2008 0815-


0831 Sun.

どのようにして監視対象銘柄を決めればいいのか?

トレードで利益を出すには、銘柄選択、エントリー、脱出という3つの要素が揃う必要があります。

今回はこの銘柄選択について次のようなご質問をいただきました。

7月下旬に連続セミナーでお世話になりましたシドニー在住の**です。

その後デイトレードネットオフィス移転に合わせエイドがありませんでしたがその間口座開設や、RealTickの設定などにあて先週より毎夜エイドを見て練習し始めました。

そちらは引越しもうまくいき、IT関係もしっかりセットされた模様でよかったですね!Coolを拝見するとロケーションも以前にもましてすばらしいところのようでそのうちにまたセミナーでお邪魔しようと考えております。

現在ご存知のように「南半球」の投稿名で少しずつ書き込みしておりますが、特に今はDemoなのでトレードエントリー・エグジットの事実をごまかせない、またどういう根拠でやったか後で見直しをするためにも自分にある程度健全な負荷をかける意味でやっております。

今のところはエイドに書き込みされた銘柄を追いかけているにとどまっており、なんとかスピードについていけるように運動神経の訓練をしている状況です。

ローソク足については日足であれば結構心得がありますが、1分チャートのスピードはまったく違う世界で慣れるようにしっかり勉強したいと思います。

わからない事だらけですが、今現在出来なくても良いとは思いますが、毎日事前スキャンリストにある約60銘柄のうちどれをチャートに落とし込んで監視すればよいのか良くわかりません。

大きなスクリーンをセットして全部表示するというのはひとつの手ではありますが現実的ではないでしょうし今度は見きれないでしょうから寄付前に選択して絞り込んでらっしゃるのだと思いますがどのようにされているのでしょうか?

今後も継続してペーパートレードをしてアカウントが継続的にプラスになり、見通しがついてから当初小額で実トレードに移行していきます。またいろいろ教えてください。
 

こちらでネットエイドのガイドを、このようにまとめて動画で解説していますので、これをサンプル として説明させていただきます。

ネットエイドではオープニングの数分間、「クイックマジック」というトレード手法で、200ドルくらいの利益を狙います。

これはブレイクスキャンプロというスキャニングツールを使います。

ブレイクスキャンプロをどう使ったのか?という先週木曜日のマーケットの動画解説がこれにあたります。

 

スキャンを使わずに銘柄選択をする方法があるのですが、これは少し慣れと経験が必要です。

そもそもがスキャンシステムがなかったときは、このようにチャートを並べて監視しながら、目視で判定していたのです けどね。

スキャンを使わずどの銘柄を選択したのか?という先週木曜日のマーケットの動画解説がこれにあたります。

 

そしてそのあと Got Bottom プレイという、いわゆるトレンド方向と反対へブレた銘柄を探し、本来動くべき方向へエントリーするというトレード手法を前提にガイドをしています。

今日の Got Bottom Play という動画で説明しています。

もし「はっち3ギャッププレイ銘柄」が出現すれば、その銘柄もGot Bottom プレイと同じ考え方でトレードをして、マーケットの最後まで保有するわけです。

この結果は2年以上公開継続中

ですがネットエイドでは、最後まで保有して反対へ大きく動くリスクを排除するため、途中で手仕舞いし勝ち逃げするわけです。「今日の Hatch3 Gap Play」というタイトルの動画解説がこれに相当します。

その結果がシミュレーションとどの程度違うのかは、こちらで適時まとめて公開しています。最新の結果はこちら

大きいゲインを狙うよりも「確実に利益を確保する」という視点でガイドしています。

 

途中までは利益が出ていたのに、朝起きてみたら反対へ動いてマイナスになっていたとぴうガッカリ感を避けることができる方法です。

私は何度もこれで悔しい思いをしてきましたからね。^^;

トレードも10年近く続けていれば、心理面にネガティブなインパクトを与えるのは、メリットよりデメリットの方が多いことが、わかるようになるものです。

というわけで、ネットエイドでは、この4種類の銘柄選択手法を組み合わせてガイドをしています。

さらに経験がある方向けの「アドバンスプレイ」という様々なトレード手法があり、仕組みやトレード方法を詳細に解説したPDFファイルでを販売しています。

この「アドバンスメソッド」のテキストを購入された方向けに、簡単な動画解説も毎日掲載しています。

これは30分足チャートを見て選択していますが、来週の注目はこの銘柄。

わかりやすいパターンです。

下の2つのチャートを見れば、どちらサイドへ動く可能性が高いかがわかるようになれば、もう初心者とは言えないレベルにあるということになります。

下は日足チャート。

下はNASDAQ総合指数の日足チャート

 

 

トレード経験のない人がいきなり実マーケットで体験すると、心理的にかなり大きなストレスがかかることになります。

トレードでは焦ったり、慌てたりするのが一番まずいのです。

ですからちょっとしたことで、焦ったり慌てたりするとパニックになりやすい人は、初トレードが悲惨な体験になってしまうわけです。

ですが、まあいいように考えれば、こうした体験を乗り越えることで、だんだんと焦ったり慌てたりしない図太い神経が鍛えられるともいえるのですけどね。

ですが、まあそういう体験は、できるだけしないに越したことはないわけです。

そうはいっても、誰でもある程度の何らかの失敗はやらかしますが・・

 

そのため、何かあったときのためのヘルプガイドとしても、ネットエイドというサービスを一年以上継続して提供しています。

執行のトラブルはチャットで書き込めば、私が瞬時にブローカーへ連絡を取って対処できますから、こうした面でのセーフティーネットとして利用するため、参加されていらっしゃる方も多いようで、なかなかスマートな方法だと思います。

そういう方は、困ったとき以外はほとんど書き込まれることはないのですが、別にそれでも何ら問題ないのです。

サービスを受けている以上、どう活用しようとその人の自由なわけで、むしろ余り違った種類の書き込みが多いと、こちらとしても返事のタイミングなどで、集中力が分散されることにもなりますからね。

 

こうして門前の小僧の理屈で、ネットエイドへ参加しながら、 どういうときに、どういう点について注意を払わなければならないのか?ということを一ヶ月以上毎日見ていると、だんだんとわかるようになってきます。

早いか遅いかについての個人差こそありますが、誰もがそうなります。

「何とかの一つ覚え」という習性を活用するわけです。(笑)

おまけにわからないことは、リアルタイムチャットで質問し放題ですからね。

しかしこの効果は絶大です。

一年以上も続けてこられたのは、ネこうしてットエイドを始めたときには想像しなかったこの「やり甲斐」が、モチベーションの持続によい影響を与えているからかもしれません。

こうしてマーケットに慣れてくれば、あまり冷静ではない心理状態でのエントリーと脱出でも、少なくとも一日に200ドルつまり2万円の利益は確保でき るだろうということは、想像に難くないはずです。

参加者の中には、一日2千ドルから1万ドルを稼ぐ方がいらっしゃいますが、ほとんどの方は掲示板に投稿されないのです。残念ですが・・

 

ご質問のケースは「クイックマジック」というトレード手法での銘柄選択についてだと思います。

「クイックマジック」というトレード手法は、ブレイクスキャン・プロでTESTと表示された状態の銘柄を狙い、最初の1分足の終値を超えたあたりでエントリーする方法です。

ブレイクスキャンプロをどう使ったのか?という先週木曜日のマーケットの動画解説がこれにあたります。

 

慣れれば、ドアタマから3銘柄をいきなりエントリーして、リアルティックというソフトの売買損益表示のドル表示がリアルタイムで、あたかもデジタル速度計のように表示されているのを見ながら、利益が増えない銘柄は瞬時に切ってゆく、ということができるようになります。

そもそもが、3銘柄ともその方向へギャップアップして、クアトロセットアップになっているにもかかわらず、選択した銘柄3つ共がいきなり反対へ動くという確率は、非常に少ないのです。

これは動画を見ていただければわかります。

スキャンを使わずどの銘柄を選択したのか?という先週木曜日のマーケットの動画解説がこれにあたります。

 

もちろんガイドでは私が選択した銘柄を書き込みますから、それを見てあとは自分でいいと思うタイミングで売買ボタンをクリックするだけです。

米国マーケット用の売買ソフトではこういう部分のモディファイ機能が充実しているため、リアルティックというソフト用に100株・200株・500株・1000株の売買ボタンとキャンセルボタンをマクロで作成したものが含まれるサンプロレイアウトを、無料で公開しています。

ジャンプアップセミナーでは自動インストール用のCDROMも配布していますしね。

 

ちょっとハナシがそれましたが、このトレード方法は経験の少ない方にとって少々荷が重いため、他の方法を先に取り組まれた方がいいと思います。

経験が少ない方の場合、「はっち3ギャッププレイ」がお勧めです。

選択されない日もあるのですが、もしスイングスキャン・というスキャニングソフトで銘柄が表示されれば、その銘柄一銘柄だけを追いかければいいわけです。

適当なところでエントリーをして、後はマーケットの最後まで保有する方法で、頭でエントリーして最後に脱出すればどうなったかのシミュレーションは、こちらで2年以上公開しています。現時点での結果

 

本命だけを一途に追いかければいいわけですから、トレードに不慣れな方でも、比較的追いかけやすいという利点があります。

ただし一銘柄だけを追いかけるので、うっかりミスをして損失を出すと、リカバリーをするチャンスがないことになります。

フラれるとそれでおしまいなわけです。

そのため 「Got Bottom プレイ銘柄」として毎日少なくとも2銘柄以上、時には両方向へ4銘柄ほどの候補銘柄を選択しガイドしています。

これは事前には予想できない、まさにデイトレードならの手法なワケです。

ガイドで具体的な銘柄名を挙げていますから、あとはその銘柄のチャートをしっかりと監視し、エントリーと脱出のタイミングだけを注意していればいいわけです。

ネットエイドではフィボナッチというガイドラインを引いたチャートを表示しながらガイドをしていますので、自分のエントリーと脱出のタイミングが正しかったかどうかが、よくわかると思います。

 

自分にとって「トレードしやすい手法」をまず一つ身につけることです。

判断のスピードを要求されると点での難易度の高い順では・・

クイックマジック > Hatch3 Gap Play > Got Bottom Play

という順で右側の手法の方が比較的難易度は低くなります。

 

銘柄選択の容易さという順では・・

クイックマジック > Hatch3 Gap Play > Got Bottom Play

という順に右側の手法の方が「より簡単」だと考えてください。

 


BREAKSCAN.COM へメンバー登録(無料)されると、こちらからトレード手法を解説したPDFのセミナーテキストを購入することができますのでご活用ください。

ネットエイドというのは、リアルタイムでオンラインを使ってガイドをするメリットを最大限に生かした仕組みを利用していますので、未体験の方はぜひ一度参加してみてください。目から鱗の体験ができるはずです。

   

BREAKSCAN.COM へメンバー登録(無料)してログインし、表示されるメニューから選択してください。

 

 

0830 Sat.

一日二食と甲田先生

一日二食に関するメルマガで知ったのですが。甲田光雄先生が亡くなられました。8月12日午前0時過ぎのことだったそうです。

ご存じない方のために、まず甲田光雄さんの略歴を。

1924年東大阪市生まれで今年83才。

子供の頃から病弱で、中学時代には慢性胃腸病のため2年間休学し、大阪大学医学部3年生のときに肝臓病で入院。

様々な治療をするにもかかわらず回復しないため、主治医の反対を押し切り、西式健康法に基づき、生駒山で11日間の断食をして肝臓病を完全治癒。

以後、西式健康法、断食療法、生菜食健康法などの自然医学の研究を続けられ、独自の健康指導医として大阪府八尾市の甲田病院で自ら開業、現代医学では難治とされている多くの疾病を 治療されています。

西式健康法をもとに自作の野菜ジュースを飲み始めた頃には、周りの人たちから随分バカにされたという逸話も残っています。

当時はミキサーがなかったため、父親の畑から引き抜いた野菜を井戸水で洗い、包丁で切ったあととすり鉢ですり潰し、布巾で漉して飲んでいたそうです。

病気のせいで、とうとう気が狂ったかと村中で噂され、そのうえ医院を開業された当初「あそこへ行くと断食をさせられたり、青臭い汁を飲まされる」という評判 で、来院する人は少なかったそうですが、その後も信念を貫き通し、多くの難病患者を救われています。

 

丸善書店の検索システムで「朝食」というキーワードを使って調べてみると「朝食を抜いてはならない」というタイトルの本が90%以上を占めています。

食べずに病気が治ってしまうとなると、医師は商売になりません。

医学の世界では「現代栄養学」として、食べ物がどういう栄養素を持っているかという「分析」はしています。

ですが「食べ物」が胃から腸に入り、腸内細菌や酵素などの作用を受け、分解・変換・組み立て・吸収されるメカニズムについて、「病を治療する国家資格を持っている医師」 は驚くほど「無知」なのが現状です。

そのため現状では「食生活の改善」で病気を根治させたとしても、お金・収入になら ない、という問題が「一日二食」の前には立ちはだかっています。

なぜなら日本の健康保険制度は、化学薬品の投与、手術、化学検査などにしか適用されないからです。

そのため医師にとっては、制度を上手く適用し収入を確保しながら、病院の経営を健全にするための「病院経営能力」が問われることになります。

こうしたメカニズムによって、国家資格を取得した「医師」は、患者の「心身の健全さ」よりも、「患者」 という「お客さま」をいかに「常連客」にするかに、関心を向けざるを得なくなるのです。





人間は本来、牛と同じ「草食動物」です。

ですから、本来は植物(穀物・野菜・豆類)だけの食事で、健康な心身を維持することが できるのです。

牛が食べる「草」、そして人間が食べる「植物」は一般的には炭水化物と呼ばれている「複合炭水化物」に分類されます。

「複合炭水化物」には、炭水化物・粗たん白・類脂肪・各種ビタミン・各種ミネラルなどが含まれています。

腸内で「粗たん白」は「たんぱく質」に、「類脂肪」は「脂肪」に変換されます。

つまり「複合炭水化物」はあらゆる栄養素が揃っている「完全な食べ物」であり、なおかつ人間にとっては、非常にバランスの良い食事なのです。

にもかかわらず多くの人が、おいしい肉や乳製品の食べ過ぎによって「栄養失調」となり、自然治癒力を低下させ、がんなどの生活習慣病に苦しんでい るのが現状です。

これを改善するには、約18時間断食をする「小断食」が非常に有効方法なのです。



食べ物が体内に入ってこないと、必要なエネルギーを確保するため、体内にある脂肪や老廃物・毒物を分解し、エネルギー源を再生し、一方で分解した不必要な物を排出します。

血管内の不要なコレステロールも少しずつ処理し、汚れている血液も浄化してゆくのです。

がんは血液が汚れて起こる病気です。

もともと私たちのカラダは、この汚れた血液を浄化してくれる、「浄血装置」の機能を本来持っているのです。

身体の中にある病気の原因となっている老廃物・毒物を一掃するという、素晴らしい「自然のメカニズム」を、本来備えているのです。

食事は、本来お腹が空いて、空腹を覚えたときに摂るものなのですが、この「自然な人間のメカニズム」に反して、朝起きたらすぐ食べて、昼と夜に も決まった時間に食べるというのは、何も考えず「決められた時間」に合わせれば便利だという理由による生活習慣なのです。

 

朝起きたとき、身体にはエネルギーが十分に満たされています。

特に前夜の夕食は、睡眠中に充分に消化吸収され、糖質はグリコーゲンとして肝臓と筋肉に、脂質は身体の各所にある脂肪組織に、蛋白質は筋肉や全ての細胞に、蓄えられてい るのです。

クルマでいえば「ガソリン満タン」の状態といっていいでしょう。

満タンなのに朝食を摂れば、必要以上に栄養を摂り込むことになります。

つまり過食・飽食となって、がんを始めとする生活習慣病の原因となるのです。

血液は夜の間に体中を巡行し、体中を隈なく点検修理し、老廃物の収拾をしているのですが、このプロセスでは腎臓系の器官が血液を浄化し「必要なかった物や老廃物」を排泄 するという「廃棄物処理」を行っています。

この段階で、血液の浄化を充分に行うためには、午前中一杯の時間が必要なのです。

私たちがやるべきことは、朝水を十分に飲んで排尿と「便意」を促すだけ。

これが正常な、自然の摂理なのです。



もしこうした作業中に朝食を食べるとどうなるでしょうか?

体内では新たな「消化吸収」作業にも力を入れなければならなくなります。

つまり本来行われるべき「廃棄物処理」に邪魔が入るというわけです。

朝食によって、十分な処理が行われないと、血液は汚れ、腸には宿便が溜まり、ガンなどの生活習慣病の原因とな ります。

宿便は「胃・腸」様の処理能力を超えて食べ続けると、消化吸収されずに渋滞蓄積しすることになります。

この状態が続くと蓄積した宿便が腐敗し、その過程で毒素が発生し、血液を汚すことになるのです。

一日三食という生活習慣によって胃や腸は、次から次へと入ってくる食べ物・食品の処理に追われ、時間外労働で疲労困憊してゆきます。

オーバーワークによる処理能力の低下で、未処理の渋滞物がなくなることがないという状態に陥るわけです。

私たちのカラダには、人類何十万年の「飢餓」に対応した「素晴らしいシステム」が備わっていることを忘れてはなりません。

一日三食という生活習慣は、こうした人間の持つメカニズムの生成期間にすれば非常に短いスパンで始まった生活習慣のため、 カラダが本来持っているシステムは順応できないでいるのです。



こうした状態を改善するには、体内へ「廃棄物」を溜め込まず「排出」させる働きを邪魔する生活習慣を少し変えるだけでいいのです。

具体的には朝食を抜き、私たちが本来持っている自然治癒力を高めるという生活習慣を身につけることです。

朝起きたときの血糖値は低めですが、目覚めると夜間に蓄えられたグリコーゲンがグルコースとなって血液に入り適正な血糖値を保ってくれるようになります。

脳のエネルギー源として必要な「ブドウ糖」は、このグルコースから供給されるのです。

もし糖が体内にない場合でも心配は無用。

体内の脂肪を分解し「ケント体」を生成し、これが「ブドウ糖」に代わって、脳のエネルギー源とな ります。

あなたが健康であれば、午前中は朝食抜きでも、頭脳は正常に働き、明晰そのもののはずなのです。

 

一日の始まりを、どういう状態で迎えるのか?

これを決めるのは、ひとえに、あなた自身の生活習慣なのです。

「一日二食」については、こちらにまとめていますが、実際に長期間これを継続させるとなると結構大変です。

甲田先生ご自身もあるとき誘惑に負け、大好物の饅頭を何十個も食べたり、ハチミツを一ビン舐めてしまったりしたことを告白されています。

「おいしい」食べ物が氾濫する現代において、こうしたカラダのメカニズムに対しては、決してよい影響を及ぼさない肉や乳製品と「どのようにつきあってゆ くのか?」というのは、「一日二食」を継続する上で永遠の課題です。

ですが今日の機会に、もう一度自分自身に対し、こうした誘惑?!に対しての姿勢を戒めると共に、今日の日記を、この素晴らしいメカニズムを世に広められた、甲田先生に捧げさせていただきます。

甲田先生のご冥福を、心からお祈り申しあげます。
 

 

 

0829 Fri.

不動産投資

トレーダーの方からこういうメールをいただきました。

話は変わりますが、馬渕様は不動産投資等運用もされてたようですが、資産運用のアドバイスについて、お勧めの業者等ご存知でしたら、是非ご紹介いただきたいと思います。

不動産で資産運用」といっても、様々な規模や形態があるため、アドバイスをするには余りにも範囲が広すぎるのですが・・



まずどれくらいの規模で、どの程度のリターンを希望し、どれくらいのリスクを取れるのかが明確になっているでしょうか?

また、ご自身がどの程度の知識を持たれているのか?というのも大きなポイントとなります。

知識がほとんどないとなると、それぞれの分野、つまり税務、法務、運用などの分野について、信頼できるところと契約を交わすことから始めることになります。

ですが、どこが信頼できるかが判定できなければ、先へは進めないことになります。

私が以前書いた、不動産に関する考え方などについてのコラムがいくつかあるのですが、8ヶ月ほど前に書いた、サブプライム問題と持家信仰には、関連するリンクもありますので、そちらもぜひご覧ください。

どちらにしても不動産投資というのは、税金が大きく関わってきますし、海外の物件となると、国によっての法律の違いもあるため、より専門的な知識が不可欠となります。

それに投下した資金の回収には、長めのスパンを見込んでおく必要があります。

現在の住居に関しての考え方というのは、他の不動産に関する考え方にも大きく影響を及ぼす事が多いため、まずはご自宅の今の状況をじっくりと第三者の目で見直してみるというのも、いい方法かも知れません。

 

0828 Thurs.

神戸の魅力

神戸で生まれ神戸で中学まで育ちました
こうして高い位置から街を撮った写真って素敵ですね('-^*)
海と山に挟まれた神戸の町。大好きです
神戸の生活はどうですか〜?

先日の日記に、こういうコメントをいただいたので、今日は早速このネタで行ってみたいと思います。

その土地の魅力というか、住み心地というのは、そこで過ごす時間と比例してある程度変化するものだと思いますが、まずは第一印象から・・



◆シアトルに似ている

8月1日に車でく神戸入りして、その足で有馬温泉に向かったのですが、そのときの道筋の景色が、シアトルにとても似ていたのでちょっと驚きました。

シアトルのパインレイクの山道に似ている・・

シアトルはダウンタウンなど、いわゆる街の中心地を離れると、高い建物があまりないのですが、神戸はこういうところも、何となく似ているんですね。

特に神戸は、北野に異人館などが多いことでもわかるように、ちょっと「ガイジン・テイスト」が入っているような気がします。

これについては、おいおい日記でも触れてゆきたいと思っています。


シアトルのダウンタウンからベルビューに向かうフリーウェイに似ている・・

 

◆空気が綺麗

これは「鼻くそ」の蓄積度と質からもハッキリと違いが伺える部分です。(笑)

神戸に住んでみると、東京の空気というのはかなり汚れていることがよくわかりますね。

遠くの空の色が黄色っぽくなく、青いままだということが、カメラのファインダーを覗いたり、撮った写真をチェックする際にもハッキリと認識することができます。

マンションの駐車場から出た脇道から原田線への交差点だが人が少ない。

 

◆空模様がダイナミックに変化する

これは先日の日記にも書きましたが、リゾート地に近いレベルですね。

これは神戸が山と海に挟まれた狭いゾーンに位置していることにも関係しているのではないでしょうか。

太陽の光が夏のリゾート地だ!
 

◆道が広く、その割に車が少ないので走りやすい

車の集団をやり過ごすと、そのあとは車が確実に途切れるので、Uターンなどを含めて、車での移動がとても便利なのです。交通量が比較的多いのは国道2号線くらいでしょうか。

あとは、ほんとスカスカなので、神戸は車で走る値打ちが十分にあるというのも、車好きの私としては嬉しい点です。

それぞれ、メインとなる場所の位置関係が、かなりわかってきましたしね。

ポートアイランドから六甲山への眺め


◆人が多過ぎない

8月2日には花火大会があったのですが、人が多いなあと思ったのはそのときくらいでしょうか。

常日頃から、東京はあらゆる面から見て、人が多過ぎるように感じていたのですが、神戸に住み始めてからは特に強くそう思います。

毎日をのんびり過ごすには、ちょっとキツイなあ、という感覚は正常だったのだなあと、いまつくづく感じています。

突き当たりが東急ハンズ
 

◆神戸人の人柄が気さく

いわゆる神戸人は、言葉のアクセントも大阪人ほどアクが強くなく、いわゆる「ラテン度」というのも、ちょうどいい塩梅に感じます。

私自信はカミサンが東北なので、大阪弁は喋りませんがというか、喋れなくなってしまっていますが、ちょっとのんびりとした雰囲気の「神戸弁」を聞くと、癒やされる気がします。^^

三宮駅前



◆物価が安い

すべてにおいて、割安感が漂っているわけで、これは精神衛生にはとてもいいですね。

先日もうまい「たこ焼き」を発見したのですが、300円であの味ですからねえ。

東京だと500円はするうえ、味は勝負になりませんからね。

東京のたこ焼きというのは総じて、油をかけるモノが多く、あれが味を台無しにしていることが多いのです。



ビックカメラやヨドバシカメラはないが、ヤマダ電機で何でも揃う


◆ネットでの検索では情報が比較的少ない

人口が東京より少ないため、情報量も少なくなるというのは仕方ないことだと思いますが、その分クチコミによる情報量はかなり多いようで「人に聞く」のがポイントになります。

とにかくマメに検索をすることで、それなりに絞り込むことはできますが、ちょっと工夫が必要になります。大まかな情報は拾いやすいのですが、深い情報が少ないのですね。


HAT神戸のメインストリートは、平日でもまるで日曜日の早朝のようだ。


神戸の魅力が、ネットから余り感じられないのがちと残念ですが、それじゃあ私が頑張ろうじゃないの、というわけです。(笑)

 

 

 

0827 Wed.

昨夜の米国マーケットは、ほとんどギャップのない状態で開始。こちらに動画で解説をしているように、ロングサイド銘柄はクアトロセットアップにはならない銘柄が多くなるため、ショートサイド銘柄ばかりになってしまう。

かといって、日足フィルターを外すと、ショートサイド銘柄が多すぎて、何を選択すればよいのかが、わからないということになりがちだ。

こういう場合は、やはりマニュアルアルでの銘柄選択能力がモノをいう。

昨夜ネットエイドへ参加された方の多くは、苦戦を強いられていたようだが、こういう時にはネットエイドでのガイドで書き込まれた銘柄から選択することだ。

スキャンを使わない銘柄選択の動画解説を検証すると、ロングサイドとショートサイドで合計6銘柄を選択しているが、ガイドした方向へ動かなかった銘柄は1銘柄だけ。

このようにオープニングは銘柄の選択さえ間違わなければ、複数エントリーするだけで、ラクに勝つことができるのだ。

だが銘柄の選択を間違うと、カットロスをせざるをえないことになる。

自力での銘柄選択が難しいケースでは、ガイドに従う方が安全だ。

そのためのネットエイドなのだから。

 

0826 Tues.

空模様

東京の生活に慣れているから、特にそう感じるのかもしれませんが、今度引っ越した神戸では、光と影が織りなす景色が、時々息を飲むような美しさを見せてくれます。

朝のネットエイドが始まる前、午前8時半頃のショット。

セミナールームのベランダから撮った一枚。

天気がいいときにはホント気持ちがいい。

東京に比べると、空気が綺麗な事に加え、山がそばにあるためでしょうか。

 


上の写真から右へパンしたショット。

高い建物は37階建てのクラウンプラザ。


先日友人ご夫婦に、クラウンプラザ36階にあるレベル36というレストランバーへ招待されたのですが、以下はそのときの写真。

 

お洒落なレストランバーでした。

 

これはバーからの眺めで、正面が大阪方面で、左側が六甲山。

宿泊されるときは、このバーで一杯飲みながら神戸の夜景を楽しまれるといいでしょうね。

 

これは反対側の窓からのショットで右側が六甲山、左側は須磨方面。

こちらに宿泊プランがありますが、朝食なしで早めに予約すると、シングル一泊8000円ですから、景観を考えると割安感があります。

 

左側の高い建物が今度引っ越した住居のあるマンション。

このクラウンプラザ自体、ベースが高いところにあるので、より高い目線からの眺めになるのでしょう。

 

窓枠が入らない程度に上の写真の位置からズームしたショット。

とにかく部屋にいても、車に乗っていても、空の色のダイナミックな変化を感じるわけで、とにかくエキサイティング。

平野部が大半の東京の空だと、こうしたダイナミックな変化はほとんどないのですが、こうした点を比べると、神戸の空からは、まさにリゾート地のような雰囲気を受けます。

と、オチのない日記となってしまいましたが、まあたまにはいいかなと。^^

 

 

0825 Mon.

マーケットは混戦模様

東京マーケット、米国マーケットともに、指数の日足チャートを見ると、上げたり下げたりというパターンが続いている。

ギャップの位置とローソク足の関係でいえば、いわゆるクアトロセットアップになりにくいパターンだ。

そういうときには、Got Bottom プレイがお勧め。

25日の東京マーケットを例に挙げると、選択した4銘柄は、結局その方向に動いている。こちらに動画解説あり。

昨夜の米国マーケットでも、ショートサイドへの Got Bottom 銘柄、BIDUはネットエイド終了あたりから大きくショートサイドへ下落。

つまり複数銘柄でトレードすれば、少ないストレスで勝率をより高くすることができるというわけだ。

一方でアドバンスプレイ銘柄狙いの方は・・

>> 今日はENERのみ何度か出入りしてプラス1400ドル! この銘柄、相変わらずの派手な値動きで500株だと緊張感タップリです・・・これに入ると他を売買する余裕は無いですね。

というように、じっくりと一銘柄狙いという作戦の方もいらっしゃるようで、まさに人それぞれ。

さてこういうマーケットはいつまで続くのだろうか?

 

 

0822 Fri.

山親爺

ウチから3ブロックほど、自転車だと5分くらいのところに蕎麦屋がある。
 

店は柳通りに面したマンションの一階部分にある。


入り口あたりは少し南欧風というか、ラテンフレーバーが感じられる。

 

室内は明るく、細部の仕上げはちょっとラフな肌触りのテイスト。

全体のバランスが「蕎麦屋らしくない」ところがいい。



「天ぷら」のメニューと、「かけ系列」の温かい蕎麦は一切ないというのが凄い。

恐れ入谷の鬼子母神。



 

「天ぷら」のメニューがないということはつまり、油が蕎麦の風味を損なう恐れがないということだ。

売上げ的には厳しいだろうが、蕎麦屋として素晴らしい見識だと思う。

「うまい蕎麦」というのは、冷たい「もり」が一番旨いわけだが、だからといって暖かい蕎麦をメニューから外すという勇気を持つことは、現実問題として、なかなかできるものではない だろう。


この写真からも、店のレベルが伺える。

「手挽き」は100円アップだが、臼を手で回すため、3時間で10食分ほどしかできないないのだという。

遅くに行くと、売り切れていることがある。

手挽き蕎麦は、少々乱暴に分類すると木挽町 湯津上屋とか「流石」の系列。

機械挽きだと、しながわ翁成富のような感じだといえば、当たらずとも遠からず。

この2種類は、味も雰囲気もかなり違う。

そのため2種類の蕎麦が楽しめることになり、さらに蕎麦は太目と細目が選択できる。


「つゆ」は醤油風味が勝っている甘さ控えめタイプで、蕎麦の食感とあいまって、独特の風味を醸し出している。

そば湯はトロっとした濃いめのタイプ。

東京でも、ほとんどの新しいタイプのうまい蕎麦屋は、粉を溶かした濃いめのそば湯を供するところが多いため、このタイプに慣れると、普通のそば湯だと、物足りなく感じることになる。



 

8月1日にはじめて訪れてからというもの、3日と開けずに通っているが、このレベルの蕎麦屋が家から至近距離にあるとなれば、誰だってそうしたくなるはず。

若夫婦お二人で切り盛りされている が、ご主人は大阪の大阪の谷町にある蕎麦屋、蔦谷で修行され、開店したのは一年半ほど前(2006年11月)だという。

お二人とも、気さくでフレンドリーなお人柄。

関西はやはり日本のラテン圏なのだ。(笑)

手挽きが早く売り切れることになると困るので、実はあまり紹介したくはなかったのだが、この感動を沈黙のままで押し通すことはできず、書いてしまったというわけだ。



そば切り  山親爺

神戸市中央区熊内町2丁目1−37

078−222−9293

定休日は火曜

 

 

0821 Thurs.

近況

今やベテランと呼んで差し支えないレベルのトレーダーの方から、こういうコメントをいただきました。




はっちさん、今度は神戸の方へ引っ越されるんですね。東京でのセミナー活動はお疲れ様でした。首都圏在住の私としてはチョット寂しいですけどね〜。

ところで、液体ゼオライトをはっちさん経由で注文しました。探せばいろんなサイトでゼオライトが紹介されてますが、どうせならはっちさんの紹介で買いたいですからね。はっちさんが自ら実験台となって紹介してくれるアイテムですから、どういう変化が体験できるのか今から楽しみです。

Coolで紹介された磁気治療器や1日2食健康法など、私もいろいろマネさせて頂いてますが、どれも体感効果が高く、2年前に比べると格段に集中力や体調が良くなりました。あまり自覚はありませんでしたが、自分がどれほど慢性的な倦怠感や疲労感を抱えて今まで生活していたか、その差がハッキリわかりますね。

できれば今後も、こうした健康に関する情報をリポートして頂けると嬉しいです。
それでは、神戸でのご活躍も期待しています。
 

ありがとうございます。

書斎は現在セミナーもできるようにセットアップ中なのですが、今日アップした写真は書斎からの眺め。

自宅と違って、部屋から海は見えないのですが、そのかわり山側というか新幹線の新神戸駅方面が、視界の全面に広がっています。

前のセミナールームで窓から見えるのは、すぐ隣のマンションでしたが、今回は仕事場からこうした景観が見えるというわけです。
 


 

中央の高い建物は、前の新神戸オリエンタルホテル。新神戸駅と直結。

2003年に、ダイエーが経営不振のため、米証券大手モルガン・スタンレーへ約125億円で売却。

2004年にはモルガン系列のMSグループが引き継ぎ、2006年12月にはイギリスのインターコンティネンタルホテルズグループと提携し、クラウンプラザ神戸へ名称が変更されたようです。

周辺のホテルガイドをとりあえず作成。

https://www.daytradenet.com/OfficeJ/KobeArtTowerResidence/hotelguide.htm



神戸へ移って間もなく3週間が過ぎようとしていますが、部屋が変わると、収納のシステムも部屋に合わせなくてはならないのでイケアやホームセンターへ出かけたりと、毎日出かけることが多く、日記が滞りがち。

ですが体調は絶好調。一段落したとき、風邪を引きかけましたが、オリジナルの復調プログラム?!によって3時間で完治。

ゼオライトは3ヶ月続けると、明らかに効果を感じるはずです。体調ももちろんですが、それよりも大きなメリットと感じるのは頭の中がとてもクリアになるという点です。

自然に考えがまとまるようになる、といえばわかりやすいかもしれません。

躁鬱症にとてもよく効くケースがあるとのことなのですが、そう言われてみれば、なるほどね、と実感できます。
 


 

新幹線と並行した道路からのショットで、マンション前を通っている原田線という道路の向こう側から撮影。

今度の住居の周りにはとにかく「緑」が多いので、これが精神的によりリラックスする方向へ働くようで、東京に比べると空気が綺麗なことは「鼻くそ」のたまり方と、質が全く違うことからもよくわかります。(笑)

9月にはセミナーを再開できる予定です。

 

0818 Mon.

経済的自立とは?

「完全なる経済的自立」という目標を、どのようにして具体化すればいいのか?

中高年で仕事を失ったときこそ、新しい生き方を真剣に考える、絶好のよい機会となります。

というか、望もうと望むまいと、これはそうせざるを得ないわけですが。

そうしたとき、自由さという意味での白紙状態で、ものを考えることができるかどうかです。
 


仕事や済む環境を決める場合、自分が望む条件以外の要素が、決定に際しての大きなファクターとなっていることが意外にも多いのです。

ですから経済的な自立ができるという前提で、本当に自由な選択をする機会というのは、逆に言えば非常に少ないことになります。

これは私自身のアメリカで職を失った体験から言えることなのですが、もちろんハードルはあります。

ですが、実現のための「障害」になる多くのものは、工夫で飛び越える、という「楽しみ」にまで昇華させることもできるのです。

要は考え方次第だ、ということなのですけどね。



経済的自立の手段としてのトレードと、毎日の生活をどのように組み合わせ、生活をどのように考え、そして必要があればどのように変えてゆけばいいのか?

そこでまず経済的な自立の手段としてのトレード方法ですが、ネットエイドへ連続して参加することで、一日5万円から10万円を稼ぐことができるようになります。

言い換えれば、月100万円から200万円を稼ぐ収入の手段を手に入れるためには、半年ほどの時間が必要になるということです。

一生涯使える技術を身につける期間として考えると、他の仕事とは一線を画する習得のしやすさといっていいでしょう。

ではそうした経済的に完全に自立できる手段を手に入れることができるようになったとき、どういう考え方で生活の設計をすればいいのか?

これは意外に難しい問題であり、なおかつとても大事なことなのです。
 


世の中は、ほとんどのケースで、会社という組織を運営する側にとって都合が良い仕組みになっています。

ノウハウ本やビジネス書も、当然ですがそうした会社で働く圧倒的多数にとっての価値観をもとに書かれています。

ですが、経済的に完全に自立できる手段を手に入れることができるようになると、そうした価値観に基づいたライフスタイルを参考にする必要はなくなります。

というよりも、むしろ「トレーダーだからこそできる生活」の構築を目指すべきなので はないでしょうか。



私はシアトルで、トレードの目安がついたとき、これはとても大きな問題だということは、肌で感じていました。

アメリカでは仕事の多様性という点で、たとえばウェイターやウェイトレスで、老後の生計を賄うことができる、などという例からも、日本より遙かに「自立」しやすい環境が揃っています。

そういういわゆる「会社という組織」に属さない人たちの割合が高い米国で10年近く過ごした経験というのは、今の私の考え方に大きな影響を与えています。

何かを体験したとき、それをどう受け止め、それをどのような眼差しで見つめればいいのか?

それまでの人生経験がどうだったのかを試される、こうした出来事というのは毎日自分の身の回りで起きています。

その積み重ねが、その人と「ナリ」を作りあげ、未来へと繋がってゆくわけです。
 


様々なケースでの選択肢の広さというのは、様々なサンプルを実際に自分の目で確かめるなどの体験例と比例するもの。

こうした視点でものを見るようになって約10年が経過したのを機に、今回神戸へ移転 したのですが、毎日の楽しみ方が大きく広がる環境に住み始めてみると、これが実に魅力的なのです。

 

 

0816 Sat.

食料品調達コスト

前回の日記でロケーション は住みやすさ、利便性に繋がるため、引越先を選択する際に最も重要な要素になることについて書いたのだけれど、次により切実な毎日の問題として、食料品調達コストを挙げることができる。

前は築地のそばに住んでいたため、豊洲のいわゆる「高級スーパー」アオキまで出かけていたが、買い物に加え往復の時間を含めると、時間コストは約一時間。

だが今は、スイカを食べたいと思ってから5分以内にスイカを食べることができるから、「時間コストは5分」ということになる。

F1レースでのピットストップ所要時間が、Aチームは1時間、Bチームなら5分という違いだとしたら、ドライバーはどちらのチームを選択するだろう?



もちろん大丸ピーコックの品揃えは、アオキほど多種ではないが、だからといって大丸ピーコックの品揃が悪いわけではない。

最低限必要なものは揃っているから、「さらなる上」を望まなければ十分だといっていいだろう。

むしろ下着まで売っているというカバー範囲の広さでは、アオキを完全に凌駕している。

さらに、同じ建物に住んでいるという利点を利用し、9時の閉店30分前に行けば、翌日の朝に食べる果物の調達コストを、通常の20%から70%オフに下げることもできる。

別の階に、巨大な冷蔵庫があると思えば、これは凄いことだと思う。

ただし朝10時から夜9時までしか、戸は開かないけどね。(笑)

住居から大丸ピーコックへ行くには、2階のマンション受付を通って、エレベーターで1階の大丸ピーコック新神戸店へ下りるという手順だ。

マンション受付は朝8時頃から夜8時頃まで選任の若い女性が常駐。

さらに大丸ピーコックと同じフロアに駐車場があるのも何かと便利。

もし車で片道10分ほどの距離を厭わなければ、産地直送のものばかり取り扱っている店へ行くという手もある。

そうすれば、大丸ピーコック新神戸店のほぼ半値で、スイカを調達することができるというわけだ。

ここで調子に乗って欲を言わせてもらえば、大丸ピーコック新神戸店の隣に東急ハンズがあれば、もっといいのにねえ。

・・って、ほどほどにしておきましょう。 > オレ(笑)

 

0815 Fri.

引越しから始まる夢への第一歩

オリンピックの人気はどこにあるのだろうか?

人気の理由の一つは、自分が国の代表として参加しているかのような「ひとときの夢」を見せてくれるからではないだろうか?

「ナショナリズム」を健全な形で発露させる効果がスパイスとして、ふりかけてあるため、多くの人が夢中になるのは当然のことだろう。

それゆえ、今回個人で獲った金メダル数の多さが新記録となったフェルプスに、自分を投影することができるアメリカ人が抱く熱い思いは、日本の「それ」を上回るはずだ。

 

だがオリンピックが終われば消え失せる夢の代わりになるものは、今のうちに見つけておいたほうがいい。

今回の引っ越しは、こうした想いを込めた、今までの引っ越しのいわゆる「集大成」だといっていいだろう。

当然のことながら「ああしておけば良かった」という類の学習を重ねるうち、身についた様々なノウハウは、引っ越し回数に比例して増えてゆく。

 

じゃあ今回の引っ越しで最も重視したのは?

それはロケーション。

米国の不動産ビジネス界では「イチにロケーション、二にロケーション、三四がなくて、5にロケーション」といわれていることからも、ロケーションの重要性の大きさはわかろうというもの。

これはつまりは、住みやすさ、利便性にも繋がるわけだ。



正面は新神戸駅。


そして大事なのは「リゾート地度」。

ビジネス街ではなく、郊外のリゾート地が持つ魅力に囲まれた住環境にいれば、そこで過ごす時間の密度と楽しさは必ずプラス方向へ働くからだ。

この道の背後方向へ行くと、ポートアイランドから神戸空港へ。

新幹線の駅まで歩いて5分。神戸空港へは車で15分。

これ以上の利便性を持つ場所を日本で探すのは難しいはず。
 

エントランスは茶色の扉。右のガラス戸は神戸芸術センターホールの入口。
 

エントランスから見た、神戸オリエンタルホテルと新神戸駅方面。

偶然に撮った一枚だが、コントラストが夏を感じさせてくれる。


居住者の駐車場は、1階にある大丸ピーコックへの買い物客も利用する駐車場と同じだが、混み合って待たされることは、まずない。


駐車場側からの眺め。

前の道は左から右への一方通行。


駐車場の車の出入れは、朝10時から夜9時までは、専門の係員が操作をしてくれる。

出庫時は番号を伝えるだけ。入庫時は専用カードを手渡す必要あり。


住居から見える夏景色。
 

大阪方面の夜景。

今までの引っ越を通じて学んだことは、環境が住む人に対し、大きな影響を与えるという事実を、過小評価するべきではないという点だ。

言い換えれば今回の引っ越先で、環境という「他力本願」を最大限活用しようというわけだ。

 

 

 


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2008 0815-

 

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