先週のアメリカ市場を復習してみよう。
買われたセクター
1、金銀指数
2、日本指数
3、ユティリティ(電気ガス)指数
4、メキシコ指数
売られたセクター
1、航空会社指数
2、化学(ケミカル)指数
3、軍事防衛指数
先週のアメリカ市場を復習してみよう。
買われたセクター
1、金銀指数
2、日本指数
3、ユティリティ(電気ガス)指数
4、メキシコ指数
売られたセクター
1、航空会社指数
2、化学(ケミカル)指数
3、軍事防衛指数
CSファーストボストンは、インテルをアンダーパフォームからニュートラルに格上げし、さらに目標株価を24ドルから27ドル50セントに引き上げた。大して強気な格上げではないが、下の日足チャートを見てほしい。まだトレンドは明らかに下向きだ。もし順調に上げるなら、下降するトレンドライン付近で空売りが入ることだろう。
大手証券のベアスターンズは、SBCコミュニケーションズ(電話会社)をアウトパフォームに格上げした。少し上げているが、大きな買い物はない。下のチャートを見てほしい。出来高は昨日のレベルに追いつかない。もちろん、下降する200日移動平均線、それにトレンドラインがあっては買いにくいことだろう。
ゼネラルエレクトリック(GE)は、家電製品そしてプラスチック部門などを売却する企業リストラプランを発表した。下は日足チャートだが、現在の株価は抵抗線の手前で足踏みだ。ここを突破なら買えるが、下げた場合は以前の下降するトレンドライン、または8月30日の安値がテストされそうだ。
取引開始から約1時間後、突然ロッキードに売り物が殺到した。下の10分足チャートに明瞭だが、たしかに出来高が大きく膨らんでいる。何故その値段に売りが集中したのだろうか。答えは、先月9日の高値に達したからだ。以前の高値は売り指値によく利用されるものだ。
イーベイが無料IP電話スカイプを買収すると、一時的に一株利益が1から4セント下がるという。そんなニュースに影響されて、イーベイは窓を開けての下げで取引が始まった。
注目は寄付直後の同時線だ。(下は15分足チャート)多数のアメリカ人も認めているが、ローソクチャートは反転ポイントの発見に、大きな力を発揮する。
金(ゴールド)指数が新高値へブレークアウトした。インフレ対策として金投資は有名だが、さすがにオイル高、ガソリン高はインフレ懸念を引き起こしたようだ。
AP通信によれば、オンラインオークションで有名なイーベイ(EBAY)が、無料IP電話スカイプを20億から30億ドルで買収を考えているようだ。
多額な金のかかる話だから、このニュースでイーベイは売り殺到の展開になったが、予期された場所で下げ止まった。下の日足チャートで分かるが、支持線付近に、買い手が待機していたようだ。
ボーイング社の1万8千人におよぶ機械製作工員がストに入った。こんなことは10年ぶりだという。このニュースで、ボーイングは窓(ギャップ)を開けて、一息に支持線の下へ転落してしまった。これでこの支持線は、抵抗線になってしまったわけだ。
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