ハリケーンのおかげで、ルイジアナの港が使えなくなってしまった。船がダメならトラックだ。そんなわけで、イエロー・ロードウェイに買いが集まった。
どこまで上がるだろうか。先ず目安は下降するトレンドラインだ。
ハリケーンのおかげで、ルイジアナの港が使えなくなってしまった。船がダメならトラックだ。そんなわけで、イエロー・ロードウェイに買いが集まった。
どこまで上がるだろうか。先ず目安は下降するトレンドラインだ。
ハリケーンの被害で保険金申請者が殺到する、だから保険会社は売りだ。というわけでアメリカンインターナショナルグループは、窓を開けての下げで始まった。
結果的には、寄付がほぼ今日の安値となり、見事な反発ラリーを展開した。面白いのは、この反転の開始された場所だ。6月24日の安値と8月10日の高値で計算すると、ラリーが始まったのは61.8%高値から戻したところになる。結構フィボナッチを利用するトレーダーがいるようだ。
チャットルームでコカコーラが話題になっていた。窓を埋めて、50日移動平均線の直ぐ上で終了した。押し目買いの良いチャンスだ、というわけだが、はたしてどうだろうか。移動平均線が上昇しているなら買ってみたいが、見てのとおり。たぶん大した反発はしないだろう。
三角形からのブレイクを確認して、クレデンスシステムズを買った人が多かったことだろう。しかし、アダムスハークネス社のアナリストが、クレデンスシステムズを「強い買い」から「買い」に格下げした。
同じ買いには変わりないのだが、格下げは格下げだ。ギャップダウンの開始になったが、投資者たちは仕方なく、サポートライン割れを合図に、持ち株を処分したことだろう。
第3四半期の収益が下方修正されたペッツマートは、大きな窓(ギャップ)を開けての下げとなった。以前の安値が壁になってしまった様子が日足チャートで分かるが、注目は50日移動平均線(青い線)だ。ファンドマネージャーたちは、50日移動平均線の下にある銘柄を敬遠する傾向がある。中期的なトレンドを示す移動平均線だけに、忘れずにチャートに入れたい一線だ。
UBS証券からの買い推奨を受けて、下の日足チャートで分かるように、コカコーラは一気に窓を開けて、下降するチャンネルから飛び出した。
しかし、株価が8月3日の高値に達すると、いっせいに売り手たちが押し寄せてきた。積極的に買う前に、以前の高値はどこにあるのか確認しよう。
グーグルは、また新たに株を発行するという。このニュースは売り材料になってしまったが、現在株の方は下のチャート(60分足)で分かるように、回復ラリーが展開されている。
もし窓(ギャップ)の上限近辺まで株価が戻るなら、空売りを試してみるのも一案だ。
ところで、グーグルは株を発行して得られる資金をどう使うのだろう。あるアナリストは、スカイプ(高音質インターネット電話)を買収するのでは、と憶測している。
不動産ブームのアメリカだが、まずKBホーム(住宅建築会社)の日足を見てみよう。
株価の方は今月3日、上昇するトレンドラインを割ってしまった。マーケット関係者たちは、どうやら不動産ブームは終わったと判断したようだ。
世界最大の半導体装置メーカー、アプライドマテリアルズがフルクラム社のアナリストによって、買いからニュートラルに格下げされた。昨日の出来高を大きく上回っての下げとなったが、もし買うならどの辺がポイントになるだろう。
下は日足チャートだが、一番分かりやすいのは、下降するトレンドライン突破が買いのタイミングだ。
少し利食いの出たところで買おう、そんなことを計画していた人も多いことだろう。しかし、アップルコンピュータにパイパージャフレイのアナリストから非常に強気な見方が発表され、アップルは今日も強い動きとなった。
下は日足チャートだが、これで二回目の窓だ。一方的な勢いを示す展開になってしまったが、株価は移動平均線から大きく乖離してしまった。はやる気持ちを抑えて、今日の窓(ギャップ)付近までの下げを待ちたい。
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