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今日の米国株式市場・バックナンバー
7月31日・月 > Japan 8月1日・火
◆先週の下落によりハイテク関連株が割安感から買い戻され、ワールドコムやエリクソンなどの通信関連をはじめとする半導体やPCメーカー関連は堅調に展開した。
週明けのマーケットは、ナスダック、ダウ指数ともプラステリトリーで終了。
しかし、FEDミーティングを数週間後に控え、利率上昇懸念が残り、今後の米経済指数に対しては、投資家は慎重に行動するだろうと、アナリストが指摘。
◆ナスダックは、ワールドコム(WCOM)やクアルコム(QCOM)などの通信関連株が牽引役となり103.99ポイント高の3766.99ドルと4営業日ぶりに上昇。
取引高は14億株。
◆ダウは、卸売り最大のウォルマートが大きく下げたが、J.P.モルガンやGEなどの優良銘柄が上昇し、結局9.34ポイント高と小幅ながら上昇し10520.51ドルで終了した。
取引高は9.28億株。
◎フロリダ・パワー&ライトの親会社、FPLグループ(FPL:
Research, Estimates) とエンタルジー(ETR:
Research, Estimates) は、70億ドル相当の株式交換で合併することを発表。もしこの合併が成功すれば、米最大電力会社の設立となる。 CNN
◎自動車メーカー大手のフォード(F:
Research, Estimates)と携帯大手のクアルコム(QCOM:
Research, Estimates)は、自動車にワイヤレス革命を起こすため、合同でベンチャー企業を設立。
新しい会社は「ウィングキャスト」と名づけられ、電話、インターネット、エンターテイメント、ナビゲーションなどをはじめとするワイヤレスサービスを自動車にもたらすことになる。 CNN
◎英メディアのペアーソンPLC(PSON)は、米教育サービスのナショナル・コンピューター・システムズ(NLCS:
Research, Estimates)を25億ドル相当で買収することを検討中。 CNN
◎カナダ第3位TVネットワークのキャン・ウェストは、出版社のホリンガー(HLR)を24億ドル相当の現金と株式交換で買収に合意。これはカナダ史上最大規模のメディア間での合併となる。 CNBC
7月28日・金 > Japan 7月29日・土
◆アメリカン・パワー・コンバージョンやコンセコによる業績悪化発表が牽引役となり、先日に引き続きハイテク関連株に売りが先行。
また今週に入り堅調に推移していた金融関連株も、予想を上回る国民総生産の発表でインフレ・利上げ懸念が再燃し売られ、週最後のマーケットは、ナスダック、ダウ指数ともマイナステリトリーの展開に終始した。
◆電子機器メーカーのアメリカン・パワー・コンバージョン(APCC)は、第3四半期の収益が予想を下回るだろうとの警告を発表後、同社の株は急落。
ナスダックはAPCCがワールドコム(WCOM)やシスコ(CSCO)、JDS(JDSU)を含むその他の大型ハイテク関連株の下げを誘導し、179.23ポイント安の3663.00ドルと急落。
取引高は16億株。
◆FEDミーティングを来月に控え、利上げに敏感なシティグループ(C)、アメリカン・エキスプレス(AXP)、J.P.モルガン(JPM)などの金融関連株が売られ、ダウは74.60ポイント安の10511.53ドルで終了。
取引高は9.31億株。
◎米第2四半期の国民総生産は、アナリストらが予想していた3.7%を大きく上回り5.2%の伸びに。 CNN
◎通信機器メーカー北米2位のノーテルネットワーク(NT)は、高速ネット接続機器を提供するアルテオン・ウェブシステム(ATON)を78億ドル相当の株式交換で買収することを発表。 CNBC
◎大手銀行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)は、財政上のパフォーマンスを向上させるため、総労働の7%にあたる10,000人あまりのリストラを検討中。 CNBC
◎シアトル拠点のデパート、ノードストローム(JWN:
Research, Estimates)は、売上減退や大規模なセールが大きな要因となり第2四半期の収益が、アナリストらが予想する一株あたり55セントを大幅に下回る一株あたり12から16セントという減益を警告。 CNN
◎経営不振に悩む生命保険会社のコンセコ(CNC:
Research, Estimates)は、第2四半期決算で4.047億ドルの損失を発表後、事業建て直しに向け、数ヶ月以内に47オフィスを閉鎖し、2,000人あまりの従業員を解雇することを発表。 CNN
7月27日・木 > Japan 7月28日・金
◆携帯電話会社のノキアは第3四半期決算における収益の鈍化を警告。
SGコウェン氏をはじめとするアナリストらが相次ぎにアマゾン・ドット・コムの格下げを発表したことも重なり、先日に引き続きハイテク関連株に売りが先行しナスダックはマイナステリトリーの展開に終始。
一方、本日発表された雇用コスト指数が予想以上の伸びを見せなかったため、それに好感してか、金融関連や石油関連株などの「旧経済株」に買いが入りダウは上昇。マーケットはまちまちの展開となった。
米経済成長を示す重要な経済指数の一つでもある国民総生産は明日発表となる。
◆アマゾン(AMZN)やワールドコム(WCOM)が牽引役となりハイテク関連株を大きく下げ、ナスダックは145.49ポイント安の3842.23ドルと続落。
取引高は17億株。
◆利上げに敏感なシティグループ(C)やアメリカン・エキスプレス(AXP)などの金融関連株が堅調で、ダウは69.65ポイント高の10586.13ドルと上昇。
取引高は11億株。
◎第2四半期の米雇用コスト指数は季節調整済みで147.9と前期比1%の上昇。
個別に発表された、耐久財新規受注は飛行機や輸送機器が伸び季節
調整済みで10%増しと過去9年で最高の伸びに。 CNN
◎光ファイバーケーブルメーカーのコーニング(GLW:
Research, Estimates)は、光学部品メーカーのノーテル(NT:
Research, Estimates) の買収を検討中。買収額は1000億ドル規模になるであろうとの推測。詳細はいまだ未定。 CNN
◎オンラインサービスプロバイダー大手のインフォスペース(INSP)とGo2Net(GNET)は、40億ドル相当の株式交換で合併の予定。 CNBC
◎オンライン販売巨大のアマゾン・ドット・コム(AMZN:
Research, Estimates)は、先日マーケット終了後、第2四半期のロスが予想より小幅だったが、販売高は期待を外れて減退という業績悪化を示す決算を発表。
プルーデンシャル・セキュリティーのマーク・ロウエン氏をはじめとする、多数のアナリストらは同社の株を格下げ。 CNN
7月26日・水 > Japan 7月27日・木
◆半導体メーカーのLSIロジックは好調な業績を発表したのにも関わらず、収益が予想を少し下回ったことに影響してか、アナリストらは同社のダウングレードを発表。
ゼロックスやアマゾンなどの大手企業による相次ぐ次四半期の減益警告も重なり、先日堅調だったハイテク関連株に売りが先行。
あるアナリストによると、投資家たちは米経済のスローダウンを示す重要なキーとなる雇用経費指数発表を明日に控え、今後のマーケットの動きを慎重に見守っているとの見解。
本日のマーケットはナスダック、ダウ指数とも下落し、マイナステリトリーで終了した。
◆アマゾン(AMZN)やEBAY(EBAY)などのインターネット関連株から、アプライドマテリアルズ(AMAT)などの半導体、インテル(INTC)などのPCメーカーまでハイテク関連株が幅広く売られ、ナスダックは41.85ポイント安の3987.72ドルと下落。
取引高は16億株。
◆LSI(LSI)が牽引役となり、3M(MMM)、デュポント(DD)、ゼロックス(XRX)なども積極的に売られ、ダウ指数は前日の上げを尻目に188.80ポイント安の10511.17ドルと急落。
取引高は11億株。
◎世界第5位自動車メーカーのダイムラー・クライスラー(FDCX)は、第2四半期の純益が18%アップの16億ドルに。しかし、中古車価格の下落、運営経費、新車へのディスカウント価格などが大きな原因となり、次四半期は大幅な減益の可能性も。 CNN
◎経営不振に悩むコピーメーカーのゼロックス(XRX:
Research, Estimates)は、第2四半期決算で、収益が一年前の一株あたり62セント(4.48億ドル)から急落の一株あたり30セント(2.22億ドル)という大幅減益を発表。 CNN
◎半導体大手のLSIディップス(LSI: Research,
Estimates)は、第2四半期の収益が一年前から大きく上回り一株あたり29セント(9800億ドル)という好業績を発表したのにも関わらず、同社の株は急落。 CNN
◎北米代2位通信機器メーカーのノーテル(NT:
Research, Estimates)は、第2四半期の収益が48%アップの78.2億ドルに。 CNN
◎マイクロソフト(MSFT)は独占禁止法起訴の上訴請求は、直接最高裁判所にではなく、まずは上訴裁判所に送還されるべきであるという摘要書を本日、最高裁判所に提出。 CNBC
7月25日・火 > Japan 7月26日・水
◆AT&Tやテキサス・インストルメントによる予想を上回る好調な業績発表に好感してか、昨日軟調だったマーケットはハイテクセクターに買いが入り上昇。
クアルコムのスピンオフのニュースも重なり、通信関連株を中心に買われナスダック、ダウ指数ともプラステリトリーの展開に推移した。
注目されていたグリーンスパン議長による証言も、先週の「米景気減速の兆しは見られるが、インフレ警戒は続行」という発言から特別変わった内容はなかったためか、投資家らは楽観主義から買いに出た模様。
◆クアルコム(QCOM)が牽引役となりサン・マイクロシステムズ(SUNW)やシスコ(CSCO)などのハイテク関連株に買いが先行。ナスダックは48ポイント高の4029.57ドルと3営業日振りに上昇。
取引高は14億株。
◆ダウはファイザー(PFE)などの製薬関連株が軟調気味だったが、AT&T(T)やテキサス・インストルメント(TXN)がダウ指数を大きく上げ、結局14.85ポイント高の10699.97ドルとプラステリトリーで終了。
取引高は9.52億株。
◎7月の米消費者信頼感指数は141.7ポイントと、6月の139.2ポイントを上回り高い値に。6月の中古住宅販売は2.8%増しの523万戸と昨年8月以降最高に。 CNN
◎経営不振に悩む卸売り業のKマート(KM:
Research, Estimates)は、第2四半期の収益がアナリストの予想から75%以上下回るだろうという大幅減益警告を発表。 CNN
◎巨大電話会社AT&T(T: Research,
Estimates)は、第2四半期の収益が携帯電話やケーブルテレビ事業拡大で、アナリストらの予想を大きく上回る一株あたり57セント(19億ドル)という好業績を発表。 CNN
◎電子機器卸売業のサーキットシティー(CC)は、大規模な事業建て直しのため店舗の改築、祭日にはセールなどを計画しているため、次四半期の減益を予想。
その他の再構成プランとして、同社は大幅な経費削減と1000人あまりのリストラも計画中。 CNBC
7月24日・月 > Japan 7月25日・火
◆データクエストとインターナショナル・データ-・コープが出した第2四半期におけるパーソナルコンピューター(PC)の世界中での売上高が大幅に減退とのデータ発表後、PCメーカー関連株を先頭に半導体やその他ハイテク関連株に売りが先行しマーケットはマイナステリトリーの展開に推移。
アナリストらは、グリーンスパン議長が明日開催される銀行委員会で、先週の「米経済成長減速の兆候は見えるがインフレ懸念は続行する」との証言とは違う発言をする可能性が高いとの見解。
景気減速を示す重要なキーとなる国内総生産や消費者信頼感指数の発表を今週内に控え、投資家らは慎重に動いているからか、週明けのマーケットはナスダック、ダウ指数とも大きく売られマイナステリトリーで終了した。
◆ナスダックは、マイクロソフト(MSFT)やデル(DELL)などのPCメーカー関連株が大幅に売られ、112.88ポイント安の3981.57ドルと約2週間ぶりに4000ドルを下回り終了。
取引高は13億株。
◆ヒューレット・パッカード(HWP)やIBM(IBM)が牽引役となりダウ指数を大きく下げ、48.08ポイント安の10685.48ドルで終了。
取引高は8.26億株
◎ヨーロッパ最大電話会社のテレコムAG(DT)は、US通信業界参入への大きなステップとして、米携帯電話会社のボイスストリーム(VSTR:
Research, Estimates) を507億ドル相当の現金と株式交換で買収の予定。 CNN
◎世界第2位通信機器メーカーのノーテル・ネットワーク(NT:
Research, Estimates)は、所有する光ファイバー機器部門を1000億ドル相当の株式交換でコミュニケーション機器メーカーのコーニング(GLW:
Research, Estimates)に売却を検討中。 CNN
◎減益警告を発表していた世界最大タイヤメーカーのGoodyear(GT: Research,
Estimates)は、第2四半期の収益が経費削減のため予想された一株あたり38セントを上回る一株あたり41セント(5970万ドル)へ。 CNN
◎ガソリン会社のConoco(COC.A:
Research, Estimates)
は、第2四半期の収益がガソリン価格の高騰で一年前の一株あたり18セント(1.14億ドル)から過去最大の一株あたり73セント(4.6億ドル)という大幅増益を発表。 CNN
◎北米最大電気、ガスプロバイダーのエンロン(ENE)は、第2四半期の収益が30%アップの一株あたり34セント(2.89億ドル)という好業績を発表。 CNBC
7月21日・金 > Japan 7月22日・土
◆エリクソンやアグレント・テクノロジーなどの大型企業による減益警告発表が影響してか、先日堅調だったハイテク関連株が利益確定の動きから売られ週最後のマーケットはマイナステリトリーの展開に終始した。
5日間慌しく続いた業績発表期間は、インテル、ジョンソン&ジョンソン、コカコーラが予想を上回る好決算を発表したのに関わらず、ナスダック、ダウ、S&P500の3指数とも下げて終了した。
グリーンスパン議長の「米景気沈静の兆候が現れてもインフレ警戒は続行する」との証言も重なり、来月8月に開催されるFEDミーティングでの金利政策発表が注目される。
◆6%以上ダウンしたアプライド・マテリアルズ(AMAT)やアルテラ(ALTR)が半導体関連株の下げを誘導し、ナスダックは90.11ポイント安の4094.45ドルと下落。
取引高は15億株。
◆ダウは、ヒューレット・パッカード(HWP)をはじめとするハイテク関連株や利上げに敏感な金融関連株が軟調で、109.96ポイント安の10733.91ドルとマイナステリトリーで終了。
取引高は9.66億株。
◎フィルムメーカー大手のコダック(EK)は、第2四半期の収益が、4.5%増しの一株あたり1.62ドル(37.5億ドル)とアナリストらの予想通りに。売上は一年前の36.1億ドルから4%アップの37.5億ドルに。 CNBC
◎インターネット大手AOL(AOL)は、第4四半期の収益が一年前の一株あたり6セントを倍以上上回る一株あたり13セントに。 CNBC
◎コンピューターサーバーやソフトウェアを製造するサン・マイクロシステムズ(SUNW)は、第4四半期の収益が売上が42%アップし、予想を大きく上回る一株あたり39セント(6.59億ドル)という好業績を発表。 CNBC
◎ウォルマートに続く米第2位卸売り業のシアーズ(S:
Research, Estimates)は、第2四半期の収益が好調な売上で一株あたり1.11ドル(3.88億ドル)とアナリストらの予想を上回る好業績を発表。 CNN
◎米鉄道会社のバーリントン(BNI:
Research, Estimates)とカナダライバル社のカナディアン・ナショナル・レイルウェイ(CNI:
Research, Estimates) 間における51億ドル規模の合併案は、上訴裁判所が支持したモラトリアル(一時的な営業停止)が大きな要因となり破談の可能性も。 CNN
7月20日・木 > Japan 7月21日・金
◆本日開催された米上院銀行委員会でグリーンスパン議長は、米国経済成長に鈍化の兆候が見えてきているが、インフレの可能性はまだ残っていると、今後の経済見通しについて慎重な姿勢。
しかし議長の証言に好感してか、投資家らの利率上昇懸念が緩和されマーケットは3営業日振りに上昇。
IBMの予想を上回る業績発表も重なり、ハイテク・金融関連株に買いが先行し、ナスダック、ダウ指数ともプラステリトリーの展開に終始した。
◆ナスダックは、来週S&P500に加入されるJDSユニフェイスがニュース後高騰し、マイクロソフト(MSFT)やインテル(INTC)などのハイテク関連株の上げを誘導。128.93ポイント高の4184.56ドルで終了した。
取引高は16億株。
◆ダウは、IBM(IBM)の他、利上げに鋭敏なJ.P.モルガン(JPM)、シティグループ(C)、アメリカン・エキスプレス(AXP)などの金融関連株が堅調で147.08ポイント高の10843.16ドルと上昇。
取引高は10億株。
◎米6月の新規住宅着工件数は予想された157万戸を下回る155万戸(年率換算)と1998年5月以降最低に。 CNN
◎米最大通信機器メーカーのルーセント・テクノロジー(LU:
Research, Estimates)は、第3四半期の収益が一年前の一株あたり23セント(7.32億ドル)から大きく上回る一株あたり30セント(10億ドル)に。
同社は、所有する40億ドル相当の超小型電子技術事業のスピンオフを検討中。光ネットワーク製品やスイッチなどの売上減退で、次四半期の減益警告を発表後、同社の株は10ポイント近く下落。 CNN
◎ドイツメディア大手バーテルズマンAGは、経営不振に悩むオンラインCD販売サイトのCDナウ(CDNW)を、一株あたり3ドル(1.17億ドル)で買収の予定。 CNBC
◎携帯電話会社のクアルコム(QCOM: Research,
Estimates)は、第3四半期の収益が一株あたり27セント(2.18億ドル)とアナリストらの予想どおりに。 CNN
◎ヨーロッパ最大電話会社のダッチテレコム(DT)は、米携帯電話会社のボイス・ストリーム(VSTR)買収案に対し530億ドル相当の現金と株式交換という買収額を提示。 CNBC
7月19日・水 > Japan 7月20日・木
◆マイクロソフトとインテルによる予想を上回る業績発表にも関わらず、マーケットは各種セクターに売りが先行しマイナステリトリーの展開に推移。
ブルーチップは全般的に買われ上昇したが、ネット、PCメーカー、半導体、バイオテクなどのハイテク関連株が利益確定の動きから大幅に売られ、ナスダック、ダウ指数とも下落。
あるアナリストは、明日開催予定の金融政策について討議される銀行委員会で、グリーンスパン議長が利上げを裏付けする重要なヒントを公言する可能性が高いとの見解。
◆マイクロソフト(MSFT)やインテル(INTC)がハイテク関連株の下げを誘導し、ナスダックは121.54ポイント安の4055.63ドルと2営業日続けて続落。
SGコーウェンとプルーデンシャル・セキュリティーのアナリストらは、好調な業績を報告したマイクロソフトの格下げを発表。
取引高は13億株。
◆ダウは、コカコーラ(KO)、ボーイング(BA)、IBM(IBM)などのブルーチップが上昇したが、大手ハイテク関連株の下げをカバーできず、結局44.19ポイント安の10695.73ドルで終了。
取引高は8.63億株。
◎米5月の貿易赤字は、ガソリン価格の高騰で前月から5億ドルアップの310.4億ドルという過去2年間で最高に。 CNBC
◎ハイテク情報サービスを提供するCNET(CNET:
Research, Estimates)は、世界第8位インターネット情報プロバイダー設立に向けメディアのZiff-デイビス(ZD:
Research, Estimates)を16億ドル相当の株式交換で買収することに合意。 CNN
◎銀行、証券、保険まで世界100ヶ国に金融サービスを幅広く提供するシティグループは、第2四半期の収益が一年前から23%アップの一株あたり87セント(30.1億ドル)という好業績を発表。 CNBC
◎世界第2位自動車メーカーのフォード(F)は、第2四半期決算で運営収益が予想を上回り過去最高の27億ドルと一年前から10%増しに。
同時に、同社は6月に所有していたVisteonのスピンオフが大きな要因となり、1992年以降はじめての損失、33億ドルを発表。 CNBC
◎PCメーカー大手のアップルコンピューター (AAPL:
Research, Estimates).
は、第2四半期の収益が予想を上回る一株あたり45セント(1.63億ドル)と発表。しかしiMacの売れ行きが不調で、収益も一年前の一株あたり60セントからは大きく下回るため同社の株は下落。 CNN
7月18日・火 > Japan 7月19日・水
◆相次ぐ大手企業による好調な業績発表にも関わらず、予想を上回る消費者物価指数(CPI)がインフレ懸念を再燃させ、マーケットは利益確定の動きから大幅に売られマイナステリトリーでの展開に推移。
利上げに敏感な金融関連株から、先週堅調だったハイテク関連株まで広範囲に渡り売りが先行し、ナスダック、ダウ指数とも下落。
投資家らは、本日発表されたCPIが追加利上げを確信させるには材料不足であるとして、投資家らはFEDミーティングを来月に控え慎重に動くであろうとの見解。
◆先週堅調だったシスコ(CSCO)、オラクル(ORCL)、インテル(INTC)などのハイテク関連株が利益確定の動きから売られ、ナスダックは4営業日振りに97.50ポイント安の4177.17ドルと下落。
取引高は14億株。
◆ダウは、好決算を発表したジョンソン&ジョンソンやゼネラル・モーターズの上昇にも関わらず、インテル(INTC)をはじめとするブルーチップが大きく売られ64.35ポイント安の10739.92ドルとマイナステリトリーで終了。
取引高は9.08億株。
◎米6月の消費者物価指数(CPI)は、ガソリン・ガス価格の高騰で0.6%アップと高い伸びに。食品・
エネルギーを除いたコア部分の指数は0.2%増しとアナリストらの予測通り。 CNBC
◎世界最大自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)は、第2四半期の収益が記録を上回る一株あたり2.93ドル(18億ドル)という好業績を発表。 CMBC
◎タバコ・食料品製造大手のフィリップ・モリス(MO: Research,
Estimates)は、第2四半期決算で一年前の収益から5.5%近く上昇の一株あたり95セント(22億ドル)という増益を発表。
同社は先月ナビスコ・ホールディング(NA: Research,
Estimates)を149億ドルで買収。先週にはタバコ起訴で提示された損害賠償1449億ドルの約半分を支払う模様。 CNN
◎米最大仲買業のメリルリンチ(MER: Research,
Estimates) は、第2四半期の収益が予想を上回る一株あたり2.01ドル(9.02億ドル)に。同日、自社株の2分割も発表。 CNN
7月17日・月 > Japan 7月18日・火
◆テクノロジー関連株が牽引役となり、4日連騰という堅調な展開でマーケットは終了した。相次ぐ企業業績の発表が軒並み堅調なことが影響している。
アナリストの多くは、今後も堅調なマーケットを予測しているが、FEDの利上げが実質的に終了したとの観測により、企業の借入金利が上昇する懸念が低いことも、要因となっている。
しかし、連日の高騰により、株価が高くなり、利益確定の売りで多少の下落という局面も予想されるため、注意が必要だ。
今週は、Intel, Apple, Microsoft, Lucent, Qualcomm, Sun Microsystems
の業績発表が控えている。
◆ナスダックは、ハイテク関連株が牽引役となり28.49ポイント高の4274.67ドルと4営業日続けて上昇し、高値を更新した。
取引高は約15億株。
◆ダウは、終了間際に売られ、8.48ポイント安の10804.27ドルで終了。
取引高は約8.5億株。
◆今週の経済イベント
火曜日>消費者物価指数・CPI
水曜日>アラン・グリーンスパン連邦準備制度理事会会長はハンフリー・ホーキンスでアナウンスの予定
◎ティッシュペーパーなどの紙製品製造の最大手 Georgia-Pacific
(GP: Research, Estimates) は110億ドルで Fort
James (FJ: Research, Estimates)
を買収予定。
◎Bank of America's (BAC:
Research, Estimates)
は第二四半期の業績を発表、利益は20.6億ドルで、一株当たりの利益は$1.23/一株と、予想通り。
◎Exodus (EXDS)は、ウェブホスティングビジネスへ投資のためGlobal Crossing's (GBLX)を、買収予定だったが、ロスアンジェルスタイムスによると66億ドルの買収価格が高すぎるとの報道で、EXDS
は今日ギャップダウン。
Wall Street Journal によると、GBLX の買収の代案として、Digex
(DIGX)を買収か?
◎Cisco Systems (CSCO) は10億ドルをTVソフトビジネスへ投資。
Liberate Technologies (LBRT) の3.88%の株式を取得予定。株価は 13% アップして $38.88
◆今日のマーケット終了後の業績発表
Lattice Semiconductor (MO)
Novellus Systems (NVLS)
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