土曜に発売された人気株新聞バロンズに、インターアクティブコープ(IACI)の好記事が載った。割安だから、大きな成長が見込める、ということだが、さっそく日足チャートを見てみよう。
ほとんど平な50日移動平均線(青)で分かるように、最近の動きからは確かなトレンドを読み取ることはできない。どちらへ行ってもおかしくない形だから、買いはギャップゾーン(赤)を突破してからだ。
土曜に発売された人気株新聞バロンズに、インターアクティブコープ(IACI)の好記事が載った。割安だから、大きな成長が見込める、ということだが、さっそく日足チャートを見てみよう。
ほとんど平な50日移動平均線(青)で分かるように、最近の動きからは確かなトレンドを読み取ることはできない。どちらへ行ってもおかしくない形だから、買いはギャップゾーン(赤)を突破してからだ。
昨日も触れたインテルだが、今朝フリードマン・ビリングズ社がマーケットパフォームに格下げした。ここから更に下げるのだろうか?まだ引けまで時間があるが、いまのところ売り手の姿は見えない。昨日はMACDで説明したが、今度はRSI(レラティブストレンクス)を使ってみよう。これもディバージェンスだ。株価は下げているが、RSIは逆に上昇している。まだ積極的に買えないが、インテルは底を形成している可能性がある。
下は半導体セクターを代表する、インテルとアドバンスト・マイクロ・デバイシーズ(AMD)の日足だ。全く冴えないインテルだが、ひょっとしたら、この辺りが底になるかもしれない。株価は下げているが、逆にMACDは上昇するディバージェンスが起きている。
AMDは高値圏で横ばいしている。ブレイクアウトが狙えるパターンだ。
下はフォードモーターの日足チャートだが、三角形が形成されている。三角形に人気があるのは、目標株価が計算できるからだ。三角形の一番高いところは8ドル96セント、そして一番安いところは7ドル64セントだから、引き算をすると1ドル32セントになる。だから、もしブレイクアウトなら、ブレイクアウト株価に1ドル32セントを足した数値が目標株価だ。
まだマーケット終了までしばらくあるが、電話会社ベルサウスの日足チャートに、失速を示す流れ星ができている。ほとんど実体が無く、上ヒゲだけが目立つ、売り手優勢のパターンだ。これを見て空売りを試す人もいるが、分かりやすい形だけに、利食いのタイミングを計るのに役立つローソク足だ。
ポテトに使用されている材料が問題になっているマクドナルドだが、下は日足チャートだ。上昇するトレンドラインがテストされているだけでなく、強気なブルフラッグもできている。ブレイクアウトを狙えるパターンだが、はたしてニュース(下記)は、どの程度影響するだろうか。火曜の取引が注目される。
21日: 経済先行指数 (予想 +0.5%)
21日: 連邦公開市場委員会議事録
22日: 消費者物価指数 (予想 +0.5%)
24日: 耐久財受注 (予想 -0.3%)
火曜(21日)のマーケット開始前には、大手小売ウォルマートが決算を発表する。下は小売セクター指数の日足だが、レジスタンスレベルにぶつかり、苦しい展開だ。
下は収益見通しが下方修正され、ギャップダウンで開始となった、デルの5分足チャートだ。ディバージェンスと呼ばれる、値動きと指標の不一致が見られる。株価は下がっているのだが、MACDのヒストグラムは上昇している。こんな時は底が近いから、積極的な空売りに対する警報だ。
先月の住宅着工戸数は14.5%増の、予想を超える好結果だった。下は住宅建築銘柄のKBホームだが、このニュースで買い手が集まることはなかった。下向きの矢印で分かるように、これだけハッキリしたダウントレンドだと、さすがに買う気が無くなってしまう。住宅市場冷えこみニュースが頻繁なだけに、なかなか投資心理は変わりそうもないようだ。
下は日本株を専門に扱う、ジャパン・エクイティー・ファンドの週足だ。現在38.2%の値戻しレベルが試され、ストキャスティックも、売られ過ぎゾーンにそろそろ入る。まだ完全に売られ過ぎではないから、半値戻しの7ドル92セント辺りがテストされる可能性もある。そろそろ反発がありそうだ。
本マガジンは客観的情報の提供を目的としており、投資等の勧誘または推奨を目的としたものではありません。各種情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。これらの情報によって生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いかねます。
発行:株式会社ブレイクスキャン 監修:株式会社デイトレードネット