ホール・フーズ・マーケット(WFMI)が、S&P500指数を構成する一員に選ばれた。突然のニュースに、慌てふためいたのが売り手たちだ。
12月19日、以前の高値抜きに失敗してWFMIは弱気な尻尾ができた。MACDもその前日に売りシグナルだから、空売った人がいたのは間違いない。
しかし、今日のニュースは強烈だった。内輪の情報でもない限り、昨日買い戻せた可能性はほぼゼロだ。もちろん、忍耐強くこの株を持ち続けた人には、嬉しい年末ボーナスになったことだろう。
ホール・フーズ・マーケット(WFMI)が、S&P500指数を構成する一員に選ばれた。突然のニュースに、慌てふためいたのが売り手たちだ。
12月19日、以前の高値抜きに失敗してWFMIは弱気な尻尾ができた。MACDもその前日に売りシグナルだから、空売った人がいたのは間違いない。
しかし、今日のニュースは強烈だった。内輪の情報でもない限り、昨日買い戻せた可能性はほぼゼロだ。もちろん、忍耐強くこの株を持ち続けた人には、嬉しい年末ボーナスになったことだろう。
アマゾン・ドット・コムのクリスマスシーズン売上は、記録的なものであったことが報道された。好材料だから買い、と思ってしまうが、下のチャート(5分足)で分かるようにアマゾンは窓を開けての下げで寄り付いた。もちろん、マスコミは後講釈だから、好材料は既に織り込まれていた、と弱い寄付きを説明する。先入観の排除、投資に欠かせない重要なルールの一つだ。
下げが続いていたマイクロソフトだが、ほぼ半値戻しレベルに来ている。ストキャスティクスも上向き始め、そろそろ反発がありそうだ。短期的には、20日移動平均線が狙いになる。
買われたセクター
1、ディスク・ドライブ
2、製薬会社
3、航空会社
4、景気循環株
売られたセクター
1、コンピューター・テクノロジー
2、オイル
3、テレコミュニケーション
4、半導体
5、住宅
下はドル/円の日足チャートだが、三つの壁がドル反発を止めた様子が分かる。
先ず短期トレンドを見る9日移動平均線、そして中期トレンドの50日移動平均線で二つ。もう一つは、最近の高値と安値で計ると、ドルは38.2%の値戻しレベルに迫っていたわけだ。
IBMに買い推奨が、面白い位置で出された。赤い線は200日移動平均線だが、これは長期トレンドを見る線として、多くの投資者が利用している。この移動平均線付近で買ってやろう、と思っていた人は多いはずだから、買い推奨はうまいタイミングだ。しかし、問題は上に控えるギャップ(窓)が壁になる可能性がある。
株価がかなり割安になったことを理由に、ニーダム証券はジェネシス・マイクロチップに買い推奨を出した。目標株価は24ドルだという。
下げ止まりを示唆する同時線だから、たしかに一時的な反発ラリーがあるかもしれない。しかし、上のギャップ(窓)を突破するのは難しいだろうから、短期的にはこの窓の底部を狙った買いになる。
二日前の同時で買った人もいるが、反転は来なかった。今回もそうなる可能性があるから、明日、今日の高値を抜いた時点で買う方法もある。
下のチャートで分かるように、ダウ指数はレジスタンスレベルに迫っている。上放れに失敗して、Aの安値を割るようなら二番天井が出来上がる。今年の相場もあと2週間。新高値を記録できるだろうか?
買われたセクター
1、ディスク・ドライブ
2、インターネット・コマース
3、航空会社
4、製薬会社
5、メキシコ株
売られたセクター
1、保険
2、ケミカル
3、オイル
4、バイオテクノロジー
下は小売セクター指数の日足だ。クリスマスセールの真っ最中なのだが、中々横ばいから抜け出すことができない。どんなニュースが必要だろうか。ブレイクアウトなら、何と言っても続々とショッピングセンターに出かける消費者たちの映像が欲しい。
本マガジンは客観的情報の提供を目的としており、投資等の勧誘または推奨を目的としたものではありません。各種情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いかねます。
発行:株式会社ブレイクスキャン 監修:株式会社デイトレードネット