中央のミキサーは ALLEN&HEATH(アレン&ヒース)
自宅の映画用オーディオシステムのスピーカーで、迫力のある音量まで上げると・・
何となく、サチり気味で、どうも能力が足りていない感じ。
カミサンも時々「煩い」という。
「煩い」と感じる理由は、どうやらスピーカーの能力が限界のためのようだ。
書斎というかオフィスのシステムはスピーカー選びで書いたS2X。
サイズ的には自宅の映画用オーディオシステムで使っているフォステクスと変わらない。
写真がクリスマスパーティーの時の夜のショットしかないのだが・・
左側のソファーの前に50インチディスプレイとオーディオシステムがある。
視聴する距離と部屋が大きいため、ある程度パワーを入れて鳴らすことになる。
手前のリビングルームの奥にオーディオシステムをセットしてあるダイニングルームがある。
シューマン共振効果で書いた RR-777 も2台設置している。
SONY α7RⅢ + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS
フォステクスのパワード・ニアフィールド・スタジオ・モニターNF-1Aは使い始めてから10年以上が経過。
パワードアンプ内蔵なので経年変化によるサウンドの劣化もあるはず。
自宅AVシステム音質向上作戦を書いたのが2014年5月。
早いもので、あれからもうすぐ丸4年だ。
スピーカーを変更するとなると、当然アダムSシリーズ?!
何と言っても、オフィスのS2Xは素晴らしいサウンドだからね。
だがS2Xに代表されるアダムのSシリーズは最近モデルチェンジをしたようなのだ。
ただ、モデルチェンジでどの程度サウンドが変わったのかが分からない。
それに、アダムのスピーカーを導入するにしても、トータルで42畳という空間で使うわけだ。
果たしてS2Xのサイズで間に合うのか?
ネットで探しても、Sound & Recording Magazine を発行しているリットーミュージックのレビューくらいしか見当たらない。
「ADAM S2V / S3V」製品レビュー
まずは7インチのウーファーとS-ARTリボン・ツィーターの2ウェイ機、S2Vを試聴しました。SSL SL4000Gのメーター・ブリッジに乗せ、DSPのプリセットはメーカー推奨のPureに設定。再生された音は、タイトな低域とクリアな高域で、これまでのADAMスピーカーの印象とは違う音ですね。誤解を生じるといけないので先に言いますが、とても良い音です。新開発のウーファーとツィーターによって、SXシリーズに代表される"ふくよかで柔らかい低域と伸びた高域"という従来のADAMスピーカーの印象とは別路線に進化しています。次にプリセットを変え、UNRで聴いてみました。こちらはPureとは違ったキャラクターで、立体感のある音作りです。
次に、3ウェイ構成のS3Vを聴きました。音の印象はS2Vと同じ路線で、そのままワイドレンジになったイメージです。まず、コンソール・トップで試聴してみると、音色はダブつくこともなく、とても良いバランスで鳴ります。少し離れた場所にスタンド置きしたところ、リスニング・ポイントの距離が離れたことでバランスが崩れたので、DSPのEQで調整を行いました。EQをかけたことによる不自然さもなく、少しの設定でしっかりと反応します。
DSPで正確な周波数特性の調整が行えるS2V、S3Vは音楽のジャンルを選ぶことなく、クラシックからひずみの多い極悪なサウンドまで、オールラウンドに使えるスピーカーです。低域の長さの表現が的確なので、ROLAND TR-808系の打ち込みキックやMOOG系アナログ・シンセ・ベースでも誇張することがありません。最小のS2VでもSPLは120dB(ペア)にもなり、また音量の大小でバランスも崩れないので、リズム録りからミックスまでこなす数少ないモニターの選択肢になると思います。
という要点なのだが・・
これまでのADAMスピーカーの印象とは違う音ですね。
誤解を生じるといけないので先に言いますが、とても良い音です。
こう書かれると、聴いてみたくなる。
というわけで、何とか視聴できないものか・・と販売店リストをチェック。
調べてみると、ミュージックランドKEY心斎橋店で試聴できるという。
というわけで1月下旬の金曜日に、試聴室へ。
用意していたただいたのは ADAM S3V というS2シリーズの一つ上のクラスのスピーカー。
1階
2階 この左手に試聴室がある。写真は撮り忘れ。(笑)
ただ試聴室の音響特性が、もの凄くライブ。
そのため、反響音の多さと相まって、各帯域のバランスが悪いため、果たしていいのか悪いのかがよく分からない。
いつも聴いているS2Xの素晴らしいサウンドはいずこへ?
というわけで、所有しているS2Xを試聴室へ運び込み、比較試聴させていただくことになった。
左がADAM S3V ・ 右がS2X
SONY α7R II + FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS SEL24240
ミキサーから出力ゲインを同じにしたときの、音量にどれくらいの差があるか?
をまずチェック。
聴き比べてみると、S3Vはパワーを入れれば音圧は高く、圧倒的にスケールが大きい。
だがサイズを考えると、S2Xもなかなかよく鳴っているではないか。
担当の主任O氏曰く、「S2Xは名器ですからねえ・・」
S3Vは多くの録音スタジオでも、十分すぎるくらいのサイズで、また鳴りっぷりも十分すぎるらしい。
そりゃあS2Xが売れるわけだよなあ・・
担当していただいたお二人も、アダムのスピーカーをお持ちだという。
主任のO氏はアダムS1X、そしてK氏はアダムA7X。
試聴フロアは、まさにアダムズファミリー全員集合。(笑)
iPod で聴き慣れた音源をミキサーに繋ぎ3曲ほどを試聴。
試聴室のミキサーは ALLEN&HEATH(アレン&ヒース)
この店はギターがよく売れるというが、こういうところがちゃんとしているのはさすが。
ユニットが2ウェイと3ウェイの違いに加え、これだけサイズが違うと、やはり鳴りっぷりが違う。
もちろん値段もだけど。(笑)
というわけで値段の交渉を経て無事購入。
続く・・
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