素朴な疑問なんですが・・
今回のMCHPの銘柄はロングサイドですがショートで入っております。
どのような理由で反対方向へエントリーしたのでしょうか?
1本目が陰線だったからなのか?
今後の参考にしたいので、ご教示いただけると嬉しいです。
なんせ、ここだけで2000弱の利益がでるので(/ー ̄;)
よろしくお願いいたします。
とても良いご質問です。
さすがです。
ご指摘のように、MCHPはロングサイド銘柄です。
ですが下のように、ショートサイドへエントリーしたわけです。
MCHP 500株 +1260ドル
トレンドラインでもあるハイバンドをブレイクアップ
なので手仕舞い
この銘柄は他の9銘柄とは決定的な違いがあります。
おわかりになるでしょうか?
それは最初の1本目のローソク足が、ナローレンジの陰線だという点です。
しかも上下に長いヒゲが伸びています。
なぜショートサイドにエントリーしたのか?
これは30秒チャートを見ていれば、すぐに分かります。
エントリーポイントのトレンドは30秒チャートではすでダウントレンド。
トレンドラインとなっているハイバンドを見れば分かります。
冒頭からの6本のローソク足の始値と終値を見れば、3分足では陰線のナローレンジになった経緯が理解できるはずです。
ですからこのトレード方法は、30秒チャートを見ていなければ、できないでしょう。
エントリー後の軽いプルバックは50ドルだけ。
このように上昇しようとするチカラは、ギャップのエッジで跳ね返されています。
強力な抵抗線ですからね。
ギャップの中へ潜り込んでしまうと、上にあるギャップのエッジはレジスタンスとして機能することになります。
このように30秒チャートを利用すれば、より早くその銘柄のトレンドを推測することが可能になります。
30秒チャートは、カットロス幅を小さくするだけではなく、エントリー方向を決めることさえできるのです。
大志を抱けへのコメントで、カンチャンは・・
簡単に書くと、カットロス銘柄の排除については冒頭、24日のオフィシャルの検証の中で、AALの手仕舞いについて、はっちさんが仰っている事がそのまま当てはまります。
とコメントされていますが、鋭い点をチェックされていますね。
さすがです。
トレンドに逆らうなでは・・
ローソク足一本が形成されるまでには3分間の時間があります。
その3分間をどう使うのか?
トレードはこれが問われる仕事なのです。
30秒足を併用すれば、30秒足でのフォーメーションや抵抗線が使えます。
つまり3分足がどうなるかは、30秒足を見ることによって、予測精度を上げることができるのです。
ですから見なきゃ損なのです。
よそ見は厳禁
30秒チャートを見る余裕がないのは、見なくてもいいものを見ているから。
多くのトレーダーは、3分足チャートが動いているのを、無意識に目で追っています。
大事なのは3分足が確定した最後の位置です。
ですから確定するときだけチラっと見ればいいわけです。
だって30秒足で、あらかじめ大体の予測はできいるのですから、3分足は最後にチラ見すれば済むはずなのです。
3分足チャートが動いているのを、無意識に目で追っている人は、それが習慣になってしまっているのです。
ですから、そういう人は目で動きを追わないための工夫と訓練が必要になります。
3分足チャートの動きを目で追うのに忙しく、肝心なことを考える暇もないとどうなるか?
成績は一向に向上せず、惰性でマーケットに参加するだけ。
そうなると更新されるブログはチャート表示だけ、という寂しいものになってしまうのです。
一体何のために、何をやっていて、今週の具体的な目標は何で、それはどの程度達成できているのか?
目標に届いていなければ、書くことは山ほどあるはずなのです。
こうしたアドバイスも、実は同じ要領で書いています。
なぜならトレーダーが実行した痕跡がわかるチャートは、情報の宝庫だからです。
そのチャートは何よりも雄弁に、様々なことを物語ってくれているのです。
30秒チャートを見ていれば、3分チャートだけを見るよりも、遥かに多くのことが分かります。
なぜなら30秒チャートのローソク足6本で3分チャートのローソク足が1本形成されるからです。
ローソク足が6本あれば、何らかのフォーメーションやトレンドが形成されるはずです。
それを読み取ることで、高い精度で近未来を高い確率で予測することが可能になるのです。
トレードは奥が深いですね。
参考になれば幸いです。