下は大手小売店のベスト・バイの日足だ。クリスマスセール開始がピークになったが、この辺で押し目買いが入っている。半値戻しレベルと、20日移動平均線が支えとなり、また上値を追えそうだ。
下は大手小売店のベスト・バイの日足だ。クリスマスセール開始がピークになったが、この辺で押し目買いが入っている。半値戻しレベルと、20日移動平均線が支えとなり、また上値を追えそうだ。
今週二度目の格下げとなったヤフーが、面白い場所で反発を見せた。
下は日足チャートだが、三つの要素が下げを止めた。先ず、上昇するトレンドライン、20日移動平均線、それに38.2%(10月14日の安値から11月23日の高値)の値戻しレベルだ。
まだ終了まで時間があるが、はたしてどんな引け方になるだろうか。
スタンフォード・リサーチ社からの「買い」から「ホールド」への格下げ発表、それにメリル・リンチからのやや弱気な発言が重なって、人気株グーグルに売りが殺到した。
ここで警報シグナルとして役立ったのが、MACDヒストグラムだ。株価の上昇とは裏腹に、ヒストグラムは下げ始め、天井が近い可能性を知らせていた。
それにしても膨大な出来高だ。これは単なる利食いではない。
わずかだが、上昇を続けていたドルが、トレンドラインを切った。前日の線を包み込む陰線だから、明らかに売り手が優勢だ。
ここでMACDヒストグラムを見てほしい。上げ続けるドルとは逆に、既に下降が始まっていた。売買タイミングをつかむには頼りないが、警報シグナルとして利用するトレーダーが多い。
人気セクター
1、コンピューターテクノロジー
2、日本株
3、循環株
4、インターネットコマース
避けられたセクター
1、電気ガス
2、製薬会社
3、ソフトウェア
4、航空会社
5、オイル
押し目買いを狙っている人たちは、どの辺までの一時的な下げを期待しているのだろうか。下はダウ指数の日足チャートだが、一本調子な上げが明瞭に表れている。
できれば10700、または20日移動平均線付近まで下げてほしい、そんなことを願っている投資家が多いと思う。
二つの日足チャートを見てほしい。上にあるのが、好調なマーケットを表すS&P500指数、その下がマーケットと逆に動くボラティリティ指数だ。
マーケットは、ボラティリティ指数が極端に低い時に天井をつけ、ボラティリティ指数が極端に高い時に底を打つ。現在のボラティリティ指数は、ほぼ7月の安値に近い。そろそろ起きそうな、マーケットのプルバックに注意したい。
ペット用品の店、ペットコが収益下方修正を発表した。5分足チャートで見ると分かるが、悪いニュースだっただけに、ギャップダウンで取引が開始された。しかし、最初のローソク足は買い手の力を示す金槌だ。一転反発のパターンだから、二本目早々買い手の殺到になった。本当に素早い悪材料の消化だ。
下の日足チャート(ドル/円)で分かるように、ドルは上昇するトレンドラインに接近している。アップトレンドなのだが、MACDヒストグラムは既に下降が始まっている。ひょっとしたら、この辺りがドルの天井かもしれない。
イーストマンコダックは割安、ラリーが期待できる。そんなコメントが出され、コダックは好調なスタートを切った。しかし、下のチャートで分かるように、寄り付いた場所の直ぐ上にはレジスタンスラインが走っていた。結局簡単に売り崩されて、ほぼ安値引けになってしまった。お出かけ前は、先ずチャートの確認だ。
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