以下はちょっと調べれば分かることなので、いわゆる雑学であります。
ビットコインは主流になれるのか?
お金(お札)は借用証書。
お札には「日本銀行券」と刷ってある。
いいかえれば、債務と債権の記録証ともいえるわけです。
小切手や約束手形は個人が発行できるお札。
ビットコインは、PCでマイニングできるので金に似ている。
国際決済の一つの方法がビットコイン。
銀行を通して外国へ送金すると手数料が高いので、ビットコインが使われる。
ただ素早くやらないと、レートが変動するので注意が必要だ。
中国は両替の制限があるので、中国人がよく使ったため高騰したわけだ。
だがお札がビットコインに駆逐されることはあり得ない。
というのは、国は公的サービスつまりインフラ整備が必要で、そのためには税金が必要になる。
ただ税金はお札だけで納税が可能。
ビットコインでは支払うことができない。
だからビットコインが主流になることはない。
というわけで、どんな暗号通貨でもお札の代わりにはなり得ないのだ。
現在「お札」(現物のお金)は通貨の10%くらいが発行されており、あとは仮想通貨と同じようなもので、通帳に数字が書かれているだけ。
これも、いってみればビットコインのようなものだともいえる。
ビットコインと同じように「金」も「お金」だと認識したい人は少なくない。
昔のいわゆる大航海時代(グローバリズム)が好きな人は、金が好きなのだ。
経済学はグローバリズムの思考で論じられるが、国内では関係ないハナシ。
今日本の銀行連盟はJコインというものを発行しようとしている。
これは固定相場制になるはず。
ビットコインとリスク
ビットコインは信用性が上がれば高騰し、下がれば価値はゼロになる仕組みだ。
ビットコインをマイニング(発掘)を電気代が高い日本でやると、電気代がかかって逆ザヤになってしまう。
つまり電気代が安い所でマイニングしないと勝てないのだ。
そのビットコインが改ざんされたものか、正しいものなのかは、どうやって決めるのか?
計算量の51%を押さえた方が正しいことになってしまう仕組みになっている。
仮に量子コンピュータを手に入れられたとする。
すると計算速度が圧倒的に速いので、ビットコインの計算量の51%を早く押さえることができるのだ。
それは誰で、いつなのか?
つまりこうしたババ抜きがいつ行われるのかが分からないと、長期保有で儲けることができないのだ。
手数料を安く抑えるためにビットコインを使うのが、一番メリットが大きな使い方ではないだろうか。