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今日の米国株式市場・バックナンバー
7月14日・金 > Japan 7月15日・土
◆フロリダ喫煙者とフィリップモリスやRJレイノルドなどの大手タバコ会社をめぐる集団起訴は、1960億ドルの懲罰的損害賠償を支払う判決。発表後、堅調だったタバコ関連株は急落。
一方、相次ぐ企業の好調な業績発表と、本日発表された予想を上回る卸売り物価指数や小売売上高に好感してか、週最後のマーケットは三日続けてインターネットやチップメーカーを含むハイテク関連株に買いが先行。
金融関連株も堅調で、週最後のマーケットはナスダック、ダウ指数ともプラステリトリーで終了した。
◆ナスダックは、好決算を発表したアルテラ(ALTR)、ジュニパー・ネットワーク(JNPR)、PMCシエラ(PMCS)などのハイテク関連株牽引役となり71.32ポイント高の4246.18ドルと高値を更新し3営業日続けて上昇。
取引高は16億株。
◆ダウは、フィリップモリス(MO)やRJレイノルド(RJR)などのタバコ関連株の下げをJ.P.モルガン(JPM)やシティグループ(C)を含む金融関連株がカバーし結局18.03ポイント高の10806.74ドルと小幅続伸。
取引高は9.48億株。
◎米6月の卸売物価指数(PPI)は、総合指数がエネルギーなどが値上がし3月以降最高の前月比0.6%の上昇と高い伸びに。食品・エネルギーを除いたコア指数は0.1%減。
また小売売上高も2月以降最高の0.5%増しに。 CNBC
◎ネットワーク機器メーカーのジュニパー(JNPR:
Research, Estimates)は、第2四半期の純益がアナリストらの予想を2倍以上に上回る一株あたり8セント(2860万ドル)という好業績を発表。同社の株は上昇中。 CNN
◎カナダ拠点のコミュニケーションチップメーカー、PMCシエラ(PMCS:
Research, Estimates) は、昨日マーケット終了後、第2四半期の収益が一年前の一株あたり9セント(1340万ドル)から大きく上回る一株あたり23セント(3900万ドル)の増益を発表。 CNN
◎半導体大手Vitesseセミコンダクターは、第3四半期決算で予想どおりの一株あたり17セント(3210万ドル)という収益を発表後、一時6ポイント以上上昇したが、現在10ポイント以上ダウン。 CNN
7月13日・木 >
Japan 7月14日・金
◆モトローラ、アリバ、アプライド・マイクロ・システムズ
などの相次ぐ予想を上回る好調な業績発表が牽引役となり、昨日から引き続きハイテク関連株に買いが先行。
金融関連株も堅調だった本日のマーケットは、ナスダック、ダウ指数ともプラステリトリーで終了した。
あるアナリストによると、明日発表される米卸売物価指数(PPI)や卸売売上高が、利上げへの重要なキーとなることから、投資家らは慎重に動くであろうとの観測。
◆ナスダックは、好決算を発表したアプライド・マイクロ・サーキット(AMCC)やアリバ(ARBA)が高騰し、75.27ポイント高の4174.86ドルと高値を更新して終了。
取引高は18億株。
◆ダウは、ジョンソン&ジョンソン(JNJ)やMerck(MRK)などの製薬関連株が軟調気味だったが、モトローラが7.9%アップと上昇し、結局5.30ポイント高の10788.71ドルと前日の終値圏内で終了した。
取引高は10億株。
◎昨年10月に発表されたワールドコム(WCOM:
Research, Estimates)とスプリント(FON:
Research, Estimates)間の1290億ドル規模にわたる合併案は、米司法省が独占禁止法違反の恐れがあるとして起訴したことが大きな原因となり、本日合併案の撤回を発表。 CNN
◎報道から金融、発電所まで幅広く事業を進める複合企業大手のゼネラル・エレクトリック(GE:
Research, Estimates) は、第2四半期の収益が一年前の一株あたり28セント(28.2億ドル)から約20%アップの一株あたり34セント(33.8億ドル)という好調な業績を発表。 CNN
◎清涼飲料水・スナックフードメーカーのペプシ (PEP: Research,
Estimates)は、第2四半期決算でアナリストらの予想を上回る一株あたり38セント(5.63億ドル)の増益を発表。 CNN
◎投資銀行大手J.P.モルガン(JPM: Research,
Estimates)は、第2四半期決算で、予想された一株あたり2.45ドルを大きく上回る一株あたり2.90ドル(5.42億ドル)という好業績を発表。 CNN
7月12日・水 >
Japan 7月13日・木
◆事前予測を2セント上回るという好決算を発表したヤフーが牽引役となり、インターネット関連株に買いが先行。
一方、スイス銀行グループ、UBSによる米投資銀行のペイン・ウィーバー買収案発表後、金融関連株にも買いが入りマーケットは、ナスダック、ダウ指数ともプラステリトリーの展開に終始した。
◆ナスダックは、ヤフー(YHOO)を筆頭にeBAY(EBAY)、アマゾン(AMZN)、ダブルクリック(DCLK)などのインターネット関連株が大きく買われ、143.17ポイント高の4099.59ドルと4月10日以降の高値を抜き終了。
取引高は16億株。
◆UBSからの買収案を提示されたペイン・ウィーバー(PWJ)が34%アップと高騰し、J.P.モルガン(JPM)、リーマン・ブラザーズ(LEH)、ゴールドマン・サックスなどの主要金融関連株の上げを誘導。
ダウは、56.22ポイント高の10783.41ドルと続伸。
取引高は9.98億株。
◎ヨーロッパ第3位でスイス銀行のUBS AG(UBS)は、ニューヨーク拠点の投資銀行ペイン・ウィーバー・グループ(PWJ)に対し108億ドル規模の買収案を提示する模様。 CNBC
◎インターネット大手のヤフー(YHOO)は、先日マーケット終了後、第2四半期の収益が予想された一株あたり10セントを上回る一株あたり12セントという好業績を発表。同社の株は高騰中。 CNBC
◎経営不振に悩む薬局チェーン店のライト・エイド(RAD:
Research, Estimates)は、抱える膨大な負債を軽減するため所有するユニットのPCSヘルス・システムズを10億ドルでアドバンス・パラディグム(ADVP:
Research, Estimates)に売却の予定。 CNN
◎コミュニケーション・ネットワークを提供するグローバル・クロッシング(GBLX: Research,
Estimates)は、所有するローカル電話事業をシティズンズ・コミュニケーション(CZN: Research,
Estimates)に36.5億ドルで売却。
買収が成功すれば、シティズンズ・コミュニケーションは米国内22州にわたり300万人以上のアクセスラインをコントロールすることになる。 CNN
7月11日・火 >
Japan 7月12日・水
◆インターナショナル・ペーパーによる好調な業績発表とグリーンスパン議長が本日のスピーチの中で利上げやインフレについて触れなかったことに好感してか、優良銘柄に買いが先行。
しかし第2四半期決算シーズンの到来で相次ぐ企業の減益警告発表から、業績悪化懸念が再燃しハイテク関連株の下げを誘導。
本日のマーケットは、ナスダック指数は上昇、ダウ指数は下落というまちまちの展開となった。
◆ナスダックは、ヤフー(YHOO)を先頭にクアルコム(QCOM)やシスコ(CSCO)などのハイテク関連株が大きく売られ、23.87ポイント安の3956.42ドルとマイナステリトリーで終了。
取引高は17億株。
◆ダウは、インターナショナル・ペーパー(IP)が牽引役となりアルコア(AA)やボーイング(BA)などのブルーチップに買いが入り80.61ポイント高の10727.19ドルと上昇。
取引高は9.8億株。
◎ヨーロッパ最大通信業のドイツ・テレコム(DT)は、20億ドルの負債を抱える米携帯電話会社のボイスストリーム(VSTR)の買収を検討中。 CNBC
◎ダウ銘柄のインターナショナル・ペーパー(IP:
Research, Estimates) は、第2四半期の収益が一年前の一株あたり24セント(1.03億ドル)からほぼ3倍の一株75セント(3.15億ドル)という好業績を発表。 CNN
◎インターネット大手のヤフー (YHOO:
Research, Estimates)
は、本日マーケット終了後、第2四半期の収益を発表する。同社の株は下落。 CNN
◎グリーンスパン米連邦準備理事会(FRB)議長は、技術の進歩が生産性向上に大きく影響しているとのコメントを発表。
利上げについてのコメントが全くなかったため、アナリストらは過去6回に渡る利上げが米経済成長の鈍化を助け、今後の利上げの可能性は低いだろうと示唆。 CNN
7月10日・月 >
Japan 7月11日・火
◆マーケットは、光ファイバー大手JDSユニフェイスによるSDLの買収案発表などが影響し、ハイテクセクター全般に売りが先行するという展開で始まったが、、ダウはアルコアの第2四半期の好業績も好感し、ブルーチップセクターが上昇。
結局、週明けのマーケットは、ダウ指数は小幅ながら上昇、ナスダック指数は下落という展開となった。
あるアナリストは、今後の大手企業による好調な業績発表は、ダウ、ナスダック指数を大きく上げる手助けとなると示唆。
◆ナスダックは、JDSユニフェイス(JDSU)をはじめとするマイクロソフトやインテルなどの優良ハイテク関連株が利益確定の動きから売られ、42.91ポイント安の3980.29ドルと下落。
取引高は13億株。
◆ダウは、アルコア(AA)が牽引役となりゼネラル・モーターズやホームデポなどが上昇、9.19ポイント高の10645.17ドルと小幅続伸。
取引高は7.73億株。
◎光ファイバー通信業大手のJDSユニフェイス(JDSU)は、ライバル社のSDI(SDLI)を410億ドル相当の株式交換で買収に合意。
巨大ハイテク企業間における歴史上最大規模の合併となる。 CNBC
◎アルミニウム製造世界最大のアルコア(AA)は、第2四半期の好調な業績を発表。
収益は、経費削減とアルミニウム価格の上昇により、一年前の一株あたり32セント(2.4億ドル)から一株47セント(3.77億ドル)と大幅アップ。CNBC
◎巨大新聞社NYタイムズ(NYT)は、第2四半期決算で予想された一株あたり56セントを上回る一株59セントという増益を発表。 CNN
7月7日・金 >
Japan 7月8日・土
◆雇用者統計値が予想を下回ったため、米経済のスローダウンと、インフレ懸念の低下をマーケットは好感。
8月22日に開かれるFEDミーティングでの利上げは再度見送られるとの観測もありマーケットは堅調に推移。
業績悪化ニュースで軟調気味だったソフトウェア関連株から、利上げに敏感な金融関連株まで幅広く買われ、週最後のマーケットはナスダック、ダウ指数ともプラステリトリーで終了した。
◆ナスダックは、マイクロソフトやサン・マイクロシステムズなどのソフトウェアメーカーが先日に引き続き買われ、62.73ポイント高の4023.20ドルと2週間ぶりに4000台を超え終了。
取引高は14億株。
◆ダウは、J.P,モルガン、ヒューレットパッカード、ホームデポなどのブルーチップが牽引役となり、154.86ポイント高の10636.33ドルと上昇。
取引高は8.9億株。
◎米6月の非農業部門における雇用者数は、季節調整済みで20万6000人と予想を下回る結果に。しかし失業率は4%と依然として低い値を維持。平均時間給は、0.4%アップの13ドル71セントに。 CNBC
◎米最大証券会社のメリルリンチ(MER)は、大幅な経費削減のため2000人余りのリストラを検討中。同社は1998年から、債券マーケットでのロスをカバーするために3400人を解雇。 CNBC
◎オンラインオークションサイト最大eBAY(EBAY:
Research, Estimates)は、ベースボールカードのT206を50万ドルで競売開始。
このT206は、1909年にアメリカン・タバコ社によって発行され、キリストが最後の晩餐に使ったと言われる聖杯と同じくらい価値がある幻のベースボールカードであり、1996年に同じカードが競売にかけられたときは、64万1500ドルでおとされた。 CNN
◎米最大航空会社ユナイテッド・エアライン(UAL:
Research, Estimates)は、パイロットが時間外勤務を拒否しているため9月までの間、4800フライトがキャンセルされる模様。同社とパイロット間では話し合いの場がもたれ、何かしらの協定を現在検討中。 CNN
7月6日・木 >
Japan 7月7日・金
◆米経済成長の減速や利率上昇への重要な鍵となる、失業率の発表を金曜日に控え、開始後のマーケットは乱高下気味に推移。
しかし先日大きく売られた半導体・ソフトウェア・オイル関連株が割安感から買い戻され、ナスダックは上昇、ダウ指数は小幅ながら下落というまちまちの展開となった。
◆前日128ポイント安で終了したナスダックは、マイクロソフトやオラクルなどのソフトウェアメーカーが大きく買われ、97.47ポイント高の3960.57ドルと上昇。
取引高は14.8億株。
◆ダウは、IBMやヒューレットパッカードのロスを半導体最大のインテルが上昇しカバー。ランチ後前日の終値圏内でのもみ合いとなり結局1.42ポイント安の10482.18ドルで終了。
取引高は9.45億株。
◎5月の米製造業新規受注は、電子機器や化学製品などの耐久消費財の需要が高まり過去7年で最高の4.1%増しという大きな伸び。
CNN
◎先週の米新規失業保険申請者数は前週の308,000人から12,000人下回る296.000人に。 CNN
◎米連邦捜査局(FBI)は、NTTによる米インターネットプロバイダーのベリオ
買収について、通信業における世界化の制御が不可能になるなどの国家安全保障上問題があるとの見解。 CNBC
◎米チェーンホテル業最大のマリオット(MAR:
Research, Estimates)は、第2四半期の収益が一年前の一株あたり42セント(1.14億ドル)から50セント(1.26億ドル)という好業績を発表。 CNN
◎宝くじやゲームなどを提供するGTeck(GTK: Research,
Estimates) は、第1四半期決算における減益警告を発表。 CNN
7月5日・水 >
Japan 7月6日・木
◆BMCソフトウェアやコンピューター・アソシエイトなどのソフトウェアメーカーによる相次ぐ業績警告発表と、アナリストらによる半導体セクターの格下げが大きな要因となり、祭日明けのマーケットはハイテク関連株に売りが先行。
ナスダック、ダウ指数ともマイナステリトリーで終了した。
◆ナスダックは、企業業績の悪化懸念がハイテク関連株の下げを誘導し、128.83ポイント安の3863.10ドル。
月曜日に減益警告を発表したエントラストは、54%ダウン。
取引高は13億株。
オラクル
(ORCL: Research,
Estimates):
-7 7/8 > 72 5/16
BMCソフトウェア
(BMCS: Research, Estimates):
-14 3/16 > 40
エントラスト
(ENTU: Research,
Estimates):
-40 1/2 > 36 5/8
◆ダウは、ミネソタマイニング&マニュファクチュアリングやボーイングなどの「旧経済株」が堅調だったが、IBMやインテルを含めたハイテクセクター内でのロスをカバーしきれず74.60ポイント安の10486.07ドルと下落。
取引高は9.72億株。
IBM
(IBM: Research,
Estimates):
-5 1/2 > 104
ミネソタマイニング&マニュファクチュア
(MMM: Research,
Estimates):
-4 3/8 > 88 7/16
◎米通信大手スプリント
(FON)と米同業ワールドコム
(WCOM)の巨大合併計画は、早ければ今週内にも破談となる見通し。
これにより、独テレコム(DT)がスプリントに対し、1100億ドル相当の買収案を提示する可能性も。 CNBC
◎英広告代理店のコーディアント・コミュニケーションPLC(CDA:
Research, Estimates)
は、米コミュニケーション・マーケティング業のライトハウス・グローバル・ネットワークを4.21億ドル相当の株式交換で買収の予定。
この合併により、世界第10位巨大コミュニケーショングループの設立となる。 CNN
◎ソフトウェアメーカーのコンピューター・アソシエイト・インターナショナル(CA)は、第1四半期の収益が予想を大きく下回るだろうという減益警告を発表。同社の株は急落中。
同じくソフトウェアメーカーのエントラスト (ENTU: Research,
Estimates) も、次半期の事前減益警告を発表。これらの警告発表がハイテクセクターの業績悪化懸念を誘導し、祭日明けのマーケットは、ソフトウェアセクターが大きく売られる可能性も。 CNBC CNN
7月3日・月 >
Japan 7月4日・火
◆本日発表された予想を下回る全米購買部協会景気指数(NAPM)が、経済成長減速の兆しを見せ、マーケットは利上げに鋭敏な金融関連株に買いが先行。
明日は独立記念日でアメリカは祭日のため、先週土曜日から4連休を取っている人が多いからか、月曜日のマーケットは薄商いの中、ナスダック、ダウ指数とも小幅ながら上昇するという結果になった。
◆ナスダックは、オラクルのロスをヤフーやJDSが上昇してカバーし、25.28ポイント高の3991.39ドルで終了。
取引高は5.55億株。
オラクル
(ORCL: Research,
Estimates):
-2 9/16 > 81 1/2
ヤフー
(YHOO: Research,
Estimates):
+ 3 3/4
> 127 1/8
◆ダウは、J.P.モルガンやシティグループなどの金融関連株が堅調で112.78ポイント高の10560.67ドルと上昇。
取引高は4.1億株。
J.P.モルガン
(JPM: Research,
Estimates):
+ 4 1/16
> 114
シティグループ
(C: Research,
Estimates):
+ 2 3/16
> 62 7/16
◎米6月の全米購買部協会景気指数(NAPM)は、前月の53.2から51.8へと4ヵ月連続で下降。予想を下回る結果となり、米経済成長に減速の兆し。 CNN
◎先週ハンティントンビーチ工場における先2年内での900人解雇予定を発表したボーイング(BA)は、より大きな経費削減と増益のため部品販売事業の売却を予定。 CNBC
◎カナダ最大航空会社エアーカナダは、同社とパイロットによる労働協議で、本日発表される結果によってはストライキの可能性も。 CNBC
◎ソフトウェアメーカーのインフォミックス(IFMX: Research,
Estimates)は、第2四半期の収益が予想されている一株あたり12セントを大きく下回る一株2セントという大幅減益警告を発表。 CNN
Back Number 000615
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