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今日の米国株式市場・バックナンバー
6月30日・金 >
Japan 7月1日・土
◆2000年前半期最終日のマーケットは、通信・ネットワーク・コンピューターチップ関連株が終盤間際に大きく買われ、ナスダック、ダウ指数ともプラステリトリーで終了。
あるアナリストによると、今半期はチップ・通信セクターが大きく売られたため、ハイテク関連株に割安感が生じ、今日のようなバーゲンハンティングが発生したという。
2000年前半期、ナスダック指数の終値は昨年12月31日の4069.31ドルから(2.5%)減、ダウは11497.12ドルから(9.1%)減となっている。
◆ナスダックは、ハイテク関連株が買い戻され88.88ポイント高の3966.11ドルと上昇。取引高は15億株。
シスコ・システムズ
(CSCO: Research, Estimates):
+2 3/8 > 63 9/16
オラクル
(ORCL: Research, Estimates):
+3 3/16 > 84 1/16
◆金利問題に敏感なJ.Pモルガンやシティグループなどの金融関連株が8月に行われるFEDミーティングでの利上げを懸念し下落。
しかし、ヒューレット・パッカードがダウ指数を大きくあげ、ダウは49.85ポイント高の10447.89ドルで終了した。 取引高は10億株。
J.P.モルガン
(JPM:NYSE - news):
-2 3/8 > 110 1/8
ヒューレット・パッカード
(IBM: Research, Estimates):
+4 5/8 > 124 3/8
◎靴や衣類メーカー大手のナイキ(NKE: Research,
Estimates)は、第4四半期の収益が一年前から大きく上回る一株あたり46セントという好業績を発表。 CNN
◎米5月の個人所得は予想されていた0.3%を上回る0.4%増し、個人消費は0.2%増しという経済成長減速の兆候を示す低い伸びに。 CNN
◎米製薬会社イーライ・リリー
(LLY: Research, Estimates)は、セプシス(敗血症)治療薬Zoyantの実験が予想以上の好結果だったとして、来年には認定許可の申請も。 CNN
◎アジアを主に含む海外での売上減退に悩む携帯電話メーカーのクアルコム (QCOM: Research,
Estimates)は、経費削減のため総労働力の3%にあたる200人の一時解雇を発表。 CNN
6月29日・木 >
Japan 6月30日・金
◆昨日のFEDによる金利据置発表後、堅調だったマーケットだが、GDPの発表によるインフレ懸念や、ユニシスサンマイクロシステムズによる業績悪化などが影響し、ハイテク関連株に売りが先行。
通信・金融関連株も軟調で、ナスダック、ダウ指数はマイナステリトリーで終了した。
ユニシス
(UIS: Research, Estimates) :
-8 5/16
> 14 13/16
SCMマイクロシステムズ
(SCMM: Research, Estimates):
-35 11/16
> 53 5/8
◆ナスダックは、ハイテク関連株が利益確定の動きから売られ63.11ポイント安の3877.23ドルと下落。
取引高は14億株。
オラクル
(ORCL: Research,
Estimates):
-2 1/16 > 80 7/8
◆アナリストによるコンパックの格下げ発表後、同社の株は急落。
コンパックが牽引役となりヒューレットパッカードやIBMなどのPCメーカーが大きく売られ、ダウは130.11ポイント安の10397.68ドルで終了。
取引高は10億株。
コンパック
(CPQ:NYSE - news):
-3 1/4 > 25 1/4
ヒューレット・パッカード
(HWP: Research,
Estimates):
-4 3/64 > 119 3/4
◎米第1四半期のGDP(国内総生産)は予想を上回る前期比年率5.5%という高い伸びに。 CNBC
◎米5月の住宅高利の上昇が影響し、新築販売高は0.2%減の875,000戸と二ヶ月続いて減退。 CNN
◎コンピューターサービス大手ユニシス(UIS:
Research, Estimates) は、米国内の大幅な売上高減退で第2四半期の収益が一年前の一株37セントから半減の一株8から20セントという減益警告を発表。 CNN
◎タイコ(TYC:
Research, Estimates)は、負債を抱える製薬業のMallinckrodt(MKG:
Research, Estimates)を420億ドル相当の株式交換で買収に合意。 CNN
◎USA Todayで有名な米最大新聞社ガネット(CGI)は、アリゾナリパブリックの親会社であるセントラル・ニュースペーパー(ECP)を26億ドル相当で買収する予定。 CNBC
6月28日・水 >
Japan 6月29日・木
◆昨年からの6回にわたる利上げ効果で目先のインフレ圧力が軽減したとし、FEDは金利の据え置きを発表。一方で、将来のインフレ懸念も示唆。
マーケットは発表前後にナスダック、ダウ指数とも一時100ポイント以上乱高下するという展開となった。
ハイテク関連株は、割安感から積極的に買われ、マーケットは結局プラステリトリーで終了した。
◆ナスダックは、ワールドコムが牽引役となり81.38ポイント高の3940.34ドルと上昇。
取引高は16億株。
ワールドコム
(WCOM: Research, Estimates):
+ 4 7/8
> 44 9/16
サン・マイクロシステムズ
(SUNW: Research,
Estimates) :
+ 2 3/4
> 90 3/16
◆アナリストのリーマン・ブラザー氏がコンピューターメーカーセクターの格上げを発表。ダウはヒューレットパッカードが上昇し、23.33ポイント高の10527.79ドルで終了。
取引高は10億株。
ヒューレット・パッカード
(HWP: Research, Estimates):
+ 3 9/16
> 27
インテル
(INTC: Research, Estimates):
+ 1 > 132 3/8
◎米5月の耐久財新規受注は、電子機器や輸送機器が伸び予想された2.8%を大きく上回る6%増しという高い値に。 CNN
◎米司法省は、米長距離電話サービス大手のワールドコム(WCOM)とスプリント(FON)による合併が長距離電話料金の値上がりにつながるとし、2社の合併計画を阻止するために、ワシントン連邦地裁に提訴。
ワールドコムは提訴を受け、長距離通信事業を売却する可能性も。 CNBC
◎インターネット検索サイト最大のヤフー(YHOO:
Research, Estimates)は、CMGI(CMGI:
Research, Estimates)が所有するEメールサービスのeGroupsを4.32億ドル相当の株式交換で買収する予定。 CNN
◎米最大郵送業社のFedEx(FDX:
Research, Estimates)
は、第4四半期の収益が石油価格高騰にも関わらず、予想を上回る一株85セント(2.45億ドル)という好業績を発表。 CNN
◎コンピューターネットワーク機器メーカーの3COM(COMS:
Research, Estimates)は、第4四半期の収益が、大幅な売上高減退で一株あたり42セント(1.468億ドル)という損失を発表。 CNBC
6月27日・火 >
Japan 6月28日・水
◆明日の金融政策を協議する公開市場委員会(FOMC)では、今年6回に渡り実施された利上げが米景気の減速を誘導し、今回の利上げは見送られる見通し。
マーケットは、ハイテク・バイオテク関連株に売りが先行し、ナスダック、ダウ指数とも下落した。
◆ナスダックは、セリラ・ジェノミックスやヒューマン・ジェノメ・サイエンスなどのバイオテク関連株が利益確定の動きから売られ、53.16ポイント下落し3858.96ドルで終了。
取引高は14億株。
セリラ・ジェノミックス
(CRA: Research,
Estimates):
-14 > 100
ヒューマン・ジェノメ・サイエンス
(HGSI: Research,
Estimates):
-9 11/32 > 134 1/32
◆先日上昇したダウは、IBM、インテル、ヒューレットパッカードなどが牽引役となり38.53ポイント安の10504.46ドルと下落。
取引高は10億株。
IBM
(IBM: Research, Estimates) :
-4 21/32 > 109 3/4
ヒューレット・パッカード
(HWP: Research, Estimates):
-3 1/18 > 116 7/8
◎米6月の消費者信頼感指数は、経済成長減速の兆しが今後の就職難を誘導する可能性があるとし、5月の144.7ポイントを下回る138.8ポイントに。 CNBC
◎AT&T所有のリバティー・メディア・グループ(LMG.A:
Research, Estimates)とマイクロソフト(MSFT:
Research, Estimates)は、日本国内でのケーブルテレビ事業を統合させる計画を検討中。 CNN
◎WEB検索会社のメディア・グループ(MMXI:
Research, Estimates)とジュピター・コミュニケーション(JPTR:
Research, Estimates)は、4.13億ドル相当の株式交換で合併の予定。 CNN
◎コンピューターネットワーク機器メーカーの3COM(COMS:
Research, Estimates)は、本日マーケット終了後に第4四半期の業績を発表する。一株42セントの損失が予想される。 CNN
◎コミュニケーション機器を提供するハーモニック(HLIT:
Research, Estimates)
は、第2四半期決算における減益警告を発表。同社の株は、発表後急落。 CNN
6月26日・月 >
Japan 6月27日・火
◆FEDミーティングを明日と明後日に控え、週明けのマーケットは消費者セクターに買いが先行し、ナスダック、ダウ指数とも上昇した。
今年に入り6回に渡り実施された利上げも、相次ぎ発表された経済指数が米経済成長減速の兆しを示し、利率上昇懸念に緩和の動き。
◆ナスダックは、オラクル、サン・マイクロシステムズなどのハイテク関連株に買いが入り、66.78ポイント上昇し3912.12ドルで終了。
取引高は13億株。
オラクル
(ORCL: Research,
Estimates) :
+ 3 3/16
> 82 11/16
サン・マイクロシステムズ
(SUNW: Research, Estimates) :
+ 3 7/8
> 90 7/16
◆ダウは、ナビスコホールディングの買収を発表したフィリップモリスが牽引役となり、138.24ポイント高の10542.99ドルと上昇。
取引高は8.84億株。
フィリップモリス
(MO: Research,
Estimates):
+ 3 9/16
> 27
ジョンソン&ジョンソン
(JNJ: Research,
Estimates):
+ 5 3/4
> 95 1/2
◎タバコメーカー大手のフィリップ・モリス(MO)は、推定40億ドルの負債を抱えるナビスコ・ホールディングス(NA)を150億ドル相当の株式交換で買収に合意。 CNBC
◎世界最大半導体メーカーのインテル(INTC)は、1枚1000ドル以下という格安の高速コンピューターチップを同時期に3枚リリースすることを発表。 CNBC
◎アナリストのパイン・ウィーバーはダウ銘柄のジョンソン&ジョンソン(JNJ:
Research, Estimates)を「普通」から「買い」に格上げ。同社の株は上昇中。 CNN
◎米5月の新築住宅販売高は、前月比4.3%増しの509万戸へ。今年度後半期での住宅金利上昇はスロウダウンされる模様。 CNN
6月23日・金 >
Japan 6月24日・土
◆FEDミーティングを3営業日後に控え、利益確定の動きからインターネット・ハイテク関連株が大きく売られる中、金融関連株が牽引役となりブルーチップに買いが先行。
4日間乱高下が続いたマーケットは、薄商いの中、ナスダック指数は下落、ダウ指数は上昇というまちまちの展開となり週末を迎えた。
◆ナスダックは、アマゾン・ドット・コムやヤフーなどのインターネットセクターに売りが入り、91.50ポイント安の3845.34ドルと2日続けて下落。
取引高は13億株。
アマゾン・ドット・コム
(AMZN: Research,
Estimates) :
- 8 1/8
> 33 7/8
ヤフー
(YHOO: Research,
Estimates):
- 6 3/8
> 125 5/16
◆ダウは、J.P.モルガンやコカコーラなどの優良銘柄が堅調に推移し28.63ポイント高の10404.75ドルと上昇。
取引高は8.04億株。
J.P.モルガン
(JPM: Research,
Estimates):
+ 2 13/16
> 118 7/8
コカコーラ
(KO: Research,
Estimates):
+ 1 3/4
> 57 7/8
◎欧州航空機メーカーのエアバス・インダストリーは、ライバル社ボーイング(BA)に対抗して、待望の555人乗り2階建て超大型旅客機、「A3XXX」の生産開始を発表。 CNBC
◎米断熱材メーカー大手のジョンズ・マンバイル(JM:
Research, Estimates) は、投資家グループが提示した24億ドル相当の買収案に最終合意。
ヒックス・ムースTate&Furstやベア-スターンズ・マーチャントバンキングなどの投資家グループらは、同社に対し、一株あたり13.625ドルを支払う予定。 CNN
◎半導体メーカーのランバス(RMBS:
Research, Estimates)は、日立に対し起こしたランバス社が所有する高速メモリー特許権侵害をめぐる起訴は、ライセンスを供与することで和解。ランバスの株は急騰中。 CNN
◎食品メーカーのコン・アグラ(CAG:
Research, Estimates)は、同業大手のインターナショナル・ホーム・フーズ(IHF:
Research, Estimates)を16億ドル相当の現金と株式交換で買収の予定。 CNN
6月22日・木 >
Japan 6月23日・金
◆FEDミーティングと大手企業の業績発表を来週に控え、緩和されていた利率上昇懸念が再浮上。
6月に入り好調に推移していたハイテク関連株が、利益確定の動きから大きく売られ、マーケットは急落。
ナスダック、ダウ指数ともマイナステリトリーの展開となった。
◆5営業日連続して上昇したナスダックは、シスコ、インテル、オラクルなどの優良ハイテク関連株に売りが入り、127.17ポイント安の3936.84ドルと4000ドルを割り終了。
取引高は15億株。
マイクロソフト
(MSFT: Research,
Estimates):
- 13/16
> 79 7/8
オラクル
(ORCL:Nasdaq - news),:
- 4 11/16
> 81 1/2
◆ダウは、ブルーチップが牽引役となり121.62ポイント安の10376.12ドルと大幅に下落。
取引高は9.61億株。
ハニーウェル
(HON: Research,
Estimates):
- 2
> 35
モルガン・スタンレイ
(MWD: Research,
Estimates):
- 2 1/16
> 83 3/16
インテル
(INTC: Research,
Estimates):
- 4 15/16
> 134 1/16
◎米タバコ大手のフィリップ・モリス(MO)、ヨーロッパ食品ベンチャー企業のダノン(DA)とキャドベリー・シュエップス(CSG)は、米食品大手のナビスコ・ホールディング(NA)に対し、最終買収案を提示。
買収額は一株あたり55ドルの総額145.7億ドルを上回る模様。 CNBC
◎米第2位投資銀行のモルガン・スタンレイ(MWD:
Research, Estimates)は、第2四半期の収益が一年前の一株あたり97セント(12億ドル)から大幅アップの一株あたり1.26ドル(15億ドル)という好決算を発表。 CNN
◎先週の米新規失業保険申請は、前週から5,000人増の302,000人に。失業者数の増加により、労働市場は冷却期間へ突入の兆し。 CNN
◎米最大携帯電話用コンピューターチップメーカーのテキサスインストルメント(TXN)は、半導体大手のバー・ブラウン(BBRC)を76億ドル相当の株式交換で買収に合意.。 CNBC
◎米銀行大手のウェルズ・ファルゴ(WFC)は、同社が所有するオンライン検索ツールの「コミュニティー・カリキュレーター」が人種差別の疑いがあるとし、起訴される。 CNBC
6月21日・水 >
Japan 6月22日・木
◆FEDミーティングを来週に控え利率上昇懸念が薄まる中、9%上昇したマイクロソフトが牽引役となり、ブルーチップに買いが先行。
午前中、軟調に推移していたハイテク関連株も終盤にかけて買い戻され、マーケットはナスダック、ダウ指数ともプラステリトリーで終了した。
◆メリルリンチは、好決算を発表したオラクルを「買い」から一ランク格下げ。
オラクルは一時6ポイント近く下落したが、マイクロソフトインがその他のハイテク関連株を誘導し上昇。ナスダック指数は50.65ポイント高の4064.01ドルで終了した。
取引高は14億株。
マイクロソフト
(MSFT: Research, Estimates):
+ 5 3/4
> 80 11/16
オラクル
(ORCL:Nasdaq - news),:
+ 5/32
> 86 3/16
◆昨日下落したダウは、マイクロソフトがシティグループ、J.P.モルガンなどの金融関連株の下げをカバーし、62.58ポイント高の10497.74ドルと上昇。
取引高は9.6億株。
シティグループ
(C: Research,
Estimates):
+ 1 3/8
> 63
J.P.モルガン
(JPM: Research,
Estimates):
+ 1 3/8
> 118 11/16
◎ソフトウェアメーカーのオラクル(ORCL)は、第4四半期の収益が予想を大きく上回る一株31セント(9.26億ドル)という好業績を発表。売上高は34億ドルに。 CNBC
◎ジャクソン米連邦地裁判事は、マイクロソフト(MSFT)の独占禁止法訴訟で、控訴審を直接最高裁に持ち込む。
また、同社に課した行動規制命令については、起訴期間中の凍結を認める。 CNBC
◎原油価格の高騰に対し、石油輸出国機構(OPEC)は増産問題について話し合うため臨時総会を開催。1.8%(日量50万バレル)の増産が予想される。
米最大オイル生産業のエグソン・モービル(XOM:
Research, Estimates)の株は下落。 CNN
◎欧州連合(EU)は、ワールドコム(WCOM)とスプリント(FON)による1290億ドル相当の合併案に強く反対の意を表明。 CNBC
6月20日・火 >
Japan 6月21日・水
◆マイクロソフト、インテルなどの優良ハイテク関連株が買われナスダック指数は昨日に引き続き上昇。
一方、ブルーチップは軟調で、ダウは下落し、マーケットはまちまちの展開となった。
あるアナリストは、割高感のある大型ハイテク関連株は、今後大きく売られる可能性があると指摘している。
◆インテル・サンマイクロシステムズがナスダック指数の牽引役となり、23.53ポイント高の4013.36ドルと2ヶ月ぶりに4000ドルを突破して終了。
取引高は16億株。
インテル
(INTC: Research,
Estimates):
+ 1 13/16
> 138 5/16
サンマイクロ・システムズ
(SUNW: Research, Estimates):
+ 1 5/8
> 97 1/16
◆ダウは、先日に引き続き優良銘柄のハニーウェルが大きく売られ、123.03ポイント安の10434.81ドルと下落。
取引高は10億株。
ハニーウェル
(HON: Research,
Estimates):
- 4 1/4
> 36
コカコーラ
(KO: Research, Estimates) :
- 1 1/2
> 52 15/16
◎一時的なガソリン価格の下落で輸入が前月比0.2%減退し、米4月の貿易赤字は304.4億ドルに。 CNN
◎仏コミュニケーショングループのビベンディは、有料テレビ会社のカナル・プラスと飲料・娯楽会社のシーグラム(VO)をそれぞれ120.5億ドル、340億ドル相当の株式交換で買収に合意。
3社の合併により、世界第2位メディアグループ設立となる。 CNBC
◎仏広告業のパブリシス(PUBP)は、世界第5位広告代理店設立にむけ同業社のSaatchi&Saatchi(SSA:
Research, Estimates)を19.2億ドル相当の株式交換で買収の予定。 CNN
<業績発表>
◎投資銀行大手ゴールドマン・サックス(GS)は、第2四半期の収益が21%増しの一株あたり1.48ドル(7.55億ドル)という好業績を発表。 CNBC
◎米最大チェーン・スーパーマーケットのクロガーは、第1四半期決算で一年前から22%アップの一株あたり33セントという増益を発表。 CNN
6月19日・月 >
Japan 6月20日・火
◆週明けのマーケットは、これから相次ぐ収益発表についての業績悪化の懸念が広まる中、金融・半導体関連株が割安感から買われ、両ナスダック、ダウ指数とも上昇した。
あるアナリストによると、今日の反発は金曜日に金融関連株が、来週のFEDミーティングの利上げ問題に対し鋭敏になり過ぎたため、大袈裟に売られたことが大きな原因であるとの見解を述べている。
◆ナスダックは、インテルなどのハイテク関連株が堅調で、129.27ポイント高の3989.83ドルと過去2ヶ月の高値を更新して終了。
取引高は13億株。
インテル
(INTC: Research, Estimates):
+ 10 7/16
> 136 1/2
オラクル
(ORCL: Research, Estimates),:
+ 4 1/8
> 86
◆ダウの優良銘柄ハニーウェルによる減益の警告発表にも関わらず、金曜に大きく売られた金融関連株が買い戻され、ダウ指数はポイント108.54ポイント高の10557.84ドルと上昇。
取引高は9.19億株。
ハニーウェル
(HON: Research,
Estimates):
+ 8 13/16
> 39 11/16
J.P.モルガン
(JPM: Research,
Estimates) :
+ 2 5/8
> 120 9/16
◎米第2位携帯電話会社のAT&Tワイヤレス・グループ(AWE)は、サンフランシスコ、サンディエゴ、ヒューストンにおける無線システムをそれぞれVodafoneエアタッチ、GTE、プライムから買収の予定。
買収額は33億ドルを上回る模様。 CNBC
◎仏コミュニケーショングループのビベンディ、有料テレビ会社のカナル・プラス、飲料・娯楽会社のシーグラム(VO)との3社における合併案は最終段階。
最終的な発表は20日になる見込み。 CNBC
◎世界最大コンピュータ・チップメーカーのインテル(INTC:
Research, Estimates)は、アナリストによる好業績予想の発表に好感し株価は堅調。
アナリストのダン・ディラー氏は、インテルの2000年における収益が3.07ドルから3.10ドルになるという好調な業績予想を発表。 CNN
6月16日・金 >
Japan 6月17日・土
◆マーケットはトリプル・ウィッチングの週末のため、アナリストは乱高下のマーケットを予想。
ゼロックスやユニオンバンクなど、相次ぐ企業業績の悪化懸念も重なり、利益確定の動きから金融関連株に売りが先行した。
マーケットはダウ指数関連銘柄が売られ、ナスダック銘柄が買われるという、まちまちの展開となった。
◆ナスダックは、ランバスやクアルコムが堅調。14.82ポイント高の3860.56ドルで終了した。
取引高は14億株。
ランバス
(RMBS: Research, Estimates),:
+ 26 11/16
> 83 3/8
クアルコム
(QCOM:Nasdaq - news - boards):
+ 4 5/16
> 65 3/4
◆昨日プラステリトリーで終了したダウは、J.P.モルガンやシティグループなどの金融関連株が大幅に売られ265.52ポイント安の10499.3ドルと急落。
取引高は10億株。
J.P.モルガン
(JPM: Research,
Estimates) :
- 8
>
118 1/2
シティグループ
(C: Research, Estimates) :
- 1 7/8
>
63
◎米5月の新規住宅着工件数は昨年の6月以降最低の159.2万戸(年率換算)に。前月比は3.9%減。 CNN
◎世界最大コピー機メーカーのゼロックス(XRX:
Research, Estimates)は、第2四半期決算における大幅な減益予想を発表。これは、同社が行った過去9ヶ月間で3度目の減益警告発表になる。 CNN
◎Linuxオペーレーティングシステムを提供するレッドハット(RHAT:
Research, Estimates)は、第1四半期の損失が売上高倍増で予想された一株4セントを下回る一株2セント(250万ドル)という好決算を発表。 CNN
◎ヨーロッパ銀行第3、4位のドレスナー銀行とコメルツ銀行は、巨大銀行設立にむけ合併を検討中。ドレスナー銀行は今年4月にドイツ銀行との合併案を撤回。 CNBC
6月15日・木 >
Japan 6月16日・金
◆Fedミーティングを今月の26,27日に控え、利上げ懸念にもかかわらず、相次ぎ発表される経済指数発表は、利率上昇懸念を緩和か?
金融関連株は軟調。午後からはハイテク関連株が買われ、ダウ、ナスダック両マーケットともプラステリトリーの展開となった。
◆ナスダックは、クオルコムが軟調。
オラクルやインテルなどのハイテク関連株がカバーし、48.33ポイント高の3845.74ドルで終了。
◆クオルコムは、アナリストによる減益警告の発表後、急落。
取引高は13億株。
クアルコム
(QCOM:Nasdaq - news
- boards):
- 9 1/16 > 61 7/16
インテル
(INTC: Research,
Estimates):
+ 1 13/16
> 128 1/4
◆ダウはJ.P.モルガンやシティグループなどの金融関連株が下落する中、コカコーラーやヒューレット・パッカードが3日ぶりに買われ上昇し、26.87ポイント高の10714.82ドルでマーケットを終えた。
取引高は9.26億株。
J.P.モルガン
(JPM: Research,
Estimates) :
- 4 7/8
> 126 1/2
コカ・コーラ
(KO: Research,
Estimates):
+ 2 11/16
> 55 11/16
◎通信機器メーカー最大のルーセント・テクノロジー(LU)は、所有する超小型電子技術ユニットを株主に分配(スピンオフ)することを検討中。500億ドル規模のスピンオフになる予想。 CNBC
◎米連邦通信委員会(FCC)は、ベルアトランティック(BEL)とGTE(GTE)の大手市内電話会社2社の合併案を承認。合併が実現すれば、米最大ローカル電話会社「Verizonコミュニケーション」の設立となる。 CNN
◎ウォール街歴史上最大規模の株式不正売買事件として、米連邦当局はマフィアの構成員ら120人を取引詐欺の疑いで起訴。 CNBC
◎5月の米鉱工業生産指数は製造業生産が季節調整済みで予想された0.3%減を大きく上回る前月比0.4%増しに。 CNN
◎米サウスイースト地方銀行のWachovia (WB:
Research, Estimates)
は、第2四半期の収益がアナリストの予想を下回るとの業績警告を発表。 CNN
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