2000 09-
0912 Tues.
日曜日の「うっかりうたた寝」で風邪を引きかけ、ここ2日は鎮痛剤を飲んでも何となく頭痛が残りとても調子悪し。
ローヤルゼリー・朝鮮人参・Life Guard というハーブのトリプル攻撃中。
調子が悪いと、集中力がなくなる。やはり健康は大事であります。
0911 Mon.
イタリアGP
F1第14戦は、イタリアグランプリ。
今回も、Speedvision
の番組を録画したので観戦。
モンツァ・サーキット(1周5.783キロ)は、2つのキーとなるシケインがあり、ここのブレーキング競争が見もの。非常に面白いコースだ。
今回は、スタート直後に大波乱。
まず、スタート直後のシケインで、曲がりきれずに直進する車があり・・
次のシケインで、接触事故が発生!
何と6台がリタイヤ。
これには、予選2位だったフェラーリのバリケロも巻き込まれた。
しかしあれだけ、派手にマシンが宙に舞っても、ドライバーに大きな怪我がないというのは、F1カーが非常に安全な構造になっているということなんだろうね。
もちろん、ドライバーのウデも関係しているのだろうけれど・・
さすが手馴れたもので、ペースカーが入り、迅速な後始末。
このレースでは、ピットインは一度だけ。
シューちゃんは40週目にピットインして、7.2秒でコースへ復帰。
ここで一時ハッキネンに首位を譲ったものの、ハッキネンのピット入りで再び首位に立ち、そのまま逃げ切った。
ハッキネンチームのピット作業時間は、何と6.6秒という素晴らしいものだったが、シューちゃんのドライブするフェラーリは、充分なリードを稼ぎ出していたから、フェラーリファンは安心して観戦できたでしょうね。
マシーンのセッティングされある程度うまくいけば、シューマッハは、依然向かうところ敵なしといったところで、シューちゃんは終始トップを確保。
というわけで、優勝はシューマッハ(フェラーリ)
事故の波乱以外は、熾烈な順位争いはほとんどなかったのが、言ってみれば物足りなかったけれど、BARホンダの、リカルド・ゾンタ(ブラジル)が、途中でバトルを繰り広げ、素晴らしいドライビングを見せてくれた。
セナを生んだブラジルという国からは、早いドライバーが出てくるなあ・・
ここに日本人がいれば、もっと面白いんだけどね。
まあ、2002年にはトヨタが参戦の予定だというから、楽しみだ。
シューマッハはこれで、今季6勝目となり、ドライバーズのポイント争いでも、ハッキネンにあと2点と、面白くなってきましたね。
2位は総合ポイントトップだったミカ・ハッキネン(マクラーレン・メルセデス)
3位はR・シューマッハ(ウィリアムズ・BMW)
シューちゃんは、通算でも故アイルトン・セナに並ぶ歴代2位の41勝目をあげ、フェラーリの地元での優勝ということもあってか、インタビューでは涙ぐんで言葉に詰まってしまった。
そこでインタビューアーが、2位のハッキネンに振ったのはいいけれど、彼も伝染して?言葉につまり、右隣に座っていた弟のラルフがカバーをするという一幕もあった。
地元イタリアでのフェラーリの勝利だから、レース終了後の観客は、もちろん大変な騒ぎだ。
コースのアスファルトに、キスをする女性の観客なども、TVでオンエアされていたが、まああれだけ喜ぶのを見ると、やはりここではフェラーリに買って欲しいなって思うよなあ・・。
日本の鈴鹿で日本人ドライバーが、日本の車で優勝する日が、いつか来るだろうか?? うーん、難しそうだなあ・・
今回の完走は12台。
リタイアは何と10台。
アレジは確か完走では最下位の12位。どうも最近は冴えないねえ。
もちろんマシンのせいだろうけれど・・
確か後藤久美子と結婚して、子供も生まれたから、こういうことも彼の成績に影響しているのかなあ・・
こういう世界って、たとえば5億円のスポンサーを引っ張って来るとするよね。
一流のチームなら、そのうちの5千万円だけしか、ドライバーへ戻してくれないけど、2流のチームなら、2億5千万円をドライバーへ戻すなんてことがあるから、アレジあたりは、勝つチャンスは少ないけど実入りのいい方をとったのかもしれない。
オトーさんになると、いろいろ考えなくちゃいけないことが増えるからねえ。
なんて、まあ勝手な推測をしていますが・・(笑)
BARホンダのジャック・ビルヌーブが、報道陣へBARホンダのステアリングの説明をしたようで、こういうのって結構珍しいですね。
こういうのってチーム側は普通、あまり公開したがらないのですが・・
実際のステアリング操作を見ていると、ものすごくクイックなレシオ。
だから、微妙な角度で、車は大きく動くようです。
日本の放送でもやったかもしれませんが、今回この様子を放映していたので、ちょっくらご紹介。
左側上の緑のボタン→ ピットとの通信用のボタン
左側の赤のボタン→ キルスイッチ(エンジン停止用)
右側上の黄色のボタン→ ピットロードへのスピードリミッターボタン
右側の緑色のボタン→ ニュートラルポジションボタン
右側の赤色のボタン→ ピットへの確認ボタン
クラッチは左手でステアリングのウラのパッドを引っ張ると切れる
ギアシフトは右手でステアリングのウラのパッドを引っ張るとシフトダウン
パッドを押すとシフトアップ。
この操作を覚えて、使いこなすだけでも大変そう・・
ということは、今や、F1ドライバーはブレーキを左足で踏んでいるということですね。
これはラリードライバーがよくやりますが・・
普通は右足でアクセル。
ブレーキは右足のアクセルを離して、右足で踏みますよね。
でも、オートマチック車だと、左足が遊んでいますから、左足でブレーキを踏んだ方が、右足を離してから、ブレーキを踏みかえるタイムラグがないため、ブレーキをギリギリまで遅らせることができます。
これはクラッチがついていても、応用できます。
しかし、少し練習しないと難しいです。
左足は、普通クラッチを切るために、バーンと踏むだけですから、ブレーキのような微妙なコントロールをするためには、練習が必要になります。
前に英田サーキットのポルシェのレースに参加したことがあり、そのとき、ちょうど始まる前に雨が降リ出した。
もちろんみんなプロじゃないし、もしぶつかってへこんだら修理代がけっこうかかるから、みんな雨が降るとすごく慎重に走る。
私のは98年モデルでしたが、後ろを振り出すと、今のモデルと違って、まだコントロールが難しかったですからね。
先導者は、確か日産パルサーの4WDだった。
もちろんプロがドライブしているうえに4WDだから、シロウトの運転するRRのポルシェじゃ追いつけないくらいのペースで先導して走る。
この車は抜いちゃいけないんだけど、そんなもの抜けるわけはない。
それくらい、アマチュアとプロは違うんだよね。
私はもちろん、その頃練習して左足ブレーキは完璧にできるようになってましたから、素人同士だとブレーキングを遅らせるだけで、結構抜けるんですよね。
でもって、調子に乗ってブレーキングを遅らせていたら、突っ込みすぎてスピン。
せっかくごぼう抜きで3位くらいまで上がったのに、最下位へ。
スピンするくらい突っ込むヤツはいなかったから、みんなホーンを鳴らしたりで、ぶつからないようにと、周りは大慌てだった。(笑)
誰だって、巻き添えでぶつかりたくないからね。
でその後、また抜き返して、また3位くらいまで挽回。
今回は結構簡単だった。
だって、またそばでスピンされて、ぶつかってこられても困るから、先に行かせてくれたんだね。(爆)
ターボ車なんかは、直線は速いんだけれど、雨の日のコーナーは結構難しいから、結局はそれほど速くはなかった。
ドライバーがリミッターになってた。(笑)
でもカレラ4なんかは、雨が降るとウデにあまり関係なく速かったね。
まあ、そんなわけで、かなり練習しましたから、ブレーキ競争では、少しばかりの自信はあります。
が・・・・でも、シューちゃんには負けるな。
まあ、どちらにしてもアマチュアは、プロにはかないまへん・・
といきなり、大阪弁ですんまへん。(笑)
0909 Sun.
バトル ボッツ
今日は、朝から雨模様。いよいよ、雨期に入ってきた?
なわけで、午後ケーブルTVを見ていたら、このチャンネルで、面白い番組をやっていた。
BATTLEBOTS つまり、リモコン操作のロボット同士がバトルを繰り広げるという番組。
こういう、リモコンロボットのバトルは日本でもあるけれど、これをアメリカ人が見世物として完成させ?(笑)TVでシリーズとしてやっているのだ。
まあ、プロレスのようなノリなんだけれど、こっちはロボットだから真剣勝負。だから面白いんだけどね・・
このように、ちゃんと司会?もいるし、かなり広い会場で大勢の観客を集めて行われる。
かなり広いバトルフィールドには床に仕掛けがあり、針のような障害物がランダムに飛び出すようになっている。
これがいたるところにあるから、まずこれでひっくり返されないように、リモコン操作をする必要がある。
相手以外にも気を配りながら、操作をしなければならないから、勝ち残るのはそう簡単ではないようだ。
観客席と、バトルフィールドは、強化ガラスのようなもので仕切られている。
対戦前には、対戦するお互いのロボットのスペックや、製作したスタッフの簡単な紹介もあり、ロボットの主要な武器なども紹介される。
ロボットはどうやら、重さで分類されているようで、ちょうど放映していたのがヘビーウェイト級のバトル。
このクラスになると重さは、100キログラム以上あるから、大人4人でないと持ち上げられないし、さすがにこれだけ重いと、バトルはかなりの迫力がある。
対戦を見ていると、機動隊が持っているような盾を持ったいわゆる、やられないための防御をメインにしたロボットはどうも弱いようだ。
ヘルメットを被り盾を持ったいわゆる普通のロボット型のやつは、いわゆるボディーが「くさび」型になったタイプに体当たりされ、一撃で首が落ちてしまった。
思わず笑ってしまうほど、外見と実際のバトルの落差が大きかった。
ボディーが「くさび」型になったタイプは全体に強い。
重心が低いのでひっくりかえりにくいのだ。
こうした特性を利用して相手の車体?の下に入り、ひっくり返すことを目的としたタイプもあり、これは結構強かった。
相手の下にもぐりこんで、相手を傾けてから、長いつっかい棒のようなものを、ボディーから出して、ひっくり返すというタイプなのだが、なかなかよく考えている。
また、この「くさび」型タイプの中の一台には、長いハンマーの先にスパイクがついた兵器?があり、それで相手を攻撃するというものがあったが、これは威力があった。
しかし最後に残ったのは、移動速度の早いタイプ。
叩かれたり、もぐりこまれる前に、逃げるというわけだ。
そのあとで、体勢を立て直し、相手をひっくり返すために猛スピードで体当たりをするという、まあ見ていてはそれほど面白くないのだが、これが結構強かったりするから、わからないものだ。
午後遅くになってから、ちょっとWEBのメインテナス。
右側のページが45K近くのサイズなので、減量作戦。
いろいろやって、36K位まで減量に成功。
最近、ときどきリンクのアンダーラインのないサイトを見かけるようになってきたので、今日はこれに挑戦。
ただこれは、ブラウザのバージョンが古いと効果がないのだけれど、ログを見るとほとんどの方が、IEのバージョン4以上なので、左フレームのリンクのアンダーライン消去に挑戦。
・・しかし、いかんせんフロントページに頼って、HTMの知識があまりないもので、どうも中途半端になってしまうのが弱いところだけれど、まあできるだけ自分でやるというのが、モットーなので、こんなもんだろう。
ページによっては、ちょっとすっきりしたかな?
というわけで、午後はダラダラチンタラ過ごして、ウトウトと昼寝をしたら、結構寒かったので、風邪を引きかけた。
起きたら頭が痛い・・こりゃまずい・・
というわけで風呂で温まり、鎮痛剤を飲んで、早目に就寝。
0909 Sat.
かなり涼しくなってきた。というよりも少し寒いくらいで、暖房を入れています!
今日は風が少しあったしね。
数日前にここで、初心者の方にも効果のある、トレードの基本を少しずつ書くと書いてしまったので(笑)今日はここらあたりに少し関連したことから少し始めてみます。
今まで株式のこうしたトレードをしたことのない方に分かりやすく説明するため、Real - Tick
を使ったりしているレベルの方には、全く参考にならないと思いますが・・
細かいところの相違はこだわらずに、分かりやすくをモットーに書きますので、ご了承ください。
トレード用ソフト
実際の現物を見せてウンヌンということじゃなく、大体そのイメージを掴んでもらえるように書いてみます。
先週末、日本から、この Real - Tick を使ったことはないけど、真剣にこのダイレクトアクセスのトレードを知りたいという、若者がオフィスへ来られました。
ちょうど、私が休みのときにはじめてオフィスへ来られ、休み明けにまた来られたのですが・・
ちょうど、セミナールームが空いていたので、パスワードを一つ確保して、実際のマーケットを見てもらいました。
で感想を聞いてみると、まず、ものすごく動きが早いということに驚かれていたようでした。
デモとして、出来高の多い銘柄を選んで、実際の執行の様子を見てもらったので、余計にそう思われたのかもしれませんが・・
ほとんどの方にとって株価チャートとして馴染みがあるのは、ブラウザを通して見るタイプのものでしょう。
多くは、10分遅れくらいのデータを見ることができるし、いくらか払えば、リアルタイムのものものもありますね。
だた、ブラウザを通す限り、どうしてもいわゆる「反応」は遅くなるのはいたしかたないところで、これと比べれば、まあ早いのは当然でしょう。
そうでなければ、一ヶ月300ドル近く払ってこういうソフトを使う意味がありませんからね。
このソフトはいわゆるプロトレーダーの間では、定評のあるもので、多くのプロに使われてきたという、いわゆる「実績」があるため、機能についての信頼性が非常に高いのが特徴です。
これはF-1マシンでいうところのシャーシー性能といったところでしょうか。
そして、直接売買を実行する部分を組み合わせて、トレードをするわけです。
直接売買を実行する部分は、クルマでいえばエンジンにあたるでしょう。
実際この執行の部分の性能は、どこもあまり変わりません。
スペックがレギュレーションで厳格に決められているため、どのエンジンももそれほど実馬力は変わらないというようなものですね。
オールテックではPC-QUOTE(シャーシ部分に相当)プラス ATTAIN(エンジンに相当)と言う組み合わせ。
私やマークが使っているのは、Real-Tick(シャーシ部分に相当)プラス EXECUTIONER(エンジンに相当)と言う組み合わせ。
クルマで言えば、マクラーレン・メルセデスとか、マクラーレン・BMWといったようなものでしょうか。
マクラーレン・メルセデスはみなさんよくご存知のように、マクラーレンがシャーシを開発し、メルセデスのエンジンを積んで走るわけです。
PC-QUOTE と Real-Tick は名前は違うだけで、全く同じものと考えていいでしょう。
このシャーシのセッティングというのは非常に大事です。
このシャーシの基本性能が高くないと、レースにはならない、といってもいいほど重要です。
トレードでは、売買のタイミングを計る株価の動きを「継続し視覚的に分かりやすく表示する」ためのチャートの機能は、クルマで言えばまさにこのシャーシ、つまり足回りになるわけです。
PC-QUOTE と Real-Tick 系はこのチャートに関してはまさに独壇場でしょう。これを上回るものはないと断言してもいいでしょう。
シュワッブが買収した、サイバーコープのソフトも使ってみましたが、チャートの機能があまりにも少なく、貧弱な印象でした。
まあ使い込んだわけではないので、慣れればそれなりに工夫して使えるのかもしれませんが、フロアのトレーダーからも、いいという評価は聞こえてきませんし、まあそれも、もっともだと思います。
サイバーは、Real-Tick 系とは違う技術で開発したソフトです。
シュワッブは独自のプラットフォームが欲しかったため、そこに目をつけて買収したようです。
だって、Real-Tick 系だといわゆる相手先のブランドとしてしか提供されませんからね。
シュワッブは、かなりお金をかけてますから、宣伝も上手、またマーケティングもうまいし、WEBサイトもカッコいいけど、でも肝心のチャートがアレではねえ・・というのが私の個人的な感想です。
いまだに、DMのメールをジャンジャン送って来ますが・・(笑)
損益計算とか他の部分の使い勝手はいいというハナシですが、生活がかかっているプロたちにとっては、損益計算とか、三次元表示とかの機能よりも、利益を出すためのチャートの性能の方がはるかに大事です。
シュワッブの考える顧客層は、いわゆるプロではないわけですから、ああいった使い勝手優先の設計になるというのは、当然でしょう。
ターゲット層が違うわけですから、比較するほうがおかしいのですがね。
高性能な市販車とレース用の車を比較しても仕方ありません。
ドライバーのウデがよければ、高性能な市販車でも速く走らせることができますが、でもそれなりのウデがあればレース用の車の方がいいに決まってますからね。
フロアのトレーダーたちが、Real-Tick 系以外のソフトに見向きもしないというのは納得です。
次にレースカーにとって大事なのは、高性能なガソリンです。
これは、トレードで言えば、接続回線の速度、つまりどれだけ大量のデータを一定の時間に送り込めるかということになり、これも非常に大事です。
これが高性能だと、反応がいいわけです。
アクセルをバッと踏むと、ダイレクトに踏んだだけ加速をします。
ですがこのガソリンが普通のいわゆるレース用に比べてオクタン価の低いものだと、レース用高性能エンジンの性能を充分に発揮することができません。
踏んでも反応が遅いと、こうしたレベルの競争には向かない・・トレードで言えば、イントラデイの超短期のトレードの執行ができないなどという事態が発生します。
オクタン価が低いということは、ネットの回線速度が遅いことと同じだと考えてください。
回線速度が遅いと、売買の執行に時間がかかったり、さらにはソフト自体がうまく動作しなくなるのです。
ブラウザを使うものなら、表示が止まってしまうということですみますが、Real-Tick 系のこうした高性能なソフトでは、「落ちる」といってプログラム自体が動作しなくなるわけです。
このように、高性能なソフトの性能を充分に発揮させるには、それなりの環境と使う人のウデが必要となります。
あと、プロとしてはレースのセンスも必要かな?
この件は、長くなるので、また別の機会に書きますが・・
以上のように、プロでない人は別にReal-Tick 系を使う必要はないのですが、でもセミプロクラスのウデの人には、やはり魅力があるというか、一度こうしたのを使うと、他には戻れなくなるのでしょうね。
速いパソコンを使ってしまうと、遅いパソコンは使いたくないといった事情にも似た心理状態になるのは、仕方ないところです。
というわけで、今日は少々強引でしたが、車にたとえてこのダイレクトアクセス用のソフトについて少し触れてみました。
文字だけで説明するには、「たとえ」が一番分かりやすいと思いますが、、細かい点はちょっと無理があったかなあ・・
大体の雰囲気はわかっていただけたと思います。
今日はこの辺で・・
0908 Fri.
飲みながらネットで検索
昨日はSちゃんが夕方から遊びに来た。
「すじこ」を持ってだ。
基本的に、すじこは「鱒の卵」で、イクラは鮭の卵だそうだ。
すじこをバラバラにしたのを、イクラと呼ぶこともあるというが、ややこしいなあ。
私はすじこやイクラはあまり好きではないが、カミサンが好きなのだ。
イクラというのはもともとロシア語だそうで、ソ連でもとても人気があり、みんなパンに塗ってバクバク食べるそうな。
ものすごく食べるので、質より量なのだという。
いいのは日本へ輸出するという。
普段ソ連はオホーツク海で獲っているらしいが今年は、あまり獲れなかったのと、日本へ輸出しすぎて足りなくなり、アラスカのを輸入しているそうだ。
アラスカで船にずーっと乗っていたので、少々食べ過ぎだといってたけど、そういうば少しマルくなったかな。(笑)
彼は、いわゆるカントクとして船に乗っているので、随分ラクをしていると見た。
船では中国人(チャイニーズ)・メキシコ人(メキシカン)・フィリピンの女性(フィリピーナ)が主に働いているという。
だから食事は、中国料理かメキシカン料理が多いらしい。
久しぶりなのでカミサンが「あて」をいろいろ見繕ってくれたので、それじゃワインでもということになり、93年のキャンティ・クラシコを開ける。
24ドルくらいのだったからあまり期待はしていなかったが、なかなかいける。
コクとか強烈なクセはないけれどとても飲みやすい。
結局夕食は・・
ふろふき大根
わらびと高野豆腐の煮付け
きゅうりとカニ棒の酢の物
キンピラごぼう
自家製焼きブタ
かた口いわし・うるめいわしの丸干し焼き
ナスときゅうりの浅漬け
ごはん一膳
デザートは、メロンアイスバー
ふろふき大根は焼きブタを圧力鍋で作ったときのついでらしく、焼きブタの味がしたのでちょっとね・・(笑)
ワラビは、高野豆腐とあいまってなかなかでした。
きゅうりとカニ棒もさっぱりしていたし、「カニ棒」そのものも、ワサビで食べたが、うまかった。
カニ棒
この「カニ棒」というのは、こちらではイミテーション・クラブと呼ぶが、ずばりそのまんまな呼び方だなあ。
これはいわゆる、カマボコの類なので、歯ごたえが決め手だという。
これにはカミサンも同意。
このカニ棒というのはサカナのすり身と小麦粉を混ぜて作るのだが、小麦粉が多いとボソボソして、歯ごたえがよくないという。
Sちゃんは工場へよく行くので、その作り方を説明してくれた。
まずスケソウの身をつぶして伸ばし、この段階でカニの香料を混ぜる。
そしてクルクルと巻いたのを棒状にする。
カニの色を塗ったセロファンに包んで、所定の長さに切って完成。
冷凍して出荷という段取りだそうだ。
この「カニ棒」は、日水やニチロも作っているそうだが「すぎよ」というメーカーがこれを発明?したとのことで、味と歯ごたえは、ここのが一番だそうだ。
たらばガニ
でもやっぱり本物がいいということになり、カニの話になった。
何といっても、Red King Crab (本たらばガニ)が最高。
真っ赤な色で、うまいのは、カラがしっかりしているそうです。
次のランクが、Blue King Crab。
これも真っ赤な色で このあたりで獲れるようです。
その次が、Brown King Crab で色はオレンジ色。
最高の「本たらばガニ」は1パウンド(約450グラム)で15ドルくらいするそうです。
一箱20パウンド(9キロ)で300ドルくらいしますが、これはこちらでの値段ですから、日本へ輸出されると、うんと高くなるそうで、もちろんシアトルでは手に入らない。
そうです。すべて日本へ輸出なんですね。
何人かで出しあえばいいしメンツもいるから大丈夫。
で、一箱くらいは確保してくれるとのことなので、早速予約。(笑)
めざし
かた口いわし・うるめいわしの丸干し焼きは、味を比べようということになり、食べ比べ。
今回のは、うるめいわしは体長4センチくらいでかなり乾燥したもので、かた口いわしは10センチくらい、少し水分があるやつ。
かた口いわしは、はらわたの苦味がなかなかご飯とよく合うのでありました。どちらもうまく、甲乙はつけがたい。
で、どうして「うるめいわし」というのかをネットで検索してみました。
世界の漁業生産量や漁業白書 県別主要魚介藻類生産量というのが引っかかったが、なかなか面白い。ヒマなかたはどうぞ。(笑)
いわゆる「やきぼしいわし」には、まいわし、かたくちいわし、うるめいわしの3種類があるという。ふーん。
潤目鰯(うるめいわし)
同じ大きさのマイワシに比べ漁獲量が少ないため少々高いイワシで、つまみにはこれでなけりゃと言うほどやはりうまいようです。
マイワシに比べ、ビタミンA効力が高いのが特徴だそうで、眼の部分が厚い脂肪で覆われており、眼がうるんで見えるのでウルメと呼ばれているという。
脊椎動物門・顎口上綱・硬骨魚綱・真骨下綱・ニシン目・ニシン亜目・ニシン科のサカナで、本州以南の沿岸各地に生息、南方海域に多いらしい。
ギド(有明海)ドウメ(島根)ドンボ(富山・有明)ミギラ・メグロ(富山)と地域によって呼び名が違う。
冬が食べ頃で、生鮮ものを食べることは少なく、加工されたもの、つまり「目刺」にして食べるのが主流のようです。
鮮魚の場合、腹部に弾力があるものを選ぶことがポイントだそうで、丸刺しの場合、体に青い色が残っていて、光沢に富んだものを選ぶとよいということです。
一匹なら丸刺し、ワラで目を通してあるのが目刺し、エラのところに刺してあるのが頬刺し、沢山連ねてあるのが連刺し、という具合に売られ方によって名前もいろいろあるという。
で、だんだん酔ってきて、鯨の話になった。
Sちゃんはクジラにも詳しく、クジラにはヒゲクジラと歯クジラの2種類に分類できるのだそうだ。
ヒゲクジラ類は、ナガスクジラに代表されるもので、サカナの群ごとバクっと食べて、舌で水を押し出すらしいが、そのときにヒゲでサカナが出ないようになっているという。
一方歯クジラ類は「まっこうくじら」や「シャチ」に代表されるもので、深海に住み、大イカやアザラシ、鮭などを食べるという。
日本では調査捕鯨で獲ったクジラの肉を売っているらしいが、シアトルでは残念ながら手に入らない。
たまにクジラも食べたいなあ・・なんて話になって、まあなくても死ぬわけじゃないからなあ・・などといいながら、一応調べてみるとここにクジラ関係があり、ここにはクジラの詳細がありました。
こういうのを見ると、何となく食べちゃいけない気分になって、すっかり盛り下がってしまった。
まっこうくじらがアザラシを食べるという話から今度は、アザラシとオットセイの話になったのであります。
で、検索をかけると・・
ここには、東京農工大学農学部教授の格調高いサイトもあります。
オットセイ製薬 というユニークな名前の製薬会社が引っかかりました。
オットセイのオスはたった一頭で、20〜30頭のメスを従え、1ヶ月あまりも飲まず食わずで性行為に没頭し、その驚異的な精力は他に類を見ないことから、漢方でも多くの強精強壮薬に処方されています。
ということでオットセイエキスを販売している。
オットセイリンクやオット精愛好会などがあり、入会は無料だそうです(笑)
ちん生占いというのがあったのでやってみると何と・・
大吉
今年は運気の流れに変調が生じ、閑忙の差が激しくなり気持ちも動揺をきたしやすい時となり射精のコントロールもままならないでしょう。新しい欲望が芽生えて、今までとは異なった方面に心が動きがちとなりますが、焦らず、じっくりと考慮の上でペニスを立てることが肝要です。難問は年上のSM嬢の指導を仰ぐとうまく解決します。 落ち着きと冷静さが大切な時です。物、情ともに誘惑の多い時だけに、何事も慎重さを欠くと失敗することになります。ペニスを大火傷する可能性もあります。
大ヤケドだけはカンベンしてね・・(爆)
0907 Thurs.
二日間の休みをとり合計5日間という休暇で気分すっきり。
珍しくあまりコンピュータの前には座らず、といってもその頻度が少ないというだけで、全然見ないというのではないのだが。
こう書くとパソコン中毒 プラス ネット中毒みたいだな・・(笑)
というわけでNASDAQが下がったのは知っていたけれど、今日オフィスでチャートを見ると例のブンブンブンのパターンだらけ。
この2日間の下落は、7月15日にあるレジスタンスラインに当たって下がっただけで、これはチャートを見ればわかるから、比較的簡単な読みでこういうのを避けることができるけれど、それもわからなかった人も多かったろうね。
どちらにしろ、プロフィットをとった後は、休んだ方がいいという格好の例となったようだ。
こうして少し下がっては上がる方が、マーケットとしては健全だし、上がりっぱなしというマーケットは、逆に難しいからね。
マークもトレードフロアで、「どうなるかわからないけど、どちらへ行くかの判断は開始後30分は待って見極めてからだよ」と注意をしていたけれど、いまのところNASDAQは堅調のよう。
トレードはパーソナル
とわざわざ書いたのにはワケがある。
セミナーを受けられた方は、よくご承知だと思うけれど、本来トレードというのは、いわばオーダーメイドのスーツのように、その人によって全く違うというのが普通のはず。
これを、まずきちんと認識しておかないと、ワケのわからないことになってしまう。
たとえば、ある銘柄がイントラデイでトレードするには絶好のタイミングで、私が掲示板へ書き込むとする。
そうして、数分で数百ドルのプロフィットを上げて、ポジションをクローズする。
しかし一方で、掲示板を見て「よし」とばかりにこの銘柄を選び、スウィングでトレードをしたトレーダーは、数日で数千ドルの損失を出して、ロスカット。
こういうことが結構頻繁に起こるのが、トレードという世界。
こうしたいわゆる、トレーダーの事情、保有する期間、資金量、通信速度、トレードをする場所などによって、トレードのスタイルは全く違ってくる。
車にたとえれば、荷物を運ぶ人はトラックを使い、運転そのものを楽しみたい人は、スポーツカーの方がいいのと同じことで、目的によってはその銘柄が買いであったり、ホールドであったりする。
意外と忘れがちな点だ。
ネット上にある株式関連の掲示板には、様々な情報が飛び交っている。
ある銘柄がこれこれの事情で、上がりそうだと書いてあれば、気になるのが人間の心理だ。
しかし、その無料情報がどれだけ信憑性のあるものなのかは、全くわからないのが普通。
どれくらい保有しようとしてその銘柄を買うのか、という点を具体的に明示し、値段を書いてある情報というのがどれくらいあるだろうか?
おまけに、その根拠がきちんとしているかどうかがわかる情報なんてのは、皆無だろう。
仮に、その情報が付け加えられていたとしても、本人が正しいと信じているだけであり、客観的に利益を出すための値打ちのあるものかどうかは、また別の問題だ。
さらに言えば、その情報は、書き込んだ本人にとっては2週間くらい持って、10ポイントも上がればいいと思って書き込んだかも知れないが、それを書いていなければ、その株価情報というのは、本来、本人以外には何の値打ちもないものになる。
正しい本当に価値のある株価情報というのは、それに見合った値段で提供されているのもまたこの世界の常識なのだが・・
それでも、少しまともなとレーダーなら、その銘柄をヤフーのチャートで見るくらいのことはするだろう。
しかしそのチャートを見ても、きちんとしたトレードの基礎を知らなければ、正しい判断をすることができずに、宝の持ち腐れとなってしまう。
自動車免許でも、原付・普通・2種などと運転する車両の目的に合わせた免許があるくらいだし、トレードだって同じことだと思う。
「タダほと高いものはない」という結果に終わりやすいのも、「株」という世界の特徴だろう。
私は、銘柄についてはある条件のもとでしか書かない。
つまり米国株情報掲示板以外には、ほとんど書かない。
私がこの掲示板に書き込む株価情報は、いわゆるイントラデイを中心とした情報だということがあらかじめわかっている。
そしてその銘柄は、その日の Market by Chart で取り上げて、その根拠を必ず説明しているから、継続してご覧いただけば、「何故その銘柄なのか」が必ずわかるようになっている。
つまり銘柄そのものより、何故その銘柄を選んだのか、そしてその選択がどうだったのか、ということの方が大事なのだ。
しかしこれだって、スウィングでの銘柄としてはどうかというと、また別の評価になることもあるだろう。
さらに、この Market by Chart は、セミナーを受講された方が読むと、最大の効果が出るように書いている。
だから、基本を知らないと、その効果は限られたものとなる。
しかし、優れた洞察力をお持ちの方が、注意深く継続して見れば、かなりの効果があると、多くの方からメールで報告をいただいている。
こういうメールをいただくと、ほんとうに嬉しい。
サカナを提供することで、魚の採り方を教えるには、今のところ、これが一番効果的だと思う。
トレードというのは、こうした点から見ても、いわゆるハンドメイドのパーソナルな情報が有効になるという一面を持っているのではないだろうか。
投資とトレードは全く違うものだ。
投資は基本的に買えば、後は待つだけ。
その命運は、相手の企業や他の投資家やトレーダーによって左右されるという宿命を背負っている。
スポーツカーのような、機敏な足回りを持たないバスに同情するようなものだから、企業の経営者、つまりバスの運転手が運転を間違えれば、一蓮托生だ。
また危険だからといって、急なハンドル操作をすることもできない。
バスの運転手は、あくまでバスの運転手であり、レーシングドライバーではないのだから、当然のことだ。
ただ、業績が悪くなったって一人だけじゃないから、まあ待ってれば何とかなるさという、いわゆる「みんなでわたれば怖くない」という心理になるのが、「よさ」でもあるし欠点でもある。
ダメなら、見る目がなかったとか、運が悪かったとあきらめることができる。
というかそうでも考えないと、やっていけないよね。
しかし、「トレード」は、色々な意味でもっとパーソナル。
ダイレクトアクセスのトレードは、いわゆるスポーツカーのようなものだ。
ぶつかりそうになれば、強力なブレーキをかけ、ウデがよく反射神経が鋭ければ、バスが事故るような場面でも、その危険を避けることもできる。
しかし、アクセルとブレーキを踏み間違えるようなことになれば、バスの方がまだましだ。
また、そうした技量を身につけるためには、レースに参加するための訓練が必要になり、バスに乗るように、切符を買って乗ればいいという気楽さはない。
投資家にとっては、いわゆるファンダメンタルズな情報、つまり企業の業績やアナリストの評価換えなどが有効なケースもあるだろう。
しかし、ネットの普及により最近では、業績がいいからといって、株価が上がるという単純な考えでは、利益を出せないという現象が頻繁に起こっている。
これはプロ、アマチュアを問わず、この投資という方法をとる限り、避けられないことで、多くのファンドのひどいパフォーマンスが何よりもこの事実を雄弁に物語っている。
しかしトレーダーはアプローチが投資家とは全く違う。
まずチャートでその素性を確かめる。
なぜなら、すべてのファンダメンタルズな要素は、チャートに必ず現われる。
だから、ファンダメンタルズは押さえとして参照する、といった程度に利用するだけだ。
逆にいえば、非常に大まかな金利やインフレといった、ファンダメンタルズだけをチェックしていればいい。
トレーダーは企業業績などを、目を皿のようにして見る必要は全くない。
なぜなら、ファンダメンタルズはマーケットの環境や、マーケットメーカー、アナリストなど多くの違った目的をもつ他人による影響で、変化する要因が多すぎるためだ。
これほど不確実なものを基準にして、確実な利益を出そうということ自体無理がある。
昔は、これがある程度有効だった。
そもそもネットがなかったから情報の伝わる速度が今とは比較にならないほど遅かったから、のんびりしたアクションでも充分に間に合ったし、よい企業なら確実に右肩上がりのチャートを描いていたからだ。
しかし、アメリカでのネットの爆発的な普及により、アメリカの株式市場は大きく変動した。
アメリカでトレードをし、生活していればよくわかるのだけれど、日本で生活していると、実感としてなかなかわからないのかもしれない・・
では、チャートの不確実性と、ファンダメンタルズの持つ不確実性をどのように排除できるのかという点から考えて見よう。
チャートの不確実性に出会った時は?
即ロスカット。
しかしファンダメンタルズの持つ不確実性に出会っても、それがわかった時点ではロスカットは不可能なほど株価は下落していることが多い。
だから、自分のコントロールが及ばない要素に身をゆだねて、回復を待つしか方法がなくなる。
これは、トレードフロアにいる、ハイパフォーマンスを叩き出すトレーダーなら、みんな周知の事実で、だからこそトレードフロアにいるのだが・・(笑)
このように、投資とトレードだけでも、これだけの違いがある。
こうして、各パーツごとにバラバラにして分析することで、あなたに最も適したトレード方法が見つかるかもしれない。
というわけで、しばらくは超初心者の方にも効果のある、トレードの基本を少しずつ書いてみようと思う。
0904 Mon.
Labor Day
今日は、レーバー・デイ。
アメリカだからといって、みんなで、焼肉のレバーを食べる日ではなく、日本でいうところの、いわゆる「勤労感謝の日」で、株式市場は休みであります。
で、由来を調べてみると、どうもハッキリしないようで・・
大工労働組合の書記長、Peter J. McGuire 氏がアメリカ労働者連盟の共同創設者と共に制定したという説がある。
しかし、これはちょっと弱いようで、最近では、国際工作機械工組合の344支部の秘書、Matthew Maguire 氏が、1882年に休日を提案したと言う説の方が有力なようだ。
最初のレーバーデーの休日は、ニューヨーク市で、1882年9月5日火曜日に中央労働組合が計画。
1884年に、9月の最初の月曜日と制定された。
1887年3月には、法定の祝日としてコロラド州で制定され、その後に、ニューヨーク、マサチューセッツ、ニュージャージーと次々に制定され、1894年に合衆国議会で法定の祝日として認定された。
ちなみに日本の勤労感謝の日の由来や説明はここにあります。
今日も遅めに起床。
遅いブランチをとって、カミサンと息子と3人で午後からベルビュースクエアへウィンドウショッピングへ。
道中の道は空いていたが、駐車場は混んでいた。
普段は空いている時間帯に買い物をしているから、混んでると余計に能率悪く感じる・・レジが混んでるとホント時間がかかる。
人ごみが苦手なので、私のものは何も買わず、早めに帰宅。
何といっても休みの日は、家でゴロゴロが天国・・
音楽の効能
最近の研究によると、人間の脳には音楽だけに働く特別な領域と仕組みがあるという。
曲を何曲ぐらい覚えているかはもちろん個人差はあるが、普通の人でも数百曲はあるはずだが、しかし文章の一節をどれくらい暗記できるかというと、心もとない数となるのが普通だろう。
人間にはゼロ歳児から音楽を聞き取る仕組みが備わっているようで、最近の調査によると、赤ちゃんに完全4度や5度の心地よい音を聞かせると機嫌がよくなり、いわゆる音程の不安定な音の場合は、とたんに機嫌を損ねるという。
音楽は感情を触発する力があり、デートの時にロマンチックになる曲を流したりして、涙ぐましい努力をするのも、知らず知らずのうちにこれを利用しているということなのであります。
こうした働きをするのは、耳の後ろの部分あたりにある、側頭葉と呼ばれる場所で、ここに刺激を与えると、音楽が流れているような錯覚をするという。
かといって、彼女の耳の後ろをいきなり触ったりすると、いきなりパンチが飛んできたり、以後音信不通となったりしますから、要注意です。
不思議なことに音楽は、数学の成績に大きな影響を与えるという。
実験でも、大きく伸びるのは数学だけだが、音楽理論には数学的な要素があるため、音楽と数学には何か特別な関係があるといわれている。
マライアキャリーなどのアメリカの代表的な女性歌手たちが参加したVH1という特別のライブショーは、アメリカの公立学校の音楽教育予算のカットのためのチャリティーの一環としてDVDやVHSのビデオに収録され販売されている。
この番組の中でも、音楽教育は子供達の数学などの成績向上に効果があるとはっきりと説明しているし、何とこのプログラムには、クリントン大統領夫妻も登場し、こうしたプログラムに協力しているのは、アメリカならではといえるだろう。
また脳の右側と左側は脳梁という神経線維の太い束で結ばれているが、この脳梁の全部は、計画や予測をつかさどる左右の脳の前頭葉部を繋いでいる。
これは以前にもここで書いたと思うけれど、男性は女性よりこの通り道が細いため、情報交換が不足し、偏った思考をすることで、天才や大バカが生まれたりすることになるらしい。
女性の方が、そういう意味ではバランスが取れているということになる。
また、最近の研究では、音楽家はこの前部が、普通の人より大きいのだそうだ。
名演奏家はテクニックだけではなく、深い解釈力と豊かな表現力を持っているが、このことは感情に関わる右脳と知的活動をする左脳が何らかの関係を持っていることを示唆しているという。
さらに実際に音楽の演奏をしなくても、イメージトレーニングをするだけで、実際に練習するのと同じように上達するらしいが、脳のシナプス(ニューロン結合)が増加することにより起こることが、実験で確認されているという。
イメージすることで、脳の領域が活性化されシナプスが増えるのだろう。
スポーツの世界では、こうした効果がタイムとして顕著に現われるため、本番前のイメージトレーニングというのは、欧米ではかなり前から実用化されている。
だから、トレードにもうまくこれを応用すれば、より冷静に的確な判断ができるようになるだろう。
CNBCを聞くよりも、気分の落ち着く音楽を聴きながらトレードした方が、儲かる確率は高くなる?
0903 Sun.
昨日土曜日は、午前中ゆっくりと寝て、遅いブランチを楽しみ、そのあとは昼寝。
やはり疲れているようで、3時間ほど爆睡。
夕方に、カミサンと圧力鍋を買いに外出。
帰宅後ティオ・ペペと枝豆からスタート。
この間とおんなじだあ。(笑)
ちなみにメニューは・・
冷奴・みょうが
なすとピーマンのあえもの
ほうれん草のおしたし
自家製かつおのふりかけ
ワラビの煮付け
かた口イワシの丸干し(めざしの一種)
ごはん(軽く一膳)
デザートは、韓国人の店で買ってきた、アズキアイスバー。
最近の日本のアイスクリームが失ってしまった、素朴な日本の昔の味がするし、なんと言っても安い。(笑)
で、またビデオ鑑賞。
こちらの日本語の字幕入り洋画ビデオというのは、本数が少ない。
特に新作ってのは、どういうわけか数が少ないから、ほとんど見たものばかりという状態。かといって日本のTV番組を録画したビデオは、あまり食指が動かない。
だからブロックバスターで、いわゆる英語モノを借りるのだけれど、そうすると日本語字幕版が出た時に、感激が薄れることになるのだけれど、まあそれでも時間がたつと、いくつかのシーンは結構忘れてたりするものだ。
もちろん日本語の字幕だとラクだし、あそこはこう言ってたのか・・なんて発見があったりする。
そういうわけで同じモノを都合3回くらい見ることがある。(笑)
リービング ラスベガス
今日はゴジラの口直として、まずリービング・ラスベガスを観た。
前に英語版と日本語版を見ているので、今回は英語版のDVDを買った。
アル中役のニコラス・ケイジと、娼婦役のエリザベス・シューは、何度見てもうまい。
この映画でニコラス・ケイジはアカデミー主演男優賞、エリザベス・シューは、全米批評家協会賞を獲得した。
カメラも素晴らしい。
ラスベガスの明るいネオンと、逃れられない宿命という暗い背景をまるで見事に対比させているような、こうした光ののコントロールは、さすがハリウッド映画。
こうしたノウハウがすでに膨大にあり、またそういう人材を豊富に抱えているというのが、ハリウッド映画の強さかな。
新作ではないので、筋をざっと紹介すると・・
映画脚本家でアル中のために、仕事も家族も失ったベン(ニコラス・ケイジ)は、酒を飲んで死のうと24時間酒を売っているラスベガスへやってくる。
ひょんなことで知り合った娼婦のサラ(エリザベス・シュー)は、汚い世界を知り尽くしているがために持つ、裏に秘めた繊細な純粋さで、ベンを愛するようになる。
そしてベンは死ぬために飲みまくるが、これが半端ではない。
ベンは、金がなくなってくるとローレックスの時計を500ドルで質に入れ、BMW5シリーズの愛車も売り払って、酒代に充てる。
こういうところで、ベンの昔の暮らし振りをきちんと描いているが、こうしたさりげなさがうまい。
サラには「飲むなとは決して言うな」と釘を差し、そんな自分を愛してくれるサラを愛する。
純愛モノはいろいろあるが、これは一見純愛の設定ではないように見えて実は純愛映画なのだと思う。
ちなみにこの映画の原作者も、アル中で後に自殺をした。
それに、なんといっても、スティングの歌が素晴らしい。
この映画の各シーンのふとした場所で、この映画の魅力をさらに引き立てている。
費用をかけなくても、素晴らしい映画はできるという絶好のサンプルだが、
とにかく、バランスのすごくいい映画で、映画好きの方なら、必ず気に入る作品だと思う。
この映画を見たら、サウンドトラックのCDがお勧め。
2度楽しめますよ。
ハバナ
次はロバート・レッドフォードの「ハバナ」。監督はシドニー・ポラック
ロバート・レッドフォードは、2枚目を気取るのが好き嫌いの別れるところだが、この映画ではギャンブラー役を演じるが、彼に絡む脇役がまたうまい。
それに、革命家の妻を演じる女優のレナ・オリンがなかなかいい味を出している。
ゼタ・ジョーンズに通じるエキゾチックなよさがあり、日本人には受けると思う。<勝手に決めてどうする(笑)
ロバート・レッドフォードの軽さが、ともすれば重くなりがちなキューバ革命という舞台設定にほどよくマッチしていると思う。
映画の中でロバート・レッドフォードが乗っていたクルマは、キャディラックのコンバーチブル
このあたり、なかなかよい趣味であります。
ちょっと古いけど、ストーリーがいいから面白い、映画はやはり脚本だなあ。
音楽は、デイブ・グルーシン。
リービング・ラスベガスのスティングのように前へは出てこないが、これぞ職人芸。
この映画の雰囲気を影からきちんと支えているあたりは、さすが年の功。
0902 Sat.
セミナーがあったので、しばらくぶりの休日。
連休ということで、ウキウキ。
というわけで、昨日はどうしたことか、昼寝もナシで夕方には何と芝刈りも水撒きも済ませるという、気合の入りようだ。(笑)
夜は久しぶりにレンタルビデオを見て、すっかり夜更し。
というのは・・・
ゴジラ
アメリカでも公開されるという、メイド・イン・ジャパンの「ゴジラ・ミレニアム2000」を最初に観た。
まあ、ストーリーはいいでしょう。
意表を突くというのも楽しみのうちですからね。
インディペンデンスデイもどきをパクって、ゴジラと合体させたのはいいが、脚本があまりにもお粗末。
ストーリーがもう少しきちんとしていれば、特撮のお粗末さはそれほど気にならないものだが・・
いきなりゴジラが登場して、だんだん盛り下がる。
カミサンなんか途中で寝てしまったからね。(笑)
せめて30分は、ゴジラなしでの展開ができないのかねえ。
違う人間模様のストーリーが3つくらいあって、それが絡まったあたりにゴジラが登場するくらいのことは、今時普通だと思うんだけどなあ。
伏線がないもんだから、登場している俳優がいきなり解説をすることになる。「そうだ、ゴジラは人間の作ったエネルギーを嫌っているんだ」
おいおい、おまえどうしてそんなことが突然わかるんだ?と思わずツッコミを入れたくもなろうというもの。
それに、火のついた何かが部屋に飛び込んで、パニックになるシーンで、誰かが、「あっ、火事だ!誰か火を消せ」だって・・(笑)
火事も何もないだろう・・
見りゃ分かるよな・・とまあ、そういう風になった時にそんなことは誰も言わないだろうというような、リアリティーのない「セリフ」の連続ワザ。
というわけで、ストーリーが面白くないもんだから、見ている側はどうしても特撮を見るしかなくなるのは致し方ないところ。
しかしこういう、UFOがらみのストーリーで展開させるには、あまりにも特撮がお粗末。どうしてハリウッドから、こういう分野のスペシャリストをアドバイザーとして招聘するとかしないんだろう。
ビデオの最後に出るスタッフのリストを見ても、純日本製。(笑)
いまどき、見る側は目が肥えてしまっているんだからね。
たしかに、ミニチュアやコンピュータグラフィックスに、総額ではそれなりにお金をかけているのはわかるが、あれじゃ無駄骨。
ゴジラに驚き、クルマ同士がぶつかるシーンも、全く真実味なし。
日本映画はライティングが総じて下手だし、イマジネーションの創造がダメというのが、こういう作品ではことごとく裏目に出る。
ゴジラのまわりで燃えている火が、あれじゃまるで焚き火じゃないの・・
遠くから燃えている火は、距離に比例して炎の揺らめきが遅くなるよね。
高速で撮影して、速度をもっと落として再生するとか、まあ私は専門家じゃないから技術的なことはわからないけど、それくらいのこともできていないというのが、分かってしまうという水準だ。
だから、映画にのめり込むことができない。
ものすごく進んだテクノロジーを持っているという設定のエイリアンが、最後はウルトラマンに出てくる安物の怪獣のように変身して、ゴジラと噛みあいをするに至っては、ドタバタ映画。(笑)
作る側が大真剣なだけに、クライマックスに近づくにつれ、こっちは醒めてくるというワケで、いやあ長い映画だった。
で、口直し?にメイド・イン・アメリカのビデオを見て、夜更かしとなったのであります。
0901 Fri.
フィフィザフリー
というのが学生時代のバンドの名前なので、ひょんなことでちょっと検索をかけてみた。
そしたらあるんですね。さすがネットというか・・(笑)
これには驚いた
何とこれはメンバーの一人が開設しているWEBではないか!
懐かしい写真があった・・おーい元気かーい。
以下、それぞれのサイトから該当部分を引用しますと・・
日本のポップスとロック
あまり有名ではない後期GSのフィフィ・ザ・フリーなんかいいですよ。有名でないといっても、最近のソフト・ロック(ハーモニー・ポップ)の見直しで、ずいぶんと有名になりましたが。この時代、日本ではバンドごときが、「はもる」ことが許されなかった時代なんですよ。ダーク・ダックスのような合唱団あがりでないと、世間は許さなかったんですよね。全体としての楽曲の出来具合いがというよりは、「音が下がっている」とか、「ちょっとフラット気味で」…などという、重箱の隅をつつくような評価基準しかなかっただと思います。音程は悪いよりは正しい方がいいに決まっているのですが、だからといって、楽曲のすべてを否定されるようなものではないと。
In my Room
Softrock Drivin' 栄光の朝/V.A. \1650 古 国内盤 帯有り
96年にレコード会社5社から出た和物ソフトロック・シリーズの1枚。これはアルファ社編。最近モーレツにこれ聴きたかったんだけど、廃盤なのか既に何処にも無く、中古でも全然見かけないので途方に暮れていたところある人のご好意により、5枚中4枚は聴くことができました。感謝感謝。
7曲も収録されてる赤い鳥や、5曲収録されてるガロはもちろん最高。収録曲のほぼ半分を作曲してる村井邦彦には脱帽。帯に伝説のソフトロックGS(そんなのあるのか?)と紹介されてるフィフィ・ザ・フリーも素敵。
こんなにお得なCDが3,4年前には普通にレコード屋に並んでたのかと思うと悔しすぎる!
このページはルーベッツ以外に、コーラス&ハーモニー溢れたお勧めのCDを紹介するコーナーです。ぜひ一聴を。
日本のソフトロックのコンピとして各社合同のシリーズの内の1枚。フィフィ・ザ・フリーの「栄光の朝」が入っているので紹介。これだけでこのCDを購入する価値は十分ある。開放感あるコーラスが本当に素晴しい。まさに歌謡曲史上に残る名作である。なお、フィフィ・ザ・フリーにはその後キーすら合っていない「素晴しきGT」とかいう作品もあるのだが、これもぜひ聴いて見たいものである
5月に買ったCD
ここは、私が買い求めたCDなどを、公開しているページです。大したことは書いてませんが、それぞれ簡単な解説なども付けてあります。あなたの音楽探究の助けに少しでもなれれば幸いです。それではお楽しみください。
フィ・フィ・ザ・フリーの「ひとりぼっちのバラード」はかなり甘さが目立つものの、この後のソフトロック的展開を予感させる曲です。実は恥ずかしながらこの曲のシングル持っているのです。たぶん彼らの友達の大阪芸術大の人に無理矢理売りつけられたのだと思う。A面よりB面のこの歌が気に入って、学校の廊下で「オーオ、神様、お願い神様」と怒鳴ってひんしゅくを買った記憶があります(^^ゞそんな縁で、このバンドには注目していたのです。その後「栄光の朝」で、アソシエーションを思わせるサウンドを見せるのですが、残念ながらボーカルの力が全くなかった。この曲をひっさげて「全日本歌謡選手権」に出演したものの、生でハモる事が出来ず、なんと口パクをやってしまい、審査員の竹中労さんに、ぼろくそに言われていたのを思い出します。
マニアとは、どの世界にもいるものですね・・
ちょっと気になる部分があるので訂正を。
「全日本歌謡選手権」の記述ですが、まあ昔のことだからよく覚えていないけど、確かプロダクションが勝手にスケジュールを入れたような感じだった。
どちらにしても、誰が見ても我々のバンドは場違いだったことは覚えている。
ナマでなく録音してからというのも、あったけれど、このときナマだったかどうかは覚えていないけれど、このナマか「録画での口パク」かは当時全くテレビ局の都合で決められていた。
我々は、そりゃナマの方がいいのに決まっている。
口パクなんて、全く手持ち無沙汰というか、あんなのは音楽を好きでやっているものならみんな同感だと思うけど、誰もやりたくないよね。
我々は、生でのハモリがイノチだったし、コーラスが好きだったからね。
六本木の防衛庁の裏にあった「ミスティー」に出ていたとき、そこの社長が我々のことを随分気に入ってくれていたので、あるとき鎌倉にある大邸宅へ呼ばれたことがあった。
たしか、話のなりゆきで、イカ釣りかなんかに連れて行ってやろうなんてことになって、こっちは夜中の3時ごろまで演奏してから、一睡もせずに社長と鎌倉へ・・
睡眠不足だし、船は揺れるしで、イカ釣りに行ったって、船酔いで気分は最悪。
別にイカを釣りたくはなかったけど、なんか強引な社長だったからなあ・・
まあこっちもヒマだったし・・・
そのあと釣ったイカをサカナに、社長と飲むんだけど、酔っ払ってくるとシャチョーはご機嫌になって、「おまえら何かやれ」なんてことになる。
ギターだけで、コーラスの曲をやってそのハモリが素晴らしいと、社長はご機嫌だったくらいだからね。
だから我々のバンドを気に入ってくれて、結構長い間出てたなあ・・
まあ、あまり気に入られて、ちょいちょい呼ばれるのも、困りもんだったけどでも色々ご馳走してくれたし、豪傑なシャチョーで、いいおっさんだった。
確か10年くらい前に、懐かしくて店の前を通ったら、店はもうなかった・・
Home / Index of Cool
2000
09-