2005 0701-


0714 Thurs.

悪いヤツほどよく眠る

ここ数日は涼しく過ごしやすい毎日ですが、暑くなった時のことを考えると、少々げんなりしますね。みなさんよくご承知のように、睡眠不足というのは、万病のもと。と断言してしまいましたが、これにはちょっとした理由があります。

かれこれ10年ほどまえのことですが、当時は年に10回ほど、つまり年末と夏休み以外のほとんど毎月というペースで、日本とアメリカを往復という生活を足掛け3年ほど続けていたことがありました。

こうしたパターンを続けていると問題になるのは、時差ボケ。

ジェット・ラグというと言葉の響きはよさそうですが、何の事はありません、月の半分はボーッとした状態で、これはこれで結構ツラいものです。

ですからいくらマイレージが溜まるといっても、さすがに2年目くらいからは、だんだんつらくなってきました。

おまけに、何を隠そう私は睡眠不足にはやたら弱いのです。




ちょうどそのころ、ニューズ・ウィーク誌でメラトニンという新薬のことが、掲載されていたのですが、ワケのわからないものは飲みたくありません。

それで、開発した人達の本を読みました。

現在は日本でも翻訳された本を書店で購入することができますが、当時は英語の本しかなかったので、関連のメラトニン関係の本を辞書を片手に何冊か読んでみ ました。

で、20歳以上なら飲むメリットの方が、不明な潜在副作用の持つデメリットより、はるかにあるという結論に達しました。

飲み始めてかれこれ10年ですが、至極快調。

現時点でのデメリットは、女性が大量に長期間服用したときの、胎児に与える副作用が、不明だという点です。

こうしたことを検証するには、FDA(食品衛生局)に認可されてから、日が浅いためですが、これは時間をかけるしかないようです。

 


で肝心の効果のほどですが、寝る前に数ミリグラムを飲むと、30分くらいで自然に眠くなって、そのあと熟睡することができます。

メラトニンがすごいのは、朝の目覚めに熟睡した充実感を感じるという点です。

子供の頃の、あの「朝起きるとスキッと目覚める」という感覚が蘇るといえばわかりやすいでしょうか。

何故そうなるかというメカニズムですが、人間は子供の頃から20歳くらいまでは、メラトニンを脳下垂体のあたりにある、「松果体」から分泌してい ます。

暗くなると体内でメラトニンが生産され、そのせいで眠くなるのです。

メラトニンは各種ホルモンを体内へ適量に配置し、寝ている間にダメージを回復したり、ウイルスをやっつけたりするのですが 、前述の文献によると、そのメカニズムによる回復力は「自然界の驚異」といえるほど、実に見事なものらしいのです。

ですが、「松果体」はあまりにも精密にそして素晴らしい働きをする代わりに、寿命が短いのです。

20歳くらいから松果体が擦り減るように機能を失い、メラトニンが分泌されなくって、だんだん枯渇して40歳台になると、激減してあとは減少の一途。

この激減する時期というのは、個人差と、ストレスの受け方などによるライフスタイルによって違うようです が、どちらにしても成人になると、減少し始めるのです。

そこでメラトニンを外部から補充してやると、子供の頃と同じような修復部隊が、寝ている間に活躍して、バイアグラ不要状態になるというのは、ちょっと言い過ぎにしても、それほどの効果があるようなのです。

メラトニンをやめても、自分のメラトニン生成機能に対しての習慣性が発生することはないそうです。

 

このメラトニンを知る前は、時差ボケ解消のために睡眠薬を飲んでいました。

アメリカから日本へ到着するのは、だいたいいつも夕方4時ごろ。

アメリカを出発する時は昼頃なのですが、ジェット気流のため、日本へ向かう時は10時間ほどかかるため、それだけでもかなり疲れます。

到着後数時間起きて夜11時ごろには起きているのが限界になり、睡眠薬を飲んで寝るのですが、時差ボケのために、夜中の2時ごろには目が覚めてしまい、それからは寝ることができないのです。

そのため朝早くいろいろなことを済ませることができるのですが、昼頃から猛烈に眠くなってきます。

3時間ほどしか寝ていないのですから当然ですね。

こういうとき睡眠薬のかわりに、メラトニンを飲むと、5時ごろまではぐっすりと眠ることができます。

時差ボケがあるので、昼には少し眠気に襲われますが、十分に深い睡眠をとっているため、それでもかなりラクなのです。

 

こういう経験があるために、それ以来ずっと毎晩飲んでいますが、すこぶる快調でここ10年ほどは、飲んでいない友人は、普通に年をとってゆきますが、メラトニンを飲んでいると、その進行速度が非常に遅くなるようなのです。

知らない人には、実際の年齢より、だいたい10年以上若く見られます。

これはメラトニンの効果だと密かにほくそ笑んでいますが、カミサンも私遅れること1年くらいですが、飲み始めて現在も飲み続けています。

ただ日本では売っていません。

そのため私の書いている、他の Web で、ときどきこういうメールをもらうのですが・・

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 

Hatchさん

ご無沙汰しております。埼玉の**です。早速ですが、最近年齢のせいもあってか入眠に時間がかかるようになってきたような気がしております。

以前****で「メラトニン」に関しての記述を目にしたような記憶から、ネットで検索したところ、天然原料から製造されたものは「プリオン」に注意するべきであるとの記載がありました。

そこで、これはしかるべきところから購入しないと「プリオン」に汚染されたものを入手しかねないと思い、メールさせて頂いた次第です。

大変お忙しいところ誠に恐縮ですが、現在の購入先についてお教え頂ければ幸いです。

中略

今後ともご指導の程宜しくお願い致します。

時節柄どうぞご自愛ください。
 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 

Source Naturals社製 がお勧めです。液体のが、錠剤より吸収が早く、普通は寝る前30分くらいに服用しますが、錠剤でも効果は同じです。

天然原料から製造されたものは避けたほうがいいでしょう。高いだけですから。

化学合成のものならどれでもいいと思います。

私は液体は面倒なので、錠剤を飲んでいますけどね。

ウチでは時々アメリカへ服などを買出し?に行くときに、大量に Costco (コスコ)(日本では何故かコストコと呼んでいますが・・)で安く売っているものを購入しています。

量には個人差があるため、飲みすぎると起きてから「もうちょっと寝たい」という状態になりますが、副作用はそれくらいでしょうか。

ですからたくさん飲んで、朝起きて眠いようであれば量が多いわけですから、少しずつ飲む量を減らして、適量を見つけます。

 

何故日本では売っていないかというと、知り合いの製薬会社の人にも聞いた話によると、「儲けがない製品だから」というのが理由だそうです。

メラトニンは化学的に合成されたもので十分で、製品によっては、吸収をよくするためのビタミンB類が加えられている程度ですから、基本的にはメラトニンの製造コストはとても安いらしいのです。

儲けがない製品の認可をとるのはどうしても消極的になってしまうという事情で、日本では販売されないというのは、何だかなあ・・ですけどね。

ただし、ネットの個人輸入を通じて買うことができます。

グーグルで検索すれば簡単に見つけることができると思います。

 

というわけで、「さわやかチロー」で頭を冷やして、速やかに熟睡できるように温度を下、メラトニンを服用してぐっすり寝る。

これが私の健康法の一つになっています。

私はけっして悪いヤツではありませんが(笑)よく眠るのです。



最後にお断りしておきますが、けっしてメラトニンを飲めといっているわけではありませんので。

判断はご自分でお願いします。

これって株式投資のコンサルタントのフレーズに似てますね。(笑)

 

 

0713 Wed.

面白い日記を書く方法

ルールその2・離れた位置から書き始める

面白い映画というのは、冒頭部分から観客を引きずり込むチカラを持っています。

結末が想像できないような意表を衝いたストーリーが2つか3つ展開され、観客が予想する展開をことごとく裏切り、予想もしなかった方向へ展開する。

優れた映画はこうした要素を、大なり小なり必ず持っています。

欧米の優れた映画の大半は、優れた小説をもとに映画化されることが多いのですが、それを映画の手法にマッチさせる脚本こそが、その映画の運命を握っているのです。

脚本というのは、映画の特性をどのように生かして、観客に見せるのかという点までも考えて書かれています。

素晴らしい曲は、素晴らしいアレンジによって、さらに魅力的になるのと同じことですね。

逆に言えば、アレンジがまずいと、曲の魅力が全くなくなってしまうこともあるわけです。



例を挙げてみましょう。



妻が台所で料理中に、てんぷら油に引火し火の手が上がる。

というシーンがあるとします。



脚本1:夫が、大声で「火事だ!早く消せ!」と大声で叫ぶ。

脚本2:夫の目線は、火のそばにおいてある、卓上ガスコンロ用のボンベに釘付けになり、声が出せない状態になっている。



どちらの方が、観客に恐怖感を与えることができるでしょうか?

脚本1では「大火事になりそうだから、火を消さなければならない」というシーンは観客が見てすでにわかっていることですから、夫が「火事だ!早く消せ!」と大声で叫んでも、それ以上の恐怖感を増幅させることはできません。

脚本2だと、火のそばにおいてある、卓上ガスコンロ用のボンベに引火すれば、さらにひどい状態になるだろうということを観客に想像させることで、より観客の恐怖感を煽ることができます。

このように、脚本家のイマジネーションが低いと、観客側の想像力が上回ることになり、同じシーンでも全く面白く感じなくなってしまうことがよくお分かりいただけると思います。



面白い日記を書くときにも、こうした点を少し考えて書くことで、同じ内容のものでも読み手には全く違った印象を与えることができるのです。

お客さんをもてなすには、日記という料理をよりおいしそうに、器に盛り付けることも大事なポイントとなります。

おいしそうに見える盛り付け方には、ルールとパターンがあります。



そこでルール2

結末や要点がすぐにわかってしまうような出だしは避けること。

これが、「本文の内容やオチから離れた位置から書き始める」ということです。



自分が書きたい結論が簡単に推測できるような、「まとめ」を冒頭に書いてしまうと、読者は読み進むにつれて、急速に興味を失ってゆくことになります。

あなたが書いた結論にたどり着く前に、歩くのをやめてしまうような標識を表示してはなりません。

ワクワクしながら読んでいるうちに、いつの間にか「そういうことねえ・・なるほど」と思ってもらえるように、スタート地点からゴールの様子が見えないようにしましょう。


次はルール3です。
 

 

0712 Tues.

昨夜は米国株ライブトレードセミナーのライブの初日。ハイローバンドではGOOGに期待していたのだが、ギャップアップせず。ガックリ(笑)

しかし、全体に強くスイングスキャンのプロトタイプは真っ青。全銘柄が表示さたのではないかと思うほど。こういうときは多すぎて困るわけだが、ギャップの大きなものから順に選択というアバウトさで対処。(笑)

さてどうなるか?

ルールの判定

先日6月の日本株ライブセミナーに参加させていただいた**です。セミナーではいろいろなことを教えていただき大変ありがとうございました。ハイローバンドのシュミレーションなども含め、現在一生懸命勉強をさせていただいております。

お忙しいところ大変申し訳ありませんが、ハイローバンドのエントリーポイントと直近高値・安値の位置関係について質問をさせていただければと思うのですが、よろしいでしょうか。お時間のあるときにお返事などをいただければ幸いです。

7/1の日本株のトレードで、8267:イオンのトレードを行ったのですが、ギャップアップオープニングで、この時点でハイローバンドの基準ではエントリーでした。



ただ、私は直近高値が9日前にあるのと、二ヵ月半前にあけたギャップが気になって開始直後にはエントリーできませんでした。

その後株価はするすると上昇し、私はギャップを埋めた1706でロングで入り200日移動平均手前&1日平均値幅を少し出たところで脱出をしました。
 


明らかにエントリーが遅れてしまったと思いました。

そこで似たような状況はないかと先生のギャッパーズアイを調べましたら6/24に似たような状況がありました。



DELL,VRSNをShortで、GOOGをLongで先生はエントリーされていらっしゃいました。
 


また、これとは逆に6/17ではNASDAQがギャップアップした場所が直近高値で強い抵抗ラインだったということもあり、これは跳ね返されてしまいました。

まとめますと、

1. ハイローバンドのエントリーは直近高値安値に注目するよりは、ギャップの大きさや、20日移動平均とバンドの並び順などを重視し、抵抗線が長期の強力な抵抗線の場合にはトレンドがはっきりするまでエントリーを控
える。

2. 6/24のような前日にNASDAQが大幅下落したような場合は、抵抗線の手前でもその日に抵抗線を割る可能性があるので、むしろ強気にポジションを持ったほうが得られるゲインが大きい。

ということでしょうか。

私は多少(かなり?)びびりなところがあるので、6/24のような場合でも、その日のLRCXのような明らかに抵抗線を割ってきているようなものにエントリーして、VRSNは翌日に繰り越してしまい、逆にそのために「陰線四日目、、ちょっとエントリーには遅い、、」ということになってしまいがちなのです。

もし、馬渕先生が注目されている点や、こうするのが良いというようなポイントのようなものがありましたら教えていただければ幸いです。

お急がしところ大変申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。以上です。

p.s.US Market Watch始まりましたね、、面白そうですね、、

早速登録させていただきました。楽しみに読ませていただきたいと思います。
 

イオン(8267)は、200MAが気になるのでしたら、エントリーを一日遅らせればいいでしょう。MAも本来の順番に並びかける位置ですからね。

DELL,VRSNをShort、GOOGをLong という組み合わせですが、GOOGは他の銘柄がほとんどショートだったため、ヘッジの意味合いもあります。

1. ハイローバンドのエントリーは直近高値安値に注目するよりは、ギャップの大きさや、20日移動平均とバンドの並び順などを重視し、抵抗線が長期の強力な抵抗線の場合にはトレンドがはっきりするまでエントリーを控
える。

2. 6/24のような前日にNASDAQが大幅下落したような場合は、抵抗線の手前でもその日に抵抗線を割る可能性があるので、むしろ強気にポジションを持ったほうが得られるゲインが大きい。

ということでしょうか。

エントリー前の5日間の高値安値は重要です。ハイローバンドギャッププレイは、それぞれの要素のバランスで決定するのですが、もちろん自分でホールドしている銘柄のその時点での成績も影響します。

それまでの含みでゲインが十分に出ていれば、エントリーをするかどうか迷う時にでもエントリーできますし、トレンドがはっきりしないと思う時は、エントリーしないこともあるわけです。

全体のバランスが、どのように見えているのかは、トレーダーによってかなり違うものです。

そのために最低一ヶ月はシミュレーションをしてみることを薦めています。

そうすれば、答えはおのずとマーケットから返ってきます。

結果が悪ければ、どこかにまずいところがあり、結果がよければ、基本的にその選択眼をベースにして、後はゲインをどのようにして上げてゆけばいいのかを、考えるというアプローチへ入ることができます。

基本的なるルールを理解したあとは、自分でうまくゆくパターンがどういうものかを見分ける目を養うための訓練をすることです。

そうすればおのずと、答えは出ると思います。

 

 

0711 Mon.

指数と個別銘柄

指数と個別銘柄との関係について次のようなご質問をいただきました。

ハッチ様

2度目のお便りになります。前回は私が、有酸素運動の重要性をメールしたところ光栄にもホームページに掲載していただきありがとうございました。

有酸素トレーニングは確実に実を結びつつあり、先日美ヶ原ヒルクライムレースでは、レース後のダメージの軽減・レース中の心拍数の余裕を実感することができました。

今後は食事内容にも、さらに気を付け、健康度・競技能力をアップしたいと考えております。

個人的には、ロバート・ハース著 「食べて勝つ」、ハービー・ダイモンド「ナチュラルダイエット」等を参考にしています。前者は有名なテニスプレーヤー、ナブラチロアの栄養担当者、後者は、米国人の肉食中心の食生活から自然食中心の生活習慣を見直すきっかけを作った著者の書いた本です。

米国では、成人病の罹患率の低下等の成果となって現れています。朝食の断食はきついので、リンゴ一個か、穀物中心のシリアル、昼食は職場の近所の食堂で自由に食べ、夕食は、野菜中心に摂ろうと努力しています。

さてトレードについての質問ですが、ナスダックのチャートを見るとしばらく調整しそうな雰囲気ですが、こういった環境で日本株を売買する場合、ナスダックの影響を比較的大きく受ける銘柄を空売りするべきなのでしょうか?

ニコン等がそれに該当すると思いますが、チャートを参照すると、短期の移動平均線は、上向きで、ここから売るのは怖いと感じてしまいます。

考えを変えて、ナスダックの調整終了を確認してから、買いから攻めるべきでしょうか?

色々迷いますが、ブレイクスキャン等を利用すれば、こういった状況で有望な銘柄を探し、スイングトレードが可能でしょうか?

私はサラリーマンですので、前日にスキャンした銘柄を翌日に空売り・あるいは、買い建てし、利が載った時点で返済というスタイルになります。

以上よろしくお願いいたします

 

心拍数を一定に保つ運動の重要性は、さまざまな場面でその効果を体感することができますね。

私の場合は水泳、自転車を主に毎日続けていますが、18時間腹ペコプレイと組み合わせることで、よりその効果を実感しています。

18時間腹ペコプレイは、最初の1週間が我慢できない方も多いようですが、最初は14時間でも16時間でもかまいませんから、出来る範囲で始めてみるのが一番だと思います。

とにかく胃腸を休めるということが大事なのですから、それほどシビアに時間にこだわらなくても大丈夫なのです。

トレードでもそうですが、要は自分にあった方法で始めればいいと思います。

このメールは6月27日にいただいたものですが、下はニコン(7731)の日足チャートです。

ナスダックの影響を比較的大きく受ける銘柄を空売りするべきなのでしょうか?

というご質問ですが、どれくらいの期間保有して、どれくらいのリターンを狙っているかによって、答えは変わってきますが、アップトレンドの時に、空売りをするのは避けるのが基本です。

ナスダックが下がったから、東京マーケットの個別銘柄が下げる、というほど単純に動くのなら、多分みなさん苦労されないと思います。

基本は対象とする個別銘柄のチャートで判定をするということです。

指数と同じに動きやすいかどうかの判定ですが、何を基準にして、どういう結果の場合に、そのように判定するのかをまず明確にする必要があります。

個別銘柄の大半は、指数の動きに影響を受けることはあっても、全く同じように動くのかどうかは、後にならないとわかりません。

仮に同じように動いた銘柄があったとしても、あくまでもそれは結果論ですから、トレードの具体的なタイミングを計るためには、指数の動きだけでは十分ではないと考えるのが普遍的な考え方ではないでしょうか。

これは三菱地所(8802)ですが、逆に上昇していますし、日経225インデックスも28日からは上昇をしています。


上はナスダック総合指数(黒い縁どりのローソク足)とニコン(7731)のチャートを重ねたものですが、同じようには動いていませんね。この期間で言えばどちらかというとクロスして反対へ動いているようです。

ナスダックが下がったら、ニコンは下げるかもしれませんが、上がることもかなりの確率で存在するのが、マーケットです。

対象とする個別銘柄のチャートで判定をする、というのが基本だということを忘れないようにしたいものです。

 

 

0710 Sun.

チャートレイアウトの重要性

多くのトレーダーの方にとって、とても参考になるご質問をいただきましたので、ここで回答をさせていただきます。

いつもお世話になっています。今年、4月米国株基礎セミナーを受講した、****です。 ハイローバンドギャッププレイのみを三ヶ月間続けてきました。

成績は、
四月は、マイナス4.56ポイント
五月は、プラス2ポイント
今月の六月は、1.1ポイントのマイナスになってしまいました。

そこで、過去のチャートを見て、反省していたんですが、何が間違ってるのかが分からなくて、メールを送らさせてもらいました。

気になることなんですが、とても勝率が悪いということです。

六月の勝率は、13戦4勝9敗でした。

 銘柄選択は、ホームページにある、米国監視注目銘柄チェックの中の銘柄を全部、マーケットビューに入れて、毎日すべての銘柄をチェックして、条件にあったものをトレードしています。

 

エントリーの条件は、(LONGの場合)

1、5日高値、安値移動平均線と20日移動平均線の3本のMAより、始値が上にあるとき。

2、ギャップアップしている時。

3、トリガーにかかっていること。

4、左に邪魔者がいないこと。

以上の4点の条件にあった時にエントリーしています。

(SHORTは逆。)

 

六月のトレードのチャート付き記録を、添付ファイルにしておくらさせてもらいます。僕は、CQGを使っていませんので、トレードストリームのチャートをワードに貼り付けています。

どうか、診断の方をしてもらえないでしょうか?どうすれば、勝率を上げ、コンスタントに利益を上げれるようになるのか。

少しでもアドバイスを頂ければ、うれしく思います。忙しいと思いますが、どうか宜しくお願いします。

 

CEPH
2005/6/1 42.32 short 200
2005/6/2 39.47
+2.85
+$570.00



一日分の値幅動いたのでOUT

ギャップが薄いので、私ならパスしたでしょうね。



RIMM
2005/6/1 83.49 long 200
2005/6/2 82.6
-0.89
-$178.00



ギャップダウンしたのでOUT

これはギャップが薄すぎるので私はパスした銘柄です。



QCOM
2005/6/3 38.37 long 200
2005/6/6 37.63
-0.74
-$148.00

反対方向に動いたのでカットロス

これもギャップが薄すぎるので私はパスした銘柄です。



SNDK
2005/6/6 24.82 short 200
2005/6/7 24.27
+0.55
+$110.00



ギャップダウンしたが薄いので利益確定

これもギャップが大き過ぎるので成績が芳しくなければパスするパターンです。無事下がってよかったですけどね。



SLAB
2005/6/8 28.62 long 200
2005/6/9 28.48
-0.14
-$28.00



動かないのでカットロス
左にレジスタンスラインがあった↓

ギャップが大き過ぎるので避けたほうがいいパターン



RIMM
2005/6/8 76.8 short 200
2005/5/9 74.5
+2.3
+$460.00



十分にギャップダウンしたので利益確定買い

これはギャップが薄すぎるので私はパスした銘柄ですが、これも下がってよかったですね。



MERQ
2005/6/13 41 short 200
2005/6/14 41.2
-0.2
-$40.00

ギャップアップしたのでカットロス
左にメジャーサポートがあった

ご本人も書かれているように、左端にメジャーサポートゾーンがあるのでパスですね。


MRVL
2005/6/15 38.62 short 200
2005/6/16 39.25
-0.63
-$126.00


反対方向に動き、翌日ギャップダウンもしていないのでカットロス

これは私もカットロス。仕方ありません。



CELG
2005/6/21 42.4 long 200
2005/6/22 41.2
-1.2
-$240.00



カットロス。
左に邪魔者がいる。
呑み込みパターン

この日はナスダック総合指数のトレンドがはっきりしないので、ロングサイドのエントリーを見送った日です。




APOL
2005/6/23 75.88 short 200
2005/6/24 77.23
-1.35
-$270.00



反対方向に動き、ギャップアップしたのでカットロス

この日もナスダック総合指数はトレンドがはっきりしないので、エントリーは控えた日です。

ギャップが大き過ぎます


RIMM
2005/6/23 80.18 long 200
2005/6/24 78.14
-2.04
-$408.00



反対方向に動いたのでカットロス。
ギャップアップもしなかった。

私は前日の Bullish 20/20 が気になるのでパスしました。


KLAC
2005/6/27 44.89 short 200
2005/6/28 45.04
-0.15
-$30.00




ギャップダウンしなかったので、カットロス。

私は陰線3日目なのでパスしました。


ICOS
2005/6/28 21.46 long 200
2005/6/29 22
0.54
$108.00


ギャップアップしなかったので利益確定売り。

これは問題ないですね。

 

さて何が問題でしょうか?

この方が選択されたパターンで、私もエントリーしただろうという銘柄は2銘柄でした。

ざっと見たところ、ギャップの幅の判定が、薄過ぎたり厚過ぎるパターンにエントリーされています。

これがまず問題だと思いますが、原因と思われる点があります。

添付されていたチャート ↑

添付されたチャートは、すべて上のようなものでしたが、もしこれと同じレイアウトのチャート表示で判定されているのなら、これがギャップの大きさの判定がうまくゆかない原因なのかもしれません。

つまり縦横の表示比率が扁平すぎるため、ギャップの大きさがわかりにくいのです。

下のチャートの方が、はるかにギャップの大きさがわかりやすいと思いませんか?

CQGでキャプチュアし直したチャート ↓

このようにレイアウトをもっと「縦長」のチャートにして判定されてはどうでしょうか?

脱出は問題ないですね。

 

もう一点気になることがあります。

六月の勝率は、13戦4勝9敗でした。

とありますが、20日間ですから一日平均1銘柄以下ですね。

私の場合38回エントリーしていますから、13回のエントリーというのは約3分の一の数ですね。

これは複数銘柄を保有してリスクを下げるという点からいえば、少な過ぎます。

6月は比較的チャンスは少なかったのですが、それでも13回というのは少な過ぎると思います。

もし条件を絞って少なくしているのであるとすると、あまりよいパターンを選択していないということになります。

これは判定の際のチャートのレイアウトを縦長にすることで、かなり改善されるものと思われます。

 

 

0709 Sat.

宇宙戦争

ネタばれ、大ありなのでご注意を。

1898年にH.G.ウェルズが発表したSF小説「宇宙戦争」の映画化作品。

主演は「ラストサムライ」「コラテラル」のトム・クルーズ。
共演に「マイ・ボディガード」「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」の人気絶頂?子役少女ダコタ・ファニング、「ショーシャンクの空に」「ミスティック・リバー」のティム・ロビンス、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」「フライト・オブ・フェニックス」のミランダ・オットー。監督は「マイノリティ・リポート」「ターミナル」のスティーブン・スピルバーグ。

この顔ぶれじゃあ期待も高まろうというもの。

 

スピルバーグ監督は映画化の前に「やってはいけないこと」を、いくつか決めていたという。

主人公を軍人や政府の高官に設定する、有名な都市の破壊シーンを大々的に映すなどといういわゆる、インディペンデンスデイなどと混同されるような類型的シチュエーションを避けたかったということなのだろう。

小説による原作との違いは主に登場人物のエピソードに絞られているようだ。

原作と違う時代背景を描くために映画の冒頭では、離婚した主人公は週末だけを子ども達と暮らしているといったシーンで始まる。

主人公のトム・クルーズの設定はあくまでも庶民的な労働者。

頼りない父親で、さらには車オタクというわかりやすいキャラクターで、登場人物の解説にも抜かりはない。
 

 

 

この作品から受けた印象をわかりやすく表現すると「現代の映像技術とオーソドックスな手法で監督が憧れの小説を映画化した作品」というところだろうか。

ストーリーそのものがすでによく知られているため、1952年に製作された旧作の宇宙戦争で主人公とヒロインを演じた役者を、最後に出てくる嫁さんの父親と母親に設定するなどというように、細部にもかなりこだわって制作されている 。

オリジナルの持つクラシック?な宇宙人の乗り物の造形や、群集のパニック、突然の外敵による恐怖などという、小説での基本的なエッセンスも十分に盛り込まれている。

一方で、オリジナルの小説では「無力な軍隊が闇雲に攻撃する」といった部分は削除され、米軍の反撃に置き換わっているが、意外とあっさりと描写 されている。

小説では怪光線で焼き殺されるという部分が、人が消滅するように変更されていたり、いたるところで壁をすり抜けるカメラワーク が使われているが、この手法を最初に見たときは、どこにカメラを置いて、どうやって撮ったのだろうかと驚いたものだが、最近ではこうした手法がかなり頻繁に使われるようになってきた。

この作品でも、電子部品がダメになって立ち往生するクルマを避けながらハイウェイを疾走する車内でトム親子3人が口論しあう という、退屈になりかねないシーンを、手の込んだ長廻しで見せている。

邦画ではまだまだこうしたシーンを見ることができないから、そういう意味では見所満載といっていいだろう。

ぜひもう一度、DVDで見てみたいものだ。

戦闘場面ではCGを多用すると同時に、リアリティー追求のため、実際のエキストラを多数使っているようだが、予算がなければここまではできないことだろうね。

そのために主役のトムがインフルエンザでロケができなくったときは、その補償に何百万ドルを支払ったという。

観客が最も見たいはずの宇宙人は、場面こそ少ないがもちろん登場する。

インディペンデンスデイに出てきた宇宙人と似ているが、原作のタコ型に近いデザインに しなかったのは、実在の宇宙人にこだわったためなのだろうか?
 


「激突!」や「ジョーズ」のように、映像の技術で恐怖感を煽るのではなく、心理描写で根源的な恐怖を描く手法は、スピルバーグならではのものだ。

視点が客観的な視点ではなく主人公の視点で描かれているのは、細かい説明が不要で、たたみかけるスピード感を実現するには有利になるからだろう。

冒頭での主人公の生活や人間関係を最小限に抑えることで、展開のスピードの速さを観客が予想以上のレベルに設定しているところなどはさすがで、恐怖感で作品全体をまず覆ってしまう素早さには、目を瞠るばかりだ。

地下から沸き起こる恐怖の始まりを起点に「展開の速さ」によって、鳥肌が立つほどの興奮とともに、常に先回りした位置から観客を引きずり込むのだ。

観客の心をこのように「わしづかみ」する手法の巧みさは、スピルバーグならではの持ち味ではないだろうか。

展開が速いために、観客が流れに追いつけず、その効果によって「先が分からない」不安や恐れが増幅されるというわけだ。

こうした手法では相乗効果として、危機的状況が設定されることで群集の集団パニックや「100万年前から埋まっていた」などという根も葉もない噂を信じてしまうというシーンが際立ち、未来への絶望感が、ますます高まるというわけだ。

人間が災害に襲われた時の心理や状態は実にリアルだ。

「自分と家族だけが助かれば良い」といった誰もが持つかもしれない心理や、人間の力ではどうにもできないような事態に陥った時の、エゴの醜さの描写も漏れなく網羅されている。

しかも、観客が自分自身に置き換えてみるという「静的な時間」が、その後できちんと設定されているというのも、なかなか見事な構成だと思う。

こうしたさまざまな複線が冒頭から時間を経過するごとに観客の心理の中に埋め込まれてゆくために、派手過ぎない程度のハイウェイが吹っ飛ぶシーンや冷酷無比に人間を攻撃するトライポッドなどの描写が、より以上に凄まじい迫力とな り、観客の手に汗を握らせることになる。

人間の持つ心理を知り尽くした制作陣の力量が、並たいていのものではないことがよく伝わってくるから、こうした部分が楽しめる人にとっては、☆☆☆☆☆の映画だと断言していいだろう。
 



 

今回は完全歩合ギャラ制で父親を演じたトム・クルーズ。

この作品の根幹を成すのは、エイリアンではなく、主役であるトム・クルーズが演じる1人の人間だという点が非常に明快なのも、この作品の特徴となっている。

父親のダメっぷりを見事に演じ、子供たちと逃げることしか選択肢がない無力さとその先にある恐怖心を描き出している。

ダメ親父だったトムはこの苦難を乗り越えて、家族と再会することになるのだが、原作とは違いこうしたシーンは少し強めの描写で感動的に描かれている。

娘役のダコタ・ファニングやティム・ロビンスは、いってみればワサビ。

ただ、その利かせ方がうまく、ダコタ・ファニングがパニック状態になって叫びまくるシーンやティム・ロビンスが主人公を助ける出会いから、徐々に狂気に満ちた性格へと変貌を遂げるという狂気の演技も、恐怖のリアルさをさらに増幅する役割を果たしている。

良い父親ではなかった主人公が、直面する危機を乗り越えながら子供達との絆と、父親らしさを取り戻してゆくという「愛」の描 き方は、最初のシーンでは観客が違和感を覚えるほど強調されている。

こうした部分を盛り込むというのは、商業映画である以上まずは米国内で興行成績をきちんと上げるためには、守らなければならない典型的なハリウッド映画の基本ルールだから手馴れたもので、このあたりは、さすがプロ。

こうした映画制作の基本を知ったうえで、人間の「愛」と人の持つ心理を中心とした展開を楽しむといった感性がないと、細部の辻褄にこだわったあげくに、違和感だけが残るということになってしまうだろう。

 


 

人間が作り出した兵器ではなく、「人間の歴史と自然のメカニズムが勝利する」という、小説と同じラストは、エイリアンの圧倒的な力の違いを見せ付けられた後だけに、観客は呆然とするあまりに、違和感を覚える だろう。

だからといって微生物によって宇宙人が滅びるという展開を映像にするのはかなり難しいだろうし、上映時間との絡みがあるので、 これ以上の映像は詰め込みたくはないはずだ。

スピルバーグはこの点でかなり苦労したようで、結局は冒頭で微生物のCGを見せて伏線を張り、ラストにはこの伏線を繰り返したうえで、 さらにナレーターとしてモーガン・フリーマンに語らせるということになったようだ。

アメリカ人なら彼の独特な声を判別できないヤツはいないだろうしね。

小説でも最後の部分で自滅のメカニズムが唐突に説明されるのだが、これもオリジナルの持つ「味」のうちだと解釈をするならば、映像で解説するのではなく、モーガン・フリーマンのナレーションで処理する というスピルバーグの選択は、オリジナルへのこだわりだったのかもしれない。

スピルバーグが映画化にあたって、原作の小説のオリジナリティーを残すため、細心の注意を払いながら制作したことがよくわかる作品だと思う。

大ヒットしたベストセラー小説の映画化の場合、原作を読んで映画を見ることで、監督の意図するところがよくわかるという楽しさが生まれるから、ぜひとも小説を読んでからこの映画を見られることをお勧めする。

そうすれば、ストーリー展開や設定などにイチャモンをつけるという見当違いを、少なくとも避けることができるはずだからね。
 

 

また、この宇宙戦争はぜひ映画館で楽しみたい作品だ。

音と映像が織り成す恐怖とサスペンスが生み出すスリルと興奮は超一級で、音響設備のよい劇場なら120%楽しむことができるだろう。

もちろんDVDが発売されたら、買うけどね。(笑)
 
ちなみに、冒頭のニュースのシーンで異常気象を告げるリポーターの後ろには、「TV.asahi」のロゴが入っていたり、中盤のティム・ロビンスが「大阪では宇宙人を数体倒した」などという日本人向け ?の台詞があったりというサービスシーンもあるので、お見逃しなく。
 



かなり痩せたピーター・ジャクソン
 

ナオミ・ワッツをヒロインとして起用し、「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラックなどが出演する「キングコング」が予告編で上映されたが、 「ロード」オブ・ザ・キング」の三部作を同時に撮影するという荒技で一気に名を上げた「ピーター・ジャクソン」の予告篇はなかなか印象的で、これも映画館で見たい作品だ。
 

 

0708 Fri.

久しぶりに映画レビューを作成。

もちろん「宇宙戦争」。ネットのレビューも一通り見たが、まさに人それぞれ。

割合としては、こうなって欲しいという自分の願望から外れているとバツ、という評価法が80%というところか。

原作の本を読んで見に行った人というのは、皆無といっていい状態のようで、出版業界の不況はやはり、やはり若年層の本離れが原因なのだなあ、と妙なところで納得。

小説を読むというのはそれなりに時間はかかるけれど、それなりの時間というコストをかけたら、かけたなりの見返りはあるものだなということ。

せっかく見に行くのだから、「一粒で二度おいしい」楽しみ方をしたいものだ。

映画の1800円という値段だが、二人で行けば、ほぼDVDの値段になるわけで、もっと安くしてもいいよねえ。




明日からまたセミナーで少し忙しくなるため、今日は行きつけの指圧へ。

18時間腹ペコプレイのおかげで、最近では間隔が開き気味。

受付のお姉さんに「しばらくですねえ」と言われて、そういえばしばらく来ていなかったな・・といっても10日ぶりくらいなんだけどね。

あまり自覚症状がなかったからだが、だが当たってもらうと、しっかりと全体が張っていた。

足が予想以上で「いやあ張ってましたねえ」て言うと「自転車でしょう」という返事。

御意。(笑)

腕も最近は、他のブログにも書いているので、タイプが増えたためだろうか、かなり張っていたが、しかしやはりいくら快調だといっても、きちんとカラダのメンテは必要だなと改めて自覚。

調子が悪くなったからといって、パーツを取り替えるというわけには、いかないのだからね。

大事なのは適度な運動と、睡眠と質の高い食事という3点セット。

というわけで今日は早く寝ないとね。

みなさんよい週末を!
 

 

 

 

 


昨夜の米国マーケットは、ロンドンのテロの影響で大幅なギャップダウンで開始。こういう日はブレるからやりにくい。速攻で獲って逃げるのが正解。それよりもハイローバンドの手仕舞いのほうが重要だしね。

というわけで、すべて手仕舞いして、新規エントリーもなし。トレードはリスクをどれだけ下げるかが勝負となる。ゲインの率はとてつもなく高いのだから、リスクサイドをどれだけ低減できるかが生き残るためには重要なのだ。

朝起きてチェックしてみると、AMGN とか2銘柄ほどは動いたが、あとはルールでのエントリーと反対サイドへブレたものが多く、これはエントリーしなくて正解だということがよくわかるはずだ。

ハイローバンドの候補は多かったが、すべてのチャートをこちらに載せているので、ぜひどういう結果になったかを、ご覧いただきたい。

トレードは「君子危うきに近寄らず」が鉄則なのだ。

 

0707 Thurs.

タッチとマッチング

年に一度くらいは、自分の足元ばかり見ていないで、たまには空を見上げるのも悪くない。 昨日は七夕だったしね。

こうした日には少しだけ普段と違うことをするだけで、何となく意味のあることのように思えるのが不思議だ。

これを七夕効果と勝手に呼んでいるのだが、だからといって全く根拠のないことではない。

天の川は昔から世界各地で、不思議で神秘的なものとして、様々な呼び方をされてきた。

古代エジプトでは「天上のナイル川」、バビロニアでは「天上のユーフラテス川」、インドでは「空のガンジス川」、 中国では「銀漢」や「銀河」と様々な呼び方をされてきたが、七夕についての解説はこちらをご参照あれ。

http://yumis.net/tanabata/

なるほど、銀河といえば「宇宙の神秘」というようなイメージは昔から多くの人たちが抱いていたようだが、近代になると様々な見解が現われることになる。

その代表的なものがH・G・ウェルズの「宇宙戦争」だ。



実は先日本屋へ行ったときに、その「宇宙戦争」の単行本がたまたま目に付いたのだが、学生時代に一度読んだ覚えはあるのだけれど、あらすじをぼんやりと覚えている程度。

そういえば確か映画も上映されているなあ・・というわけで、時間のある時にでももう一度読もうかと購入し、読み始めたら面白くて、あっという間に読み終えてしまった。

スピルバーグの映画では、この小説をどのように料理しているのだろうか?

小説を読んでから映画を楽しむと、こうした「比べる楽しみ」を加えた、「一粒で二度おいしいグリコ」パターンを味わうことができるのだ。

というわけで、七夕の朝一番の上映にあわせ、カミサンと映画館へ。

結果としてカミサンも見に行ったことをとても喜んでくれたし、体感上映時間が30分くらいに思えるほど、楽しむことができた。

七夕作戦は大成功!



で肝心のスピルバーグは小説をどのように料理したのか?という点についてだが、オリジナルの持ち味を生かし、それを最新の技術で映画化してみました!といえばわかりやすいだろうか。

スピルバーグも原作を読んで感動したのだね・・ということが伝わってくる作品に仕上がっているといっていいだろう。

ネットでは細かい点が矛盾しているとか「ツッコミどころ満載の映画」という評価もあるようだが、実は原作だってツッコミどころ満載なのだ。

本の場合は映像がないために、読者がイマジネーションでそうした点を補う余地が多く、頭の中での展開の速度も読者にゆだねられている。

そのため詳細な部分に対してはほとんど違和感を感じないという特性があるのだが、映画の場合はダイレクトな映像の強さが、観客のイマジネーションを上回るため、観客はこうした補完をする余地がなくなってしまうというわけだ。

だからといって、詳細の辻褄を合わせようとすると、今度はスピード感がなくなってしまう。

アチラ立てればコチラ立たず。(笑)



こうしたタイプの娯楽映画では、スピード感の欠如は致命的になるため、詳細にこだわらず、あくまでもそれぞれのシーン相互の、「静と動」のバランスを主に、観客を飽きさせないというセオリーどおりの手馴れた作りは、さすがにスピルバーグだ。

日本の映画は、どちらかというと詳細の辻褄を合わせようとするシーンが、冗長になる傾向が見られる。

さらに詳細の辻褄にこだわると、解説が長くなる分、どこかをカットしなければならなくなるため、今度はこうしたバランスが悪くなってしまう。

ハリウッド映画が太く濃い線でメリハリをつけた絵だとすると、日本の映画は鉛筆で緻密に書いたデッサンだといっていいだろう。

映画というのはこのような作り手である民族の違い?というのが結構モロに出るもので、そこがまた面白いのだけれどね。

つまり映画は「内容とタッチのマッチング」で選ぶ。

というのがお勧めです。



肝心の宇宙戦争のレビューは「近日公開予定」



ちょっと映画風。(笑)

 

 

 

0706 Wed.

ちょっと迷ったハイローバンド

昨夜のマーケット、ナスダック総合指数は、なかなか微妙な位置で始まった。4日と5日前のギャップの上のエッジの位置で始まっている。

だから、反転するかもしれない。イントラデイでも反転してきていたので、ちょっと迷ったが、ショートサイドのホールド銘柄はかなりゲインのあるものばかりのため、ギャップアップしたもの以外はホールドということに。

ルールどおりだ。念のためロングサイドに1銘柄をヘッジで追加しておくことにした。

だが朝起きて見るとしっかりとリバーサル。かなり強い反転だ。うーん。なかなか判断が難しいパターンだが、こういうときはルールどおり淡々と実行するのがいいはずだ。

さて今夜はどうなるか?

 

ブログでの面白い日記の書き方

あるSSN でトレードとは全く違う日記をブログで書いているのですが、最も評判がいいテーマが、何と日記の書き方なのです。

そこで今日は、ここでもその一部を紹介することにします。

まず最初に読み手にとって面白い日記というのは何か?ということを決めておきたいと思います。

自分が何か趣味を持っていて、それと関連したテーマの日記を読みたいという場合は、キーワードで検索すれば済むことですから、ここでは除外します。

何か面白い日記はないかなあ・・と読み手が探しているいうケースがあります。

こういうケースでどのように書いて「読み手を」キャッチすればいいのか?そして一度来てもらったら、また見に来たいと思ってもらえるためにはどうすればいいのか?


というケースに限定します。




まず最初に目に付くのは何といってもビジュアルつまり写真です。

日記は最初、できるだけ幅広く受け入れられそうなテーマで書くことです。

ブログではアクセス数によって、どういうものがウケるのかは、ある程度推測することができますから、急いで方向性を決める必要はありません。

ですから最初からあまり趣味性の高い人形やアニメキャラ、あなたの好きなタレントなどをトップページに表示することは、できるだけ避けてください。

一番いいのは、あなた自身の写真です。

特別な感情を読み取れるような表情をつけたものではなく、全体のイメージだけでOKです。

つまり写真で日記の内容を特定されることがないような「この程度ならいいかなという」ものを用意してください。

モデルではないので、特別にカッコよくなくて一向にかまいません。

こういうように見られればいいな、という程度のもので十分です。

ただ、免許証や履歴書にあるような真正面の写真や、指名手配写真のようなもの、つまり、堅く暗い印象をあたえるようなものも避けてください。

写真がないのはまずいので、何とか用意してください。

写真は強く限定されたイメージを読み手に与えますから、日記の内容に応じて写真を差し替えるというという手も使えますが、最初はそこまで凝ったことをする必要はありません。




自分自身の写真がいいというのには理由があります。

それは身分を明かして「堂々としている」という姿勢に繋がるからです。

ですから自分の写真を人に見せるのが「恥ずかしい」という人が、面白い日記を書いて、多くの人に日記を読んでもらう、というのはかなり難しいと考えてください。

というのは、面白い日記というのは、本音が伝わる、あるいは、もともとは本音を伝えるものだからです。

ですから本音を知られたり自分の写真を人に見られるのが恥ずかしい、という考え方では、「ここでいうところの面白い日記」を書くのは無理だということになります。

会社に知られるのはまずいとか、いろいろな事情があるケースもあるとは思いますが、とにかく自分の写真がないと「面白い日記を書く」という点で言えば、不利になるということは承知しておいてください。

恥ずかしいという感情を逆手にとり、居直って面白いものを書くという手はありますが、一般的ではないのでここでは触れません。

あとは、タイトルと本文、つまり日記の書き出しです。

タイトルについては後日書きます。


 

読む人に自分が伝えたいことをわかりやすく説明するには「書く自分」と「書かれる自分」を行ったり来たりする必要があります。

どうしてかといえば「書く自分」だけの視点しかなければ、それが読まれたときに、「書かれた自分」がどのように見えているのかがわからないからです。

自分のことというのは、客観的に見ることがとても難しいものです。

ですから「書かれた自分」がどのように見えているかを、とときどきチェックしながら書く必要があるのです。




たとえば「ゴルゴ13」というスナイパーの劇画では「ゴルゴ13は第三者の目で自分を見ることができるから凄い」という設定がなされています。

つまりそれだけ、それができるようになるというのは、「凄いこと」なんだよということなのだと思いますが、確かに自分を冷静に見つめるというのは難しいことです。

ですが、書くという世界では、言葉と違って記録が残りますから「第三者の目で自分を書く」というアプローチがまだやりやすいのです。

そのためには「書く自分」と「書かれる自分」がきちんと分かれていないと、「書く自分」と「書かれる自分」を行ったり来たりできなくなります。

ですから「書く自分」と「書かれる自分」をはっきりと意識しながら書くというのは「書くという世界」での書き手と読み手のコミュニケーションを図るためには、とても大事な点ではないかと思います。
 

 

ブログでは日記の書き出しの冒頭部分の、一部分が表示されるものが多いと思います。

こういうケースではこの一部表示される部分が勝負どころです。




CD を買う場合、試聴できるときは知っているアーティストでも、必ず試聴することにしています。

そのときはまず一曲目から聴きますが、その一曲目のイントロが始まる瞬間というのはとてもエキサイティングなものです。

私の経験ではイントロを聴いたたけで、そのアルバムが好きか嫌いかは、かなりの確率で当たります。

もちろん制作する側はそういうことは十分承知の上で一曲目のイントロを決めているわけですから、よけいにそういう傾向になるのだと思いますけどね。




日記の場合でも面白い日記というものは、イントロ、つまり書き出し部分から、すでに興味を持てるように、なっているものなのです。

だからといって、面白い書き出し部分をちょうどブログで一部表示される部分にに収めよう、というような厳密さは不要です。

ではここで、「出だし」のサンプルをいくつか書いてみます。







今日は気力がないので日記を書く元気が・・

書くことがない・・だけどここ何日も書いて・・

昨日は姉の結婚式。忙しかったのだけれど・・



B

まさかと思ったらやっぱりそうだった・・

ひとりのオッサンが、絶妙なタイミングで目の前に・・

いやあ、こんなに感動するとは自分でも・・



さてあなたは A と B のどちらの続きを読みたいと思うでしょうか?

多分 B のはずです。



何故でしょうか?




ここでルール1

ネガティブな言葉は使わない。

特に冒頭に持ってくるのは絶対に避けることです。



自分を含めて「元気がない」とか「書く事がない」などというネガティブな言葉を、冒頭で見せるということは最もやってはいけないことです。

ただ「俺はバカだ」と言いながら、どこかでそれを許せるようなユーモアへ続けるという方法があります。

ですがこの方法は「欠点」になりそうなネガティブな言葉を丁寧に包み込んで、笑いやユーモアへ導くという作業が必要になります。

ですが冒頭の部分だけが表示される場合は、そうしたフォローの部分は見えないわけですから、避けた方が賢明です。

こうした手法を使うのはかなり面白いものが書けるようになってからでも、遅くありません。

もちろん読む人を笑わせることができれば、日記としては大成功なのですが、実はこれは大変難しいことなのです。

自分自身を笑いながらも、自虐的な冷笑や嘲笑ではなく、余裕のある笑い、つまりユーモアで包み込む精神と技術が伴なう必要があるからです。



さて次は ルール2

「本文の内容やオチから離れた位置から書き始める」です。

続く・・
 

 

 

0705 Tues.

6月の結果が続々とアップされています。

いくつかをご紹介。


2005年5月受講

 

 

2004年12月受講

 


 

2005年4月受講

【907】6月の結果!  sisyamo

今日は前場が引けてから車で15分ほどの喫茶店に奥様とランチに出かけました。

姫路ではけっこう知ってる人の多い喫茶店でカフェドムッシュっていうんですがここのカントリートーストセットがめっちゃマイウゥ〜(ノД`) 、

2時30分頃までHLは放置モード(ホントはこれがルールですよね)

姫路方面に来られた際には是非是非行ってみてください(* ̄∀ ̄*)

トレードで勝ったときは決まってそこでランチなんやけど、トレードだけで生活できるようになったら毎日こんな生活がまってるんかなぁ〜と思ったら
真剣に取り組む意欲がまたふつふつと沸いてくるのでありました(笑)

久しぶりに時間がたっぷりあるので6月の集計。

HLは負け越しになってしまった(涙)

まず先週・・・

6702 富士通  574→576  -12×2  -24
7974 任天堂 11220→11470 -25
5802 住友電工 1121→1133 -12
7752 リコー  1729→1748 -19

トータル  -80!!ってあんたなにしてんの!!

1週目  +59
2週目  −2
3週目  -80

トータル -18

20戦10勝10敗

先週はカットロスの執行にビビッタのが敗因でした。

あとからチャートを見ると「なんでここでカットロスじゃないの?」・・・なんて他人のトレードを見ているような感覚でした。

ここでは最近貼付を始めた新興市場での勝率がけっこう良好+.(・∀・)゜+.゜

トレード回数が少ないから大きくはプラスじゃないけど自分の小遣い&ランチ&家族で晩御飯代以上に稼げてるなぁ・・・

性格的にこっちの方が向いてるのかも?

今月からはイントラのチャートも貼り付けを開始しよう(・ω・)b

今月はHLもイントラも勝つぞ!おぉーι(`ロ´)ノ

 

 

 

2004年8月受講


【619】書き込み8ヶ月目のご報告  よん様

**6/1〜6/30までのトレード結果**
トレード日数 16日
トレード回数 61回
勝トレード  53回
負トレード  6回
イーブン   2回
獲得賞金   ¥717000

6月の指数は¥11200〜¥11600の狭いレンジではありましたがとりあえずアップトレンドでした。

6月を振り返ると今までよりホールドの日数が長かった事とエントリーが早く出来る様になったのがこんなビックな賞金を頂けた要因だと思います。

チャートは見れば見るほど目が肥えるんですね〜♪

これを励みにまた頑張りたいと思います。

でも、最近は目がとても疲れるのでエントリーは控えめにもちょっと長く持てる銘柄を中心にトレードして行きたいと思っています。

なんせ年ですから・・・・(笑)
 

 

 

2004年9月受講

【81】NSDQ HLBGP 6月  cocoa

総エントリー数 8  Total +9.95

きわどいのもあったけど、まあいちおうロスが無かったのはOKでしょう。

7月はもう少しだけ積極的にエントリーしてみよう。
 

 


2004年6月受講


【605】6月のまとめ  でんこ

6月の成績を集計してみました

44戦34勝7敗3分 +21.7p

*スイング分(21勝6敗2分 +17.95)

*イントラ分(13勝1敗1分 +3.75)

数字にするとパッとしませんが、自分では結構がんばった感じがあります。

すごく発見の多かった1ヶ月でした。

6月前半はまだ5月の雰囲気を引きずっていて、安易にエントリーして失敗する事が結構ありました。

その後数日経ってからチャートを見て、失敗の原因がはっきりとわかった時はうれしかった!

なんかこう・・・探していたジグソーパズルのピースをやっと1つ見つけたような感じです。

もーこういう感覚がたまらない!

この感覚欲しさに毎日コツコツ続けているといってもいいくらいです。

(だからいつまでもペーパーなのか?)

7月は6月の反省をどこまで活かせるか、自分なりに挑戦していきたいと思います。

では、最近ハマっている「イチロー262のメッセージ」の一節で締めくくり

「長く続く強い発見は、凡打をして、その凡打の理由がわかったときなのです」 イチロー

 

【428】来週からのルール  たれ蔵

今週は、ホンマ 高い授業料払いました。トホホ・・(泣)

自分の悪いところが全部出た感じ。来週からは、矯正しないと。

来週も守れなかったら、ペーパーに戻ります。

とりあえず、来週から次のことを守りたいと思います。

HLBは、ペーパートレードに。

 

●イントラ

1.冷静を保つこと。ロスを出しても、その日に取り返そうと思わないこと。

2.追っかけエントリーはしない。諦めが肝心。

3.分かりやすい、いいパターンだけに絞る。1日2〜3トレードを目標。
 1発入根じゃなくて、1発入魂

4.抵抗線ブレークパターンだけに絞る。アドバンスプレーは使わない。

5.抵抗線ブレークは、2本目で入ること。1本目で入ると、反転する確率が高い。
 絶対思い入れでフライングしないこと。
 トータルで考えたときゲインを減らしてしまう。

6.指数が抵抗線をブレーク寸前、最中のときはエントリーしない。
 反転する可能性が高い。

7.指値は、ブレークした1本目の終値ぐらいを狙う。

8.絶対、抵抗線に潜ったところでしない。非常に危険でロスがかなり増える。

9.目標:0.1ポイント(GOOG:0.3〜0.5)最大で1ポイント。これ以上狙わない。

10.ローソク足は、最大3本まで。これ以上で反対のローソク足が出たら一旦脱出する。普通は次の1本で終わらす。

11.ロスを出しても、ドテンでやり返さない。

12.損失が回復しているときは、欲を出さず、すぐに脱出する。
  欲を出すと反転して、結局損をする

13.12時までには終わる。
  遅くなるとブレークしにくく、反転の危険性が高くなる。

14.勝ったら、パソコンを消してすぐ寝る。

 

●HLB

1.指数で基本方針を立てる。

2.トレンドサイドにエントリー。トレンドが不明なときは、エントリーしない。

3.執行は、オープンから最低15分経過してから行う。


 

 

 

0704 Mon.

独立記念日

「July 4th(ジュライフォース」、つまり7月4日はアメリカの独立記念日(Independence Day)だ。

別名「The Fourth of July(7月4日記念日)」とも呼ばれ、アメリカ全土で盛大なパレードや花火、催し物が行われる1年で最大のお祭りといっていいだろう。

もし土曜日の休日に、この日があたると金曜日は 振替休日となり、明日3連休となるが、子供たちはすでに長い夏休み入っている。

そのためため、親たちは連休を挟んで休み、フリーウェイにはモーターサイクルやボートを引っ張っているキャンピングカーが溢れることになる。

「独立」という言葉からイギリスの植民地支配からの独立達成をイメージする人が多いかもしれないがざっとことの始まりから説明しておくと・・

1492年にコロンブスが西インド諸島を発見、1620年には メイフラワー号でピューリタンがアメリカに入植、以来スペイン をはじめイギリス、オランダ、フランスなどから新天地を求めて、 ヨーロッパの人々が渡米。


1776年7月4日にアメリカへ入植した植民地の代表者が 集まり、大陸会議を開き、(Continental Congress)独立宣言(The Declaration of Independence)を採択したという したという記念日が、独立記念日というわけだ。

7月4日がアメリカ全土で祝われるようになったのは1812年戦争(the War of 1812 :米英戦争)以降のことで、1870年代には全米最大の非宗教的(secular)祝日として定着。

 
首都ワシントンD.C.では、60以上のマーチングバンドや、軍関係者が参加する「ナショナル・インディペンデンス・デイ・パレード」が開催され、ニューヨークの花火大会と並んで有名だ。  

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%BA%E5%9B%BD%E8%A8%98%E5%BF%B5%E6%97%A5

ここには各国の建国記念日の一覧あり。

http://www.july4thparade.com/
 
http://www.holidays.net/independence/

http://www.archives.gov/



 

日本にある米国大使館のWEBがここにある。

http://japan.usembassy.gov/tj-main.html


(*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文。)


そこには「ジョージ・W・ブッシュ合衆国大統領の独立記念日に寄せたメッセージ」の2003年版が掲載されている。



ホワイトハウス

2003年7月4日

 米国の建国者たちは、1776年7月4日、アメリカ合衆国の独立宣言を採択し、偉大な国家を創造し、今日に至るまで続く自由と平等という希望に満ちた理念を作り上げた。この独立記念日に当たり、われわれは、神の数々の祝福に感謝し、わが国が尊ぶ自由と機会という理想をたたえる。

 米国の強さと繁栄は、われわれの建国の理想が持つ永続的強さの証しである。それらの理想には、すべての人間は生まれながらにして平等であり、自由は神が人間に与えた恩恵であり、誰もが生まれながらにして付与された権利であるとうたわれている。米国の信念は今も強く保たれている。なぜなら、それは人類共通の希望を具現しているからである。

 独立記念日に当たり、われわれは自由がもたらす恩恵と機会に感謝する。われわれはまた、家族や友人の愛と、思想、言論、信仰の自由に感謝する。われわれはさらに、建国以来、そうした自由を守り、広げるため、奉仕し献身してきた勇敢な人々を記憶にとどめ、敬意を表する。抑圧された人々を解放し、戦場において名誉と勇気を示す米国軍人は、米国の最も崇高な姿を体現している。

 われわれは、米国が現在直面する問題を認識している。われわれは自由の敵との戦いに勝利しつつある。しかし、やるべきことは残っている。われわれは、この崇高な使命を全うする。自由は憎しみを希望に変える力を持っている。

 米国は、世界に善をもたらす力であり、米国の思いやりの精神は、生活の信条として今も生き続ける。建国の父の勇気と米国民の決意をよりどころに、われわれは米国が直面する課題に進んで向き合う。

 皆さんが、穏やかで楽しい独立記念日を過ごすことができるよう、妻のローラとともに祈っている。皆さんと米国に、神のご加護がありますように。

合衆国大統領 ジョージ・W・ブッシュ

 

 

町中には無数の星条旗が掲揚され、アメリカ国民は数々のイベントを開いて、盛大にこの日を祝うのだが、アメリカでは普段禁止されている花火販売もこの日に限って認められ ているところが多い。

アメリカでは一般家庭での花火については、州や町や市によって条例が異なるため、花火の販売および使用が一切禁止されているところもある が、私が住んでいたシアトルでは全く問題なしだった。

そのため7月4日の独立記念日には、「独立記念日」といえば「花火」は切っても切れないもので、各地でさまざまな花火大会が開催されることになる。

地元紙にはその情報が掲載されるが、日本の花火大会に比べると比較に規模は小さめで、花火といっても夏中大きな花火大会があちこちで見られる日本とはかなり違っている。

だが大学のスタジアム、球場などでは 有料の花火ショーが開催されることもあり、テレビ局も「星条旗よ永遠なれ」や「錨をあげて」などのマーチ演奏音楽とともに、仕掛花火の実況を 放送することが多くなっている。

だがほとんどの人は、自宅で花火を楽しむというのが一般的だ。

そのため独立記念日が近くなるとモールの駐車場などに花火を売るテントが設けられるが、空気が乾燥しているカリフォルニアでは、山火事が懸念されるため、消防署の人たちは一日中厳戒態勢 を敷いて待機することになる。


 

この日は市や町は、街の道路の街路樹の数と同じ数の星条旗を飾り、家でも星条旗を掲げているところが多い。

多くの日本人にとっての「独立記念日」は、「建国記念日」に該当することになるのだが、日本では日の丸を揚げる家庭は非常に少ない。

日本人は自分が日本人であると意識する以前から、ずーっと日本列島に長年暮らしているため、独立という意識はアメリカ人に比べると、非常に薄い。

日本での祝日というのは、たいてい「なんちゃらの日」という表現で、実際の歴史上で「何年のいつにこういうことがあったのだぞ」ということを記念しているのではな いものがほとんどなのだ。

例外は1947年5月3日公布の憲法記念日と12月23日の天皇誕生日だけ。

一般的な感覚でいうと、単に休日の数を増やすために、緑の日とか敬老の日といった抽象的な名目を当てはめて国民の祝日を制定しているだけ 、ということになるだろう。

多くの日本人は、海を渡って移民するといったような自らが主体的に選択するということはないのが普通だからね。

だがアメリカ合衆国をはじめとして、第二次世界大戦後に次々と独立を果たした新興国は、その国のスタートを記念して、歴史上のある時点の出来事の記憶として、「独立 に貢献した人物の名前」と、「具体的な日付」を記録し、記念日と定めることが多い。

このような理由で、日本とはかなり事情が違っている。

この違いが、国民の星条旗へ対する敬意の違いとなり、家庭で国旗を掲げるか掲げないかの違いに繋がるというわけだ。


 

日本では、業式や入学式といった式典の時のみ、申し訳程度に講堂の壁に日の丸が掲示されているが、それでも大騒ぎ になることが多いのは、みなさんよくご存知のとおり。

これは戦前の小中学校で、天皇陛下のご神影を拝して、「教育勅語」を暗唱させられた軍国主義教育への反動なのだと思うが、個人的には極端に過ぎると思う。

一方のアメリカでは、映画のシーンなどでよくご存知だと思うが、アメリカの小中学校では、教室の黒板の横に必ず星条旗が飾られている。

アメリカでは学校教育の一環として、頻繁に子供たちが星条旗の前で胸に手を当て「私たちは神の下にひとつになった自由と正義の国、合衆国に忠誠を誓います」という 「忠誠の誓い」を暗唱させているのだが、幼稚園から高校までの毎日の朝の国旗に対する忠誠の誓いをかなり徹底的に叩き込まれる。

このことはオリンピックやワールド・カップといったスポーツイベントの際に、より顕著になるのだが、こういうイベントでは必ず国歌斉唱と国旗掲揚が行なわれる。

日本の選手は、「君が代」が流れても、大きな声で歌っている選手は稀で、胸に手を当てながら国旗に対して敬意を表するといったシーンにお目にかかることはまずない。

(軍人の敬礼は額に右手を当て、民間人の場合は胸に右手を当てるのが普通)

だがアメリカの選手は皆堂々と胸に手を当てて、合衆国の国歌「Stars and Stripes」を誇りを持って歌っている。

この違いは、日米の初等・中等教育における国旗・国歌に対する教育方針の違いから来るものなのだ。

 


だが一方で、6月26日(米国時間)には、サンフランシスコにある連邦控訴裁判所(日本でいうところの高等裁判所)は、アメリカの公立小中学校で一般的に行なわれている 「Pledge of Allegiance (忠誠の誓い)」が、「政教分離(Separation of Church and State」を定めた合衆国憲法に違反するという判決を下している。

といっても今回の判決は、西海岸地域を統括するサンフランシスコ連邦控訴裁判所の管轄権の及ぶカリフォルニア、ワシントン、オレゴン、アリゾナ、ネバダなど9つの州の公立学校にだけ適用される のだけどね。

ともかく違憲判決が出たのだ。

ここで面白いのは、判決に対して合衆国の各界各層から猛烈なブーイングが沸き起こったという点だ。

特に議会では共和党・民主党を問わず9割以上の議員がこの「神の下のひとつの国という表現は正しい」と言い、また、「この文言を変える必要はない」とまで主張しているのだ。

 

この訴えを起こしたのは、カリフォルニアの州都サクラメントに住む無神論者のマイケル・ニュードー氏。

小学生の娘が公立小学校でこの忠誠の誓いを毎日、声を出して読み上げさせられることに、異義を唱えたのだ。

だが彼は、合衆国に対する忠誠を拒否したのではない。

「忠誠の誓い(Pledge of Allegiance)」のにあるひとつのフレーズ、「One Nation under God(神の下にあるひとつの国)」という語句にこだわったのだ。

アメリカは、無神論者、イスラム教、仏教、ヒンズー教など、ありとあらゆる宗教を持つ移民から構成された多民族国家だ。

そのためアメリカ合衆国で「特定の宗教(ここでの「God」は、大文字で始まるGod、すなわち一般的に はユダヤ・キリスト教の「神(ヤハウェ)」を指している)の祈祷を国家に対する忠誠の言葉に入れることは違憲だ」と訴えたのだ。

つまり憲法で明確に否定されている「国教」を想起するようなメッセージを公立学校で唱えさせることは違憲だというわけだ。

おそらく、連邦政府はこの判決に異義を唱えて、最高裁に上告するだろう。

 

米ドル紙幣を見ると「In God We Trust(神の下にわれわれは約束する)」という言葉が印刷されている。

世界最強の軍事力と最大の経済力を誇るアメリカ合衆国は、このように極めて宗教色の強い国だ。

私が言いたいのはそれがいいとか悪いとかいうのではなく、世界最強の軍事力と最大の経済力を誇るアメリカ合衆国 はキリスト教の価値観ですべての決断を行っているということを理解し、忘れてはならないということなのだ。

日本のマスコミはこうした点について書かないというか、意識することがないから書けないのだろうけれど、そのためにほとんどの日本人はこのことを意識 してアメリカを見ることがない。

これは世界第二の経済大国?として、政治的あるいは経済的は判断をする際に、とても危険なことだと思う。

今日の朝刊でこうした点について触れ、説明をしている新聞社が一社でもあることを祈るばかりだ。

 

 

プロと精神力

波乱のUS GP のあとのフランスGP。

琢磨は今シーズン最高の4番グリッドでスタートしたものの、27周目に抜き所のアデレード・ヘアピンでトヨタのトゥルーリをかわそうとしてオーバースピードで突っ込み、止まりきれずコースオフ。

彼はどうも精神的に弱いように思う。

これは昨年からの傾向だと思うが、同じチームのバトンがきちんと結果を残しているのに、琢磨はアセると無茶をして墓穴を掘ることが多い。

この点を改善しないと上位に食い込むのは「運」がよくない限り無理だろう。

結局このオーバースピードが祟って、5番手から一気に10番手へ順位を下げてしまった。

解説陣は「しょうがない」というが、あれはどう見たってオーバースピードで無茶をした以外の何者でもない。

応援したい気分は誰もが同じなのだ。

「果敢な攻め」などという贔屓の誉め言葉より、今の彼に必要なのは、本当の問題点をきちんと指摘するという周囲の姿勢ではないだろうか。

ここまでの Bar Honda はポイントがないのだから、プロのドライバーならまずチームのためにポイントをゲットすることだ。

そのためには、このフランスGPで、いちかバチかの「博打」をしてリスクを取るのではなく、確実にポイントを取るレースをするのがプロの仕事ではないだろうか。

日本人解説者は誰もそうしたことは言わない。

せめて右京くらいは、それくらい言えばいいのにね。

自主的な緘口令なのか?

「なんだかなあ・・」である。

結局アロンソはダントツの速さで終始トップを快走し、ポール・トゥ・ウィンで今季5勝目。

2位は13番グリッドから見事な追い上げを見せたライコネン。

3位にはシューマッカ。

琢磨は11位でフィニッシュ。同僚のバトンは手堅く4位で5ポイントをゲット。

さて次は第11戦イギリスGPだ。

 

0703 Sun.

自動二輪への道 > 見きわめ

この「見きわめ」というのは第一段階を終了する際の教官によるテストのようなものらしいが、この日はいきなり「8の字」走行が登場。

ムム。これは初めてだぞ・・

かなり狭いコースを「8の字」を描くようにして旋回?するというものだが、エンジンの駆動力によってギクシャクしないように、バランスをうまく取って、慎重に旋回する。

そのあとはいつも通っているAコースで、いよいよいよ「見きわめ」。一度目は教官のバイクについて走るのだが、教官はバックミラーで見ているようだ。

最も苦手としていた一本橋だが、時間が取れなくてすこし時間が空いたにもかかわらず、意外と安定して通過することができたので、まずは一安心。

二度目は同じコースを、教官を従えて走るというパターン。後ろから監視されて走るというのは、やはり緊張する。

交差点では、大げさに首を振って左右確認をアピール。だがここで一本橋を落ちたら洒落にならないから慎重に渡る。

が自分でも不思議なほどフラらつかない。

3度目からは、教官は一本橋のあたりで立ってこっちを見るという地上監視体制モード。

時々、そばにいる他の教官たちとダベっているようで、とにかく後ろからついてこられるよりも気分的にうんとラクだ。

結局一本橋は計6回ほど渡ったが、3度目からは7秒以上かけて渡ってやった。ははは。

腕やグリップを握る手からもすっかりチカラを抜いて、走ることができるようになってきたので、前を走る大型バイクのウデがいいか悪いのかもチェックできるくらいの余裕ができてきた。

何となく嬉しい。

普通は教習を終えると、控え室で教官から、みんなそれぞれ問題のある点などをアドバイスされるのだが、今回は唯一私だけが何も言われず。

Feeling Good !

教官からは「次はシミュレーターですから予約してください」の一言だけ。

うーん。せっかく取った走行予約をキャンセルして、シミュレーターの予約をしなければならないじゃあないか。

最近は暑くなってきたので、できるだけ朝の10時40分ごろからの時間帯に乗るようにしているが、でもなかなか空きがないんだなあ。

とにかく、そういうわけで7月1日に第一段階最後の「見きわめ」は無事合格。

教習手帳を見ると「見きわめ」は「良好」となっていた。

さて次からは第二段階。

何とか7月中には免許が欲しいな。

 

 

0702 Sat.

昨夜の米国マーケットは、先物が少しだけギャップアップで開始。今日もやはりロングサイドは無理のようだ。

指数を ハイローバンドで見るとハイバンドとローバンドの間で、横ばい状態のため、ちょっと成すすべなしといった状態で、イントラでイでもめぼしい銘柄がない。

月曜日は米国の独立記念日でマーケットが休みだから、動きにくい地合いなんだろうね。

ハイローバンドはほとんどがホールドでショートサイドへ1銘柄追加。7月のアタマはどうも地味なスタートになったようだ。

 

新サービス

7月1日から米国の鎌田氏がデイトレードネットへ参加していたくことになりました。

まずは、まぐまぐを使ったメール配信システムで、終了したばかりの最新の米国マーケットの様子をアメリカから日本語で、それも東京マーケットが始まる前の早朝にメールで配信するサービスを始めます。

ウォールストリートの話題・噂話、チャートでクイズ、Wall Street English など面白い読み物が満載です。

詳細はこちらからどうぞ。


 

0701 Fri.

昨夜の米国マーケットは、先物がギャップアップで始まったものの、前日高値には届かない位置。やはりロングサイドは無理のようだ。

ハイローバンド銘柄は、ロングサイドはすべてて手仕舞い。一応ロングサイドへ動いた時のヘッジをかけたのだが、その必要はなかったようだ。いまのところはね。朝起きてみるとやはり陰線で終了。

今年も半分が終了。 今日は今年の残り半分のスタートとなる記念すべき日だな。
 


面白い日記にする方法 その3 完結篇

KY氏はこの「18時間ハラペコプレイ」を実行中で、どうなったかという途中経過を、時折彼のブログに書かれています。

日記としても、面白く参考になる例なので、口直し?(笑)を兼ねて段落の改行や文字などもオリジナルのままでご紹介します。

事実の記述と、ご本人の感想の割合に加え、今日は「事実と感想の記述の位置関係」に注意して、読んでみてください。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



◆一日2食健康法 途中経過


一日2食健康法を始めて今日で3日目。今日は朝からサーフィンだった。朝から何も食べず水だけ飲んでサーフィンである。7時前くらいから初めて、9時半くらいにはもうフラフラ。10時くらいに海からあがった時には腹が減って死にそう。その後、昼をみんなで食べにいって15分待ちと言われ、まじでそんなに待てんと思い、同じ店のショーウインドウにあったブルーベリーマフィンを買って食べる。一緒にいった人達は「またあいつなんか変なこと始めたぞ。」みたいな反応。基本的にアメリカの今の常識的な食生活をしている人達なので、朝を抜くということに対してものすごく批判的である。「朝の一番大事な時にエネルギーがないと困るじゃない。」みたいな反応。

みんなの考え方は、食事は朝たくさん食べて、ちょっとずつ少なくしていくというパターン。こまめに間食も取るのが望ましい。夜は少なめにして寝るというのが理想。私が江戸時代まで日本人は朝食を食べてなかったと説明しても信じてくれない。

オーダーが済んで、出てくるのを待つ間もずっとウェイトレスの動きを目で追って、早くこないかなーって感じ。大昔に人間は獲物を追ってこういう目をしてたんだろうと思う。待っている間にコーヒーを飲んで、いつもは食べないクラッカーまで食べてしまう。そこについに運ばれきました。野菜オムレツ + フルーツ。オムレツを食べ始めるとなんとも幸せな時間が始まった。舌がいつもより敏感になっているようですごくおいしい。体が一種の飢餓状態になっているようである。スイカを食べると味がすごく濃く感じる。こんなにスイカっておいしかったっけ?メロンもうまい。隣の人からオニオンリングをもらって終了。さすがにお腹一杯である。

帰ってきてから今度は夕食が楽しみで待ちきれない。6時くらいにラーメンと寿司を食べる。明日の昼まで何も食べれないと思うと名残惜しい。量を8割にしないといけないのであるが、まだ100%食べてしまう。しかしご飯が楽しみになってなんでもおいしく感じるようになったのはすごく良い。なんとなく睡眠も深くなってきたようだし。頭も軽くなってきた。なんとなく小学生の時の脳みたいな感じ。ここ最近はなんとなく浅い睡眠、食欲があんまりないけどご飯の時間だから食べるみたいな状態だったので。。。

1週間続けてどうなるか楽しみである。明日も朝から水だけなので、サーフィン行って時間が勝手にすぎるのを待とう。マーケットも休みだし。




◆1日2食ダイエット その後 & 周りのリアクションから


朝ご飯を食べなくなってから6日。体が慣れてきた。一番の変化は脳みそがスワップしている感じがなくなったこと。これまではハードディスクがジリジリいうような感じが常にあった。それがすっきりである。それからタンが出なくなった。さらに睡眠が深くなった。子供の頃のような熟睡をしているようだ。またご飯がおいしく感じるようになった。昼ごはんを食べるときは1時間くらい前から、「今日は何にしようかな」とニヤニヤしながら考えてる。それで今まで鈍感になっていたのがわかるくらい個々のものの味を感じる。人参とかジャガイモとかレタスとか。いいことばっかりだが昼前の2時間くらいはものすごく辛抱である。腹が減って。。。

その反動でちょっと昼ごはんを食べ過ぎているので、これからちょっとづつ量を減らしていこうと思う。今日なんか食後のデザートにアイスクリームまで頼んでしまい。会計はチップいれて$18。昼ごはんに2000円も使っている。これは食べすぎである。

先生がホームページで書いているとうり、私も周りのNegativeな反応に囲まれている。朝食を取らないことは犯罪だったのかと思うくらいの反応である。この話をすると必ず短い説教を食らう。マルチ商法のあのマネージャーからも説教を食らった。アホである。どうして社会のその他大勢が信じていることを民衆は信じるのであろう?人にそれはダメだと言うまえに自分で試してみたら良いと思うが。

こういったことは良くあることで社会的な常識(マスコミがつくった)という枠の中に民衆はこもってしまう。日本の場合は特にそこからはみ出るものに対しては「出る杭」扱いしてなんとかへこまそうとする。このままでは人類は滅亡すると言う学者もいるくらいの今の社会の現状なのに、なぜ現在の社会の常識が正しいという自信があるんだろう?

一例をあげると現在の社会常識的には少なくとも20歳くらいまで結婚を待って、子供はその後ということになっている。社会人として一人前にならないと子供を作ってはいけない(常識では)。しかし人間は15歳くらいでもう子供を作れるようになる。これが人間じゃなくて動物だったら常識がないから本能的に子供を作るのである。でも人間も動物だよね。その動物としての自然な欲望を抑えるような社会常識が正しいということになっている。それが正しいと信じる社会的な理由はたくさん並べられるけど、生物学的な理由は誰にも聞いたことがない。いろいろな角度から分析したらどっちがいいかわからないじゃん。それなのになぜ社会的は常識が正しいということに絶対の自信があるのであろう。それで少子化が進むことを懸念している。多角的にものを見れる人が少ないのである。

私がこれまでTryして良かったと思うもの、これは失敗だったなと思うものと社会的常識(評判)を比べると、、、



良かったこと


1.新興の外資系ソフトウェア会社

就職活動のときに私のいっていた大学では、まだまだ日本の一流企業に入ることが当然とされた時代だった。ちょうどバブルが終わりかけの頃である。理科系だった私は周りの友達が学校推薦で次々といわゆる1部上場企業に内定していくのを横目で見ながら「絶対学校推薦はやだ。」と思っていた。なぜならば工学部であるにも関わらず、私は工場勤務になるのが絶対嫌だったからだ。そこで自分で就職活動をしていたのであるが、そこで1社だけ初任給が高い会社があった。なんと27万円。メーカーの初任給は18万くらいだったから、それを比べると破格である。アメリカに本社があるということで世界で社員は5000人。日本ではまだ300人ということだった。ものすごくかっこいい楕円形の本社ビルの写真を見て「もうここに入れてもらうしかないでしょう。」と思ったものである。

しかしながら教授は内定を報告しても「学校推薦でNTTがあるからそこにいかないか?」とか「SONYもいけるよ。」とか言っている。しかし私が内定をもらった企業に比べるとパンフレットがださい。初任給が安い。本社ビルもただの四角のビル。ということで「いや辞めておきます。」って感じ。教授は信じられないという顔で私を見る。ここの大学名があれば1流企業に推薦で入れるのにお前は何を考えてるんだということである。

教授は「外資系の会社は、社員をコキ使い、使えないとわかったらすぐ首にする」というマスコミによって作り上げられたイメージを信じていたのである。さらにそれがソフトウェアの会社だからなおさらやばいというわけである。まあ私のことを心配してくれてたんだけど。。。それでその会社に入ってみると、忙しかったけど、首をすぐ切るようなことはなく、社員旅行はビジネスクラスでカナダ、バリ島という感じ。3年弱で辞めたがなかなか良い社員生活だったと思う。

ちなみに同期60人中、私が一番最初に辞めた。ということは新入社員が3年間も誰も辞めなかった。これは良い会社のサインだよね。(これも世間的な常識からの判断であるが。。。)やっぱり入ってみないとわからない。あの時日本企業行かなくて良かったと思う。


2.レーザーアイ手術

ここ数年レーザーアイ手術が普及してきた。私は4年くらい前に手術したと思うが、これはやってよかった。コンタクトとメガネから開放されるだけで日常生活におけるストレスがすごく軽い。$3000かかった。最初に受けるときには「レーザーをやると年をとってから白内障になる」とか「失敗した人を知っている」とかいろいろネガティブな意見が周囲からあったが結局自分で決心してやってしまった。「100人受けたら3人は再手術になります。」と言われ、私は残りの97人になる自信があったので。。。


3.1日2食ダイエット

これは言うまでもなくやって良かった。1週間たっていないがもう幸せである。信じられない人は2週間くらいでいいからやってみて欲しい。どっちにしても長い人生2週間くらい朝ご飯食べなくても死なないから。それで体に合わなかったらやめればいいだけで、他人がTryしてるのを止めることはない。


4.デイトレ

世間のデイトレのイメージはおそらく「禿げ鷹ファンドの個人版」といったところだろうか。まずその前に1クッションあって、「株」という時点でなにかやばいことをしているというイメージを持たれる。それがさらに1日で何回も売り買いするとなるともうほんとに超やばいって感じであろう。

しかしながらよく勉強してみると、リスクを回避するためにあらゆる方法を使い、群集心理を利用して稼ぐ。私が思うにリスクはすごい低いように思う。逆に怖いと思うのは1つの株を長期でずっと持ち続けること。これほど怖いことはない。右肩上がりでずっと上がっていく時代ではないからである。しかし群集心理はいつの時代、またいかなる人種でも同じように働く。それを利用している時点ですごく確実な方法だと思う。まあこれを言うのは実トレードで成績を残せるようになってからであるが。

デイトレの勉強しないでマスコミの作るイメージをそのまま信じていたらどうだろうか。おそらく一生こういう世界を知らずに死んでいくのであろう。これは損である。やっぱりなんでも自分でやってみないと。マスコミの作ったイメージで自分の可能性をつぶしてしまうのはもったいない。

 



◆1日2食ダイエットその後2

68キロくらいあった体重が今や63キロ。ズボンはちょっときつめだったのが、楽になったなーと思っていたら、今度は買い替えが必要なくらいダブダブになってしまった。

甘いものを食べると頭の調子が悪くなってしまう。いつもの調子でドーナツなどをたくさん食べると頭がくらくらする。脳に砂糖が浸透していくのがわかる。甘いものは極力少なめにするようになった。

目で見える景色が明るくなった。これは会社辞めるからかな?

カップラーメン、ハンバーガーなどのジャンクフードを食べるとどうも調子が悪い。まあ悪いといっても以前と比べたら元気なのであるが、最近の目がらんらんと輝くような感じではなくなってしまう。こういった食事がどれくらい体に悪いかを敏感に感じるようになった。

あかちゃんの肌のようにおでこがつるつるになった。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



あらかじめお断りしておきますが、私は彼の日記の書き方の先生ではありません。

彼はたぶん、多分ですけどね、日記の書き方なんていうことは一切考えずに、どんどんと書き進めているのだと思います。

まあご本人に聞いたわけではないので断定的なことは言えませんが、何となくそういう気がします。

今度機会があったら聞いてみようと思います。




彼の文章の持ち味を独断と偏見で言わせてもらうなら、「ストレートさ」です。

彼はアメリカに住む30歳を越えた子供さんもいらっしゃるいわゆる家族持ちですが、文章からもその中で書かれている考え方からも、彼のオリジジンが伝わってきます。

そのスタイルが、好きか嫌いかは人それぞれだと思いますが、面白い日記だと思いませんか?

その理由はどこにあるのでしょうか?

アメリカに住んでいるからでしょうか?

ではドル表記を円に変え、彼が日本に住んでいるという前提で読み替えてみてください。

それでも依然として面白く感じると思います。

彼の日記は状況記述、つまり「事実」を並べている部分が大半を占めています。

最初の「一日2食健康法 途中経過」はほとんどがこうした記述ですし、3番目の「1日2食ダイエットその後2」も状況や事実の説明に終始しています。

2番目は「1日2食ダイエット その後 & 周りのリアクションから」ということで、自分と周りの社会との関わりについて書かれていますが、これだけは他の2つとは違うスタイルになっていますね。



彼の日記ではところどころで、自問自答が入っているのですが、結論には触れずに、グイグイと書き進めています。

読んでいる人はこの自問自答を読んでどういう風に感じるでしょうか?

自然に自分への投げかけと感じ、一緒に考えてしまうはずです。

この部分で書き手と読み手は、自問自答している部分の問題にについて別々に考えることになります。

その結果というか書き手である彼の考え方は、ときどき次のセンテンスで書かれています。

ですがこれは、「感想」とは少し違いますね。

よく読むと、その部分で彼は「気持ちを吐き出す」ために書いているのではなく、その時のテーマに対する考え方を書いているのだということがわかるはずです。




6月28日の「日記を面白くする方法 その1」では、「事実」 + 「感想」という構成が基本だと書きました。

ですが、ここでの彼は「感想」をもとにして「気持ちを吐き出す」ために書いているのではなく、心からそう思っていることや感じていることを書いています。

何故それがわかるのかって?

それは段落の最後に「良かったこと、楽しみにしていること」などというような、いわゆるポジティブなことしか書かれていないからです。

心の底から湧き上がってくる素直な感情というものは、もともとは、とても純粋でポジティブなもの。

たとえば感動する映画を見て涙する時に湧き上がってくる感情を思い出すと、それがどういうものかは、よくわかると思います。

ネガティブなことから沸き起こる怒りの感情は、いやな感情や後味の悪さとして残ります。

心の底から溢れ、そして湧き上がってくる感情はすぐに消えてしまうはかないものなのですが、その寿命の短さ?に反比例し、それは強烈にその人の感情のヒダに刻み込まれます。

その蓄積が多い人は、すぐに心の底のセンサーが反応しやすくなり、直ぐに純粋な状態になることができるというわけです。

人は心の奥底が常にクリーンで純粋な状態のときには、常に何かが湧き上がっているため、ネガティブなもので汚れるというスキがない状態というかそういうヒマがないのです。

ですからネガティブなことを書きそうになるときというのは、考えがまとまっていないため混乱していたり、本当に心の底からそう思っていないというバロメーターなのだと考えることにしています。



ちょっと本題とはそれましたが、要は面白い日記を書こうと考えなくても、心からそう思っていることや感じていることを書けば、それは人に伝わり「面白い」という印象を残すものなのだと思います。

そこへ到達するためには、誰もができる「事実」 + 「感想」というスタイルでスタートを切るのが、最も簡単なのではないかと、「面白い日記を書く方法 その1」で書いたというわけです。

なんだか「すごろく」のように、「面白い日記にする方法 その1」へ戻ってしまいましたね。

ということで無事「無限ループ作成」に成功。 < オイオイ。(笑)
 

 


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2005 0701-

 

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