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今日の米国株式市場・バックナンバー
10月31日・火 >
Japan 11月1日・水
前日に売りが先行したハイテク関連株が割安感から買い戻され、10月最後のマーケットはナスダック、ダウ指数とも力強い上昇とともに終了した。
売られすぎの傾向にあったハイテク株が堅調に推移、前日100ポイント近く下げたナスダックは寄り付きから買われ、反発上昇。
予測どおりの決算発表のプロクター&ギャンブルが失望感から売られ、急落。ダウは、前日に引き続きブルーチップに買いが先行し大幅続伸。
ナスダックは、前日急落したシスコシステムズを筆頭に、オラクルやアプライド・マテリアルズなどのハイテク株に押し目買いが入り、急反発。
178.23ポイント高の3369.63ドルと急伸。
取引高は20億株。
ダウは、プロクター&ギャンブルの急落で朝方には前日終値付近でもみあう展開となったが、IBMやAT&T、ゼネラル・モーターズなどのブルーチップに買いが入り続伸。
137.46ポイント高の10973.23ドルと大幅続伸。
取引高は12億株。
◎米10月の消費者信頼感指数は、135.2ポイントと昨年10月以来最低の水準に。
一方、商務省が発表した新規住宅売上高は前月比9.2%増しの946,000戸へとアナリストらの予想を上回った。 CNN
◎消費者グッズメーカーのプロクター&ギャンブル(PG:
Research, Estimates)は、第1四半期の収益が一年前と同じ一株あたり88セント(12.4億ドル)とアナリストらの予想どおりに。
物価の高騰と為替相場レートが収益低迷に大きく影響した模様。活気に欠ける決算発表を受け、同社の株は急落。 CNN
◎トラベルウェブサイトのエクスペディア(EXPE:
Research, Estimates)は、第1四半期の損失が一株あたり4セント(160万ドル)と発表。
アナリストらが予想していた一株あたり26セントから大幅に損失幅を縮め、同社の株は本日高く取引されている。 CNN
◎世界最大PCメーカーのIBM(IBM:
Research, Estimates)は、日本通信業最大のNTTとのIT事業提携サービス契約を本日正式に発表する予定。
提携は契約期間10年で、120から150億ドル規模になる見通し。 CNN
10月30日・月 >
Japan 10月31日・火
リーマンブラザースはシスコシステムズの資金浪費を指摘し、同社の株価標的を大幅に引き下げ。
投資家らのハイテク企業に対する収益低迷懸念が再燃し、ナスダックはハイテク企業全般に売りが先行し大幅安となった。
一方ダウは、金曜日の地合いを受け寄り付きからブルーチップに買いが優先し、4週間の高値を上回り終了。
週明け月曜日のマーケットは、ナスダックは下げ、ダウは上げるというまちまちの展開となった。
ナスダックはシスコシステムズが牽引役となりオラクルやクアルコムなどの大型ハイテク株を筆頭に売られマイナステリトリーの展開に推移。
86.96ポイント安の3191.40ドルと下落。
取引高は16億株。
ダウは、キャタピラーやデュポント、3Mなどのブルーチップに押し目買いがはいり、終始堅調に推移。またアメックスやシティグループなどの金融株も高く取引され、ダウは大幅続伸。
238.99ポイント高の10829.61ドルと上昇。
取引高は10億株。
◎米9月の個人所得は前月比1.1%増しと昨年の10月以来最高の伸びに。
また、個人消費も0.8%増しとアナリストらの予想を上回る高い水準。
一方個人預金は0.1%減。 CNN
◎雑誌出版社のプリメディア(PRM: Research,
Estimates) は、オンライン情報提供大手のアバウト・ドット・コム(BOUT:
Research, Estimates)を6.9億ドルの株式交換で買収する予定。 CNN
◎リーマンブラザーズは、資産浪費懸念からシスコ・システムズ(CSCO: Research,
Estimates) の株価標的を、90ドルから60ドルと65ドルの間へと大幅に引き下げ。
引き下げを受け、同社の株は安く取引されている。 CNN
◎米最大大型薬局チェーン店のCVSコープ(CVS: Research,
Estimates) は、第3四半期の収益が一株あたり36銭と(1.4億ドル)と予想を上回る好決算を発表。
また、売上高は一年前の同期から14%増しの49億ドルに。 CNN
10月27日・金 >
Japan 10月28日・土
本日発表された予想を下回るGDP(国内総生産)成長率が米経済成長減速の兆しを見せ、FEDの利上げは据え置かれるだろうとの楽観的観測から、金曜日のマーケットは上昇。
前日取引終了後に巨大半導体メ−カーのJDSユニフェイスが発表した第1四半期決算が好感され、前日に引き続き大型ハイテク株に買いが優先しナスダックは上昇。
またダウは、利上げに敏感な金融株に押し目買いが入り、大幅続伸となった。
前日急反発を見せたマイクロソフトやインテル、JDSUなどの大型ハイテク株が本日も買われつづけ小幅続伸。
6.18ポイント高の3278.36ドルと上昇。
取引高は20億株。
ダウは、J.P.モルガンやアメックスなどの金融株やゼネラル・モーターズなどのブルーチップに買いが先行し、右肩あがりの安定した上げを見せ終了。
210.50ポイント高の10590.62ドルと大幅続伸。
取引高は10億株。
◎米第3四半期の実質国内総生産は、前期比年率2.7%増しと1999年春以降最低の伸びに。米経済成長に減速の兆し。 CNN
◎英教材出版社のリード・インターナショナルPLC(REED)は、米ライバル社のハーコート・ゼネラル(H:
Research, Estimates)を56億ドル相当の株式交換で買収することに合意。
また同社は損金を取り戻すため、ハーコートが所有するいくつかの部門を他社に売却する予定。 CNN
◎世界最大光ファイバーネットワーク機器メーカーのJDSユニフェイス(JDSU:
Research, Estimates)は、前日取引終了後に予想を上回る好決算を発表。
同社は第1四半期における収益が一株あたり18セント(1.77億ドル)、また純益は一年前から170%増しの7.86億ドルと大幅増益を発表し、本日高く取引されている。 CNN
◎ソフトウェアメーカー世界最大のマイクロソフト(MSFT:
Research, Estimates)のコンピューターにハッカーが侵入。
同社の「オフィス」や「ウィンドウズ」などのソースコードにアクセスした可能性が高いとし、連邦捜査局(FBI)が調査を進めている。同社によると、今のところ何かしらの被害は受けていないとの模様。 CNN
10月26日・木 >
Japan 10月27日・金
終盤間際90分前にマイクロソフトやIBM、インテルなどの大型ハイテク株に押し目買いが入り、マーケットはナスダック、ダウ指数とも急反発。
ナスダックは、前日の地合いを受け前半は低く取引されていたが、朝方発表されたハイテク企業の好決算をきっかけに、光ファイバーや半導体などのハイテク株全般が買い戻され反発上昇。
またダウは、金融株が軟調に推移し前日終値を上下しもみ合ったが、本日発表されたインフレ圧力の緩和を示す雇用指数に好感を受け、ブルーチップに買いが優先しプラス圏で終了した。
ここ数日間の暴落で大幅安となっていたマイクロソフトやシスコシステムズ、JDSUに割安感が生じ買い戻され、ナスダックは急反発。
42.61ポイント高の3272.18ドルと反発急騰。
取引高は21億株。
ダウは、J.P.モルガンやアメックスなどの金融株が売られる中、IBMなどのブルーチップに買いが先行し、もみ合いが続いたが底値は堅く上昇。
53.64ポイント高の10380.12ドルと反発。
取引高は12億株。
◎米7-9月期の雇用コストは、0.9%増しと今年度内最低の伸びに。
これにより、労働マーケットでは労働者の雇用や管理のために余分な経費を費やさなかったことがうかがえる。 CNBC
◎前週の米新規失業保険申請件数は、前週比から5,000件減少の30,5000件と9月30日以降最低の水準に。 CNN
◎コーンフレーク製造大手のケロッグ(K:
Research, Estimates)は、第3四半期の収益が一株あたり45セントとアナリストらの予想どおりに。
しかし、売上高が18.5億ドルと一年前の18.7億ドルから下回り、同社の株は4%以上低く取引されている。 CNN
◎独・米自動車メーカーのダイムラー・クライスラー(FDCX)は、第3四半期の収益が80%減の4.45億ドルと大幅減益を発表。
新しいモデルの売上の伸び悩みが影響した模様。 CNN
◎通信業大手のワールドコム(WCOM:
Research, Estimates)
は、第3四半期の収益が一年前から26%増しの一株あたり47セント(14億ドル)という好決算を発表。
また、同社は事業の再構築について来週にも詳細を明らかにすると発表。 CNN
10月25日・水 >
Japan 10月26日・木
前日取引終了後に予想を下回る売上高を発表し本日6%近く急落したノーテル・ネットワークが牽引役となり、光ファイバー・ネットワーク関連株に売りが先行、マーケットは軟調な展開となった。
ナスダックは、前半小幅高の場面も見られたが、大型光ファイバー株が軒並み売られ下落。
一方ダウは、ハイテク株全般が軟調に推移する中、製薬・金融関連株に押し目買いが入り、前日終値をはさみ上下するという目の離せない展開が続いたが、上値は重く結局マイナステリトリーで終了した。
ナスダックは、ノーテル・ネットワークの決算発表が嫌気されJDSユニフェイスやシスコ・システムズなどの光ファイバーセクターに売りが優先し下落。
190.22ポイント安の3229.57ドルと大幅続落。
取引高は20億株。
ダウは、J.P.モルガンやアメックスなどの金融株、メルクやジョンソン&ジョンソンなどの製薬株は買われ上昇したが、事業の4分割を発表したAT&Tや収益を下方修正したデュポントなどの下げ圧力は強く下落。
66.22ポイント安の10326.85ドルと反落。
取引高は12億株。
◎米9月の中古住宅販売件数は、年率季節調整済みで2.7%減の514万戸と低い伸びに。CNN
◎通信大手のAT&T(T: Research,
Estimates) は、事業の4分割を正式に発表。分割された4事業はそれぞれ公開企業となり、普通株として取引される。
また同社は、第3四半期の収益がアナリストらの予想を2セント上回る一株あたり38セント(14億ドル)と発表。AT&Tは下げて取引されている。 CNN
◎通信機器メーカー大手のノーテル・ネットワークス(NT: Research,
Estimates)は、第3四半期の総収入が一年前から42%増しの73.1億ドルとなったが、アナリストらの予想は下回る結果に。
発表後、同社の株は急落し、JDSユニフェイス(JDSU)やSDL(SDLI)などを含めた光学セクターの下げを誘導している。 CNN
◎オンライン販売最大のアマゾン・ドット・コム(AMZN)は、前日取引終了後にアナリストらの予想を上回る第3四半期の好決算を発表。
同社は、予想されていた損失を一株あたり33セントから25セントへと損失幅を縮め、また、売上高は一年前から79%増しの6.38億ドルと高い伸びに。 CNBC
10月24日・火 >
Japan 10月25日・水
前日に第2、第3四半期の収益を大幅下方修正したチップメーカー大手のナショナル・セミコンダクターが35%近く急落し、マーケットは半導体関連株に売りが先行。
取引終了後に決算発表を控えているアマゾン・ドット・コム、コンパック、ノーテル・ネットワークのハイテク3社が、収益低迷懸念から軟調に推移し、ナスダックは続落。
一方ダウは、コルゲイトによる好調な決算発表を受け、卸売セクターに押し目買いが入り、4営業日目続伸となった。
ナスダックは、ナショナル・セミコンダクターが牽引役となり、インテルやアプライド・マテリアルズなどの半導体セクターに売りが優先。
48.90ポイント安の3419.79ドルと続落。
取引高は17億株。
ダウは、予想を大幅に上回る収益を発表したコルゲイトが急騰し、プロクター・ギャンブルやウォルマートなどの卸売関連株の上げを誘導。
J.P.モルガンやアメックスなどの金融株も割安感から買い戻され、ダウは続伸。
121.35ポイント高の10393.07ドル。
取引高は11億株。
◎米石油最大のExxonモービル(XOM:
Research, Estimates)は、第3四半期の収益が前期比倍増の一株あたり1.22ドル(43億ドル)という好決算を発表。
また同業大手のテキサコ(TX:
Research, Estimates)も、同四半期の収益が一株あたり1.49ドル(8.15億ドル)と予想を上回る結果に。
先週、テキサコ買収案に最終合意したシェブロン(CHV:
Research, Estimates)は、アナリストらが予想していた一株あたり1.99ドルを大幅に上回る一株2.53ドル(16億ドル)と過去最大の収益伸び幅を見せた。 CNN
◎製薬会社のファイザー(PFE: Research,
Estimates)は、第3四半期の収益が前期比30%増しの一株あたり27セント(17億ドル)とアナリストらの予想を2セント上回った。 CNN
◎経営不振に悩むコピーメーカーのゼロックス(XRX: Research,
Estimates)は、第3四半期の損失が一株あたり20セント(1.28億ドル)と当初の予想を上回る結果に。
同社は一年前には、一株あたり26セント(1.67億ドル)の収益を出していた。
収益改善をはかり、ゼロックスは10億ドル規模の経費削減計画を発表。 CNN
10月23日・月 >
Japan 10月24日・火
3MやSBCコミュニケーションズが予想を上回る好調な7-9月期の決算を発表。
また、ゼネラル・エレクトリックスがハニーウェル買収に最終合意したことも好感され、ダウは3営業日続けての上昇となった。
一方、ナスダックは前週の暴落で売られすぎの傾向にあったハイテク株が寄り付きから買われ、同指数は前半堅調に推移していたが、業績先行き懸念から上値は重くマイナステリトリーで終了。
週明け月曜日のマーケットは、ダウは上昇、ナスダックは下落というまちまちの展開となった。
ナスダックは、前日割安感から押し目買いが入ったオラクルやマイクロソフトなどの大型ハイテク株が売られ、小幅ながら下落。
14.45ポイント安の3468.69ドルと前日の終値圏内で終了。
取引高は16億株。
ダウは、好調な決算と次四半期の見通しを発表した3MやSBCコミュニケーションズに押し目買いが入り急騰。
また、メルクをはじめとする製薬関連株も堅調に推移し、同指数は3営業日目の続伸となった。
45.13ポイント高の10271.72ドル。
取引高は10億株。
◎製造大手のミネソタ・マイニング&マニュファクチュアリング、通称3M(MMM:
Research, Estimates)は、ウォール街の予想を上回る記録的な第3四半期の収益を発表。
また、第4四半期や来年度における好調な決算見通しも発表し、同社の株は急伸。 CNN
◎米ゼネラル・エレクトリック(GE:
Research, Estimates)は、米ハニーウェル・インターナショナル(HON:
Research, Estimates)を過去108年で最高規模となる450億ドルで買収することに最終合意。
GEのジャック・ウェルチ会長の退任は来年末にまで延期される模様。 CNN
◎通信機器メーカー大手のルーセント・テクノロジー(LU:
Research, Estimates)は、第1四半期の収益見通しを7%近く引き下げ。
業績悪化を懸念し、同社は新しくヘンリー・シュアット氏をCEOとして迎え入れ、事業建て直しを計る。 CNN
◎通信大手のAT&T(T:
Research, Estimates)は、会社を4部門に分割することを検討中。
この計画は、「プロジェクト・グランド・スラム」と呼ばれ、ビジネス事業、長距離電話事業、無線事業、広帯域(周波数)事業の4部門に分けられる予定。
計画の詳細は今週中にも正式に発表される模様。 CNN
10月20日・金 >
Japan 10月21日・土
Eベイなどによる予想を上回る好調な決算発表に好感し、金曜日のマーケットはナスダック、ダウ指数ともプラステリトリーの展開で終始。
Eベイの増益発表で投資家らのハイテク企業に対する先行き不透明が緩和され、ハイテク株が安心感のため、全体的に買い基調となった。
複数のアナリストらは、マーケットは6日間に続く大暴落で一時的な底値を打ち反発したが、企業業績に対する警戒心は依然と根強く、当面は慎重な行動が必要との見解を述べている。
シスコやマイクロソフト、サン・マイクロシステムズなどの大型ハイテク株に押し目買いが入り、ナスダックは大幅続伸。
64.54ポイント高の3483.14ドルと終始プラス圏での展開に推移。
取引高は20億株。
ダウは、新しく好調な決算を発表したマーックやコカコーラが急騰し、ヒューレット・パッカードやインテルなどのブルーチップの上げを誘導。
84.35ポイント高の10227.33ドルと続伸。
取引高は11億株。
◎清涼飲料水メーカー世界最大のコカ・コーラ(KO:
Research, Estimates)は、第3四半期の収益が一株あたり42セントと予想を上回る結果に。
しかし、ユーロ安が回復しなければ、来年の収益減退につながるとの見通しを発表。同社の株は、本日下げて取引されている。 CNN
◎米最大製薬会社のマーック(MRK:
Research, Estimates)は、第3四半期の収益が前期比19%増しの一株あたり78セント(18.4億ドル)とアナリストらの予想を上回る好決算を発表。
新しい関節炎用鎮痛剤、バイオックスやその他の製品の売上好調が増益につながった模様。 CNN
◎前日取引終了後、第3四半期の収益を発表したEベイ(EBAY:
Research, Estimates)は、予想を3セント上回る好調な決算に好感され、同社の株は本日3ポイント高と急騰。
総収入は前期比94%増しで、アナリストらは来年度における同社の収益見通しを引き上げ。 CNN
◎ジェットエンジンからエレベーターまで幅広く製造する複合企業のユナイテッド・テクノロジー(UTX)は、同業ライバルのハニーウェル・インターナショナル(HON)の買収を検討中。 CNBC
10月19日・木 >
Japan 10月20日・金
マイクロソフト、ノキア、サン・マイクロシステムズの主要ハイテク企業3社による好調な7-9月期決算に好感を受け、本日のマーケットはナスダック、ダウ指数とも反発上昇。
ナスダックは、根強い収益低迷懸念から売られすぎの傾向にあった半導体・インターネット・コンピューター関連株に割安感が生じ、寄り付きから買いが先行。
また、前日7ヶ月ぶりに1万ドルを割り終了したダウは、金融株に押し目買いが入り上昇した。
好調な業績を発表したマイクロソフトが20%近く急騰し、ハイテク株全般の上げを誘導。
ナスダックは、史上3番目に大きい上げ幅・上げ率を記録し終了。
247.04ポイント高の3418.6ドルと反発急騰。
取引高は22億株。
ダウは、IBMの急落をきっかけに前日大幅安となったJ.P.モルガンやチェイス・マンハッタンなどの金融株に買いが先行し上昇。
167.96ポイント高の10142.98ドルと1万ドルの大台にまで回復。
取引高は12億株。
◎米8月の貿易赤字は、コンピューターチップや自動車エンジンなどの輸出が伸び、294.4億ドルと過去6ヶ月の最低水準にまで縮小。 CNN
◎先週の米新規失業保険申請件数は、307,000件と前週比7,000件の減退。アナリストらの予想を上回り、労働マーケットに緊迫化の兆し。 CNN
◎巨大ソフトウェアメーカーのマイクロソフト(MSFT: Research,
Estimates)は、第1四半期の収益が予想を12%も上回る一株あたり46セント(25.8億ドル)という好決算を発表。
本日、同社の株は14%近く高く取引されている。 CNN
◎ネットワークサーバー大手サン・マイクロシステムズ(SUNW: Research,
Estimates)の第1四半期の収益は、一株あたり30セント(5.1億ドル)と一年前から85%増しに。
また売上高も60%増しと好調な業績を発表。 CNN
◎ファーストフード世界最大のマクドナルド(MCD: Research,
Estimates) は、ユーロ安にも影響を受けず、第3四半期の収益が1%増しの一株あたり41セント(5.485億ドル)とアナリストらの予想を上回る結果に。 CNN
10月18日・水 >
Japan 10月19日・木
IBMの予想を下回る決算発表が、投資家らの業績悪化懸念に拍車をかけ、マーケットは前日に引き続き売りが先行。
ナスダックは、一部のハイテク株に押し目買いが入り、前日の終値を上下する展開となったが、ハイテク企業の先行き不透明感が根強く下落。
またダウは、開始直後につけた433ポイントの急落から反発上昇、好調な回復の兆しを見せたが、上値は重く、1万ドルを下回る3月以来の低水準で終了した。
ナスダックは、ハイテク全般が軟調に推移する中、ワールドコムやヤフー、デルなどの一部の大型ハイテク株が割安感から買われ上昇し、前半の下げをカバー。
しかし、プラス圏にまでは届かずマイナステリトリーで終了した。
42.40ポイント安の3171.56ドル。
取引高は24億株。
ダウは、IBMの急落をきっかけに、J.P.モルガンやチェイス・マンハッタンなどの金融株に売りが集中し大幅安となった。
114.69ポイント安の9975.02ドルと大幅続落。
取引高は14億株。
◎米9月の消費者物価指数(CPI)は、石油価格の高騰で、季節調整済みの前月比0.5%増しと過去6ヶ月で最も高い上昇。
食品とエネルギーを除くコア指数は0.3%増。 CNN
◎前日取引終了後に決算発表したPC・ソフトウェアメーカー大手のIBM(IBM: Research,
Estimates)は、大幅安。
同社の第3四半期における収益はアナリストらの予想どおりだったが、総収入は予想を下回ったことが嫌気され、売りが先行。
3月の安値を下回った。 CNN
◎米第2位市中銀行のチェイス・マンハッタン(CMB: Research,
Estimates) は、第3四半期の収益が前期比24%減の一株あたり68セント(9.05億ドル)と、アナリストの予想を下回る収益を発表。
一方、同社に買収される投資銀行のJ.P.モルガンは、予想を上回る好調な決算発表。
マーケット開始後、チェイスは5.06安の32.88ドル、J.P.モルガン(JPM:
Research, Estimates)は18.13ポイント安の119.50ドルと急落。 CNN
10月17日・火 >
Japan 10月18日・水
インテルとIBMの決算発表を取引終了後に控え、投資家らのハイテク企業に対する収益低迷懸念が再燃。マーケットはナスダック、ダウ指数ともマイナステリトリーの展開に終始した。
ナスダックは、半導体やインターネット関連株に売りが集中し続落。
また金融株に売りが集中したダウも反落し、1万ドル割り目前まで下げ終了した。
<決算発表速報>
IBMの第3四半期における収益は、一株あたり1.08ドル(20億ドル)とアナリストらの予想どおりに。総収入は予想を下回る218億ドル。
先月に収益見通しを大幅下方修正し、株価を急落させたインテルの収益は、アナリストらの予想を上回る一株あたり41セント(29億ドル)と予想外の結果に。
ナスダックは、格付けを引き下げられたマイクロン・テクノロジーやアプライドマテリアルズや、ネット大手のヤフーが売られ続落。
76.32ポイント安の3213.96ドル。
取引高は19億株。
ダウは、数日堅調に推移していたJ.P.モルガンやアメックスなどの金融株に売りが先行し反落。
149.09ポイント安の10089.71ドルと大幅安。
取引高は11億株。
◎米9月の工業生産は、フォード社製エクスプローラー(F: Research,
Estimates)のタイヤ無料交換や自動車製造が伸びたことが影響し、前月比0.2%増しに。
しかし、第3四半期における生産鷹は2.8%増しと、第2四半期の8.2%増しから大幅に下回り、製造市場に鈍化の兆し。 CNN
◎世界第2位自動車メーカーのフォード(F)は、安全上の問題から「フォーカス」の2000年モデルを351,000台、リコール実施中。
主な問題としては、タイヤとブレーキのドラムを結合するネジが緩むことや、クルーズコントロールなどにあげられたが、これらの問題を原因とした事故はまだ発生していない。 CNBC
◎世界最大投資銀行のメリルリンチ(MER: Research,
Estimates)は、第3四半期の収益がアナリストらの予想から8セントも上回る一株あたり94セント(8.85億ドル)という好決算を発表。
また、同社はマーケットメーカーのヘルゾグ・ヘインとの合併が無事完了し、当面の収益増大が予想される。
ライバル社チャールズ・シュワブは、一株あたり12セント(1.66億ドル)とほぼアナリストらの予想どおりに。 CNN
10月16日・月 >
Japan 10月17日・火
次四半期の決算発表が本格化し、ハイテク企業の業績に対し先行き不透明さが残る中、週明けのマーケットはまちまちの展開となった。
ナスダックは先週金曜日の急反発の地合いを受け、開始直後、特定のハイテク株に押し目買いが入り上昇。しかし買いは続かず反転急落。
終盤間際に、その日の高値圏まで値を戻したが、上値は重く結局マイナステリトリーで終了した。
一方、原油先物価格の下落や、シェブロンとテキサコによる巨大合併案の発表に好感を受けてか、石油関連株は堅調に推移。ブルーチップにも買いが入り、ダウは小幅続伸となった。
ナスダックは、明日に決算発表を控えているインテルが収益低迷懸念から売られ、ハイテクセクターの下げを誘導。
26.49ポイント安の3290.28ドルと小幅反落。
取引高は17億株。
ダウは、前日に引き続きJ.P.モルガンやアメックスなどの金融株から、ボーイング、IBMなどのブルーチップまでが幅広く買われ、プラステリトリーの展開に終始。
46.42ポイント高の10238.80ドルと続伸。
取引高は9.61億株。
◎米第3位石油会社のシェブロン(CHV: Research,
Estimates)は、同業2位のテキサコ(TX: Research,
Estimates)をおよそ350億ドル相当の株式交換で買収することに合意。
合併に伴い、両社の総労働7%にあたる4,000人のリストラが予定され、12億ドル相当の経費削減をはかる見通し。 CNN
◎米最大市中銀行のバンク・オブ・アメリカ(BAC: Research,
Estimates)は、第3四半期の収益が前期比15%減の一株あたり1.31ドルに。
アナリストらは一株あたり1.29ドルを予想していた。 CNN
◎米第5位航空会社のコンチネンタル・エアライン(CAL: Research,
Estimates)は、原油価格の高騰にも関わらず、アナリストらの予想を上回る好調な第3四半期の決算を発表。 CNN
◎バイオテク関連会社のCorixa(CRXA: Research,
Estimates)は、癌や自己免疫疾患の治療薬開発事業拡大にむけ、コルター製薬会社(CRXA: Research,
Estimates)を8.38億ドル相当の株式交換で買収する予定。 CNN
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