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はじめに

Daytradenetを読んでいる皆様、この日記を訪れていただきありがとうございます。わたしは mrpeach とう若輩者です。

先日シアトルのオフィスに単身乗り込んでいったものです。

光栄にも Hatch さんが Cool (9・9) のなかでその様子を取り上げてくれました。今回はその旅の様子をまとめてみました。
   
Daytradenet を発見し、毎日読むようになって、半年以上の月日が流れました。

はじめてこのサイトをみたときから、いずれは自分がDaytrade をやるのだと思ってました。

そして、Hatch さんの coolやチャートで見るマーケット そして、読者のコラムをすべて読み、ますますその思いは膨れ上がっていきました。

押さえきれないこの思いは、行動によってしか消化されません。その第一弾として、今回のシアトル旅行が決まりました。

セミナーとは日程が合いませんでしたが、(別に計画があります) いろいろ勉強してきましたので、その一端をご披露できれば,皆さんのお役に立てると思い、キーボードをたたき始めました。

さて、今回の旅は、実は大変エコノミーに収まっています。

総旅費は10万円です。

チケット7万+生活費3万=1週間のシアトルの旅となっております。

若者らしい貧乏旅行になっていますが、意外とその方が、シアトルの現地情報に詳しくなるものです。

トレードの話とこの便利な生活情報をおりまぜお届けします。

これからシアトルにくる人の助けになるとうれしいです。
  
では、Mr.peach のシアトルぶらり旅のスタートです (^○^)//


序章 旅立つ前の夜

いつもどうり愛用のパソコンをたちあげた夕方、9月3日。

明日いよいよシアトルへの旅立ちの日である。

インターネットへはケーブルをとうして、常にアクセスできる状態なので、面倒な作業なく、すんなりとまずはメールチェック。

そして,お気に入りのサイトを回り、最後にこのdaytradenet にやってくる。

この半年、この作業を繰り返してきた。特にこのサイトのありとあらゆる活字情報には、念入りに目をとうしている。

明日の旅立ちの向けて、頭の中で、daytrade についての知識を整理する。

1週間の旅を有意義なものにしなくてはならない。

それだけ待ちに待った、時間なのである。

本業との合間をぬって、趣味の投資に没頭し始めて,早、数年、この分野の可能性に未来を見つづけていた。

そんな未来へとつながる、1つの道の1歩目の歩みとなるのだろうか?

一抹の不安は,ぬぐいきれないものの、手探りでも、前進してこそ光が射して来ると言うものだ。
   
そうこうしてるうちに、12時を回り、日付が変わっていた。もう寝なくては、明日に備えて・・・

頭の中でシアトルをイメージしながら浅い眠りについた。



1章 9月4日 出発と到着

名古屋空港 pm4時 バンクーバー経由シアトル行き、canadian航空。

トランジットの4時間をいれて、シアトル到着が pm3時ごろ(9月4日)。

時差に悩まされると思っていたのだが、やはり、シアトルにつくころには ボーーーーとした状態になっていた。

見知らぬ土地に一人降り立った。

シアトル空港の baggegeclaim の鈍い蛍光灯の光が一層、気を滅入らせる。

なにか、先の見えない不安にとりつかれそうになっていた。

しかし、僕も旅人。一人旅の経験は長いのである。

気合をいれ直して、シアトルへのバスを探す。旅人の信念として、一番リーズナブルな道を選ぶ。

metro bus $1(ローシーズン)。 30、40分でシアトルのダウンタウンに到着する。


はじめてみる景色のなかでバスは左車線を猛スピードで駆け抜ける。

車内にはあらゆる人種の人が英語で何やら相談している。

アメリカにいることを再認識した。

あたりの様子をうかがいながら、そこがシアトルのダウンタウンだということに確信を持つ。


先払いのバスからおり、地図を片手に今夜、泊まるYH(ユースホステル)を探す。

降りた場所が悪かったのか昼間なのに、何やら物騒な人々が街中をうろついている。

神経を逆立てながら、その人たちの間をすり抜けていく。

心の中の警報が鳴りっぱなしだった。アメリカは危険なとこなのかぁ???

そうこうしているうちに、YH に到着。港の近くで街の中心に位置している、動きやすい場所である。

1週間で$104 とちょっと。 $16*6日に消費税が8%ちょっとだ。

まあYHの相部屋だからこの辺が妥当な金額だろう。

決して安くはないが、都市であるからしょうがないし、日本円に換算して考えるからそう思うのかもしれない。

部屋にはいると、どっと疲れがでたのか、ひと寝入り。。。。本当に疲れた。(-_-;)
  


2章 9月5日 探検

翌日、早起きしてしまう。日本では自然には絶対に起きない朝方の6時である。

これが時差というなのか?

んんんーー便利なのかよくわからない。

朝から街を回ることにする、足で実際に歩くのが、そのまちを理解するのに一番手っ取り早い。

実は今日は一人ではない。

2人の日本人の友人(といっても昨夜YHではじめてあった)と一緒に歩いている。

貧乏一人旅のいいところはまさにここにある。

昨日まで知らなかった人たちと一瞬にして仲良くなれる。

そんな仲間と話すことは本当にすばらしい。

彼らの人生を一緒に過ごしたかのような錯覚に陥る。

人生の経験値が増える。

旅はいいなあ・・・・・うん!

アメリカに来て思ったことは、料理が合わないということ。

どうやら彼らが作るものは感覚が違うのだろうか?

アジアを旅したときはそんなことは一度も思わなかった。

文化が違うのか、舌に合わなかった。

というわけで、必然的に日本食に近いものを探すようになる。

ここシアトルは日本人が多いらしいので、日本食のスーパーが必ずあると踏んでいたが、やはりあった。

宇和島屋というお店。

かなりの大型店で、アジアの食材は全部そろっているという感じ。

総菜屋もあって、便利。

早速、いろいろ買いこみ、総菜屋でも弁当を作ってもらい、テーブルについて食べていた。

自分もやっぱり日本人なんだと、つくづく感じてしまった。

ちなみに、シアトルのダウンタウンは METRO BUS の無料エリアがある。

そのエリアの中心に YHがあり、その宇和島屋の近くまで,タダでいけるので、大変便利!!!



3章 9月6日  前編


今朝も早く起きてしまった。am6時。その部屋は8人部屋だが、誰よりも早く起きたようだ。

窓から入る朝日もまだ柔らかい。

真っ暗な部屋にやっとあたりが見えるだけの光を与えていた。

周りの人たちを起こさないようにそっと起き上がり、二段ベットの上からそっと降りていく。

シャワー室にはまだ誰もいない。気分がいい。

少々熱めの水分を体から吸収し、眠気を外に追い出した。

リビングにむかい、コーヒーを1杯。25セント。

窓から見える港とその向こうに広がる海は果てしなくきれいなものに見えた。

この瞬間は日本にはなかった、ゆとりを体中で感じることができた。

コーヒーを飲みながら思う。

ここシアトルには本当にコーヒーショップが多い。

人が集まるところにはどんな狭いところでも、コーヒーショップがある。

自分も昨日、スターバックコーヒー 1号店にいき、ラテを注文してきた。

なかなか味わいのある店だったので、思わず写真を撮ってしまった。

これは、少し恥ずかしかったが・・・・

今日はこの旅、最大のイベントである、pristine NW の office 、訪問の日。

RISAさんとのやりとりで、10時ごろが、よいということなので、その時間につくように交通機関を調整する。

ここシアトル,ダウンタウンからカークランドの間には大きな湖、ワシントン湖がある。

 


そしてそこにかかる大きな橋、エバーグリーン・ポイント橋 をわたらねばならないので、電車は無理。

あとは、バスだ。

またしてもMETRO を調べる。

ここで、資料の出所だが、これはすべて、YHのリビングにあるのだ。

こういう情報量という面では高級ホテルよりずっと多いような気がする。

人づてに聞く情報を含めると、その質と量は、けた違いだ。

どうやら、カークランドまで一直線にいく、バスがある。

251のMETRO BUS 、$1 片道。

これまたYHの近くから出ていたので、この立地条件のよさをひしひしと感じる。

遅刻したのでは第一印象がよくないので、am8時ごろYHをでる。

バス停で番号を間違えないようにくるバスすべてに、目を凝らし注意していた。

予定よりも4分ほど遅れバスがやってくる。

中は、ほどほどにひとがいっぱいだった。2連結のバスなので結構人はいるのだ。


251のバスに揺られ、湖を渡る。

右側にはビルの家があるのかぁ と遠くに目をやりながら、緊張感を押さえつけていた。

なんとなく昨夜、場所を確認していたので、バスの走ってる今の場所をイメージしながら、降りるタイミングを計った。

どうやら、カークランド付近である。サインもそれらしきものがある。

とりあえず、人のいそうなガソリンスタンドの前で降りてみる。

きれいなところである。

高級住宅街というのは納得といった感じだ。

早速、ガススタの兄ちゃんに住所を見せて、方向を教えてもらい、てくてくと歩き出した。

平日なのにジョギングしてる人がやたらと目に付く。

みんな健康管理に気をつけているんだろうけど、この時間帯にジョギングできる人はいったい何をしてる人なんだろう?・・・・。

少し勾配のきつい坂を上ると、湖が見えてきた。

湖岸には何艇ものボートが停泊しており、この辺り一帯の平均収入の高さを物語る。

 

 

住宅ばかりの湖岸にぽつんと、浮いているビルが見えてきた。

おなじみのビルだ。

Web上で見るのと寸分たがわないものだ。

とうとう、到着してしまった。

どんな人たちがあそこでトレードしているのか、考えると余計に緊張が高まる。

どれだけ、この時を待ち望み、大切に思っていたか・・全身に血液が回り、集中が高まっていく。

駐車場からビルに近づいていく。

あのうわさのミヤータを自然と探してしまう。

ビルの真下まで来て、入り口がわからず駐車場にいた、掃除の兄ちゃんに尋ねる。

親切なこの兄ちゃんは、きっとこのビルの5Fで何が行われているのか知る由もないだろう。

もし、知っていたなら・・・なんと忠告してくれるのだろう?

”成功できるのかい?””大丈夫か、うまくいくのか?”

自分で自分に何度も問い掛けてきた問いが、また頭の中を駆け巡る。

自分で選んでこの道を選んだ。
”精一杯やってみよう。自分を試すいい機会じゃないか!”

そういいきかせ、大きく深呼吸した。そして、もう一度前を見据え、そっと、PRISTINE NS と書かれた扉を押し開けた。


その2へ続く・・

   
 


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