ラスベガスのホテル、MGMが格上げされ好調なスタートを切った。下は日足だが、右上がりのチャンネル内で推移しているのがよく分かる。特に上辺は利食いの目安になるから、チャンネルを利用する投資者は多い。赤い線がちょうど真ん中に入っているが、これで株の深追いを防ぐことができる。株が上がっている時は、どうしても買いたくなるが、株価が既に中央の線より上なら出せる利益も少なくなる。
ラスベガスのホテル、MGMが格上げされ好調なスタートを切った。下は日足だが、右上がりのチャンネル内で推移しているのがよく分かる。特に上辺は利食いの目安になるから、チャンネルを利用する投資者は多い。赤い線がちょうど真ん中に入っているが、これで株の深追いを防ぐことができる。株が上がっている時は、どうしても買いたくなるが、株価が既に中央の線より上なら出せる利益も少なくなる。
中国市場拡大ニュースで、大手小売ウォルマート(WMT)は窓を開けて好調なスタートを切った。一気に200日移動平均線(青)、それに横ばいゾーンも突破だから、投資者たちのレーダーにキャッチされることは間違いない。明日からの動きが楽しみだ。
ファンドマネージャーの、マーク・ブシェー氏は、投資者たちに10年物国債利回りを監視することを勧める。下は日足チャートだが、金曜、10年物利回りは4.674%で終了した。もしこの利率が5%に達したら、株に大きな悪影響になる、とブシェー氏は言う。
第4四半期の収益が72%減になったダウ銘柄、アメリカン・インターナショナル・グループは大きく売られた。昨日のローソク足は高値圏にポツンと取り残され、正に宵の明星だ。しかし、この銘柄は火曜にメリルリンチのトップリストに入ったばかりだから、さすがに今日の下げは痛い。
大手証券会社ベア・スターンズは、好決算の発表で窓を開けての強いスタートを切った。しかし、下のチャートで分かるように、寄付いた場所はレジスタンスゾーンだ。さっそく売られたのだが、それにしてもよく下げる。おかしいな、と思っていたら、決算ニュースの後に、こんな報道がされていた。
Bear Stearns will pay $250 million to settle charges of illegal mutual fund trading, the Securities and Exchange Commission and New York Stock Exchange said Thursday.
不法ミューチュアルファンド取引で、ベア・スターンズは2億5000万ドルの罰金を払うことに合意した。これで、好決算ニュースが中和されてしまったわけだ。
全く嫌なマーケットだ、とぼやくトレーダーが多い。理由は下のチャート(ナスダック100指数)で分かるように、マーケットが横ばい状態のためだ。入れてある指標はADX(Average Directional Index)だが、これはトレンドの強さを計るのに役立つ。
現在のように横ばい状態では、ADXは25以下になり、上げ/下げ基調がしっかりしている時は25以上になる。アドバイザーのデイブ・ランドリー氏は、素早く利益を出すためには、ADXが25以上、できれば30以上の銘柄だけに絞ることが重要だと言う。
下はビリニ・アソシエーツから発表された、グーグルのチャートだ。青い線はグーグルの株価推移を表し、赤い線はアナリストが出したグーグルの平均目標株価だ。見てのとおり、実際のグーグル株価は下落が始まっているが、アナリストは全く目標株価を下方修正する気配が無い。目標株価と現在の株価は、かなり離れてしまっているが、相変わらずグーグルのファンダメンタルズに変化は無いのだろうか?
キャピタル・ワン(銀行)は、ノース・フォーク・バンコープを146億ドルで買収することを発表した。金のかかる話だから、下の日足チャートで分かるように、キャピタル・ワンは大きく売られた。それにしても、金曜の日足は迷惑だ。大陽線の新高値引けだから、多くの投資者は続伸を期待していたことだろう。まったく運が悪いとしか言いようがない。
下はナスダック指数の日足チャートだ。相変わらず横ばいだが、この横ばいゾーンの上部に達するためには、二つの障害物を乗り越える必要がある。一つは50日移動平均線(青)、そしてもう一つはギャップゾーン(赤)だ。半導体セクターにエンジンがかかれば、これら二つを簡単に突破できるのだが、、、
とうとうグーグルが、長期トレンドを見る200日移動平均線を割った。出来高も昨日を上回り、売り圧力が増大している。さて、どの辺まで下げるだろうか。こんな時に利用されるのが、フィボナッチを基本にしたツールだ。既に38.2%レベルは崩れているから、次は61.8%レベルの315ドル辺りがテストされる可能性がある。
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