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0719 Wed.
30分ギャッププレイの精度を高める
火曜日の東京マーケットは大きくギャップダウン。
だがスイングトレードでは陰線の連続で、ここからのエントリーはストレスが高いものになる。
このようにハイローバンドギャッププレイでホールドすることに不安があるマーケットでは、同じように複数銘柄をホールドすることもできる30分ギャッププレイで、代わりのチャンスをつかむことができるのだ。
30分ギャッププレイは基本的にトレンドとは関係がないプレイなのだが、銘柄を探すときや、脱出のポイントを探すときは、トレンドが形成する抵抗線を利用することで、「しらみつぶし」に銘柄を探す際の効率を高くすることができる。
下は、オープニング直後つまり1分後のブレイクスキャンプロの画面だ。
信越化学工業(4063)が唯一ロングサイドの銘柄として表示されているが、マーケットはギャップダウンで始まっている。
つまりこの信越化学工業(4063)がロングサイドへのブレイクアウトに失敗する可能性は高いといえるだろう。
下のチャートはギャップの位置がわかりやすい「ギャップバンド」でギャップを表示させた3分チャートだが、ギャップを下へ抜けると見事に下げている。
下のチャートは、30分足の抵抗線をあわらす、Fix Week
というガイドラインを表示させたものだが、わかりやすいように太い青い線を加えてある。
つまりこの6560円の位置が30分足の抵抗線つまりレジスタンスとなって、株価の上昇を阻み、下落を始めるきっかけとなったというわけだ。
下は30分足チャートだが黄色いゾーンの下のエッジが6560円の位置、つまり30分足の抵抗線つまりレジスタンスだ。
このチャートを見ると、抵抗線と株価の関係がよくお分かりになるはずだ。
次に注目すべきは、クアトロセットアップではないゾーンにある銘柄だ。
トレンドに沿ったプレイでは、クアトロセットアップの条件のゾーンににある銘柄が最適なのだが、30分ギャッププレイは、ぶれやすく、ブレイクアウトに失敗するパターンを探すわけだ。
つまりトリプルやダブル、あるいはどのどれにもあてはまらない、不安定なゾーンにある銘柄のほうが、30分ギャッププレイのパターンが起こりやすいのだ。
下は9時8分、つまりマーケットが始まってから8分後のブレイクスキャンプロの表示だが30分ギャッププレイの対象銘柄として注目するのは黄色い色をつけたゾーンにある銘柄だ。
下は、上の黄色い色をつけたゾーンの上から3番目のトリプルセットアップのゾーンにあるオリックス(8591)の3分チャートだ。
30分の抵抗線は下のチャートに付け加えてわかりやすくしたの太い赤いラインの位置にある。
つまりここまでは下がるだろうというわけで、利益確定のターゲットプライスを設定するときなどに、こうして使うのだ。
下は9時15分の時点でのブレイクスキャンプロの表示だ。
下はトリプルセットアップのゾーンにあるUFJニコス(8583)の3分足チャートだ。
赤い太いラインは30分の抵抗線。
下はパイオニア(6773)の3分足チャートだが、ブレイクスキャンプロの表示はブレイクダウン寸前のもの。
ブレイクスキャンプロの表示では、すでにこの時点で30分足の抵抗線を切っていることがわかるだろう。
つまり1680円を切手下げる可能性は非常に高いといえるだろう。
つまりこうした点をあらかじめ知っておくことで狙い撃ちが容易になるというわけだ。
下は丸井(8252)の3分足チャートだが、ブレイクスキャンプロの表示ではセットアップゾーンに嵌っていないため黒い色のテキストで銘柄名が表示されている。
丸井(8252)
下はクレディセゾン(8253)の3分足チャートだが、これも丸井(8252)と同じように、ブレイクスキャンプロの表示では特別気配のため黒い色のテキストで銘柄名が表示されている。
このようにブレイクスキャンプロと組み合わせることで「しらみつぶし」に銘柄を探すときに、素早く効率よく「動きやすい状態にある」銘柄を探すことができるだろう。
3分足と30分足の情報をデジタル表示してくれるブレイクスキャンプロは、使い方を工夫することで、このように30分ギャッププレイのためのツールとして利用することができるというわけだ。
ぜひお試しあれ!
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