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今日の米国株式市場・バックナンバー
11月30日・木 >
Japan 12月1日・金
前日取引終了後にPCメーカーのゲートウェイとチップメーカーのアルテラは、次四半期における収益見通しを下方修正。
大手企業2社による減益警告が嫌気され、本日のマーケットは売買高が急増する中、ナスダック、ダウ指数とも売り一色となった。
ナスダックは、業績悪化懸念が根強いハイテク株全般が下げ止らず、3営業日続けて年初来安値を更新し終了。
また前日堅調だったダウも、大型ハイテク株の急落が影響し、反転後急落。今月の最低値水準にまで落ち込むという大引けとなった。
ナスダックは、インテルやマイクロソフトなどのPCメーカー関連株を筆頭に軒並み売られ、過去15ヶ月の最低値を下回り終了。
109.00ポイント安の2597.93ドル。
取引高は26.6億株。
ダウは、IBMやヒューレットパッカードが牽引役となりブルーチップの下げを誘導。
215.00ポイント安の10414.11ドル。
取引高は14.9億株。
◎10月の米個人所得は、前月比0.2%減と過去2年間で初の減退。また個人消費は0.2%増しとアナリストらの予測どおりに。 CNN
◎先週の米新規失業保険申請者件数は、前週の33万9000件から1万9000件増しの35万8000件と1998年7月以降最高に。 CNN
◎米大手銀行チェイス・マンハッタン(CMB:
Research, Estimates)は、証券大手のJ.P.モルガン(JPM:
Research, Estimates)との合併にあたり、当初予定していた3000人の解雇者数を5,000人へと引き上げる可能性も。 CNN
◎契約者数が世界で2番目に多い、日携帯電話会社のNTTDoCoMoは、米同業大手AT&Tワイヤレス社(T:
Research, Estimates)におよそ98億ドルを出資し、トラッキング・ストック16%を取得する予定。 CNN
◎米PCメーカー大手ゲートウェイ(GTW:
Research, Estimates)は、前日取引終了後に第4四半期の収益が事前予測から半減するとの減益警告を発表。
クリスマスシーズンにおけるPCの売上げの伸び悩みが原因。警告を受け、同社の株は40%近く急落。 CNN
11月29日・水 >
Japan 11月30日・木
米経済減速がハイテク企業の今後の業績に悪影響を与えるとの懸念が再燃し、マーケットはハイテク株を筆頭に売りが先行。
ナスダックは、前日に引き続きハイテク株全般が軒並み売られ、一時は小幅高で推移する場面を見せたが上値は重く、年初来安値を更新して終了した。
一方、実質国民総生産(GDP)の改定値が、前月発表の速報値を下回り景気の減速化を裏付けする形となったが、結果的にはアナリストらの予想を上回ったことで、急激な経済成長の鈍足化はないだろうとの楽観的見解からブルーチップに押し目買いが入り、ダウは急反発。
ナスダックは、デルやマイクロソフトなどの大型ハイテク株を筆頭に売られ続落。
28.05ポイント安の2706.93ドル。
取引高は18億株。
ダウは、ウォルマート、ボーイングなどのブルーチップや、アメックス、メルクなどのブッシュ陣営銘柄が堅調に推移し反発上昇。
121.15ポイント高の10628.73ドル。
取引高は10.2億株。
◎第3四半期の米実質国内総生産は、2.4%増しとアナリストらの予想は上回ったものの、過去4年間で最低の成長率に。 CNN
◎材木大手のWeyerhaeuser(WY: Research,
Estimates)は、2週間前に製紙業のウィリアメッテ・インダストリーズ(WLL: Research,
Estimates)に対し提示した54億ドル相当の買収案の再検討を要求。。 CNN
◎航空宇宙システムメーカーのBFグッドリッチ(GR: Research,
Estimates)は、化学製品製造事業をAEA率いる投資家グループに売却する予定。
売却額は現金12億ドルを上回る見通し。 CNN
◎電池メーカー大手のエナジャイザー・ホールディングス(ENR: Research,
Estimates)は、第1四半期における業績低迷懸念を発表。
同社が出した次四半期の業績見通しは、売上高は一年前の6.736億ドルから12から16%減、また収益も大幅ダウンの1株あたり50セントから60セントの間を予測。 CNN
11月28日・火 >
Japan 11月29日・水
朝方発表された経済指数が米経済成長減速の兆しを見せ、先行きの業績低迷が懸念されるハイテク株に売りが集中。
ナスダックは、半導体やソフトウェア、ネット関連株を筆頭にハイテク全般が軒並み売られ、過去13ヶ月の最安値を更新して終了。
一方ダウは、経済の鈍足化で利下げ期待が強まり、ブルーチップが軟調に推移する中、利率に敏感な金融株が堅調に推移。前日終値をはさみ上下するという目の離せない展開を見せた。
ナスダックは、アプライド・マテリアルズやオラクルなどの大型ハイテク株が前日に引き続き売られ大幅続落。
145.51ポイント安の2734.98ドル。
取引高は18億株。
ダウは、コカコーラやアメックスなどが堅調に推移する中、マイクロソフト、ヒューレット・パッカードが指数を押し下げマイナス圏で終了。
38.49ポイント安の10507.58ドル。
取引高は10.2億株。
◎10月の米耐久財新規受注は、季節調整済みで前月比5.5%減とアナリストらが予測していた1.3%を大幅に下回る結果に。 CNN
◎11月の米消費者信頼感指数は、133.5ポイントと過去一年間で最低の水準まで落ち込み、米経済成長に鈍化の兆し。
クリスマスを目前に控え、ホリディシーズンの消費は縮小される見通し。 CNBC
◎食品製造のケーブラー・フーズ買収を最終合意したシリアル製造大手のケロッグ(K: Research,
Estimates)は、第4四半期におよそ6000万ドルの再構築費を支払う見通し。
同社は、事業の再構築の一環として、200から300人のリストラも検討中。 CNN
◎米連邦取引委員会は、アメリカン・オンライン(AOL)とタイム・ワーナーによる巨大合併計画の認定許可に対する票決日を予定していた30日から延期することに。 CNBC
11月27日・月 >
Japan 11月28日・火
前日夜に、米大統領選の行方を握るフロリダ州の最終公式集計結果が確定し、ブッシュ候補は一足早く勝利宣言を発表。
混迷が続いた大統領選にようやく決着がつくだろうとの見解から、投資家らの政治先行き不透明感が緩和され、金融・製薬などのブッシュ陣営株を多く含むダウ指数は堅調に推移。
一方、前半に一時100ポイント近い上げ幅を見せたナスダックは、ハイテク企業に対する収益低迷懸念が根強く、チップセクターを筆頭に売りが先行し反落、小幅安に転じた。
ナスダックは、シスコシステムズやオラクル、アプライド・マテリアルズなどの大型ハイテク株を筆頭に売られ下落。
23.89ポイント安の2880.49ドル。
取引高は16億株。
ダウは、ブッシュ候補の勝利宣言に好感を受け、安心感からメルク、ジョンソン&ジョンソンなどの製薬株やJ.P.モルガン、アメックスなどの金融株が買われ上昇。
75.84ポイント高の10546.07ドル。
取引高は9.24億株。
◎米10月の中古住宅販売高は、前月の516万戸から496万戸へと3.9%減退し、経済成長に鈍化の兆しか。
一方、個別に発表された、第3四半期におけるオンライン小売売上高は、15.3%増しの64億ドルと高い伸びに。 CNN
◎ゼネラル・エレクトリック(GE: Research,
Estimates)は、取締役兼CEOのジャック・ウェルチ氏の引退に際し、ジェフリー・イムメルト氏を新しく代表取締役として任命することを発表。 CNN
◎テクノロジー試験機器メーカーのアグレント・テクノロジー(A: Research,
Estimates)は、管理ソフトウェアメーカーのオブジェクティブ・システムズ(OSII: Research,
Estimates)を6.65億ドルの現金で買収することに合意。 CNN
◎ボーイング社は、欧州ライバル社エアバスから大きく引き離し、今年度における777型機の受注が少なくとも113機で、受注総額180億ドルを越す見通し。 CNBC
11月24日・金 >
Japan 11月25日・土
クリスマスショッピングで米国が一年の中最も賑わう感謝祭の翌日の今日、ニューヨーク株式相場は今月に入り売られすぎの傾向にあったハイテク株が買い戻され上昇。
ナスダックは、収益低迷懸念から連日大幅安となっていた大型ハイテク株を筆頭に買いが先行し、前日より急反発。
またダウは、論争が続く大統領選が週明けにでもブッシュ候補の勝利で決着がつくとの見方が強まり、先行きの不透明感が緩和されたことから、同候補陣営銘柄を中心に買いが入り上昇した。
ナスダックは、ヤフーやデル、ワールドコムなどのハイテク株が寄り付きから買い戻され、反発上昇。
148.90ポイント高の2904.24ドル。
取引高は7.88億株。
ダウは、ブッシュ陣営のマイクロソフトが堅調に推移し同指数を押し上げ一時は100ポイント近くまで上昇。
70.91ポイント高の10470.23ドル。
取引高は3.95億株。
◎食品メーカーのクエイカー・オーツ(OAT:
Research, Estimates)
は、仏同業のダノン(DA: Research,
Estimates)から検討していた合併案の破談を受け、株価を3%近く急落させた。
ソフトドリンクメーカー大手のペプシ(PEP)とコカコーラ(KO)も最近、同社との合併案を断念したばかりである。 CNN
◎米書店最大バーンズ&ノーベル(BKS: Research,
Estimates)は、オンライン書物を提供するジェムスター・TVガイド・インターナショナル社(GMST: Research,
Estimates)との提携を検討中。 CNN
◎オンライン小売業最大のアマゾン・ドット・コム(AMZN: Research,
Estimates)は、本日朝方、一時的にサイトを閉鎖。
本日は感謝祭の翌日とあり、どのお店も大規模なセールを開催しているため、一年で最も忙しいショッピング・デイとなる。
アマゾンのサイトは、午後に復旧される見通し。 CNN
11月22日・水 >
Japan 11月23日・木
投票日から15日経過した大統領選の結果が依然未決着なことや、ハイテク企業の収益低迷懸念などが売り材料となり、本日のマーケットはナスダック、ダウ指数とも大幅安。
また、明日は感謝祭の祝日でマーケットがクローズなことから、買いが手控えられた模様。
ナスダックは、ハイテク株全般が軒並み売られ、3営業日続けて年初来安値を更新して終了。
ダウは、ブッシュ陣営銘柄の製薬・たばこ関連株が軟調に推移し、100ポイント近く下落。
ナスダックは、ヤフーやEベイなどのインターネット株を筆頭にハイテク株全般が軟調に推移し、5営業日目の大幅続落となった。
116.11ポイント安の2755.34ドル。
取引高は18億株。
ダウは、前日堅調だったメルクやフィリップモリスなどの製薬・たばこ関連株に売りが先行し、下落。
95.18ポイント安の10399.32ドル。
取引高は9.52億株。
◎先週の米新規失業保険申請者件数は、前週から7,000件増しの336,000件に。 USA
◎ソフトドリンク大手のコカコーラ(KO: Research,
Estimates)は、スポーツ飲料水のゲータレードで有名なクエイカー・オーツの買収を断念することを発表。
推定される140億ドル規模の買収案が白紙に戻り、クエイカー・オーツ(OAT: Research,
Estimates)の株は急落。 CNN
◎日最大携帯電話会社のNTTDoCoMoは、米同業大手AT&Tワイヤレス・グループ(AWE: Research,
Estimates)の持ち株20%以上を約90億ドルで買い取る予定。
両社の交渉は最終段階にある。 CNN
◎家計簿ソフトウェアメーカーのイントゥイット(INTU: Research,
Estimates)は、第1四半期の損失がアナリストらの事前予測を下回る結果に。 CNN
11月21日・火 >
Japan 11月22日・水
通信機器メーカー大手のルーセント・テクノロジーが次四半期における収益見通しを下方修正する可能性があるとの発表が、企業の収益低迷懸念を再燃させハイテク株に売りが先行。
大統領選の行方が依然として不透明なことも影響し、ハイテク株の比率が高いナスダックは2日連続で安値を下回り終了。
一方、景気動向の影響を受けにくい製薬、タバコ、食品関連株が底値を固め、ダウは4営業日ぶりに反発上昇した。
ナスダックは、インテルやマイクロソフトなど一部のハイテク株が堅調に推移するなか、オラクルやヤフーなどが売られ4営業日続けて下落。
4.19ポイント安の2871.45ドル。
取引高は17億株。
ダウは、メルクやフィリップモリスなどの製薬・たばこ関連株に買いが先行し小反発。
32.61ポイント高の10495.26ドル。
取引高は11億株。
◎米9月の貿易赤字は、原油価格の高騰で前月比50億ドル増しの342.6億ドルと過去最大に。 CNN
◎米最大通信機器メーカーのルーセント・テクノロジー(LU:
Research, Estimates)は、売上高減退を予測し、第4四半期の収益見通しを1株あたり2セント下方修正。
証券大手のメリルリンチは、同社の投資評価を格下げし、ルーセントの株は3ポイント以上急落し、1997年7月以来の低水準で推移している。 CNN
◎テスト・測量機器メーカーのアジレント・テクノロジーは、第1四半期の収益が1株あたり66セント(3.05億ドル)とアナリストらの予想を大幅に上回る結果に。
また、売上高も一年前から36%増しとなり、好決算を受け同社の株は急騰。 CNN
◎米連邦政府は、グッドイヤー社(GT)が製造する小型トラック専用のタイヤに少なくとも15人の死者を出した自動車事故の原因となる欠陥があるとの疑いで本格的に調査を開始。
原因が追求され欠陥が発見されれば、リコールの可能性も。 CNBC
11月20日・月 >
Japan 11月21日・火
週明けのマーケットは、複数の大手証券アナリストが大型半導体銘柄の投資評価を引き下げたことが嫌気され、ハイテク株全般に売りが先行。
米大統領選の結果が依然として未決着なことから先行き不透明感が強まり、売り材料につながった模様。
ナスダックは、引き下げを受けた半導体関連株を筆頭にインターネット株がつれ安し、昨年の10月28日以降最低の水準に。
またダウは、クエイカー・オートの買収を検討中のコカ・コーラや、金融株全般が安く、マイナステリトリーの展開で終始した。
ナスダックは、投資評価の引き下げを受けたシスコ、ジュニパー・ネットワークスなどや、副社長の辞任を発表したオラクルを筆頭に軒並み売られ大引けとなった。
151.55ポイント安の2875.64ドル。
取引高は17億株。
ダウは、飲料水メーカー最大コカ・コーラや、J.P.モルガン、アメックス、シティグループなどの金融関連株が軒並み売られ大幅続落。
167.22ポイント安の10462.65ドル。
◎米銀行のフィフス・サード・バンコープ(FITB:
Research, Estimates)は、オールド・ケント・ファイナンシャル銀行(OK:
Research, Estimates)を50億ドル相当の株式交換で買収することに合意。
合併が成功に至れば、中西部の巨大銀行誕生となる。 CNN
◎大手証券会社のモルガン・スタンレーが、シスコ(CSCO)の株価指標を90ドルから75ドルへと大幅に引き下げ。
また、ジュニパーネットワークス(JNPR)やレッドバック・ネットワークス(RBAK)の投資評価を「ストロング・バイ」から「アウト・パフォーム」へと引き下げ、本日ハイテク関連株の下げを誘導している。 CNN
◎ソフトウェアメーカー大手オラクル(ORCL:
Research, Estimates)の副社長であるゲイリー・ブルーム氏は、先週金曜日に辞任を表明。
同氏はデータソフトウェアメーカーのヴェリタス・ソフトウェアー社に社長兼CEOとして就任する予定。 CNN
◎コカ・コーラ(KO)は、1株あたり116ドル、総額160億ドル相当の株式交換で食品製造大手のクエイカー・オート(OAT)の買収を検討中。
クエイカー・オートは、2週間前にペプシが提示した148億ドル規模の買収案を拒否したばかり。 CNBC
11月17日・金 >
Japan 11月18日・土
朝方発表されたベルサウスとダイムラークライスラーによる業績見通しの下方修正をきっかけに、収益低迷懸念が再燃したマーケットは乱高下の展開となった。
フロリダ地裁が、期限後の手集計による再集計を大統領選の最終得票として認めずとの表明で、ブッシュ候補勝利の観測が強まり、前日急落したハイテク株を中心にマーケットは一時上昇。
しかし、ゴア候補の上訴による、先行き不透明感が再浮上。買いは続かず、ナスダックは大台の3000ドルを割り、ダウも小幅ながら下げて続落。
ナスダックは、シスコ・システムズやオラクルなどを筆頭にハイテク株が押し目買いされたが、通信機器全般が下げに転じたことから上値は重く小幅続落。
4.69ポイント安の3355.56ドル。
取引高は17億株。
ダウは、メルクやExxonなどのブッシュ陣営銘柄や、J.P.モルガン、アメックスなどの金融株が軟調で下落。
26.92ポイント安の11087.47ドル。
取引高は10億株。
◎米10月の新規住宅着工件数は、前月比0.1%増しの153.2万戸とアナリストらの予想を下回る低い伸びに。 CNN
◎フロリダ地裁は、議論が続いている2郡における再集計分を大統領選の最終得票には加算されないだろうとの意を表明し、ブッシュ候補の勝利懸念が再浮上。 CNN
◎独自動車メーカー大手のダイムラークライスラー(FDCX)は、クライスラー部門における今年度の収益見通しを大幅引き下げ。
米国内での自動車マーケット逼迫化から、特定のモデル車に対し大幅な値下げを実施したことが影響した模様。 CNN
◎ローカル電話会社のベル・サウス(BLS: Research,
Estimates)は、高速インターネット事業とラテンアメリカへの進出計画が影響し2001年度における収益伸び率の見通しを13-15%増しから7-9%増しへ引き下げ。 CNN
11月16日・木 >
Japan 11月17日・金
メリルリンチのアナリストが、業績先行き悪化懸念から、通信機器用半導体メーカーの投資評価を引き下げたことが嫌気され、同セクターに売り先行。
米大統領選の行方が依然不透明なことも売り材料となりマーケットは反落。
ナスダックは、半導体関連を筆頭にハイテク株全般が軒並み売られ急落し、3000ドルの大台までわずか30ポイントの地点で終了。
またダウは前半、小幅高で推移する場面を見せたが上値は重く、ブルーチップに売りが集中し反落した。
ナスダックは、格下げを受けたアプライドマテリアルズやブロードコム、PMCシエラなどがハイテク全般の下げを誘導し急反落。
133.61ポイント安の3031.88ドル。
取引高は15億株。
ダウは、ボーイングが堅調に推移する中、インターナショナル・ペーパーやアルコアなどのブルーチップに売りが広がり小反落。
53.08ポイント安の10654.52ドル。
取引高は9.39億株。
◎米10月の消費者物価指数は、前月比0.2%増しに。ガソリンと航空券価格が値下がりしナチュラルガスや衣類・医薬品価格上昇が鈍化したため。
また、エネルギーと食品を除くコア指数も0.2%増しとなった。 CNBC
◎先週の米新規失業保険申請者件数は326,000件と前週の346,000件より20,000件減退したが、依然30万の大台を割れず労働マーケットの逼迫感を表示。 CNN
◎米第2位グリーティングカード製造のアメリカン・グリーティング(AM:
Research, Estimates)は、第3四半期の収益がアナリストらの事前予想を大幅に下回るだろうとの警告を発表。
アナリストらは1株あたり91セントを予測していたが、同社は見通しを50セントに引き下げ。カードの値下げと売上高減退が影響する模様。 CNN
◎大手証券会社メリルリンチのアナリストは、セクター別株式評価で、アプライド・マイクロ(AMCC)やブロードコム(BRCM)、PMCシエラ(PMCS)などのその他3社の半導体メーカーの株式格付けを引き下げ。
格下げを受け、半導体関連株は本日軟調な展開。 CNN
11月15日・水 >
Japan 11月16日・木
米経済成長が減速の兆しを見せていると、FEDは本日午後に開催された公開市場委員会(FOMC)で金利据え置きを発表。
しかし、注目されていた政策姿勢は、「インフレ警戒型」のままで、前半堅調に推移していたマーケットは急反落。
ナスダックは、前日の地合いを受けハイテク株全般に買いが優先し一時200ポイント近く上昇したが、インフレ懸念の再浮上で大型ハイテク株に利益確定の売りが集中し、上げ幅を大きく縮め終了した。
FEDミーティングを控え様子見ムードが高まり、前半もみ合う展開となったダウは、金融政策に鋭敏なJ.P.モルガンなどの金融株が軒並み売られ、小幅高で終了した。
ナスダックは、シスコ・システムズやオラクルなどの大型ハイテク株を筆頭に売られ一時安い場面を見せたが底値は堅く、小幅だがプラス圏で終了。
27.22ポイント高の3355.56ドル。
取引高は16億株。
ダウは、J.P.モルガンやシティグループ、アメックスなどの金融株が大幅安となる中、ウォルマート、ホームデポなどの卸売株が堅調に推移し小幅続伸。
26.92ポイント高の11087.47ドル。
取引高は10億株。
◎米10月の産業生産高は0.1%の減と前月9月の0.4%増しから大幅減退。 CNN
◎本日午後に開催されるFEDミーティングでは、米経済成長減速の兆しが見えるため利上げは据え置かれるだろうとの観測が強い。
また、大統領選の結果が長引けは長引くほど、急激なドル安等が原因で金融市場は不安定になるため、利下げの可能性も。 CNN
◎ジュエリー大手のティファニー&Co.(TIF: Research,
Estimates)は、第3四半期の収益が65%増しの1株あたり24セント(3632億ドル)とアナリストらの予想を大きく上回る好決算を発表。
クリスマスシーズンを目前に、アメリカ国内と日本での売上高増大が予測される。 CNN
◎ペット用品卸売業のペットスマート(PETM: Research,
Estimates)は、売上高減退で第3四半期の収益が予想を下回るだろうとの警告を発表。 CNN
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