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(JP)=2002年09月28日 00:00:00
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マイナス18%は優等生
「あなたの今年の株の成績は?」と聞かれたら「30%ほど儲け
ました」とか「4割の損です」などと返事をするだろう。しかしこの
ような実質的な利益のパーセンテージはファンドマネージャーに
とって意味のない数字だという。
ミューチュアルファンドにとって大切なのは、SP500やダウなどの
指数と比べて自分はどうであったかということ。例えば今年の場合
だが、ダウ指数は約20%の下落となっている。仮にAというファンドが
マイナス15%なら、これは損を出しているにもかかわらず非常に
優秀な成績ということになる。
だからファンドマネージャー達は、下げマーケットの時には消極的に
なり、そして一度上昇が来ればなりふり構わず買う。実はこれが
投資方法のヒントになる。
大ざっぱな言い方になるが、下げている時はボラティリティーの低い
株を狙い、上昇相場の時は逆にボラティリティーの高いものに手を
出すのが一般的なやり方だ。
ナスダック総合指数 (二日間のイントラデイチャート)
全く冴えない
ナスダック総合指数 (デイリーチャート)
サポートレベルの模索中
ダウ指数 (二日間のイントラデイチャート)
ダウントレンドデイ
ダウ指数 (デイリーチャート)
二日間の上げを帳消し
Symantec Corp (SYMC) 9/27/2002 (金) 10:40
ナスダックが元気になって来たところで、SYMCを見てみたい。
200日移動平均線に接触している。何度も言うことだが、この移動
平均線は大局的なトレンドを決める重要なポイント。
はたしてブレークアウトに成功するだろうか。
SYMC: 34.68 (+0.47)
*時間は全てニューヨークを使用
IDEC Pharmaceuticals (IDPH) 9/27/2002 (金) 10:49
50日移動平均線を攻略、そして今度はレジスタンスレベルの45ドル
が目前となっている。
既に通常の半分以上の出来高をこなし、買い手に意欲が出てきた
ようだ。
IDPH: 43.87 (+1.38)
Merck (MRK) 9/27/2002 (金) 11:05
50日と20日移動平均線が重なる位置で立ち往生してしまった。
三日間のプルバックだが、昨日の安値を切るとスイングの売り
パターンが出来上がる。
MRK: 48.09 (-0.66)
友人からの電話 (KDE) 9/27/2002 (金) 11:48
嬉しそうな声だ。本当に弾んでいる。
「遊戯王、大ヒットだよ」
以前はポケモン、今度は遊戯王が目玉商品。
KDE、(4キッズ・エンターテーメント)、見事なブレークアウトだ。
Danaher Corp (DHR) 9/27/2002 (金) 15:19
どうやら50日移動平均線に阻まれて、プルバックもここでストップと
なったようだ。
あとは昨日の安値割れを確認して売りに出たい。
DHR: 57.13 (-0.78)
Sony Corp (SNE) 9/27/2002 (金) 15:38
またしても50日移動平均線が厄介物となった。
まだ今の時点では見えないが、昨日の安値が割れると呑み込み
ベアが出来上がる。
SNE: 42.16 (-0.24)
実際のマーケットでの、トレードシーカーの動作例とその検証例
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