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今日の米国株式市場・バックナンバー
11月14日・火 >
Japan 11月15日・水
収益低迷懸念から数日大幅安で取引されていたハイテク株中心に押し目買いが入り、マーケットは急反発。
ゴールドマン・サックスのコーヘン氏が、顧客向けに送ったレポートで、米経済成長減速の兆しが見え、株価は今年に入り最も魅力的な水準にまで落ち込んでいるとのコメントも、買い材料につながった模様。
前日約1年振りに3000ドルの大台を割り終了したナスダックは、ハイテク株全般が軒並み買われ6日間の続落に歯止めをかけ、7営業日ぶりの上昇となった。
またダウは、卸売大手のホームデポやウォルマートの業績発表が好感され、ブルーチップ主導で急反発した。
前日大幅安となったナスダックは、シスコ・システムズやマイクロソフトなどの大型ハイテク株を筆頭に、ハイテク全般が堅調に推移し反発急騰。
171.55ポイント高の3138.27ドル。
取引高は17億株。
ダウは、インテルやIBMなどのブルーチップや、ホームデポ、ウォルマートなどの卸売関連株に押し目買いが入り、6営業日ぶりに上昇。
163.81ポイント高の10681.06ドル。
取引高は10億株。
◎米10月の小売売上高は、前月9月の0.9%増しを大幅に下回る結果0.1%増しと低い伸びに。 CNN
◎ゴールドマン・サックスの戦略家、アビー・コーヘン氏は、米経済・収益成長鈍足の兆しが見え始め、連日の下げから株価は今年最も魅力的な水準にまで落ち込んでいるとのコメントを発表。
マーケットは同氏のコメントに好感を受け、寄り付きから反発上昇。 CNN
◎米最大卸売業社のウォルマート(WMT: Research,
Estimates)とホームデポ(HD: Research,
Estimates)は、好調な7-9月期の決算を発表。
ウォルマートの第3四半期における収益は、1株あたり31セント(14億ドル)、売上高は一年前から13%増しの457億ドルと事前予測どおりに。
また、ホームデポも、収益が1株あたり28セント、売上高は17%増しの115億ドルとアナリストらの予想を上回る結果に。両社の株は本日高く取引されている。 CNN
11月13日・月 >
Japan 11月14日・火
ヒューレット・パッカードの事前予測を大幅に下回る第4四半期決算が嫌気され、本日のマーケットはハイテク株全般に売りが先行。
大統領選の結果が依然未確定なことから、米政策と市場の方向性に対する不透明感が強まり、投資家らが利益確定の売りに走った模様。
ナスダックはハイテク株全般が軒並み売られ、後半には反転の兆しを見せたものの上値は重く、約1年ぶりに3000ドルを下回り終了した。
またダウは、ヒューレット・パッカードの急落をきっかけにブッシュ陣営銘柄を含めたブルーチップに売りが先行し、5営業日続けての下落となった。
急落し始まったナスダックは、クアルコムやアプライドマテリアルズなどの一部の大型ハイテク株に押し目買いが入り、後半反転。
一時は170ポイント近くあった下げ幅を大きく縮めたが、上値は重く結局昨年10月29日以来の低値を下割り終了した。
62.27ポイント安の2966.72ドル。
取引高は19億株。
ダウは、ヒューレット・パッカードが牽引役となりフィリップ・モリスやジョンソン&ジョンソンなどのブッシュ候補寄りのブルーチップに売りが優先。
56.12ポイント安の10546.83ドル。
取引高は10億株。
◎世界第3位コンピューターメーカーのヒューレット・パッカード(HWP:
Research, Estimates)は、第4四半期の収益が一株あたり41セントとアナリストらの事前予測を大幅に下回る結果に。
また、検討していたプライスウォーター・ハウス・クーパーズ社のコンサルティング事業買収案撤回を同時に発表し、本日朝方同社の株は15%近く急落し取引された。 CNN
◎エクスプレス郵便大手のFedEx(FDX: Research,
Estimates)は、地方への事業拡大のためアメリカン・フレイトウェイズ(AFWY: Research,
Estimates)を9.5億ドル相当の現金と株式交換で買収することに合意。 CNN
◎木材大手のウェイヤーハウザー(WY: Research,
Estimates)は、製紙業のウィラメッテ・インダストリーズ(WLL: Research,
Estimates)に対し、52億ドル規模の買収案を提示。
その他の詳細は明らかにされていない。 CNN
◎石油輸出国機構(OPEC)は、先日12日に開催されて臨時総会で原油生産水準の据え置きを発表。
それにより、原油増産の見込みはなく、当面の原油高が続く模様。生産政策を見直すため開催が予定されている来年1月17日の臨時総会まで、増産は期待できないであろうとの見解。 CNBC
11月10日・金 >
Japan 11月11日・土
前日取引終了後に発表されたDELLの次四半期における業績低迷懸念が嫌気され、週末前のマーケットはナスダック、ダウ指数とも大幅安となった。
大統領選の投票日から3日目を迎え、フロリダ州の再集計待ちで依然結果は出ず、不透明さを嫌う投資家らの精神的不安感が広がり、売りにつながった模様。
DELLを筆頭にハイテク株全般に売りが集中し、ナスダックは今年に入り最低水準近くにまで下落。
またダウは、ブッシュ陣営銘柄が堅調に推移する中、ブルーチップが軒並み売られ大幅続落となった。
ナスダックは、収益見通しを引き下げたDELLが急落し、インテルやアップルなどの大型ハイテク株に売りが優先。
171.36ポイント安の3028.99ドル。
取引高は18億株。
ダウは、フィリップモリスやメルクに押し目買いが入る中、IBMやヒューレットパッカードなどのブルーチップが売られ続落。
231.30ポイント安の10602.95ドル。
◎PCメーカー大手のDELLコンピューター(DELL:
Research, Estimates)は、前日取引終了後に第3四半期の収益が一株あたり25セント(6.74億ドル)とアナリストの予測通りの決算を発表。
しかし、来年度における収益低迷懸念を発し、同社の株は急落。 CNN
◎ネットワーク大手のシスコシステムズ(CSCO:
Research, Estimates)は、インターネット・メッセージシステムを提供するアクティブ・ボイス(ACVC:
Research, Estimates)を2.66億ドル相当の株式交換で買収する予定。 CNN
◎食品会社のハイン・セレスティアル・グループ(HAIN:
Research, Estimates)は、アナリストらの事前予想を下回る第1四半期決算を発表。
5月のセレスティアル・シーズニング社買収が影響し、純益は一株あたり21セント(700万ドル)と事前予想の28セントを大幅に下回る結果に。
同社の株は本日安く取引されている。CNN
◎独メディアグループ大手のバーテルズマンAGは、英最大ミュージック会社のEMIグループ(EMI)の統合に意欲を示している。
EMIは、CNNの親会社でもあるタイム・ワーナー(TWX:
Research, Estimates)と音楽部門で200億ドル規模の統合計画を発表したばかり。 CNN
11月9日・木 >
Japan 11月10日・金
フロリダ州における大統領選投票の再集計が続く中、マーケットは市場方向性の不透明感に拍車がかかりナスダック、ダウ指数とも売りが優先。
朝方発表された予想を上回る卸売物価指数(PPI)がインフレ懸念を誘発したことも、売り材料の1つとなった。
ナスダックは、企業の収益低迷懸念が再燃し、ハイテク株全般が前日に引き続き売られ4営業日目の続落。
ブッシュ候補の勝利を予想し数日堅調に推移していたたばこ、製薬、石油関連株が下げ、ダウは一時300ポイント近い下げ幅を記録した。
ナスダックは、ヤフーやEベイを筆頭にネット関連株が軒並み売られ、続落。
31.35ポイント安の3200.35ドル。
取引高は18億株。
好決算を発表したディズニーが大手証券会社から収益見通しの引き下げを受け急落。またIBMも軟調に推移し、ダウは寄り付きから売られ続け大幅続落。
72.81ポイント安の10834.25ドル。
取引高は10億株。
◎米10月の卸売物価指数(PPC)は、ナチュラルガスと食品価格が高騰し前月比0.4%増しと予想を上回る結果に。
しかし、食品・エネルギーを除いたコア指数は0.1%減と低下。 CNN
◎前週の米新規失業保険申請者件数は、前月比35,000件増しの344,000件と過去2年間で最高に。
原因は、自動車メーカーの一時的な工場閉鎖が大きく影響した模様。 CNN
◎エンターテイメント大手のディズニー(DIS: Research,
Estimates)は、遊園地や人気クイズ番組などのテレビ業が好調でアナリストらの予想を上回る第4四半期決算を発表。
収益は事前予想から4セントも上回る一株あたり11セント(2.4億ドル)。 CNN
◎インターネットソフトウェア・サービス会社のインターネット・キャピタル(ICGE: Research,
Estimates)は、第3四半期決算で一株あたり94セント(2.639億ドル)という大損失を発表。
次四半期に向け、同社は総労働力の35%にあたる労働者の解雇を発表し、大規模な事業建て直しをはかる。 CNN
11月8日・水 >
Japan 11月9日・木
米歴史上最も激しい接戦を繰り広げている大統領選は、投票日翌日の8日になっても結果が出ず、フロリダ州の再集計待ちという異例の事態となった。
ナスダックは、大統領選の結果待ちで、不透明感に拍車がかかり、連日堅調に推移していたマイクロソフトを含めた大型ハイテク株に売りが先行し大幅続落。
一方ダウは、ブッシュ陣営のたばこ、製薬、石油関連株が堅調に推移する中、結果を見極めたいという投資家らの様子見ムードが広がり、前日終値を上下する狭いレンジの展開に終始した。
ナスダックは、マイクロソフトやオラクル、サン・マイクロシステムズなどの大型ハイテク株に売りが集中し大幅安。
184.09ポイント安の3231.70ドル。
取引高は16億株。
ダウは、前日に引き続きExxonモービルやマーク、ジョンソン&ジョンソンなどのブッシュ陣営銘柄が買われたが、インテルやJ.P.モルガンなどのブルーチップが売られもみあった。
45.12ポイント安の10907.06ドル。
取引高は8.68億株。
◎米10月の輸入価格は、石油輸入価格が下落し0.5%減と過去6ヶ月ではじめての減退。 CNN
◎米10月の解雇者数は43,799人と前月比8%減に。
しかし月別平均で見ると解雇率は依然高く、クリスマスシーズンを目前に消費減退につながる可能性も。 CNN
◎卸売チェーン店のフェデレイテッド・デパートメントストア(FD: Research,
Estimates)は、売上高の伸び悩みにも関わらず予想を上回る好調な業績を発表。
同社の第3四半期における収益は予想を6セントも上回る一株あたり26セントに。 CNN
◎620億ドル規模の負債を抱える通信大手のAT&T(T:
Research, Estimates)は、向こう数ヶ月間に非戦略的資産の売却を検討中。
同社は2週間前に事業の3分割を発表したばかり。 CNN
◎テクノロジーサービスを提供するコムディスコ(CDO:
Research, Estimates)は、第4四半期の収益が一年前からほぼ倍増の一株あたり44セント(7000万ドル)という好決算を発表。
アナリストらの事前予想は一株あたり38セントだった。 CNN
11月7日・火 >
Japan 11月8日・水
まれに見る大接戦を繰り広げた大統領選の投票が始まる中、先行き不透明感から投資家らの様子見ムードが広がり、終盤間際のマーケットは小動きな展開となった。
ナスダックは、前日取引終了後に発表されたシスコ・システムズの決算が通信機器の消費減退懸念を誘発し、通信関連株に売りが集中。
しかし、ブッシュ陣営のマイクロソフトやExxonモービルは前日に引き続き堅調。
一方ダウは、ゴア候補が支持する民主党政権下では規制増加の可能性が高く、事業に不利とされる製薬関連株が軟調に推移し同指数は小幅安となった。
ナスダックは、PMCシエラやブロードコムなどの通信関連が急落する中、ブッシュ陣営のマイクロソフトやExxonモービルに押し目買いが入ったがプラス圏にまでは届かず終了。
0.42ポイント安の3415.79ドル。
取引高は16億株。
ブッシュ候補寄りのマークやブリストル・マイヤーズなどの医薬品関連株が不安感から売られ、ダウは前日の終値を上下しもみ合い。
25.03ポイント安の10952.18ドル。
取引高は8.72億株。
◎ネットワーク機器メーカー大手のシスコシステムズ(CSCO:
Research, Estimates)は、前日取引終了後に事前予想を上回る決算を発表。
7-9月期の純益は、一株あたり18セント(13.6億ドル)とアナリストらの予想を一株あたり1セント上回ったが、同社の製品を購買する通信企業の設備投資減退が懸念され、同社の株は本日安く取引されている。 CNN
◎石油・ガス会社のBPアモコPLC(BPA)は、第3四半期の収益が94%増しの一株あたり16.91ドル(37.96ドル)という好決算を発表。
大規模な経費削減、米ライバル社アトランティック・リッチフィールドなどの買収、そして石油価格高騰が影響した模様。 CNN
◎世界的有名ブランドのダナ・キャラン・インターナショナル(DK:
Research, Estimates)は、第3四半期決算で純益が一株あたり63セント(1400万ドル)と事前予想どおりに。
しかし、2001年度における収益はアナリストらの予想を下回るだろうとの減益見通しを発表。 CNN
◎巨大ソフトウェアメーカーのマイクロソフト(MSFT:
Research, Estimates)は、ブッシュ候補が支持する共和党政権のほうが同社が控えている独占禁止法起訴の控訴審に有利との見方が強く、本日も高く取引されている。 CNN
11月6日・月 >
Japan 11月7日・火
激戦を繰り広げる米大統領選の選挙日を明日に控え、マーケットはブルーチップに買いが先行。
民主党のゴア候補は、たばこ、製薬、石油などの大企業に対し、批判の意を表明していたため、共和党のブッシュ候補の勝利懸念が浮上する中、関連株が堅調に推移。
一方、シスコシステムズの7-9月期決算発表を取引終了後に控え、業績の先行き不透明感からハイテク株全般が軟調な展開となった。
ナスダックは、クアルコムやインテルなどが高く取引される中、シスコシステムズを筆頭にハイテク株全般に様子見ムードが広がり下落。
35.37ポイント安の3355.56ドル。
取引高は15億株。
ブッシュ陣営のマークやジョンソン・ジョンソン、フィリップモリスなどに押し目買いが入り、ダウは寄り付きから買われ急伸。
159.26ポイント高の10977.21ドル。
取引高は9.04億株。
◎米第5位のコンチネンタル航空(CAL:
Research, Estimates)は、独占禁止法判に終止符を打つため、同業第4位のノースウェスト航空(NWAC:
Research, Estimates)が所有するコンチネンタルの自社株670万株を4.5億ドルで買戻す予定。
米政府はノースウェストがコンチネンタルの株を所有することに対し、独占禁止法違反の疑いが高いことから裁判所に審理を要求していた。 CNN
◎広帯域のデジタル通信を提供するブロードコム(BRCM: Research,
Estimates)は、ネットワークチップメーカーのSiバイトを20億ドル相当の株式交換で買収することに合意。
ブロードコムは8月に半導体メーカーのシリコンスパイスとシリコン回線メーカーのニューポート・コミュニケーションズを買収したばかり。 CNN
◎ネットワーク大手のシスコシステムズ(CSCO: Research,
Estimates)は、本日取引終了後に第1四半期決算の発表を控え、業績の先行き不透明さから投資家らの様子見ムードが高まり軟調な展開に推移。 CNN
11月3日・金 >
Japan 11月4日・土
激戦の続く米大統領選で、テキサス州知事のブッシュ候補が、24年前に飲酒運転で逮捕されていたことが選挙日目前に報道された。
選挙日を来週火曜日に控えているため、結果に大きな影響を与える可能性が高いと、マーケットはブッシュ陣営に関連した銘柄が軟調な展開となった。
また、朝方労働省発表の雇用レポートがインフレ警戒を示したことも重なり、ダウはブルーチップや金融株が売られ続落。
一方、前日取引終了後に好調な決算発表をした通信機器メーカー大手のクアルコムが高騰し、ナスダックは小幅続伸。
ナスダックは、マイクロソフトなどの大型ハイテク株が売られる中、クアルコムにつられ、オラクルやワールドコムも堅調に推移。
前日終値をはさんでもみあう展開が続いたが、結局プラス圏で終了した。
22.53ポイント高の3451.55ドル。
取引高は17億株。
ダウは、ブッシュ陣営のマークやフィリップモリス、利率問題に鋭敏なJ.P.モルガンなどの金融株に売りが集中、大幅続落。
62.94ポイント安の10817.57ドル。
取引高は9.46億株。
◎米10月の新規雇用者数は、137,000人とアナリストらの予想を下回る低い伸びに。また、失業率は前月同様3.9%と低い水準。
一方、時間あたり平均賃金は前月から6セント(0.4%)増しの13.89ドルと好調に上昇。 CNN
◎CBSやMTVネットワークを所有するメディア複合企業のバイアコム(VIA.B: Research, Estimates)は、ブラックエンターテイメント・テレビジョンの親会社であるBETホールディングスを約30億ドルで買収することに合意。
買収は2001年の始めに予定され、バイアコムの増益につながるだろうとの見解。 CNN
◎インターネットサービス大手プライスライン・ドット・コムの第3四半期における損失は、一株あたり10セント(200億ドル)とアナリストらが引き下げした事前予想どおりに。
同社は、事業建て直しをはかり総労働力の16%にあたる87人の解雇を検討中。 CNN
◎携帯電話機器メーカーのクアルコム(QCOM: Research, Estimates)は、前日取引終了後にアナリストらの予想を上回る好調な決算を発表。
韓国の売上高減退にも関わらず、同社の第4四半期における収益は一株あたり25セント(2.008億ドル)と予想を1セント上回った。 CNN
11月2日・木 >
Japan 11月3日・金
半導体大手のインテルが前日取引終了後に好調な業績見通しを発表し、投資家らのハイテク企業に対する収益低迷懸念に緩和の動き。
ハイテク関連株が安心感から買い戻され、ナスダックは急反発。
一方ダウは、インテルや金融株が堅調に推移する中、石油大手のExxonモービルや製薬株に売りが先行し、前日終値を上下しもみ合い。
朝方発表された生産性が米経済成長減速の兆しを見せたことも、製薬・卸売セクターに対し売り材料となり、結局ダウは小幅安で終了した。
ナスダックは、インテルが急騰し、アルテラ、ヤフー、アマゾン・ドット・コムなどのハイテク株全般につれ買いが入り反発上昇。
95.63ポイント高の3429.02ドル。
取引高は21億株。
ダウは、Exxonモービルやジョンソン&ジョンソン、メルクなどの製薬株が軟調なため、小幅高に推移する場面も見られたが上値は重く下落。
18.20ポイント安の10881.27ドルと続落。
取引高は11億株。
◎米第3四半期の非農業部門における生産性は、季節調整済みで年率前期比3.8%増しと予想は上回ったが伸び率は低い。
また労働コストも前期比2.5%増しと弱く、米経済成長の鈍足が窺える。 CNN
◎クレジット・スージー・ファーストボストンのトップアナリストは、米通信大手スプリント(FON: Research,
Estimates) の先行き業績見通しを下方修正。
長距離通話料金の高騰による業者同士の圧力や、買収のターゲットになる可能性が高いことから、次四半期と2001年度における収益見通しを引き下げた。 CNN
◎世界第2位保険証書ブローカーのアオン(AOC: Research,
Estimates)は、3.25億ドル規模の経費削減を目的とし総労働の6%に価する3,000人の解雇を発表。
同社は、第3四半期決算で収益がアナリストらの予想を下回った。 CNN
◎今年度の全世界における半導体の売上高は、前年比37%増しの2050億ドルと最高記録を上回るだろうとの見通し。 CNN
11月1日・水 >
Japan 11月2日・木
11月始めのマーケットは、金融・通信セクターが軟調に推移し、前日3桁の上昇を見せたナスダック、ダウ指数とも反落。
ワールドコムやアルテラなどの主要ハイテク企業が業績予想を下方修正したことに嫌気し、通信・半導体関連株に売りが先行。
ハイテク株の比率が高いナスダックは、前半に一時高く取引される場面も見られたが上値は重く、下落。
また最近堅調に推移していた金融関連株が利益確定の動きから売られ、ダウは反転の兆しを見せることなくマイナステリトリーの展開で終始した。
ナスダックは、通信大手のワールドコムや半導体大手のアルテラが減益警告発表後急落し、ハイテク株全般の下げを誘導。
36.24ポイント安の3333.39ドルと下落。
取引高は16億株。
ダウは、ゴールドマン・サックスが複数の大手証券アナリストらに次四半期における収益見通しの引き下げを受けたことが牽引役となり、シティーグループやアメックスなどの金融株に売りが先行。
71.67ポイント安の10899.47ドルと急反落。
取引高は9.32億株。
◎米10月の全米購買部協会景気指数(NAPM)は、前月の49.9から48.3へと下降。また価格指数も58.0から56.5に。
一方、商務省が別に発表した9月の住宅やその他の建設物の建築工費は、前月比2.4%増しの8193億ドルと3月依頼最高の伸びに。 CNN
◎米通信業大手のワールドコム(WCOM: Research,
Estimates)は、第4四半期と2001年度における収益見通しを大幅引き下げ。
また、経営不振に悩む長距離電話事業を成長性の高いインターネットバックボーンやデータ部門と分割し引き離すことにより、事業の簡素化を計る模様。 CNN
◎ネットワーク大手のノーテル・ネットワークス(NT: Research,
Estimates)は、2001年度における第1四半期の収益が一株あたり16セントとアナリストらの予想を1セント下回る見通しを発表。 CNN
◎デトロイト拠点の銀行、コメリカ(CMA: Research,
Estimates)は、同業社のインペリアル・バンコープ(IMP: Research,
Estimates) を13億ドル相当の株式交換で買収することに合意。
合併が成功すれば、カリフォルニア州第4位大手銀行の誕生となる。 CNN
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