2003 0101-


0114 Tues.

3DAY基礎セミナー所感

「何だかアドバンスコースのような内容ですね」

というコメントをいただいたのは、Emini で口座残高を20%以上増やされているSさん。

彼は数回セミナーを受けられているが、1月から計算しても2割以上のゲインを達成されたという。

優秀なファンドマネージャー以上の年間利回り目標をすでに達成されたようで、ライブマーケットWATCH前のワインブレイクへは、シャンパンを差し入れていただいた。

 


ワインブレイクの会場


最近はクイック系のプレイが増えているが、それが場合によっては30分ギャッププレイと重複してくるという事実を、実際のチャートで説明できることにもなり、説明する側にとっても、とても説明のしがいがあるというもの。

また、初参加の方からは、再受講の方からの的確なご質問は、非常に参考になったというご意見を頂いた。

 


 

新しいオフィスでのセミナーは、何ていえばいいのだろうか、とてもアットホームな雰囲気だった。

そのせいもあるのだろうか、参加者の皆さんもかなり遅くまで残られていた。

よって「お開き」は、今までの記録を破り午前1時半頃。(笑)

前の場所は、かなり広かったため、参加者の方同士や私と参加者の皆さんとの間にも、今から思えば何となくビジネスライクな距離感があった。

 


今度の場所は、以前の場所に比べて狭くなったのだけれど、その狭さに加え、多分机のレイアウトの影響があると思うのだけれど、同じ志を持つもの同士の連帯感を強める 事になっているように感じた。

掲示板への書き込みもすごかった。

「明日のギャッパーズアイは大変だあ・・」とセミナー中ふと頭をかすめたほどだ。(笑)

というわけで、WEBへのアップには少し時間がかかりますので、ご了承ください。

 

0113「Cool」 by SHAT

今日の「Cool」のQLGCのクイックギャッププレイの記述。



>さて、49分以後ホールドするかどうか?


うーん、私なら半分手仕舞いして、残りはホールドするかなぁ。

しかし、最初から1分足のクイックギャッププレイ狙いで入ったのなら、ホールドせずに全部手仕舞いすべきですね。

理由として、MAが上にある事と、長い陽線とDOJIが出現してる事です。

長い陽線の次のDOJIの出現は、典型的なクライマックス・パターンです。

トレンド転換のひとつの兆候です。

長い陽線は、買いの勢力が力を使い切った事を意味し、その後のDOJIは
売り勢力の力が強まった事を意味します。

DOJIは、買いと売りの力が拮抗してる状態で、重要なポイントになります。

それともうひとつ、「Cool」には、波動理論のような記述がありました。

この理論を使うと、あらかじめ脱出ポイントが設定しやすくなります。

憶測ですが、新セミナーの新しい部分かも知れませんので、これ以上触れませんが、次の再受講がとても楽しみになってきました。

ちなみに、私がホールドした残りの半分は、前項のトレンド転換の確認で脱
出するか、トレンド中間にある支持線のちょっと下、41.00にトレーリングストップをかけておきます。

正解かな、どうかな?

全部ホールドって言われたら、ガーーンときちゃうなぁ。
 

 

Re(1):0113「Cool」 by SHAT


今、QLGCの1日のチャートを見ました。



ガーーン。

ホールドが正解でした。

私の半分手仕舞いというのはまあまあですが、根本的な戦略を見誤っていました。

木を見て森を見ず状態。

長めのタイムスケールを見て、戦略を立てる事は、とってもホントーに大事
ですね。

セミナーで教えてもらった銘柄選択法が、トレードの基本中の基本だという
のを再認識しました。

やっぱ再受講だな、こりゃ。
 

1ポイント近く獲れているのですから、半分手仕舞いは「根本的な戦略を見誤っている」ということではありません。

受講されてからの期間を考えると、立派なものだと思います。



SHATさんの書き込みをは、とてもおもしろい。

それでいて、とても鋭い視点がある。

そういう意味でも面白い(興味深いと言う意味で)。


 

7日と8日の間の赤いギャップダウンゾーンは、9日の上昇で、効果がなくなっています。

ですから10日のトレードでは、このギャップを気にする必要はありません。

そして、8日と9日のギャップがサポートになっています。

つまり10日のマーケットの始まりを見ると、ギャップリバーサルになって上昇することが容易に推測できます。



ここで15分足での前日までのチャートを見てみましょう。↓

新高値を更新すれば、長めにホールドした方が大きなゲインを獲れる典型的なパターンです。

カットロスを深めに、そして15分チャートで長めにホールドする。

つまりロングサイドでは、できるだけ粘った方が、大きく獲れる確率が高いということがわかります。

基本的ないわゆる「骨太」な計画を、長めのタイムフレームで、きちんと立てておくことが、トレードの中級から上級者への道だと思います。

 

0113 Mon.

プルバックかダウントレンドへの転換か?


10日のギャッパーズアイについてご質問をいただきました。


【3126】Re(1):レジスタンスの長めのMAに注意
orden - 03/1/12(日) 0:16 -


▼はっちさん:
>上げるローソク足の長さでプルバックかどうかの判定を
>細かく見ること。


はっちさん、こんにちわ、上記のこと、少し、詳しく、教えてもらえませんか^^;
お願いいたします。
 

主語が抜けていました。失礼しました。

この記述はQLGCについてです。

この日のQLGCはクイックギャッププレイ。

40.83位の位置がエントリーの絶好のタイミングでした。

問題はどこで脱出するか?です。

49分の時点では、真上に移動平均線がレジスタンスとして存在しています。

ですからここで株価の上昇が止まり、下がってしまうかもしれません。

そうなれば、手仕舞いの必要があります。

しかしただ単に、プルバックで少し下がるだけで、株価はまた上昇するかもしれません。

それなら我慢してホールドです。

ここは大事なポイントですね。


上のチャートの最初の黄色い部分(左下側)では、青いローソク足が6本続いています。

上昇幅は0.47ポイント。

そして少しプルバックというかサイドウェイで推移しました。

そしてまた上昇をはじめ、右上の黄色い部分では、DOJIを含め9本続いています。

ですがDOJIがあるため、この黄色い部分の上昇幅は、最初の黄色い部分のローソク足本体と同じ0.47ポイントくらいです。

さて、49分以後ホールドするかどうか?

この判定については、書くと長くなりますので、わからなければセミナーへおいでください。


ヒントです。

下のナスダック総合指数の同じ49分の時点でのチャートを見てください。

その下のチャートは、Emini の同じ49分時点のチャートです。


 

0112 Sun.

昨夜は、とうとうマッサージへ。

今回はかなり間が開いたため、凝りはなかなかのものだった。(笑)

帰宅後は早めに就寝。

早めに起きて、オフィスへ。


早朝の街は、連休中のためかとても落ち着いて静かだった。

銀座から京橋界隈は、新宿に比べて街がとても清潔な印象。


オフィスのある建物はセキュリティーが厳重な仕組みのため、入室まではちょっと面倒な部分もあるが、とても安心感がある。

新しい場所でのセミナー二日目は無事終了。

セミナーではギャップ系統のエントリーパターンが増えたため、そのサンプル例を豊富に説明することで、今までのプレイの理解がより深くなり、そしてその仕組みがより明確になったと思う。

始めて参加される方にとっては、まさに「てんこ盛り」の内容だと思うが、新しいオフィスでのセミナーは、とてもエキサイティングだった。

以前のセミナールームでの経験から、様々な工夫と新しい試みを加えている。

詳細は追って・・

 

0111 Sat.

昨年の末にペーパートレードセミナーを受講された方の感想文。

どうも***です。

12月ペーパートレードセミナーの感想です。

再受講の自分にとっては、特に大収穫でした。

クイックでプロフィットを得る事が出来るようになるのが目的でしたが、それ以上の成果を得る事が出来たようです。

後は、結果を出すだけですね、がんばらなくては!!

最近は、30分前に動いてしまう銘柄が多くクイック系の各プレイは、エントリーチャンスを飛躍的に増大させてくれます。

30分で最大4回位でしょうか。

ただ最初のプレイは、執行の技量がまだまだ足りません。

引き続き修行をしていきたいと思います。

しかしクイック系のすばらしい所は、最初のプレイで入り損なってもそれを次のプレイに生かせるところだと思います

基本が同じなのですから当然と言われてしまえばそれまでですが(笑)

あと、もう一つ大事な事があります。

習ったメソッドを自分で検証することが大事と強調しておられましたね。

正直言うと、今までやっていませんでした(反省)

これをやらないと、プレイ自体が自分のものにならないのですね。(気が付くのが遅いって)

新オフィスでの企画楽しみにしております。

 

で、最近は掲示板へ書き込みをされている。


■クイック練習COST by 200206バイク乗り

デイリーでのGAP(12/6)が効いてしまいました

クイックギャッププレイのまさに模範例。

デイリーでのGAP(12/6)が効いてしまいました。

は下のデイリーチャートを参照のこと。


下の15分チャートでは8日の高値を抜いたら、ロングサイドエントリーだということがわかる。

銘柄選択がナイス。


 

 

■クイック練習INTU by 200206バイク乗り

エントリーもう少し何とかならないか

 

■クイック練習QLGC by 200206バイク乗り

珍しく素直に上昇

これでもエントリーが少し遅いかな?

 

■Re(1):クイック練習BGEN by 200206バイク乗り

MEDI

欲張りすぎですね?
 

 

■クイック練習BGEN by 200206バイク乗り

入るの遅いですね
 

 

 

■クイック練習COST by 200206バイク乗り

入るの遅いんだよな〜
 

 

■Re(1):クイック練習COST by 200206バイク乗り

MSFT

待てないんだよな〜

 

 

■クイックMSFT by 200206バイク乗り

やらりた



■Re(1):クイックMSFT by 200206バイク乗り

EBAY

またや


Gapper's Eyeでの解説ありがとうございます。

「ギャップリバーサル」とは考えていませんでした。

木を見て森を見ずの典型になってしまったようです。

クイック系の組み合わせがあまりに強力なので、ついそれのみにに頼ってしまい、「大切な大きいトレンド」の事を忘れていたようです。

銘柄選択の時は気にしているのですが(笑)
 



添付のチャートを見ると、最後の2例以外は、正しい方向へエントリーされている。

最後の2例はちょっと難しいパターンだが、大事なのはMAの位置できちんとカットロスをされていると言う点だ。

勝つことはもちろん大事だが、カットロスはそれ以上に大事な点だ。

掲示板へ積極的に書き込みをするというのは、簡単なようだが、勇気が必要なことだと思う。

こうしたカットロスの例を書き込まれるのは、それ以上の勇気が必要だろう。

参加者の方のこうした姿勢を、とても嬉しくそして誇らしく、ここで紹介させていただいた。

今日は1月の基礎セミナー初日だった。

明日も頑張るぞ。

 

0110 Fri.

ブルマーケット

昨夜は素晴らしいブルマーケット。

やはりマーケットが強いといい。

ホールドしていても楽しいですからね。

受講された皆さんの書き込みもいろいろ。

でいくつかをご紹介・・


■フルムーン・クライマックス by SHAT

昔から、狼男の伝説にもあるように、満月の夜は人の精神をたかぶらせる事は有名な話です。

実際、犯罪の発生率も、満月の夜は高いと実証されてます。

普段あまり意識する事は無いですが、月の力は強大です。

潮の満ち引きや、女性の身体のリズムなども顕著な例ですね。

さて、それでは人に対してこれほど影響力を持つ月が、人の心理の軌跡であるマーケットに何の変化ももたらさないのでしょうか。

この事に関して、やはり調べている人達がいて、月齢周期とマーケットの動
きを照らし合わせて検証しています。

それによると、満月の時にマーケットは、クライマックスパターンを起こしやすいそうです。

ちなみに新月は、売りのクライマックスパターンが起こりやすいそうです。

もう少し整理すると、新月から満月へ変化する時は上昇パターンが、満月か
ら新月へ変化する時は下降パターンが多いそうです。

つまり、新月で買って満月で売れば、大儲けできるかも知れませんよ。

私は、やりませんけど(爆)。

こうした天体周期をトレードに応用するのを、アストロロジーと言いますが、メリマンサイクル論などが有名です。

ちなみに、木星や土星といった太陽系惑星の周期を取り入れた手法もありますが、こうなるともう占星術と変わらないので、私としては何ともトレードしずらい話になっちゃいますね。

人は、ことトレードの事となると、何でも貪欲に研究対象にします。

でもやっぱり世界中のトレーダーの夢は、チャートの未来を正確に予見できる分析法なんでしょうね。

そんな物があると良いんですけど。

そう言えば、今月の18日が満月です。

果たして、クライマックスパターンはくるやいなや?

 

 

■マウスを離して、マウスで話す by bugsy -03/1/10(金) 3:12-

昨年の3月に私はE−miniセミナーを受けた。

今は昔のオフィス、そうあのエステックビルでだ。

懐かしい。

昼飯は一人で工学院の前にあるエントランスでアンパンをかじり、コーヒーを持ってセミナールームに上がったっけ。

OOさんは向こうから私に声をかけられた。

「セミナーは始めてですか?」

お互いのメールでのやりとりや情報交換、セミナーの情報等、、で一年が過ぎ、今日また再会した。

トレードについてのスタンス、手法、資金、メンタル、マーケットのチョイス、銘柄のお気に入り。。。

千差万別、色々あるが、中で一つだけ共通するものがある。

「トレードへの情熱」

これは感じるもの。

話していればたとえこれが目にみえなくても、体感できるものである。

トレードが孤独を全面に打ち出すものと考える時、このような、フェイストゥーフェイスで言葉を交わしてみれば、それはまったくの誤りであることに気付くだろう。

決してトレードは全てが孤独な作業ではない。

もちろん、一人で執行するのはあたりまえのことだが、トレードをしていない時は、マウスから手を離して街に出よう。

違ったものが見えてくるはずである。

PCの画面の前で、忍耐を試される。

PCの画面の前で頭をかかえ、そして考える。

これも大事。

でも、、画面から離れて、頭を抱える時間をなくし、スッとこころと解き放つことも大事。

掲示板は情報交換の最高のツール。

実際に情報交換するのは「トレードへの原動力」の最高のツール。

セミナーはまたその集合体であるので、私が感じたなんともいえない心が踊った感覚は当然だといまさらながらに感じた一日。

○。


で、、、とんでもない落ちですが、今日のトレードはボロボロでした。

人間全てはうまくいきません(笑)

いい事と悪いことは紙一重。

考え方次第で余裕は出来るという〆でまた次回。

bugsy

PS, 次回ってまたこんなこと書いていいのかなあ?
 

どうぞどうぞ!
 

 

明治屋

昨日はオフィスのすぐそばにある、明治屋へちょっと寄ってみた。
 


いわゆる「洋モノ」の食料品やアルコールの品揃えが豊富なことで有名な店だけれど、この京橋店のある建物は少しクラシカル。



サンドイッチを買ったのだけれど、レジがアルコール売り場だったので、ベイリーズのアイリッシュクリームを衝動買い。


オフィスには100円コーヒーの自動販売機がおいてあるのだけれども、まあ味は推して知るべし。

そこで、このベイリーズのアイリッシュクリームをちょっと入れたらどうか?と思いついたというわけ。

ベイリーズのアイリッシュクリームというのは、ベイリーズ社製。
(1974年創製)。

15年熟成のアイリッシュウィスキーにアイルランド産の生クリームを配合したもの。

売り上げナンバーワンのリキュールなのだけれど、とろけるような味わいがあり、カカオとバニラ香が特徴。

ロックで飲んでもおいしいけれど、ちょっと甘いかな。
 



自動販売機のコーヒーにこれを隠し味として少し入れると、とてもおいしくなるのではないかと、早速テスト。

ビンゴ!

100円のは250円くらいの味になるかな。(笑)

コーヒーを飲みながら、少しリラックスしたいときには、お勧めであります。


 


いよいよ明日から、セミナーが始まる。

かなり片づいたが、まだ細かいところがいろいろある。

ようやく写真が撮れる状態になったので、ちょっとだけ公開。

椅子は、スイス・ジロフレックス社製。

ジロフレックス社は1871年の創業以来、130年の歴史を持つスイスに本拠を置くオフィスチェアの専門メーカー。

一貫して事務用椅子の研究・開発を続けてきたいわゆる専門業者。



キーボードを置くのにちょうどいい(笑)

 

1926年、世界で初めてスプリング付回転椅子を製造。

1930年には世界初のキャスター付回転椅子を開発。

今日の事務用回転椅子の基礎を築いた会社としてヨーロッパでは特に有名だという。

http://www.giroflex.com/
 


 

はっちさん

ギャッパーズアイでの解析ありがとうございました。

取り上げていただけてうれしいです。

こうして解析していただくと自分のトレードを客観的に見れますね。

でもエントリー理由も書いておかないとだめですね。

遅ればせながら、、、

>09:38 40.56 Sold 1000 QLGC

これは、1分チャート2本目、3本目のギャップを抜けるところで入り損ねたので、プルバックを待って再度下がってきたところを入ろうとしていたのですが、結果として中途半端なエントリーとなりました。

>09:47 40.89 Losscut  -0.33

ギャップの中に戻ってしまったのでロスカットしました。

本当はギャップの中に戻ったところでロスカットのつもりだったのですが、様子を見てるうちに遅れてしまいました。

>09:58 40.51 Sold 1000 QLGC

1分チャートでの安値抜きのつもりだったのですが、フライングエントリー

>10:19 40.40 Cover 500

少し下がったので弱気なくせに色気を出して半分確定

>10:23 40.50 Losscut 500 +0.06

エントリーポイントまで戻しそうだったので2度目のロスを出さないために脱出

>10:56 40.18 Sold 1000 QLGC

解説していただいたとおり、3分チャートでの安値を切ってきたのでエントリー少し戻したりしましたが、ナスダックも弱そうだったので我慢。

>12:06 39.83 Cover 1000  +0.35

念力を送り続けるのに疲れたから確定。

一応プラスに戻し(手数料分までは戻していませんでしたが)ドージが出て反転しかけたからというのも理由。

まだまだセオリーに忠実な執行が出来ていないのが良く解りました。

ありがとうございます。
 

こちらこそ勝手な解説で失礼しました。

こちらに解説して頂いた分をこちらへ追加してアップしておきました。

 

リンダラシュキ氏のWEBに、12月はじめのセミナーの写真が掲載されている。

あれからもう一ヶ月以上経ったのだなあ・・

 

 

0109 Thurs.

ようやくオーダーしていた椅子が納入された。

なかなかお洒落なデザインとカラーだ。

ちょっと座面は堅めだけれど、長く座っているとだんだんと良くなってくるという、ちょっと不思議な座り心地の椅子だ。

プロジェクターはとても解像度が高く見やすいので、チャートの説明がしやすそうで、とても楽しみ。

これでオフィスの備品がすべて揃った。

だけど、また部屋の中は散乱状態へ逆戻り。

そういうわけで、とてもじゃないけれどまだ写真を撮れる状態ではないのだな。

今日を入れてあと2日しかないけれど大丈夫か(笑)。

というわけで今日はオフィスの館内写真集の巻。

 

新しいオフィススペース、サイズは以前のところより、小振りだけれど、何ていうのか、とても番号があうのだ。

とてもプライベートな雰囲気があり、賃料は広さからすると、それほど安くはないのだけれど、とても居心地がいい。

何ていうのか落ち着くのだ。

オフィスというのは普通事務的で無機質になりがちで、ただ仕事をするだけの場所で、愛着などといった感覚とは無縁のものになりがちだ。

まあそれが普通で、その方が仕事に集中できるということもあるだろうし、このあたりの価値観は人それぞれだとは思うけれど、自分のスペースとして、自分の好みのテイストを加えることができれば、それに越したことはないだろう。

家以外に長時間過ごす場所だから、居心地のいい場所であって欲しいし、自分の好みに合わせて工夫ができればなおいいからね。

特にペーパートレードセミナーでは、長時間を過ごす場所になるから、なおさらだ。

日本では、こうしたことに対して、「やる気」を起こさせてくれるようなオフィスというのは、とても少ないと思うけれど、そうしたオフィスに巡り会えてとてもラッキーだと思う。




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左側の扉は非常脱出階段

 

エレべーターを降りた右側の通路の突き当たり

 


階段

 


男性用トイレはエレべーターを降りた左側の通路にある

 


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待望のペーパータオル(笑)

 


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上の地図は、ビュレックスのスタッフの人たちが作ったものなのだが、これを「ビュレックス・ミシュラン」と呼ぶことにした。

ズームで見るとわかるが、「ランチ処」マップとしてレストランが掲載されている。

そしてところどころに星印がついている。

これがなかなかの「くせもの」。

51番と57番は同じ「プロント」という店なのに、51番にはマークが付いている。

55番と56番は同じスターバックスなのに56番にマークが付いている。

残念ながら、このあたりの違いまでは、まだチェックしていないのだが。

ちなみに「ほんまかいな?」とマークの付いている店へ行ってみたが、いまのところ星印にハズレなし。

ビュレックスの裏にある、ホテル?浦島館の地下にある「らっきょう」にはマークが付いている。

だがこの地図を見ていなければ、前を通っても、ここにはまず入ろうとは思わない店構えというか、雰囲気なのだが(失礼)・・

これがなかなかよろしいのであります。

恐るべし「ビュレックス・ミシュラン」。

というわけで、とても重宝しています。

 

0108 Wed.

利食い方法

どんなに買いのタイミングが優れていても、利食いが早過ぎては折角のリワードも台無しだ。

一つの例として、ラリー・コナーズ氏の利食い方法をご紹介。

20ドルである銘柄を買ったとしよう。

損切りのポイントは18ドル。

だからリスクは2ドル。

先ず、首尾よくリスク分の2ドル上昇した時点 (22ドル)で、半分利食う。

そしてストップを18ドルから買値の20ドルに上げる。

これで損を出すことがなくなったわけだ。

あとはトレーリングストップをつけて、行けるところまでついてゆく。

このトレーリングストップの幅は、一つ一つのスウィングの幅を参考に決めることだ。


最後にもう一つ、RSIの考案者、ウェルズ・ワイルダー氏によって紹介された
パラボリックSAR指標を利用した利食い方法を説明しよう。

(この指標はリアルティックなどの専用ソフトの機能としてついている)

計算方法は複雑なので省略するが、ワイルダー氏はパラメターを .02 に設定することを奨めている。

下がそのチャート例だが、買いの場合は株価が点線の下まで下がったら売り。




そして、空売りの場合は、株価が点線の上まで上昇したら手仕舞うことになる。

 

イントラデイプレイでのケース

最新のライブマーケットWATCHのケースでカットロスの例を説明しよう。

【2807】35.60 Short  はっち - 03/1/1(水) 0:41 -

呑み込みベア。

ってそんな単純なって思うでしょうけれど・・(笑)

ローソク足3本分下がった幅に相当する利益幅を最低利益目標とすると、0.3から0.4ポイント。

これはローソク足1本の長さから概算で算定することができるだろう。

赤いショートのエントリーポイントから反対に株価が動いた場合、カットロスポイントは灰色のMAの位置の35.70。

0.15プラス手数料の0.185がロスの幅となる。

ただ、ここで頭に入れておく点だが、この日の銘柄の15分足の長いトレンドが、ダウントレンドなら、赤いMAの35.85までカットロスを移動する 。

つまり長いトレンドと、短いトレンドが一致していれば深く取る。(赤いMAの位置)

一致していなければ、短めに取る。(灰色のMAの位置)

このようにイントラデイのトレードでは、MAなりギャップがそばにあれば、自ずとカットロスの位置は決まってしまうことが多い。

この例は時間帯が少し遅めでボラティリティーの低くなってきている時間帯で、トレードとしては難しいパターンだ。

【2810】35.40 Cover  はっち - 03/1/1(水) 0:55 -

ここが限度かな

レジスタンスを突破するところで脱出。

 

リスクリワード比を事前に決めておくだけで、確実に利益を出せるほど、マーケットは単純ではない。

投資信託の運用会社の多くは億単位の費用をかけてプログラミング売買によるシステムを開発している。

ロングサイドへエントリーしても、必ずヘッジをかけて反対売買を組み合わせるという、超石橋を叩いて渡る方式?も採り入れている。

だが機械的な処理による「どんなマーケットでも勝てるシステム」というものは 存在しない。

この下の画面は、以前もご紹介したが、米国のミューチュアルファンド、つまり日本でいうところの投資信託のファンドマネージャーの成績一覧だ。

もし2001年のダウ指数を買っていたら成績は -5.4%、ナスダックなら -20.8% というのが昨年のマーケット。

ファンドマネージャーの平均成績は -12.5%。

もしあなたが、この年に18%以上の成績を残せたのなら、大いに威張っていいと思う。

ただし彼らは全資金の5%しかショートできないといったようなハンディーを持っているから、ダウントレンドのマーケットで利益を出そうとすれば、かなりまめに売買を繰り返さなければならない。 

反面、人の資金だから負けても自分の懐は痛まないのだから、仕事としてのプレッシャーはあっても、個人トレーダーのような心理的なプレッシャーは少ない はずだ。

さらに少なくとも何十億以上という豊富な投資金額なら、下がった銘柄を買い足してコストを下げるという、いわゆるナンピンはやり放題なのだから 、こうした面からはとてもラクだともいえる。
 


ナスダックより成績の悪いファンドマネージャーがこれだけいるということは、QQQを買って、塩漬けになっていた方がはるかにましだというケースがかなりあるということだ。

トップの Cappiello 氏の成績は 17.37%。

個人が、2万5千ドルの資金でデイトレードをして、このトップファンドマネージャーを上回る年間18% で回そうとしたら、年間4500ドルの利益を出せばいいことになる。

一ヶ月で375ドルだけプラスになればいいのだ。

一日に換算すると、18.75ドルの利益を出せばいいのだ。

これくらいだったら楽勝だよね?(笑)

きちんとしたメソッドを身につけて、自分でチャートを見ながら、ルールを守ってイントラデイでトレードをすれば、ファンドマネージャーなんて問題にはならないパフォーマンスを残すことができる時代なのだ。

今の時代は、いろいろなことが、とても早いスピードで変化している。

実トレードをされている方なら、よくおわかりになるはずだ。

いつの時代にも変化についてゆけないものは、恐竜のように滅びるものだと相場は決まっている。

臨機応変にマーケットに合わせたトレードができなければ、 コンスタントに利益を出し続けることはできない。

 

イントラデイでリスクリワード比が最高のプレイというのは、エントリーしてローソク足1本分待っても動かなければ、手数料だけのロス、またはブレイクイーブンですぐに出てしまうというものだ。

これにクアトロセットアップなどの、条件を組み合わせれば、素晴らしい効果を 発揮するだろう。

個人のトレードでは基本になるルールを組み合わせ、人間の持つ 素晴らしい能力であるパターン認識力を磨いて判定できるように訓練することだ。

リスク管理にしても、時にはトレードをしないという方法が最も有効なリスク軽減方法になることもある。

トレードという世界では、数字による計算だけで勝つことはできない。

なぜなら、マーケットは毎日変化しているからだ。

トレードの世界では、人間の持つパターン認識というアナログな処理と経験に加え、マーケット を注意深く観察し、自分のルール通りにトレードをするという姿勢が大きな武器となる。

0107 Tues.

無題

昨日は私にとってちょっとプライベートなことなのだけれど、あるイベントがあった。

書くほどのことでもないので、詳しいことは書かないけれど、いろいろと考えるための一日だった。

 

何か新しいことをやろうとすれば当然リスクを抱えることになるし、失敗するかも知れない。

でも何か行動を起こさなければ、新しいことは起こらない。

それが人生のスパイスとなり、後になってみればそれがドラマを生む元になったりすることも多い。

何かにチャレンジするということは、その人の人生が充実した豊かなものにするためのアクションとなる。

けれど、もし失敗したりうまくゆかなくなったりしても、それは恥でも何でもない。

気落ちしたり、迷ったりしたときにこそ、ちょっとしたフレーズや一言に救われ、勇気づけられるというチャンスが巡ってくるもので、捨てる神あれば助ける神もいるということがよくわかる。

そうした一言が自分では予想もしなかったほど、心に染みわたり、人生の転機に繋がるのだ。

だから人生って、うまくゆかなくても、捨てたものじゃない。

 

自分が幸せだなあと思ったり、どうしてツイてないんだと漠然とした不幸感を持ち続け足りする原因は、まさに自分の心持ち。

これを変えることができるのは自分しかないのだけれど、心も株価のように上がったり下がったりと揺れ動いている。

だから一定の幅以上に下がりそうになったら、カットロスをすることだ。

ついでに請け売りのモラルや常識もカットしてみよう。

新しい年は、こうした新しい試みを実行するには絶好の機会なのだから。

 

世の中には悪い手本も良い手本も数限りなく存在する。

自分は何もアクションを起こさず、ネガティブな考えに明け暮れ、人のことを気にしてばかりで過ごしていると、 そうした考え方や生活が体や表情に現われてくる。

若いときには、こうしたことの積み重ねによる違いはあまり出ないけれど、50歳も過ぎると、そうした積み重ねがいろいろなところにはっきりと現われてくるから恐ろしい。

自分に本物の感性と見る目があれば、それが見えてくるけれど、自分の姿もそうした目で見つめなければならない。

だから
肩の力を抜いて、リラックスして、うんと楽天的になることだ。

そうすれば、心の中のチャートは必ず上向きになる。

いろいろなものも、今までと少しは違って見えるかもしれない。

チャートに並んでいる6銘柄のチャートをざっと見渡して、カモになりそうなパターンがなければ、カモが誰なのかということもわかるようになるはずだ。

と今日は、自分に対してのコラムになってしまった。

 

トレードに投入する資金について

どんなに豊富な資金があっても、一回のトレードに全資金を投入するのはとても危険なことで、こうした行為は自ら危険率を上げているようなものだ。

取り引きする株数の調整でリスクを軽減させることができる。

だからトレードをする前にトレードする株数を計算しておく必要がある。

日足をもとにしたスウィングトレードにおける最もポピュラーな計算方法を紹介しよう。



先ず頭に入れておく数字は2%。

どんなに損をしたとしても、全口座資金の2%以上の損を出してはいけない。

5万ドルの口座なら、一度のトレードで許されるロスは1000ドルまでということだ。

ストップロスの設定場所は、トレンドラインを割る所、直近の安値を割る所などといろいろな考え方がある。

だが安全のために重要なことは、買い注文と同時にストップロスのオーダーも入れておくことだ。

5万ドルの口座で、ある銘柄を20ドルで買ったとしよう。

損切りのポイントは直近の安値の18ドル、そして利食いの目標は以前の高値の26ドルと仮定しよう。

この例では最高に損を出しても、5万ドルの2%にあたる1000ドルまで が限度だ。

そして買い値の20ドルから、損切りポイントの18ドルを引くと2ドル。

だから許される損の1000ドルをこの2で割ると、その答えは500。

この500株が最高に買える株数となる。

イントラデイでのトレードの場合は、セミナーで説明しているとおりだ が、基本的には上記の割合以上に安全なレベルで、トレードをすることを、お勧めしている。


 

もう一つの重要な数字は6%だ。

多くの米国の証券会社が適用しているルールだが、これがトレーダーとして生き延びることにつながるだろう。

一ヶ月内に6%以上の損を出してはならない。

10万ドルの口座なら、一月に許される損額は6千ドルまでだ。

もしこの額を超えた場合、来月までトレードを中止することだ。

相場から離れることも、立派なリスクの軽減方法だ。

以上はスウィングトレードでの一例だが、これが絶対というわけではない。

一つの目安として考えてほしい。

 

0106 Mon.

正月の休日もとうとうおしまい。

正月は、ちょっと事情があって、ひたすら書き物三昧。

こういうときに三昧とはいわないか。(笑)

けれど、ちょっとまとまった量を書く必要があるので、自分にノルマを課して書いているが、所用雑用などでなかなか進まない。

昨日は昼から散髪へ行ってさっぱりとしたあとオフィスへ。

主にパソコンのセッティングのため。

銀座界隈は人の波。

ちょうど歩行者天国の時間帯だったので、まわりは車が数珠繋ぎ。

ただオフィス街はまだひっそり。

明日からはいつも通りの賑わいを取り戻すのだろう。

メールで新年の挨拶をたくさんいただきました。

ありがとうございます。

その中から今日は以下のメールをご紹介。

 

はっち先生、あけましておめでとうございます。

**です。

昨年は本当にお世話になりました。

念願かなってセミナーを5月3day、8月ペーパー、10月再受講、リンダセミナーと受講しましたが、もしセミナーに参加することなく一年を過ごしていたら、
何とつまらない一年になったろうと思います。

時期的にも5月の3dayを初参加としたのはラッキーでした。

と言うのも、その頃がちょうど3min足を使った30分ギャッププレー、トリプルセットアップの解説が佳境の時で、その後マーケットの展開によりクイックプレー系に重点が置かれるようになったからです。

実トレード少々とその後のペーパートレードでも、自分の場合最初に教わった30分ギャッププレーの方があっているようで、特に最初の15分はwatchに徹しないと気分的にも落ち着かないところがあります。

さて現在は資金的な都合からE-miniに口座を開設して、そちらでトレードすることを目指すべく毎日ペーパーをしています。

リンダセミナーで教わったことを生かされるように、1,3,5,15,30,60,120分のESを表示して、Price、TRIN、TICKを5分ごとにノートに書きながらwatchしています。

ケルトナーチャンネルと3/10オシレーターの16MAの表示方法がわからなかったので、それぞれボリンジャーバンドと16/32オシレーターの表示で代用しています。

やっぱりまだまだ眼が慣れなくて、長めのチャートと短めのチャートをいっぺんに見ながらエントリーポイントを決めるのは難しいです。

リンダさんもセミナーの内容を理解するには2〜3ヵ月かかると言われておりましたが、1ヶ月経過してみて来月、再来月には理解できているのだろうかとやや不安にもなります。

次のセミナー受講予定ですが、今度はペーパーに参加したいと思います。

さっそく1月を予定していたのですが短縮日程のようで、土日のみ参加の私としてはやや不都合なので2月かなと思っております。

そこで厚かましくも要望があるのですが、ペーパーセミナーにおいて何らかの形でJ-Traderの操作法の確認とより便利な使用法をお教えいただくことは出来ないでしょうか?

これはセミナーのカリキュラムとして教わらなくともサポートの人でJ-Trader使いの人がいればその方のお話を聞くことで充分ですのでご配慮いただければ幸いです。

この件につきましては参加申し込みの時にもう一度問い合わせをします。



それにしてもリンダさんのセミナーは良かったです。

内容が詰まりすぎていて最後の質問では何から聞いてよいのやらという中で質問時間も終わってしまいました(笑)。


とりあえずすぐに始めたのは


@ チャートをボーッと見ずにPrice等を紙に書くこと。

A サイドウェーもブレークまで真剣に見ること。

B すべてのタイムフレームで同じセッティングのチャートを使うこと。

です。


後はあの圧倒的な自信とポジティブさを身につけるために「PMA」本を読んでいます(笑)。

『成功を手に入れるために必要なものはただ一つ、健全で素直な考え方である』

というのが今のところ一番気に入った言葉です。

出典は言わなくてもご存知だと思います。

何度か再受講することになりますが、今年もよろしくお願いします。



リンダさんのセミナーは、実トレードをされていらっしゃる方にとっては、その内容がより身にしみてわかる内容でしたね。

情熱を内に秘めた、はっきりとした物言いが、私にはとても魅力でした。

セミナーでのソフトの操作に関するご要望については、できるだけ実現できるように調整させていただきます。

またケルトナーチャンネルなどについては、次のペーパートレードセミナーで解説します。

今年もよい年になりますように!


 

リスク/リワード比について

どこまで危険を犯すのか?

10ドルのリスクに対して、予期されるリワードが3ドルなら、そんなトレードはしない方が良い。

売買価値のある株とはどんな株だろうか。

またどのようにして選んだらよいのだろうか。

著名米国トレーダー達の意見を聞いてみよう。


アレクサンダー・エルダー氏

トレーダーにとってリワードの大きな株とは、値動きの大きな銘柄です。

ですから、私達トレーダーが値嵩株を好むのは偶然ではないのです。

ここで役に立つのはトレーディング・チャンネル (エンベロープ) の使用です。

EBAYを例に説明しましょう。

下記が日足チャートですが、上下に見える青と緑の線がエンベロープです。

2002年7月から10月までの期間を日足で表示


これは中央の赤い色の20移動平均線から9%離れたところに引かれたバンド です。

この上下のバンドの幅が値動きということになります。

緑のエリアがその幅です。

EBAYの場合、この上下のバンドの幅は約10ドルあります。

これが重要なのです。

優秀なトレーダー達は、この値幅の3割以上を取ることができます。

ですから3ドル以上の利益が得られるわけです。

しかし、ほとんどのトレーダーは1割も取れれば良い方ですから、10ドルの動きがあったとして、たった1ドルだけしか手に入れることができません。

繰り返しますが、リワードの高い株は一般的に値嵩です。

安い株は極力避けるべきです。

 

以上の例はスウィングトレードでの例だが、イントラデイのトレードでも同じこと。

Gapper's Eye に掲載している銘柄や、注目銘柄が何故値嵩銘柄が多いのか?

それはリスクリワード比を考えれば必然的にそういう選択肢になるからだ。

株価が高いときに登場していた銘柄が、株価を下げるに従って Gapper's Eye で取り上げられる銘柄として登場しなくなったことにお気づきだろうか?

それは、上下に動くバンド幅が少なくなっているからにほかならない。

トレードも、変化させなければならない部分がある。

それはマーケットが変化しているからだ。

下のチャートだが、上側が2002年7月から10月までの期間を日足で表示したもので、下のチャートは2002年10月から2003年1月までの期間を表示させたもの。

2002年7月から10月までの期間

 

2002年10月から2003年1月までの期間



2種類の期間のチャートを比べてみると、緑のゾーンの横幅の長さは同じだが、上下の長さは最近のチャートの方が短くなっている。

この銘柄では、値動きの幅が最近では、少なくなっているということだ。

それだけ大きな利益を出すのが難しくなっているといえるだろう。

マーケットが変化するにつれて、今までと同じように利益を出そうとすれば、このようにトレード手法についても、マーケットにあわせて変化させてゆく必要のあることが、よくおわかりいただけるだろう。

それまで利益を出せていたトレード方法が、ある時期あたりから、通用しなくなってきたというような経験をされた方は少なくないはずだ。

セミナーを少し期間をおいて再受講された方は、説明している内容が微妙に変化していることにお気づきだろう。

ギャッププレイも、ブレイクアウトする時間帯が少しずつ変化している。

当然トレード方法も、その変化に合わせた方がよいケースも出てくるだろう。

セミナーを受講され、実マーケットへ参加されたトレーダーの多くの方が、何故頻繁にセミナーへ 再参加されるのか?

それは、マーケットが変化しているからにほかならない。

毎月開催しているセミナーでは、こうしたマーケットの変化に細かく対応した内容を提供している。

 

0105 Sun.

休日雑感

ここんところ、毎日8時間から10時間は寝ている。

どうしてかというと、休みだから。(笑)

休暇でどこかへ来てのんびりしている、と言った気分で過ごしているからだろうけれど。

昨日は天気が良かったから、外へ出かけて好きなことをして、好きなものを食べて、好きなように一日を過ごした。

 

今なら多分どこに住んでいても、楽しく暮らすことができると思う。

昔、日本以外で生活したことがないときには、そうは思っていなかった。

日本は何て面白くないところなんだ・・楽園のような外国へ行って暮らすことができれば、どんなにか楽しく、また充実した毎日を過ごすことができるだろうに・・と思ったものだ。

今から思えば、気持ちがいわゆる「逃避」をしていたわけだ。

けれども、いざ外国で生活してみると、そうではないことがわかった。

 

日本に住んでいても、充実した毎日を過ごすことができなければ、常夏のジャマイカでバカンスを楽しんでいようと、NYに行こうと、シアトルに住んでいようと、自分の心の持ちようが楽しくなければ、どこにいても同じ事。

毎日工夫しながら、楽しく暮らすことができなければ、どこの国へ行って生活しても、日本に住んでいるのと何も変わらないことになってしまう。

今の生活でそれができないのなら、地理的に日本からどれだけ離れた「楽園」に行こうと、想像しているほど楽しい生活はありえないのだ。

日本から離れてから1年もかかって、やっとこのことに気がついたのだけれど・・(笑)

 

自分が所属するいわゆるコミュニティーがあって、仕事以外に情熱を傾けるものを持ち、不自由ない程度の経済的な基盤があれば、どこに住んでも同じなんだなあと思う。

東京は素晴らしいところがたくさんある街だけれど、ほとんどの日本人は果たしてそう思っているだろうか?

もっと多くの日本人が外国に住むようになれば、日本の良さがもっと認識されるのかも知れない。

住めば都。

昔の人はよく言ったものだ。

 

不平不満

ほとぼりが覚めたから書くワケじゃないけど、年末に不平不満書き込み、理屈バトルが勃発。

こういうのってどうやら周期的に起こるようだ。

不平不満は、どこの世界にでもあり、探せば多分泉のように湧き出てくるだろう。

ネットではそのサイトの主宰者の悪いところや欠点を見つけて、むやみやたらに批判する人が多い。
(特定の個人を指しているのではなく一般論としてですので、誤解をしないでくださいね。)

欠点を見つけたり、批判をするというのはとても簡単なことだ。

言うだけなら誰にでもできる。

普通批判するときは、新しい代替え案を用意するのが常識だと思うのだけれど、常識世界の暗黙の了解が通用しにくいのがネットの世界なのだろうか。

その批判が通らないとヒスを起こす。

これじゃあ赤ん坊と同じだ。

だから泣きやむまで待つしかない。

おまけにこっちとらは、引っ越しで忙しいさなかだ。

泣く方にだって一理はあると言うだろう。

だけど泣かれた方はたまらない。

 


誰だって批判されるより褒められる方が嬉しい。

トレードだって反省することはいい事だと思うけれど、良かった点を褒める方がうんといいと思う。

悪かった部分やミスだけを探し出し、そのあげくに自信を失うのだったら、そういったミスや失敗は忘れた方がいい。

誰だってやるわけだからね。

ロスを出すたびに反省して、落ち込んでたら、トレードなんてできやしない。

反省をし過ぎたり、ミスをほじくり回って得られるのは、強迫観念による自信喪失を刷り込むことになり、それがまた同じ事の繰り返しになりやすいのだ。

褒められた方が、人は伸びる。

だから私は、トレードについての相談を受けると、必ずその人のプレイのいい点を探して書くことにしている。

そうやって自信を付けてあげるほうが、こっちだってうんと気持ちいいからね。

だから揚げ足を取ったり、悪い点だけをあげつらう人の気持ちを考えると、別にハラを立てることはないし、それよりか逆に同情してしまう。

褒め殺しの方が、結局は人を生かすことが多いと思う。

字面とはウラハラだけどね。(笑)

 

0104 Sat.

自己分析力

こんにちわ、セミナー受講生の**です。

実トレードが不調なのと出来高の少ない年末ということでペーパーモードのつもりでしたが。

27日のINTUのデイリー100MA,15min200MA,(3min1000MA)をブレイクしないかと見ておりました。

バットは振らなきゃあたらないってんで、急遽実践モードへ!

10:18 INTU $48.06 short

トレイリングストップで0.2Pを既にオーダーしておいたのですが、ナカナカ下がらないこと、3min1000MAを上回ってきたので負けトレードと判断し、早々に脱出。

10:22 $48.19 Cut loss

それからおよそ20分後には、下がり始めたようです。。。

敗因は・・・最初のブレイクダウンは騙しだったのでしょうか?

(DOJIっぽいです)

チャートを後から見るとホールドすべきだったとも思えます。

負け続きで弱気になっていたのでしょうか?

他に何か考えられる要素があれば、アドバイスをいただきたいのですが。

(新セミナールーム引越し後で構いませんので)

よろしくお願いいたします。
 

 

まず前日までのチャート。

 

上がトレンドラインを引いたチャート。

48.6ドルあたりが終値。

赤い200MAの位置(48ドル)までは0.6ポイントとちょっと距離があるので、私はこの銘柄は注目銘柄には選択しませんでしたが・・

ただし赤いMAを切ってるくようなら、文句なしにショートと言うチャートパターン。

右下に十分な利益ゾーンの空間が待ち構えています。

つまり長めのホールドで大きな利益が獲れるパターンです。

いい銘柄に着目されました。


15分チャートで直近を表示させた前日までのチャート。

上にはギャップゾーンがあり、これを見てもショート銘柄だということは、はっきりしている。


ご本人から送られてきたチャート。
 

トレイリングストップで0.2Pを既にオーダーしておいたのですが、ナカナカ下がらないこと、3min1000MAを上回ってきたので負けトレードと判断し、早々に脱出。

10:22 $48.19 Cut loss

それからおよそ20分後には、下がり始めたようです。。。

敗因は・・・最初のブレイクダウンは騙しだったのでしょうか?

(DOJIっぽいです)

チャートを後から見るとホールドすべきだったとも思えます。

負け続きで弱気になっていたのでしょうか?

他に何か考えられる要素があれば、アドバイスをいただきたいのですが。
 

0.13ポイントのロスでカットロスをされました。

原因はカットロスポイントが浅過ぎることだけです。

それも3分後にカットロスされていますね。

長めの15分チャートを見れば赤いMAを切ってきたら、文句なしにショートで右下に十分な利益ゾーンの空間が待ち構えている、つまり長めのホールドで大きな利益が獲れるパターンです。

こういうときは深めにカットロスポイントを設定することです。

まあ大きな損ではなかったので、まあ問題はないとも言えるのですが、ただ、大きな利益を獲ることができません。

ゲインを狙うのなら、リスクを取らなければなりません。

このトレードでは3分チャートでトレードをされたとのことですが、少なくともこの時点での3分チャートでの10MA(黒いMA)までは我慢すべきで しょう。

私なら、ギャップの上端までは我慢します。

ギャップの大きさは適正な大きさの範囲です。

これはギャッププレイのルールでしたね?


このあと、これだけ下がりました。↓


敗因は・・・最初のブレイクダウンは騙しだったのでしょうか?
(DOJIっぽいです)
 

こういうブレなどはよくあることで、こうした多少のブレは無視することです。


チャートを後から見るとホールドすべきだったとも思えます。

負け続きで弱気になっていたのでしょうか?

他に何か考えられる要素があれば、アドバイスをいただきたいのですが。
 

カットロスが浅すぎる、つまり我慢できなかったのは、多分「負けが続いているから、弱気になっていたのでしょうか?」と書かれているように、感情的(エモーショナル)な理由で、決定されたからだと思います。

何分足のチャートを使って、どれくらいの利益を目標とするのか?

これをはっきりさせることです。

「勝てばいい」というだけでは目標が曖昧になります。

具体的な利益目標が設定できれば、おのずとカットロスポイントや脱出ポイントも決まりますね。

このポイントさえ注意すれば、大丈夫です。

トレンドラインなど、チャートの見方は問題ありません。

自信を持ってください。

Have a Nice Trade !

 

トレード成否のボーダーライン上のトレーダーに共通する問題点は何だろうか?

自分のトレードのどの部分がよくて、どの部分に問題があるのかをきちんと把握できているのか?という点ではないだろうか。

これは昨年の10月に実施したプライベート・カウンセリングで得た感触なのだけれど・・

すべてに問題のあるトレーダーというのは非常に少なく、普通はどこかひとつかふたつの点を少し誤解されていたり、少々の問題があるだけというのが普通だ。

そこさえクリアできれば、あとは全く問題がないというケースが非常に多い。

こうした点をカバーするための拠点として、新しいオフィスを選定したのだが、現在どのようにするかを検討中。

ご希望やご要望があれば、メールでご意見をお聞かせください。

 

0103 Fri.

年末特集の分析

年末にかなり長めに米国株掲示板へ書き込んだ。

そのプレイの理由は、Gapper's Eye で詳細を解説。

まず、銘柄選択についての解析をここに掲載

Emini  をはじめとして、あらかじめ掲載した注目銘柄の選択理由を詳細に解説。 

題して「クイックマジックプレイの応用・銘柄選択WATCH」

 

まず説明している内容は、15分チャートでもクイックマジックプレイでのパターンを応用し、ギャップと組み合わせるというもの。

この方法を使えばエントリーすべき方向性が非常によくわかるはずで、クイックマジックプレイパターンと移動平均線、さらにギャップを組み合わせれば、どこでエントリーすればいいのかについて、かなり特定されるはずだ。

実際のエントリーポイントは3分チャートを使うことになるけれども、トレンドラインなどを使っての位置決めは、基本的に15分チャートをベースにする。

銘柄選択は15分チャートを使って、大きなゲインを取るためのベースになる非常に重要な準備段階となる。

 

イントラデイでも、比較的長めのタイムフレームでトレードをしたい人には、パニックパターンになりやすい銘柄を選択することで、ストレスの少ないプレイができるだろう。

15分足チャートをつかうプレイの良さは、トレンドをパターン認識できれば、エントリー技術などが、ほとんど問題にならないという点だろう。

15分単位の長さのプレイは、かなり幅広い層のトレーダーに向いたイントラデイのプレイだといえると思う。

また、リスクリワード比という点でも、ギャップを利用することで、算数的な比率を頭に入れなくても、パターン認識でこうした点を把握できる。

こうした点もギャッププレイの特長のひとつだろう。

特に1分チャートなどでの短いタイムフレームでの判断では、非常に早い決断が要求されるから、このようにパターン認識でカットロスポイントを決めることができるのは、大きなアドバンテージとなるはずだ。

 


次は個別銘柄と指標のコンビネーションについて

ここでは、掲示板への書き込みを中心に解析し、実際のマーケットでどのポイントをどのように見ているかについて、かなり詳しく説明した。

個別銘柄をトレードする際に、特に1分チャートを使ったプレイでは、ナスダック総合指数の動きをかなり意識していることがわかるだろう。

エントリー後、目指す方向へ株価がローソク足3本分くらい動くと、ポジションを解消するような目安でトレードをしていることがよくわかるはず。

ただとりかかった銘柄の選択がイマイチだったのは反省点だ。

BGENにかまけてないでKLACに行けば良かった。(笑)

 

次はスカルピング

珍しく少し遅めの時間からのマーケットでのプレイを解説しているが、ここで重要なのは、MAと抵抗線。

0.2 + 0.22 + 0.15 + 0.15 + 0 - 0.09

手数料を引いてトータルで約0.5ポイント

という結果となったけれど、ここあたりの時間帯でのトレードは、動きが少ないためかなり難しい。まあこんなものだろう。

ここでの判断も、すべてトレンドラインと抵抗線を基本としている。

特に変わった方法を使っているわけではない。

トレードは、基本的に、とてもシンプルなものだ。

下落するのではないかというような恐怖感や、上がるのではないかというような期待感を過剰に持ちすぎると、感情に影響されるトレードになり、うまくゆかなくなるだろう。

ルールに従って冷静に判断ができるかどうか。

よいトレードと悪いトレードの別れ道は、まさに自分の中にあるのだと思う。

 

居心地

日本では周りと同じペースとスタイルを持っていないと、居心地の悪い思いをすることが多い。

アメリカでは、いわゆるホワイトカラーと同じでなくても、それほど居心地が悪いことはない。

チップ制があるからプロのウエイターやウエイトレスも多いし、昼の3時頃にレストランへ行くと、それなりに人が沢山いる。

何をやっているのかわからないような連中が、日本とは比べものにならないほどウロウロいるのだ。

だから何をしていようと、冷たい視線を浴びることはないから、自分の価値観とペースで暮らしてゆくことに何の抵抗もない。

ところが日本では、周りが忙しそうにして、ひたすら仕事をしているのに、タランとしているとどうも居心地が悪い。

特に前のオフィスは、典型的な日本のカイシャのワンフロアを借りていたため、何となく落ち着けなかった。

それと、細かいことだが、トイレにペーパータオルがないことが最初、とても違和感があった。

お陰でハンカチを持つようになったけれど。(笑)

 

自分のペースで好きなように生きるというのは、本来とても自由で簡単なはずだ。

けれど、レールに乗って走っている方がうんとラクに思えるような仕組みが、頑としてできあがっているように思っている人が多い。

自分の発想で考えて走るのと、社会がつくりあげた路線に乗って走ることの違いは何だろうか?

将来に対する不安、仕方がないという達観、選択肢がないという思いこみを抱えて走るのも、確かに大変なことだろうし、それなりの苦労や頑張りが必要だろう。

けれどその先にあるものなんて、今の時代では全くわからないのだ。

今までの社会が持っていた理想的なストーリーの結末は、決してハッピーエンドではないということに、みんな薄々気づいてはいるはずだ。

今までのように物理的に、そして経済的に満たされるという、単純でわかりやすい目標はとうの昔に達成されてしまっているのだから。

ほとんどの人は、自分の欲しいほとんどのものはとっくに手に入れているだろう。

貧富の差がこれほど少ない社会は、一つの理想像といってもいいかもしれない。

なのに満たされない無気力な表情や虚ろな目を持つ人が多い。

次の価値観を見つけることのできない、不安感、焦燥感、空虚感などがそうさせるのだろうか?

個人としての幸せは何であり、それに伴う責任をどうやって受け持つのか?

その答えを見つけるまでは、考え、悩み、試行錯誤をしながら実行する勇気が必要だ。

さらに自分をこうした方向へ持って行くためには、貪欲に前へ進まなければならない。

そうしたエネルギーを養い、気力を充実させるためには、毎日生活するための場所というのがとても大事になる。

今のオフィスに決まるまでは、青山・原宿・神宮前などいろいろな場所が候補に上がった。

けれど今回のオフィスは本当に偶然に速攻で決まった。

これはまさに運命と言ってもいいと思う。

というわけで、新年だということを差し引いても、今からとてもワクワクした気分で過ごしている。

 

0102 Thurs.

Happy New Year !

新年の挨拶メールを沢山いただきました。

ありがとうございます。

いただいたメールすべてに返事を差し上げることはできませんが、すべてを読ませていただきました。

いただいたメールの中から、嬉しいメールをご紹介。


「なんだろう? この本?」

本の中の世界には、私の探していたものが確実に存在していた。

新しいPCが発売される度に、「新しいPCを手に入れるにはお小遣いを貯めていては遅い。 なんとかPCから生み出せないものか?」

ということを考え始めていた時に偶然に出くわした。

「デイ・トレーダー」

「トレード」と言う言葉はプロ野球のドラフトでしかまだ私は聞いたことがなかった。

また投資の世界と結びついていることさえ知らなかった。

どうやらそのデイトレードというものはPC1台と端末1本でも可能らしい。

・・・ええと、株ってものをやるのか。。。

なるほど今まで気にはなっていたが、とにかくまとまったお金がないので私には無縁の世界と勝手に決めつけていた分野である。

その頃のセミナーはシアトルでの開催だったので、本は読んだが、実際のセミナーすらも、やはりこれまた無縁の世界だった。

目の前に求めていた世界があるが、手が出せない。。。

 


私の目的は一つ「儲けを出すこと」

指を加えて見ている時代は長かったが、ついにそれが日本に上陸した。

この時の衝撃は今でもはっきり覚えている。

「可能性がないわけではない。。。」

仕事の関係上、それでもまだ手は出せなかった。

少ない資金、足りない時間、利益確定の方法論の欠如、という三重苦ではたしてできるかどうかわからない時にこれまたE−miniなるものが誕生した。

「可能性がないわけではない。。。」

私はとりつかれるように昨年この世界に足を踏み入れた。

「ダイレクトアクセス」

長年の勝手な呪縛から解き放たれた瞬間である。

どうしてもそのトレードがしたかった。

なにもダイレクトじゃないと儲からないとは思わないが、本に出会った時からの目標であったからだ。

目の前で刻々と変化されるという事実に魅了された。

私の中で速さは「美」であるからしょうがない。

性分もあっているのだろう。

 


・・・なるほど、、、自分との闘いだ。これは。

私の目的は一つ「儲けを出すこと」という概念が微妙に変化した。

私の目的は一つ「儲けを出すために自分を理解する」

去年1年を通じて得た1番の収穫である。

簡単そうだが難しい。

頭でわかっているといってもそれは「そのことはわかっている」というレベルに過ぎないと思う。

これはトレードに限らず、人生究極の課題であろう。

トレードは自分を信じるという果てしない旅路といってもいい。

PCからお金儲けをしたい、といった単純な願いが、これほどまでに長い旅路の始まりになるとは思いもよらなかった。

簡単でないことぐらいはうすうすわかっていたが、生活の全てがかかわって、しかも、毎日そのことを考え、また、これからの生き方さえも変えてしまうトレード。

私は去年、何も持たずに長い旅に出てしまったのである。

それもある日突然に。
 



・・・長い旅になりそうだ

でも一人でいかなければならない

刀と小判は持ったか?

新しいわらじも履いた

でも何か楽しいことがきっとあるだろう

新しい場所でいくのだから。。。

DTNという地図だけは落としちゃいけない

ロスカット、資金管理、メソッド、思考法、ETC。

自分の判断が試される場所が関所のように点在する。

通行手形は自分で作るしかない。

通るための言い訳もそこでは通用しない。

理屈は捨てる。

人が言うことも話半分で耳を傾ければいい。

旅に出るのは自分自身だ。

独力で通過できるか、できないか、だけがその先の新たな場所の行き先を左右するのである。

しかし、単に新しいところへ行くだけではすぐにもと来た道を引き返さなければならない。

いきなり背後から浪人に切りつけられる時だってある。

宿場街に泊まらなければならない時だってある。

一本道なら何も地図はいらない。

ただ黙って歩いていればそのうち目的地につく。

しかし、幾重にも別れた道をどう行くのかは、

それに適した道しるべが必要だ。



私はこの場所でダイレクトアクセスの情報の全てを手に入れている。

それは道しるべと同じ。

WEBという場所で提供されたものに過ぎない。

他にもあるなんていうことは関係ない。

違う場所に行けばもっと近道を教えてくれるという事実もなんら興味をなさない。

また道しるべ自体の正当性を論ずる時間はない。

人間の出来ることなんてたかがしれている。

時間は限られているのだ。

信じて進むものに、道は急に消えたりしないであろう。

トレードの旅路を今年も続けよう。

その旅先ではまたきっといいことが待っているはずだ。

今年もきっと、楽しい旅になるだろう。



今年もDTNのご活躍を心よりお祈りいたします

**** 2003 元旦のご挨拶にかえて

 

トレードというダイレクトないわゆる損得の世界に関わっていると、精神世界の健全さ、寛大さ、遊び心、ユーモアなどが相対的にとても大切に思えてくる。

トレードは、煩わしい人間関係とも、時間の拘束とも無縁だが、反面とても孤独で、忍耐の必要な仕事だ。

だからこそ反対サイドにある世界と触れあうことで、それが精神的な余裕に繋がり、本当の豊かさにつながるのではないだろうか。

煩わしい人間関係は不要だが、一人だけでは凌げない時もあるだろう。

そういうときには、同じ目的を持つもの同士が集まる場が必要になる。

今年は、経済力とか生産力とか、組織力などでは計ることのできない、いわゆるこうした部分のクオリティーを上げたいと考えている。

サポートできる人数は減るかも知れないが、志あるボーダーライン上のトレーダーを確実にサポートするためになにから始めればいいのか?

こうしたことの試行錯誤のための場所として、今年からオフィスを変えることにした。

どこまでできるかはわからない。

新しいことを始めようとするとき、時として今までにあった何かを失ったり、捨ててしまう事になるかも知れない。

だが、こうしたことができるのが、トレーダーのよさだからね。

Happy New Year !

 

0101 Wed.

元旦

昨夜はチタングッズをすべてはずし、久しぶりにゆっくりと熟睡した。

年末には、米国株掲示板へいろいろなご意見をいただいた。

昨夜は、その掲示板へかなり長時間に渡って書き込んだ。

実際のマーケットで、何を見て、どう考え、どのように取り組むのかについてかなり長時間に渡って詳しく書いたつもりだ。

議論されている要素に対して、具体的なチャートではない言葉だけで理解することも説明することもできないと考えたからだ。

私の意見は、昨夜の私の書き込みの中に、すべて集約されていると言っていいだろう。

米国株掲示板にはチャートを貼り付けることができる。

あれだけのご質問がありながら、ただ一つのチャートもなく、いろいろな議論が展開されているのが、とても不思議な気がした。

トレードの世界では、チャートを見れば一目瞭然。

そこには、過剰な言葉も中傷も存在しない、とても純粋な世界だといっていいだろう。

私の言葉よりも、チャートの方がはるかに雄弁だ。

ここにその記録と検証をアップしておいた。
 

寝たのが遅かったせいもあるのだけれど、目が覚めたのは午後。

ちょうどオフィスの移転も重なったため、気持ちの上でも暦の上でも、新しい年という実感がいつもより強く感じる新年となった。

とてものんびりとした気分で、ゆっくりと昨夜の米国株掲示板への書き込みの検証をしながら、何となくタラーンと一日を過ごした。

何だか、とても気持ちのいい元旦を過ごすことができた。


 

トップページで紹介した、トレーダーのアラン・ファーレー氏が提唱する、今年の相場を乗り切るための20か条をあらためてここでご紹介しよう。



1 売買執行が迅速正確な証券会社を選べ。

2 ファンダメンタルズは信じるな。

3 目先的なトレードルールではなく、長期的に使えるルールを作れ。

4 明日を期待するな。トレードの機会は今ここにある。

5 昨日のルールで、明日のマーケットは戦えない。


6 ハイテク銘柄だけが株ではない。

7 90年代の事は忘れろ。

8 損に対して感情的になるな。

9 誰の目にも明らかすぎるトレードには手を出すな。

10 チャットルームや、掲示板で推薦される銘柄には気をつけろ。


11 損を出しても、自分を哀れむな。

12 理解できないという理由だけで他人を批判するな。

13 自分の目を信じろ。

14 悩み事や問題を解決してからトレードに臨め。

15 トレードはスリルを味わう道具ではない。


16 トレードは思っているより難しい。

17 逆思考で行け。マーケットは自分の予想どおりに動かない。

18 万能なトレードソフトウェアなど存在しない。

19 長期投資できるものをデイトレードするな。

20 良い本を読め。
 

新年にふさわしい20ヶ条だ。

今年も良い年でありますように!



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2003 0101-

 

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