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今日の米国株式市場・バックナンバー
U.S.A 4月12日・
金 > Japan 4月13日・
土
金曜日の米国株式市場は、原油価格の急落とソフトウェアメーカー2社が示した前向きな見通しが好感を受け、反発。
ソフトウェアメーカーのインタラクティブとコンコード・コミュニケーションズがそれぞれ業績見通しを上方修正し、米企業収益に対する懸念が緩和され、前日軟調だったハイテク株全般に安心買いが優先した。
ナスダック、ダウ指数ともに小幅高で取引を終えた。
ナスダックは、明るい見通しを述べたインタラクティブとコンコード・コミュニケーションズが牽引役となりシスコシステムズやワールドコム、マイクロソフトなどハイテクセクター全般に押し目買いが優先。
30.95ポイント高の1,756.19ドル。
取引高は約15億株。
ダウは、IBMやAOLタイム・ワーナーなどビッグネームが買われる中、ゼネラル・エレクトリックス、ユナイテッドテクノロジー、スリーエムなどブルーチップの一角が売られ上値が重く小幅高にとどまった。
14.74ポイント高の10,190.82ドル。
取引高は約12億株。
◎米商務省が発表した2月の米小売売上は、前月比0.2%増しの2,973.4億ドルに。
また個別に発表された3月の米卸売物価指数は、前月比1%上昇と予想を上回った。
変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数も0.1%上昇した。
一方、4月のミシガン大学消費者信頼感指数は、前月の95.7から94.4へと低下し、エコノミストらの予想を大幅に下回った。 CNN
◎通信大手のジュニパー・ネットワークス(JNPR:
Research,
Estimates)は、通信機器の需要低下を原因に、第1四半期の赤字決算を発表した。
下方修正済みの事前予想と一致したものの、昨年同期に比べると大幅減収減益となったことや、決算説明会にて通信業界に回復の兆しが見られない、などのコメントを残したことから、一時ジュニパー株に警戒売りが殺到した。 CNN
◎ソフトウェアメーカーのCognos(COGN:Research,
Estimates)、小売業のタルボット(TLB:Research,
Estimates)とペイレス・シューズ(PSS:Research,
Estimates)、石油精製のSunoco(SUN:Research,
Estimates)はそれぞれ前日通常取引終了後に業績見通しを下方修正した。 CNN
U.S.A 4月11日・
木 > Japan 4月12日・
金
◎インターネットサービス大手のヤフー(YHOO:
Research,
Estimates)は、前日通常取引終了後に事前予想通りの決算を発表した。
2002年1-3月期における同社の純利益は、1株あたり9セント(5,360万ドル)の損失と8ヶ月連続の赤字となった。
しかし、特別費用を除いた収益については、1株あたり2セント(1,050万ドル)の黒字となり、アナリストらの予想と一致した。
売上は、事前予想を大幅に上回る1,927億ドルとなり、昨年同期から7%上昇。
比較的強い決算を発表したにも関わらず、証券大手メリルリンチから割高感を理由に投資評価の格下げを受けヤフー株は本日安く取引されている。 CNN
◎家電事業から、ファイナンシャル、保険業、航空機エンジン開発など手広く広げる複合企業大手ゼネラル・エレクトリック(GE:Research,
Estimates)の第1四半期決算は、オイル・ガスなどのパワーシステム事業が好調で増収増益に。 CNN
◎ソフトウェアメーカーのCognos、小売業のタルボットとペイレス・シューズ、石油精製のSunocoはそれぞれ前日通常取引終了後に業績見通しを下方修正した。
CNN
Cognos:
(COGN:Research,
Estimates)
タルボット:
(TLB:Research,
Estimates)
ペイレス・シューズ:
(PSS:Research,
Estimates)
Sunoco:
(SUN:Research,
Estimates)
木曜日の米国株式市場は、米企業業績に対する懸念が根強く、大幅上昇した前日から一転し全面安の展開となった。
ゼネラル・エレクトリックスとヤフーが事前予想通りの決算を発表したものの、業績見通しを下方修正する企業やアナリストらの投資判断引き下げなどが相次ぎ、警戒売りが殺到。
また前日の急伸を受け、本格的な決算発表期を目前に控え利益確定の売りも目立ちナスダック、ダウ指数ともに大幅反落した。
ナスダックは、ヤフーやマイクロソフト、シスコ・システムズなどを筆頭にハイテク全般が安く急落。
41.83ポイント安の1,725.24ドル。
取引高は約17億株。
ダウは、ゼネラル・エレクトリックスやIBM、ウォルマートにメルクなどセクターに関係なく幅広く売られ急反落。
205.65ポイント安の10,176.08ドル。
取引高は約15億株。
U.S.A 4月10日・
水 > Japan 4月11日・
木
◎メリル・リンチとUBSウォールバーグは、通信機器メーカー大手シスコ・システムズ(CSCO:Research,
Estimates)の業績に対し前向きな姿勢を示した。
シスコ株は先日、通信機器の需要低下を背景に収益悪化懸念から売りが優先し、8%以上急落した。
しかし、著名アナリストらがシスコ社は2-4月期の収益見通しを下方修正しないだろうと述べ、買いを誘っている。
既に収益や売上予想の下方修正を発表し株価を急落させたIBM(IBM:Research,
Estimates)やベライゾン・コミュニケーションズ(VZ:Research,
Estimates)、ノーテルネットワークス(NT:Research,
Estimates)なども、今日は積極的に買い戻され反発している。 CNN
◎巨大ディスカウントチェーン店シアーズ(S:Research,
Estimates)が発表した第1四半期の収益見通しは、1株あたり93セントと事前予想の61セントを52%上回る見込み。
また、2002年度の収益についても1年前から17%は上回るだろうと、先行きに対し自信を示した。 CNN
水曜日の米国株式市場は、前日の急落を受け割安感からブルーチップを中心に買い戻しが入り反発。
本格的な決算発表期を目前に、先週末から今週にかけて業績予想を下方修正する企業が相次いだことから、ハイテク株に警戒売りが優先し上値は重かった。
しかし、本日大手証券アナリストらがシスコ・システムズに対し前向きな見解を示したことが安心感を誘い、買い材料となった。
ナスダックは、ワールドコムやオラクルなど引き続き売られる銘柄も一部見られたが、シスコ・システムズやインテル、デルなどに安値拾いによる買いが先行し急反発。
24.49ポイント高の1,767.07ドル。
取引高は約19億株。
ダウは、キャタピラーやプロクター&ギャンブル、イーストマン・コダックなどのブルーチップに押し目買いが入り今月の高値圏で終了。
173.06ポイント高の10,381.72ドル。
取引高は約14億株。
U.S.A 4月9日・
火 > Japan 4月10日・
水
◎コンピューターメーカーのコンパック(CPQ:
Research,
Estimates)は、前日通常取引終了後に第1四半期の売上予想を上方修正した。
また収益に関しては、目標利益を達成、またはそれを上回るだろうとの明るい見通し述べ買いを誘っている。
ライバル社のDELL(DELL:Research,
Estimates)も先月、2-4月期の収益見通しを据え置き、売上予想を上方修正した。 CNN
◎通信機器メーカー大手のノーテル・ネットワークス(NT:Research,
Estimates)は、製品需要の低迷を理由に、第1四半期の売上予想を下方修正し、1株あたりの損失が予想以上に拡大するだろうとの警告を発表した。
4月18日の決算発表を目前に減益警告を発したにも関わらず、懸念されていた株価への影響はなく、現在小幅高に推移している。
ライバル社のシスコシステムズ(CSCO:Research,
Estimates)やルーセント・テクノロジー(LU:Research,
Estimates)が逆に売られている。 CNN
◎ダウ銘柄のフィルムメーカー、イーストマン・コダック(EK:Research,
Estimates)は、サロモン・スミス・バーニーの証券アナリストから投資評価を「アウトパフォーム」へと引き上げられ、株価を急伸させている。 CNN
火曜日の米国株式市場は、大手通信企業らによる業績見通しの下方修正を相次ぎ受け、先行き不透明感からハイテク株全般に売りが優先した。
前日通常取引終了後にコンピューターメーカー大手のコンパックが売上予想を上方修正し、関連株の一角が積極的に買われナスダック、ダウ指数とも開始直後は小高い場面を見せたものの、米企業業績に対する懸念は根強く上値の重い展開となった。
イスラエル軍がパレスチナ自治区の都市から撤退し、緊迫化していた中東情勢に緩和の兆しが見えたように思われたが、過激派を巡る激しい戦闘は現地にて以前として続いている模様。
決算発表期を目前に控えていることや、不安定な中東情勢などを理由に、取引材料そのものが見つからず薄商いとなった。
ナスダックは、シスコ・システムズやDELLなどのハイテクリーダーを筆頭に売りが膨らみ急反落。
43.36ポイント安の1,742.51ドル。
取引高は約15億株。
ダウは、イーストマン・コダックやスリーエムが買われる中、コンパックやベライゾン・コミュニケーションズなどのハイテク株全般が弱く続落。
40.41ポイント安の10,208.67ドル。
取引高は約12億株。
U.S.A 4月8日・
月 > Japan 4月9日・
火
◎米商務省が発表した2月の米卸売在庫は、前月比0.7%減の2.851億ドルと9ヶ月連続減少した。
エコノミストらは変動なしを予想していた。
また卸売売上は2,270億ドルと前月比0.8%上昇。 CNN
◎コンピューターメーカー最大手のIBM(IBM:Research,
Estimates)は、世界的なハイテク設備投資の低迷を理由に、第1四半期の収益と売上見通しを下方修正した。
本日のマーケットでは、IBM株を筆頭にサン・マイクロシステムズやマイクロソフト、DELLなどハイテク株全般に警戒売りが優先している。 CNN
◎イラクのフセイン大統領は、イスラエル軍によるパレスチナ自治区侵攻に抗議して原油輸出を30日間に渡り完全停止することを発表した。
中東情勢の緊迫化で原油価格が上昇している中、イラクによる一時的な輸出停止を受け、本日一段高となっており、今後の世界的経済回復に悪影響をもたらす可能性も。 CNN
週明け月曜日の米国株式市場は、ハイテクリーダーによる減益警告を受け、大幅安でのスタートとなった。
コンピューターメーカー世界最大手のIBMが、1-3月期の業績見通しを下方修正し、寄り付き後はハイテク株全般に売りが殺到した。
しかし後半にかけ、半導体株の一角が積極的に買い戻され、ナスダックは小反発、ダウはプラス圏まで届かず小幅安で取引を終えた。
ナスダックは、IBMが牽引役となりDELLやマイクロソフトなどのハイテクリーダー株を中心に買いが膨らみ急反発。
15.75ポイント高の1,785.78ドル。
取引高は約16億株。
ダウは、中東情勢の緊迫化を背景に原油価格が高騰し、Exxonなどの石油株が軒並み高い中、アルコアやゼネラル・エレクトリックスなどのブルーチップが安く、小反落。
22.56ポイント安の10,249.08ドル。
取引高は約10億株。
U.S.A 4月5日・
金 > Japan 4月6日・
土
◎米労務省が発表した3月の米失業率は、前月比0.2%上昇の5.7%と3ヶ月振りに悪化した。
一方、非農業部門における新規雇用者数は前月比5万8,000人増しと昨年7月以降初めて増加した。
エコノミストらは失業率が5.6%、雇用者数は5万人増しを予想していた。 CNN
◎複合企業大手のスリーエム(MMM:
Research,
Estimates)は、前日通常取引終了後に第1四半期の収益見通しを上方修正した。
同社は大規模なコスト削減をはかり、昨年4月に5,000人(後に6,000人へと変更)の人員削減を2002年の半ばまでに実施することを発表していた。
また同社は2001年1月から、生産だけでなくマーケティング、物流、サービスなどの全事業領域に渡り「シックスシグマ」と呼ばれる経営品質向上運動に取り組んでおり、その成果がコスト削減として現れ始めた模様。 CNN
◎アルミニウム製造大手のアルコア(AA:
Research,
Estimates),は、事前予想通りの第1四半期決算を発表し、株価を上昇させている。
同社の2-4月期における純益は1株あたり22セント(1.84億ドル)と1年前の1株あたり46セント(4.04億ドル)から大幅減収減益したものの予想とは一致した。
売上は、アルミニウム需要と価格の低下が影響し1年前の61.8億ドルから49.8億ドルへと減少した。
同社は具体的な先行き見通しは発表しなかったものの、今後もアルミニウム需要の低迷は続くだろうと述べ、慎重な姿勢を示した。 CNN
金曜日の米国株式市場は、まちまちの展開となった。
スリーエムによる業績見通しの上方修正が好感され、ブルーチップの一角に押し目買いが入りダウは上伸。
一方、本格的な決算発表期を来週に控え、米企業による減益警告や、アナリストらの投資判断引き下げが相次ぎ発表され、ハイテク株全般に警戒売りが入りナスダックは転落。
朝方発表された米失業率が3ヶ月ぶりに悪化したことも市場心理を冷え込ませ、全体的に方向性が乏しく勢いに欠ける相場となった。
ナスダックは、ワールドコムやインテル、DELLなどのハイテクリーダーを中心に売りが膨らみ反落。
19.72ポイント安の1,770.03ドル。
取引高は約15億株。
ダウは、スリーエムを筆頭にアルコア、キャタピラーなどが買われ小幅続伸。
36.47ポイント高の10,271.64ドル。
取引高は約10.9億株。
U.S.A 4月4日・
木 > Japan 4月5日・
金
◎先週の新規失業保険申請件数は、前週から5万4,000件急増の46万件と昨年12月以降最高の水準に。
エコノミストらは38万件を予想していた。
予想外の上昇に、米労働市場と景気回復への期待感が後退し、米国市場は開始直後急落したがNY時間午前10時過ぎから割安感の買戻しが入り上伸している。
CNN
◎プルーデンシャル・セキュリティーは、半導体最大手インテル(INTC:Research,
Estimates)の投資評価と目標株価をそれぞれ「買い」と1株あたり44ドルに据え置いた。
また、メリル・リンチは住宅センターチェーン大手のホームデポ(HD:Research,
Estimates)を「ストロング・バイ」のまま据え置き、買いを誘っている。
ホームデポは第1四半期の売上が予想を上回るだろうと明るい見通しを述べた。 CNN
◎製薬大手のブリストル・メイヤーズ(BMY:Research,
Estimates)は、過剰在庫と売上低迷を理由に2002年度の業績予想を下方修正した。
同社は新薬開発の認可獲得に失敗し、また卸売りの在庫が大幅に増えている事から株価を急落させている。 CNN
木曜日の米国株式市場は、反発。
中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の急騰や米企業による業績見通しの下方修正など売り材料が多く見られる一方で、コンピューター大手DELLが売上予想を上方修正したり証券アナリストが半導体最大手インテルに前向きな姿勢を示したりなど買い材料も多く、好悪両材料が交錯しもみ合う展開が続いた。
しかし、前日までの下げで値ごろ感からハイテク株の一角に買いが優先しナスダック、ダウ指数ともに上昇した。
ナスダックは、前日に引き続きソフトウェア関連株が売られる中、DELLやインテルなどのハイテクリーダーが買い戻され小反発。
5.40ポイント高の1,789.75ドル。
取引高は約17億株。
ダウは、ホームデポやウォルマートなどがアナリストから前向きな姿勢を受けたことが好感され上昇した。
36.88ポイント高の10,235.17ドル。
取引高は約12.5億株。
U.S.A 4月3日・
水 > Japan 4月4日・
木
◎米供給管理協会が発表した3月の非製造業景気指数は、57.3と前月から小幅低下したがエコノミストらの予想を上回った。
前月に引き続き景気拡大を示唆する50を大きく上回っていることから、米リセッション期終了の認識を強める結果となった。
CNN
◎重機製造メーカーのキャタピラー(CAT:Research,
Estimates)は、証券大手のJ.P.モルガンから投資評価の格下げを受け株価を急落させている。
CNN
◎長距離電話会社全米2位のワールドコム(WCOM:Research,
Estimates)は、総従業員7万5,000人のうち最大10%の人員削減を検討していることを明らかにした。
早ければ本日中にも正式な発表がされる模様。
リーマン・ブラザーズの証券アナリストは、ワールドコム株の投資評価を最上級の「ストロング・バイ」から「マーケット・パフォーム」へと一気に2ランク格下げした。 CNN
◎ソフトウェアメーカーのi2テクノロジー(ITWO:Research,
Estimates)とコマースワン(CMRC:Research,
Estimates)、インターウーブン(IWOV:Research,
Estimates)はそれぞれ第1四半期の売上が事前予想を下回るだろうとの見通しを示した。 CNN
◎証券大手のモルガン・スタンレイは、季節的な売上低迷を理由に半導体大手マイクロン・テクノロジー(MU:Research,
Estimates)の投資評価を標準以下の「アンダーウェイト」へと引き下げ、売りを誘っている。 CNN
水曜日の米国株式市場は、企業業績と中東情勢の緊迫化が懸念され、ナスダック、ダウ指数ともに売り一色の展開となった。
決算発表期を目前に、ワールドコムやマイクロンテクノロジーなどが大手証券アナリストらから投資評価の格下げを受け急落。
また、ソフトウェアメーカー数社が業績見通しを下方修正し、先行きに慎重な姿勢を示したことが投資家らが嫌気する不透明感と不安感に拍車をかけ、ハイテク株全般の売りに繋がった模様。
また一層に緩和されることのない中東情勢を背景に、買い材料は見つからず上値は重い。
ナスダックは、投資判断の引き下げを受けたワールドコムやマイクロンテクノロジー、業績見通しを下方修正したi2テクノロジーなどハイテク株全般に売りが優先し続落。
20.05ポイント安の1,784.35ドル。
取引高は約16.8億株。
ダウは、キャタピラーや3M、ゼネラル・モーターズなどのブルーチップが軒並み安く大幅続落。
115.42ポイント安の10,198.29ドル。
取引高は約11.9億株
U.S.A 4月2日・
火 > Japan 4月3日・
水
◎2月の米製造業受注は、季節調整済みで3,238億ドルと前月比0.1%減少した。
昨年11月以来初のマイナスとなり、エコノミストらが予想していた1%上昇を裏切る結果となった。
また個別に発表された、同月の米耐久財受注は前月比1.8%増の1,805億ドルと3ヶ月連続で上昇。
しかし、非耐久財受注に関しては前月比2.4%減の1,433億ドルと減少した。
CNN
◎証券大手のゴールドマン・サックスはシーベル・システムズ(SEBL:Research,
Estimates)やサン・マイクロシステムズ(SUNW:Research,
Estimates)、IBM(IBM:Research,
Estimates)、マイクロソフト(MSFT:Research,
Estimates)、EMC(EMC:Research,
Estimates)の業績見通しを下方修正した。
本日のマーケットでは、それぞれ見通しを引き下げられたリーダー株を筆頭に、先行き不透明感からハイテク株全般に売りが優先している。 CNN
◎ビジネス管理ソフトウェアメーカー大手のピープルソフト(PSFT:
Research,
Estimates)は、前日通常取引終了後に第1四半期の収益が事前予想を下回るだろうとの減益警告を発表した。
世界的な景気減速に伴いハイテク設備投資の低迷から製品需要が低下し売上に大きく影響していることを理由として述べた。 CNN
火曜日の米国株式市場は、ゴールドマン・サックスがマイクロソフトとサン・マイクロシステムズの業績見通しを下方修正したことが嫌気され、ハイテク株全般に売りが優先。
1-3月期の決算発表時期を目前に控え、ビジネス管理ソフトウェアメーカーのピープルソフトが目標利益を達成することができなかった、との警告を述べたことも売り材料となった。
また中東情勢の緊迫化に伴い原油価格は6ヶ月の高値を更新し、石油関連株に関しては上昇したものの、世界的な経済に対する先行き不透明感は払拭されず、ナスダック、ダウ指数とも売り一色の取引となった。
ナスダックは、ピープルソフトやマイクロソフト、サン・マイクロシステムズなどのハイテクリーダー株を筆頭に売りが膨らみ5日ぶりに反落。
58.22ポイント安の1,804.40ドル。
取引高は約16.7億株。
ダウは、収益見通しの下方修正を受けたIBMやEMCなどが積極的に売られ続落。
48.99ポイント安の10,313.71ドル。
取引高は約11.6億株。
U.S.A 4月1日・
月 > Japan 4月2日・
火
◎3月のISM製造業景気指数は、55.6と2ヶ月連続で上昇し米景気後退(リセッション)期終了の兆候を示す結果となった。
通常では指数が50%を超えてい
ると景気拡大、50%を割り込んでいると景気後退と解釈されている。
また米商務省が個別に発表した2月の建設支出は、前月比1.1%上昇とエコノミストらの予想を大幅に上回った。
CNN
◎フェデレイテッド・デパートメントストア(FD:
Research,
Estimates)やウォルマート(WMT:Research,
Estimates)などの大型小売チェーン店が大手証券会社より株式評価や業績見通しの下方修正を受け、株価を急落させている。 CNN
◎プルーデンシャル証券は、自動車メーカー、フォード(F:Research,
Estimates)の株式評価を「売り」へと引き下げた。
またクレジット・スージー・ファーストボストンは、携帯電話大手のノキア(NOK:
Research,
Estimates)を「買い」に引き下げ、両株ともに本日売りが優先している。
データ保管のEMC(EMC:Research,
Estimates)は、大手証券2社から業績見通しを下方修正され、売り一色。 CNN
連休明け月曜日の米国株式市場は、中東情勢の緊迫化や卸売業者の業績先行き懸念などを背景にナスダック、ダウ指数ともに下落からスタートした。
大手証券アナリストらから相次ぎ株式評価の格下げを受けた小売株が軒並み安く、ダウは続落。
中東情勢の不安定化にともなう原油価格高騰が米国だけではなく世界的な経済に深刻な影響を及ぼしかねないとの懸念も、ダウの上値を重くした。
一方、ハイテク株は底堅さを見せ、半導体を筆頭に積極的な買戻しが入り、ナスダックは4日続伸した。
ナスダックは、インテルやアプライド・マテリアルズなどの半導体が軒並み高く続伸。
17.27ポイント高の1,862.62ドル。
取引高は約15.4億株。
ダウは、格下げを受けたウォルマートを筆頭に小売全般が安く続落。
41.24ポイント安の10,362.70ドル。
取引高は約10.3億株。
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