まだ終了まで時間があるが、明日に雇用統計を控えて、マーケットはパッとしない。下はナスダック100指数の日足だが、サポートレベルが迫っている。上値が切り下がっているから、ブレイクダウンを心配する(期待する?)トレーダーが多い。もし下放れなら、一気に200日移動平均線(赤)がテストされそうだ。
まだ終了まで時間があるが、明日に雇用統計を控えて、マーケットはパッとしない。下はナスダック100指数の日足だが、サポートレベルが迫っている。上値が切り下がっているから、ブレイクダウンを心配する(期待する?)トレーダーが多い。もし下放れなら、一気に200日移動平均線(赤)がテストされそうだ。
金(ゴールド)はインフレ対策投資と言われる。インフレにおびえるニューヨーク株式市場だが、下のゴールド指数を見てみよう。
1月の終わりまでは好調だったが、完全に上げ基調が崩れている。最近は方向性の無い動きだったが、横ばいゾーンからもブレイクダウンだ。これでは、インフレ対策どころか、口座に悪影響だ。
800万株が市場に放出される。そんなニュースで、レッグメーソン(証券会社)は売られた。しかし、下のチャートを見ると、サポートゾーンで下げ渋っている。試し買いをしたくなるが、この株は買えない。理由は、窓(ギャップ)がレジスタンスになる可能性があるからだ。窓は空売りにも利用されるから注意しよう。
下はダウ指数の日足だが、中期トレンドを見る50日移動平均線(青)に接近している。この移動平均線は、多くのファンドマネージャーも利用しているだけに、明日からの動きに注目だ。
先週買われた低位株
1、TITAN PHARMACEUTICALS (TTP)
2、FINISAR CORPORATION (FNSR)
3、PRIVATE MEDIA GROUP (PRVT)
4、STRATOS INTERNATIONAL (STLW)
5、NETOPIA, INC (NTPA)
下は1番のTTPだが、凄まじい上げ方だ。
三つの証券会社から格下げされ、ノベル社は大きく下げた。日足チャートを見ると、警報が既に発せられていたことが分かる。RSIに注目してほしい。1番目と2番目の天井は同じ高さだが、RSIは逆に下げた。昨日は、はらみ線だったから、いったん退却することも可能だった。
低迷するインターネットオークションサイトのイーベイだが、回復の兆しが見える。先ず、下降するトレンドラインを突破し、二番底が形成されているようだ。一般的な試し買いのポイントは、前日の高値抜きになる。目標は抵抗線がある42ドル近辺だ。
昨日急落したグーグルに、さっそくベアスターンズは目標株価の550ドルに変更がないことを強調し、アウトパフォームの格付けを再発表した。積極的な買い手を集めるほどの効果は無かったが、下のチャートを見ると、一つのことが確認できる。
赤は長期トレンドを示す200日移動平均線だが、明らかにサポートラインになったようだ。株の入門書には、200日移動平均線の下にある株は買ってはいけない、と教えているから重要な平均線だ。それに多数のアナリストもグーグルには強気論を発表しているから、証券会社の買い支えもあったことだろう。そんなわけで、200日移動平均線は、ぜひ入れておきたい一線だ。
グーグルが急落した。下は5分足だが、膨大な出来高を伴ってブレイクダウンになった。正にトレーダーは、グーグルの大幅安を認めたわけだが、素早い損切りの重要性を教えてくれるチャートだ。
シティグループからの格下げで、ラムリサーチがギャップダウンで開始になった。しかし、下の日足で分かるように、1月に作ったギャップの上辺に支えられている。まだ積極的には買えないが、ポイントは今日作ったギャップ抜きだ。
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