次へ > ダイレクトアクセストレーディングの仕組み

索引へ戻る


ダイレクトアクセスによるトレード
 




始めに

苦難を乗り切るためのツール・何故このようなことを始めたのか?

米国の株式市場では、個人がパソコンとネットを使い、大きく人生を変えることができるムーヴメントが、すでに定着しています。

マイクロソフト本社があるワシントン州シアトルで、デイ・トレーディングをするための場所と設備を含めたシステムを提供する会社がオープンしたのは、1997年の3月。

私が、ブートキャンプというトレーニング(教育研修)のコースへ参加したのが8月。そして、実際にトレードを、始めたのが9月でした。



それまで比較的順調な人生を過ごしてきた私は、40歳半ばにして小さいながらも3つの会社の運営をしていたいわゆる「社長」として、世間一般でいえば成功した人生を歩んでいました。

米国を始め海外に3つの会社を設立し、自分の大半の時間をつぎ込んで仕事をし、自らもその事業に投資をし、その代償として何不自由のない生活をしていました。

それはある日突然起こりました。

画策された謀略のために、すべての役職を解任され、大海原に放り出されたのです。

幸いにも、幾ばくの蓄えがあったのですが、何もしなければ底をつくのは目に見得ている状況でした。

そこで、通りかかった船に乗りましたが、最初は操縦の仕方もわからず、おまけに水が浸水始めているという状況でしたから必死でした。

ですが家族を載せている以上、沈むわけにはいきません。

特に下の息子は、障害を持っていたため、なおさらでした。

そしてついに船の操縦の方法、直し方、緊急の場合の対処方法を、身につけることができるようになったのです。

今では、解任されたてよかったと思っています。

解任した連中に対して、感謝をしているくらいです。

私を救ってくれた船の名前、それは「デイ・トレーディング」。

大海原に放り出された経験のない方には、この船を操るのは難しいように思えるかもしれません。

確かにこの船は遊覧船ではありませんでした。

ですが、溺れそうになっているときに、私はこの船によって助けられたのです。

 

安定した収入の目安がつくまでには、半年の歳月が必要でしたが、この全く新しいスタイルのトレードを続けながら、アメリカでの生活をネットを通して記録しておこうと、インターネットで自分のサイトを創り、書き込みを続けました。

そのうちある出版社から、これをまとめて本にしないかという、申し入れをいただきました。

アメリカでは、日本人は少数民族です。だから「日本人」を、好むと好まざるにかかわらず、自分で意識することになります。

これは、全く予想していなかったことでした。

私は40才過ぎまではいわゆる日本人として、日本の社会で暮らしてきましたから、いわば日本が「染み付いた」ただの日本人です。

アメリカでの生活は、日本の生活とどこがどう違うのか?

戸惑いや新たな経験などからの驚きも含め、WEBの記録をきっかけにして、感じていただけたら幸いだと考え、「デイ・トレーダー」という本にまとめてみることになり、本を出版することとなりました。

日本人は素晴らしい資質を持っています。

ただ日本に住んでいるうちに、いわゆる距離が近すぎて見えなくなってしまっている部分があります。

ですから、アメリカに住んで、そこから見える日本が、どう見えるのかという点を中心に、読者の皆さんに、ネットが取り持つトレードの世界を含め、WEB上で、日記形式で「COOLに過ごそう」というタイトルのコラムを現在も連載を続けています。

今の日本社会が、日本人自身を生かせるような仕組みを持っていないのではないかという不安に対しての一つの回答が、このダイレクトアクセスによるトレード方法です。

日本のいわゆる年配層の方は、日本の高度成長を成し遂げたいわゆる社会にとっての功労者といっていいでしょう。

その人たちがリタイアして、金利で余生を過ごそうと考えるのは当然のことであり、そのために貯金をしてきたわけです。

みなさんもご承知のように日本の金融商品の利回りは、まさに「通帳のシミ」程度しかありません。

日本国内の金融資産は約1300兆円あるといわれています。

国の金融政策は老後の生活を考えると非常に重要ですが、日本は残念ながら、こうした面の政策はとても古い価値観に基づいて運営されています。

こうした状況では、自分の力で何かを変えるしかありません。

 



今の時代は何が起こるかわかりません。

いざ困ったときに、個人が自立して新たな経済的基盤を確立することができる選択肢は 、非常に少ないのが現状です。

特に私と同じ世代の方が、今後定年によって退職された場合にも、私が職を失ったときと理由は異なっても、その後の人生で経済的な基盤を支え続けなければなららないという点では、全く同じ状況に立たされる事になります。

ネットや高速回線というインフラさえ整えば、このダイレクトアクセストレードという選択肢は、非常に強力なツールとなりえます。

私もこうした老後を考える年代にさしかかってきましたが、幸いにも米国で全く新しい可能性に出会うことができました。

お金だけあっても人生は満たされません。

生き甲斐が必要です。

残りの人生を、一人でも多くの同じように困っている人に助けることができればと、この新しいトレード方法を伝えることを目的に、このサイトを運営しています。

以上のような理由により2000年頃から、日本でもこうしたトレード方法について体系的にシステムとしてまとめ、より多くの方が短時間でこうした技術を見につけることができるように、トレードセミナーという形で、説明しています。

受講後は、それぞれの方の目的や投下資金によってその目標金額は毎日一万円から、年収数千万円などというように様々なレベルに分かれますが、この「トレード」という全く新しい仕事を通じ、より豊かで充実した生活のために、多くの方が日々努力を続けられています。

その結果として学生の方や、主婦、失業者、自主退職者を含むあらゆる層の方が、セミナーを受講後、プロのトレーダーとして、毎月コンスタントにトレードによって一定の収入を上げられています。

こうした道筋へ最も確実で現実に到達できる方法として、チームによるシステムトレードのための、エグゼキューショナー養成トレーニングも毎日開催しています。

このサイトでは、アメリカ最新の株式トレード方法の一つとしてのデイ・トレードそのものについても、いろいろな角度から 、様々なコンテンツで、詳しく書いています。

一方でこのトレード方法をよくご存知ない方から、簡単にこのトレード方法に付いて知りたいというメールを、毎日たくさんの方から頂きます。

そこで、このトレード方法について簡単に説明したページを作りました。

 

次へ > ダイレクトアクセストレーディングの仕組み

索引へ戻る