2002 0301-


0314 Thurs.

今週末に開催される日本株セミナー用のマニュアルに取り掛かっていたが、やってみると予想外に時間がかかった。

連日結構遅くまでオフィスにいるので、液晶つきのDVDプレーヤーで、音楽DVDを聞きながら、そして時々は目の保養のため、見ながらの作業となった。

ディスプレイと、プレーヤーをオフィスに持ち込むと大げさになるし、プレイヤーは自宅にもあるしなあ・・

ということで、メーカーでは「モバイルシアター」と大げさな名前で呼んでいるようだが、ポータブルDVDプレイヤーを購入。

音声をアンプに繋げば問題なし。
 



シャープ・DV-L90TC

 

作業をするのに音楽があると邪魔という人もいるだろうが、私は「聞きながら」の方が能率が上がるタイプ。

なわけで?昨夜、ようやく日本株セミナーのマニュアルが完成。

帰りに一杯飲んで、帰宅後は印刷用ファイルを作るためにまた残業?

今日の朝から、プリントアウト開始。一冊ずつの手作り。

というと聞こえは良いが、この方が制作過程が早くできるのと、何万部も刷るわけじゃないからね。

いやあ、もっと早くからやっていればよかった。と毎回同じことを反省。

しかし間に合ってよかった。

しかし3万円でこのレベルのマニュアルは、ちょっとサービスのし過ぎかなと少し反省。

まあいいか。減るもんじゃなし。 < 何というフレーズ。(笑)

 

信用取引

Asahi.com に、ネット証券で信用取引が人気 新規参入も続々という見出し。

マーケットが強くなってくると、一般大衆?が「ネギをしょって」参入するというのが、この世界のお決まりのパターンだが。(笑)

少し前までの日本では、貸し倒れ?を防ぐために支店長などが信用取引を希望する顧客を面接、資産や投資経験などから「この人なら大丈夫」と言う人だけ開始できたという。

今では売買代金のうち、オリックスで5割、松井で6割が信用取引だというが、米国では、売りも買いも区別なく、個人トレーダーは、通常100%のマージン取引という、いわゆる信用取引が一般的。

この面からは、少し米国に近づいたということか。

それより問題はソフトだと思うけど。

証券会社は、個人トレーダー用に、まともなソフトを作るべきだろうね。

そうすれば、顧客も増えるだろう。

客に儲けさせるためのシステム作りに取り組まないと、いつまでも、手数料で儲かるのだから、という姿勢では進歩はないぞ。

といっても、馬の耳に念仏か。(笑)


 


0312 Tues.

波乱のライブマーケットWATCH

昨夜は、3DAY基礎セミナーの最終日。

今回のセミナーは、再受講の方の割合が高く、全く初めての方もいらっしゃったという、少し難しい状況のセミナーとなった。

たとえば、小学校一年生と6年生が混在しているクラスで授業をするようなもので、焦点をどこに合わせるか。

 


Zoom


今回は下のような方も参加されていたので、参加してよかったと思っていただけるような内容にしようということで、かなり盛り沢山の内容になってしまったため、初めての方にとっては、少しペースが早すぎたかもしれない。
 

馬淵さん、鎌田さんありがとうございました。
 
受講生のみなさん、大変お世話になりました。米国株のセミナーなのに日本株の話でご迷惑をお掛けし申し訳ありませんでした。
 
9月(受講)からの3ヶ月間は30分ギャッププレイに集中し、今では安定した利益を出せるようになりました。

1月からのデイトレでは、28日間連続利益を出しており、その間に軽い気持ちでショートしたスイングで気づいた時にはとんでも無く大きなロスを出していました。
 
利益を毎日出していたこともあり『そのうち下がる!』という思い切りいい加減な理由でショートしたのが最大の敗因です。

(現在も含み損の状況です)
 
今回セミオナーを受講しようと思ったきっかけは『スイングを何とかしたい』と思ったことにあります。

これだけ含みを抱えるまでアクションを起さなかったのは『自分が負けるわけが無い』という過信があったからです。
 
*でも何度同じ失敗を繰り返すんだろう。

数ヶ月前には痛いほど解っていたはずなのに。ほんと懲りませんね(泣
 
セミナーでは有益な情報を十分得る事が出来ました。

実際のマーケットで安定して利益を出すまでには時間が掛かると思いますが、30分ギャッププレイのように勝てるよう努力していきます。

数ヵ月後にはいい報告をしたいものです(笑)
 
それではみなさん、おつかれさまでした。
 

この方は非常に熱心に聴講され、また非常に積極的な姿勢で参加されたため、こちらも大いに影響を受けることになったが、仕方ない。
お互い生身の人間だからね。(笑)

 


 

盛りだくさんのセミナーの最終を飾るライブマーケットWATCHの前に、ワインで軽く緊張をほぐす。
 


今回は、マーケットが始まる前から、鎌田氏が関連サイトを見ながら、ニュースをピックアップ。

開始直後までは、バンクオブアメリカが、株式の比率を下げたなどといったニュースで、マーケットの軟調を予想させるものが多かった。

チャート上では、半導体関連銘柄が上昇すれば、いけそうなセットアップが多かったので期待していたのだが、マーケットは下げながらのオープンとなった。

早速神風の実演。

だが途中でソフトの不具合のため中断。

ソフトを立ち上げなおしているうちに、タイムロス。(笑)

まずは、リサーチであらかじめ探しておいたトリプルセットアップ銘柄を、ルールどおりショートしてみた。
 


 

ところが、これはあえなくカットロス。

トホホ。

最初のトレードは、250ドルほどのロス、という幸先のいいスタートとなった。(笑)

下のチャートをご覧あれ。
 


 

ギャップの下、3分足での200MAの下、15分足での200MAより下に下がった位置でエントリー。

完璧なセットアップだ。

エントリー後、他の銘柄を説明しながら、チラチラ見ていたが、どうもよくない。

6分後には反転上昇を始めた。

マーケットでは、完璧なセットアップであっても、こういうことが起こるということの、またとない実演となってしまった。

だが、決められた場所でカットロスすれば問題ない。

結局このコスコでのトレード、ロスを出すことになったが、トレードとしては「よいトレード」だったのだ。

だが、会場からは落胆のため息。(笑)

さて、ナスダックも上昇を始めたため、方針変更。

上昇しそうな次の獲物を探すが、すでに上がってしまっているものが多く、なかなかいいのが見つからない。

だが、うまい具合にマイクロソフトを発見、エントリー。

このカットロスポイントは、ギャップの下のエッジ。

皆さんには詳細を説明する。

講師用のマシンの後ろで、ご覧になっていた受講者の方が、心配そうに一喜一憂されていたので、これは上昇すると宣言。

エントリー後上昇を始めたあたりでお開きとなったが、その後、一度少しプルバックしたものの上昇。

よかった。(笑)

1000株換算で800ドルのゲインというプレイとなった。

これもトリプルセットアップ。

 

3分チャートでの200MAとギャップを抜けたところで、エントリーしていることがわかるはずだ。

 

もちろん15分足チャートでも200MAの上。

 

デイリーチャートだって、悪くはない。

 

今回の受講生の方は、いつもにも増して熱心な方が多く、お開きは1時をとうに回ってしまった。

鎌田氏のホテルと帰る方向が一緒だったので、深夜の街を歩きながら、長かった今日一日を、あれこれと話していると、かれは突然ポツリと・・「よく人前でできますねえ。アメリカのセミナーでも実際にああやってエントリーするのを見せるセミナーなんて見たことがないですよ。勇気がありますねえ」だって。(笑)

みんな意外とやりたがらないというか、決してやらないのだそうだ。

これこそがホントの神風プレー?!(笑)

というわけで彼の「誉めているのです」という慰めの言葉で、最初のコスコのちょっと悔しいトレードは、私の中で帳消しにすることができた。

彼はやさしいな。

よいフライトを!


 

 

0311 Mon.

ブーストアップ セミナー

今回のセミナー参加者の方は、ラッキーなのかアンラッキーなのか?!

というのは、今回新しいパターンを取り入れ、これが始めての方にどの程度受け入れられるかという、テストも兼ねたセミナーとなっている。

神風ギャッププレイ・30分ギャッププレイに加え、今回からは逆立ちプレイを追加。

さらにこれらのプレイをより確実なものにするために、トリプル・セットアップという強力な判定条件システムを導入。

これは私が今まで個人的に使っていたもの。

というのは、最近いただくメールからは、次のような例が増えているのだ。

大きすぎるギャップでエントリーして、トレードがうまく行かないというケース。

30分ギャッププレイは、ギャップの大きさが適正なものを選択することで、リスク・リワード比が適正かどうかを心配しなくてもいいようになっている。

これが30分ギャッププレイの特徴の一つでもある。

だからギャッパーズ・アイでは、いわゆる理想的な例を毎日いくつも掲載している。

ペーパートレードをされている方が、ご自分の選択したも銘柄と、Gapper's Eye に掲載している例を比較し、一致する割合が高くなれば、銘柄を選択するパターン認識力が高くなっていることがわかるようになっているというわけだ。

だが、トレード経験が少ない方は、この判定がどうしても甘くなる傾向にある。

もちろん、ギャップが大きくてもうまく行くケースはある。

だが大きすぎるギャップなのにエントリーしてしまうということを繰り返していると、長い期間で見ればパフォーマンスは必ず落ちてしまう。

何故なら、ギャップが大きすぎるということは、イントラデイのプレイの場合、ゲインに対してカットロスをした場合に大きなリスクを背負うことになってしまうからだ。

うまくゆかない方の例を検証すると、ほとんどのケースでのテクニカルな問題点は、このギャップの大きさの識別能力にあるように見受けられる。

だが、視点を変えると、逆にギャップが大きすぎた場合は、サポートゾーンが大きいわけだから、この大きなギャップを突っ切って、下がってしまうという心配は少なくなる。

しかし反面、エントリーしてからの上値が少なくなるというのが一般的な現象だ。

だから、大きくギャップアップしたとしても、上昇力の非常に強いものを探してエントリーすればいいのだ。

つまりギャップの大きいことを、逆に利用するというわけだ。

小さすぎる場合でいえば、株価が上下にブレやすく、やはりカットロスポイントに当たってトリガーを引くことになってしまう。

だから、ギャップが小さくても、上昇力がはっきりしている、非常に強いものを探してエントリーすればいいのだ。

これは、複数のタイムフレームを組み合わせることで、可能になる。

私が長い間使ってきたシステムだから、検証は十分に済んでいる。

今回のセミナーには、やはりこのギャップの大きさの問題がらみで再受講されている方も数人再受講されているが、このトリプルセットアップというステムに対しての反応は非常によく、ロスから来ていただいている鎌田氏からも、太鼓判を押していただいた。

今週末から始まる E-mini セミナーでは、高いレバレッジの危険性をカバーするために、この強力なメソッドシステムを標準プレイとして設定している。

 

また、正確には、前回初めて公開した「逆立ちプレイ」だが、これは鎌田氏が紹介された、米国でいわゆる180度プレイ、またはリバーサルプレイと呼ばれているスウィングプレイのアイデアを、イントラデイプレイに応用したもの。

これも素晴らしいパフォーマンスを叩き出すプレイだ。

さらに、ボリンジャーバンドに対するトリプルセットアップという判定条件も新たに加わった。

だが、いいことばかりではない。

問題は、これを初めての方に全部教えると、頭の中が情報で溢れ、整理がつかないのではないかという、新しい心配が加わったからだ。

というわけで、30分ギャッププレイをさらにブーストアップさせるための、アドバンスセミナーへ、いくつかを振り分けることにした。

整理してみると・・
 


基礎セミナー

トレードの基礎に、30分ギャッププレイ + トリプルセットアップというコンビネーションを確実にマスターしていただくためのもの。


アドバンスセミナー

逆立ちプレイ + トリプルセットアップ
ボリンジャーバンド + ボーリンジャーバンドリプルセットアップ
神風ギャッププレイ
神風リバーサルギャッププレイ
MAバンドプレイ
クライマックス・プレイ
イグアナ・プレイ
トカゲ・プレイ

以上のプレイの仕組みを理解し、さらにエントリーのチャンスを増やし、なおかつ、トレードの信頼性を高めるためのもの。

もちろんハイリスク、ハイリターンのプレイも準備中。(笑)
 

2002年度のセミナーは、さらに進化し、そしてブーストアップします。

詳細は追ってWEBで通知します。

乞う、ご期待!

 

 

0308 Fri.

週末

E mini セミナーの募集告知も無事アップしたので、ちょっと一段落。

今週は労働時間が長かった。(笑)

毎日12時間以上だからね。

さて明日からは3DAYセミナー。

今日は一杯やるかな。

いや今日だな。(笑)

 

ここは最近相談室化してきたので、今日はもう少しアバウトというか、感覚的な話を・・

実際のトレードという実戦で役に立つのは何といっても、たくさんあるプレイのうちで、2つか3つくらいだろう。

もちろん、チャートソフトを自由自在に使いこなせないとダメだ。

いわゆる「はまるパターン」を徹底的に視認する訓練をすることだ。

そのパターンは、できるだけシンプルな方がいい。

移動平均線がらみは、どうしても遅れるから、ピンポイントでのエントリーの判断では、そうした特性を知って使うことだ。

複雑な指標なんか使っていて、相反するマークが出て、躊躇したらそれでアウトだ。

躊躇すると言う事実が、冷静さを失わせるからだ。

パニックになると、冷静になることは難しいのが現実だ。

エントリーして反対サイドへ動いたときに、最も大事な点は、この冷静な判断力だ。

冷静さを失うパターンに出会ったら、最後はカンに頼ることになる。

そのパターンをパッと見て、イケルという感覚を信じないと、少しプルバックしただけで、簡単に脱出してしまうことになる。

だからこそ、最初の自分の感覚に訴えかける、いわゆるパターン認識力が大事になる。

前日の最後のローソク足と今日始まったばかりのローソク足を見て、瞬時に「これはいける」とわかるまで繰り返し自分の目を訓練する。

トレードで人より優ろうとするなら、才能と努力の組み合わせながら、時間をかけて訓練することだ。

これはどんな分野でも同じことだろう。

 

久しぶりにチェックした2月最後のアクセス件数。

ガックリ少ない24日は日曜日。

ということは、つまりほとんどの人は、カイシャから見ているということか。

 

0307 Thurs.

明日正午、E mini セミナー募集開始!

予定なので、すこし遅れるかもしれません・・という弱気の注釈を付け加える告知となるが、日本株ブレイクアップセミナーという前例があるためです。(笑)

日本株ブレイクアップセミナーの募集開始日は、正午になっても作業が遅れたため、(私のせいですが)正午とともに「どうやって申し込むのか?」というメールが殺到。

S嬢が、大変です!

というので、大慌て。

結局申し込みフォームをアップできたのは、午後1時過ぎ。

ご迷惑をおかけしました。

土曜の分は、4時間でソールドアウト。

日曜の分もその日のうちに、埋まってしまうという予想外の反響に、唖然。

値段が安いのが理由かな?(笑)

 

だが E mini セミナーも募集も、こちらサイドでは実施までに現在結構大変な状況となっている。

まずみなさん、ほとんど馴染みがないという点だ。

だからどのようなセミナーにするのか?

これが結構大変。

というのは、 E mini WATCH では、1月の始めに3日間ほど、前の期限でのチャートを表示して解説。

いつ、「おかしい」というメールが来るか、楽しみにしていたというか、まあちょっとイタズラをしたくなったので。 < オイオイ。

すみません。m(_ _)m  

あれ?と気がついていた人もいらっしゃるかもしれないが、通常おかしいと必ずメールが来るのだが、このときは全く来なかった。(笑)

このように株式と違って、期限があるのが先物の特徴ともいえる。

 

まず、ここ Chicago Mercantile Exchange を見ていただきたい

シカゴ商業取引所の2月28日のニュースだが・・

CME Posts Record Globexョ Electronic Volume as E-Mini S&P 500, E-Mini Nasdaq-100 Futures Set Volume Records

CHICAGO, Feb. 28, 2002 ・Trading volume on GLOBEX, the electronic trading platform of Chicago Mercantile Exchange Inc. (CME), posted a new record yesterday, with 672,931 contracts traded. This record surpasses the previous record of 652,220 contracts set on Jan. 30.

Also yesterday, trading volume in E-mini S&P 500 futures rose to a record 366,190 contracts, exceeding the previous record of 356,823 set on Feb. 22. E-mini Nasdaq-100 futures posted a record yesterday at 247,917 contracts, surpassing the previous record set on Oct. 17, 2001, when 240,846 contracts were traded.

Combined trading volume in stock index futures and options on futures totaled a record 619,209 contracts, surpassing the previous record set on Jan. 30 with 591,395 contracts.

GLOBEX volume rose 137 percent in 2001 to a record 81.9 million contracts and averaged 324,979 contracts a day.

Chicago Mercantile Exchange Inc. (www.cme.com) is the largest futures exchange in the United States. As an international marketplace, CME brings together buyers and sellers on its trading floors and GLOBEX around-the-clock electronic trading platform. CME offers futures contracts and options on futures primarily in four product areas: interest rates, stock indexes, foreign exchange and commodities. The exchange moves about $1.5 billion per day in settlement payments and manages $28.2 billion in collateral deposits. CME is a wholly owned subsidiary of Chicago Mercantile Exchange Holdings Inc.

要約すると、昨日、つまり2月27日には、672,931 contracts つまり約67万枚の取引があったということで、これは新記録。

E - ミニS&P500の先物は取引量が 356,823 の以前の以前の記録を超え366,190 契約、E - ミニNASDAQ - 100先物も2001年10月17日に達成された記録を抜いて 247,917契約と記録を更新した。

2001年には、何と137%の取引量の増加を記録しているという。

流動性が高いということは、チャートが非常にきれいに、理論どおりに動きやすいということにも繋がる。

シカゴ商業取引所の会社( www.cme.com )は、1日におよそ15億コントラクト、金額では282億ドルの取引があるアメリカで最も大きい、こういうE mini のような先物商品の取引所だ。

CME unleashes powerful desktop trading tools!
For the first time ever, you can get CME quote information directly from the Exchange itself in real-time streaming format beginning March 4, 2002. To learn more about E-quotes, take the Interactive Tour.

2002年3月4日には、直接リアルタイムストリーミングフォーマットとしてデータを利用することもできるようになった。

この日付けを見ればわかるが、米国でも全く新しい商品なのだ。

米国でも、ほとんどの個人トレーダーはまだ知らない。

米国でも多くのブローカーが、現在このライセンスを取るために奔走しているといった状況なのだから。

こうした先物は、一般的に証券会社などが運用するシステム売買のヘッジとして利用されているのだが、このシカゴ商業取引所では、interest rates, stock indexes, foreign exchange and commodities、とあるように、金利商品・株式指標商品・為替商品なども扱っている。

このEmini についての詳細や、チャートはこちらに日本語で掲載している。

チャートシステムはおなじみの、Real Tick がベストだが、毎月の使用料金が、300ドルくらいかかるので少し高いという方には、 ここのチャートシステムが使えるように現在最終調整中。

大体月々70から85ドルくらいで、必要なチャートシステムを使うことができるはず。

執行システムとチャートシステムをあわせても、月々の使用料は最大85ドルくらいでRealTickに比べると随分格安になる。

もちろん他にも、いろいろな会社があるので、英語に強い方は、皆さんご自身で調べて、直接契約されるというチョイスもある。

一方執行のシステムは、ここと折衝中。

明日カナダの会社がシアトルへ来て、こちらのスタッフと協議する予定で、複数のチョイスができるようにする予定。

というわけで、詳細はまだ決まっていないのだが、セミナーへは実際にトレードをしているトレーダーを通訳付で招聘し、皆さんからのご質問に答えるプログラムも含まれている。

また、このシステムの計算方法や、口座開設の注意点などについては、ブローカーサイドからもゲストを通訳付で招聘、もちろん、チャートを使ったEmini のプレイ方法についての内容も含まれている。

募集は基本的に、当社のセミナーを受講された方を優先に受け付けることにしている。

メソッドを理解されている方にとっては、口座開設資金が1万ドルから始められるといった点や、指標そのものなので、アナリストの格下げなどといった影響を受けにくい、またアップティックルールがないため、ショート、ロングが同じように素早く執行されるなど、経験の少ないトレーダーでも始めやすい環境が揃っているというのが特徴だ。

だが利益を出す難しさは、株と同じ。

だから、トレードの基本をきちんと理解して、実行できる能力が必要になるのは言うまでもない。

そこのところを勘違いしないように。

もちろん空きがあれば、初めての方でも参加していただけますが、こればかりは、募集状況次第。

ということでご了承ください。

また申込者が多ければ、4月にも再度開催の予定。

 

Real Tick という秀逸なチャートシステムは、米国マーケットから発売されたこの E mini という新商品が、素晴らしいポテンシャルを持っていることを、描写できるだけの性能をすでに持つレベルまで進化している。

今日のここをご覧いただければ、わかるはず。

日本のマーケットとはまさに月とスッポン。

このように魅力的な商品で、世界中の個人投資家を集めようという、したたかなアメリカの戦略が垣間見える。

日本が空売り規制などという、ふざけたことをやっている間に、米国の金融界は確実に進歩しているのだ。


 

 

0306 Wed.

空売り禁止でショート!

このタイトルはシャレのつもり。

今日から、アップティックルールが適用されることになるが、まあこれは米国マーケットでは常識のことだ?
(日本では個人投資家にはまだ適用されないようだ)

今月のE mini  セミナーで取り上げる E mini はこのアップティックルールがないというのが人気の一つなのだけど、こうした選択ができるのが米国マーケットらしいいところかな。

それよりも、問題なのは「空売り規制」を含めた前代未聞の「国家権力市場介入」という大おせっかい政策が大々的に繰り広げられているという点だ。

国家権力で売り方を禁止して株価を引き上げよう(笑)という、国を挙げての仕手戦を仕掛けてしまった。

これに対して空売りという行動で反対した、欧米のいわゆる「外資系証券会社」は、行政処分という名目で、かなりいじめられたようだ。(笑)

全くあきれるよね。

空売り禁止で株価を上げようという、ド素人のようなメチャクチャな試みの成果は、一応チャートに現われている。

だが安心するのはまだ早い。

経済を知らない政治家が、ワケもわからず「いじれば」、マーケットから必ず手痛いシッペ返しを喰らうだろう。

その銘柄が有望だと思えば買い、ダメだと思えば売る。

買い手の勢いが強ければ株価は上がるし、逆なら下がるというのが自由なマーケットだ。

自然な流れに逆らっても無駄だということは、マーケットを知っているものなら常識だろう。

だがこうしたことを知らない小泉政権は、これから非常に高い授業料を払うことになる。

これが市場のメカニズム。

みなさん、いざというときのために、用意をしておきましょう。

つまりカットロスポイントを決めておくということ。

だって、日本の景気があまり良くなったら、世界中からアメリカに集中している資金が日本に逃げ出し、アメリカの不況脱出が遅れることになる。

戦争の費用だってかかるわけだし、アメリカだってお金がいるのだからね。(笑)

まあ、小泉経済政策は、日本の国民を犠牲にしてアメリカ経済を救済しているのだから、ブッシュが「あんたは素直だ」と誉めたのは本音だろう。

不良債権問題を解決して景気が回復するなどというたわごとを、まさかあなたは信じていないでしょうね。

 

 

0305 Tues.

昨夜の米国マーケットは強い一日だった。

受講者の方の掲示板でも、いろいろと書き込みが見られるが、指名があったため解説。

何だか最近ここは、トレードの「ネット相談室」になっている。

最初、NTAPに乗り遅れると言うより、指数のトレンドが、まだ、はっきりしていなかったので、乗りたい気持ちは山々だったが、安全の為に様子見だったが、その後、どんどん上昇。はー やだなー こーゆー気分。

下の15分チャートを見ると、価格帯の上の方でのエントリーになるので、見送りもOKのパターンだ。だから、見送りは正解。


 
まーこれは、諦めて。

EMLXにエントリー

10:00からのローソクは、ぎりぎりギャップにかかっていたので、仕方なく10:03まで待ってから36.9でエントリー

そのあと、9分は我慢したが、上がりそうで上がらないので10:12に37.16で脱出したら、その直後から急上昇。
 
狙いが良かっただけに、がっくり。

36.9>37.16 +0.26
 
本当なら1Pコースだっただけに、だいぶがっくり!

ハッチ先生から、これに対してのコメントがほしいな〜


 



この方のエントリーと脱出のポイントをチャートへ記入したが、何故脱出したのか?

赤いラインは15分足での200MAでサポート。

その上にギャップがあるのだから、非常に信頼性の高いパターンだ。

カットロスポイントを記入したが、経験の少ない人、つまり初級の人の位置までも下がっていないのだから、脱出する必要はないはず。

上級というのは、資金も潤沢なはずだから、ゲインを大きくリスクも大きくということができるということ。

だからカットロスポイントを、下へ持ってゆくことができるはず。

経験者豊かなトレーダーには、堅いケースだけに絞ってエントリーというスタイルもあり、中には下がれば出ればいいのだからと、どんどんエントリーするというのもいる。

つまり人それぞれ。

自分にあったカットロスポイントを設定すればいいのだけどね。

このケースでは、カットロスポイントをきちんと設定していたのだろうか?

という疑惑が浮上したが・・(笑)

下が、本来のエントリーと脱出ポイント。

下の15分足チャートで見ても、エントリーの位置は赤い200MAの位置からそう遠くない。

この銘柄の値幅を見てもエントリーは問題なしのはず。


 

二戦目

PSFTがギャップを抜けてから33.0で抵抗線を作っているのを発見。

これは、いいぞーと思いながら、33。0を越えたらエントリーと思っていたが、急上昇の為、おいていかれる。
 

待ち伏せしてエントリーしても問題ないチャートだ。

見逃したのなら、しょうがないけど。


と言う事は同じセクターのSEBLも行くはず!だと連想しSEBLを見たらやっぱり。

当たり。

すぐにエントリー。

SEBL 10:31 31.03>10:33 31.29 +0.26

この銘柄は、ヘソ曲がりな性格なので、最初から長居は無用のつもりだったのでL2を見ていたら31.3でWトップを作っていたので、31.29で脱出。

へそ曲がりにされてしまった、SEBL。(笑)



上のチャートは、このときのエントリーと脱出ポイント。

エントリーが遅い。

だからゲインが少なくなってしまう。

売るなら半分売って、カットロスポイントまでは我慢すれば・・

といっても後の祭り。

逃した分は授業料と考えること。

下が、本来のポイント。


決めたところまで下がっていないのに売ったらダメ。

もったいないじゃない。

木ばかり見ずに、森も見ること。

15分チャートをきちんと見るべし。

それと、トレーダーの仕事の一つは我慢。

ビビッてはダメ。

自分の決断にもっと自信を持つべし。

銘柄選びは間違っていないのだから。

まあ、「たまたま」という要素も無きにしもあらずだけど、まあそれも実力のうちとしておこう。(笑)

銘柄選びでは自分の直感と目を信じ、エントリーしたら絶対に上がると思え!

だが、決めたところまで下がって来たら、早く逃げろ!

そうすれば強くなれる。

 


マーケットはトレーダーの己を写す鏡のようなものだとよく言われる。

だから、トレーダーは自分のことをよく知ることだ。

そのためには自分を写す鏡を持つこと。

誰かにチャートでトレードの分析をしてもらうというのは、人に鏡を向けられて自分を見るようなものかもしれない。

いやな人もいるだろう。

そういう人は、自分で鏡を持って、自分の後姿をよく見つめたいのだ。

だから理想的には自分で鏡を持って、自分の後姿を見るのが一番だと思う。

この世界は、はっきりとした数字で結果が出る。

勝てれば続くし、負け続ければやめるしかない。

やめるというのは、自分の実力のなさにヘコんでしまうことなのだ。

つまり自分を知った結果としてやめることになる。

そうなる前に、思い切った自分のスタイルをハラを据えて決める。

開き直りも、時には必要だ。


 

0304 Mon.

日本株セミナー

今月16日・17日の日本株セミナーの募集は明日15日(火曜)から開始します。

募集開始の時間について、多くのお問い合わせをいただいていますが、火曜の正午に募集開始予定です。

3月16日(土) 14:00-17:00 ・ 定員20名
3月17日(日) 14:00-17:00 ・ 定員20名

申し込み手続きを終えられた方から先着順で、定員になり次第締め切らせていただきます。

日本でのセミナー開始一周年記念?の感謝の意味を込めての第一弾。

2日とも 3時間ずつの同一内容で、受講料は3万円。

内容は非常に実践的なものだ。

プロディーラーの逆指値を使うシステム売買の仕組みをまず解説。

我々、個人トレーダーは彼らを相手にするのだから、その手口を十分に知る必要があるのは当然のことだろう。

以前も少し触れたが、彼らは既に株価の上下を予測することはなく、上下どちらに動いても利益が出るシステムを使用している ため、米国株の世界では個人でも専用ソフトには、こうした逆指値の機能がついている。

このように米国の最新のトレード方法では、トレンドにあわせてポジションをとり、買いと売りを両方とも使うのが普通だ。

だから、両サイドに逆指値ができるのは「当たり前田のクラッカー」。

ははは。久しぶりに登場のフレーズだな。

だが現在の日本の個人トレーダーが逆指値を使った簡易システムで売買しようとしても、それが可能なのは1社のみで、それもブラウザを使ったものだから、いわば殆ど ない状況だといっていいだろう。

だから、逆指値ができないシステムを使うのなら、ロスカットポイントや利益目標値設定、自己ルールに従うといった、システムをどうやって組む のかといった運用面のノウハウが、米国のような専用ソフトウエアのない日本株のトレードでは、より重要になるだろう。

さらにこうした逆指値を利用したトレードの仕組みや、さらには、そのノウハウを日本株をターゲットにした個人トレーダーに絞りこんだ内容となっている。

このように、日本株のトレード環境はかなり遅れている わけで、こうした環境でトレードをするために実際にどうのような苦労があるのかなどといった点についても、ゲストをお呼びして、実トレードに取り組まれている方からの生の声もお届けできるはずだ。

日本株トレードの世界では、ニュースやアナリストのもたらす情報に基づくトレード方法がいまだに一般的という状況で、こうした方法の弊害や、ナンピンというような危険性の高いトレードについても 、ほとんど知られていないのが現状だ。

こうして点も実例を挙げて説明、より信頼性の高いトレードのためには何が必要かといった視点からも、説明する予定。

また、米国での最新のテクニカル分析方法と日本での一般的なトレード方法の比較や、チャートを見る上でサポートとレジスタンス、株価平均移動線とサポート、レジスタンスの関係、またギャッププレイの有用性なども解説。

30分ギャッププレイを使ったシステム売買方法や、日本株でデイトレードをしようとする場合の問題点なども米国株取引との比較で、明確に理解できるだろう。

これで受講料は3万円だから、破格のセミナーだと思う。

なお定員が埋まるようなら<弱気(笑)、4月からは1DAYのセミナーも開催の予定で、現在準備中。

価格の上下に関わらず、安定した利益を出すためには、システムとしてトレードを考えることが必要で、こうした考え方は、今後ますます重要になるはず。

こうした取り組みをされたい方にとっては、またとない機会を提供できるはずで、とてもやりがいのあるセミナーになりそうということで、スタッフ一同ともども楽しみにしています。

 

ダマシを見つけるには?

昨日のコラムについて、次のようなメールをいただいた。


ハッチ先生、こんにちは。

**です。

3月/3日のコラムを読んで、たいへん勉強になりました。

ほかの方の疑問点や失敗例などに対してのハッチ先生のアドバイスは、本当に勉強になります。

その中の一つにブレイクについてありましたが、以前、私も本物のブレイクかどうか見分ける方法を出来高を見る方法以外に探していた時がありました。

そこで、私なりの意見を述べるとMACDのヒストグラムを使用するようになってから、ダマシにあう回数がだいぶ減りました。

私なりの使い方は、3分チャートと15分チャートの両方に表示させ、ロングの場合は、3分と15分それぞれのヒストグラムが0のラインから上側にヒストグラムがあり、しかもヒストグラムの方向が上向きの時は確率が高いです。

でもいくらヒストグラムが0のラインから上側にあっても下降方向にある時は、注意が必要。

3分チャートで見ると下降方向から、また盛り返してブレイクする時もあります。

一番おいしいパターンは、15分チャートのヒストグラムが上向きで3分チャートのヒストグラムが、0のラインの下側から上側に転換した場合の2〜3本目とチャートのブレイクが重なった時は、かなりの高確率だと思います。

あくまで指標なので判断の一材料ですが、私は気にいっているので、ハッチ先生からその方へ言ってみてはどうでしょうか。

私の意見ですが、昨日のSEBLのような例では、こうした指標は役に立たないでしょう。

MACDは株価の平均値を使いますから、上のようなヒゲが出たときには全く表示されないはずです。

昨日書いたように「運用のノウハウ」で対処するしかないでしょう。

下に、MACDについてまとめておきましたので、興味のある方は参考にしてください。

面倒なのでチャートは添付していません。

というか、私は使わないので・・(笑)

MACD(Moving Average Convergence and Divergence )は、単なる短期指数移動平均と長期指数移動平均の差で、9日間のMACDの移動平均である「シングルライン」とともに使われることが多いという。

2つのEMAの平均期間を日/週/月足とも520Signalの移動平均期間を9とする例もあるようだ。

基本的なMACDシグナルは、 9日間のシングルラインが、 MACDラインの上を移動する時買い、それがMACDラインの下に交差する時、売るというような使い方をする。

このチャートを使用するときは、MACDSignalを下から上に抜いたときを買い信号、逆に上から下に抜けば売り信号と判断。

買い信号が出た後、MACDSignalがともにゼロラインを上回ったり、逆に売り信号の後にMACDSignalがともにゼロラインを下回れば、それぞれの信号は本格的なものと見なされる。

MACDSignalを下から上に抜いたときを買い信号、逆に上から下に抜けば売り信号と判断。
 

まとめると・・

MACDとシグナル(MACDの移動平均線)のゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売り。

・上記ゴールデンクロス後、2線ともゼロを上回れば本格上昇で、デッドクロス後、2線ともゼロを下回れば下降トレンド。

・MACDとシグナルとの差が最大となった時点が絶好の売買タイミング

これはMACDないしシグナル(MACDの移動平均線)に着目した活用法だが、株価の動きと照らし合わせることでトレンド転換の予兆を察知するという使い方もあるようだ。

・株価が上昇し続けている・MACDが下方に向かうかMACDラインのトップを切り下げると発散売り(Divergence Selling)で株価はダウン。

・株価が下落し続けているのに、MACDが上昇に向かうかMACDラインのボトムを切り上げると発散買い(Divergence Buying)で反騰

・株価が上昇に向かう、MACDも上昇に向かうと収束買い(Convergence Buying)で上昇トレンド入りとしてロングポジションを示唆する。

・株価が下落に向かう、MACDも下落に向かうと収束売り(Convergence Selling)」で下降トレンド入りの確認となりロングポジションの決済を示唆する。

 

チャートを見ないで読むと「よくわからん」と思われる方もいらっしゃるはず。

だが心配ご無用。

私はこうした指標を使うことと、利益を出せるかどうかは関係ないと思う。

ローソク足・ボリューム・それにMAがあればそれで十分。

人間の心理面から考えたメソッドを使い、運用面で自己コントロールができなければ、いくらこうした指標を使っても利益を出すことはできないだろう。

車がいくらよくても、車をコントロールできる能力がなければ、早く走ることはできない。

株式トレードというのは、単純な直線だけのスピード競争のようなものではない。

株式市場は単純な直線路だけというような、誰にでもわかるような展開などというものは、皆無といっていいだろう。

曲がりくねった視界の悪い、滑りやすい道が連続しているようなものだ。

そいう状況で、急ぐあまりにスピードを出しすぎたり、アクセルを乱暴に踏めば、コントロールを失い事故を起こす。

車でも大事なのはストッピング・パワーだ。

よく利くブレーキ、トレードでいえばカットロス能力が高くないと勝てない。

よく効くブレーキがあるからこそ、安心してスピードを出せるのだ。

ゴールデンクロスやデッドクロスは見ればわかるし、本屋へ行けば、テクニカル分析の本は山と積んであるはず。

現実をよく見ることだ。

こうした指標を組み合わせるだけで株価が予測できるのなら、みなさんどうしてセミナーへ来られるのだろうか?

 

それと、今度は別の話になりますが、Gapper`s Eyeの3/1日の30分ギャッププレイでのINTCがどうして15分200MAの下なのにエントリーなのか最初は疑問で、3分チャートで見れば確かにルールに合っているから、15分200MAまで少し距離があるので、15分200MAまでぶつかるまでの値幅を狙ったエントリーかな?と思いましたが、デイリーを見たらデイリー200MAのすぐ上だったので、エントリー理由は、デイリー200MAのすぐ上というのが理由だと思うのですが、この解釈で正しいのでしょうか?

ギャップは少し厚いが、10時の高値を抜いたらエントリー。

理由は下の15分足チャート。


 

・ローワーエンベロープにぶつかり、反転ギャップアップ。

・このギャップが大きめ。

・前日の終わりが、ブンブンブンとリトレースメント。

・その後3分チャートでアップトレンドラインに沿ってきれいに上昇。

・トレンドが急上昇。

・ローワーエンベロープから、200MAまでの距離の中間だから上昇の余地はある。

・エントリーの位置はギャップからは、大丈夫といえるギリギリのところ。

・デイリーチャートでも200MAのすぐ上の位置にある。

 

なわけで、エントリー。

下のチャートを見ると、200MAをきれいに抜いている。
 

抜く前は、少しサイドウェイだが、ここは我慢。

だが下がってきたら、脱出しなければならない。

バランスの勝負。というプレイなので、経験の少ない人はパスした方がいいパターン。

1000株換算で約600ドルは獲れるはず。

3月1日付けのギャッパーズアイにも、この解説を追加しておきました。
 

 

0303 Sun.

自分のルール

今日はペーパートレードセミナーの最終日。

具体的な、執行ポイントの設定やカットロスポイントの設定、200MAを利用した銘柄の選択など、最終仕上げモード。

昨夜、次のようなメールをいただいた。

チャートが添付されていないので、正確な判定はできないため、文面からの推測になるが、ここで説明させていただく。

12月ペーパー受講の**と申します。
 

毎晩ペーパートレードに励み、最近、ついに実トレードに移行しました。

さすがに実トレードでは精神的な部分でかなりトレードが左右されてしまっているようで、ペーパーのときのように上手くいかなくなってしまいました。


やはり経験が必要なのでしょうか・・・がんばりたいと思うのですが、ちょっとお伺いしたいことがあります。


「幻の本体」?についてちょっと質問させてください。

 

最近、私はこの幻を毎日よく見ています。簡単に言うと「だまし」に引っかかるということですが・・・・。


ブレイクポイントで、ろうそくが、ぐん、ぐん、ぐん、とブレイクし始め、よし、ここでエントリー、って感じなのですが、エントリーすると、本体が幻となって消えてしまう。

気がつくとヒゲになってしまう。

しかもちょっと長めのヒゲ、結局ブレイクはせずにロスカットとなってしまうのです。

1分足で見ていても、一本目、二本目までは順調にブレイクしていくのですが、3本目で一気に戻して、3分足では本体は幻と消えて悲しいヒゲになってしまいます。

 

慎重にということで、3分足が完全に完成するまで待てばいいのですが、また、ブレイクポイントからろうそく本体が離れたら完全にブレイクとみなすという方法をとると、エントリーがかなり遅れてしまいます。

ブレイクしていく場合のロウソク足本体は比較的長くなるものが多いので0.20ぐらい遅れてエントリーになる場合などもよくあります。

これもちょっと問題で、ゲインが、ある程度取れる場合(0.40〜0.50)は遅れててもどうにかなるのですが、0.20〜0.30程度の場合は完全に天井で買い、または底にて売りとなってしまいロスカットとなってしまいます。

 

例えば、昨日3/1の SEBL 13:54 などです。

15min 200maに押さえられていてブレイクを待っていました。

 

この飛び出した部分(ヒゲのローソク足)は、途中までは本体。

下がってしまうとヒゲになる。

私は、この場合、ブルーの水平ラインに、ローソク足本体が引っかかっているうちは、エントリーしない。

完全に抜けるまで待つだろう。

理由は下の15分足のチャートだ。

赤い200MA抜けるか、抜けずに下がるかは、この日のマーケットが終わってみないと、誰にもわからない。

本物のブレイクか否か、見分けるコツがあれば、教えてほしいということだが、私だって知りたい。(笑)

文面から推測すると、上の15分足チャートで、この200MAをテストし始めてから、7本目でエントリーされたことになる。

この銘柄は、何故ローソク足6本分もの時間をかけて200MAをテストしているのに、抜けないのだろうか?

チャートを見ると何ならかの理由で、抜けない、つまり上昇できないことがわかる。

上昇しない理由はわからないけれど、上昇する力が弱いのだ。

だから、強くなったという何らかのマークが出るまでは、エントリーしない方が安全ではないだろうか。

私はローソク足の本体が完全にラインから離れるのが、エントリーできる合図だと決めている。

だからそれまでは、エントリーしない。

これが私の現時点でのルールだ。

さらにもう一点、エントリーしようとする位置が、ギャップからの位置から遠すぎるうえに、マーケットが終わるまでの時間が短い位置だ

一日のこの銘柄の値幅を考えるなら、ここでのエントリーは慎重になるべきだろう。

加えて言えば、マーケットの後半になればなるほど、トレードは難しくなるのだ。

これを忘れてはいけない。

午後になれば抵抗線は増え、判定が難しくなる上に、あなたの集中力だって低下してくるのだ。

集中力が低下すれば、うっかりとチェックするポイントを忘れることだってあるだろう。

だから、経験の少ない方には、30分ギャッププレイの方が、向いていると思う。

以上の点は、セミナーで何度も繰り返し説明している。

だがこれは私の考え方であり、方法だ。

ヒゲで入ってはいけないというルールはない。

その可否を決めるのは、あなたが検証し、自分できめるべきことなのだ。

以上は、あくまでもこの銘柄のこのケースでの説明だということを、重ねて申し添える。

 

また、2/28 XLNX などは 10:24 に30分プレイで高値ブレイク、しかも、15min 200maをもブレイクでの上昇ですから、安心してエントリーのパターンなのに・・・・・ブレイクポイントからわずか0.20で反転し戻すというショッキングなロスカットに終わりました。

10時までの高値は、本体で判定すれば、36.50 の少し上。

だがこの方のエントリーポイントは、多分最初から4本目の上ヒゲの先端の少し上のようだ。

ひげの先を、基準として採用されているのだろう。

これは文面でからもブレイクポイントからわずか0.20で反転し戻すと書かれているから、このチャートのマークの位置あたりか、さらにこのローソク足群の少し上がエントリーポイントだということで間違いないはずだ。

私なら、36.5 の少し上だから、これだけで、この方とのエントリーポイントは1000株相当で、250ドル分の違いがある。

つまり私がエントリーするであろう値段よりも、250ドル分以上高い値段でエントリーされている。

セミナーでは、判定はすべてローソク足本体の位置で判定して行うと、繰り返し説明している。
 

15分足チャートを見ると、27日に200MAを切って下がってきている。

ダウントレンドだ。

だが、このダウントレンドが、いつアップトレンドになるのかは、28日の最初の時点では、はっきりしていない。

下がるのか上がるのかが、わかりにくい動きだということがいえるだろう。

15min 200maをもブレイクでの上昇ですから、安心してエントリーのパターンなのに・・・・・

と書かれているが、上昇するという思い込みだろう。

エントリーする時点では、上昇したという確認のサインは出ていない。

これから出る位置なのだから、そのマークを確認してから、エントリーしても遅くはない。

また、エントリーしてしまったとしても、DOJIが出て、下がり始めれば、ロスを出さない値段、またはトントンの値段で脱出するべきだろう。

何故脱出できなかったのだろう。

上がるという思い込みが、原因ではないだろうか?

こうしたケースになると、ヒゲを基準にしたため、エントリーした位置が高すぎることになる。

つまり脱出時にはロスを出しやすくなるから、こういう点からも、ヒゲを基準にした結果が不利に働くのではないだろうか?


 

上記、2件の場合は3分待っていれば判断できるでしょうが、3/1 MSFT 10:15 の30分プレイ 高値ブレイクの場合、3分待っていた場合には上昇していってしまいロウソク完成後に入ると、約0.30も遅れてしまいます。

しかも同時が出て、すぐにプルバックしています。

ここで0.20以上のロスとなってしまいます。

このケースでは、上のチャートの赤いラインが、15分足チャートでの200MAの位置だ。

明らかにギャップから上離れして、次の抵抗線レベルを超える位置がエントリーポイントだ。

長く青いローソク足は、10時までの本体での高値ラインを、本体が確実に超えている。

だから迷わずエントリーできるはずだ。

自分の決めたルールどおりだからね。

もしこの方が、10時までのヒゲの部分での高値を基準にされているのなら、長く青いローソク足は、まだヒゲの高値のラインに引っかかっているから、この青いローソク足ではエントリーできないことになる。


ロウソク完成後に入ると、約0.30も遅れてしまいます。

とあるが、もしエントリーが遅れたとしても、このケースでは、問題ないのではないだろうか?

上のチャートは15分足だが、200MAを超えているわけだしギャップがサポートとなっているのは明確だ。

明確な上昇の理由があるのだから、ホールドすべきだろう。

慌てて脱出しなければならないほど、弱いパターンではない。

カットロスポイントをどこに設定されたのかはわからないが、弱気な人でも青く長いローソク足の、始まり値の下あたりへ、カットロス位置を設定するはず。

だから、カットロスポイントまで株価が下がったわけではない。

動揺して、慌てて脱出してはいけない。

最初に決めたカットロスポイントまで下がらなければ、カットロスをする必要はないのだから。

私ならカットロスポイントは200MAの赤いラインの下。

強気だが当然だろう。

こんなに強いサインが出ている、またとないチャンスなのだから、リスクを取ってでもゲインを狙うべきだろう。


ここで我慢さえすれば、この日のMSFTは上昇が続きました。

がいつも上昇してくれるわけではなく、プルバックを我慢していてそのままロスカットのパターンも十分あります。

 

これらのことから、ケースバイケースではあるかと思いますが、考え方として、3分待ってロウソク足をしっかり確認してからなのか、ブレイクポイントをブレイクしたらまずはエントリーなのか、どちらなのでしょうか?
 

また、本物のブレイクか否か、見分けるコツのようなものでもあれば、馬渕先生のご経験からのご意見をいただければと思います。

 
 

混乱の原因は、ヒゲを基準にするのか、本体を基準にするのかという、自分のルールを決めずにトレードをしている点にあるのだろう。

私は本体を基準にしている。

この理由はセミナーで、繰り返し説明しているし、長くなるのでここでは省略する。

自分のトレードのルールを明確にする。

思う方向に動かないからといって、カットロスのポイント動かさない。

こうした点も、トレードをするためには大事なポイントだ。

このように、セミナーを受けられた方が勝てない理由は、ほとんどの場合、技術的なことではないケースが多い。

 

 

0302 Sat.

情熱

こういうメールをいただいた。

hatchさん、**です。

昨日は開始早々のQLGCのshortで0.5p、COSTのLongで0.5pと小さいながらもなんとかprofitを取りました。

さてどこで0.5ポイントゲットしたのでしょうか?

 

これも0.5ポイントですが、完璧なプレイですね。

まさに教科書どおり。


4ヶ月連続プラス達成です。嬉しい。

でもQLGCはヘタクソでもっと利を伸ばさないとだめですね。

頭と尻尾はくれてやるにしても-3p中-2p位は取りたいものです。

まだまだ修行が続きます。

ここと Chartでクイズ は本当にSwingの勉強になります。

実はここ数ヶ月の多くのprofitはSwingから得てまして、イントラでは負けない程度でほぼトントンなんです。

Swingなら事前に十分スクリーニング出来るし、慌てて執行する必要がないので落ち着いてtrade出来ますから。

でも機敏さを要求されるイントラ、なかでも数分から数十分のtradeは楽しいですね。

スカルピングはまだ楽しめませんが...

 

最近好調な秘訣は...秘密ですが(笑)

hatchさんの教えを守ること...この一言に過ぎますね。

常にMarketと向き合って勉強をすることと、刻々と変わるchartの中から自分が得意なパターンを見つけて、それだけをtradeしていれば直に私レベルにはなれます。

あとは得意パターンを増やしていくことですね。

「選択と集中」...tradeでもこれが大事だと思います。

さて、今日から3月。

hatchさんと出会って1年が過ぎようとしています。

挫折からはじまりはしましたが、あの挫折があったからこそhatchさんに出会えたと思えるようになりました。

気力も体力も急回復。あとは資金だけですね(笑)

これからもよろしくお願いいたします。

トレードをされたことのない方は、「そんなことは当然で当たり前のことじゃないか」と思われるかもしれない。

だがそれが非常に難しいことは、トレードの経験をお持ちの方なら、よくおわかりのはず。

この方は、シアトルへ来られてセミナーを受講され、さらに昨年の3月・4月・5月と連続してセミナーを再受講されている。

hatchさん、お久しぶりです。**です。

いつものことながらhatchさんWEBの充実素晴らしいですね。

特に最近はスキャンでの情報提供がとてもありがたいです。

イントラ銘柄ではタイムラグがあるので主にSetupの勉強に用い、Swing銘柄では翌日のEntryの助けと、とても重宝しています。

(これタダで出来ちゃうところがまたすごい)

ここ最近は色々なサービスを提供するところが増えてきておりますが常に最先端を行くと言う意味ではDaytradenetの右を行くWEBは無いように思います。

是非とも一刻も早くスキャン銘柄のReal time発信を望むところです。

私の方は随分と時間とお金を無くしましたが、漸く自分の型が出来てきました。

でもこれって、実はhatchさんに教えていただいた30分playの応用なんです。

取り敢えず一つだけですが、得意なplayで毎日tradeを楽しんでいます。

今後もご指導をよろしくお願いいたします。
 

上のメールは、昨年の11月頃のものだが、彼はこの頃すでに自分のスタイルを、ある程度構築されていることが文面からわかるだろう。

またWEBでの情報を自分のトレード技術の向上のため、貪欲に利用されていることもわかる。

また下のメールは昨年の9月に東京へ来られ、食時をご一緒した後にいただいたときのものだ。

hatchさん、**です。

昨日明朝帰ってきましたが、寝不足もあってお礼が遅れてしまいました。

土曜日は大変お世話になりました。ありがとうございました。

とても有意義な一時を過ごすことが出来、あらためてhatchさんの魅力にとりつかれてしまいました。

イントラディとスウィングとの組合せや神風playといったtradeに関する話しはもちろんのこと、将来の取り組み方など沢山ヒントをいただけたようで、益々tradeが楽しみになってきました。

profitは遅々として取る事が出来ませんが、ゆっくりと真剣にマスターしたいと思います。

今後もご指導よろしくお願いいたします。

彼は非常に熱心だ。

彼と話しているとよくわかる。

トレードに対する情熱が伝わってくるといえばいいだろうか。

その背景には、昨年の7月にいただいたメールにあるような、彼の事情が影響しているのかもしれない。

hatchさん、今日は!お久しぶりです。**です。

最近は、下げトレンドの中4本のMAの下に株価のある銘柄を選択し、Short中心でpapertradeに勤しんでおります。

(たまには無茶なLongもありますが...)

seminarを受けた頃にはLongで数Pointの上昇を捕らえた時もありましたがここ数週間は一度に0.3pointも取れれば良い方です。

さて、今日は相談ごとがあってメールしました。

実は私の勤める会社がどうやらリストラの流れから所属事業部の子会社化を推進しているようで少なくとも、あと1年以内に完全分社化が決まるようなのです。

その際に、子会社に転籍するか親会社に残るのかの選択を迫られることになりそうなのですが、親会社に残れば未知の業務に就くことでしょうし子会社に転籍すれば、将来の保証がありません。

もともとあまり会社に未練の無い私はいっそのこと独立しようかとも思っています。

幸い数年間家族を養うだけの蓄えもありますし、数年は日本でDATを本気で勉強し、ビザ問題の解決する2年後にはアメリカに渡ろうかと、半ば本気で考えております。

hatchさん、是非考え方の甘い私に何か忠告やアドバイスをいただけませんでしょうか?

DATで生活するにはhatchさんの様に余程の才能と努力が無い限り難しくやはり、副業として楽しむレベルのtradeの方が精神衛生上も良い事は百も承知です。

ただ、あこがれ続けたアメリカでの生活が中途半端に終わってしまいリベンジの意味でも何とかしてアメリカで、DATで成功したいのです。

なんだか、取り留めの無いメールになってしまいすいません。

trade手法に関する質問ではないので大変恐縮ですが

人生の先輩として、DATの先生として何かヒントがいただけませんでしょうか?

詳しいことは覚えていないが、「前向きに頑張れ」というアドバイスくらいしか、できなかったと思う。

だが彼は、このあと何度も私に会いに来られ、トレードのヒントを「盗もう」というくらいの熱心さで取り組まれてきた。

上のメールの文面からは、彼は安定したいわゆる成功するトレードは無理ではないかという危惧を、自分自身で持たれているような記述がある。

このときの将来への不安が、この後の彼を奮い立たせる原動力になったのかも知れない。

現在の彼がある理由は何だろう?

それは情熱ではないだろうか。

 

確実に成功するトレードのために必要になる、いわゆる「実行可能な正確な予測」は、マーケット開始後の短時間のフレームだけだと思う。

タイムフレームが長くなるにつれて、予測の正確さは落ちてくる。

午後になれば、当然集中力も低下してくる。

明日で終了するペーパートレードセミナーでも、午後になると参加者のみなさんのパフォーマンスが落ちてくる例を、目の当たりにしている・

また、マーケットの方向は予測できるが、どれくらい動くだろうかといった変動幅までは予測できない。

その銘柄の以前のパターンから、値動きの幅の可能性を予測し、いつでも脱出できる体勢を持ちながら、マーケットを絶え間なく監視することだ。

上昇または下降トレンドラインを割って、マーケットが警告を発したらポジションをクローズする。

利益の幅は関係ない。

サインが出たら、ルールどおりにアクションを起こす。

ここで自分のエゴ、つまり欲や願望を混在させ、アクションをためらえば、容赦なくマーケットからその代償としてのしっぺ返しを喰らうだろう。

優秀なトレーダーは、多くのトレーダーがパニックになるような地合いで、真価を見せるものだ。

こういう場面に出くわしたら、自分の直感を信じることだ。

いいかえればマーケットに対するパターン認識力だ。

これは音楽に似ていると思う。

楽譜は音符のパターンだといっていいだろう。

譜面を読むといっても、新聞のように読むわけではない。

音符の長さと高さの変化を目で追いながら、指へその反応を伝えるというパターン認識と伝達の連携作業を、自分の潜在意識へ刻み込むという練習を繰り返すことによって、楽譜を見ながら演奏できるようになる。

これは、自己管理と集中力という能力を訓練するためには、とても役立つと思う。

また音楽は、完璧に演奏できることはありえないという意味で、マーケットと似ているといえるだろう。

どんなに練習しても、完璧に演奏するということはできない。

トレードも同じだろう。

最も安い値段で買い、最も高い値段で売るなどといった、いわゆる完璧なトレードなんて、できないのが当然なのだ。

前よりもよい結果を出すように努力するしかない。

できると信じているから、演奏をするのだ。

最初から、悪い演奏をしよう、自分はよい演奏などできない、などと考えてステージに立つミュージシャンなんていないはずだ。

そういう心境でステージに上がれば、アガッてしまって、メロメロの演奏しかできないだろう。

アガらないための秘訣は、唯一つ。

自信ができるようになるまで、ひたすら練習すること。

そうしてステージに上がれば、自分はできると信じることだ。

あとは、リラックスして、音楽の流れに乗って演奏すればいい。

ステージに上がる前の練習量と自信は比例するものだ。

練習するための原動力は、音楽に対する情熱から生まれる。

これはトレードにも通じることではないだろうか?

 

 

0301 Fri.

ペーパートレードセミナー終盤

最近、Gappers Eye でも書いているが、15分足チャートでの200MAがらみでプレイすると、ストレスのないトレードが可能になる。

昨日はセミナー受講者の皆さんに、この組み合わせの銘柄を探してトレードするという課題を出したが、これはとてもよい結果が出るようで、多くの銘柄がピックされたが、その一部をご紹介。


ギャップの下のラインは、15分足の200MAの位置だ。

 

これは15分足チャート

 

 

これもショート銘柄。200MAを切るところでショートだ。

 

また今回から、受講者の皆さんの有志の方に、このソフトの使い方の部分のサポートをお願いしている。

操作に戸惑っている方に対しては、マンツーマンでヘルプしていただけるわけで、私も少し休めるし(笑)とても助かりました。

実は今回ヘルプしていただいた中のお一人は、シアトルのセミナーへも来られたことのある方なのだが、すでに2年近くトレードをされているため、ソフトの操作はお手のもの。

トレードが最近うまくゆかないとの相談を受けたので、それでは数日間だけペーパートレードセミナーを受講していただき、そのかわり参加者の方へリアルティックの操作に関するヘルプをしていただく、という提案をさせていただき、大阪からはるばる来られたのだ。

早速トレードの記録などを見せていただいたが、精神的な部分だけを克服すれば、あとは細かな技術的ポイントをチェックすれば問題ないというアドバイスをさせていただいた。

その彼は、4日間だけ参加され帰られたのだけれど、今日次のようなメールをいただいた。

 

馬渕様

この度は本当にお世話になりありがとうございました。

貴重な機会をお与えいただき、感謝しております。

いただいたアドバイス通り、再出発したいと思います。

ペーパートレードセミナーを受講するのが目的で参加させていただいた

サポートスタッフですが、いざ始まってみると受講者のみなさんとのコミュニケーションの方が断然おもしろくなってしまいました。

馬渕さんがいらっしゃらなくなると突然だだだーっと質問の嵐がやってくるので自分のペーパートレードは全然できませんでしたが、一つ一つの質問疑問にお答えしているうちに自分に対する自信のようなものが感じられてきました。

操作やセオリーに関してはだいたい理解していることが確信できるようになってきました。

後は馬渕さんのおっしゃるとおり、メンタルな部分の克服次第であることも理解できました。

私にとっては本当に貴重な、すばらしい体験をさせていただきました。

次回以降のセミナーでもお役に立てるようでしたら、今度はもう少し準備をした上でお手伝いできたらと思っております。

やはり、馬渕さんがいらっしゃらないときに、いろいろと質問が出てきます。

操作に関することも多いですが、馬渕さんの説明の不明点、わざわざ聞くほどのことでもないことの確認、実トレード時のアドバイス、などなど質問疑問は多義にわたります。

また、動かないつながらない、アカウントがおかしいなどシステムの簡単なメンテナンスも発生します。

先生には聞きにくい、言いにくいけれど・・・という疑問はたくさんあるようです。

あまり親切すぎるのもどうかという考えもありましょうが、些細な疑問点でつまずいているより、さっさと解決して肝心なセオリー執行の理解に力を入れられる環境づくりの方がセミナーとしての質が向上すると思います。

またお手伝いできることがありましたら、何なりとお申し付けください。

今月は新しい試みが始まりまた一段とご苦労でしょうが、ますますご活躍ください。

それでは、またお会いできる日を楽しみにしております。


彼にとっては、人に教えることによって、もう一度自分のトレードを見直すきっかけとなり、また、受講者のみなさんも、私には聞きにくい細かな点についてアドバイスを受けることができたわけで、私も含めお互いが得るものが多かったという、期待を上回る成果が生まれることになった。

お互いが助け合いながら一つの目標に向かうというポジティブな行動が、思わぬ効果を生むという体験を目の当たりにして、いい意味で少し驚いたような次第。

彼のトレードが、よい方向へ向かえばいいですね。
 

馬渕さん、そういえば私が最初にGTを買ったジョーカーと言う店は、マウンテンバイクおやじさんの言っていた、Y-Internationalの系列店なんですよ。

私も知ってはいましたが、そこまで有名とは知りませんでした。

もし今度買うときはジョーカーがお勧めです。

ここはお店で買った新車に盗難保険をかけてくれます。

前のGTには確か着いています。

もちろん他で買った物はだめです。

私も今度買うときはここで買って保険をかけようと思います。

そうすれば安心して乗れますね。

どうですかこれを聞くと思わず買いたくなりませんか?(笑)


センセーはどうしても私に衝動買いをさせたいようで、プレッシャーをかけてきますなあ。

そういえば、まずいことにジョーカーは新宿でしたね。

近いから、セミナーが終わったら、覗いてみるかな・・

暖かくなると、自転車のシーズン到来ですからねえ。

とだんだん、センセーの作戦に乗りかけているような気がするぞ。
 

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2002 0301-

 

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