たばこ裁判は、アルトリア側に軍配が上がった。下の30分足チャートで分かるように、買い手が一斉に殺到し、株価は棒上げになった。
大陽線だから買いだ、と解釈した投資者もいるが、その後パッとしない。注目は極端に増えた出来高だ。この一本の特大陽線で、買い手は全てのエネルギーを使い果たしたようだ。正にパニック買いだ。
たばこ裁判は、アルトリア側に軍配が上がった。下の30分足チャートで分かるように、買い手が一斉に殺到し、株価は棒上げになった。
大陽線だから買いだ、と解釈した投資者もいるが、その後パッとしない。注目は極端に増えた出来高だ。この一本の特大陽線で、買い手は全てのエネルギーを使い果たしたようだ。正にパニック買いだ。
人気株のアップルが格下げされ、上げ基調が崩れてしまった。窓を開けての下げだから、この窓が将来的にレジスタンスになる可能性がある。
もう一つの注目は、MACDヒストグラムだ。株価は上げていたが、これは既に下げ始め、天井形成の可能性が示唆されていた。
金利は引き上げられたが、そろそろ利上げも終わりに近い可能性が強くなり、ドルは売られた。下はドル/円の5分足だが、サポートラインからのブレイクダウンが観察できる。
下放れの後、いったん回復したが、サポートラインはレジスタンスレベルに変わっている。そこが、二度目の売り場に使われたわけだ。
買収の可能性が大きく報道され、バーリングトン・リソーシズは大きな窓を開けて強いスタートを切った。しかし、寄り付いたところは10月の高値だ。さっそく売り物が殺到した。以前の高値は利食いのタイミングに使われやすいだけに、注意が必要だ。
買われたセクター
1、ディスクドライブ
2、コンピュータ・ハードウェア
3、オイルサービス
4、メキシコ株
5、ヘルスケア
売られたセクター
1、製薬会社
2、保険
3、住宅建設
4、銀行
インテルが発表した第4四半期の収益見通しは、104億ドルから106億ドルという、期待された数値以下だった。いきなりの下げで開始したが、株価は直ぐに反発を見せた。
下は日足チャートだが、インテルが反発ラリーを開始した場所は、ちょうど200日移動平均線が走る位置だ。この移動平均線は、長期トレンドを確かめるために広く使われ、日足には入れておきたい一本だ。
収益上方修正のあったテキサス・インスツルメンツだが、結局レジスタンスを破ることはできなかった。それだけではなく、弱気な包み線も形成された。出来高も通常以上だから売り圧力が強い。ここは持ち株を処分して、一時撤退だ。
下は韓国で独禁法違反を言い渡された、マイクロソフトの日足だ。この判決は株価に影響を及ぼさなかったが、最近の値動きを見てみよう。
高値2は高値1を上回ることができず、チャートが少し右下がりになり始めている。現在、11月25日の安値3がテストされているが、ここを割ると下げ基調入りが確認されるだけに、マイクロソフトは重要な局面に接しているわけだ。
買われたセクター
1、日本株
2、メキシコ株
3、半導体
売られたセクター
1、製薬会社
2、金鉱株
3、銀行
4、バイオテクノロジー
主な国債利回り
2年物 4.42%
5年物 4.44%
10年物 4.51%
下はアマゾン・ドット・コムの日足チャートだ。やや右上がりの抵抗線にぶつかり、伸び悩んでいる様子が観察できる。もう一つ注目したいのは、最近目立ち始めた上ヒゲだ。高値近辺で、こんなヒゲが連続する時は要注意だ。
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