0914 Fri.
明日のテレビ東京12チャンネルの放映はあるようです
明日土曜日の朝10時半から、12チャンネルのテレビ東京で、デイトレードに関する特集が放映の予定で、米国無差別テロの勃発で、一週間伸びそう だと書きましたが、連絡がないのでどうやら放送されるようです。
放送されなかったらごめんなさい。
米国マーケット再開は来週月曜日
米国株価速報へマーケット関連の最新ニュースをアップしています。
シアトル・ロスアンジェルスから、独自のネットワークを使用して東海岸の最新ニュースをお届けしています。
また掲示板をご覧いただくと、当コンテンツの最新更新状況がわかるようになっています。
明日からセミナー開始
明日から3DAYセミナーが始まりますが、WEBの情報に加え、参加者の方には最新の米国情報も、電話でシアトル、ロスからリアルタイムで随時最新情報を更新しながら、お伝えできるように手はずを整えています。
ペーパートレードセミナーに朗報
さらに、その後のペーパートレードセミナーのデータ配信についてですが、米国マーケットが閉鎖されていたため、場合によっては中止も考えていましたが、こういうメールが来ました。
いいニュースです。
An update on my progress:
Due to the events of yesterday 9/11 and the market stoppage today 9/12, our recording of new data has been temporarily halted. I am going to resume a data record on Friday 9/14. It will take ~3 days to get everything properly configured.
This means that it will be ready for you to test on Thursday
next week or Wednesday earliest. I am confident that we will get a good, clean set of data to playback next Friday 9/21. I'll update you when everything is ready.
****
****@taltrade.com
Townsend Analytics, Ltd.
9月14日には、データの記録をする準備ができそうで、きちんと準備できるまでには3日ほど必要になるようです。
来週の水曜か木曜には米国サイドでテストを完了して、ペーパートレードセミナーの始まる、前日には clean set of data to playback つまり準備はOKだという内容です。
最新の米国マーケットのデータを使って、シミュレーションを交えたペーパートレードセミナーは、大丈夫なようです。
ラッキー!
ただ、完全に決定されたことではないことは、ご承知ください。
来週の月曜に米国マーケットが開始されれば、かなりはっきりするはずです。
有事でわかる本当の姿
日本のテロ事件の報道を見ていると、日本人観光客や、ビルから逃げ出した日本人へのインタビューというアイデアから、もう一歩踏み込んだ報道が 、何故ないのだろうか。
メディアの人たちは、報道という仕事についてのプロのはずだ。
日本の場合はどうだろう。
今多くの人が知りたいことは、テロ事件に関連した米国の今後の行動についてだ。
米国に住んでいる普通の人、いいかえれば米国人の対多数のマジョリティーの人たちが、今回の事件に対してどう考えているのだろう?といった視点からのインタビューが皆無なのは 、とても不思議だ。
米国にいる日本のTV局の特派員は、何をしているのだろう。
TOKYOからの指示待ち?
緊急時には自分で考えて行動する、というのが常識のはず。
CNNなどの米国のメディアのインタビューを流用するだけでなく、日本のTV局独自でインタビューアーが、たとえば米国の戦略についての専門家や、中東情勢の専門家 などといった多様な層の人たちから、意見を聞くことだってできるはずだ。
いろいろな角度から、被害を受けた彼らの心情を含めた意見を聞き、それを日本人へ伝えるというのが、こうした事件についての報道の本来の使命だ。
ああでもない、こうでもないと、的外れな憶測をするよりも、被害を受けた国の人たちの生の声を聞き、後は我々個人が自分で考えるべきことだ。
この事件の翌日、米国では学校の生徒たちに、このテロについてディスカッションし、考えさせる授業が全米いたるところで展開された。
日本人はただ、高みの見物をしている、いい変えれば対岸の火事を見るだけで、人事だと思っているのではないと、米国側に伝える多くの機会を、我々はすでに逃してしまっ ているのではないだろうか。
平和ボケ
さらに、「米国に油断があったのではないか」という、不思議な思考をする人がTVで堂々と発言しているのには驚いた。
米国は事前にテロ行為があるだろうと予測していたことは、日本の政府関係者も認めているほど周知の事実だ。
また、そういう発言をする人は、人間の心理がよくわかっていないのではないだろうか。
自分の命を賭けて突入しようとするものを、命が惜しいという、いわゆる普通の心理の人が阻止することは非常に難しい。
日本が最初に実行した、神風特攻を考えてみればよくわかるはずだ。
お互いが戦闘状態であっても、自爆するつもりで空母へ突っ込んでくる飛行機を打ち落とすのが、どれほど難しいことかは、歴史が物語っている。
人質をとった状態のいわゆるハイジャックという方法で、秘密裏に、そして死を覚悟して計画的に実行されれば、防御するすべはない。
乗客を乗せた飛行機が武器になることは、普段からの米国空港の警備の厳しさを考えれば、当然米国当局は承知している ということくらいは、誰だってわかるはずだ。
空港の手荷物の検査体制についても、携帯電話だって、スイッチを入れて、動作を確認させられるレベルでマニュアル化され 、そして実施されている。
これと比べれば日本の空港のチェックは、米国に比べれば非常に甘い。
人間、死を賭ければ、相当なことができるのだ。
日常的に世界の各地で、紛争や戦争を日本より身近に体験している米国は、その恐ろしさをよく知っている。
命を賭けて攻撃する相手に対し、黙っていればさらに輪をかけて攻撃される恐れがある。
こうした攻撃に対する報復には「攻撃は最大の防御」という側面もあることを忘れてはならない。
米国はこうした事態で、各国がどういうリアクションをとり、そして国民がどう考えているのかということについての情報を、我々が想像するよりはるかに多く、そして正確に収集している 。
とにかく、平和ボケの日本のリアクションには目を覆うばかりだ。
こういう事態に、日本が米国に対して手助けできることが何か、ということを考えると、ほとんど何もないという事実に直面する。
日本ができることは、米国は独自でできるばかりでなく、日本よりかなり高いレベルで遂行できる組織と実行力を持っている。
世界第二位の経済大国にふさわしい行動ができることを、こうした緊急事態が起こったときに、世界に示すべきなのだ。
それができないということは、普段どれだけこうした危機管理について、何もしていないかということを、世界中に宣伝しているようなものだ。
個人の場合を考えても、自分が本当に困っているときに、ありがたいと感謝するようなことをしてくれるのが本当の友人だ。
国家同士の場合でも同じだろう。
相手に尋ねる前に、自分で考え、自分から行動を起こすことだ。
米国のニュースで、NYの現場へ急行する消防士の言葉が印象的だ。
「現場に行って、何ができるのかを探すよ」
今回の事件を機に、「日本が今一番足りないもの」が何なのかということを真剣に考える必要があるのではないだろうか。
0913 Thurs.
米国マーケットの再開はいつ?
無差別テロのその後の詳細は、日本でもTVのニュースで放送されているからご承知のことと思うが、救出活動が夜を徹して行われている。
先ほど、ロスの K氏 と話したが、日本時間の今夜つまり木曜日の米国マーケットは、依然閉鎖されたままだ。
今後のマーケット再開の予定だが、早ければ金曜日、遅くとも来週の月曜日には再開されるようだ。
米国マーケット再開後は一度マーケットは大きく下がるだろうが、ポジティティブな要素としては、いままで不確定だった底値を打つタイミングが、早くなる可能性があると思う。
底値さえテストされれば、後は反転するという方向へ動くシナリオも考えられるが、マーケットでは何が起こるかわからないから、慎重に取り組んだ方がいいだろうね。
個別のセクターでいえば、航空会社関連は、大きく下落したり乱高下する可能性が高いから、手を出さないほうが安全だろう。
また今回ワールド・トレードセンターの崩壊に伴い、ダメージの大きな保険会社と、そうでない保険会社に分かれるだろうし、特定の銘柄に引きずられて、下げる銘柄も出てくるだろう。
このあたりのニュースは、掲示板または、米国株価速報へ随時情報をアップする予定。
NY近郊の通信網は大混乱
今回の無差別攻撃で、特にニューヨーク近辺の通信網はズタズタになり、電話やネットへのアクセスが集中、大混乱に拍車をかけたようで、シアトルの自宅で使っているDSLのプロバイダーからこういうメールが送られてきた。
太文字への変更だけが筆者が変更した部分。
Dear Speakeasy Members,
The staff of Speakeasy expresses our sympathies to each of you for any losses you may have sustained due to this morning's attacks on New York and Washington D.C. Most of our team is at work doing the best they can under these circumstances.
Although our network remains unaffected by these events, we are having trouble receiving calls in our Headquarters due to the high volume of telephone activity across the nation. Our staff is available and responsive via our Customer Support tool in MySpeakeasy.
Covad Communications has restricted service in major metro areas. We will update our System Status tool with information regarding these service restrictions.
Again, we want each of you to know that our thoughts are with you during this time of tragic uncertainty.
The Speakeasy Crew
テレビ東京での放映は微妙な状況
放送は台風で一週間伸びて今週の土曜日の朝10時半から、12チャンネルのテレビ東京で放映の予定でしたが、今回の米国無差別テロの勃発でまた伸びそうな雲行きです。
昨日早速こういうメールをいただきました。
テレビ東京経済部の**です。
アメリカが大変な事態になりました。
昨夜から徹夜で中継等の作業に追われています。
被害の大きさにただただ呆然とするばかりです。
今週こそ「デイトレード」企画を放送するつもりでしたが、このような状況では、今週放送分もおそらく特別番組とせざるを得ない状況です。
延期が決定次第、改めてお知らせ致しますが、現段階では先送りする公算が強いとお含みおき下さい。
必ず放送は致します。
アメリカ市場がこのような状況では、トレードにも影響が出ると思います。
「COOL」を注視しております。
取り急ぎ、アメリカテロ事件の影響のお知らせまで。
予定がはっきりと決まり次第、最新情報を、ここまたは掲示板へアップします。
0912 Wed.
米国への無差別テロ勃発
昨日から今日にかけては、まさに波乱の一日だった。
台風一過、かなり蒸し暑い夕方に、オーダーしていた自転車をピックアップしてから、プールで一泳ぎ。
帰宅してニュースを見ていたら、世界貿易センタービルが黒煙を出している映像が突如出現し仰天。
やがて、もう一機が別の棟へ突っ込む映像が続き呆然。
しかしこれは大変と、大急ぎでシアトルのオフィスと自宅へ電話。
最初ジェスは3DAYセミナーへ来てヘルプしてくれるといっていたが、その後、航空管制で全米が飛行禁止状態となったから、スケジュール的に無理だろう。
今月から参加してくれているロス在住の Kamada 氏へも連絡をしたが、ひどい話だと冷静だが怒りをあらわにしていた。
少し状況を聞いてから、わかる範囲で速報を掲示板へ書き込んでほしいと依頼して電話を切る。
あれだけの高さの建物となると火を消すどころか、避難をさせることと周りの交通整理で精一杯のはずだ。
建物の崩壊により、救助をしていた人も、何らかのダメージを受けただろうと思うと、全く残念なことだ。
米国は犯人を見つけて、報復攻撃するだろう。
言葉でうまくいえないが、とにかくひどいことになってしまった。
ご家族の方々のご心痛を思うと、言葉がありませんが、亡くなられた方のご冥福を心からお祈りします。
0910 Mon.
アメリカ経済が2002年に回復する5つの理由
9月8日の週間ダイアモンド誌に、エコノミスト原田泰氏と日本生命保険株式部岡本慎一氏の両名の論文として、日米バブルについて比較されている。
記事では、まず最初にアメリカ経済金融政策も減税も効かない構造不況になったのではないか、という見方をまず否定している。
さらに、成長トレンドより大きないわゆるバブル分をGDP比で見ると、米国のバブルの規模は日本の約半分に相当するという。
バブルの質の違い
日本は土地と株、一方の米国は株だけ。
資金調達だけを見ると、日本は株と借入金で、米国は株だけ。
また米国の株式調達は、意外にもマイナスになっている。
これは、企業がエクイティーファイナンスを行う一方で、積極的に自社株買いを行っていたからだ。
つまり、アメリカ企業は債券を発行して株式を償却したわけで、資金需要がなくなると、株主へ資金を還元していたわけだ。
一方の日本は資金需要がないときに、お金を遊ばせていた。
ここがまず大きく違っている。
そのうえ、米国の場合は、銀行借入がわずかだというのも、日本との大きな違い。
銀行を通した資金調達をGDP規模で換算すると、日本の八分の一以下しか増加していないため、もし貸し倒れになっても、銀行部門へ弱体化を通じての経済全体への影響がずっと小さいのだ。
バブル崩壊後の金融政策
まず、マネーサプライの対策が全く違っている。
日本はマネーサプライの急激な減少を放置していた。
しかし米国では、景気悪化を見込んで金利低下を素早く行うという金融政策を採用したのだ。
金融緩和が遅れてデフレになるような、金融政策の失敗がなかったことが大きく影響している。
バブル崩壊後の財政政策
米国の景気対策の柱は減税。
ただし、効果が出るまでには少し時間がかかる
日本は効率の低いが、即効性の高い、公共投資を主に進めてきたという違いがある。
この公共投資が、特定企業との癒着にもつながっているのだが。
賃金調整の違い
日本ではバブル期に労働時間短縮を決定し、バブル崩壊後に実施されたため時間当たりの賃金が上昇。
さらに、こうした雇用調整は日本的な雇用習慣によってどうしても遅れがちになる。
不況の日本では実質賃金が上昇したために雇用が停滞したが、一方の好況の米国では実質賃金が低下し、雇用は拡大したため1999年には、日米の失業率は逆転。
労働分配率で見ても、日本ではバブル崩壊時後の不況時に労働分配率が上昇。
米国は好況時でも低下していたわけだから、不況時でも速やかに賃金調整が行われるということになる。
米国は構造不況ではない
このように米国の景気刺激策が果断なため、日本のようにデフレが原因で不況時に実質賃金が上昇するということはありえない。
米国の景気が2002年には回復する理由
1・バブルの大きさは日本の半分
2・銀行経由の資金調達が日本の八分の一
3・積極的な金融緩和政策がデフレの発生を防ぐ
4・日本は長期的に経済効率を低下させる公的支出の拡大という政策をとったが、米国では減税で民間活力を引き出している。
5・米国では賃金調整が素早く行われる。
かなり長いので、短く要約すると以上のような論旨だが、データとグラフを使ったもので、とても面白い。
興味のある方は、週間ダイアモンドの9月8日号をご覧あれ。
こうして比較してみると、悪くなったときの舵取り役の手腕が、経済の回復に大きく影響しているように感じる。
0909 Sun.
こちらで9月のペーパートレードセミナー参加者募集を開始 しました。
データ配信の交渉のため、告知が遅くなってしまいました。
申し訳ありません。
そのかわりといっては何ですが、最新のデータを使ったペーパートができますので、各種ギャッププレイの検証や実際のトレードのエントリーのタイミングなど、実トレード前の大事なステップを体験していただけると思います。
また10月の3DAYセミナーに関してのお問い合わせも、多数いただいていますが、こちらにスケジュールの予定をアップしてあります。
開催までには1ヶ月以上時間がありますので、十分にスケジュールの調整の時間があると思います。
運動と落とし穴
8月のセミナーの疲れが、かなり残っているようで、指圧に行くと、「まだかなり腰が硬いですねえ」。
すぐに腰へ疲れが溜まってしまうようだ。
それに、最近目からの疲れのため、首まわりも結構凝っている。
何といっても運動不足が一番ダメなので、泳ぎに行っては、マッサージで疲れを取るというように、筋肉に疲れを溜めないようにして、鍛えている。
自転車に乗るときも動かす筋肉を意識しながらペダルを漕ぐ、というのが効果的だというので、試行錯誤しながらカラダを動かしている。
現代の生活は、運動不足になりやすい環境だらけだ。
食べ物に注意することはもちろんだが、それだけでは十分ではない。
定期的に継続した適度な有酸素運動をして、積極的に酸素を血液中に送り込むのが一番利くのだ。
20才台でも、こうしたカラダをメンテナスしていなければ体力のない老体になってしまう。
一歩、きちんと鍛えていれば、70歳になっても健康そのものという状態にもなるのが、人間の能力の凄いところだ。
毎日の習慣と、トレーニングの有無が大きなポイントとなるという。
いいかえれば、時間とコストをかけて整備しておかないと、車と一緒で、十分な性能を発揮できないことになるし、ついには壊れてしまう。
車ならパーツを取り替えればいいが、人間の場合はそう簡単にはゆかない。
パーツ?の交換には莫大な費用がかかるし、病院へ入院することにでもなれば、その時間とコストは計り知れないものになる。
だが一番の問題は、「わかっているのに、それでもやらない」という
95%以上の人が陥る落とし穴がそこにあることだ。
まあこうやって、自分を脅しながら続けないと、言うのは簡単だけれど、実際に継続して続けるとなると、結構面倒なものだからねえ。
ギャラクシー・クエストファン
どうやら映画の趣味が、とても似通っているようですので、とても嬉しく、光栄に思っております。
Pay it forwardの件でメールをさせて頂きましたが、まさか私の大好きな"Galazy Quest"が取り上げられるとは!
アメリカでビデオを求めて、先月も久しぶりに一人で見て楽しんだところです。
Star Treckのパロディの軽さ、"Never give up! Never surrender!"という台詞も、アメリカ人の友人達にアクション付でやって見せると、たいてい通じます。
(その辺りはAustin Powersのおばかさ加減に通じるものがあるのかもしれませんが。わたしオースチンもはばからずにファンだと、人に話して馬鹿にされております)
登場する宇宙人たちも仰るとおり、素敵で、大好きです。
そのうちの一人と恋仲になる特異なキャラクターの技師も好きですし、「俺にはfirst nameがあってもfamily nameがない。俺はちょい役だ!」といつも嘆いているキャラクターとか、色々お気に入りがあります。
何よりも私、Tim Allenが大好きで、Santa Clauseや、Home builderでしたか?テレビ番組がありますね?あれの大ファンです。
Santa Clauseもし、未だご覧になっていなければ是非!(このお話しのカギはタイトルのつづりにあります。スペル・ミスではありませんので)
残念な事は、これらのうちどの映画も家族が見てくれないので、面白さを分かち合えないところです。
あ、Santaだけは別です。
娘と毎年クリスマスになると見ています。
これこそ、至福のひと時です。
主人公達が、テレビのセットで熟知していた事が実際の宇宙で行ったときのあの衝撃、とまどいは、まさに私がペーパートレードから、本トレードを行った時のあの不安、足元が何も無いところを歩いているような気持ちと同じです。
先月ビデオを見直して、それを感じてお伝えしたかったのでした。
そして、彼らは最後は笑ってヒーローになりましたね。
苦労はしましたが・・・。そう思ってあの映画を見ると、これからトレードを始めようとしているわたしたちの、人生そのもののような気がします。
つまり、現状の悩み、それからの脱出を求めて悶々している私たち、そして与えられた成功の機会・・・。
うーん、映画は人生ですね。
ちゃんとオチもあるメールを、ありがとうございます。
私より熱心なファンの方がいらっしゃったようで、メールではかなり細かいところまで書かれていますが、パロディーを基調にして作られた作品としては、 登場人物のキャラクターがよくできていますよね。
私の場合、最初見始めたときは、それほど期待していなかっただけに、なんだか、とても得した気分になった映画。
だけど、あの宇宙人たちは、ほんといい性格してる。
地球人は負けてるなあ。(笑)
とにかく馬鹿騒ぎではなく、これくらいのバランスでユーモアのある映画って、それほど多くはないし、SFものということを考えると希少な作品かもしれません。
0908 Sat.
ダーク・エンジェル
シリーズもので、最近レンタルビデオ屋に登場した、ダーク・エンジェル。
ここに専用のサイトがあるが、監督は、ターミネーター2・エイリアン2・タイタニックなどを手がけた、ジェームズ・キャメロン。
第1話は米国では2000年10月3日の大統領戦TV討論会の日に放送され、FOXTV史上最高の視聴率をマークしたという。
第1話だけで製作費13億円。
日本では7月6日(金)、世界に先駆けて全11巻のシリーズがビデオ&DVDで発売開始された。
主演はジェシカ・アルバ。
遺伝子操作によって作られた、美人の戦闘マシンという設定。
昔チャーリーズ・エンジェルなんてのがあったけど、こっちはあんなに明るくない。
舞台はシアトル。撮影もシアトルで行われたようで、見慣れた場所が出てくるので、まあ個人的にファンなのであります。(笑)
どちらかというと、スーパーマンというより、バットマンの女性版といえばいいだろうか。
シリーズものなので、続けて見ると面白い。
核爆発で、汚れたスペースニードルの上に座るマックスが、少し物悲しく、またよいのであります。
ギャラクシー・クエスト
この映画は何だかおかしいけれど、結構よくできている。
キャストはここに詳細がある。
ティム・アレンがいわゆる宇宙船の艦長役で、シゴニー・ウィーバーがセクシー
な女性乗務員役と、なかなか笑える設定だ。
サーミアンという宇宙人が結構いいキャラで、これを見るだけでも一見の価値あり。
ここにストーリーもあるが、特撮ではわざとチープに見えるように撮っているという。
日本はいまだ、「本物らしく見えるよう」頑張っているのに、チープに見えてしまう・・というレベルだからねえ。
まあノウハウとお金のかけ方の違いだろうね。
ドタバタの一歩手前で踏みとどまってるし、結構お金もかけて真剣にコメディーをやっているから、ついつい見てしまう。
まあ時間のある人は、見ていいと思う。(笑)
0907 Fri.
新スタッフのご紹介
昨夜から、米国株価速報 を再開。
新しいスタッフが手伝ってくれることになり、昨日はそのテストを兼ねてアップしましたが、その結果はこちらにアップしました。
その中の エディター : Mr.K 氏の自己紹介 をここでもご紹介。
1988年の11月に証券業界に入りました。
現在は吸収合併されていますが、カリフォルニアのインベストメントバンキング専門の証券会社でした。
わたしの担当は、投資者の方々に新規公開株のセミナー、そしてセールスという仕事でした。
91年から96年の春までは、銀行の証券部で株、国債、ミューチュアルファンドのセールス、そして投資アドバイスを担当しました。
個人客から企業の口座と担当していたため、やたらと忙しかったことを思い出します。
96年、春の終わり頃、元同僚だった友人のいる証券会社にインベストメントアドバイザーとして移りました。
デイトレードをやり始めたのが、この会社に入って三年めの98年です、当然、お客さんが優先ですので頻繁な売買はできませんでした。
ありとあらゆるデイトレード、スイングトレードの本を読みあさりました。
日本でも翻訳されていますが、ジェフ クーパーとラリー コナーズの手法に感銘しました。
後になって、何とこの二人が、TradingMarkets.comというデイトレーダーに対して、専門の情報を提供している会社を経営していることを知り、2000年にこの会社へ入社しました。
TradingMarkets.comではリアルタイムでのショートレポート、売買方法のレッスン、推薦銘柄、そしてチャットルームでのコメントを担当しました。
実際に相場で食っている人達とじかに接し、プロの厳しさ、いやらしさをまざまざと見せつけられました。
またプロの売買手法は、非常に単純明解であり、最初はちょっと面食らったのも事実です。
今回、デイトレードネットに参加できる機会が与えられ、とても嬉しく思っています。
デイトレードは決して難しいものでなく、攻めの姿勢でいくよりも、相手を待ち伏せすることが最も重要なことと思います。
いままで見てきた、アメリカのプロ達の売買手法を皆様にお伝えできれば幸いと思っています。
ジェフ・クーパー、ラリー・コナーズといえば、本が日本でも翻訳されていますから、ご存知の方が多いと思います。
いずれ改めてご紹介しますが、まずはしばらく、米国株価速報 をチェックしてくださいね。
実際のマーケットでのチャートの見方を含め、参考になると思います。
しかし、最近なんだかまたアップするチャートの分量が増えているので、マッサージへ行く回数も増えそうだなあ・・
0906 Thurs.
週間経済王の放送は一週間延期
こういうメールをディレクターの方から頂きました。
取材では大変お世話になりました。
今週末放送に向け、現在、編集の最終段階ですが実は、今週の放送分は、株価一万円割れ目前ということで、アナリスト、政治家を招いてのトークが中心となり、デイトレーダーの特集は一週間先延ばしとなりました。
ご期待(不安?)にフェイントをかけて申し訳ありません。
来週15日(土)放送は確実ですので、しばし、期待(不安)を先延ばしの程、よろしくお願いします。
尚、VTR中ではホームページアドレスを紹介する予定ですが、放送後、視聴者の方から問い合わせがあった場合、ホームページアドレス以外でお知らせすることが可能な連絡先(電話、住所等)はありますでしょうか。
もし、ホームページアドレスのみということでしたら局の電話オペレーター等にその旨周知しておきます。
取り急ぎ、放送日延期のお知らせとお詫びまで。
ということで、今週の土曜ではなく、来週の土曜日の朝10時半からになったようです。
一万円割れがあると見ているのでしょうか?(笑)
私は割れると思います。
あっ、そういえば、放送日はセミナーの最中だなあ・・
留守録をしておかないと。
データ配信がOKとなりました
GOOD NEWS!
最新のデータ配信がOKと、配信元のタウンゼントからOKが出ました。
3DAYセミナーへの参加者募集が2日足らずで定員となってしまい、その後も多数のお問い合わせをいただいていました。
何とかして、ペーパートレードセミナーを開催したいと、Real Tick という専用ソフトのデーター配信元のタウンゼントアナリティックスと、交渉を進めていました。
これは7台ものサーバーのデータを全部入れ替える必要があり、大変な作業なのです。
そのため、シアトル側のスタッフが精力的に、社長へ直訴していたのです。(笑)
こちらの熱意が伝わったようで、ホントよかった。
今月中にペーパートレードセミナーができます!
まずは現在の予定です。
9月22日(土曜)午前9時 - 午後4時
9月23日(日曜)午前9時 - 午後4時
9月24日(月曜・祭日)午前9時 - 午後4時
9月25日(火曜)午前9時 - 午後4時
9月26日(水曜)午前9時 - 午後4時
9月27日(木曜)午前9時 - 午後4時
9月28日(金曜)午前9時 - 午後4時
9月29日(土曜)午前9時 - 午後4時
9月30日(日曜)午前9時 - 午後4時
延べ9日間!
最新の過去の米国マーケットのデータをもとに、数百例の検証を行いながら、シミュレーションのトレードが可能なセミナーです。
もちろん基本のメソッドもカバーします。
詳細はこちらをどうぞ!
前回のペーパートレードセミナーレポートをアップしました。
予定は変更になることがありますので、ご了承ください。
現在最終調整のため、正式な募集までは、もう少しお待ちください。
0905 Wed.
新レギュレーションに対する米国オンライン証券会社の反応
NASDのレギュレーション変更の件については、いわゆる一人のトレーダーとしての考えを書いたが、それではブローカーや米国のメディアでの反応はどうだろうか?
今月から、米国よりニュースやマーケットの情報などをDAYTRADENETへ提供していただくことになった、Mr.K氏からのレポートをお届けしよう。
Mr.K氏は、、TradingMarkets.com でマーケット動向のレポートや、チャーットルームも運営されていたエディター(もちろんすべて英語)で、ブローカーライセンスもお持ちという経歴の方だ。
今後は、私とは違った視点での新鮮な情報をお届けできると思う。
では早速Mr.K氏のレポートを。
NASDのレギュレーションの件ですが、馬渕さんの書かれた事で、ひと通りカバーされていると思います。
米国メディア、トレーダーなどの反応を調べてみますと・・
まずこの件については、以前 TradingMarkets.com でも扱った事があるのですが、まったくチャットルームで話題にすらなりませんでした。
TradingMarkets.comのサブスクライーバー(購読者)の平均年齢は40代の後半、そしてアベレージ(平均)の口座サイズが10万ドルという統計があります。
彼等にしてみれば、2万5千ドルといった数字は、話題にする内容のものでなかったのかもしれません。
証券会社からの反応ですが、実際に2件、デイトレードを専門にしている会社が、SECに送ったコメントを見つけましたので、その要旨を書きたいと思います。
このコメントはDatek Online、そしてMomentum Securitiesからのものです。
Datek Online からのコメント
NASD Rule 2520は表面上、マーケットそして証券会社が健全なる活動を営むために必要と言われているが、実際には今まで、デイトレーダー達が相場に悪影響をおよぼしたという事実はない。
また、2万5千ドル以下の小さな口座で頻繁に行われるデイートレードに特に問題が多いといった事実も存在しない。
根本的な問題はデイトレードではなく、マージン取引(信用取引口座)に最も大きな影響を与えるのはハイマーケットボラティリティーにある。
すでに各オンライン証券会社はこのボラティリティーに関して、マージンの引き上げなどの対策が進んでおり、今更、新しいルールを導入するメリットは見あたらない。
今日のナスダックマーケットの発展に、デイトレーディングは貢献しており、今回の新しいNASDルールは逆に、マーケットのリクイディティー(流動性)を後退させるものと思われる。
このルールによって、各証券会社は新しい口座モニターシステムを導入する必要が生じ、このシステム開発に膨大な資金がかかるものと推測される。
またこの資金捻出のために、現在必要な部門の予算が削られるおそれがある。
オンライントレードの大きな普及要素の一つは、マーケットの知識を十分に持った小さなインベスター達からの大きな支援がある。
しかし新しいルールは、証券会社が一団となってこの2万5千ドル以下のトレーダー達を、マーケットから追い出すことになる。
我々オンライントレード証券会社は、小さなトレーダー達の権利を尊重すべきであり、株売買は各トレーダー達の判断でおこなわれるべきものである。
2万5千ドルという最低資金の数字には、なんの意味もなく、単に漠然と気まぐれに算出された感がある。
たとえば、オプションをデイトレードする場合には、まったく最低資金が定められておらず、大袈裟な例を出せば、たった5千ドルで、ある会社はディーラー業務を開始した事実がある。
Momentum Securities がSECへ提出したコメントの要旨
今回の新しいマージンルールを、パターンデイトレーダーだけに適用することは賛成できない。
問題にされるべき事は、トレーディングスタイルではなく、バイパワーをいかに適切に各トレーダー達に適用するかにある。
例えば、トレーダーが2対1の2倍までのバイパワーを要求する場合は、現行の最低資金2千ドルで口座開設で十分と思われる。
もしトレーダーが4対1の4倍までバイパワーが欲しければ、最低資金2万5千ドルといった形で、バイパワーのレベルによって最低資金は決定されるべきで、一律2万5千ドルというのは妥当でない。
パターンデイトレーダーの定義も明確でなく、普段は全くデイトレードをしていなくとも、なんらかの理由で突発的にトレードの回数が増えると、パターンデイトレーダーとみなされ最低資金を2万5千ドルにする必要の生じるおそれがある。
このルールを実施するにあたり、各証券会社は多大な資金を捻出する必要があるが、このルールによって証券業界が改善されとは全く思われない。
以上のような感じで、オンライン証券会社はこのルールに対して批判的です。
ただ実際のところ、私の知人も書いたことですが、2万5千ドル以下のデイトレーダーが全米で、どのくらいいるのか正確な数字が発表されておらず、このルールではたして何人のトレーダー達がデイトレードを止めるかは全くわかりません。
ただ証券会社も言っているとおり、問題はデイトレーダー達によって引き起こされるのではなく、マーケットボラティリティーが直接のマージンコールにつながるケースが多いと思います。
現実にマージンの引き上げなどで、各証券会社は対策を進めており、また銘柄によっては完全に信用取引を禁ずるなどを実施しており、いまさらこのルールが必要と思われません。
また最近のダウンマーケット、一日で10ドル、20ドルと乱舞する銘柄も見当たりません。
Datekも言ってますが、オンラインの証券会社は、小さな投資者からの大きな支援のもとで今日まで育ってきました。
2万5千ドル以下の口座だけに、マージンコールが集中しているといった事実は全く無く、小さな口座でも分別のあるトレーダーはデイトレードに参与できる権利があると思います。
私は、あまり規制という事が好きではありません。
個人の権利はあくまでも守られるべきであり、口座のサイズでトレードできないというのは、何かアメリカの自由主義のモットーから外れ、反アメリカ的な匂いがします。
2万5千ドル以下で満足な利益は無理と言われてしまえばそれまでですが、実際に小資金でもデイトレードをしてみない事には、いつまでもペーパートレードです。
本物の金を使うと、興奮したり、また気分が動転したりなどの現象が生じ、いかにトレードは心理的なものであるかが身をもって体験できます。
ペーパートレードだと、なかなかこういった貴重な勉強ができず、いつまでたっても一人前になれません。
デイトレーダーの関心は、値幅を取ることであり、銘柄、会社の内容は別にどうでもいいことです。
極端に言えば、動くものなら取引の対象となります。
この2万5千ドルの規制が実施されて嬉しいのは、フューチャーマーケットではないでしょうか。
ご存知のとおり、SP500などの一部の商品を除けば、先物市場には数千ドルから参加できます。
ただでさえ競争の厳しい世の中、うかうかしていては、証券会社は小口の口座を全部フューチャー業界に取られないとも限りません。
自由な競争が世の中を発展させます。
デイトレーダー達のおかげで、手数料はかなり安くなりました。
リアルタイムのチャートは証券会社だけのものでしたが、現在は一ヶ月100ドル以下で誰の手にも入ります。
これもデイトレーダー達のおかげです。規制することは、世の中を一律化する事であり、自由な競争の全く逆です。
大袈裟に言えば、一律化された社会はソビエト連邦のように滅びるしかありません。
DatekとMomentum Securities のコメントは下記で読む事ができます。
http://www.sec.gov/rules/sro/ny9948/nicoll1.htm
http://www.sec.gov/rules/sro/nd0003/lee1.htm
いかがだろうか?
私が想像していたように、いわゆるプロトレーダーたちは、ほとんどこの変更については、いわゆるネガティブには反応していないことがわかる。
彼らは資金量が多いために今回の2万5千ドルというレベルの規制が影響しないからだろう。
しかし、デイテックやモーメンタム証券といったWEBをベースにしたオンライン証券会社の顧客のほとんどは、2万5千ドル以下の資金のトレーダーが多い。
だからこうした証券会社にとっては、手数料が減ることになるため、反対の立場をとるのもまた、自然なリアクションだろう。
ただ利益を出すという点に絞れば、資金量の多い方が有利なことは明白であり、そういう面から見ると、これは進歩的な規制だという見方もできるのではないだろうか?
Mr.K 氏も最後に述べているが、規制は自由競争を阻害することが多い。
マーケットは参加者の手にゆだねられるべきだというのが、多くのマーケットを知るものが希望する、最大公約数だと思う。
0904 Tues.
9月1日に書いた「ペイ・フォワード 可能の王国」ですが、偶然にも同じ日に観られた方から、メールをいただきました。
はっちさん、偶然ですが、私も昨晩家内とこのPay it forwardを見ていたのです。
以前私もロスへの機内で見て、とても感動したので、家内に勧めていたのです。
その時はUp gradeチケットで初めてファーストクラスで旅行しておりましたが、ラストシーンで思わず「うっ」と泣きむせんでしまったところ、あろうことか、やさしいフライト・アテンダントの女性が飛んできて「いかがなさいましたか?」と尋ねるのです。
また再受講の方は、初回受講の方優先のため、先にお申し込みになっても、受講できないことがあることは、お申し込みのページで説明させていただいていますが、どうやら今回は、残念ながらこうしたケースが起こりそうです。
セミナーを受講しても、こういうトレンドのはっきりしないマーケット環境で、初心者の人が確実に利益を出すのは、岩のような自信と、鉄のような忍耐力がなければ、非常に難しいことなのです。
サルにダーツを投げさせ、丸い標的に書いた銘柄に刺さったら、その銘柄を買うだけで、ファンドマネージャーよりいい成績を出すことができる、というジョークがあるほど、簡単なのです。
ですが、方向感のない今のような時期、つまり業績発表のニュースに過敏な動きをする時期という意味ですが、こういうときに初心者がスウィングトレードをするのは、スマートな方法だとは思えません。
東京にお住まいで同期のクラスメート?の方と連絡をとられ、私にも声をかけていただいたので、昨日は3人で夕食を楽しんだあと、と飲みながら、ああでもないこうでもないと盛り上がった。
通りかかった道路端にTV局の中継車がずらりと並んでいたが、前夜に新宿で火事があったのだという。