詳細DATA
(JP)=2002年09月21日 00:00:00
←一つ後の記事(新)
一つ前の記事(古)→
騙される大衆
リンダのTIP of the Dayでお馴染みのリンダ・ラシュキ女史、
こんなことを言っている。
The market will do the most obvious thing in the most un-obvious
manner.
直訳すると、「マーケットはもっとも明白なことを、最も明白でない
方法でする」となるが、ファンドマネージャーのデービッド・ランドリー
氏はこう説明する。
「ダウ指数を見てください。9月17日は安値引けです。だれの目に
も明白なのは8月5日の安値割れの危険性です。翌9月18日、ダウは
尻尾を作りました。これで8月5日の安値は守られたと皆さん思った
ことでしょう。しかしブレークダウンは次の日にやってきた。
マーケットは多数の人たちが予期していたことを、最も不明確
な形で実現させたのです。」
簡単に言えば「大衆はいつも騙される」ということだ。
ナスダック総合指数 (二日間のイントラデイチャート)
ヨコバイ
ナスダック総合指数 (デイリーチャート)
ナローレンジデイ
ダウ指数 (二日間のイントラデイチャート)
閉じ込められた動き
ダウ指数 (デイリーチャート)
コマ
Limited Brands (LTD) 9/20/2002 (金) 9:56
50日移動平均線の攻略に難航している。
8月12日の安値を底にする、短期上昇トレンドラインが割れしだい
売りを試したい。
LTD: 15.91 (-0.06)
*時間は全てニューヨークを使用
Siebel Systems (SEBL) 9/20/2002 (金) 10:36
(5分足参照)
トレンドに逆らうプルバックが展開されている。
失速したところを狙って、ダウンスイングに乗ってみたい。
SEBL: 6.82 (-0.69)
Merck (MRK) 9/20/2002 (金) 10:58
上にギャップが控えるわりには下げ渋っている。
言い換えれば45ドルがなかなか割れない。
何故45ドルに固執するのか?答えは今日で今月限の個別銘柄
オプションが切れるからだ。
もうしばらく監視を続けることにしよう。
MRK: 45.53 (+0.34)
Radian Group Inc (RDN) 9/20/2002 (金) 11:18
昨日はハラミ線を作って一服したが、また下値探りがスタートした
ようだ。
33ドル割れが次の売りのポイント。
RDN: 33.50 (-0.57)
Tenet Healthcare (THC) 9/20/2002 (金) 11:58
52ドルの高値からプルバックの最中だ。
ちょうど20日移動平均線、そしてギャップの底辺にぶつかり、サポート
レベルがテストされている。
スイングの買い候補としてリストに入れておきたい。
THC: 48.39 (-0.24)
Ball Corp (BLL) 9/20/2002 (金) 14:56
20日移動平均線が下降に歯止めをかけた。
更に下にはギャップゾーンが控え、しっかりしたサポートレベルと
なっている。
反転を狙って、上昇波動をつかみたい。
BLL: 51.05 (+0.23)
Eli Lilly (LLY) 9/20/2002 (金) 15:28
50日移動平均線に助けられ、上値追いが始まったようだ。
60ドル辺りを目標にしたいが、頭上の20日移動平均線に注意を
払いたい。
LLY: 56.55 (+1.23)
Lennar Corp (LEN) 9/20/2002 (金) 15:39
昨日の弱い引けとは裏腹に、無事20日移動平均線の上に復帰と
なっている。
あとはギャップの攻略を待って買いに出動だ。
LEN: 55.90 (+2.50)
実際のマーケットでの、トレードシーカーの動作例とその検証例
閉じる
|