参戦をする予定だが、何か違うんだよなあ・・

こういう参加の仕方だと、たとえ金の力で優勝できても、「あっそう」で終わってしまう。

そういう問題じゃないと思う。

オリンピックじゃないけれど、一度参加を決めたら、モータースポーツの世界に参加し続けることが大事なのだ。

一時ホンダも、金がかかり過ぎるという会社の経営上の問題から、F1から手を引いたが、フェラーリやポルシェは経営危機であっても何らかの形で、参加し続けているのだ。

トヨタほどお金があるのなら、ルマンに参加し続けるのは大して難しいことじゃないはずだ。

優勝できないから、参加をやめてしまうとかいう、そういう根性が情けない・・

 

首の指圧ならコレ!

昨日は、セミナーのマニュアルを印刷中にハンズへ行ってきた。

なんといっても近いので、つい行ってしまうのだ。

ヨドバシカメラと、ハンズはホント近いからねえ。

そこで、衝動買いをして買ってしまったのがコレ。

 


首周りのマッサージのベストは、いまのところこれで決まり。

見た目は今一だが、これがホントよく効く。

もちろんプロによる人力が最高ではありますが、これはその次にいい。

プロだって、首周りは微妙な場所だけに、なかなか押してくれないもので、これは自分で力の入れ具合が調節できるというのが、最大のメリットなのだ。

 

バックパックとの大きさ比較
 

ハンズでは2000円で売っていたが、他の1000円のものよりうんといい。

1000円のものは2種類あり、試用してみたが、これがダントツ。

値段だけのことはある。

 

おまけにこのように簡単にバラして持ち歩けるのだ。

何だかヌンチャクの一種のように見えるなあ・・

 

このボールも取り外せるうえに、2個のボールの間隔を3段階に調整できるという、芸の細かさ。

 

またこの紐がミソ。

この右のイラストのようにすると、肩もいい具合に押すことができるのだ。

 

このようにふくらはぎや太腿もOKという優れもの。

 

メーカーのWEBに行くと、このような改良型というかバージョンアップ版があるが、この旧型の方が コストパフォーマンスはいいように思う。

ただこの製品名がが「ツボもみ」ではなあ。

新製品だって、「ローラー式もみもみ棒」だしな。

ちょっと芸がないのではないか?

まあ大きなお世話だけれど・・

いずれWEBにあった改良型も、ハンズに出てくるはずで、この新型も試してみたいところだ。

このように、こうしたマッサージ用具のワールドには、いろいろなものがあり、使ってみないと見た目だけではわからないというところが、また奥が深く?楽しいのだ。

 

0617 Sun.

オフィス快適化作戦

シアトルのトレードフロア立ち上げのときも、最初の1年くらいは一日14時間とかのハードワークだったが、歴史は繰り返すというのか・・(笑)

オフィスでの滞在時間が長くなってきているので、先週あたりから部屋の片付けと、居心地をよくする作業へ移行。

起きている時間の大半を過ごすわけだから、居心地のいい状態にすれば気分もよくなるから、ない知恵を搾り出すためにも欠かせないというわけで、いろいろ理屈をつけているが、とにかく時間を見ながらあちらこちで、快適機材を調達。

自宅の部屋は滞在時間が短いため、作業は一向に進まないけれど、シャワーと「さわやかチロー」があればまずはOK。

 


Zoom

 

写真の右側が窓。

27階の窓からは、TOKYOの街が眼下に広がっている。

天井の蛍光灯は嫌いだから消しているが、時々「暗いでしょ」と気を使って点けてくださる方がいらっしゃるが、まさかそこで消すわけにもいかないしなあ。ははは。

部屋の蛍光灯を消しても、廊下の蛍光灯が明るく、ブラインドの外の光よりも明るい。

暗ければ、明るくしなければならない手元の部分だけ、電気で照らせばいいと思うのだが、まあお国柄と習慣の違いだろうね。

日本は大体に、一般的に部屋がものすごく明るい。

そういえば、こういう笑い話がある。

真偽のほどは定かではないが、昔アンカレッジかどこかで、JALがレストランを開いたとき、明るすぎて現地の人は誰も利用しなくった結局は潰れたという話がある。

まあどこまでが、本当かはわからないが、それくらい日本はとりわけレストランの中が明るい。

暗いレストランを探すのは大変だ。

暗いレストランには理由がある。

明暗を利用して、プライバシーの境界を暗い部分で区切りをつけていることが多い。

だから間仕切りなしですむから、狭苦しい感じはしないうえに電気代も安くつく。

アメリカでは、いわゆるランクが下がるほど明るくなってきて、ファーストフードの照明がいちばん明るい。

それに普通の蛍光灯だと、ちらつきがあるうえに、ディスプレイのちらつきとで、目がすごく疲れる。

だから、白熱灯と液晶ディスプレイが、目のためにはベストだと思う。

これは経験からだけれど・・

 


 

それと、私の場合欠かせないのは音楽。

オフィスなので、あまり音量を上げることはできないが、それでも質のいい熱い音を!ということで、一番小さいJBLの新製品を購入。

これは偶然にも新宿の中古オーディオ店で、新古品として売られていた現物限りの最後のワンセットと運良く出会ったのだ。

これは運命の巡り合わせだろう。と勝手に思い込んでいるだけだが・・

現物だというので、念のために他とも切り替え試聴したのだが、あいにくその店の切り替え試聴システムは、とても手間がかかるシロモノだった。

もうちょっと配線を上手にやればいいものを、タコ足配線でどんどん拡張して面倒な切り替えシステムになってしまったというパターンだ。

「すみません。今度はこっちを・・」と、これだけ切り替えさせて買わなかったら、怒るだろうなあというほど、何回もしつこく他のJBLと切り替え試聴したが、まあここまで試聴して買う客は少ないということなのだろう。

最後のワンセットだというし、まあこの大きさだとこんなものだろうということで、まずはゲット。

夜、他のオフィ人がいなくなってから、ボリュームを上げと、さすがJBL、音が前へ張り出してくる。

血は争えない。

 


Zoom

 

デスクトップは、SONYの液晶デュアル・ディスプレイ。

せっかくのデュアル・ディスプレイなんだけれど、トレードでは、シングルで使っている。

トレードより、編集作業に便利。切り貼り作業時にとても重宝だ。

夜になると、夜景がきれいだから、ワインもあるし、一杯飲みながらという気分になってくるが、あいにくとグラスがない。

プラスティックのコップじゃあなあ・・

まあ、つまるところ、飲むなということだな。

 

 

0616 Sat.

6月セミナー募集状況

来週の6月セミナーへのお申し込みは、ほぼ定員になっていますが、まだ受講されていない方の新規の方はまだ、若干数の受講が可能です。

受講希望の方は、お急ぎください。

またすでにセミナーを受けられた方の再受講も、現時点ではマシンを少し増やしましたので、いまのところ全員大丈夫です。

受講ができないケースでは必ず連絡を差しあげますので、連絡がない場合は、参加できるとお考えください。

 

昨夜は、NYマーケットのライブトレードWATCHがあったので帰ったのが、12時半。

みなさん12時には、シンデレラよろしく、終電の間に合うように大急ぎでトレードフロアを退場。

私は翌日の回線テストの件の打ち合わせやのため、MSチャットでシアトルと筆談?(笑)

今日からシアトルのオフィスの引越しが始まるという。

マッサージの後なので、午前1時過ぎには倒れこむように熟睡モードへ。

メラトニンを飲むと、眠っている間にカラダの回復機能が最高に働くため、朝方必ずトイレに行き、老廃物を出さなければならなくなりトイレへ行くのだが、そのあとまた熟睡できるから不思議。

目覚ましで起きたら、マッサージの効果か非常に快調。

2日ぶりに、雨もやんでいるので、今日はMTバイクでオフィスへ。

 

 

米国オンラインブローカー事情

方向感のはっきりしないマーケットで右往左往しているのは、個人投資家だけではないようだ。

オンラインブローカーでの口座開設は倍増しているにもかかわらず、トレーダーはトレードをしないという状況で、ブローカービジネスはかなり厳しい局面を迎えている。

今日は、この話題について・・

まず、今年のオンラインによる取引量を見ると、口座の数は倍増しているにもかかわらず、去年と同じ時期に比べて、40%も減少している。

Jupiter Media Metrix の調査によると、米国の家庭にあるオンライン口座の総数は約1500万口座。

1999年は810万口座2年足らずで倍増していることになる。 

2002年には約2000万口座にまで増えると予測されている。

米国の主なオンラインブローカとしては以下が代表的な会社だ。

アメリトレード(AMTD: news, msgs, alerts)
E-トレード (ET: news, msgs, alerts)
TD Waterhouse (TWE: news, msgs, alerts)
チャールズ・シュワッブ (SCH: news, msgs, alerts) .

株価を見ても、今はあまりパッとしないことがお分かりになるはずだ。

こうした銘柄が、上向けば当然株価も上向いているわけで、こういう銘柄をWATCHすれば株価動向がわかるともいえるだろう。

しかしブローカー側も、手をこまねいているわけではない。

たとえばEトレードは、販売促進として、新規口座開設者には25トレドまでは無料というキャンペーンを展開している。

いままではこのように、口座数を増やすという方向で、ビジネスを拡大してきたが、これからは、投資家のニーズに合わせたサービスがより重要になってきているようだ。


最近の方向感のないマーケットでは、多くの投資家が損失を出しているが、チャールズ・シュワッブではこうした個人投資家のニーズに合わせた、ポートフォリオなどに関するアドバイスを提供するサービスを打ち出している。

シュワッブは約430万のアクティブな口座数を持っているが、そのうちの80%がWEBを通じて行われている。

シュワッブによると、通常の口座数が約10%減少したのに比べ、こうした、サービスを受けている口座数は逆に10%増えているという。

シュワッブでは、こうした投資家を、validators と呼んでいるが、来月までに、シュワッブでは、投資に対する質問に対して、投資専門家が答えるという「Smart Answers」というプログラムを開設するという。

夏の間の低調なトレードシーズンを前に、より積極的に取り組む顧客に対するサービスを強化しようというわけだ。

 

Scottrade.com では、アクティブにトレードを続ける顧客のために自分の保有銘柄のリストを作ることができる、ストリーミング・クウォートを無料で提供している。

このプログラムを使うと、マージンを使用したときの利息計算のための電卓も、顧客自身が作ることもできるという。

 

アメリトレードによると、強気市場では18%もの顧客がアクティブにトレードをしていたのが、最近では8%にまで、減少しているという。

このため、アメリトレードでは、2000ドル以下の口座や、6ヶ月で4回以下のトレード数の顧客に対し、15ドルを年に4回請求する決定を下した。

このため、先月は、残高が2000ドル以下の顧客、7000人が口座を閉鎖したという。

デイテックオンラインは、昨年末の69万2千口座だった顧客数を、今年は83万5千口座まで伸ばしている。

この背景には、小数点表示システムへの変更をはじめとする、顧客サービスの充実が、大きな影響を与えているという。

 

マーケットの低迷によって、いままでのような「ローコスト」を重点のマーケティングキャンペーンを展開するという手法が、通用しなくなってきているのだ。

米国では、顧客が儲けを出せる道につながるサービスを、どのように提供できるのかが問われる時代になってきた、といえるだろう。

しかし米国でのオンライン口座数の増加は凄まじいものがある。

これでマーケットが上り調子になれば、一気にアクティブにトレードする人の数が増えるだろう。

そうすると、ますます回線速度の重要性が大きくなってくるはずだ。

渋滞しているところはますます遅くなり、専用線の重要度がさらに高くなるのは米国での今までの過程をみれば、はっきりしているからね。

というわけで、TOKYOのセミナールームの回線速度の確保がまず最重要課題となるのだが・・

 

回線テストはOK

 


Zoom

 

で、今日土曜日は、朝10時から回線テスト。

シカゴ時間では夜の8時ごろかな。

 

 

昨夜シアトルへ連絡ずみで、今日はシカゴからデータを流してもらって、ペーパートレードモード20人分でテスト。

少し早めに流してくれたようで、8時半頃からデータが流れていた。

早速、回線業者の方にも手伝っていただいて、アクセス状況や回線速度のテスト。
 



 

無事理論値の速度を、クリアしているようでOK。

7月初旬からは、光ファイバーが運用開始されるため、完全な専用線での接続となる。

 

 



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2001 0615-

 

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