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今日の米国株式市場・バックナンバー
U.S.A 12月12日・火 > Japan 12月13日・水
◎フィルム製造大手のイーストマン・コダック(EK: Research,
Estimates)は、売上減退から第4四半期の収益を大幅下方修正。
また同社は、2000年度の収益が前年より7%減少するとの見通しも発表。 CNN
◎自動車メーカー世界最大のゼネラル・モーターズ(GM: Research,
Estimates)は、欧州での損失が影響し、第4四半期の収益がアナリストらの事前予想を大きく下回るだろうとの収益低迷警告を発表。
また、経営不振に悩むオッズモービルの大規模な事業再編を計画しており、同部門の段階的廃止が検討されている。 CNN
◎半導体メーカーのアドバンスド・マイクロ・デバイス(AMD: Research,
Estimates)は、前日取引終了後に次四半期における減益警告を発表。 CNN
◎インターネット大手のアメリカン・オンライン(AOL)は、個別に自動車メーカーのトヨタ・モーター(TM)とエンターテイメント大手のソニー(SNE)に対し、提携交渉を進めている。
両社の提携により、自動車、ビデオゲーム向けのオンラインサービスが可能になる。 CNBC
Market Watch
企業業績の収益警告にもかかわらず、最高裁の判決を間近に控え、マーケットは意外と堅調に推移。
ダウは朝方大きく上げ、その後も全般に堅調な展開を見せ、ナスダックはチップ関連が軟調だったものの、朝方の上昇が、午後の下落幅を支えるという展開となった。
NASDAQ
ダブルクリック・DCLKやヤフー・YHOOなどが堅調だったが、アプライドマテリアルズ・AMATやインテル・INTCなどチップセクターが値を下げた。またクアルコム・QCOM、eBAY,ランバスなども軟調でナスダック総合指数は2.8%の下落。
2931.83ドルと83.27ドルのダウン
出来高は19億株
NYSE
第4四半期業績の減益を発表したハネウェル・インターナショナル・ HONは、ダウの足を引っ張る格好となったが、ダウは堅調に推移し0.4%の上昇。
10768.27ドルと42.47ドルのアップ
出来高は10.8億株
◆
木曜日には労働省発表の経済指数、11月生産者価格指数( PPI )が発表される。 Briefing.com
によると10月の0.4%に対し、0.3%の増加が予想されている。
12月11日・月 > Japan 12月12日・火
◎英製薬メーカーのShire製薬グループ(SHP)は、カナダのバイオ・ケム製薬(BCHE: Research,
Estimates)を40億ドル相当の株式交換で買収する予定。 CNN
◎半導体大手のインテル(INTC: Research,
Estimates)は、ペンティアム4を上回る世界最小最速チップの開発に成功。
最新チップは、5年から10年内には現存のチップの10倍以上の威力を発揮し、半導体業界に新風の予感。
販売予定日、価格などの詳細は明らかにされていない。 CNN
◎光ファイバー機器メーカーのJNI(JNIC: Research,
Estimates)は、第4四半期の収益見通しを下方修正し、株価を25ポイント(70%)以上急落させている。 CNN
◎米連邦最高裁は、本日東部時間11時よりブッシュ候補、ゴア候補両陣営による口頭弁論を予定。 CNN
Market Watch
業績悪化懸念から売られすぎの傾向にあったハイテク株全般が割安感から買い戻され、週明けのマーケットは上昇。
米連邦最高裁は、ブッシュ・ゴア両陣営による口頭弁論を開催。どちらに判決が下されようと、激しい論争を続ける大統領選にいよいよ決着がつき、不透明感が緩和されるだろうとの期待感も買い材料につながった模様。
ナスダックは、超小型最速半導体の開発に成功したインテルを筆頭に大型ハイテク株に押し目買いが入り、3週間ぶりに3,000ドル台を回復。
一方ダウは、FEDミーティングを8日後に控え、利下げ懸念が広まる中、金利に鋭敏な金融株が買われ上昇した。
NASDAQ
ナスダックは、インテルが牽引役となりアプライド・マテリアルズやマイクロン・テクノロジーなどの半導体株に買いが先行。
97.67ポイント高の3015.10ドル。
取引高は24億株。
NYSE
ダウは、金融株のJ.P.モルガンやアメックス、シティグループなどが堅調に推移し小幅高で終了した。
12.89ポイント高の10725.80ドル。
取引高は12億株。
12月8日・金 > Japan 12月9日・土
◎米11月の非農業部門雇用者数は、9万4000人とアナリストらの予測15万人を下回る低い伸びに。失業率は前月比0.1%増の4.0%。
一方、時間あたりの平均賃金は前月から6セント(0.4%)増の13.94ドルと好調な伸び。 CNN
◎半導体大手のインテル(INTC: Research,
Estimates)は、前日取引終了後に、パソコン需要の低下が影響し、第4四半期の収益低迷警告を発表。
株価は、マーケット開始後堅調な推移。 CNN
◎工場オートメーションシステムや通信機器の開発など幅広い事業展開を繰広げる複合企業のロックウェル(ROK: Research,
Estimates)は、来年度の収益増大のため、所有する航空電子工学部門のスピンオフを予定。 CNN
Market Watch
半導体大手インテルによる減益警告がマーケットへ影響を与えるだろうとの観測にもかかわらず、ナスダック、ダウ指数とも反発上昇。
激しい論争が繰り広げられている米大統領選結果だが、フロリダ州の得票集計をめぐる裁判の判決を午後に控え、政治先行きに対する不透明感の払拭も影響か。
ナスダックは、前日大幅安のハイテク株全般にが買われ急騰。
ダウは、連日軟調に推移していた金融株が買い戻され、プラス圏で終了した。
NASDAQ
ナスダックは、反発してはじまったインテルがシスコ・システムズやオラクルなどの大型ハイテク株のけん引役となり、大幅上昇。
164.77ポイント高の2917.43ドル。
取引高は17億株。
NYSE
ダウは、金融株のJ.P.モルガンや、リーダーハイテク株のIBM、ヒューレットパッカードが物色され反発。
97.45ポイント高の10741.81ドル。
取引高は17億株。
12月7日・木 > Japan 12月8日・金
◎先週の米新規失業保険申請者件数は、前週から9,000件減の35万2,000件と11月18日以降最低の水準に。 CNBC
◎世界第2位携帯電話メーカーのモトローラー(MOT: Research,
Estimates)は、第4四半期の収益と売上高見通しを大幅下方修正。警告発表後、同社の株は52週間の安値17,62ドルを下回り取引されている。 CNN
◎証券大手のゴールドマン・サックスは、パソコン普及率の低下から、マイクロソフト社(MSFT: Research,
Estimates)の2001年度における収益見通しを1.25億ドル減の67.7から68億ドル圏内へと下方修正。 CNN
◎インターネット・コンサルティング会社のヴィアント(VIAN: Research,
Estimates)は、事業建て直しの一角として、雇用者125人の解雇を予定。 CNN
◎玩具メーカー大手のハスブロ(HAS: Research,
Estimates)は、第4四半期に1株あたり20から40セントの損失を受けるだろうとの業績悪化懸念を発表。
これに伴い、同社は総労働力の9%にあたる750人あまりのリストラを予定。 CNN
Market Watch
モトローラやナショナル・セミコンダクターなどの大手企業による減益警告や、ゴールドマン・サックスによるマイクロソフトの業績下方修正などが嫌気され、マーケットは続落。
ナスダックは、お昼頃にかけて、一時は小幅高で推移する場面も見せたが買いは続かず、業績悪化懸念が根強いハイテク関連株全般に売りが先行し下落。
またダウは、製薬関連株が堅調に推移したことから、前日ほどの下げは見せず小幅続落となった。
NASDAQ
ナスダックは、マイクロソフトを筆頭にハイテク株に売りが集中。
43.84ポイント安の2752.66ドル。
取引高は17億株。
NYSE
ダウは、モトローラやエリクソンなどの通信業が安い中、メルクやジョンソン&ジョンソンなどの製薬株が底値をかため小幅安に転じた。
47.78ポイント安の10616.60ドル。
取引高は11億株。
12月6日・水 > Japan 12月7日・木
◎米労働省が発表した、第3四半期における比農業部門生産性は季節調整済みで前期比3.3%増しと、速報値の3.8%を下回る結果に。 CNBC
◎電化製品販売チェーン店のサーキット・シティー(CC: Research,
Estimates)は、第3四半期の損失が当初の見通しを大幅に上回るだろうとの警告を発表。
感謝祭の連休期間内での売上が伸び悩んだことや、フロリダ州の店舗改装経費などが影響した模様。 CNN
◎PCメーカー大手のアップル(AAPL: Research,
Estimates) は、前日取引終了後に第1四半期における収益見通しを大幅下方修正し、同社の株価は急落。 CNN
◎女性視聴者を対象としたマルチ・メディアのオキシジェンは、オンライン部門における事業の建て直しをはかるため、総労働力の10%に相当する65人を解雇する予定。 CNN
Market Watch
アップルコンピューターとバンク・オブ・アメリカによる次四半期における減益警告が嫌気され、マーケットはナスダック、ダウ指数とも急反落。
前日、過去最大の上昇幅を記録し終了したナスダックは、アップルの急落でハイテク企業に対する業績悪化懸念に拍車がかかり、PCメーカー株を筆頭に連れ安。
またダウは、バンク・オブ・アメリカの収益低迷懸念が影響し、前日堅調だった金融株に売りが先行、同指数はマイナステリトリーの展開で終始した。
NASDAQ
ナスダックは、アップルが牽引役となりパソコン関連株に売りが集中。
93.31ポイント安の2796.49ドル。
取引高は22.6億株。
NYSE
ダウは、IBMやインテルなどの大型ハイテク株、J.P.モルガンやチェイスマンハッタンなどの金融株が同指数を押し下げ大幅安に転じた。
234.34ポイント安の10664.38ドル。
取引高は13.6億株。
12月5日・火 > Japan 12月6日・水
◎グリーンスパン米連邦準備理事会議長は、今年最後となるFEDミーティングで米経済成長減速の兆しが見られるとの見解を発表。
先数ヶ月内の利下げが予想期待が強まり、マーケットは急騰。 CNN
◎巨大スーパーマーケット・チェン店のセーフウェイ(SWY: Research,
Estimates)は、ペンシルベニア、デラウェア、ニュージャージーの3州で36店舗を構えるGenuardi'sファミリーマーケットを買収する予定。
買収額は明らかにされていない。 CNN
◎インターネット広告代理店大手のダブルクリック(DCLK: Research,
Estimates)は、総労働力の7%にあたる150人を解雇。
業績の伸び悩みに苦しむ多数のドット・コム企業による宣伝量の減少が大きな要因。 CNN
◎ネットワーク機器メーカーの3コム(COMS: Research,
Estimates)は、前日取引終了後に、売上高減退を予想し第1四半期の収益見通しを下方修正。
同社の株は本日30%近く安く取引されている。 CNN
Market Watch
グリーンスパン米連邦準備理事会(FBR)議長が年内最後となるFEDミーティングで、経済成長の減速化を示唆。今後の金利引下げへの期待感が広がり、マーケットは急騰。
ナスダックは、大型ハイテク株を筆頭に軒並み買われ、5月30日に記録した過去最大上昇幅を上抜く堅調振りを見せ終了。
またダウは、大統領選がブッシュ候補勝利で近く終結がつくだろうとの楽観的観測から、タバコ・製薬・石油などのブッシュ銘柄に買いが先行し、同指数を押し上げた。
NASDAQ
ナスダックは、シスコシステムズやオラクルなどの大型ハイテク株を筆頭に押し目買いが入り、大幅急騰。
274.05ポイント高の2889.80ドル。
取引高は24億株。
NYSE
ダウは、金利に敏感なJ.P.モルガンやシティグループなどの金融株が堅調に推移し、急反発。
338.62ポイント高の10898.72ドル。
取引高は13億株。
12月4日・月 > Japan 12月5日・火
◎10月の米新規住宅販売高は、前月比2.6%減の92万8000戸と減退したが、アナリストらの事前予想は上回り、依然として高い水準を維持。 CNN
◎10月の全世界における半導体販売高は、前月から39%増しの187億ドルと、昨年同月の134億ドルから大幅アップ。 CNN
◎ソフトドリンク製造大手のペプシコ(PEP: Research,
Estimates)は143億ドル相当の株式交換で食品大手のクェイカー・オーツ(OAT: Research,
Estimates)を買収することを発表。
1ヶ月以上に及ぶクェイカーオーツ買収をめぐる入札合戦はペプシコの勝利で終止符が打たれた。 CNN
◎鶏肉生産世界最大のタイソン・フーズ(TSN: Research,
Estimates)は、米精肉業大手のIBP(IBP: Research,
Estimates)に対し、28億ドル相当の株式交換と現金の買収案を提示。
ライバル社スミス・フィールド(SFD: Research,
Estimates)が2週間前に同じくIBPの買収案を提示したことが、切り札になった模様。 CNN
Market Watch
連邦最高裁は、大統領選投票の手集計分の加算を認める、というフロリダ州最高裁の決定を差し戻すことに。
差し戻しを受け、共和党のブッシュ候補に勝利懸念が強まったことから、石油・タバコ・製薬などの同候補銘柄に買いが先行しダウ指数は堅調に推移。
しかし、ハイテク企業に対する業績悪化懸念は根強く、ハイテク株全般が売られ続け、ナスダックは小幅安に転じた。
NASDAQ
ナスダックは、シスコシステムズやワールドコムをはじめとした大型ハイテク株を筆頭に軒並み売られ、反落。
29.54ポイント安の2615.75ドル。
取引高は18億株。
NYSE
ダウは、Exxonモービル、メルク、フィリップモリスなどの石油・タバコ・製薬関連株に寄り付きから買いが先行し同指数を押し上げた。
184.85ポイント高の10558.39ドル。
取引高は10億株。
12月1日・金 > Japan 12月2日・土
◎11月の全米購買部協会景気指数(NAPM)は、前月の48.3%から47.7%へとアナリストらの予想を下回る結果に。 CNN
◎独自動車メーカーのダイムラー・クライスラー(DCX: Research,
Estimates)の北米部門であるクライスラーグループの11月販売高は、5%減に。
また12月における自動車生産台数を当初の予定から大幅削減することを発表。 CNN
◎米オンラインブローカー大手のDatekオンライン・ホールディングスは、自社株の大半をベイン・キャピタル者率いる投資家グループにおよそ7億ドルで売却する予定。
また、同社が所有するECNのアイランドのスピンオフも検討中。詳細は明らかにされていない。 CNN
◎ソフトドリンク製造大手のペプシコ(PEP: Research,
Estimates)は、143億ドル規模の食品大手のクェイカー・オーツ買収案の交渉の最終段階に突入。
同社は、先月に同内容の買収案を提示し一時、クェイカー社から交渉決裂を受けたばかり。ペプシコの株は、本日安く取引されている。 CNN
Market Watch
前日にナスダック指数を過去15ヶ月の最安値水準にまで落ち込ませたハイテク関連株全般が割安感から買い戻され、金曜日のマーケットはナスダック、ダウ指数とも反発して始まった。
しかし朝方発表されたNAPM指数が経済成長の減速化を裏付けし、企業の業績悪化懸念は根強く、前半堅調に推移していたナスダックも午後には買いが続かず上げ幅を半減させ終了。
また、大統領選の先行き不透明感が投資家らの買いを手控えさえ、ダウは続落。
NASDAQ
ナスダックは、サン・マイクロシステムズやオラクルなどの大型ハイテク株を筆頭に買いが先行し、5営業日振りにプラス圏で終了。
47.36ポイント高の2645.29ドル。
取引高は21億株。
NYSE
ダウは、IBMやヒューレットパッカードが堅調で底値を固める中、ブッシュ銘柄のジョンソン&ジョンソンやメルクに売りが優先し続落。
40.95ポイント安の10373.54ドル。
取引高は11億株。
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